JPH0227209B2 - Sekisobutsunokosokuatsushukuhosohohooyobisonosochi - Google Patents

Sekisobutsunokosokuatsushukuhosohohooyobisonosochi

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JPH0227209B2
JPH0227209B2 JP10108082A JP10108082A JPH0227209B2 JP H0227209 B2 JPH0227209 B2 JP H0227209B2 JP 10108082 A JP10108082 A JP 10108082A JP 10108082 A JP10108082 A JP 10108082A JP H0227209 B2 JPH0227209 B2 JP H0227209B2
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laminate
compression
sealer
sensor
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Minoru Aoki
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Nichiro Kogyo Co Ltd
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Nichiro Kogyo Co Ltd
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  • Basic Packing Technique (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、新聞などの折帖印刷物の積層物、ま
たはこれに類似の積層物を圧縮してこれをフイル
ム包装するに当たつて、特にその高速高能力化を
図らんとする積層物の高速圧縮包装方法およびそ
の装置に関するものである。
「従来の技術」 新聞などの折帖印刷物は大別して2つ折のもの
と、4つ折の2種類あり、これを積層した形状
は、前者はやや安定しているが、後者は、第2図
のSで示されるように、相当不安定であつて崩れ
易く、特にフイルムで被覆しつつ前進させる際、
その前端の上部が折れ曲がり易く、これが不良包
装の原因となるし、また第1圧縮装置と第2圧縮
装置およびシーラーとは、その都度、単に上昇と
下降をなすだけであつて、特にその上昇は一定の
高さまで、繰り返しなされるだけである。
「発明の解決しようとする問題点」 従来の装置では、前述のように、積層物の高さ
に関係がなく、第1圧縮装置、第2圧縮装置、シ
ーラーとも圧縮完了後は、常に、一定高さまで復
帰させている。すなわち次に包装される積層物の
高さに無関係に、その圧縮が終われば、元の一定
の高さまで戻つて、次の圧縮に備えている。した
がつて次の積層物が規定の寸法より低い時には、
それだけ無駄に上昇がなされていることになる。
これが包装作業の時間的の無駄につながること
は明らかである。特に、最近は、包装機に送り込
まれる積層物の高さが多様化し、以前は標準束の
みで可とされていたが、端数束とか標準を超える
上乗せ束の包装まで、要求されているのが実情で
ある。
したがつて、時間的の無駄が極めて大きくなり
つつある。
本発明はこのような時間的無駄を極力排除し、
全体の動作を最短時間として最高能力を発揮する
ことができるようにしたものである。
「問題点を解決するための手段」 本発明はこのような最悪の条件を有する積層物
の包装でも自動的に、しかも従来より高速になさ
んとするものであつて、第1圧縮装置と、第1圧
縮装置により圧縮された積層物の前進により、上
方および下方より進出させたフイルムをもつて積
層物を被覆し、積層物の後部において、上下フイ
ルムの各後端縁をシールする上下部シーラーと、
第2圧縮装置とを順次設け、そして第1圧縮装置
を、送り込まれる積層物の高さを予め検出してこ
れに適応した位置へ自動的に変位させ、この第1
圧縮装置で積層物を圧縮する時は、その下降とと
もに第2圧縮装置をその最適の待機位置へ追随し
て下降させ、また上部シーラーも同様にその最適
の待機位置へ追随して下降させ、第1圧縮装置、
第2圧縮装置および上部シーラーの三者が所定の
動作を済ませて復帰する時は、原点までこれを復
帰させず、それぞれ、次にくる積層物の高さに応
じた最適の位置へ最短距離で復帰追随させること
によつて全体の動作を最短時間として最高能力を
発揮することができるようにしたものである。
また、そのために、第1圧縮装置の動きを追跡
する追跡装置を設け、追跡装置は、第1圧縮装置
の動きにより回転する円板と、円板面に一定の角
度をもつて固着したC字状の二板の感応板と、こ
の二板の感応板に対応し、第2圧縮装置あるいは
上下部シーラーの動きと関連して回転する、円板
と同軸に設けた二個の旋回腕に固定したセンサー
よりなるものである。
さらにセンサーは第2圧縮装置などの上昇、下
降、停止時のオーバーランに相当する分の角度を
もつて、取り付けた2個のセンサーとなしたもの
である。
「作用」 積層物は第1圧縮装置で圧縮され、上下に張ら
れたフイルムにより、その前面と上面および下面
に渡つて被覆されて上下部シーラー間を通つて、
第2圧縮装置まで進むが、第1圧縮装置の下降と
ともに、第2圧縮装置および上部シーラーも最適
の待機位置に下降する。
これは、第2圧縮装置および上部シーラーの下
降による作動に無駄がないように速やかにこれを
行うためである。
そして、第2圧縮装置で、積層物を圧縮し、上
下部シーラーでフイルムの後端を溶着し切断を終
えれば、両装置を元の位置に復帰させるが、これ
は原点まで復帰させず、次に来る積層物の高さ
を、光電管により予め感知し、この高さに応じた
位置まで、最短距離で復帰させる。
すなわち、原点まで復帰させると、それだけ無
駄に両装置が作動することになり、その無駄によ
り、作業時間が無駄になるのを防止する。
そして、このために、第1圧縮装置の動きを追
跡する追跡装置を設ける。
この追跡装置の作動は、次のとおりである。
すなわち、第1圧縮装置が下降すると、これに
伴つて円板が回転する。この円板にはC字状の感
応板が固着されているが、円板と同軸に設けられ
た旋回腕に固定したセンサーが、前記C字状の感
応板に対面すると、両者がオンとなり、第2圧縮
装置は下降する。またシーラーも同様に下降す
る。
また、両者が、ともにオフとなれば、第2圧縮
装置と上部シーラーは上昇する。
この場合、第1圧縮装置は、次にくる積層物の
高さに応じた最適の位置まで復帰するので、これ
に追随する第2圧縮装置および上部シーラーも次
にくる積層物の高さに応じた最適の最短距離に復
帰する。
また前記第2圧縮装置および上部シーラーは、
追跡装置によつて、下降(上昇)して停止する
時、その慣性によるオーバーランがある。
そこでこのオーバーランの影響を全く無くすた
めに、センサーにオーバーランに相当する分の角
度をもたせて、オーバーランの影響を解消させた
ものである。
「実施例」 これを図示のものについて詳述する。
第1図はこの装置による包装の順序を順次記載
したものであつて、同図aのように、積層物Sは
第1圧縮装置3で圧縮され、次に同図bのように
積層物Sは第1圧縮装置3下面の押圧板4で押圧
された状態でこれと一緒に前進し上下フイルム
7,7′でその前面が包装され、同図cのように、
積層物Sの前端上面を押圧板4で押えつつその上
を上フイルム7で覆い、第1圧縮装置3は上昇を
始め、第2圧縮装置6は下降し始める。
次いで同図dのように、第1圧縮装置3は上昇
しつつその押圧板4は退避するとともに第2圧縮
装置6は下降して積層物Sを押える。次に同図e
のように積層物Sはさらに進み、同図fのように
上下部シーラー13,16によつて上下フイルム
7,7′は溶着され、この時第1圧縮装置3は次
の積層物S′に対して最適の高さに復帰する。次い
で図示はないが第2圧縮装置6は梱包完了した積
層物Sを送り出して第1圧縮装置3に追随して最
適位置に復帰する。
本発明方法はこのような操作を自動的にしかも
高速に行うために第2図に示す装置を用いる。
これを説明する。
51は光電管であつて待合せコンベヤー52上
に送られて来る積層物Sの前端がこれに到達した
時信号を発し、また万一、包装装置の受入体制が
不都合の場合は、一点鎖線で示す位置に積層物を
一旦停止せしめる。
53は、第1圧縮装置3とともに昇降する部材
3′に設けた支持棒54に固定した光電管である。
光電管53の取付位置は、第1圧縮装置3の押
圧板4の下面よりhだけ下方に位置せしめ、その
照射は機内に入つてくる積層物Sの上端に向けそ
の側面から斜めに照射せしめる。そして前記光電
管51が積層物Sの到着を発信すると同時に照射
し、オン、すなわち見えるであれば、オフ、すな
わち見えずになるまで、第1圧縮装置3とともに
上昇し、もしオフ(見えず)であれば、オン(見
える)になるまで下降する。
次に追跡装置Aについて説明する。
55は、第1圧縮装置3とともに昇降する部材
3′に螺着した接続子で、これにローラーチエー
ン56を取付け、同チエーン56はガイドスプロ
ケツト57を介しスプロケツト58に掛け、さら
にガイドスプロケツト57′を介して、下端に取
付けた錘59によつて下方に垂下する。
前記スプロケツト58に固定した減速スプロケ
ツト60とスプロケツト62(第4図をも参照)
には、テンシヨンスプロケツト57′を介してロ
ーラーチエーン61を掛け渡し、第1圧縮装置3
が下降(上昇)すると、ローラーチエーン56
は、スプロケツト58とともに減速スプロケツト
60を回動してローラーチエーン61を移行させ
スプロケツト62を回動せしめる。
65は第2圧縮装置6と昇降をともにする部材
6″に螺着した接続子で、これに取付けたローラ
ーチエーン66はガイドスプロケツト67を介し
てスプロケツト68に掛け、さらにガイドスプロ
ケツト67′を介して錘59′により下方に垂下す
る。
前記スプロケツト68に固定した減速スプロケ
ツト70とスプロケツト72(第4図をも参照)
にローラーチエーン71を掛け渡し、第2圧縮装
置6の昇降とともに、スプロケツト72が回動す
ることは、第1圧縮装置3の場合と同様である。
75は上部シーラー13とともに昇降する部材
13′に取付けた支腕で、これに螺着した接続子
75′にローラーチエーン76を取付け、同チエ
ーンはスプロケツト78に掛け、ガイドスプロケ
ツト77を介して先端に取付けた錘59″をもつ
て下方に垂下する。
スプロケツト78と同軸の減速スプロケツト8
0とスプロケツト82(第4図をも参照)にロー
ラーチエーン81を掛け渡し、上部シーラー13
の昇降によりスプロケツト82は回動する。
前記第1圧縮装置3の昇降とともに回動するス
プロケツト62、第2圧縮装置6と関連するスプ
ロケツト72、上部シーラー13と関連するスプ
ロケツト82は、第4図で示すように、フレーム
1に同軸心をもつて互いに回動可能に軸架され
る。
63はスプロケツト62の管軸、73はスプロ
ケツト72の管軸、83はスプロケツト82の軸
である。
第1圧縮装置3と関連する管軸63の他端には
円板64を、第2圧縮装置6と関連する管軸73
には旋回腕74を、上部シーラー13と関連する
軸83には、旋回腕84を取付ける。円板64は
非磁性であつてその面に磁性体をC字状に形成せ
る感応板86と同じく感応板87を取付ける。
前記旋回腕74の先端には(第3図と第4図参
照)センサー88,88′を取付けその作用面は
C字状に形成せる感応板86と微小間隔をもつて
これと対応する。旋回腕84にも同様センサー8
9,89′を取付け、これはC字状に形成せる感
応板87と対応する。感応板87は感応板86の
内方に同心的に位置せしめる。
第2図において、69は第1コンベヤー2の前
方位置に設けた光電管で積層物Sの前端がこれを
遮光した時同コンベヤー2の駆動を断つ。光電管
79は積層物Sの後端が通過した時タイマーを介
して第2コンベヤー5と第2圧縮装置6の駆動を
停止するものである。
18は積層物Sの姿勢を揃えるシヤツターであ
る。
センサー88,88′は、第1圧縮装置3が下
降し、その結果円板64が、第3図において右回
りに回動し、その感応板86上にこれが2個とも
対面して両者がオンになつた時は、第2圧縮装置
6に下降指令を出す。そしてその下降とともに旋
回腕74が右回りに回動し、一方のセンサー8
8′が感応板86より外れると、オフとなり、そ
の下降を停止せしめる。
また両センサー88,88′が両方ともオフで
あつた場合は、第2圧縮装置6に上昇指令を出
し、そしてその上昇とともに旋回腕74が左回り
に回動し、一方のセンサー88が感応板86と対
面して、これがオンになれば上昇を停止せしめ
る。
センサー89,89′と感応板87との関係も
これと同様であり、この場合は第1圧縮装置3の
昇降にしたがつて上部シーラー13を昇降追随せ
しめる。
各センサー88,88′および89,89′は本
来ならば各1個でよく、同センサー88,89が
感応版86,87上にきた時オンになれば第2圧
縮装置6と上部シーラー13に下降指令を出し、
またこれがオフの時は両者に上昇指令を出すよう
にすればよい。しかし第2圧縮装置6と上部シー
ラー13に下降(上昇)指令を出しその下降(上
昇)を停止させる時、両者には、その慣性による
オーバーランがある。このオーバーランは下降を
停止させる時のオーバーランと、上昇を止める時
のオーバーランに差があり、下降のオーバーラン
の方が大である。
そこで、第3図で示すように、垂直の基準線
COC′に対しセンサー88に対して角度E、セン
サー88′に対してはこれより大きい角度E′をも
つてこれを旋回腕74に取付ける。
両センサー88,88′によつて第2圧縮装置
6の下降を停止せしめる時はセンサー88′が感
応板86より離脱することによりなされるが、そ
のタイミングは基準線COC′に対して角度E′だけ
早く出され実際にこれが停止する時は基準線
COC′において停止することになる。すなわち角
度E′は下降時、角度Eは上昇時のオーバーランに
相当する角度である。
センサー89,89′もこれと全く同様であつ
て角度Gは上部シーラー13の上昇停止時のオー
バーラン分、角度G′は下降時のオーバーラン分
であつてG′>Gである。
次に感応板86の取付位置、すなわち同板86
の基準点Pと基準線COC′とのなす角K、および
感応板87の基準点Qと基準線COC′とのなす角
Jについて説明する。
第2図において、押圧板4′は上限におけるも
の、押圧板4″は標準高Hの積層物Sを受入れる
最適の位置のもの、押圧板4は積層物Sを圧縮し
た時の位置であり、第2圧縮装置6′はその上限
の位置のもの、第2圧縮装置6は、押圧板4が図
示の実線位置にある時の同装置の最短の待機位置
にあり押圧板4よりh1だけ高い位置である。なお
上部シーラー13も同様で押圧板4よりh2だけ高
い位置である。したがつて押圧板4がH1+H2
け下降しても第2圧縮装置6はH4だけ下降すれ
ばよい。
これを第3図について説明すると、押圧板4が
H1+H2だけ下降すると、さきに説明したとお
り、スプロケツト62(第4図)が回動し、円板
64は右回りに回動し、その感応板86上に、セ
ンサー88,88′の2個ともこれに対応してオ
ンとなり、第2圧縮装置6に下降指令を出してこ
れが下降を始める。
この下降により、スプロケツト72(第4図)
が回動し、旋回腕74も回動し、そのセンサー8
8,88′は感応板86の回動と同速でこれと一
緒に回動する。
しかし押圧板4は積層物Sの圧縮を終えてH1
+H2だけ下降すると停止し、したがつて円板6
4は回動を停止する。そしてなお第2圧縮装置6
は下降するので、一方のセンサー88′は感応板
86より外れ、ここで第2圧縮装置6は停止す
る。
すなわち押圧板4は第2圧縮装置6に下降指令
が出る迄はこれのみが下降する。その距離は
(H1+H2)−H4であり、これに相当する角度が角
Kである。
角Jは押圧板4と上部シーラー13との関係よ
り定めるものである。上部シーラー13の下降距
離はH5であり、この(H1+H2)−H5に相当する
角度が角Jとなつてこれらの関係は角Kの場合と
全く同様である。
9は上フイルム7の送り出しローラー、10は
下フイルム7′の送り出しローラーである。
今、積層物Sが待合せコンベヤー52上に移送
されてきて同コンベヤーの前方付近に設けた光電
管51がオンになつた時、第1圧縮装置3と上下
移行をともにする光電管53を積層物Sに照射
し、これがオン(見える)になる迄同装置3を下
降せしめて同装置の押圧板4の位置を積層物Sの
略ぼ上面と一致せしめ、続いて積層物Sの前進に
よりその前端が、第1コンベヤー2の前方付近に
設けた光電管69を遮光することにより第1コン
ベヤー2の駆動を断ち、第1圧縮装置3を下降せ
しめてその押圧板4で積層物Sを圧縮せしめる。
この時第1圧縮装置3の下降に伴つて、さきに
説明したように、円板64が右回りに回動し、そ
の感応板86に旋回腕74の両センサー88,8
8′が対面するまで同圧縮装置3のみが下降し、
続いて感応板86に両センサー88,88′が対
面することによつて両センサー88,88′がオ
ンとなりこれにより第2圧縮装置6を第1圧縮装
置3に追随して下降せしめる。
上部シーラー13はこれと同様にその感応板8
7上に両センサー89,89′が対面することに
よつて第1圧縮装置3に追随して下降する。
そして第1圧縮装置3がその圧縮が終つて停止
すると、一方のセンサー88′,89′がそれぞれ
オフとなつたところで第2圧縮装置6と上部シー
ラー13の追随は止まり停止する。
この停止の位置は第2圧縮装置6および上部シ
ーラー13がそれぞれの作動をなすための最短の
待機位置であつて、一方は押圧板4よりh1だけ高
く、他方はh2だけ高い位置である。
これが終ると第1コンベヤー2とフイルム7′,
7の送り出しローラー9,10が駆動される。
この時点で前記の追随回路は一旦、非追随回路
に切換えられ次の動作は全てタイマーによつて制
御作動する。
すなわち、押圧板4は積層物Sとともに距離L
だけ前進し、第1圧縮装置3は所定高さ上昇して
押圧板4が後退する。
第2圧縮装置6は下降して積層物Sを加圧前進
させる。〔第1圧縮装置3は所定高さ上昇した時
点より次の積層物S′の受入れ体制に入る。〕 次に積層物Sの後端が光電管79を通過した信
号を起点として予め設定したタイマーで制御され
て第2コンベヤー5と第2圧縮装置6のコンベヤ
ーの駆動を停止し、上下部シーラー13,16が
下降上昇してフイルム7,7′をヒートシールす
る。次いで第2コンベヤー5と第2圧縮装置6の
コンベヤーの駆動で積層物Sを出口に移送する。
第2圧縮装置6はここで再び追随回路に切換え
られる。上部シーラー13はヒートシールが終り
フイルム7より一旦上昇した所で追随回路に切換
えられる。
第1圧縮装置3は前記のように次の積層物S′の
受入れ体制に入つて、初めに記載したように光電
管53で積層物S′上面位置まで上昇し、また第2
圧縮装置6と上部シーラー13もこれに追随して
上昇する。そして再び最短の待機位置を占めるこ
とになる。
一方のセンサー88′,89′が各感応板86,
87よりオフとなつて停止していたが、この上昇
に当つては、第1圧縮装置3の上昇により円板6
4が左回りに回動して両センサー88,88′,
89,89′はともに感応板86,87より離脱
することになる。これが離脱することによつて両
センサーが第2圧縮装置6と上部シーラー13を
上昇せしめこれで追随が行われる。
第1圧縮装置3が上昇を始める時、次の積層物
S′の高さが低く光電管53がオフであれば積層物
S′はそのまま前進し、第1圧縮装置3の圧縮が並
行して行われる。
この時感応板87,86には各センサー89,
89′,88,88′は2個ともオンとなるので1
個がオフとなるまで追随する。
なおこの時次の積層物S′が来ない時は第1圧縮
装置3はその上昇限度まで上昇する。
本発明においては、以上のとおり、第1、第2
圧縮装置および上部シーラーは、スタート時点
は、最も高さの大なる積層物の包装をも可能とす
る位置を占めているが、積層物が連続して送り込
まれる時は、三者がスタートの原点に復帰するこ
となく、次に送り込まれる積層物の高さに応じた
最短の位置に復帰し、そして上部シーラーと第2
圧縮装置は第1圧縮装置に追随して最短の位置に
至り、その位置より圧縮、シール、送り出しの工
程を行うことができるので、その包装を高速化高
能力化することができる。
またこの装置を用いることにより第2圧縮装置
および上部シーラーの停止時におけるオーバーラ
ンをも吸収し得てその作動を円滑にかつ精確に行
うことができる。
本発明は実施例として記載した4つ折の積層物
のみならず2つ折の積層物などの場合にもこれを
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は圧縮包装装置の作動を順次記載したも
ので同図aは圧縮を終えたもの 同図bは積層物
が押圧板とともに前進したもの 同図cは第1圧
縮装置が上昇退避せんとするもの 同図dは退避
を完了したもの 同図eは第2圧縮装置で圧縮さ
れたもの 同図fはフイルムの溶着をなさんとす
るものが示されている。第2図は本装置の正面
図、第3図は本装置の要部の円板および旋回腕の
部分の正面図、第4図はその縦断側面図である。 1……フレーム、3……第1圧縮装置、6……
第2圧縮装置、13……上部シーラー、53……
光電管、64……円板、74,84……旋回腕、
86,87……感応板、88,88′,89,8
9′……センサー、S……積層物、S′……次位の
積層物、A……追跡装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1圧縮装置と、第1圧縮装置により圧縮さ
    れた積層物の前進により、上方および下方より進
    出させたフイルムをもつて積層物を被覆し、積層
    物の後部において、上下フイルムの各後端縁をシ
    ールする上下部シーラーと、第1圧縮装置により
    圧縮されかつ上フイルムで覆われた積層物をその
    上フイルムの上から圧縮する第2圧縮装置とを順
    次設け、そして第1圧縮装置に設けた光電管で同
    装置に送り込まれる積層物の高さを予め検出して
    その高さに適応した位置へ第1圧縮装置を自動的
    に変位させ、この第1圧縮装置で積層物を圧縮す
    る時は、その下降とともに第2圧縮装置を積層物
    を圧縮するのに最短の待機位置へ追跡装置のセン
    サーと感応板の対面により追随して下降させ、ま
    た上部シーラーも同様にその最短の待機位置へ追
    随して下降させ、かくして上下方向の位置に制御
    される第1圧縮装置、第2圧縮装置および上部シ
    ーラーの三者が所定の動作を済ませて復帰する時
    は、第1圧縮装置の動きを追跡する追跡装置の上
    記センサーと感応板とを離脱させることによりそ
    れら装置を原点まで復帰させず、それぞれ、次に
    来る積層物を圧縮するのに最短の位置へ復帰追随
    させる積層物の高速圧縮包装方法。 2 積層物の高さを検出するために一体的に光電
    管を設けた第1圧縮装置と、第1圧縮装置により
    圧縮された積層物の前進により、上方及び下方よ
    り進出させたフイルムをもつて積層物を被覆し、
    積層物の後部において上下フイルムの各後端縁を
    シールする上下部シーラーと、第1圧縮装置によ
    り圧縮されかつ上フイルムで覆われた積層物をそ
    の上フイルムの上から圧縮する第2圧縮装置とを
    順次設け、第1圧縮装置と上部シーラーおよび第
    2圧縮装置との間に第1圧縮装置の上昇下降によ
    り第2圧縮装置と上部シーラーとを上昇下降せし
    めるように第1圧縮装置の動きを追跡する追跡装
    置を設け、追跡装置は第1圧縮装置に取付けられ
    たローラーチエーンで駆動され回転しかつ、円板
    面に一定の角度をもつてC字状の二枚の感応板を
    固着した円板とこの二枚の感応板にそれぞれ対応
    し、かつ第2圧縮装置の動きと関連して回転する
    旋回腕及び、上下部シーラーの動きと関連して回
    転する他の旋回腕にそれぞれ固定したセンサーよ
    りなり、各センサーと円板面のC字状の各感応板
    とを対面あるいは離脱させることにより第2圧縮
    装置と上下部シーラーとを上昇下降せしめる積層
    物の高速圧縮包装装置。 3 積層物の高さを検出するために、一体的に光
    電管を設けた第1圧縮装置と第1圧縮装置により
    圧縮された積層物の前進により、上方及び下方よ
    り進出させたフイルムをもつて積層物を被覆し、
    積層物の後部において上下フイルムの各後端縁を
    シールする上下部シーラーと、第1圧縮装置によ
    り圧縮されかつ上フイルムで覆われた積層物をそ
    の上フイルムの上から圧縮する第2圧縮装置とを
    順次設け、第1圧縮装置と上部シーラーおよび第
    2圧縮装置の間に、第1圧縮装置の上昇下降によ
    り第2圧縮装置と上部シーラーとを上昇下降せし
    めるように、第1圧縮装置の動きを追跡する追跡
    装置を設け、追跡装置は第1圧縮装置に取付けら
    れたローラーチエーンで駆動され回転する円板、
    すなわち円板面にC字状の感応板を固着した円板
    と、この感応板に対応しかつ第2圧縮装置の動き
    と関連して回転する旋回腕及び、上下部シーラー
    の動きと関連して回転する他の旋回腕にそれぞれ
    固定したセンサーよりなり、各センサーと円板面
    のC字状の各感応板とを対面あるいは離脱させる
    ことにより第2圧縮装置と上下部シーラーとを上
    昇下降せしめ、そしてセンサーは第1圧縮装置、
    第2圧縮装置及び上部シーラーの上昇あるいは下
    降停止字のオーバーランに相当する分の角度をも
    つて各旋回腕にそれぞれ取付けた2個のセンサー
    となした積層物の高速圧縮包装装置。
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