JPH02271279A - レーザレーダ装置 - Google Patents
レーザレーダ装置Info
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- JPH02271279A JPH02271279A JP9378889A JP9378889A JPH02271279A JP H02271279 A JPH02271279 A JP H02271279A JP 9378889 A JP9378889 A JP 9378889A JP 9378889 A JP9378889 A JP 9378889A JP H02271279 A JPH02271279 A JP H02271279A
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Landscapes
- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野]
この発明は、目標とする遠方の物体に照射したレーザ光
の反射により物体の位置等を高精度に計測するレーザレ
ーダ装置に関するものである。
の反射により物体の位置等を高精度に計測するレーザレ
ーダ装置に関するものである。
[従来の技術]
第3図は1例えばレーザハンドブック(1973年、朝
会書店発行) p665に示された従来のレーザレーダ
装置を示す簡略構成図である。図中、1はパルスレーザ
光源、2は送信光学系、3は出射ビーム、4は目標、5
は目標4からの反射光、7は受信光学系、8は光電変換
を行うフォトダイオード(以下PDと記す)、9はPD
8の出力により目標5の位置を表示する表示器である。
会書店発行) p665に示された従来のレーザレーダ
装置を示す簡略構成図である。図中、1はパルスレーザ
光源、2は送信光学系、3は出射ビーム、4は目標、5
は目標4からの反射光、7は受信光学系、8は光電変換
を行うフォトダイオード(以下PDと記す)、9はPD
8の出力により目標5の位置を表示する表示器である。
次に動作について説明する。
パルスレーザ光源1から出射されたパルスレーザ光は、
送信光学系2を介して出射ビーム3となる。出射ビーム
3は目標4で反射され、目標4からの反射光5となって
受信光学系7を介してr’D8に入射する。PD8は光
電変換により入射光の強度に応じた電気信号を出力する
。従って、パルスレーザ光源1よりパルスレーザ光が出
射されてからの時間毎のPD8出力の大きさを表示器9
に表示すれば、目標4の位置を知ることができる。
送信光学系2を介して出射ビーム3となる。出射ビーム
3は目標4で反射され、目標4からの反射光5となって
受信光学系7を介してr’D8に入射する。PD8は光
電変換により入射光の強度に応じた電気信号を出力する
。従って、パルスレーザ光源1よりパルスレーザ光が出
射されてからの時間毎のPD8出力の大きさを表示器9
に表示すれば、目標4の位置を知ることができる。
上記のメカニズムはレーダの原理として良く知られた事
柄である。
柄である。
[発明が解決しようとする課題]
第4図は、従来のレーザレーダ装置において、1]標の
手前に半透明の大きな物体が存在する場合の状況を示す
図、第5図(al、 (blは第4図に示す状況におい
てレーザレーダ装置が受信する光電力及びPD小出力時
間変化を表す図である。第4図[11,1〜9は第3図
と同様なもの、10は雲などの半透明で大きな妨害物体
、11は妨害物体10からの反射光であり、第5図(a
lの12は目標4からの光エコー、133は妨害物体1
0からの光エコー、第5図(blの14は目標4に対応
したPD小出力15は妨害物体10に対応したI)D出
力である。
手前に半透明の大きな物体が存在する場合の状況を示す
図、第5図(al、 (blは第4図に示す状況におい
てレーザレーダ装置が受信する光電力及びPD小出力時
間変化を表す図である。第4図[11,1〜9は第3図
と同様なもの、10は雲などの半透明で大きな妨害物体
、11は妨害物体10からの反射光であり、第5図(a
lの12は目標4からの光エコー、133は妨害物体1
0からの光エコー、第5図(blの14は目標4に対応
したPD小出力15は妨害物体10に対応したI)D出
力である。
第4図に示すように、目標4の手前に妨害物体10が存
在すると、目標4へ到達する出射ビーム3のエネルギー
が減少し、11標4からの反射光5のエネルギーは更に
減少する。また、妨害物体10からの反射光11の方が
;」標4からの反射光5より光路長が短く、PD8へ入
射する光エコーとしては、第5図ta+に示すように、
妨害物体10からの光エコー13の方が目標4からの光
エコー12より先となる。ところで、PD等の光電変換
手段は一般に寄生容量等の原因により、強い光パルスが
入射した場合には出力に裾引き現象が生じることが知ら
れている。従って、」二連のように妨害物体10からの
大レベルの光エコー13の後に目標4からの小レベルの
光エコー12がP D 8に入射した場合のPD小出力
、第5図(blに示すように妨害物体10に対応したP
D出力15の裾部分に目標4に対応したPD出力14が
埋もれてしまい、目標4の位置の正確な測定が困難とな
る。
在すると、目標4へ到達する出射ビーム3のエネルギー
が減少し、11標4からの反射光5のエネルギーは更に
減少する。また、妨害物体10からの反射光11の方が
;」標4からの反射光5より光路長が短く、PD8へ入
射する光エコーとしては、第5図ta+に示すように、
妨害物体10からの光エコー13の方が目標4からの光
エコー12より先となる。ところで、PD等の光電変換
手段は一般に寄生容量等の原因により、強い光パルスが
入射した場合には出力に裾引き現象が生じることが知ら
れている。従って、」二連のように妨害物体10からの
大レベルの光エコー13の後に目標4からの小レベルの
光エコー12がP D 8に入射した場合のPD小出力
、第5図(blに示すように妨害物体10に対応したP
D出力15の裾部分に目標4に対応したPD出力14が
埋もれてしまい、目標4の位置の正確な測定が困難とな
る。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、目標の手1涌に大きな半透明妨害物体が存在
しても、目標の位置を正確にatIl定できるレーザレ
ーダ装置を1!)ることを目的とする。
たもので、目標の手1涌に大きな半透明妨害物体が存在
しても、目標の位置を正確にatIl定できるレーザレ
ーダ装置を1!)ることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この発明)こ係るレーザレーダ装置は、連続光を出射す
るレーザ光源と、このレーザ光源の出力光の一部をパル
ス状にして送信光学系に導く光パルス生成手段と、前記
レーザ光源の出力光のうち光パルス生成手段に入射しな
い出力成分を偏向するとともに周波数をシフトさせる光
変調偏向器と。
るレーザ光源と、このレーザ光源の出力光の一部をパル
ス状にして送信光学系に導く光パルス生成手段と、前記
レーザ光源の出力光のうち光パルス生成手段に入射しな
い出力成分を偏向するとともに周波数をシフトさせる光
変調偏向器と。
この光変調偏向器を目標からの光エコーに同期してパル
ス状に所定の周波数で駆動する駆動手段と、前記光変調
偏向器の変調偏向光を偏光面が互いに直行する2つの光
線に分離する偏光分離器と、この偏光分離器のそれぞれ
の出力光毎に設けらた2つの光電変換手段と、受信光学
系を介して受信した受信光を2分割しt OIL記偏光
分離器の各出力光に合波した後に前記各光電変換手段に
入射させる光学手段と、l′i?f記各光電変換手段の
出力を電力合成する電力合成回路と、この電力合成回路
の出力のうち前記光変調偏向器が駆動される周波数の近
傍の周波数成分のみを通過させる帯域通過フィルタとを
備えたものである。
ス状に所定の周波数で駆動する駆動手段と、前記光変調
偏向器の変調偏向光を偏光面が互いに直行する2つの光
線に分離する偏光分離器と、この偏光分離器のそれぞれ
の出力光毎に設けらた2つの光電変換手段と、受信光学
系を介して受信した受信光を2分割しt OIL記偏光
分離器の各出力光に合波した後に前記各光電変換手段に
入射させる光学手段と、l′i?f記各光電変換手段の
出力を電力合成する電力合成回路と、この電力合成回路
の出力のうち前記光変調偏向器が駆動される周波数の近
傍の周波数成分のみを通過させる帯域通過フィルタとを
備えたものである。
[作用コ
この発明にお(jるレーザレーダ装置は、目標からの光
エコーに同期して光変調偏向器を動作させて、元のレー
ザ光源とは僅かに周波数が異なったローカル光を目標か
らの光エコーに同期してパルス的に発生させ、このロー
カル光を用いて受信光をヘテロダイン検波するため、目
標からの光エコーのみを選択的に高感度に検出すること
ができる。
エコーに同期して光変調偏向器を動作させて、元のレー
ザ光源とは僅かに周波数が異なったローカル光を目標か
らの光エコーに同期してパルス的に発生させ、このロー
カル光を用いて受信光をヘテロダイン検波するため、目
標からの光エコーのみを選択的に高感度に検出すること
ができる。
[実施例]
以下、この発明の一実施例を図について説明する。なお
、前記従来例と同一符号は同−又は相当部分を示してお
り、その説明は省略する。
、前記従来例と同一符号は同−又は相当部分を示してお
り、その説明は省略する。
第1図は実施例の構成図であり、図において、16は連
続光を出射するCW (Contjnuous Wav
e;連続発振)レーザ光源、17はこのCWレーザ光源
16の出力光の一部をパルス的に増幅した後に送信光学
系2に導く光パルス増幅器(光パルス生成手段)、18
は上記CWレーザ光源16の出力光のうち光パルス増幅
器17に入射しない出力成分を音響光学効果により偏向
するとともに周波数をシフトさせるA O(Acous
tooptic ;音響光学)変調偏向器、19はこの
AO変調偏向器18を励振するための高周波電源、20
は高周波電源19からAO変調偏向器18への出力をオ
ン・オフするスイッチ回路、21はスイッチ回路20の
オン・オフを制御するゲート発生回路、22は前記AO
変調偏向器18の変調偏向光を偏光面が互いに直行する
2つの光線に分離する偏光分離器、23a、23bはこ
の偏光分離器22のそれぞれの出力光毎に設けられたp
inフォトダイオード等の高速PD(光電変換手段)、
24はこれら2つの高速PD23a、23bの出力を電
力合成する電力合成回路、25はこの電力合成回路24
の出力のうち前記高周波電源1−9の周波数近傍の周波
数成分のみを通過させ表示器9に供給するB P F
(Band Pa5s Filシer;帯域通過フィル
タ)。
続光を出射するCW (Contjnuous Wav
e;連続発振)レーザ光源、17はこのCWレーザ光源
16の出力光の一部をパルス的に増幅した後に送信光学
系2に導く光パルス増幅器(光パルス生成手段)、18
は上記CWレーザ光源16の出力光のうち光パルス増幅
器17に入射しない出力成分を音響光学効果により偏向
するとともに周波数をシフトさせるA O(Acous
tooptic ;音響光学)変調偏向器、19はこの
AO変調偏向器18を励振するための高周波電源、20
は高周波電源19からAO変調偏向器18への出力をオ
ン・オフするスイッチ回路、21はスイッチ回路20の
オン・オフを制御するゲート発生回路、22は前記AO
変調偏向器18の変調偏向光を偏光面が互いに直行する
2つの光線に分離する偏光分離器、23a、23bはこ
の偏光分離器22のそれぞれの出力光毎に設けられたp
inフォトダイオード等の高速PD(光電変換手段)、
24はこれら2つの高速PD23a、23bの出力を電
力合成する電力合成回路、25はこの電力合成回路24
の出力のうち前記高周波電源1−9の周波数近傍の周波
数成分のみを通過させ表示器9に供給するB P F
(Band Pa5s Filシer;帯域通過フィル
タ)。
27は無変調光、28は変調偏向光、30〜33はハー
フミラ−であり、前記高周波電源19.スイッチ回路2
0及びゲート発生回路21により本願のl原動手段34
が構成され、また、前記ハーフミラ−31〜33は本願
の光学手段を成している。なお、40は目標4からの反
射光5及び妨害物体10からの反射光11を含む受信光
である。
フミラ−であり、前記高周波電源19.スイッチ回路2
0及びゲート発生回路21により本願のl原動手段34
が構成され、また、前記ハーフミラ−31〜33は本願
の光学手段を成している。なお、40は目標4からの反
射光5及び妨害物体10からの反射光11を含む受信光
である。
次に動作について説明する。
CWレーザ光源16の出射光の一部は、ハーフミラ−3
0を透過し、光パルス増幅器17で増幅されてパルスレ
ーザ光となり、送信光学系2を介して目標4に向かう。
0を透過し、光パルス増幅器17で増幅されてパルスレ
ーザ光となり、送信光学系2を介して目標4に向かう。
一方、ハーフミラ−30で反射されたCWレーザ光源1
6の出射光はAO変調偏向器18に入射する。AO変調
偏向器18は、スイッチ回路20がオン状態のときに高
周波電源19の電気信号を受けて慄動され、入射光を偏
光分離器22の方向に偏向するとともに、偏向された光
の周波数を入射光の周波数に対して高周波電源19の周
波数だけシフトさせる。ΔO変調偏向器18のL記動作
は音響光学効果を用いた変調及び偏向として当該分野の
専門家にとっては公知の事実である。なお、スイッチ回
路20がオフ状態のときのAO変調偏向器18の出力は
無変調光27であり1本装置では利用されない。スイッ
チ回路20がオン状態のときのAO変調偏向器18の出
力は変調偏向光28であり、偏光分離器22に入射する
6偏光分離器22は、例えば変調偏向光28の偏光面に
対して透過偏光面が45゜傾いた偏光ビームスプリッタ
で構成され、互いに偏光面が直交した光線を出力する。
6の出射光はAO変調偏向器18に入射する。AO変調
偏向器18は、スイッチ回路20がオン状態のときに高
周波電源19の電気信号を受けて慄動され、入射光を偏
光分離器22の方向に偏向するとともに、偏向された光
の周波数を入射光の周波数に対して高周波電源19の周
波数だけシフトさせる。ΔO変調偏向器18のL記動作
は音響光学効果を用いた変調及び偏向として当該分野の
専門家にとっては公知の事実である。なお、スイッチ回
路20がオフ状態のときのAO変調偏向器18の出力は
無変調光27であり1本装置では利用されない。スイッ
チ回路20がオン状態のときのAO変調偏向器18の出
力は変調偏向光28であり、偏光分離器22に入射する
6偏光分離器22は、例えば変調偏向光28の偏光面に
対して透過偏光面が45゜傾いた偏光ビームスプリッタ
で構成され、互いに偏光面が直交した光線を出力する。
2つの高速PD23a、23bは、上記偏光分離器22
の2つの出力光をそれぞれローカル光として用い、ハー
フミラ−31〜33により分配2合波された受信光40
をヘテロダイン検波する。受信光学系7で集光された受
信光40には、大気の揺らぎにより種々の偏光成分が含
まれている。ヘテロダイン検波では、゛ローカル光と同
一偏光の光線しか検波できないので、2つの高速PD2
3a、23bのヘテロダイン検波出力は、受信光40の
各々のローカル光の偏光成分と同一の偏光成分に応じた
出力となる。電力合成回路24はこの2つのヘテロダイ
ン検波出力を電力合成し、受信光40の偏光成分に依存
せず、受信光40の電力のみに応じた出力を得るもので
ある。上述の、偏光面が互いに直交した光線をローカル
光として用いてヘテロダイン検波し、電力合成すること
によって受信光の偏光に対する検波出力の依存性を除去
する方法は、偏波ダイパーシティ法として当該分野の専
門家にとっては公知の技術である。
の2つの出力光をそれぞれローカル光として用い、ハー
フミラ−31〜33により分配2合波された受信光40
をヘテロダイン検波する。受信光学系7で集光された受
信光40には、大気の揺らぎにより種々の偏光成分が含
まれている。ヘテロダイン検波では、゛ローカル光と同
一偏光の光線しか検波できないので、2つの高速PD2
3a、23bのヘテロダイン検波出力は、受信光40の
各々のローカル光の偏光成分と同一の偏光成分に応じた
出力となる。電力合成回路24はこの2つのヘテロダイ
ン検波出力を電力合成し、受信光40の偏光成分に依存
せず、受信光40の電力のみに応じた出力を得るもので
ある。上述の、偏光面が互いに直交した光線をローカル
光として用いてヘテロダイン検波し、電力合成すること
によって受信光の偏光に対する検波出力の依存性を除去
する方法は、偏波ダイパーシティ法として当該分野の専
門家にとっては公知の技術である。
前述のように、AO変調偏向器18を介して2つの高速
PD23a、23bに入射したローカル光の周波数は、
CWレーザ光源16の周波数に対して高周波電源19の
周波数だけずれている。−方、受信光40の周波数はC
Wレーザ光@16の周波数に等しいので、2つの高速P
D23a。
PD23a、23bに入射したローカル光の周波数は、
CWレーザ光源16の周波数に対して高周波電源19の
周波数だけずれている。−方、受信光40の周波数はC
Wレーザ光@16の周波数に等しいので、2つの高速P
D23a。
23bのヘテロダイン検波出力は高周波電源19の周波
数成分を大きく持っている。BPF25はこの周波数成
分のみを通過させるフィルタであり5表示器9に雑音の
少ない情報を供給する。
数成分を大きく持っている。BPF25はこの周波数成
分のみを通過させるフィルタであり5表示器9に雑音の
少ない情報を供給する。
第2図(aL (bl、 (clは、第1図に示した装
置における受信光電力、高速I) Dに入射するローカ
ル光電力及びヘテロダイン検波出力の時間変化を表す図
である。同図Cb)の41は目標4からの光エコー12
に同期したローカル光パルス、同図(C1の42は目標
4に対応したヘテロダイン検波出力である。第1図に示
した装置において、ゲート発生回路21は表示器9に示
された情報をもとに手動もしくは自動的に、目標4から
の光エコー12に同期してスイッチ回路20をオン状態
にさせる。高速PD23a、23bに入射するローカル
光の電力は、一般のヘテロダイン検波システムと同様に
、受信光よりも十分に大きくなっている。また、ローカ
ル光も上述のゲート発生回路21の働きにより目標4か
らの光エコー12に同期したローカル光パルス41とな
っているため、妨害物体10からの光エコー13による
裾引き現象は無視できる。また、小レベルの目標4から
の光エコー12は、ローカル光パルス41によって選択
的にヘテロダイン検波されて目標に対応したヘテロダイ
ン検波出力42となる。また、良く知られているように
、ヘテロダイン検波は従来例において示した直接検波に
比べ信号対雑音比が大幅に改善できる。従って、妨害物
体10の存在によってレベルが低下した目標4からの光
エコー12に対しても有効に検波が行え、目標4の位置
が正確に計測できる。
置における受信光電力、高速I) Dに入射するローカ
ル光電力及びヘテロダイン検波出力の時間変化を表す図
である。同図Cb)の41は目標4からの光エコー12
に同期したローカル光パルス、同図(C1の42は目標
4に対応したヘテロダイン検波出力である。第1図に示
した装置において、ゲート発生回路21は表示器9に示
された情報をもとに手動もしくは自動的に、目標4から
の光エコー12に同期してスイッチ回路20をオン状態
にさせる。高速PD23a、23bに入射するローカル
光の電力は、一般のヘテロダイン検波システムと同様に
、受信光よりも十分に大きくなっている。また、ローカ
ル光も上述のゲート発生回路21の働きにより目標4か
らの光エコー12に同期したローカル光パルス41とな
っているため、妨害物体10からの光エコー13による
裾引き現象は無視できる。また、小レベルの目標4から
の光エコー12は、ローカル光パルス41によって選択
的にヘテロダイン検波されて目標に対応したヘテロダイ
ン検波出力42となる。また、良く知られているように
、ヘテロダイン検波は従来例において示した直接検波に
比べ信号対雑音比が大幅に改善できる。従って、妨害物
体10の存在によってレベルが低下した目標4からの光
エコー12に対しても有効に検波が行え、目標4の位置
が正確に計測できる。
[発明の効果]
以上のように、この発明によれば、連続光を出射するレ
ーザ光源と、このレーザ光源の出力光の一部をパルス状
にして送信光学系に導く光パルス生成手段と、前記レー
ザ光源の出力光のうち光パルス生成手段に入射しない出
力成分を偏向するとともに周波数をシフトさせる光変調
偏向器と、この光変調偏向器を目標からの光エコーに同
期してパルス状に所定の周波数で駆動する駆動手段と、
前記光変調偏向器の変調偏向光を偏光面が互いに直行す
る2つの光線に分離する偏光分離器と、この偏光分離器
のそれぞれの出力光毎に設けらた2つの光電変換手段と
、受信光学系を介して受信した受イΔ光を2分割し、前
記偏光分離器の各出力光に合波した後に前記各光電変換
手段に入射させる光学手段と、前記各光電変換手段の出
力を電力合成する電力合成回路と、この電力合成回路の
出力のうち前記光変調偏向器が駆動される周波数の近傍
の周波数成分のみを通過させる帯域通過フィルタとを備
え、目標からの光エコーに同期して発生するローカル光
を用いて受信光をヘテロダイン検波するため、半透明の
妨害物体の背後に存在する目標の位置を高感度に測定す
ることができる。
ーザ光源と、このレーザ光源の出力光の一部をパルス状
にして送信光学系に導く光パルス生成手段と、前記レー
ザ光源の出力光のうち光パルス生成手段に入射しない出
力成分を偏向するとともに周波数をシフトさせる光変調
偏向器と、この光変調偏向器を目標からの光エコーに同
期してパルス状に所定の周波数で駆動する駆動手段と、
前記光変調偏向器の変調偏向光を偏光面が互いに直行す
る2つの光線に分離する偏光分離器と、この偏光分離器
のそれぞれの出力光毎に設けらた2つの光電変換手段と
、受信光学系を介して受信した受イΔ光を2分割し、前
記偏光分離器の各出力光に合波した後に前記各光電変換
手段に入射させる光学手段と、前記各光電変換手段の出
力を電力合成する電力合成回路と、この電力合成回路の
出力のうち前記光変調偏向器が駆動される周波数の近傍
の周波数成分のみを通過させる帯域通過フィルタとを備
え、目標からの光エコーに同期して発生するローカル光
を用いて受信光をヘテロダイン検波するため、半透明の
妨害物体の背後に存在する目標の位置を高感度に測定す
ることができる。
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図ta
+〜fc)は実施例における受信光電力、高速PDに入
射するローカル光電力及びヘテロダイン検波出力の時間
変化を表す図、第3図は従来のレーザレーダ装置を示す
簡略構成図、第4図は従来のレーザレーダ装置において
目標の手前に半透明の妨害物体が存在する場合の状況を
示す図、第5図(al、 (blは第4図に示す状況に
おける受信光電力及びI’D出力の時間変化を表す図で
ある。 2は送信光学系、3は出射ビーム(パルスレーザ光)、
4は目標、5,11−は反射光(光エコー)、7は受信
光学系、9は表示器、10は妨害物体、16はCWレー
ザ光源、17は光パルス増幅器(光パルス生成手段)、
18はΔO変調偏向器(光変調偏向器)、19は高周波
電源、20はスイッチ回路、21はゲート発生回路、2
2は偏光分離器、23a、23bは高速PD(光電変換
手段)、24は電力合成回路、25はDI)F(帯域通
過フィルタ)、28は変調偏向光、30はハーフミラ−
131〜33はハーフミラ−(光学手段)、34は駆動
手段、40は受信光。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 Ml (ばか2名)郭2図 領5図 ffFf開
+〜fc)は実施例における受信光電力、高速PDに入
射するローカル光電力及びヘテロダイン検波出力の時間
変化を表す図、第3図は従来のレーザレーダ装置を示す
簡略構成図、第4図は従来のレーザレーダ装置において
目標の手前に半透明の妨害物体が存在する場合の状況を
示す図、第5図(al、 (blは第4図に示す状況に
おける受信光電力及びI’D出力の時間変化を表す図で
ある。 2は送信光学系、3は出射ビーム(パルスレーザ光)、
4は目標、5,11−は反射光(光エコー)、7は受信
光学系、9は表示器、10は妨害物体、16はCWレー
ザ光源、17は光パルス増幅器(光パルス生成手段)、
18はΔO変調偏向器(光変調偏向器)、19は高周波
電源、20はスイッチ回路、21はゲート発生回路、2
2は偏光分離器、23a、23bは高速PD(光電変換
手段)、24は電力合成回路、25はDI)F(帯域通
過フィルタ)、28は変調偏向光、30はハーフミラ−
131〜33はハーフミラ−(光学手段)、34は駆動
手段、40は受信光。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 Ml (ばか2名)郭2図 領5図 ffFf開
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 パルスレーザ光を送信光学系を介して目標に照射し、目
標からの光エコーを受信光学系を介して検波することに
より目標の位置等を計測するレーザレーダ装置において
、 連続光を出射するレーザ光源と、このレーザ光源の出力
光の一部をパルス状にして送信光学系に導く光パルス生
成手段と、前記レーザ光源の出力光のうち光パルス生成
手段に入射しない出力成分を偏向するとともに周波数を
シフトさせる光変調偏向器と、この光変調偏向器を目標
からの光エコーに同期してパルス状に所定の周波数で駆
動する駆動手段と、前記光変調偏向器の変調偏向光を偏
光面が互いに直行する2つの光線に分離する偏光分離器
と、この偏光分離器のそれぞれの出力光毎に設けらた2
つの光電変換手段と、受信光学系を介して受信した受信
光を2分割し、前記偏光分離器の各出力光に合波した後
に前記各光電変換手段に入射させる光学手段と、前記各
光電変換手段の出力を電力合成する電力合成回路と、こ
の電力合成回路の出力のうち前記光変調偏向器が駆動さ
れる周波数の近傍の周波数成分のみを通過させる帯域通
過フィルタとを備えたことを特徴とするレーザレーダ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9378889A JPH02271279A (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 | レーザレーダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9378889A JPH02271279A (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 | レーザレーダ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02271279A true JPH02271279A (ja) | 1990-11-06 |
Family
ID=14092157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9378889A Pending JPH02271279A (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 | レーザレーダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02271279A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04220585A (ja) * | 1990-12-19 | 1992-08-11 | Asahi Seimitsu Kk | 光波距離計 |
WO2019116641A1 (ja) * | 2017-12-15 | 2019-06-20 | コニカミノルタ株式会社 | 距離測定装置、距離測定装置の制御方法、および距離測定装置の制御プログラム |
WO2020217267A1 (ja) * | 2019-04-22 | 2020-10-29 | 三菱電機株式会社 | レーザレーダ装置 |
-
1989
- 1989-04-13 JP JP9378889A patent/JPH02271279A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04220585A (ja) * | 1990-12-19 | 1992-08-11 | Asahi Seimitsu Kk | 光波距離計 |
WO2019116641A1 (ja) * | 2017-12-15 | 2019-06-20 | コニカミノルタ株式会社 | 距離測定装置、距離測定装置の制御方法、および距離測定装置の制御プログラム |
JPWO2019116641A1 (ja) * | 2017-12-15 | 2020-12-03 | コニカミノルタ株式会社 | 距離測定装置、距離測定装置の制御方法、および距離測定装置の制御プログラム |
WO2020217267A1 (ja) * | 2019-04-22 | 2020-10-29 | 三菱電機株式会社 | レーザレーダ装置 |
JPWO2020217267A1 (ja) * | 2019-04-22 | 2021-10-28 | 三菱電機株式会社 | レーザレーダ装置 |
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