JPH02272152A - 防水構造とその施工法 - Google Patents
防水構造とその施工法Info
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- JPH02272152A JPH02272152A JP9064089A JP9064089A JPH02272152A JP H02272152 A JPH02272152 A JP H02272152A JP 9064089 A JP9064089 A JP 9064089A JP 9064089 A JP9064089 A JP 9064089A JP H02272152 A JPH02272152 A JP H02272152A
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はコンクリートの防水工事に関する。
（従来の技術）
コンクリート構造物の玄関、ガレージ、便所。
洗面所、湯殿２洗濯室など、あるいは厨房、浴室および
屋上、陸屋根または屋上の出入口、壁と防水層の取り合
い部分などはコンクリート躯体表面に均しモルタルを塗
布し、その上にアスファルト防水層を敷設し、更にこの
アスファルト防水層の表面に養生モルタルを塗ってさら
にその上に豆砂利コンクリート押え或いは押え軽量コン
クリ−１・等を打ち込んでいた。
屋上、陸屋根または屋上の出入口、壁と防水層の取り合
い部分などはコンクリート躯体表面に均しモルタルを塗
布し、その上にアスファルト防水層を敷設し、更にこの
アスファルト防水層の表面に養生モルタルを塗ってさら
にその上に豆砂利コンクリート押え或いは押え軽量コン
クリ−１・等を打ち込んでいた。
（発明が解決しようとする課題）
しかし、アスファルト自体にもかなりの接着力があるの
ではあるが、念を入れてプライマーや接着剤をコンクリ
ート躯体の防水を必要とする表面に塗布してからアスフ
ァルトを敷設しているにもかかわらず、アスファルト防
水層を敷設する下地コンクリートか充分に乾燥していな
い場合にはプライマーや接着剤の付着か悪く、防水層に
膨れや剥離を生じ、漏水の原因になっていた。
ではあるが、念を入れてプライマーや接着剤をコンクリ
ート躯体の防水を必要とする表面に塗布してからアスフ
ァルトを敷設しているにもかかわらず、アスファルト防
水層を敷設する下地コンクリートか充分に乾燥していな
い場合にはプライマーや接着剤の付着か悪く、防水層に
膨れや剥離を生じ、漏水の原因になっていた。
また、立ち上がりや天井面への防水層の施工は非常に困
難であった。
難であった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その
目的は防水を必要とするコンクリート躯体表面に確実、
な防水層を固定形成できるようにした防水構造とその施
工法を提供するにある。
目的は防水を必要とするコンクリート躯体表面に確実、
な防水層を固定形成できるようにした防水構造とその施
工法を提供するにある。
（課題を解決するための手段）
上記目的を達成するために本発明の防水構造はコンクリ
ートの表面にコンクリートの表面に敷設した防水膜と、
粘着性ある防水剤を挟んで該防水膜を押えるように該コ
ンクリートに打ち込んだ釘。
ートの表面にコンクリートの表面に敷設した防水膜と、
粘着性ある防水剤を挟んで該防水膜を押えるように該コ
ンクリートに打ち込んだ釘。
鋲等とから成るのである。その施工法としては防水工事
を必要とするコンクリート表面にアスファルト、クロロ
プレンゴム等の防水膜を敷設形成した後、その上から予
め接着・粘着性あるいは水膨脹性を有する定型もしくは
不定型止水パツキン材に通しておいた釘、鋲等を打ち込
み、浮き上がりを防ぎ易い任意位置を強制的に固定する
のである。
を必要とするコンクリート表面にアスファルト、クロロ
プレンゴム等の防水膜を敷設形成した後、その上から予
め接着・粘着性あるいは水膨脹性を有する定型もしくは
不定型止水パツキン材に通しておいた釘、鋲等を打ち込
み、浮き上がりを防ぎ易い任意位置を強制的に固定する
のである。
（作 用）
下地コンクリートの表面に敷設した防水膜を押えるよう
に釘或いは鋲をこの下地コンクリートに打ち込んだ時、
釘や鋲の頭の部分と先に敷設した防水膜との間に粘着性
ある防水材が挟まれ、この釘や鋲の頭が防水材に食い込
むように密接に圧着して釘や鋲の頭の部分と防水膜との
間の隙間を埋めるようにして粘着性ある防水剤が釘や鋲
と防水膜との間を止水シールするようになる。これによ
り防水膜はコンクリート表面に強制的に押えられる。
に釘或いは鋲をこの下地コンクリートに打ち込んだ時、
釘や鋲の頭の部分と先に敷設した防水膜との間に粘着性
ある防水材が挟まれ、この釘や鋲の頭が防水材に食い込
むように密接に圧着して釘や鋲の頭の部分と防水膜との
間の隙間を埋めるようにして粘着性ある防水剤が釘や鋲
と防水膜との間を止水シールするようになる。これによ
り防水膜はコンクリート表面に強制的に押えられる。
防水膜がアスファルトやクロロプレンゴム等の場合には
特にこれを強制的に止める釘や鋲が予め通しておいたゴ
ム板および或いは接着剤などとともに上記これらのアス
ファルトやクロロプレンゴムの中に釘や鋲を打ち込む時
の打撃圧によって食い込み充分な止水作用が得られ、ま
たアスファルトやクロロプレンゴム自体の持つ接着力と
相俟って防水工事を必要とするコンクリート表面に強制
的に防水膜を固定している。この釘や鋲と防水膜とが圧
接する固定部分は粘着性ある防水剤、すなわち柔らかめ
のゴム板や接着剤などが防水膜と一体化しなから釘頭や
鋲の頭頂部との間に介在しているので強制的な固定作用
による防水膜への傷は発生しない。
特にこれを強制的に止める釘や鋲が予め通しておいたゴ
ム板および或いは接着剤などとともに上記これらのアス
ファルトやクロロプレンゴムの中に釘や鋲を打ち込む時
の打撃圧によって食い込み充分な止水作用が得られ、ま
たアスファルトやクロロプレンゴム自体の持つ接着力と
相俟って防水工事を必要とするコンクリート表面に強制
的に防水膜を固定している。この釘や鋲と防水膜とが圧
接する固定部分は粘着性ある防水剤、すなわち柔らかめ
のゴム板や接着剤などが防水膜と一体化しなから釘頭や
鋲の頭頂部との間に介在しているので強制的な固定作用
による防水膜への傷は発生しない。
（実 施 例）
以下本発明の好適な実施例について図面を参照にして詳
細に説明する。
細に説明する。
第１図、第２図に防水構造とその施工手順を示す。図に
示す如く下地コンクリート１の表面にアスファルト防水
膜２を敷設し、一方クロロプレンゴム又はネオプレンな
どを円形に加工した粘着層３にコンクリート釘４を通し
ておき、これを防水膜２の上からエアーガンを用いて打
ち込んでいる。
示す如く下地コンクリート１の表面にアスファルト防水
膜２を敷設し、一方クロロプレンゴム又はネオプレンな
どを円形に加工した粘着層３にコンクリート釘４を通し
ておき、これを防水膜２の上からエアーガンを用いて打
ち込んでいる。
その際、コンクリート釘４の釘頭にセットしてあった粘
着層３が打撃圧により防水膜２に圧接され一体化し、コ
ンクリート釘４の貫通孔が止水シールされ連続防水層が
形成される。
着層３が打撃圧により防水膜２に圧接され一体化し、コ
ンクリート釘４の貫通孔が止水シールされ連続防水層が
形成される。
例えば粘着層３としては、商品名「アゾカウルトラシー
ル」、「サンロイドＤＮシール」などがある。
ル」、「サンロイドＤＮシール」などがある。
このように粘着層３を通したコンクリート釘４を予め多
数準備しておき、これを防水膜２の適宜な箇所に間欠的
に下地コンクリート１へ強固に打ち込んで防水膜２の浮
上がりを防ぐように固定している。
数準備しておき、これを防水膜２の適宜な箇所に間欠的
に下地コンクリート１へ強固に打ち込んで防水膜２の浮
上がりを防ぐように固定している。
（効 果）
以上詳細に説明したように本発明に係る防水構造とその
施二［−法によれば、粘着性ある防水剤を釘や鋲の頭の
部分と防水膜との間に介在させるようにして防水膜を押
えているので、上記粘着層が防水膜表面に圧着されるよ
うな状態で止水シールを形成し、防水膜を痛めることな
く下地コンクリートなどの防水工事を必要とするコンク
リート表面に固定することができる。従って下地が湿ａ
男状態でも防水層の施工が可能になる効果がある。また
極めて簡便に防水層を下地に固着することが可能であり
、熟練工が不要となるばかりでなく、防水施工の省力化
が図れる効果がある。
施二［−法によれば、粘着性ある防水剤を釘や鋲の頭の
部分と防水膜との間に介在させるようにして防水膜を押
えているので、上記粘着層が防水膜表面に圧着されるよ
うな状態で止水シールを形成し、防水膜を痛めることな
く下地コンクリートなどの防水工事を必要とするコンク
リート表面に固定することができる。従って下地が湿ａ
男状態でも防水層の施工が可能になる効果がある。また
極めて簡便に防水層を下地に固着することが可能であり
、熟練工が不要となるばかりでなく、防水施工の省力化
が図れる効果がある。
更に、このように本発明では釘や鋲によって下地コンク
リートに防水膜を強制的に固定できるので、立ち上がり
部分をはじめ蓄熱層の天井部分とか従来防水施工の極め
て困難だった部位にも容易に防水施工を行うことができ
る。また防水膜の要所要所を強制的に釘や鋲で固定して
いるので防水層全面接着工法と異なり、下地コンクリー
ト等の変形に対する追従性を有し、防水膜の浮上がりを
効果的に防止することができるのである。
リートに防水膜を強制的に固定できるので、立ち上がり
部分をはじめ蓄熱層の天井部分とか従来防水施工の極め
て困難だった部位にも容易に防水施工を行うことができ
る。また防水膜の要所要所を強制的に釘や鋲で固定して
いるので防水層全面接着工法と異なり、下地コンクリー
ト等の変形に対する追従性を有し、防水膜の浮上がりを
効果的に防止することができるのである。
図は何れも本発明の防水構造とその施工法を説明するた
めのものであって、第１図は下地コンクリート表面に防
水膜を敷設した状態を示す断面図、第２図は本発明に係
る施工法によって得られた防水構造を示す断面図である
。
めのものであって、第１図は下地コンクリート表面に防
水膜を敷設した状態を示す断面図、第２図は本発明に係
る施工法によって得られた防水構造を示す断面図である
。
Claims (2)
- （１）コンクリートの表面に敷設した防水膜と、粘着性
ある防水剤を挟んで該防水膜を押えるように該コンクリ
ートに打ち込んだ釘、鋲等とから成ることを特徴とする
防水構造。 - （２）防水工事を必要とするコンクリート表面にアスフ
ァルト、クロロプレンゴム等の防水膜を敷設形成した後
、その上から予め接着・粘着性あるいは水膨脹性を有す
る定型もしくは不定型止水パッキン材に通しておいた釘
、鋲等を打ち込み、浮き上がりを防ぎ易い任意位置を強
制的に固定することを特徴とする請求項１記載の防水構
造の施工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9064089A JPH02272152A (ja) | 1989-04-12 | 1989-04-12 | 防水構造とその施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9064089A JPH02272152A (ja) | 1989-04-12 | 1989-04-12 | 防水構造とその施工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02272152A true JPH02272152A (ja) | 1990-11-06 |
Family
ID=14004100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9064089A Pending JPH02272152A (ja) | 1989-04-12 | 1989-04-12 | 防水構造とその施工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02272152A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011047079A2 (en) * | 2009-10-14 | 2011-04-21 | Mathieson Thomas R | System and method for repairing and sealing portions of a roof structure, method and apparatus for manufacturing sealing elements |
| US9631383B1 (en) | 2015-12-10 | 2017-04-25 | Thomas R. Mathieson | Shingle patch for hail damage repair of asphalt shingles and an integral nail/disk structure for eliminating exposed roof nails |
| US10072418B2 (en) | 2015-12-10 | 2018-09-11 | Thomas R. Mathieson | Integral nail/disk structure for eliminating exposed roof nails |
| US10138919B2 (en) | 2015-12-10 | 2018-11-27 | Thomas R. Mathieson | Waterproof nail and screw with enlarged head and protective gasket |
| US10190316B2 (en) | 2015-12-10 | 2019-01-29 | Thomas R. Mathieson | One-piece and two-piece shingle repair patch |
| US11970859B2 (en) | 2015-12-10 | 2024-04-30 | Thomas R. Mathieson | One-piece shingle repair patch |
-
1989
- 1989-04-12 JP JP9064089A patent/JPH02272152A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011047079A2 (en) * | 2009-10-14 | 2011-04-21 | Mathieson Thomas R | System and method for repairing and sealing portions of a roof structure, method and apparatus for manufacturing sealing elements |
| WO2011047079A3 (en) * | 2009-10-14 | 2011-08-18 | Mathieson Thomas R | System and method for repairing and sealing portions of a roof structure, method and apparatus for manufacturing sealing elements |
| US9206835B2 (en) | 2009-10-14 | 2015-12-08 | Thomas R. Mathieson | System and method for repairing and sealing portions of a roof structure, method and apparatus for manufacturing sealing elements |
| US9631383B1 (en) | 2015-12-10 | 2017-04-25 | Thomas R. Mathieson | Shingle patch for hail damage repair of asphalt shingles and an integral nail/disk structure for eliminating exposed roof nails |
| US10072418B2 (en) | 2015-12-10 | 2018-09-11 | Thomas R. Mathieson | Integral nail/disk structure for eliminating exposed roof nails |
| US10138919B2 (en) | 2015-12-10 | 2018-11-27 | Thomas R. Mathieson | Waterproof nail and screw with enlarged head and protective gasket |
| US10190316B2 (en) | 2015-12-10 | 2019-01-29 | Thomas R. Mathieson | One-piece and two-piece shingle repair patch |
| US11970859B2 (en) | 2015-12-10 | 2024-04-30 | Thomas R. Mathieson | One-piece shingle repair patch |
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