JPH02269230A - ブーム式油圧作業機の油圧操作装置 - Google Patents
ブーム式油圧作業機の油圧操作装置Info
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- JPH02269230A JPH02269230A JP9166089A JP9166089A JPH02269230A JP H02269230 A JPH02269230 A JP H02269230A JP 9166089 A JP9166089 A JP 9166089A JP 9166089 A JP9166089 A JP 9166089A JP H02269230 A JPH02269230 A JP H02269230A
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- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 5
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 241000220317 Rosa Species 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ブーム式油圧作業機の油圧操作装置に関する
。
。
(従来の技術)
例えば作業具としてパケットを装着したフロントローダ
においては、パケットで土砂をすくった後にブームを上
昇させると、パケットの開口部を上向きにしてパケット
を略持上げ姿勢にしておいても、ブームの上昇角度が増
加するに従ってパケットは後下り状になり、すくった土
砂が走行車輌のボンネット側に落ちてくる。
においては、パケットで土砂をすくった後にブームを上
昇させると、パケットの開口部を上向きにしてパケット
を略持上げ姿勢にしておいても、ブームの上昇角度が増
加するに従ってパケットは後下り状になり、すくった土
砂が走行車輌のボンネット側に落ちてくる。
そのため、従来においては、パケットの持上げ姿勢を検
出するセンサとブームの上昇角度を検出するセンサとを
設けて、ブーム上昇に応じてパケットの姿勢を電気的に
検出して、パケット用シリンダの制御弁を電磁弁を介し
て制御し、パケットシリンダの作動でパケット姿勢を土
砂がこぼれ落ちない姿勢に補正するように構成されてい
る。
出するセンサとブームの上昇角度を検出するセンサとを
設けて、ブーム上昇に応じてパケットの姿勢を電気的に
検出して、パケット用シリンダの制御弁を電磁弁を介し
て制御し、パケットシリンダの作動でパケット姿勢を土
砂がこぼれ落ちない姿勢に補正するように構成されてい
る。
(発明が解決しようとする課題)
従来の電気的な水平保持技術によれば、2個の検出セン
サおよび電磁弁等の高価な電気部品を必要とし、且つ信
鯨性を向上することが困難であった。
サおよび電磁弁等の高価な電気部品を必要とし、且つ信
鯨性を向上することが困難であった。
そこで、作業具を略持上げ姿勢にした状態からのブーム
の上昇動作を、リンク機構によって作業具シリンダの制
御弁にフィードバックさせ、作業具の略持上げ姿勢を機
械的に保持するように構成することが推奨される。
の上昇動作を、リンク機構によって作業具シリンダの制
御弁にフィードバックさせ、作業具の略持上げ姿勢を機
械的に保持するように構成することが推奨される。
しかし、この機械的水平保持技術を採用したとき、オペ
レータの意志に関係なく操作レバーが動くため、オペレ
ータは無意識にこれと反する力をti作レバーに加え、
このため、操作レバー、リンク機構等が破損することが
あった。
レータの意志に関係なく操作レバーが動くため、オペレ
ータは無意識にこれと反する力をti作レバーに加え、
このため、操作レバー、リンク機構等が破損することが
あった。
本発明は、機械的水平保持手段を備えても、この手段が
働いている時に操作レバーが動くのを阻止するようにし
たことを目的とする。
働いている時に操作レバーが動くのを阻止するようにし
たことを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は、ブーム7が昇降シリンダ10を介して上下動
自在とされ、該ブーム7に取付けられた作業具9がチル
トシリンダ11を介して傾動自在とされたブーム式油圧
作業機1であって、前記昇降シリンダ10およびチルト
シリンダ11をそれぞれ制御する制御弁25.26を備
え、該制御弁25.26を1本の操作レバー28で独立
および同時に操作可能にした油圧操作装置において、前
述の目的を達成するために、次の技術的手段を講じてい
る。
自在とされ、該ブーム7に取付けられた作業具9がチル
トシリンダ11を介して傾動自在とされたブーム式油圧
作業機1であって、前記昇降シリンダ10およびチルト
シリンダ11をそれぞれ制御する制御弁25.26を備
え、該制御弁25.26を1本の操作レバー28で独立
および同時に操作可能にした油圧操作装置において、前
述の目的を達成するために、次の技術的手段を講じてい
る。
すなわち、本発明は、作業具9を略持上げ姿勢にした状
態からのブーム7の上昇動作を、チルトシリンダ11の
制御弁25にフィードバックさせて作業具9の略持上げ
姿勢を保持するリンク機構23を設け、前記チルトシリ
ンダ11の制御弁25に連動する揺動子36を、操作レ
バー28の支軸34に操作レバー28と独立して軸方向
摺動自在に設け、前記操作レバー28をその支軸34に
独立して軸方向摺動自在に支持するとともに、前記フィ
ードバック用リンク機構23に連動する別の揺動子33
を支軸34に独立して軸方向摺動自在に設け、前記両揺
動子33,36を係脱するクラッチ部38を設け、該ク
ラッチ部38を断方向に付勢するバネ手段39を設け、
バネ手段39に抗してクラッチ部38を接続すべく前記
別の揺動子33に連動する揺動部材45を設けたことを
特徴とするものであ条。
態からのブーム7の上昇動作を、チルトシリンダ11の
制御弁25にフィードバックさせて作業具9の略持上げ
姿勢を保持するリンク機構23を設け、前記チルトシリ
ンダ11の制御弁25に連動する揺動子36を、操作レ
バー28の支軸34に操作レバー28と独立して軸方向
摺動自在に設け、前記操作レバー28をその支軸34に
独立して軸方向摺動自在に支持するとともに、前記フィ
ードバック用リンク機構23に連動する別の揺動子33
を支軸34に独立して軸方向摺動自在に設け、前記両揺
動子33,36を係脱するクラッチ部38を設け、該ク
ラッチ部38を断方向に付勢するバネ手段39を設け、
バネ手段39に抗してクラッチ部38を接続すべく前記
別の揺動子33に連動する揺動部材45を設けたことを
特徴とするものであ条。
(実施例と作用)
以下、本発明の実施例と作用を図面に基づいて説明する
。
。
第1図において、1はトラクタ2の前部に装着されたブ
ーム式フロントローダであり、走行車体3に左右1対の
取付台4が取付けられ、その各上部にマスト5が着脱自
在に固定されており、マスト5の上部に枢軸6を介して
左右ブーム7が上下動可能に枢支され、各ブーム7の先
端に枢軸8を介して1個のパケット (作業具)9が枢
支されている。
ーム式フロントローダであり、走行車体3に左右1対の
取付台4が取付けられ、その各上部にマスト5が着脱自
在に固定されており、マスト5の上部に枢軸6を介して
左右ブーム7が上下動可能に枢支され、各ブーム7の先
端に枢軸8を介して1個のパケット (作業具)9が枢
支されている。
ブーム7は左右で1対となっており、前後方向中途部が
屈曲されており、この屈曲部からマスト5までの後部と
屈曲部からパケット9までの前部とは、略直線に形成さ
れている。
屈曲されており、この屈曲部からマスト5までの後部と
屈曲部からパケット9までの前部とは、略直線に形成さ
れている。
パケット9は第1図実線で示した状態で前部が開口部9
aとなっており、作業具としては、パケット以外にフォ
ーク、グレーダ又はバックホーのパケット等を採用する
ことができる。
aとなっており、作業具としては、パケット以外にフォ
ーク、グレーダ又はバックホーのパケット等を採用する
ことができる。
ブーム7の中途部とマスト5下部との間にはブームを昇
降させる昇降シリンダ10が設けられ、またパケット9
との間にはパケットをすくい動作およびダンプ動作させ
るチルトシリンダ11が設けられている。
降させる昇降シリンダ10が設けられ、またパケット9
との間にはパケットをすくい動作およびダンプ動作させ
るチルトシリンダ11が設けられている。
パケット9は背面に固定の左右ブラケット12の下部が
ブーム7に連結され、ブラケット12の上部とブーム7
との間にはそれらと共に四節リンク機構を形成するため
の2本のリンク13.14の各一端が連結され、2本の
リンク13.14の他端が連結ピン15によって屈曲自
在に連結され、この連結ビン15にチルトシリンダ11
のロッドが連結されている。
ブーム7に連結され、ブラケット12の上部とブーム7
との間にはそれらと共に四節リンク機構を形成するため
の2本のリンク13.14の各一端が連結され、2本の
リンク13.14の他端が連結ピン15によって屈曲自
在に連結され、この連結ビン15にチルトシリンダ11
のロッドが連結されている。
この四節リンク機構はパケット9の最大回動角度をより
大きくするために設けられている。
大きくするために設けられている。
前記フロントローダ1には、パケット9を特定姿勢にし
た状態からのブーム7の上昇動作をパケット9からその
シリンダ11の制御弁までの間に設けたリンク機構を介
して、パケット制御弁をダンプ方向に操作する動作に変
換して、ブーム7が上昇してもパケット9の特定姿勢を
保持するように構成された作業具姿勢制御装置が設けら
れている。
た状態からのブーム7の上昇動作をパケット9からその
シリンダ11の制御弁までの間に設けたリンク機構を介
して、パケット制御弁をダンプ方向に操作する動作に変
換して、ブーム7が上昇してもパケット9の特定姿勢を
保持するように構成された作業具姿勢制御装置が設けら
れている。
次に、この装置について詳述する。
前記左右各ブーム7の一方の長手方向中途部には支持板
16が固定され、この支持板16にパケットシリンダ1
1取付用の横軸17が設けられており、この横軸17の
端部は支持板16から側方へ突出していて、その軸端部
に2本のアーム18.19が相対回動自在に支持されて
いる。
16が固定され、この支持板16にパケットシリンダ1
1取付用の横軸17が設けられており、この横軸17の
端部は支持板16から側方へ突出していて、その軸端部
に2本のアーム18.19が相対回動自在に支持されて
いる。
前記アーム18.19の支持用横軸は前記横軸17で兼
用されているが、別個に用意して、支持板16又はブー
ム中途部に側方突出状に設けても良い。
用されているが、別個に用意して、支持板16又はブー
ム中途部に側方突出状に設けても良い。
第2アーム19は第1アーム18より支持板16側に位
置し、その後側縁に第1アーム18と当接可能な係合部
20を形成する当て板が固定されている。また、第27
−ム19の先端にはロッド21(第2連結部材)の一端
が連結され、ロッド21の他端はブーム7に枢支された
リンク14に枢支連結されており、リンク13.14及
びロッド21を介してパケット9のすくい動作及びダン
プ動作に応じて第2アーム19が回動してパケット9の
姿勢を検出するように構成されている。
置し、その後側縁に第1アーム18と当接可能な係合部
20を形成する当て板が固定されている。また、第27
−ム19の先端にはロッド21(第2連結部材)の一端
が連結され、ロッド21の他端はブーム7に枢支された
リンク14に枢支連結されており、リンク13.14及
びロッド21を介してパケット9のすくい動作及びダン
プ動作に応じて第2アーム19が回動してパケット9の
姿勢を検出するように構成されている。
前記第1アーム18の先端には、ロッド22(第1連結
部材)の前端が連結されている。ロッド21はブーム7
の前部の側面に略沿わされており、ロッド22はブーム
7の後部の側面に略沿わされており、両ロッド21,2
2はブーム7によって保護されている。
部材)の前端が連結されている。ロッド21はブーム7
の前部の側面に略沿わされており、ロッド22はブーム
7の後部の側面に略沿わされており、両ロッド21,2
2はブーム7によって保護されている。
ここに、ロッド21,22 、リンク18.19等でリ
ンク機構23を構成しており、このリンク機構23は、
パケット9が略持上げ姿勢になった後にブーム7の上昇
に伴って揺動する揺動部材の動きでチルト(作業具)制
御弁をダンプ動作すべく連動する。
ンク機構23を構成しており、このリンク機構23は、
パケット9が略持上げ姿勢になった後にブーム7の上昇
に伴って揺動する揺動部材の動きでチルト(作業具)制
御弁をダンプ動作すべく連動する。
前記マスト5の上部背面には第1図〜第4図で示すよう
に制御機構の取付は板24が取付けられている。
に制御機構の取付は板24が取付けられている。
第2図から第4図において、25は作業具制御弁、26
はブーム制御弁であり、これら制御弁25.26はスプ
ール式の3位置切換弁から成り、第3図、第4図で示す
ように、スプール25A 、 26Aが上下方向となる
ように取付板24に固定されている。各制御弁25 、
26のスプール25A 、 26Aは、復帰バネ25B
、26Bによって中立位置に戻される。
はブーム制御弁であり、これら制御弁25.26はスプ
ール式の3位置切換弁から成り、第3図、第4図で示す
ように、スプール25A 、 26Aが上下方向となる
ように取付板24に固定されている。各制御弁25 、
26のスプール25A 、 26Aは、復帰バネ25B
、26Bによって中立位置に戻される。
27は制御ボックスで、第2〜4図で示す如く、制御弁
25 、26の上方で取付板24に固定されており、1
本の操作レバー28が支持され且つレバーガイド部29
が形成されている。制御ボックス27内には平面視コ字
形のブラケット30が固定され、このブラケット30に
第1揺動子31に固着の左右方向の第1軸32が枢支さ
れ、第1揺動子31のU字形状部内に第2揺動子33が
配置されて前後方向の第2軸34によって支持されてお
り、第1軸32と第2軸34とは軸線が直交している。
25 、26の上方で取付板24に固定されており、1
本の操作レバー28が支持され且つレバーガイド部29
が形成されている。制御ボックス27内には平面視コ字
形のブラケット30が固定され、このブラケット30に
第1揺動子31に固着の左右方向の第1軸32が枢支さ
れ、第1揺動子31のU字形状部内に第2揺動子33が
配置されて前後方向の第2軸34によって支持されてお
り、第1軸32と第2軸34とは軸線が直交している。
操作レバー28はそのボス部35がレバー支軸34に軸
方向摺動自在として備えられており、ボス部35と第2
揺動子33との間のレバー支軸34上には制御弁25に
連動する第3揺動子36が軸方向摺動自在に備えられ、
ボス部35と第3揺動子36との軸対面部および第2揺
動子33と第3揺動子36との軸対面部にはそれぞれス
プライン、ドッグ凹凸等によるクラッチ部37.38を
有する。
方向摺動自在として備えられており、ボス部35と第2
揺動子33との間のレバー支軸34上には制御弁25に
連動する第3揺動子36が軸方向摺動自在に備えられ、
ボス部35と第3揺動子36との軸対面部および第2揺
動子33と第3揺動子36との軸対面部にはそれぞれス
プライン、ドッグ凹凸等によるクラッチ部37.38を
有する。
更に、レバー支軸34には、前記クラッチ38を離脱方
向に付勢するバネ手段が備えられており、このバネ手段
は、操作レバー28のボス35を弾発するバネ39とか
らなり、ボス35より第2揺動子33の端面に係合して
クラッチ38を離脱状態に維持する作動片40が突出さ
れている。
向に付勢するバネ手段が備えられており、このバネ手段
は、操作レバー28のボス35を弾発するバネ39とか
らなり、ボス35より第2揺動子33の端面に係合して
クラッチ38を離脱状態に維持する作動片40が突出さ
れている。
第1揺動子31の前端には、ネジ調整形ロッドリンク4
1を介してブーム制御弁26のスプール26Aに連動連
結され、ここに、操作レバー28を第2図の矢示Aに操
作するとブーム下げ、矢示Bに操作するとブーム上げと
なるよう、第1軸32回りで連動する。
1を介してブーム制御弁26のスプール26Aに連動連
結され、ここに、操作レバー28を第2図の矢示Aに操
作するとブーム下げ、矢示Bに操作するとブーム上げと
なるよう、第1軸32回りで連動する。
第3揺動子36には左右方向の軸42が突出されていて
、軸42にはネジ調整形ロンドリンク43を介して作業
具制御弁25のスプール25^に連動されており、ここ
に、クラッチ37を入れた状態において、操作レバー2
8を第2図の矢示Cに操作するとパケットすくい動作、
矢示りに操作するとパケットダンプ動作すべく連動して
いる。
、軸42にはネジ調整形ロンドリンク43を介して作業
具制御弁25のスプール25^に連動されており、ここ
に、クラッチ37を入れた状態において、操作レバー2
8を第2図の矢示Cに操作するとパケットすくい動作、
矢示りに操作するとパケットダンプ動作すべく連動して
いる。
第2揺動子33には左右方向の軸44が突出されていて
、この軸44と前記リンク機構23とは揺動部材45で
連動連結されており、この揺動部材45は取付板24よ
り突出した軸46に、ベルクランク状のアーム47.4
8を回動自在に支持させ、アーム47には第10ツド2
2をピン49で枢支し、アーム48と軸44とをネジ調
整形リンクロッド50で連動連結し、更に、第2揺動子
33をバネ手段39に抗して押付けるアーム51を有し
ている。
、この軸44と前記リンク機構23とは揺動部材45で
連動連結されており、この揺動部材45は取付板24よ
り突出した軸46に、ベルクランク状のアーム47.4
8を回動自在に支持させ、アーム47には第10ツド2
2をピン49で枢支し、アーム48と軸44とをネジ調
整形リンクロッド50で連動連結し、更に、第2揺動子
33をバネ手段39に抗して押付けるアーム51を有し
ている。
上記実施例においてその作用を説明すると、パケット9
を接地した状態で、操作レバー28をB方向に操作する
と、ブーム制御弁26を介してブーム7は上昇する。こ
のとき、横軸17が枢軸6を中心に上向き移動すると共
にロッド22はピン49を中心として上向き移動するた
め、横軸17からピン49までの距離が長くなり、相対
的に第1アーム18が横軸17を中心に回動し、これに
よってブーム上昇初期に第1アーム18は第2アーム1
9の係合部20と当接する。その状態から第1アーム1
8は第2アーム19によって動きが規制され、パケット
シリンダ11を作動しない限り不動になるため、第1.
2アーム18.19及びロッド21,22等のリンク機
構23はブーム7に対して静止する。
を接地した状態で、操作レバー28をB方向に操作する
と、ブーム制御弁26を介してブーム7は上昇する。こ
のとき、横軸17が枢軸6を中心に上向き移動すると共
にロッド22はピン49を中心として上向き移動するた
め、横軸17からピン49までの距離が長くなり、相対
的に第1アーム18が横軸17を中心に回動し、これに
よってブーム上昇初期に第1アーム18は第2アーム1
9の係合部20と当接する。その状態から第1アーム1
8は第2アーム19によって動きが規制され、パケット
シリンダ11を作動しない限り不動になるため、第1.
2アーム18.19及びロッド21,22等のリンク機
構23はブーム7に対して静止する。
一方、このリンク機構23の作動で、揺動部材45は第
5図に示す矢示Fの方向に回動され、リンクロッド50
を介して第2揺動子33にその動きが伝達される。しか
し、この間、第2揺動子33は操作レバー28とはクラ
ッチ38が離れているので、操作レバー28は作動しな
い即ち、停止状態にある。
5図に示す矢示Fの方向に回動され、リンクロッド50
を介して第2揺動子33にその動きが伝達される。しか
し、この間、第2揺動子33は操作レバー28とはクラ
ッチ38が離れているので、操作レバー28は作動しな
い即ち、停止状態にある。
更に、ブーム7が上昇されると、揺動部材45の押えア
ーム51が第2揺動子33をバネ手段37に抗して押付
け、ここに、クラッチ38が接となり、ここで、第3揺
動子36と第2揺動子33が初めて係合し、第2揺動子
33がロッド50で回動し、第3揺動子36を介して制
御弁25をダンプに連動させる(第6図参照)。
ーム51が第2揺動子33をバネ手段37に抗して押付
け、ここに、クラッチ38が接となり、ここで、第3揺
動子36と第2揺動子33が初めて係合し、第2揺動子
33がロッド50で回動し、第3揺動子36を介して制
御弁25をダンプに連動させる(第6図参照)。
ダンプ動作はブーム7上昇中連続的に行なわれ、パケッ
ト9がダンプ方向に微動動作をするので、第2アーム1
9は第1図時計方向に回動し、ブーム7の上昇を停止す
ると、第1アーム18は係合部20に係合したままであ
るが、揺動部材45はパケット制御弁25を中立位置に
する姿勢であり、またその姿勢は、スプール25Aの中
立位置復帰バネ25Bによって保持される。
ト9がダンプ方向に微動動作をするので、第2アーム1
9は第1図時計方向に回動し、ブーム7の上昇を停止す
ると、第1アーム18は係合部20に係合したままであ
るが、揺動部材45はパケット制御弁25を中立位置に
する姿勢であり、またその姿勢は、スプール25Aの中
立位置復帰バネ25Bによって保持される。
このように、ブーム7の上昇によって、パケット9がダ
ンプ動作をして、その開口部9aを水平に保つことがで
きるので、土砂がトラクタ2側にこぼれることはなく、
その姿勢制御は自動的に且つ機械的に行なわれるので、
操作が不要で且つ信頬性が高くなる。
ンプ動作をして、その開口部9aを水平に保つことがで
きるので、土砂がトラクタ2側にこぼれることはなく、
その姿勢制御は自動的に且つ機械的に行なわれるので、
操作が不要で且つ信頬性が高くなる。
ブーム7を上昇姿勢にした状態からのパケット9のダン
プ下げ動作は、操作レバー28でブーム制御弁26を引
上げることによって行なわれ、その際第1アーム18も
回動するが保合部20と離れる方向に回動する。
プ下げ動作は、操作レバー28でブーム制御弁26を引
上げることによって行なわれ、その際第1アーム18も
回動するが保合部20と離れる方向に回動する。
第7図は本発明の第2実施例を示し、前述した第2揺動
子33、ボス35、バネ手段39を、作業具制御弁25
0ロンドリンク4工に適用したものであり、このときは
、操作レバー28は第3揺動子36に直付けされている
。
子33、ボス35、バネ手段39を、作業具制御弁25
0ロンドリンク4工に適用したものであり、このときは
、操作レバー28は第3揺動子36に直付けされている
。
(発明の効果)
本発明は以上の通りであり、作業具を略持上げ姿勢にし
た状態からのブームの上昇動作を、チルトシリンダの制
御弁にフィードバックさせて作業具の略持上げ姿勢を保
持するリンク機構を設け、前記チルトシリンダの制御弁
に連動する揺動子を、操作レバーの支軸に操作レバーと
独立して軸方向摺動自在に設け、前記操作レバーをその
支軸に独立して軸方向摺動自在に支持するとともに、前
記フィードバック用リンク機構に連動する別の揺動子を
支軸に独立して軸方向摺動自在に設け、前記両揺動子を
係脱するクラッチ部を設け、該クラッチ部を断方向に付
勢するバネ手段を設け、バネ手段に抗してクラッチ部を
接続すべく前記別の揺動子を連動する揺動部材を設けた
ので、ブームを上昇させても作業具からの土こぼれ等は
防止できる。
た状態からのブームの上昇動作を、チルトシリンダの制
御弁にフィードバックさせて作業具の略持上げ姿勢を保
持するリンク機構を設け、前記チルトシリンダの制御弁
に連動する揺動子を、操作レバーの支軸に操作レバーと
独立して軸方向摺動自在に設け、前記操作レバーをその
支軸に独立して軸方向摺動自在に支持するとともに、前
記フィードバック用リンク機構に連動する別の揺動子を
支軸に独立して軸方向摺動自在に設け、前記両揺動子を
係脱するクラッチ部を設け、該クラッチ部を断方向に付
勢するバネ手段を設け、バネ手段に抗してクラッチ部を
接続すべく前記別の揺動子を連動する揺動部材を設けた
ので、ブームを上昇させても作業具からの土こぼれ等は
防止できる。
しかも、機械的水平保持手段を採用しても、操作レバー
は動きがないので、オペレータが該レバーを握っていて
も、これには力は作用せず、従って、リンク機構等の破
損もない。
は動きがないので、オペレータが該レバーを握っていて
も、これには力は作用せず、従って、リンク機構等の破
損もない。
図面は本発明の実施例を示し、第1図はローダの側面図
、第2図は要部の平面断面図、第3図は第2図X−X線
断面図、第4図は第2図X−X線断面図、第5図と第6
図は作動前後を示す側面図、第7図は第2実施例の側面
図である。 ■・・・作業機、7・・・ブーム、9・・・作業具、1
0・・・昇降シリンダ、11・・・チルトシリンダ、2
3・・・フィードバック用リンク機構、25.26・・
・制御弁、28・・・操作レバー、33・・・別の揺動
子、34・・・レバー支軸、36・・・揺動子、37.
38・・・クラッチ部、39・・・バネ手段、45・・
・揺動部材。
、第2図は要部の平面断面図、第3図は第2図X−X線
断面図、第4図は第2図X−X線断面図、第5図と第6
図は作動前後を示す側面図、第7図は第2実施例の側面
図である。 ■・・・作業機、7・・・ブーム、9・・・作業具、1
0・・・昇降シリンダ、11・・・チルトシリンダ、2
3・・・フィードバック用リンク機構、25.26・・
・制御弁、28・・・操作レバー、33・・・別の揺動
子、34・・・レバー支軸、36・・・揺動子、37.
38・・・クラッチ部、39・・・バネ手段、45・・
・揺動部材。
Claims (1)
- (1)ブーム(7)が昇降シリンダ(10)を介して上
下動自在とされ、該ブーム(7)に取付けられた作業具
(9)がチルトシリンダ(11)を介して傾動自在とさ
れたブーム式油圧作業機(1)であって、前記昇降シリ
ンダ(10)およびチルトシリンダ(11)をそれぞれ
制御する制御弁(25)(26)を備え、該制御弁(2
5)(26)を1本の操作レバー(28)で独立および
同時に操作可能にした油圧操作装置において、 作業具(9)を略持上げ姿勢にした状態からのブーム(
7)の上昇動作を、チルトシリンダ(11)の制御弁(
25)にフィードバックさせて作業具(9)の略持上げ
姿勢を保持するリンク機構(23)を設け、前記チルト
シリンダ(11)の制御弁(25)に連動する揺動子(
36)を、操作レバー(28)の支軸(34)に操作レ
バー(28)と独立して軸方向摺動自在に設け、前記操
作レバー(28)をその支軸(34)に独立して軸方向
摺動自在に支持するとともに、前記フィードバック用リ
ンク機構(23)に連動する別の揺動子(33)を支軸
(34)に独立して軸方向摺動自在に設け、前記両揺動
子(33)(36)を係脱するクラッチ部(38)を設
け、該クラッチ部(38)を断方向に付勢するバネ手段
(39)を設け、バネ手段(39)に抗してクラッチ部
(38)を接続すべく前記別の揺動子(33)に連動す
る揺動部材(45)を設けたことを特徴とするブーム式
油圧作業機の油圧操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9166089A JPH02269230A (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | ブーム式油圧作業機の油圧操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9166089A JPH02269230A (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | ブーム式油圧作業機の油圧操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02269230A true JPH02269230A (ja) | 1990-11-02 |
Family
ID=14032651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9166089A Pending JPH02269230A (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | ブーム式油圧作業機の油圧操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02269230A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011017204A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-01-27 | Kubota Corp | フロントローダ |
-
1989
- 1989-04-11 JP JP9166089A patent/JPH02269230A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011017204A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-01-27 | Kubota Corp | フロントローダ |
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