JPH02268428A - プラズマエッチング装置 - Google Patents

プラズマエッチング装置

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JPH02268428A
JPH02268428A JP9095389A JP9095389A JPH02268428A JP H02268428 A JPH02268428 A JP H02268428A JP 9095389 A JP9095389 A JP 9095389A JP 9095389 A JP9095389 A JP 9095389A JP H02268428 A JPH02268428 A JP H02268428A
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plasma
etching
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etched
electrode
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Yoshihiro Sunada
砂田 芳宏
Masashi Kondo
真史 近藤
Izumi Arai
泉 新井
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、プラズマエツチング装置に関する。
(従来の技術) プラズマエツチング装置例えば平行平板型プラズマエツ
チング装置では、例えば上部電極にRFパワーを印加し
、ウェハを支持した下部電極を接地し、この両電極間に
エツチングガスを導入すると共にプラズマを誘起し、ウ
ェハのエツチング処理を実施している。
例えば、第4図に示すように、Si基板50上に熱酸化
膜(Th−3102)52.ポリシリコン膜(Pony
−8L)54が形成された被エツチング材の前記ポリシ
リコン膜54をエツチングするに際しては、エツチング
箇所以外をマスキング部材56によってマスキングし、
エツチングガスとしてCCl 4等を導入してエツチン
グを実施していた。
(発明が解決しようとする課題) 上記のようなエツチングを行うに際しては、マスキング
されない箇所のポリシリコン膜54のみをエツチングし
、その下層の熱酸化膜52がなるべくエツチングされな
いようにする必要がある。
もし、熱酸化膜52がエツチングされてSi基板50ま
で突き抜けてしまうと、ショートしてしまうからである
ところで、近年の半導体素子の高密度化に伴い、上記熱
酸化膜52が薄くなる傾向にあるので、この熱酸化膜5
2がエツチングされないための特性、すなわち下記のよ
うに定義される選択比(V s Ox)をなるべく高く
するという要求が高まっている。
ところが、従来のプラズマエツチング装置にあっては、
上記選択比−20程度であり、半導体素子の高密度化に
対応できなかった。
そこで、本発明の目的とするところは、選択比を大幅に
向上することができるプラズマエツチング装置を提供す
ることにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、エツチングガスを導入してプラズマを誘起し
、被エツチング材をエツチングするプラズマエツチング
装置において、 被エツチング材の周辺に、所定電位に設定される電極を
配置したことを特徴とする。
(作 用) 上記プラズマエツチング装置では、そのエツチング作用
を大別すると、プラズマ中で生成されたラジカル(遊離
原子)による化学的反応と、プラズマ中で気体分子が分
解されたイオンが被エツチング材に衝突することによる
物理的作用とがある。
ここで、被エツチング材の第1層にある被エツチング層
に比べ、例えばこの下層にあってエツチングされないこ
とが望まれる第2層は、上記物理的作用の影響を強く受
けてエツチングされることになる。この現象は、この第
2層が第1層に比べて結合エネルギーの高い酸化膜層な
どの場合顕著である。
そこで、本発明では被エツチング材の周辺に所定電位に
設定された電極を設けることにより、上記物理的作用を
生ずるイオンが被エツチング材表面に向かう量をコント
ロールし、これによって第2層のエツチングレートを押
さえ、高選択比を実現している。なお、このようにして
もラジカルの生成量が影響するプラズマ中のパワーは変
わらず、しかも上記ラジカルは電気的ポテンシャルには
寄与しないので、化学的反応が変化することがない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づき具体的に説明す
る。
第1図において、このプラズマエツチング装置は、対向
して配置された上部電極10及び下部電極30とを有し
、上記下部電極30上に被エツチング材であるウェハ4
2を搭載し、かつ、上記上部電極10及び下部電極30
の間に、RF電源40によって380 KHzのRFパ
ワーを印加するようにしている。そして、上記上部電極
10を介してエツチングガスを導入し、上部電極10及
び下部電極30の間にプラズマを生成することで、前記
ウェハ42のエツチングを行うようにしている。
上記上部電極10は、フランジ状に形成された導電性の
クーリング部材12を有し、このクーリング部材12に
前記RF電源40からのケーブルが接続されている。
また、上記クーリング部材12内には、穴が多数設けら
れた第1.第2の拡散板14a、14bが、スペーサ1
6a、16bを介して平行に離間配置されている。さら
に、前記クーリング部材12の開口部を覆うように、補
強板18.アモルファス・シリコン電極20が積層配置
されている。
なお、前記アモルファスφシリコン電極20の周辺を覆
うようにシールドリング22が設けられ、アモルファス
・シリコン電極20がプラズマに臨む開口径を規制して
いる。
前記下部電極30は、円板状に突起した部分の上面に被
エツチング材であるウエノ142を載置可能となってい
て、このウェハ42の周辺部を下部電極30との間で挟
持して固定するために、前記下部電極30の周囲にはリ
ング状のクランパー部材32が配置されている。尚、前
記下部電極30は接地されている。
上記のような上部電極10及び下部電極30をそれぞれ
平行してチャンバー内に離間配置することによって、平
行平板型エツチング装置を構成している。
そして、本実施例の特徴的構成として、前記クランパー
部材32にアースケーブル34を接続し、クランパー部
材32をグランド接地することで、これを零電位に設定
している。
次に、作用について説明する。
上記装置では、上部電極10及び下部電極30の間にR
F電源40からのRFパワーを印加し、かつ、上部電極
10を介してエツチングガスを導入することによって、
上記上部、下部電極10.30間にプラズマを誘起し、
このプラズマ中で生成したラジカルをウェハ42表面に
付着させて化学的反応を起こし、かつ、プラズマ中で分
解したイオンを、上記平行平板電極間に形成される電界
によって加速することによりウェハ42に衝突させ、被
エツチング材であるウェハ42のエツチングを行ってい
る。そして、この種の平行平板型エツチングにより、サ
イドエッチが減少した異方性エツチングを行うことが可
能となり、微細パターンのエツチングが実現できるよう
になっている。
ここで、上記イオンを加速してウェハ42の表面に衝突
させ、物理的にこれをエツチングする作用が強いと、第
4図の第1層であるポリシリコン層54をばかりか、そ
のf層に存在する第2層の熱酸化膜52をも比較的高い
エツチングレートでエツチングしてしまい、上記選択比
(V s Ox)が低くなってしまう。特に、近年のよ
うに4MDRAM等ではこの熱酸化膜52を薄くせざる
を得ないので、この選択比が低いと所定厚さのポリシリ
コン層54を完全にエツチングした際には熱酸化膜52
を突き抜けるようにエツチングしてしまうことになる。
本実施例では、特にこのイオンによる物理的作用に基づ
くエツチングを抑制することによって、熱酸化膜52の
エツチングレートを押さえ、選択比(V s Ox)を
高めている。すなわち、従来ではクランパー部材32が
電気的にフローティング状態であったので、プラズマが
フォーカスしてウェハ42に集中してしまい、熱酸化膜
52のエツチングレートが増して高選択比が達成できな
かったが、本実施例ではクランパー部材32をグランド
接地し、逆にプラズマをフォーカスさせないことで高選
択比を実現している。
く実験結果〉 測定条件(クランパー部材32をグランド接地)圧力 
   ; 325sTorr RFバ’7−;150w 電極間距離 ;1(至) 工・ソチングガス:Ccl<   80sec虐流量 
; He    350 Seem;0.     2
0secm ウェハクランプ圧;5kg/cj Back  Press;7T 冷却用He    ;5secIm Wall温度  ;40’C (表面SF 6+ F 1151:テ20秒エッチンク
)n1定結果 ポリシリコンのエツチングレート、 2074 (人/
M)熱酸化膜のエツチングレート  ;  44(A/
M)選択比(VsOx);46.9 上記のように、クランパー部材32をグランド接地して
第4図のポリシリコン層54をプラズマエツチングした
結果として、熱酸化膜52のエツチングレートを押さえ
ることができ、このため選択比(V s Ox)を著し
く高めることができた。
なお、上記実験はプラズマエツチング装置での従来の最
適エツチング条件よりも低圧にて実施しており、すなわ
ち、通常のエツチング条件では圧力; 350Torr
 、 He流量; 450 secmであるが、これを
それぞれ325Torr 、 350scc鑞として実
験した結果、異方性エツチングを達成しつつ高選択比(
V s Ox)を実現できた。
なお、この比較例として、同様の条件でクランパー部材
32をグランド接地せずに、電気的にフローティング状
態として測定した場合には、熱酸化膜52のエツチング
レートが高く、上記選択比(VsOx)=21.4であ
った。これと比較すれば、本実施例構成により得られる
選択比は2倍強となり、近年の半導体素子の高密度化に
対応したエツチングが可能となる。
第2図、第3図はそれぞれ、クランパー部材32をグラ
ンド接地した場合とそうでない場合とのエツチング特性
を示したものである。
各特性図では、RFパワーが相違しているが、特に熱酸
化膜52のエツチングレート及び選択比(V s Ox
)に関して次のことが言える。
すなわち、第2図に示すようにクランプ部材32をグラ
ンド接地した場合には、高RFパワーであるにもかかわ
らず、熱酸化膜52のエツチングレートが小さく、従っ
て選択比(V s Ox)は高くなっている。
一方、第3図に示すように、クランパー部材32を電気
的にフローティング状態とした場合には、RFパワーが
低いにもかかわらず、比較的熱酸化膜52のエツチング
レートが高く、従って、選択比(VsOx)か低くなっ
ていることが分かる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えばイオンエツチング、CDEエツチング、ECRエ
ツチング等プラズマを利用してエツチングする装置であ
れば何れでもよい。
上記実施例では、物理的にエツチング作用を行うプラズ
マ中のイオンを、被エツチング材であるウェハ42に向
かう量を少なくして高選択比を得るために、ウェハ42
の周辺部をクランプするクランパー部材32をグランド
接地した例について説明した。このイオンをコントロー
ルするためには、必ずしもグランド接地するものに限ら
ず、従来電気的にフローティング状態であったものを、
所定電位に設定することによって実現でき、例えばその
電位を可変するようにして、選択比をコントロールする
ことも可能である。
また、上記実施例では所定電位に設定される電極として
クランパー部材を適用したが、これに限らず少なくとも
被エツチング材の周辺に所定電位に設定される電極を配
置することによっても、同様な作用、効果を達成可能で
ある。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば被エツチング材の
周辺に所定電位に設定される電極を配置することによっ
て、プラズマエツチングの際の所望の選択比を実現する
ことかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用したプラズマエツチング装置の
概略説明図、 第2図は、本実施例装置により得られるエツチング特性
を示す特性図、 第3図は、クランパー部材を電気的にフローティング状
態とした従来装置のエツチング特性を示す特性図、 第4図は、被エツチング材の断面構造を示す概略説明図
である。 10・・・上部電極、 30・・・下部電極、 32・・・クランパー部材、 34・・・アースケーブル、 42・・・被エツチング材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エッチングガスを導入してプラズマを誘起し、被
    エッチング材をエッチングするプラズマエッチング装置
    において、 被エッチング材の周辺に、所定電位に設定される電極を
    配置したことを特徴とするプラズマエッチング装置。
  2. (2)被エッチング材をプラズマ形成用の電極に支持す
    るためのクランパー部材を、所定電位に設定される上記
    電極とした特許請求の範囲第1項記載のプラズマエッチ
    ング装置。
  3. (3)電極の設定電位を可変とした特許請求の範囲第1
    項又は第2項記載のプラズマエッチング装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5575887A (en) * 1994-03-25 1996-11-19 Nippondenso Co., Ltd. Plasma etching method and device manufacturing method thereby
JP2005150605A (ja) * 2003-11-19 2005-06-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 基板処理装置

Cited By (2)

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JP2005150605A (ja) * 2003-11-19 2005-06-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 基板処理装置

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