JPH02268192A - D―デソサミンのレチノイン酸エステル、その製法、ヒトまたは獣医用薬および化粧用組成物 - Google Patents

D―デソサミンのレチノイン酸エステル、その製法、ヒトまたは獣医用薬および化粧用組成物

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JPH02268192A
JPH02268192A JP2065499A JP6549990A JPH02268192A JP H02268192 A JPH02268192 A JP H02268192A JP 2065499 A JP2065499 A JP 2065499A JP 6549990 A JP6549990 A JP 6549990A JP H02268192 A JPH02268192 A JP H02268192A
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    • C07H15/12Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures attached to a nitrogen atom of the saccharide radical

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規なり一デソサミンのレチノイン酸エステ
ル、それらの合成方法、並びにそれらのヒトおよび獣医
用薬、および化粧用組成物における用途に係るものであ
る。
[用途] これらの新規なり一デソサミンのレチノイン酸エステル
は、特に医薬用および化粧用組成物として、主に病原性
または非病原性の細菌増殖を防ぐために有益である。
本発明のD−デソサミンのレチノイン酸エステルは、角
化性障害(分化−増殖)に関連する皮膚病、炎症および
/または免疫アレルギーの要素を有し、結合組織変性病
変のある皮膚疾患などの、局所および全身処置に用いて
も有益である。これらのレチノイン酸エステルは、抗腫
瘍活性をも示す。さらにこれらのエステルは、皮膚性で
あれ呼吸性であれ、アトピーの処置、およびリューマチ
性乾癖の処置に用いることができる。
本発明のエステルは、皮膚の老化を防ぐための処置にも
用いることができる。
これらは、眼科学の分野でも用いられ、主に角膜の疾病
の処置に用いることができる。
[従来の技術] エトレチン酸および糖のエステルまたはアミドである、
新規のレチン類で、新生物、乾癖および座癒の処置に用
いられるものが、すでにフランス特許第8418617
号(2556348)で公けにされている。これらのエ
ステルまたはアミドは、以下の式で表される: [式中、 Rは、エステル結合した糖の残基もしくはアミド結合し
たアミノ他動の残基、またはそのような糖の誘導体であ
り、nは1または2である。コこのフランス特許による
と、糖残基はグルコース、マルトース、トレハロースら
しくはリボースから誘導され、またはこれらの糖の誘導
体であるのが好ましい。
[発明の記載] 鋭意研究の結果、全く驚くべき、予期しないことに、糖
としてエリスロマイシンを含む種々のマクロライドを構
成するD−デソサミンを用い、エトレチン酸のほか、(
全トランス)および(+3シス)レチノイン酸でエステ
ルを形成すると、これらの酸の欠点すなわち、毒性、主
に催奇性を克服することができることが見出だされた。
比較研究の結果、さらに、これらの新しい特性は、本質
的にはエステル化に用いた糖、すなわちD−デソサミン
の性質に依るものであることが明らかになった。実際、
たとえばグルコースに対応するエステルは、主に全トラ
ンス鎖が関与する無毒化と同じ無毒化を提供するもので
はない。
さらに、これらの新規なり一デソサミンのレチノイン酸
エステルは、予期しないことに、優れた抗菌特性を呈す
るが、他の炭水化物たとえばグルコースの同じエステル
にはそのような活性が無いということが確認された。
[発明の構成コ 本発明は、新規な産業生産物であり、一般式;R,−C
−は(全トランス)もしくは(13シス)のどちらかの
レチノイル基またはエトレチンイル基であり、および R2は炭素数1−24の直鎖状または分岐鎖状のアルキ
ルであるコ で表されるD−デソサミンのレチノイン酸エステル、 並びに式(1)の化合物のαおよびβアノマーそれらの
混合物および塩に係るものである。
炭素数1−24の直鎖状または分岐鎖状アルキルには、
主に、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、【−ブチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシ
ル、ドデシル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタデ
シルおよび2−デシル−テトラデシル基がある。
D−デソサミンのレチノイン酸エステルが、エトレチノ
イン酸から誘導される場合、以下の一般式で表される。
[式中、 R2は、上記の式([)の化合物の定義と同義である。
] D−デソサミンのレチノイン酸エステルが、(全トラン
ス)または(13シス)のレチノイン酸から誘導される
場合、以下の一般式で表される:[式中、 R1は、上記の一般式(1)の場合と同義である。
] 本発明によるD−デソサミンのレチノイン酸エステルに
は、主に以下のものがある: 1、 0−レチノイル(13シX) −2−O−ブチル
−−!−α、β−D−デソサミン 2、 0−レチノイル(全トランス)−2−〇−ブチル
ー1−α、β−D−デソサミン 3、 0−レチノイル(全トランス)−2−〇−ブチル
ー1−α−D−デソサミン 4、 0−レチノイル(13シス)−2−O−ブチル−
−!−α−p−デソサミン 5、  0−エトレチノイル(全トランス)−2−〇−
ブチルー1−α、β−D−デソサミン 6、 0−エトレチノイル(全トランス)=2−O−ブ
チル−−1−α−D−デソサミン 7、 0−エトレチノイル(全トランス)−2−O−ブ
チル−−1−β−D−デソサミン 8、.0−レチノイル(13シス)−2−0−メチル−
1−α、β−D−デソサミン 9、 0−レチノイル(全トランス)−2−〇−デシル
ー2゛−テトラデシルー1−α、β−D−デソサミン 10、  0−レチノイル(13シス)−2−0−デシ
ル−2°−テトラデシル−1−α、β−D−デソサミン 本発明は、上記で定義したD−デソサミンのレチノイン
酸エステルの合成方法にも係るものである。
D−デソサミンの2位のエステル化は、種々の方法で行
うことができるが、エステル化は無水有機溶媒、たとえ
ばテトラヒドロフラン単独またはその他の有機溶媒、た
とえばピリジンまたはN。
N−ジメチルホルムアミドと混合したものの中で、反応
液中で、たとえばクロロギ酸エチルエステルと適当な酸
から合成されるエトレチン酸または(全トランス)もし
くは(シス13)レチノイン酸のいずれかの混合無水物
を、過剰にD−デソサミンの態位のモノエーテルと反応
させて行うのが好ましい。
その他の方法でエステル化を行うこともできるが、その
場合、適当な酸のイミダゾール化物を無水溶媒中で用い
る方法で行うことができる。たとえばピリジンまたはN
、N−ジメチルホルムアミドを、塩基たとえばカリウム
−t−ブタル−トまたはナトリウムイミダゾリドの存在
下で反応させる。しかし、これらの方法は一般的に収率
が低い。
D−デソサミンの1位のモノエーテルは、D−デソサミ
ンを、適当なアルコール(R,OH)と、無機酸たとえ
ば硫酸もしくは塩酸、または有機酸たとえばパラトルエ
ンスルホン酸の存在下で、所望により有機溶媒たとえば
N、N−ジメチルホルムアミド中で、約80℃で反応さ
せる、通例のグリコジル化法により得られる。
[実施態様コ 本発明による化合物は、とりわけ以下の分野で有益であ
る: (1)  分化および増殖に基づく角化症に関与する皮
膚疾病の処置用および尋常性座鈑、面飽症、多形症、キ
スチック結節座鈑、凝塊形成、老人性座鈑、および二次
性座鈑たとえば日光性座鈑、薬剤性座鈑および職業性座
鈑の処置用。
(2)その他の種類の角化症の処置用、主に、魚鱗癖、
魚鱗形成状態、クリヤー病、掌筐底角皮症、白斑症およ
び白斑形成状態、苔癖の処置用。
(3)炎症および/または免疫アレルギー性要素を有す
る角化症に関与するその他の皮膚疾病の処置用、主に、
皮膚、粘膜または爪の乾癖など、および乾癖性リウマチ
や皮膚性アトピーまでも含める全ての種類の乾癖、たと
えば湿疹または呼吸性アトピーの処置用。これらの化合
物は、角化症を呈さない、ある種の炎症性疾病にも用い
ることができる。
(4)良性でも悪性でも、ウィルスに起因する皮膚また
は上皮の全ての増殖、たとえば−船釣なイボ、平坦性イ
ボ、およびイボ状の表皮異形成の処置用。増殖は紫外線
照射により引き起こされ、主に基底細胞上皮腫および細
胞軸の間質におこる。
(5)他の皮膚疾病、たとえば水痘性皮膚病およびコラ
ーゲン病の処置用。
(6)ある種の眼科疾患、主に角膜疾患の処置用。
(7)光誘起、またはそれ以外の原因による皮膚の老化
を防ぐため。
(8)局所または全身性のコルチコステロイドによる、
またはその他の形態の上皮および/または皮膚萎縮の廠
痕の予防または治癒用。
本発明は、上記で定義したように、治療用に用いられる
組成物の有効成分としての、D−デソサミンのレチノイ
ン酸エステルの用途にも係るものである。
主に上述の疾病の処置を目的とした治療用組成物は、薬
学的に許容できる担体または賦形剤に、少なくとも1種
のD−デソサミンのレチノイン酸エステル、またはIN
のそれの塩、たとえば一般式(1)により上記で定義さ
れたものを含む。
これらのD−デソサミンのレチノイン酸エステルは、−
船釣に、1日量が体重あたり約0.0 lx9/に9−
50119/に9で投与する。
組成物の担体として、通常の担体ならばどれを用いても
よく、有効成分は担体または賦形剤中に溶解した状態か
、または分散した状態で存在する。
投与は、経口、非経口、局所または眼内に行う。
経口投与する場合、治療用組成物は錠剤、カプセル剤、
口内錠、シロップ剤、懸濁剤、液剤、散剤、顆粒剤また
は乳剤の形態で投与する。非経口投与する場合、組成物
は潅流または注射用の液剤または懸濁剤の形態で与える
ことができる。
局所的に投与する場合、本発明によるD−デソサミンの
レチノイン酸エステルに基づく治療用組成物は、軟膏、
チンキ剤、クリーム、ポマード、粉末、パッチ、浸透パ
ッド、液剤、ローション、ゲル、スプレーまたは懸濁剤
の形態で与えることができる。
眼内投与する場合、組成物は主に眼洗浄に用いる。
これらの治療用組成物は、上記で定義されたような、少
なくとも1種のD−デソサミンのレチノイン酸エステル
を組成物の全重量に対して0.001−5重量%の範囲
で含有するのが好ましい。
一般式(1)のD−デソサミンのレチノイン酸エステル
は、化粧用の分野でも有益に用いられ、とりわけ体およ
び髪の衛生のため、主に座鈑のできやすい皮膚の処置用
に、脱毛を防ぎ育毛に、皮膚らしくは髪の曲屈を防ぐた
めに、太陽の有害な効果から保護するために、生理的乾
燥肌の処置用に、またはデオドラント(体臭防止用)と
して用いられる。
本発明は、化粧品として許容できる賦形剤または担体中
に、少なくとも1種の一般式(I)で表されるD−デソ
サミンのレチノイン酸エステルまた1種のそれの塩を含
有する化粧用組成物に係るものであり、この組成物は主
に、ローシーン、ゲル、石けん、シャンプー、スティッ
ク、スプレーまたはエアロゾールフオームの形態で与え
る。
化粧用組成物中の、式(1)で表されるD−デソサミン
のレチノイン酸エステルの濃度は、化粧用組成物の全重
量に対して、−船釣にはo、oo。
1−5重量%、好ましくは0.001−3重量%である
本発明による治療用および化粧用組成物は、不活性な、
または薬動力学的もしくは化粧用として活性な添加物を
も含有し得る。主に保湿剤たとえばチアモルホリノンお
よびその誘導体または尿素:抗脂漏性または抗座鈑剤た
とえばS−カルボキシメチルシスティン、S−ベンジル
−システアミンおよびその塩並びにその誘導体、チオキ
ソロンまたは過酸化ベンゾイル:抗生物質たとえばエリ
スロマイシンおよびそのエステル、ネオマイシン、テト
ラサイクリンまたは4.5−ポリメチレン−3−イソチ
アゾリノン:育毛促進剤たとえば[ミノキシジルJ(2
,4−ジアミノ−6−ピペリジノ−ピリミジンー3−オ
キシド)およびその誘導体、ジアゾキシド(7−クロロ
−3−メチル−1,2゜4−ベンゾチアジアジン−1,
1−ジオキシド)およびフェニトイン15.5−ジフェ
ニルイミダゾリジン−2,4−ジオン)ニステロイド性
および非ステロイド性抗炎症剤;カロチノイド主にβ−
カロチンニ抗乾癖剤たとえばアンスラリンおよびその誘
導体、並びに5.8,11.14−エイコサテトライノ
ン酸および5,8.11−トリイノン酸、およびそのエ
ステルおよびそのアミドなどである。
本発明による組成物は、治療用であれ、化粧品用であれ
、矯味矯臭改善剤、保存剤、安定化剤、水分調節剤、p
H8節剤、浸透圧改変剤、乳化剤、UV−AおよびUV
−8フイルター、抗酸化剤たとえばα−トコフェロール
、ブチルヒドロキシアニソールまたはブチルヒドロキシ
トルエンを含有できる。
本発明による組成物が、抗菌処置を目的とする場合、十
分量の組成物を1日2−3回、皮膚の処置すべき部位に
適用し、この療法を6−30週、好ましくは12−24
週の期間続ける。
本発明による抗菌組成物は予防薬としても用いることが
できる。すなわち、細菌感染の恐れのある皮膚の部位に
適用する。
治療用および化粧用の分野に関してより具体的に言及し
てきたが、本発明によるD−デソサミンのレチノイン酸
エステルは、抗菌剤および防腐剤として他の産業分野で
も用いることができる。たとえば農業、製紙、ペイント
およびエナメル、並びに水処理操作においてである。
[発明の効果] D−デソサミンのレチノイン酸エステルの活性の比較実
験 D−デソサミンのレチノイン酸エステルの活性は、希釈
法により最小阻止濃度(M[C)を決定して研究した。
この方法はG、A、デニスら、アンチミクaビアル・エ
ージエンッ・アンド・ケモセラピ−(Antiaicr
obial  Agents  and  Chemo
therapy)234335−337頁(1983年
)お’、及びJ。
J、ライデンら、ジャーナル・オブ・アメリカン・アカ
デミ−・オブ・デルマトロジ−(J、Am、Acad、
 D ersatol) 8巻1号41−5頁(198
3年)に、クンリフェおよびホーランドにより提供され
たプロピオニバクテリウム アクネス(propion
ibacterius  acnes)株、937株を
用いて行われたと報告されている。
このP37株は、以下の出版物に記載されている実験の
対象として用いられた: J、グリ−マン、K、T、ホーランドおよびW、J。
クンリフェ、ジャーナル・オブ・ジェネラル・ミクロバ
イオロジー(Journal of Genecal 
Micr。
biology) 129巻+301−1307頁(1
983年) E、イングハム、K、T、ホーランド、G、ボウランド
およびW、J、クンリフェ、同上118巻59−65頁
(1980年) K、T、ホーランド、J、グリ−マンおよびW、J。
クンリフェ、ジャーナル・オブ・アプライド・バクテリ
オロジー(Journal or Applied B
acteriology)47巻383−384頁(1
979年)感受性株および抵抗性株の分別および単離3
7株は、最小阻止濃度(MIC=0.78μ9/xd)
から明らかなように、エリスロマイシンに感受性がある
一方、この培地でのこの株の安定性を増強する* という観点から、同じ培地(容量で、RCM  19/
20、DMSOI/20)で8継代培養した後、エリス
ロマイシンに対する抵抗性が増強されたことが、以下の
形で明らかになった;標準化した接種物(450nmに
おけるDO=1 。
8)をベトリ皿中のゲロース培地(ROM+フラゾリド
ン)に塗布した後、直径9IIII@のディスクをその
中央に置く。エリスロマイシン(DMSOに溶解)50
μ9をディスク上に置く。
嫌気性培地(ガス−パック、B、B、Lシステム)で3
6℃6日間放置した後、株の阻止円は、明瞭に肉眼で観
察でき(全直径=42ms)、コロニーの大部分は、阻
止円の周囲に位置する。
一方、阻止円の内部には、明確に現れたコロニーはほと
んどない。
次いで、2種のコロニーをゲロース培地から取り除いて
おく(滅菌白金耳): (1)  阻止円の内部において株を取り出す。この株
は、エリスロマイシンに対して明らかに抵抗を示すこと
からP37Eeと称する。
(2)阻止円の周囲1cx以内の株を取り出し、P37
E・と称する。
単離し、培養した後、P37EΦおよびP37EGk株
は、以下のMIC値が示すように、実際にエリスロマイ
シンに対して非常に異なった感受性を示す: MIC(μ9/112) P37            0.78P37EΦ 
        0.78P37E9        
50 *RCM:クロストリジウム強化培地(OXOID)こ
の現象は、 より確認する。
ICs。(50%阻止濃度)の実験に ICI。は、一定の培養時間で、株 の50%の生存が認められるエリスロマイシン濃度を表
す。
IC(μ9/村) P37             50P 37 E”
            5P37Ee       
 100 プロピオニバクテリウム アクネス(P ropion
i−bacterium Acnes)P 37、P3
7E・およびP37Ee並びにスタフィロコッカス エ
ビデルミス(staphilococcus epid
ermis)A T CC12228の株に対して試験
した、D−デソサミンのレチノイン酸エステルの最小阻
止濃度(MIC)をμ9/RQで表したものを、以下の
表に示す:第1表 +          10.5  21  10.5
  18.52         +5   25  
 9    3.56         19    
4.3  2.1   1.57         5
.2  4G    14.5  2.3対照化合物 α 、β−D−t′ソサミン    >50     
>To     >70     >50り゛ルコーE
0ラノーλ 上記の結果が示すように、本発明によるD−デソサミン
のレチノイン酸エステルは、プロピオニバクテリウム 
アクネス(P ropionibacteriusA 
cnes)およびスタフィロコッカス エピデルミス(
S taphi 1ococcus epider+5
is)に対して優れた活性を呈するが、対照化合物は全
く不活性である。
[実施例コ 実施例1:0−レチノイル(!3シス)−2−O−ブチ
ル−−!−α、β−D−デソサミンの合成 丸底フラスコ中、不活性な雰囲気下、レチノイン酸(1
3シス)5f(16,6ミリモル)を無水テトラヒドロ
フラン35m+2中に溶解し、反応混合物は0℃まで冷
却する。無水ピリジン3酎およびクロロギ酸エチルエス
テル1.61112(16,6+iモル)をそこに加え
る。溶液は5分間かくはんし、炭酸水素ナトリウム2.
5g(30ミリモル)を加える。その後、O−ブチル−
−α、β−D−デソサミン1.59C6,5ミリモル)
を府もってテトラヒドロフラン150m12に溶解した
ものを加える゛。次いで反応混合物を10時間かくはん
し、一方温度は、室温まで上昇するに任仕る(薄層シリ
カゲルのクロマトグラフィー二塩化メチレン/10%メ
タノール)。
溶液は水60J112に注加し、酢酸エチルで抽出する
有機相は硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過して、減圧下
で濃縮する。得られた組成物は、溶出液に酢酸エチル(
5)/ヘキサン(5)を用いてシリカゲルカラムのクロ
マトグラフィー(H,P、L、C,:高速液体クロマト
グラフィー)にかける。その結果、O−レチノイル(1
3シス)−〇−ブチルー1−α。
β−D−デソサミンのアノマー混合物2 、5 g(収
率75%)を単離する。
微量分析:C5tHs+NO+” 2HtO:分子量=
549.9 HN 理論値(%)  69.88 10.09  2..5
4実測値(%)70.25  9.65  2.45赤
外線: l 735cm−’に吸収帯(エステル)”C
NMR(CDC(2s、内部標準TMS:テトラメチル
シラン) 1 (−3ppm)および3(−2,8ppm)におけ
る陰性γ効果は、αアノマーの2位にエステルがあるこ
とを示しくC−1:9 B’、5ppa+%C−3:5
7.50ppm);1(2,5ppm)および3(−2
,3ppm)における陰性γ効果も、β−アノマーの2
位にエステルがあることを示す(C−1:102.55
ppa+。
C−3:63.07ppm)。l16.8ppmにおけ
るCI4炭素は、レチノイン鎖が13シス体であること
を示す。
実施例2:0−レチノイル(全トランス)−2−〇−ブ
チルー1−α、β−D−デソサミンの合成 丸底フラスコ中、不活性雰囲気下、レチノイン酸(全ト
ランス)59(16,6ミリモル)を無水テトラヒドロ
フラン35g12に溶解し、反応混合物は0℃まで冷却
し、無水ピリジン3112(38ミリモル)およびクロ
ロギ酸エチルエステル1.6112(16゜6ミリモル
)に注加する。溶液は5分間かくはんし、炭酸水素ナト
リウム2.5g(30ミリモル)を加える。その後、O
−ブチル−−α、β−D−デソサミン1.59を、前も
ってテトラヒドロフラン150mQに溶解したものを加
える。次いで反応混合物を10時間かくはんし、一方温
度は室温まで回復するに任せる(薄層シリカゲルのクロ
マトグラフィー:塩化メチレン/10%メタノール)。
溶液は水60xQに注加し、酢酸エチルで抽出する。
有機相は硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過し、減圧下で
濃縮する。得られた組成物は、溶出液に酢酸エチル(5
)/ヘキサン(5)を用い、シリカゲルカラムのクロマ
トグラフィー(H、P 、 L 、 C、)にかける。
その結果、0−レチノイル(全トランス)−2−O−ブ
チル−−1−α、β−D−デソサミンのα、βアノマー
混合物2.79(収率81%)が単離される。
微量分析: Cs * Hs 、N 04・2HtO;
分子量=549.9 HN 理論値(%)  69,88 1G、09  2.54
実測値(%)  69.82  9.82  2.44
13C−NMR(CDCI23、内部標準T、M、S)
全トランス鎖の立体配置は118.7ppmにおけるC
’ 14炭素で確認し、13シス鎖は全く認められない
実施例3:O−レチノイル(全トランス)−2−〇−ブ
チルー!−α−D−デソサミ ンの合成 丸底フラスコ中、不活性雰囲気下で、レチノイン酸(全
トランス)5g(16,6ミリモル)を無水テトラヒド
ロフラン35xeに溶解し、反応混合物は0℃まで冷却
し、無水ピリジン39(38ミリモル)およびクロロギ
酸エチルエステル1,6xff(16゜6ミリモル)に
注加する。溶液を5分間かくはんし、炭酸水素ナトリウ
ム2.59(30ミリモル)を加える。その後、O−ブ
チル−−α−〇−デソサミン1.59(6,5ミリモル
)を、前もってテトラヒドロフラン150yQに溶解し
たものを加える。
次いで反応混合物は10時間かくはんし、一方、温度は
室温まで上昇するに任せる(薄層シリカゲルのクロマト
グラフィー二塩化メチレン/10%メタノール)。溶液
は水60xQに注加し、酢酸エチルで抽出する。有機相
は硫酸マグネシラで乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮する
。得られた組成物は、溶出液に酢酸エチル(5)/ヘキ
サン(5)を用い、シリカゲルカラムのクロマトグラフ
ィー(H,P。
L、C)にかける。その結果、純粋なO−レチノイル(
全トランス)−2−O−ブチル−−1−α−D−デソサ
ミン2 、39<収率69%)が単離される。
微量分析: Cs * Hs 1N O、・1.5Ht
O;分子量=540.9 HN 理論値(%)  71.04 1G、05  2.58
実測値(%)  70.90  9.59  2.51
”CNMR(CDCffs、内部標準T、M、5)1(
−2,99p麟)および3(−2,6ppm)にお:す
る陰性γ効果は2位にエステルがあることを示す。
c′14(1s s 、s 5ppm)の化学的置換は
、レチノイン鎖の立体配置が全トランスであることに一
致する。
実施例4:0−レチノイル(13シス)−2−O−ブチ
ル−−!−α−D−デソサミンの合成 丸底フラスコ中、不活性雰囲気下で、レチノイン酸(1
3シス)39(10ミリモル)を無水テトラヒドロフラ
ン25J112に溶解する。反応混合物は0℃まで冷却
し、無水ピリジン2酎およびクロロギ酸エチルエステル
1jII2(1049モル)に注加する。
溶液は5分間かくはんし、炭酸水素ナトリウム29を加
える。その後、O−ブチル−−α−D−デソサミン19
(4、3ミリモル)を、前もってテトラヒドロフラン1
00酎に溶解したものを加える。
反応混合物は10時間かくはんし、一方、温度は室温ま
で上昇するに任せる(薄層シリカゲルのクロマトグラフ
ィー二塩化メチレン/10%メタノール)。溶液は水6
0mgに注加し、酢酸エチルで抽出する。有機相は硫酸
マグネシウムで乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮する。得
られた組成物は、溶出液に酢酸エチル(5)/ヘキサン
(5)を用いてシリカゲルカラムのりaマドグラフィー
(H,P、L。
C)にかける。その結果、純粋なO−レチノイル(13
シス)−2−O−ブチル−−I−α−D−デソサミン1
.59(収率67%)が単離される。
微量分析:Cs*HstNOa m l 、 5 Ht
O;分子量=540.9 CHN 理論値(%)  ?1.04 10.05  2.5g
実測値(%)  ?1.05  9.47  2.52
赤外線: I 735cm−’に吸収帯(エステル)’
C−NMR(CDCQ3、内部標準T、M、S、)1 
(−3ppIll)および3(−2,8ppm)におけ
る陰性γ効果は、2位にエステルがあることを示してい
る。レチノイン酸のC°3.炭素(l l 6.48p
pm)は、レチノイン鎖の立体配置がt3シスであるこ
とに一致する。
実施例5:0−エトレチノイル(全トランス)−2−〇
−ブチルー1−α、β−D−デソサミンの合成 丸底フラスコ中、不活性雰囲気下、エトレチノイン酸(
全トランス)59(15,3ミリモル)を無水テトラヒ
ドロフラン35m12に溶解する。反応混合物は0℃ま
で冷却し、無水ピリジン3x(lおよびクロロギ酸エチ
ルエステル1.5xff(15,3ミリモル)に注加す
る。溶液は5分間かくはんし、炭酸水素ナトリウム2.
59を加える。その後、O−ブチル−α、β−D−デソ
サミン1.59(6,5ミリモル)を、前もってテトラ
ヒドロフラン150m12に溶解したものを加える。次
いで、反応混合物は10時間かくはんし、一方温度は室
温まで上昇するに任せる(薄層シリカゲルのクロマトグ
ラフィー二塩化メチレン/10%メタノール)。溶液は
水60ieに注加し、酢酸エチルで抽出する。有機相は
硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮する
。得られた組成物は、溶出液に酢酸エチル(5)/ヘキ
サン(5)を用いてシリカゲルカラムのクロマトグラフ
ィー(H,P、L、C)にかける。
その結果、〇−エトレチノイル(全トランス)−2−〇
−ブチルー1−α、β−D−デソサミン2.7g(収率
78%)が単離される。
微量分析:CssHC55H4・!、5H宜O:分子量
=566.9 CHN 理論値(%)  69.9  9.24  2.47実
測値(%’)  69.55   g、95  2.4
’113C−NMR(CDCQ+、内部標準T、M、5
)1(−3,3ppm+)および3(−2,6ppm)
における陰性γ効果はγアノマーの2位にエステルがあ
ることを示し、同様に1 (−2,3ppm)および3
(−2、3ppm)における陰性γ効果はβアノマーの
2位にエステルがあることを示す。
C’、、(119,15p四)の化学的置換は、鎖の立
体配位が全トランスであることにほぼ一致するが、13
シス鎖が117 、09 ppm(C’ +、)J:極
わずか検出される。
実施例6:〇−エトレチノイル(全トランス)−2−〇
−ブチルー1−α−D−デソ サミンの合成 丸底フラスコ中、不活性雰囲気下で、エトレチン酸(全
トランス)59(15,3ミリモル)を、無水テトラヒ
ドロフラン35112に溶解する。反応混合物は0℃ま
で冷却し、無水ピリジン3村およびクロロギ酸エチルエ
ステル1.5me(15,3ミリモル)に注加する。溶
液は5分間かくはんし、炭酸水素ナトリウム2.59を
加える。その後、O−ブチル−−α−D−デソサミン1
.59(6,5ミリモル)を、テトラヒドロフラン15
0x&jこ前もって溶解したものを加える。次いで、反
応混合物は10時間かくはんし、一方温度は、室温まで
上昇するに任せる(薄層シリカゲルのクロマトグラフィ
ー二塩化メチレン/10%メタノール)。溶液は水60
xQに注加し、酢酸エチルで抽出する。有機相は、硫酸
マグネシウムで乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮する。得
られた組成物は、溶出液に酢酸エチル(5)/ヘキサン
(5)を用いて、シリカゲルカラムのクロマトグラフィ
ー(H,P、L、C)にかける。
その結果、純粋な〇−エトレチノイル(全トランス)−
2−O−ブチル−−1−α−D−デソサミン2.59(
収率72%)が単離される。
微量分析:C33H,。N Os・0.5HtO;分子
量=548.8 HN 理論値(%)  72,22  9.18  2.55
実測値(%)  72.47  9.25  2.16
” CN M R(CD CQ 3、内部標準T、M、
S、)! (−3、1ppm)および3(−2,8pp
m)における陰性γ効果は、2位にエステルがあること
を示す。
118.75ppmにおけるCo、4の化学的置換によ
り、全トランス体であることが、確認される。
実施例7二〇−エトレチノイル(全トランス)−2−〇
−ブチルー1−β−D−デソ サミンの合成 丸底フラスコ中、不活性雰囲気下で、エトレチン酸(全
トランス)59(15,3ミリモル)を無水テトラヒド
ロフラン35xQに溶解する。反応混合物は0℃まで冷
却し、無水ピリジン31Qおよびクロロギ酸エチルエス
テル1.5*12(15,3ミリモル)に圧加する。溶
液は5分間かくはんし、炭酸水素ナトリウム2,59を
加える。その後、O−ブチル−−β−D−デソサミン1
.59(6,5ミリモル)を、前もってテトラヒドロフ
ラン150112に溶解したものを加える。次いで反応
混合物は、10時間かくはんし、一方温度は室温まで上
昇するに任せる(薄層シリカゲルのクロマトグラフィー
二塩化メチレン/10%エタノール)。溶液は水60x
Qに圧加し、酢酸エチルで抽出する。有機相は、硫酸マ
グネシウムで乾燥し、ろ過し、減圧下でarmする。
得られた組成物は、溶出液に酢酸エチル(5)/ヘキサ
ン(5)を用いて、シリカゲルカラムのクロマトグラフ
ィー(H,P、L、C)にかける。その結果、0−エト
レチノイル(全トランス)−2−O−ブチル−−監−β
−D−デソサミン2 、19(収率60%)が単離され
る。
微量分析:Cs5H4*NOa・1.5H,O:分子量
=566.9 CHN 理論値(%)  69.91  9.24  2.43
実測値(%)  69.96  8.88  2.47
” CN M R(CD CQ 3、内部標準T、M、
5)1(−2,4ppm)および3(−2,4ppm)
における陰性γ効果は、エステルが2位にあることを示
す。
鎖が全トランス体であることは、l19.06ppmに
おけるC°14の化学的置換により明らかになる。
実施例8;O−レチノイル(13シス)−2−0デシル
−2°−テトラデシル−1−α−D−デソサミンの合成 丸底フラスコ中に、不活性雰囲気下で、クロロギ酸エチ
ルエステル21719(2ミリモル)およびテトラヒド
ロフラン20z(lを加える。
0℃を超えないようにして、レチノイン酸13−シス5
8519(1,94ミリモル)、トリエチルアミン20
2mg(2ミリモル)およびテトラヒドロフラン20x
Qを含有する溶液を、ゆつ(り加える。
反応混合物は1時間30分、室温でかくはんする。
トリエチルアミンの塩はろ過して取り除く。
ろ液は室温で、不活性雰囲気下、0−デシル2゛−テト
ラデシル−1−α−D−デソサミン250i9(0,4
8ミリモル)および無水ピリジン0゜15zI2(1,
3ミリモル)の入った丸底フラスコに加える。
次いで反応混合物は、15時間かくはんする。
続いて、溶出液に塩化メチレン(85)/メタノール(
5)を用いて薄層シリカゲルのクロマトグラフィーにか
ける。
反応混合物は濃縮し、トルエン中にとり、溶出液に酢酸
エチル(6)/ヘプタン(4)を用いてシリカゲルカラ
ムのクロマトグラフィー(H,P、L、C)にかけて精
製する。その結果、O−レチノイル(13シス)−2−
0−デシル−2°−テトラデシル−1−α−D−デソサ
ミン7531+9(収率18%)が単離されるが、極わ
ずかの全トランス同異体を伴う。
微量分析: CHN 理論値(%)  7g、63 11.55  1.76
実測値(%)  78.12 11.45  1.84
”C−NMR(CDC123、内部標準T、M、S’)
スペクトルは、提起した構造に一致する。
医薬用組成物および化粧用組成物 A−座鈑の局所処置用ゲル 1、ヒドロキシプロピル−セルロース 1gブチルヒド
ロキシトルエン    0.0590−レチノイル(1
3シス)−2−0,19O−ブチル−−1−α、β−D
−デ ソサミン イソプロパノール     全量で10092、ヒドロ
キシプロピル−セルロース 1.5gブチルヒドロキシ
トルエン    0.0590−レチノイル(全トラン
ス)    0.0759−2−〇−ブチルー1−α、
β− D−デソサミン イソプロパノール     全量で1009B−座鈑の
局所処置用ローション ブチルヒドロキシトルエン    0.0590−レチ
ノイル(13シス)−2−0,7go−ブチル−1−α
、β−D−デ ソサミン Cs  CIt脂肪酸のトリグリセリド全量で1009 C−座鈑処置用のスティック 白色ワセリン ワセリン油 ラフイネ−ティドパラフィン 0−レチノイル(全トランス) −2−〇−ブチルー1−α、β D−デソサミン 52.79 0.39

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、 ▲数式、化学式、表等があります▼基は、(全トランス
    )レチノイル、(13シス)レチノイルまたはエトレチ
    ノイルであり、R_2は、炭素数1−24の直鎖状また
    は分岐鎖状のアルキルである。] で表される、D−デソサミンのレチノイン酸エステル、
    並びに式( I )のレチノイン酸エステルのαおよびβ
    アノマー、およびその混合物および塩。 (2)直鎖状または分岐鎖状のアルキルがメチル、エチ
    ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、t−ブチル、オ
    クチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、テト
    ラデシル、ヘキサデシル、オクタデシルまたは2−デシ
    ル−テトラデシルである請求項1記載のレチノイン酸エ
    ステル。 (3)エトレチノイン酸から誘導されるものであって、
    式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、 R_2は請求項1のものと同義である。] で表される、請求項1記載のレチノイン酸エステル。 (4)(全トランス)または(13シス)レチノイン酸
    から誘導されるものであって、式: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) [式中、 R_2は請求項1のものと同義である。] で表される、請求項1記載のレチノイン酸エステル。 (5)以下から成る群から選択される、請求項1記載の
    レチノイン酸エステル: O−レチノイル(13シス)−2−O−ブチル−1−α
    ,β−D−デソサミン、 O−レチノイル(全トランス)−2−O−ブチル−1−
    α,β−D−デソサミン、 O−レチノイル(全トランス)−2−O−ブチル−1−
    α−D−デソサミン、 O−レチノイル(13シス)−2−O−ブチル−1−α
    −D−デソサミン、 O−エトレチノイル(全トランス)−2−O−ブチル−
    1−α,β−D−デソサミン、 O−エトレチノイル(全トランス)−2−O−ブチル−
    1−α−D−デソサミン、 O−エトレチノイル(全トランス)−2−O−ブチル−
    1−β−D−デソサミン、 O−レチノイル(13シス)−、2−O−メチル−1−
    α,β−D−デソサミン、 O−レチノイル(全トランス)−2−O−デシル−2’
    −テトラデシル−1−α,β−D−デソサミン、および O−レチノイル(13シス)−2−O−デシル−2’−
    テトラデシル−1−α,β−D−デソサミン(6)反応
    液中で合成したエトレチン酸または(全トランス)もし
    くは(13シス)レチノイン酸の混合無水物の過剰量を
    D−デソサミンの1位のモノエーテルと、有機溶媒中で
    反応させることを含む、請求項1記載のレチノイン酸エ
    ステルの製造法。 (7)有機溶媒がテトラヒドロフラン単独またはピリジ
    ンもしくはN,N−ジメチルホルムアミドとの混合物で
    ある、請求項6記載の方法。 (8)薬学的に許容でき、経口、非経口、局所または眼
    内投与に適した賦形剤中に、少なくとも1種の請求項1
    のレチノイン酸エステルを含有する、医薬用組成物。 (9)賦形剤が局所投与に適したものであって、レチノ
    イン酸エステルが、組成物の全重量に対して、0.00
    1−約5重量%の範囲で存在する、請求項8記載の医薬
    用組成物。 (10)皮膚科、リューマチ性、呼吸器科、または眼科
    疾病または障害を患っているヒトに、請求項8記載の医
    薬用組成物の有効量を投与することを含む、これらの疾
    病または疾患の処置方法。 (11)化粧用として許容できる賦形剤中に、少なくと
    も1種の請求項1記載のレチノイン酸エステルを含有す
    る化粧用組成物。 (12)レチノイン酸エステルが、組成物の全重量に対
    して0.0001−5重量%の範囲で存在する、請求項
    11記載の化粧用組成物。 (13)レチノイン酸エステルが、組成物の全重量に対
    して0.001−3重量%の範囲で存在する、請求項1
    1記載の化粧用組成物。 (14)請求項12の組成物の有効量を皮膚に適用する
    ことを含む、皮膚の老化を防ぐ方法。 (15)請求項12の組成物の有効量を皮膚の処置すべ
    き部位に適用することを含む、皮膚での細菌の増殖を防
    ぐ方法。
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