JPH02269826A - 複合成形用前駆体及びその製造方法 - Google Patents
複合成形用前駆体及びその製造方法Info
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- JPH02269826A JPH02269826A JP1092381A JP9238189A JPH02269826A JP H02269826 A JPH02269826 A JP H02269826A JP 1092381 A JP1092381 A JP 1092381A JP 9238189 A JP9238189 A JP 9238189A JP H02269826 A JPH02269826 A JP H02269826A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用9呵)
本発明は、空どう率が少(、引張強度及び層間剥離強度
の大きい複合成形用前駆体及びその製造方法に関する。
の大きい複合成形用前駆体及びその製造方法に関する。
(従来の技術)
熱I11塑性樹脂と強化材からなる複合成形用前駆体に
ついては熱可塑性樹脂を該強化材に含浸せしめたものが
いろいろ提案されている。例えば、ガラス繊維とナイロ
ンフィラメントをカセ状に合せ巻取ったも(D (GB
1200342) 、:/fテラス維ストランドを
静電気を利用して開繊し、熱tj(塑性樹脂の粉末を付
着した後加熱溶融し、テープ状ストランドを成形するも
の(特公昭47〜36487号公報)、熱可塑性樹脂の
粉末を付着させた強化繊維のストランドに柔軟性熱i’
iJ塑性樹脂を被覆コーティングした柔軟性ストランド
を製造し、該柔軟性ストランドを用いて織物等にして熟
成形するもの(特開昭8O−3E315e号公+V)、
さらに、弾性率5 t / ma以1−の強化繊維材料
炭素繊維5〜50重電%と、成形条件下で溶融可能の熱
可塑性繊維伏マトリックス屯合体95〜50%よりなり
肉繊維が均・に混合された炭素繊維強化複合材料成形用
混合繊維マット(特公昭82−1969号公+1)や炭
素繊維などの強化材を芯にしてそのまわりを熱III塑
性繊維でカバリングしたカバード糸で編織物を作り、ハ
カドで加熱成形するもの(GB−2105247)、強
化繊維と熱t−+1塑性繊維をエアーにより開繊し混合
するもの(特開昭80−209033シン公+V)等が
提案されている。
ついては熱可塑性樹脂を該強化材に含浸せしめたものが
いろいろ提案されている。例えば、ガラス繊維とナイロ
ンフィラメントをカセ状に合せ巻取ったも(D (GB
1200342) 、:/fテラス維ストランドを
静電気を利用して開繊し、熱tj(塑性樹脂の粉末を付
着した後加熱溶融し、テープ状ストランドを成形するも
の(特公昭47〜36487号公報)、熱可塑性樹脂の
粉末を付着させた強化繊維のストランドに柔軟性熱i’
iJ塑性樹脂を被覆コーティングした柔軟性ストランド
を製造し、該柔軟性ストランドを用いて織物等にして熟
成形するもの(特開昭8O−3E315e号公+V)、
さらに、弾性率5 t / ma以1−の強化繊維材料
炭素繊維5〜50重電%と、成形条件下で溶融可能の熱
可塑性繊維伏マトリックス屯合体95〜50%よりなり
肉繊維が均・に混合された炭素繊維強化複合材料成形用
混合繊維マット(特公昭82−1969号公+1)や炭
素繊維などの強化材を芯にしてそのまわりを熱III塑
性繊維でカバリングしたカバード糸で編織物を作り、ハ
カドで加熱成形するもの(GB−2105247)、強
化繊維と熱t−+1塑性繊維をエアーにより開繊し混合
するもの(特開昭80−209033シン公+V)等が
提案されている。
(発明が解決しようとする問題点)
GB−1200342,47−38467、特開昭60
−36156、特公昭62−1969、GB21052
47.60−209033に提案されている特許は、い
ずれも長繊維の補強繊維を強化材として用いておりこれ
らの前駆体より成形して得られた複合成形物は、層間剥
離強度が低いという欠点を有している。本発明は層間剥
離強度の高い複合成形物を得るための複合成形用前駆体
及びその製造方法を提供しようとするものである。
−36156、特公昭62−1969、GB21052
47.60−209033に提案されている特許は、い
ずれも長繊維の補強繊維を強化材として用いておりこれ
らの前駆体より成形して得られた複合成形物は、層間剥
離強度が低いという欠点を有している。本発明は層間剥
離強度の高い複合成形物を得るための複合成形用前駆体
及びその製造方法を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、かかる問題点を解決する
(+) 成形条件下で溶融4能な熱可塑性有機繊維と
、補強用短繊維及び補強用長繊維が混合されている複合
糸で構成される複合成形用前駆体及び、■ 成形条件下
で溶融可能の、4/11丁塑性有機繊維と補強用短繊維
及び補強用短繊維が混合されている複合糸で構成される
複合成形前駆体及び成形条件下で溶融可能な熱1−II
塑性有機繊維と補強用短繊維が混合した繊維束を精紡機
でドラフトとフロントローラーから紡出する際、補強用
長繊維を開繊し前記フロントローラーの1−流からlO
〜60市rrt%占めるよう供給することを特徴とする
成形のための前駆体用N合糸の製造方法である。
、補強用短繊維及び補強用長繊維が混合されている複合
糸で構成される複合成形用前駆体及び、■ 成形条件下
で溶融可能の、4/11丁塑性有機繊維と補強用短繊維
及び補強用短繊維が混合されている複合糸で構成される
複合成形前駆体及び成形条件下で溶融可能な熱1−II
塑性有機繊維と補強用短繊維が混合した繊維束を精紡機
でドラフトとフロントローラーから紡出する際、補強用
長繊維を開繊し前記フロントローラーの1−流からlO
〜60市rrt%占めるよう供給することを特徴とする
成形のための前駆体用N合糸の製造方法である。
以ドに本発明の詳細な説明する。
本発明における前駆体は前記複合糸が−・方向に引揃え
られた帯状物あるいは繊維状物である。
られた帯状物あるいは繊維状物である。
補強用繊維中に熱可塑性有機繊維及び補強用短繊維が4
4合されている複合糸であるため、成形条件下において
熱11塑性イf機繊維が溶融し補強用繊維中に浸透し、
空どう率が少くなる。また補強用長繊維は繊維の長さ力
向の補強効果を、補強用短繊維は、繊維がラングl、に
配回しているため、長繊維の長さ方向に対して直角方向
の補強効果を発揮する。補強用繊維としてはその融点が
熱可塑性繊維の融点より高く、望ましくは、20℃以1
−高い繊維が用いられる。例えばポリパラフェニレンテ
レフタルアミド繊維、ポリメタフェニレンテレフタルア
ミド繊維、ガラス繊維などが挙げられる。
4合されている複合糸であるため、成形条件下において
熱11塑性イf機繊維が溶融し補強用繊維中に浸透し、
空どう率が少くなる。また補強用長繊維は繊維の長さ力
向の補強効果を、補強用短繊維は、繊維がラングl、に
配回しているため、長繊維の長さ方向に対して直角方向
の補強効果を発揮する。補強用繊維としてはその融点が
熱可塑性繊維の融点より高く、望ましくは、20℃以1
−高い繊維が用いられる。例えばポリパラフェニレンテ
レフタルアミド繊維、ポリメタフェニレンテレフタルア
ミド繊維、ガラス繊維などが挙げられる。
補強用繊維の占める割合は、15〜80重14%が望し
い。15 m :1%未満の場合は成形後の複合材料の
引張強度が弱く、80 m lik%以l−の場合は熱
可塑性繊維との混合状態が悪(なり、ひいては引張り強
度が低くなるので好ましくない。補強用短繊維は前駆体
重量に対し少なくとも5%含有しかつ補強用短繊維と補
強用長繊維の比率は、補強用短繊維/補強用長繊維はI
/10〜3/4好ましくは局〜%の範囲が望しい。I/
4より小さい場合は補強用短繊維の補強効果が小さく、
層間剥離強度が低くなる。3/4より大きい場合は、補
強用長繊維の補強効果が小さく、引張強度が低くなる。
い。15 m :1%未満の場合は成形後の複合材料の
引張強度が弱く、80 m lik%以l−の場合は熱
可塑性繊維との混合状態が悪(なり、ひいては引張り強
度が低くなるので好ましくない。補強用短繊維は前駆体
重量に対し少なくとも5%含有しかつ補強用短繊維と補
強用長繊維の比率は、補強用短繊維/補強用長繊維はI
/10〜3/4好ましくは局〜%の範囲が望しい。I/
4より小さい場合は補強用短繊維の補強効果が小さく、
層間剥離強度が低くなる。3/4より大きい場合は、補
強用長繊維の補強効果が小さく、引張強度が低くなる。
補強用短繊維の繊維長は10〜120−■が適用され望
ましくは20〜40 、、である120關より長い場合
は精紡が難しく、10.冒以ドでは補強効果が少い。
ましくは20〜40 、、である120關より長い場合
は精紡が難しく、10.冒以ドでは補強効果が少い。
他方熱uj塑性イ1″機繊維の割合は85〜20市:□
1%が望しい。20 jr(tル%未満では樹脂の接着
剤としての効果が少なく、801’<it%以1−では
、補強繊維の補強効果が少く引張強度が低ドする。この
熱i+J塑性有機繊維としてはポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィ゛ン類、ナイロン6、ナイロン
66等のポリアミド類、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート等のポリエーテル ド、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトン
等の高耐熱ポリマーなどのほとんどの繊維の適用が可能
である。前記補強繊維の単繊維太さは1〜10デニール
が好ましく、さらには、2〜3デニールが好ましい。ま
た、前記熱II丁塑性有機繊維の太さは1〜10デニー
ルが好ましく、さらには2〜3デニールが好ましい。こ
れは、空どう率を少なくして、優れた複合材料を得るた
めである。ここに混合とは、前記補強繊維と熱i+J塑
性有機繊維が入りまじって集合していることをいうが、
これは、熱0丁塑性有機繊維を溶融したときに空どう率
をドげるためである。
1%が望しい。20 jr(tル%未満では樹脂の接着
剤としての効果が少なく、801’<it%以1−では
、補強繊維の補強効果が少く引張強度が低ドする。この
熱i+J塑性有機繊維としてはポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィ゛ン類、ナイロン6、ナイロン
66等のポリアミド類、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート等のポリエーテル ド、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトン
等の高耐熱ポリマーなどのほとんどの繊維の適用が可能
である。前記補強繊維の単繊維太さは1〜10デニール
が好ましく、さらには、2〜3デニールが好ましい。ま
た、前記熱II丁塑性有機繊維の太さは1〜10デニー
ルが好ましく、さらには2〜3デニールが好ましい。こ
れは、空どう率を少なくして、優れた複合材料を得るた
めである。ここに混合とは、前記補強繊維と熱i+J塑
性有機繊維が入りまじって集合していることをいうが、
これは、熱0丁塑性有機繊維を溶融したときに空どう率
をドげるためである。
前記複合糸の撚係数(インチ式)として2〜4の範囲の
ものが好ましく、さらには2.5〜3.5の範囲が好ま
しい。
ものが好ましく、さらには2.5〜3.5の範囲が好ま
しい。
また複合糸の太さは英弐番Tで1〜50′Sが好ましく
、含まれる補強繊維の数は10〜1000本、さらに好
ましくは100〜600本である。
、含まれる補強繊維の数は10〜1000本、さらに好
ましくは100〜600本である。
これは、加■二性、生産性の点から特に編織[−程及び
溶融成形において、加11しやすいとの理111にもと
ず(ものである。
溶融成形において、加11しやすいとの理111にもと
ず(ものである。
次に前記複合糸を用いて織物を製織するに際し、組織と
しては王原組織である〜11織、綾織、朱r織、はもち
ろんのこと、[1技、平織、からみ織、模紗織等用途に
より種々の織組織が考えられるがこれらに限定されるも
のではない。さらに溶融成形シートを・方向強化材また
は斜交積層板として使用する場合には、経糸および緯糸
のどちらか・方、好ましくは経糸に、波腹合糸を用い、
他の 力に該N合糸に用いたものと同種類の熱可塑性有
機繊維を用いて製織し、所定枚数、所定角度に積層した
後、溶融成形することにより達成される。
しては王原組織である〜11織、綾織、朱r織、はもち
ろんのこと、[1技、平織、からみ織、模紗織等用途に
より種々の織組織が考えられるがこれらに限定されるも
のではない。さらに溶融成形シートを・方向強化材また
は斜交積層板として使用する場合には、経糸および緯糸
のどちらか・方、好ましくは経糸に、波腹合糸を用い、
他の 力に該N合糸に用いたものと同種類の熱可塑性有
機繊維を用いて製織し、所定枚数、所定角度に積層した
後、溶融成形することにより達成される。
また該複合糸を−・方向に引揃えヒートプレスにより一
方向強化シートを作成してもよい。該複合糸を用いて、
編地を構成するに際して経編、丸編、横編のいずれの方
式でも良くまたいがなる編組織でも良い。なお前記編織
物の11付は100〜1.000g/ff/が好ましい
。とくに好ましくは200〜800 g/♂である。こ
こで複合糸の製造法について説明する。成形条件下で溶
融可能な熱可塑性6機ステープルファイバー及び補強用
短繊維を混打綿で混合し、カードE程、線条工程を経て
粗糸を製造する。粗糸を精紡機で紡出する際に補強用長
繊維も開繊し、前記精紡機のフロントローラーの1−流
から供給して、前記ドラフトされつつある熱iff塑性
塑性様ステープルファイバーと補強用短繊維の混合繊維
型とを小゛ねて集東例えば加熱してN合糸とする。開繊
の1段としては、500ボルト以1―好ましくは1oo
oボルト以1〕の主1をかけて開繊する電気開繊法、+
l’l記補強用1<繊維に張力をかけついで弛緩して開
繊する緊張弛緩法があげられるが、前記の電気開繊法が
安定して開繊できる点で好ましい。
方向強化シートを作成してもよい。該複合糸を用いて、
編地を構成するに際して経編、丸編、横編のいずれの方
式でも良くまたいがなる編組織でも良い。なお前記編織
物の11付は100〜1.000g/ff/が好ましい
。とくに好ましくは200〜800 g/♂である。こ
こで複合糸の製造法について説明する。成形条件下で溶
融可能な熱可塑性6機ステープルファイバー及び補強用
短繊維を混打綿で混合し、カードE程、線条工程を経て
粗糸を製造する。粗糸を精紡機で紡出する際に補強用長
繊維も開繊し、前記精紡機のフロントローラーの1−流
から供給して、前記ドラフトされつつある熱iff塑性
塑性様ステープルファイバーと補強用短繊維の混合繊維
型とを小゛ねて集東例えば加熱してN合糸とする。開繊
の1段としては、500ボルト以1―好ましくは1oo
oボルト以1〕の主1をかけて開繊する電気開繊法、+
l’l記補強用1<繊維に張力をかけついで弛緩して開
繊する緊張弛緩法があげられるが、前記の電気開繊法が
安定して開繊できる点で好ましい。
以l゛のようにして得られたFM合成形用/−トを用い
て成形する例を以ドに小す。前記複合成形用シートは、
2次側1.プロセスにおける使用のために所定の大きさ
に裁断され、成形品の屯(11に等しくなる枚数中ねて
ブランクとされる。次いで熱可塑性有機繊維の軟化点よ
り高い温度、好ましくは該熱+−1工塑性有機繊維を溶
融させるに1−分な温度にY・熱された該ブランクをチ
ャージする。最後に金型をプレスして所望の形態に成形
する。プレス圧力は通常、投影面積に対して、50〜1
50kg/m1が必要であり、加圧速度は速いほど好ま
しく、1〜2秒が好適である。金型の温度は、熱可塑性
有機繊維の融点以ドが好ましく、冷却時間は成型品のも
っとも厚い部分の厚さにより決定される。
て成形する例を以ドに小す。前記複合成形用シートは、
2次側1.プロセスにおける使用のために所定の大きさ
に裁断され、成形品の屯(11に等しくなる枚数中ねて
ブランクとされる。次いで熱可塑性有機繊維の軟化点よ
り高い温度、好ましくは該熱+−1工塑性有機繊維を溶
融させるに1−分な温度にY・熱された該ブランクをチ
ャージする。最後に金型をプレスして所望の形態に成形
する。プレス圧力は通常、投影面積に対して、50〜1
50kg/m1が必要であり、加圧速度は速いほど好ま
しく、1〜2秒が好適である。金型の温度は、熱可塑性
有機繊維の融点以ドが好ましく、冷却時間は成型品のも
っとも厚い部分の厚さにより決定される。
また該複合成形用シートはあらかじめ熱間プレスロール
等により、熱III塑性有機繊維を溶融含浸せしめたも
のをブランクに使用し、−Y・熱温度を熱II)塑性有
機繊維の融点以下とし塑性変形による固相スタンピング
に供することもできる。
等により、熱III塑性有機繊維を溶融含浸せしめたも
のをブランクに使用し、−Y・熱温度を熱II)塑性有
機繊維の融点以下とし塑性変形による固相スタンピング
に供することもできる。
(実施例)
実施例1〜3
補強用短繊維としてポリパラフェニレンテレフタルアミ
ドの3デニール、51.冒の等長カット及びポリエチレ
ンテレフタレート短繊維3デニール、51、、の等長カ
ットのファイバーを(但し補強用短繊維は補強用繊維中
の割合が表1のようになるよう調整)混打綿、カード、
線条、和紡の各に稈を通じて組糸を製造し、ついで精紡
機に仕掛けて、紡出する際、補強用長繊維として、ポリ
パラフェニレンテレフタルアミド繊維のマルチフィラメ
ント糸に5000ボルトの電圧をかけて開繊し、精紡J
a ノア0ンドローラーIt流から供給してドラフトさ
れつつある11糸に市ねて加燃して巻き取り複合糸を製
造した。補強用長繊維と補強用短繊維の割合は表1に小
すように調整した。
ドの3デニール、51.冒の等長カット及びポリエチレ
ンテレフタレート短繊維3デニール、51、、の等長カ
ットのファイバーを(但し補強用短繊維は補強用繊維中
の割合が表1のようになるよう調整)混打綿、カード、
線条、和紡の各に稈を通じて組糸を製造し、ついで精紡
機に仕掛けて、紡出する際、補強用長繊維として、ポリ
パラフェニレンテレフタルアミド繊維のマルチフィラメ
ント糸に5000ボルトの電圧をかけて開繊し、精紡J
a ノア0ンドローラーIt流から供給してドラフトさ
れつつある11糸に市ねて加燃して巻き取り複合糸を製
造した。補強用長繊維と補強用短繊維の割合は表1に小
すように調整した。
ついで該複合糸を経糸に用い、IFJ記のポリエチレン
テレフタレートステーブルフトイバーと同一の極限粘度
を有するポリエ千レンマルチフィラメント糸を緯糸に用
い、第1表の補強繊維含イ1゛率に調整して:5J&I
Lだ。
テレフタレートステーブルフトイバーと同一の極限粘度
を有するポリエ千レンマルチフィラメント糸を緯糸に用
い、第1表の補強繊維含イ1゛率に調整して:5J&I
Lだ。
該・ト織物より20 am X 20 c■の・J−法
で切り出したシートを3枚積層してプラントとし、80
°C116時間、0.l■w+Hg以ドの条件でl゛〔
空乾燥をJxZった。この積層シートをr・め300℃
に加熱した金型に充填し軽荷重で3〜5分間r熱し、溶
融し、次いで50〜70 kgf / crilの圧力
で加熱圧縮成形を行った。金型から取り出す前に加圧ド
で60℃まで急冷した。以1−のL段で溶融成形するこ
とにより、複合糸及び緯糸に用いたポリエチレンテレフ
タレートステープルファイバーは、溶融含浸され、ポリ
パラフェニレンテレフタルアミド繊維のみが強化剤とし
て残った強化積層板を得た。該強化積層板について、繊
維含イf)N(溶融温度を熱可塑性自゛機繊この融点具
−1〕450℃未満の温度にて、J I 5K7052
に準拠)と、引張強度(J T 5K7054に準拠)
、及び層間剥離強度を測定して第1表に示した。
で切り出したシートを3枚積層してプラントとし、80
°C116時間、0.l■w+Hg以ドの条件でl゛〔
空乾燥をJxZった。この積層シートをr・め300℃
に加熱した金型に充填し軽荷重で3〜5分間r熱し、溶
融し、次いで50〜70 kgf / crilの圧力
で加熱圧縮成形を行った。金型から取り出す前に加圧ド
で60℃まで急冷した。以1−のL段で溶融成形するこ
とにより、複合糸及び緯糸に用いたポリエチレンテレフ
タレートステープルファイバーは、溶融含浸され、ポリ
パラフェニレンテレフタルアミド繊維のみが強化剤とし
て残った強化積層板を得た。該強化積層板について、繊
維含イf)N(溶融温度を熱可塑性自゛機繊この融点具
−1〕450℃未満の温度にて、J I 5K7052
に準拠)と、引張強度(J T 5K7054に準拠)
、及び層間剥離強度を測定して第1表に示した。
なお、従来法として、ポリバラフェニレンテレフタルア
ミド繊維のマルチフィラメント糸(380デニール、2
60フイラメント)を芯糸とし、ポリエチレンテレフタ
レートマルチフィラメント糸をさや糸として、前者゛の
割合を42重量%となるようにしてカバード糸を製造し
、該カバード糸を経糸とし、緯糸として実施例と同じマ
ルチフィラメント糸を用いて、実施例と同じ方法で強化
積層板を製造し、同様にして、繊維含有率、空どう率、
引張強度、層間剥離強度を測定して第1表に示した。第
1表中で、実施例1〜3は本発明に係り、比較例1〜2
は本の範囲を外れるものである。
ミド繊維のマルチフィラメント糸(380デニール、2
60フイラメント)を芯糸とし、ポリエチレンテレフタ
レートマルチフィラメント糸をさや糸として、前者゛の
割合を42重量%となるようにしてカバード糸を製造し
、該カバード糸を経糸とし、緯糸として実施例と同じマ
ルチフィラメント糸を用いて、実施例と同じ方法で強化
積層板を製造し、同様にして、繊維含有率、空どう率、
引張強度、層間剥離強度を測定して第1表に示した。第
1表中で、実施例1〜3は本発明に係り、比較例1〜2
は本の範囲を外れるものである。
以ド余白
(発明の効果)
本発明による前駆体を用いた成形体は、複合成形体中に
補強繊維として長繊維と短繊維が共存していることによ
り、長繊維の配列方向だけでなく、該方向に対して直角
の方向及び、重置方向への補強効果が人き(、層間剥離
強力の大きい複合成形体を特徴する
補強繊維として長繊維と短繊維が共存していることによ
り、長繊維の配列方向だけでなく、該方向に対して直角
の方向及び、重置方向への補強効果が人き(、層間剥離
強力の大きい複合成形体を特徴する
Claims (2)
- (1)成形条件下で溶融可能な熱可塑性有機繊維と、補
強用短繊維及び補強用長繊維が混合されている複合糸で
構成される複合成形用前駆体。 - (2)成形条件下で溶融可能な熱可塑性有機短繊維と、
補強用短繊維が混合した繊維束を精紡機でドラフトしフ
ロントローラーから紡出する際、補強用長繊維を開繊し
前記フロントローラーの上流から10〜60重量%占め
るよう供給することを特徴とする前駆体用複合糸の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1092381A JPH02269826A (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | 複合成形用前駆体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1092381A JPH02269826A (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | 複合成形用前駆体及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02269826A true JPH02269826A (ja) | 1990-11-05 |
Family
ID=14052845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1092381A Pending JPH02269826A (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | 複合成形用前駆体及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02269826A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012224974A (ja) * | 2011-04-18 | 2012-11-15 | Siemens Ag | 粗糸の束、粗糸の束を製造する方法、及び加工物を製造する方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59116440A (ja) * | 1982-12-24 | 1984-07-05 | ユニチカ株式会社 | 被覆糸の製造方法 |
JPS63288243A (ja) * | 1987-05-15 | 1988-11-25 | 東洋紡績株式会社 | 複合成形用シ−ト及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-04-11 JP JP1092381A patent/JPH02269826A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59116440A (ja) * | 1982-12-24 | 1984-07-05 | ユニチカ株式会社 | 被覆糸の製造方法 |
JPS63288243A (ja) * | 1987-05-15 | 1988-11-25 | 東洋紡績株式会社 | 複合成形用シ−ト及びその製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012224974A (ja) * | 2011-04-18 | 2012-11-15 | Siemens Ag | 粗糸の束、粗糸の束を製造する方法、及び加工物を製造する方法 |
JP2016211139A (ja) * | 2011-04-18 | 2016-12-15 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft | 粗糸の束、粗糸の束を製造する方法、及び加工物を製造する方法 |
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