JPH0226973B2 - - Google Patents
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- JPH0226973B2 JPH0226973B2 JP57186868A JP18686882A JPH0226973B2 JP H0226973 B2 JPH0226973 B2 JP H0226973B2 JP 57186868 A JP57186868 A JP 57186868A JP 18686882 A JP18686882 A JP 18686882A JP H0226973 B2 JPH0226973 B2 JP H0226973B2
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- JP
- Japan
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- ultrasonic
- scanning
- scanning line
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- 239000000523 sample Substances 0.000 claims description 23
- 238000002592 echocardiography Methods 0.000 claims description 11
- 238000003325 tomography Methods 0.000 claims description 11
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 claims description 4
- 238000002604 ultrasonography Methods 0.000 description 13
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000003491 array Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えばセクタ走査やコンベツクス形
探触子による走査のように、断層像を構築する走
査線の配列を、扇の骨のように放射状の多数の直
線で構成する超音波断層装置に関するものであ
る。
探触子による走査のように、断層像を構築する走
査線の配列を、扇の骨のように放射状の多数の直
線で構成する超音波断層装置に関するものであ
る。
リアルタイムの超音波断層装置として広く実用
化されているものにリニア電子走査形超音波断層
装置がある。この装置は微小な棒状振動子を多数
配列してなる長さ10cm程度の探触子を使用し、断
層像を得るに当たつてはそのうち10本程度の振動
子を同時に動作させて超音波パルスを送受波し、
かつその動作させる振動子を電子スイツチにより
順次配列方向に切り換えて行くことによりリニア
走査するものである。
化されているものにリニア電子走査形超音波断層
装置がある。この装置は微小な棒状振動子を多数
配列してなる長さ10cm程度の探触子を使用し、断
層像を得るに当たつてはそのうち10本程度の振動
子を同時に動作させて超音波パルスを送受波し、
かつその動作させる振動子を電子スイツチにより
順次配列方向に切り換えて行くことによりリニア
走査するものである。
このような走査方式の装置による超音波ビーム
の走査線配列を第1図に示す。このような装置
は、比較的低価格で広い視野が得られるという利
点があるが、探触子1の長さで視野の横幅が決ま
り、従つて視野を広くとるためには探触子1を長
くしなければならない。しかし探触子1を余り長
くすると、取り扱いが不便である上に、被検体表
面との密着性が悪くなるという欠点があつた。
の走査線配列を第1図に示す。このような装置
は、比較的低価格で広い視野が得られるという利
点があるが、探触子1の長さで視野の横幅が決ま
り、従つて視野を広くとるためには探触子1を長
くしなければならない。しかし探触子1を余り長
くすると、取り扱いが不便である上に、被検体表
面との密着性が悪くなるという欠点があつた。
一方、セクタ走査方式の超音波断層装置および
微小な棒状振動子を凸面上に多数配列した、いわ
ゆるコンベツクス形探触子を用いた超音波断層装
置がある。これらの装置の超音波ビームの走査線
配列を第2図および第3図に示す。両図におい
て、2はセクタ走査用探触子、3はコンベツクス
形探触子であるが、両探触子2,3共に被検体表
面との接触面が小さく、小型化できるために操作
性もよくなる。しかし、第2図および第3図から
明らかなように、これらの探触子2,3を用いた
走査方式では、それらの走査線配列がいずれも扇
の骨のように放射状の多数の直線で構成されてい
るため探触子2,3から離れるに従つて超音波ビ
ームの走査線密度が粗くなり、画質が低下すると
いう欠点があつた。
微小な棒状振動子を凸面上に多数配列した、いわ
ゆるコンベツクス形探触子を用いた超音波断層装
置がある。これらの装置の超音波ビームの走査線
配列を第2図および第3図に示す。両図におい
て、2はセクタ走査用探触子、3はコンベツクス
形探触子であるが、両探触子2,3共に被検体表
面との接触面が小さく、小型化できるために操作
性もよくなる。しかし、第2図および第3図から
明らかなように、これらの探触子2,3を用いた
走査方式では、それらの走査線配列がいずれも扇
の骨のように放射状の多数の直線で構成されてい
るため探触子2,3から離れるに従つて超音波ビ
ームの走査線密度が粗くなり、画質が低下すると
いう欠点があつた。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたも
ので、セクタ走査方式あるいはコンベツクス形探
触子を用いた走査方式において、探触子から離れ
るに従つて走査線を増し、全体として均質かつ高
分解能の画質の優れた像が得られる超音波断層装
置を提供することを目的とする。
ので、セクタ走査方式あるいはコンベツクス形探
触子を用いた走査方式において、探触子から離れ
るに従つて走査線を増し、全体として均質かつ高
分解能の画質の優れた像が得られる超音波断層装
置を提供することを目的とする。
以下第4図ないし第9図を参照して本発明の実
施例を説明する。
施例を説明する。
まず、本発明装置における超音波ビームの走査
の概要について第4図ないし第7図に基づいて説
明する。第4図はその走査線配列の一例を示す図
で、ここではセクタ走査が用いられた場合を例示
する。この第4図において、4は探触子、# 1,
# 2,# 3……# nは第1、第2、第3……第n
走査線である。
の概要について第4図ないし第7図に基づいて説
明する。第4図はその走査線配列の一例を示す図
で、ここではセクタ走査が用いられた場合を例示
する。この第4図において、4は探触子、# 1,
# 2,# 3……# nは第1、第2、第3……第n
走査線である。
すなわち、第4図に例示する走査線配列は次の
ようにして得られる。まず、超音波ビーム送波周
期T1においては、走査線# 1について、超音波
ビームを送波して領域0〜Aまでの超音波エコー
e1を受信し(第5図T1参照)、画像メモリ(図示
せず)に記録する。次に、周期T2においては、
同走査線# 1について、超音波ビームを送波して
領域A〜Bまでの超音波エコーe2を受信し(第5
図T2参照)、前記画像メモリに記録する。周期T3
においては、探触子4より離れた領域A〜Bの走
査線密度を近くの領域0〜Aの走査線密度とほぼ
同様にするため、超音波ビームの焦点をF6にお
いたまま走査線# 2について超音波ビームを送波
して領域A〜Bまでの超音波エコーe3を受信し
(第5図T3参照)、前記画像メモリに記録する。
周期T4は走査線# 3について前記周期T1の場合
と、周期T5は同走査線# 3について前記周期T2
の場合と、さらに、周期T6は走査線# 4につい
て前記周期T3の場合と、各々同様の動作により
超音波エコーe4〜e6を受信し(第5図T4〜T6参
照)、前記画像メモリに記録する。なお、以上の
超音波ビーム送波周期T1〜T6と、その際、超音
波エコーe1〜e6が受信される走査線# 1〜# 4お
よびそれらの領域0〜A,A〜Bの別を分かりや
すく示せば第6図の通りである。
ようにして得られる。まず、超音波ビーム送波周
期T1においては、走査線# 1について、超音波
ビームを送波して領域0〜Aまでの超音波エコー
e1を受信し(第5図T1参照)、画像メモリ(図示
せず)に記録する。次に、周期T2においては、
同走査線# 1について、超音波ビームを送波して
領域A〜Bまでの超音波エコーe2を受信し(第5
図T2参照)、前記画像メモリに記録する。周期T3
においては、探触子4より離れた領域A〜Bの走
査線密度を近くの領域0〜Aの走査線密度とほぼ
同様にするため、超音波ビームの焦点をF6にお
いたまま走査線# 2について超音波ビームを送波
して領域A〜Bまでの超音波エコーe3を受信し
(第5図T3参照)、前記画像メモリに記録する。
周期T4は走査線# 3について前記周期T1の場合
と、周期T5は同走査線# 3について前記周期T2
の場合と、さらに、周期T6は走査線# 4につい
て前記周期T3の場合と、各々同様の動作により
超音波エコーe4〜e6を受信し(第5図T4〜T6参
照)、前記画像メモリに記録する。なお、以上の
超音波ビーム送波周期T1〜T6と、その際、超音
波エコーe1〜e6が受信される走査線# 1〜# 4お
よびそれらの領域0〜A,A〜Bの別を分かりや
すく示せば第6図の通りである。
以下同様の動作を走査線#
5〜#
nまで順次繰
り返して超音波エコーe7〜eoを受信し、逐次前記
画像メモリに記録するものである。これにより断
層像全体に亘つて走査線密度が均一化され、全体
として均質かつ高分解能の画質の優れた像が得ら
れることになる。
り返して超音波エコーe7〜eoを受信し、逐次前記
画像メモリに記録するものである。これにより断
層像全体に亘つて走査線密度が均一化され、全体
として均質かつ高分解能の画質の優れた像が得ら
れることになる。
第7図は、上述の例よりもさらに深い領域Cま
で走査する場合の走査線配列の一列を示す図で、
ここでは上述の例よりさらに断層像全体に亘つて
走査線密度を均一化するため、走査線数を領域0
〜A,A〜B,B〜Cにおいて1:2:3の比率
にとつてあり、この配列は、上述と同様の手順で
超音波ビームを送受波することにより得られるも
のである。
で走査する場合の走査線配列の一列を示す図で、
ここでは上述の例よりさらに断層像全体に亘つて
走査線密度を均一化するため、走査線数を領域0
〜A,A〜B,B〜Cにおいて1:2:3の比率
にとつてあり、この配列は、上述と同様の手順で
超音波ビームを送受波することにより得られるも
のである。
第8図は本発明が適用された電子セクタ走査形
超音波断層装置の具体例を示すブロツク図で、図
中4は探触子、5は多チヤンネルのパルスを発生
するパルス発生器で、後述制御信号によりパルス
を発生するタイミングを独立に制御することが可
能で、超音波ビームの偏向角や焦点位置を任意に
設定することができる。6は多チヤンネルの増幅
器で、後述制御信号により時間関数として利得を
変えることができる。7は多チヤンネルの信号電
圧を整相して超音波ビームに指向性を与える整相
回路で、後述制御信号により各信号の遅延時間を
変えることができる多チヤンネルの遅延回路と加
算器で構成されている。この整相回路7は後述制
御信号により受波信号の指向性および焦点位置を
任意に制御できる。以上の探触子4、パルス発生
器5、増幅器6および整相回路7は、超音波を送
受信するための超音波送受信手段の主構成をな
す。8は検波器およびビデオ増幅器等からなる検
波増幅回路で、整相回路7の出力信号が入力され
る。9は半導体メモリからなる画像メモリを備え
たデイジタルスキヤンコンバータで、前記整相回
路7の出力信号が検波増幅回路8を介してその画
像メモリに書き込まれる。この書き込みは、例え
ば第4図に示すような走査線配列の場合、第5図
および第6図で説明したような順序に従つて行わ
れ、また、読み出しは標準TVと同様のモードに
従つて行われる。10はデイジタルスキヤンコン
バータ9の画像メモリに書き込まれたデータに従
つて断層像を表示するCRTデイスプレイである。
11は前記パルス発生器5、多チヤンネル増幅器
6、整相回路7およびデイジタルスキヤンコンバ
ータ9等に制御信号を送り、それらを第9図a,
bに示すタイミングをもつて動作させ、同c〜e
に示す超音波エコーをデイジタルスキヤンコンバ
ータ9の画像メモリに書き込むための制御信号発
生器である。ここで、第9図aは超音波ビームの
送波パルス、同bはデイジタルスキヤンコンバー
タ9の画像メモリへの超音波エコー書込制御信
号、同cは前記画像メモリの走査線# 1に相当す
るエリアに書き込まれる超音波エコー書込信号、
同dは同じく走査線# 2に相当するエリアに書き
込まれる超音波エコー書込信号、同eは同じく走
査線# 3に相当するエリアに書き込まれる超音波
エコー書込信号を示す。
超音波断層装置の具体例を示すブロツク図で、図
中4は探触子、5は多チヤンネルのパルスを発生
するパルス発生器で、後述制御信号によりパルス
を発生するタイミングを独立に制御することが可
能で、超音波ビームの偏向角や焦点位置を任意に
設定することができる。6は多チヤンネルの増幅
器で、後述制御信号により時間関数として利得を
変えることができる。7は多チヤンネルの信号電
圧を整相して超音波ビームに指向性を与える整相
回路で、後述制御信号により各信号の遅延時間を
変えることができる多チヤンネルの遅延回路と加
算器で構成されている。この整相回路7は後述制
御信号により受波信号の指向性および焦点位置を
任意に制御できる。以上の探触子4、パルス発生
器5、増幅器6および整相回路7は、超音波を送
受信するための超音波送受信手段の主構成をな
す。8は検波器およびビデオ増幅器等からなる検
波増幅回路で、整相回路7の出力信号が入力され
る。9は半導体メモリからなる画像メモリを備え
たデイジタルスキヤンコンバータで、前記整相回
路7の出力信号が検波増幅回路8を介してその画
像メモリに書き込まれる。この書き込みは、例え
ば第4図に示すような走査線配列の場合、第5図
および第6図で説明したような順序に従つて行わ
れ、また、読み出しは標準TVと同様のモードに
従つて行われる。10はデイジタルスキヤンコン
バータ9の画像メモリに書き込まれたデータに従
つて断層像を表示するCRTデイスプレイである。
11は前記パルス発生器5、多チヤンネル増幅器
6、整相回路7およびデイジタルスキヤンコンバ
ータ9等に制御信号を送り、それらを第9図a,
bに示すタイミングをもつて動作させ、同c〜e
に示す超音波エコーをデイジタルスキヤンコンバ
ータ9の画像メモリに書き込むための制御信号発
生器である。ここで、第9図aは超音波ビームの
送波パルス、同bはデイジタルスキヤンコンバー
タ9の画像メモリへの超音波エコー書込制御信
号、同cは前記画像メモリの走査線# 1に相当す
るエリアに書き込まれる超音波エコー書込信号、
同dは同じく走査線# 2に相当するエリアに書き
込まれる超音波エコー書込信号、同eは同じく走
査線# 3に相当するエリアに書き込まれる超音波
エコー書込信号を示す。
次に、第4図ないし第6図を併用して上述本発
明装置の動作について説明する。まず、第1発目
の送波パルスP1の発生と共に超音波ビーム送波
周期T1での期間t1に超音波エコーe1がデイジタル
スキヤンコンバータ9に取り込まれ、その画像メ
モリの走査線# 1の領域(深さ)0〜Aに相当す
るエリアに書き込まれる。次に、周期T1の期間
の終了時に第2発目の送波パルスP2が発生する。
その周期T2での期間t2において超音波エコーe2が
デイジタルスキヤンコンバータ9に取り込まれ、
この画像メモリの走査線# 1の領域(深さ)A〜
Bに相当するエリアに書き込まれる。その後、周
期T2の期間の終了時に第3発目の送波パルスP3
が発生する。第3発目の送波パルスP3が発生す
ると、その周期T3での期間t2において超音波エコ
ーe3がデイジタルスキヤンコンバータ9に取り込
まれ、この画像メモリの走査線# 2の領域(深
さ)A〜Bに相当するエリアに書き込まれる。以
下、走査線# 3,# 4……# nについて同様の動
作が順次繰り返され、超音波エコーe3〜eoがデイ
ジタルスキヤンコンバータ9の画像メモリの各々
該当する走査線# 3〜# nの各領域(深さ)0〜
AまたはA〜Bに相当するエリアに書き込まれ
る。この書き込みの終了後、CRTデイスプレイ
10を動作させることにより、断層像が表示され
るものである。
明装置の動作について説明する。まず、第1発目
の送波パルスP1の発生と共に超音波ビーム送波
周期T1での期間t1に超音波エコーe1がデイジタル
スキヤンコンバータ9に取り込まれ、その画像メ
モリの走査線# 1の領域(深さ)0〜Aに相当す
るエリアに書き込まれる。次に、周期T1の期間
の終了時に第2発目の送波パルスP2が発生する。
その周期T2での期間t2において超音波エコーe2が
デイジタルスキヤンコンバータ9に取り込まれ、
この画像メモリの走査線# 1の領域(深さ)A〜
Bに相当するエリアに書き込まれる。その後、周
期T2の期間の終了時に第3発目の送波パルスP3
が発生する。第3発目の送波パルスP3が発生す
ると、その周期T3での期間t2において超音波エコ
ーe3がデイジタルスキヤンコンバータ9に取り込
まれ、この画像メモリの走査線# 2の領域(深
さ)A〜Bに相当するエリアに書き込まれる。以
下、走査線# 3,# 4……# nについて同様の動
作が順次繰り返され、超音波エコーe3〜eoがデイ
ジタルスキヤンコンバータ9の画像メモリの各々
該当する走査線# 3〜# nの各領域(深さ)0〜
AまたはA〜Bに相当するエリアに書き込まれ
る。この書き込みの終了後、CRTデイスプレイ
10を動作させることにより、断層像が表示され
るものである。
なお、上述実施例では、本発明装置の走査方式
として電子セクタ走査方式を用いた場合について
説明したが、機械セクタ走査方式を用いてもよ
く、また、コンベツクス形探触子により走査する
ようにしてもよい。
として電子セクタ走査方式を用いた場合について
説明したが、機械セクタ走査方式を用いてもよ
く、また、コンベツクス形探触子により走査する
ようにしてもよい。
以上述べたように本発明は、例えばセクタ走査
やコンベツクス形探触子による走査のように、断
層像を構築する走査線の配列を、扇の骨のように
放射状の多数の直線で構成する超音波断層装置に
おいて、超音波エコーを受信する領域を走査線の
深さ方向に複数領域に分割すると共に、それらの
領域のうち超音波ビームを発する探触子より離れ
た領域ほど超音波エコーを受信する回数を多くな
し、これにより受信された超音波エコーを逐次画
像メモリに書き込み、デイスプレイにて断層像と
して表示するようにしたので、全体として均質か
つ高分解能の画質の優れた像が得られるという効
果がある。
やコンベツクス形探触子による走査のように、断
層像を構築する走査線の配列を、扇の骨のように
放射状の多数の直線で構成する超音波断層装置に
おいて、超音波エコーを受信する領域を走査線の
深さ方向に複数領域に分割すると共に、それらの
領域のうち超音波ビームを発する探触子より離れ
た領域ほど超音波エコーを受信する回数を多くな
し、これにより受信された超音波エコーを逐次画
像メモリに書き込み、デイスプレイにて断層像と
して表示するようにしたので、全体として均質か
つ高分解能の画質の優れた像が得られるという効
果がある。
第1図はリニア走査による超音波ビームの走査
線配列を示す図、第2図はセクタ走査による超音
波ビームの走査線配列を示す図、第3図はコンベ
ツクス形探触子を用いた走査による超音波ビーム
の走査線配列を示す図、第4図は本発明装置にお
ける超音波ビームの走査線配列の一例を示す図、
第5図および第6図は第4図に示す走査線配列を
得る場合の超音波ビーム送波周期に対する走査
線、走査領域の変更等を説明するための図、第7
図は本発明装置における超音波ビームの走査線配
列の他の例を示す図、第8図は本発明が適用され
た電子セクタ走査形超音波断層装置の具体例を示
すブロツク図、第9図aないしeは同装置の動作
説明図である。 4…探触子、5…パルス発生器、6…増幅器、
7…整相回路、8…検波増幅回路、9…デイジタ
ルスキヤンコンバータ、10…CRTデイスプレ
イ、11…制御信号発生器、# 1〜# n…走査
線、e1〜eo…超音波エコー、T1〜T6…超音波ビ
ーム送波周期、P1〜P4…超音波ビーム送波パル
ス。
線配列を示す図、第2図はセクタ走査による超音
波ビームの走査線配列を示す図、第3図はコンベ
ツクス形探触子を用いた走査による超音波ビーム
の走査線配列を示す図、第4図は本発明装置にお
ける超音波ビームの走査線配列の一例を示す図、
第5図および第6図は第4図に示す走査線配列を
得る場合の超音波ビーム送波周期に対する走査
線、走査領域の変更等を説明するための図、第7
図は本発明装置における超音波ビームの走査線配
列の他の例を示す図、第8図は本発明が適用され
た電子セクタ走査形超音波断層装置の具体例を示
すブロツク図、第9図aないしeは同装置の動作
説明図である。 4…探触子、5…パルス発生器、6…増幅器、
7…整相回路、8…検波増幅回路、9…デイジタ
ルスキヤンコンバータ、10…CRTデイスプレ
イ、11…制御信号発生器、# 1〜# n…走査
線、e1〜eo…超音波エコー、T1〜T6…超音波ビ
ーム送波周期、P1〜P4…超音波ビーム送波パル
ス。
Claims (1)
- 1 断層像を構築する走査線の配列を、扇の骨の
ように放射状の多数の直線で構成する超音波断層
装置において、超音波エコーを受信する領域を走
査線の深さ方向に複数領域に分割すると共に、そ
れらの領域のうち超音波ビームを発する探触子よ
り離れた領域ほどその走査線本数を、得られる断
層像全体に亘つての走査線密度が均一化される程
度にまで増加すべく超音波送受信手段を制御する
制御信号発生器を具備することを特徴とする超音
波断層装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57186868A JPS5977839A (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | 超音波断層装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57186868A JPS5977839A (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | 超音波断層装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5977839A JPS5977839A (ja) | 1984-05-04 |
JPH0226973B2 true JPH0226973B2 (ja) | 1990-06-13 |
Family
ID=16196073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57186868A Granted JPS5977839A (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | 超音波断層装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5977839A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61187848A (ja) * | 1985-02-15 | 1986-08-21 | 富士通株式会社 | 走査表示制御方式 |
JP2604053B2 (ja) * | 1990-05-07 | 1997-04-23 | アロカ 株式会社 | 超音波診断装置の超音波ビーム走査方法 |
JP2022037259A (ja) * | 2018-12-28 | 2022-03-09 | 株式会社Lily MedTech | 超音波撮像システム及び超音波撮像方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5588752A (en) * | 1978-12-27 | 1980-07-04 | Tokyo Shibaura Electric Co | Ultrasoniccwave diagnosis device |
JPS5634337A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-06 | Tokyo Shibaura Electric Co | Ultrasonic diagnosing device |
JPS5692481A (en) * | 1979-12-25 | 1981-07-27 | Fujitsu Ltd | Ultrasonic wave transmission and reception system |
-
1982
- 1982-10-26 JP JP57186868A patent/JPS5977839A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5588752A (en) * | 1978-12-27 | 1980-07-04 | Tokyo Shibaura Electric Co | Ultrasoniccwave diagnosis device |
JPS5634337A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-06 | Tokyo Shibaura Electric Co | Ultrasonic diagnosing device |
JPS5692481A (en) * | 1979-12-25 | 1981-07-27 | Fujitsu Ltd | Ultrasonic wave transmission and reception system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5977839A (ja) | 1984-05-04 |
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