JPH02269909A - 表示装置の画素評価方法 - Google Patents

表示装置の画素評価方法

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JPH02269909A
JPH02269909A JP1091472A JP9147289A JPH02269909A JP H02269909 A JPH02269909 A JP H02269909A JP 1091472 A JP1091472 A JP 1091472A JP 9147289 A JP9147289 A JP 9147289A JP H02269909 A JPH02269909 A JP H02269909A
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明 永井
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中沢 秀成
Ryoko Takai
高井 良子
Akira Shironoshita
城ノ下 晃
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばプラズマデイスプレィパネルや液晶表
示装置等の表示装置について、その表示部の表示画素の
良否を機械的に自動評価することを可能とする表示装置
の画素評価方法に関する。
〔従来の技術〕
プラズマデイスプレィパネルや液晶表示装置等の表示装
置においては、不良画素の存在が表示画像の品質に大き
く影響するので、その表示画素の良否の評価方法が重要
となる。
かかる表示装置の最も一般的な評価方法は、熟練した人
間による目視評価であるが、この方法は暗室等における
人的作業であるなめ評価する者の疲労が大きいという問
題があった。また、熟練者といえども目視評価には個人
差があり、評価結果にばらつきが生じる問題があった。
このため、表示装置の評価を自動的に行うことを可能と
する評価方法が試みられている。第2図はかかる従来の
評価方法を実施する装置の構成図である。
同図において、1は画素評価が行われる表示装置の表示
部を示している。2乃至5は画素評価装置の構成であり
、2は色選択用のフィルタ、3は表示部1の前方に備え
られフィルタ2を介して表示部1を検出するCCD或い
はTV撮像管等の検吊器、4は検出器3の検出信号に所
定のデジタル化処理を施すデジタル化回路、5はこの画
素評価装置全体の動作制御や評価結果の表示等を行うコ
ンピュータである。
上記構成においては、表示部1の画像はフィルタ2を介
して検出器3により読み取られ、検出器3の検出信号は
デジタル化回路4によりデジタル化処理され、コンピュ
ータ5に出力される。そして、コンピュータ5は各画素
の明るさが所定の範囲内にあるか否かという絶対値判定
を行い、範囲外にある画素を不良画素と評価して、その
結果を出力するや 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、第2図の例に示されるような従来の画素
明度の判定方法は画素明度に基づく絶対値判定であるた
めに次のような問題を有していた。
即ち、基本的には表示装置の画素の評価は人間の目視評
価にできるだけ近い評価としたい、しかし、人間の目は
画素の明度の相対的比較を効率的に行う機能を有してい
るが、絶対的評価の機能をほとんど有していない。これ
に対し、第2図の例に示すような従来の判定方法は画素
明度の絶対的評価によるものであり、この絶対的評価は
表示部1全体の明度が変動した場合や表示部1の全体に
亘り明度の勾配がある場合等においても不良画素の存在
を認識する。このため、絶対的評価の結果は人間の目視
評価と大きな食違いがあるという問題があった。
そこで、本発明は上記したような従来技術の課題を解決
するなめになされたもので、その目的とするところは、
表示画素の相対評価により人間の目視評価と同等な画素
評価を行うことのできる表示装置の画素評価方法を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る表示装置の画素評価方法は、表示装置にお
ける表示部の指定された画素を評価対象とし、この評価
対象となる画素を含む所定の範囲内について表示部の画
素明度を計測し、この計測信号をデジタル化し、このデ
ジタル化された信号に基づいて、上記所定の範囲内にお
ける有限個の画素明度の平均値を算出し、この画素明度
の平均値と上記評価対象となる画素の明度とを比較して
画素の評価を行うことを特徴としている。
〔作 用〕
本発明においては、表示部の画素明度の計測信号をデジ
タル化し、このデジタル化された信号に基づいて、評価
対象となる画素を含む所定の範囲内における有限個の画
素明度の平均値を算出する。
そして、評価対象となる画素の明度を上記所定の範囲内
における画素明度の平均値と比較して(例えば、差又は
比を取り)、人間の目視評価に近い相対的評価を行う。
〔実施例〕
以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る表示装置の画素評価方法の一実施
例を示すフローチャート、第3図は本実施例の画素評価
方法を実施するための装置を示す構成図である。
第3図において、11は画素評価が行われる表示装置の
表示部を示している。12乃至18は画素評価装置の構
成であり、12は色選択用のフィルタ、13は表示部1
1の前方に備えられフィルタ12を介して表示部11を
検出するCCD或いはTV撮像管等の検出器、14は検
出器13の検出信号にデジタル化処理を施すデジタル化
回路、15は装置全体の動作制御や評価結果の表示等を
行うコンピュータ、16は画素の明度・情報を格納する
メモリ、17はメモリ16内の明るさ情報の局所的平均
化処理を行う平均化回路、18は演算回路である。
ここで、平均化回路17の行う処理の内容には種々の方
式が考えられるが、ここでは、その中から有効な3方式
を選んで説明する。尚、ここではメモリ16に格納され
た画素の明るさデータをP(x、y)で示し、平均化回
路17により平均化されたデータをPa (x、y)で
示す。
第4図(a)乃至(e)は評価対象となる画素の上下左
右に隣接する各2画素ずつの計8画素を平均化する方法
(、AV08XY)を示ず説明図である。この方法(A
VG8X’y’)では、平均化データP a (x +
 y )を次の式1により算出する。
Pa (x、y)= (P (x、 y−2) +P (x、 y−1)+P
 (x、y+1)±P (x、y+2)+P (x−2
,y) +P (x−1,y)+p (x+1.y)+
P (x+2. y))÷8・・・ く式1 ) 尚、表示部11の角や辺のように隣接する8画素を確保
できない場合には、第4図(b)乃至(e)に示される
ように、その確保できない側と反対方向へ加算される画
素を延長して、8画素の平均を算出する。
、第5図は評価対象となる画素の上下左右に隣接する各
4画素ずつの計16画素を平均化する方法(AV016
XY)を示す説明図である。この方法(AVGI6XY
)では、平均化データPa(x、y)を次の式2により
算出する。
Pa (x、y)= (P (x、  y−4) +P (x、  y−3)
+p (x、 y−2)十P (x、 y  1)十P
 (x、y+4>十P (x、y+3)+P (x、y
+2)十P (x、yモ1)+p (x−4,y) +
P (x−3,y)+p (x−2,y) +P (x
−1,y)+P (x十4.y)士P (x+3.y)
+P (x+2.y)モP (x十1.y)l÷16・
・・(式2) 尚、表示部11の角や辺のように隣接する166画素確
保できない場合の取扱いは上記第4図(b)乃至(e)
の場合と同様とである。
第6図(a)乃至(c)は対象画素を取り囲む8点の画
素データを平均化する方法(AVG8B’)を示す説明
図である。この方法(AVG8B)では、平均化データ
Pa (x、y)を次の式3により算出する。
Pa (x、y)= (P (x−1,y−1)+P (x、 y−1)+P
 (x+1. V−1) +P (x−1,3/)+P
 (x+1.3’) モP (x−1,y+1)十P (x、y+1)+P 
(x十1.y+1))÷8   ・・・(式3)尚、表
示部11の角や辺のように隣接する8画素を確保できな
い場合には、第6図(b)及び(c)に示されるように
、その確保できない側と反対方向へ加算される画素を延
長して、8画素の平均を算出する。
以上の構成を有する装置を用いて実施される本実施例の
画像評価方法を第1図に基づいて説明する。
先ず、ステップ(以下、Sで示す)1において、表示装
置の表示部11を検出器13により検出し、S2におい
て、検出器13の検出信号をデジタル化回路14により
デジタル化処理しメモリ16に格納する。S3において
、平均化回路17はメモリ16の画素データを呼び出し
、第4図乃至第6図のいずれかに示されるような平均化
処理を施す。
その後、S4において、演算回路18により平均化回路
17からの平均化された画素データと評価対象画素のデ
ータとの差又は比をとる等の比較を行い、この比較結果
に基つき画素の評価を行う。
コンピュータ15は、S5おいて、評価結果を出力する
第7図乃至第10図は上記画素評価方法の効果を具体的
に説明するためのものであり、第7図及び第8図は比較
例としての絶対値評価法の説明図、第9図及び第10図
は本発明に係る画素評価方法の説明図である。
例えば、画素明度が[4000以下のときに不良画素で
あるとする絶対値評価によれば、第7図(a)に示され
るように、値5000で示される画素の中に値4000
の画素(図中破線部)が存在するときには、値4000
の画素を不良画素であると評価する。第7図(b)はこ
の評価結果であり、値5000の画素を良画素(0)で
表示し、値4000の画素を不良画素(1)で表示した
ものである。
また、同様な絶対値評価によれば、第8図(a)に示さ
れるように、値4500で示される画素の中に値400
0の画素が存在する場合であっても第8図(b)に示さ
れるように、値4000の画素を不良画素(1)として
表示する。
ところが、一般に、人間の視覚は画素明度に15〜20
%の差が存在する場合に明確に不良画素を認識できる。
従って、15%以下(ここでは、全画素平均の15%の
差は1a710に相当する)より小さい明度差の場合に
は不良画素として認識したくない。しかし、絶対値評価
によれば、第8図(a)に示されるように、明度差が1
5%以下の場合であっても、値4000の画素を不良画
素として評価してしまう。
これに対し、本実施例の画素評価方法によれば、第9図
(a)(第7図(a>と同じ)に示されるように、値4
000の画素(図中破線部)を評価対象とする場合には
、この[4000の画素を含む所定の範囲の画素を、例
えば第6図の平均化法(AVG8B)により平均化して
(第9図(b)に示す)、この平均化された値と評価対
象画素の値との差を算出する(第9図(c)に示す)。
この場合に、しきい値を−710として評価すると第9
図(d)のように値4000の画素を不良画素と評価す
る。
また、本実施例の評価方法によれば、第10図(a)(
第8図(a)と同じ)に示されるように、値4000の
画素を評価対象とする場合には、この値4000の画素
を含む所定の範囲の画素を、平均化法(AV08B)に
より平均化して(第10図(b)に示す)、この平均化
された値と評価対象画素の値とを比較する(第10図(
C)に示す)、この場合に、しきい値−710で評価す
ると、絶対的判定と異なり第10図(d)のように値4
000の画素は不良画素と評価しない、適切な評価を下
すことができる。
このように、本実施例においては、評価対象となる画素
を含む所定の範囲内における有限個の画素明度の平均明
度を算出し、この画素明度の平均値と、評価対象となる
画素の明度とに基づき、評価対象となる画素の評価を行
うので、人間の目視評価に近い相対的評価を行うことが
でき、評価結果と実際に人間が見た場合の評価の差の小
さい、適切な評価を可能としている。
尚、上記実施例においては、第9図(C)又は第10図
(C)に示されるように、評価対象画素と平均化された
値との差を利用して画素評価を行う場合について説明し
たが、本発明はこれには限定されず、評価対象画素と平
均化された値との比を利用する等の他の比教法によるこ
ともできる。
例えば、評価対象画素と平均化された値との比を利用す
る場合には、第9図(a)の値を、第9図(b)の値で
割り、その比を求めると、第9図(1〕)において値4
875の画素は約1.025となり、値5000の画素
は0.8となる。
同様に、第10図(a)の値を、第10図(b)の値で
割り、その比を求めると、第10図(b)においてli
!4438の画素は約1.012となり、値4000の
画素は約0.88となる。
得られた比が上記しな人間の目視評価における認識限度
である±15%の範囲に入るかどうかを評価すると、第
10図(a)に示される値4000の画素は20%の差
を有しているので、不良画素と評価され、人間の目視評
価の場合と同じ評価を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、デジタル化され
た画素信号に基づいて、評価対象となる画素を含む所定
の範囲内における有限個の画素明度の平均値を算出し、
この平均値と評価対象となる画素の明度とに基づき画素
の評価を行うので、人間の目視評価に近い相対的評価を
行うことができ、人間の受ける印象と食違いのない適切
な画像評価を行うことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像評価方法の一実施例を示すフ
ローチャート、 第2図は従来の絶対明度評価を実施するための画像評価
装置の構成図、 第3図は本発明に係る画素評価方法を実施するための画
素評価装置の構成図、 第4図(a)乃至(e)は画素明度の平均化法の一例を
示す説明図、 第5図は画素明度の平均化法の他の例を示す説明図、 第6図(a)乃至(C)は画素明度の平均化法のさらに
他の例を示す説明図、 第7図(a)及び(b)は絶対値評価の説明図、第8図
(a)及び(b)は絶対値評価の説明図、第9図(a)
乃至(d)は本実施例の画素評価方法の説明図、 第10図(a)乃至(d)は本実施例の画素評価方法の
説明図である。 11・・・表示装置の表示部、13・・・検出器、14
・・・デジタル化回路、 15・・・コンピュータ、1
6・・・メモリ、     17・・・平均化回路、1
8・・・演算回路。 特許出願人  沖電気工業株式会社 代理人 弁理士  前 1) 実 」く発牝二4柿五像A乏 助方テ左q70−チ丁−り第
1図 :s  % F3sh  、y+ ”fi p3  t
v シl (AVGI6XY)y  t eHp3第5
図 (a) J違う1113月ンう配の工声均イと、シラミ(AVG
8B) f)書見lの第6図 500:l  ω刀 シχ0 飄Iつ 改X0 ヌχす
5α)O5Xyo  5000 5αη 5χK)50
0:15coo  5ooo  rxco  5COO
禾仝d50CO5CQ)  飄χp 飄にOS工0 飄
χわ 飄Xつ5αX)  5ooo  !り00 5(
工0 改χC5工0ooooo。 ooooo。 ooooo。 ooooo。 4600 45QQ  45QQ  4500 450
0 45004500 4500 45Q)4500 
4500  a45(X)41!joo  a  a 
 400)  45004500 4500  a  
a  4600  a41oD a  a  4EIO
e  4500ooooo。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 表示装置における表示部の指定された画素を評価対象と
    し、この評価対象となる画素を含む所定の範囲内につい
    て表示部の画素明度を計測し、この計測信号をデジタル
    化し、 このデジタル化された信号に基づいて、上記所定の範囲
    内における有限個の画素明度の平均値を算出し、 この画素明度の平均値と上記評価対象となる画素の明度
    とを比較して画素の評価を行う表示装置の画素評価方法
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