JPH02267438A - 加湿装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は事務所、学校７店舗等の空気雰囲気を浄化加
湿処理する、主として天井に取付けられる加湿装置に関
するものである。

［従来の技術］ 建築基準法、建築物における衛生的環境の確保に関する
法律及び労働安全衛生法等により建築物内の室内の湿度
については４０％〜７０％の範囲内に、また室内の塵埃
濃度については０１５ｍｇ／ｍ’−以下に保つことが指
導され、或は義務付けられている。こうした湿度雰囲気
や空気清浄度を保全するには積極的な加湿や空気浄化が
必要で、加湿については特に暖房を実施する冬季におい
ては強制的に加湿をしないと室内の相対湿度を適切な範
囲に保つことはできない。

こうしたことを踏まえ従来においても、中央空調方式の
エアーハンドリングユニットとも称されている空調機や
大型のパッケージニアコンディショナには、超音波方式
や水噴霧方式の加湿装置やエアーフィルタが組込まれて
いるものもあり充分な加湿機能及び空気浄化機能を果た
している。しかしながら、個別方式の比較的小型の空調
機の場合、充分な加湿機能を果たす加湿器やエアーフィ
ルタを内部に組み込むことは大型化し、風量の低下も招
くことなどの理由から難しく、特に限られた空間である
天井に取付けるタイプの空調機では寸法的制約が強く、
現状ではごく小容量の加湿器や空気浄化機能の低いエア
ーフィルタを空調機毎に組み込むか、外１寸は方式で加
湿器を組み合わせるか、或は独立型の加湿器を別に設置
するかして対応している。

天井に埋め込むタイプの加湿装置としては、例えば特開
昭６２−９８１３８号公報に開示されているように、送
風機でエンドレスの回転する加湿メディアに被処理空気
を通し、加湿メディアで加湿した処理空気を室内に吹き
出させるようにしたものもある。

［発明が解決しようとする課題］ 個別方式の比較的小型の空調機に係わる従来の加湿器は
、空気条件や換気等との関係で必要とする加湿量が大き
くなってもこれに対応できず、加湿方式によっては逆に
過加湿の状態を起こすなど問題点が多い。また超音波に
よって霧を発生させる超音波方式の加湿装置は、超音波
による霧の発生量が一定であるため、室温や送風量等の
状態量が変化（エアーフィルタが目詰まりした時等）し
ても加湿量が変わらず、過加湿によるキャリーオーバも
発生することがある。

さらに回転する加湿メディアに被処理空気を通す加湿装
置では、駆動装置等を含むため、装置が複雑で大型化す
るばかりでなく、加湿メディアが空気中の塵埃等の付着
で性能低下を招くことから、耐用性と機能面での安定性
に欠け、満足のゆく空気浄化機能も得難いうえ、高湿度
となる加湿メディアやこれに水を供給する水受は皿部に
雑菌や黴類が繁殖しやすく、雑菌、黴の配偶子等で処理
空気が恒常的に汚染されることになりやすいといった解
決すべき課題を含んでいる。

この発明はかかる従来の課題を解決するためになされた
もので、簡素な構成で適用性が高く、耐用性と機能面で
の安定性が良好なうえ、衛生的でメンテナンス性の良い
加湿装置を得ることを目的とするものである。

［課題を解決するための手段〕 この発明に係る加湿装置は、被処理空気を吸込む送風機
と、吸込口から吸込まれた被処理空気を通し、この被処
理空気を加湿前に浄化処理及び殺菌や防黴等の衛生処理
をするエアーフィルタの点検及び交換を、本体の下面に
設けた点検口から行うことができるようにしたものであ
る。

またこの発明に係る他の加湿装置は、特にその吸込口と
点検口とを本体の下面に隣接又は重合させたものである
。

さらにこの発明に係る他の加湿装置は、特に送風機の点
検及びその羽根と電動機の取り外しを、本体の側面に設
けた点検口からも実施できるようにしたものである。

さらにこの発明に係る他の加湿装置は、特に本体が天井
裏空間に取付けられる加湿装置であって、本体の下面に
吸込口とエアーフィルタ及び送風機の点検口とを兼ねる
開口部を設け、この開口部に対応する天井面に点検口を
兼ねる吸込グリルを設け、上記開口部と吸込グリルとを
ダクトにより接続するようにしたものである。

［作用］ この発明の加湿装置においては、送風機により吸込口か
ら導入される被処理空気をエアーフィルタを通して浄化
及び衛生処理し、清浄で衛生的な被処理空気として加湿
器に通して加湿し、浄化加湿空気として吹出口から室内
へ吹出させることができるとともに、エアーフィルタ及
び送風機のメンテナンスを天井面から点検口を介して実
施することができるようになる。

またこの発明の他の加湿装置においては、特にその吸込
口と点検口とが本体の下面において隣接又は重合してい
るので、メンテナンスにおける操作がしやすくなり、エ
アーフィルタ及び送風機のメンテナンス性がより向上す
る。

さらにこの発明の他の加湿装置においては、特に送風機
のメンテナンスを本体の側面の点検口からも実施でき、
送風機に関するメンテナンス性がより向上する。

さらにこの発明の他の加湿装置においては、特に本体の
下面に設けた吸込口とエアーフィルタ及び送風機の点検
口とを兼ねる開口部と、天井面に設けた点検口を兼ねる
吸込グリルとからエアーフィルタや送風機のメンテナン
スを実施することができるようになる。

［実施例］ この発明の一実施例を示した第１図及び第２図の加湿装
置は、天井又は天井裏空間に概ね水平位に取付けられる
天井設置タイプで、被処理空気Ａを吸込む吸込口１を一
側に、処理空気Ｂを吹き出す吹出口２を対向する他側に
直線状に配置したボックス型の外箱３内に、被処理空気
Ａを浄化及び衛生処理するエアーフィルタ４を最前部に
、中段に送風用の送風機５を、後段に水の自然蒸発によ
って上記被処理空気Ａを加湿する自然蒸発式の加湿器６
をそれぞれ組込んで本体が構成されている。外箱３は上
面四隅に設けられた吊金具を介し、建物の構造材に垂下
状に取付けられるアンカーボルト等によって天井裏空間
等に水平位に吊り固定される。外箱３内は通風可能な中
空構造で、その上記吸込口１の直後に、横方向にエアー
フィルタ４が下面に設けた開閉可能の点検ロアａからの
出し入れを可能に内装され、このエアーフィルタ４の後
方に送風機５が吸込側をエアーフィルタ４側に、吹出側
を吹出口２側に向けて上記点検ロアａからの点検及び取
り外しを可能に組込まれ、さらに最後段の上記吹出口２
側に、側面に設けた開閉可能の点検ロアｂからの点検を
可能に加湿器６が組込まれている。送風機５については
、外箱３の側面に専用の蓋付きの点検ロアｃが設けられ
、この点検ロアｃからその点検及び羽根と電動機の脱着
が可能になっている。エアーフィルタ４は前段と中段と
後段のフィルタによる三段構成で、前段のものは粗塵用
フィルタ４ａ（重量法２５〜９０％のもの）で、中段の
ものは中高性能フィルタ４ｂ（比色法５０〜９８％のも
の）で、最後段のものはガス吸着フィルタ４ｃであり、
いずれも第７図に示すように天井面に設けられる天井点
検口８等からの点検及び交換を可能とすべく２０〜６０
Ｃ１１巾のものを複数枚組み合わせて構成され、通過後
の空気の塵埃濃度を０．１５■／ｍ７　　以下にするこ
とができる。

そして特に粗塵用フィルタ４ａには、フィルタを構成す
るろ材に殺菌剤、防菌剤、防黴剤を含浸させるか、殺菌
剤、防菌剤、防黴剤をろ材厚材料（ＰＰ、ＰＥ、ナイロ
ン等の）に混合したもので作られた繊維でろ材を構成す
るかして殺菌機能と防黴機能が付与されている。殺菌及
び防黴剤としては例えば第四級アンモニウム塩系の防（
殺）画側やハロゲン化窒素硫黄系化合物（イソチアゾロ
ン等）の防菌剤又は、サイアベンタゾール等の防菌剤が
使用され、通過する被処理空気Ａに含まれる雑菌や黴の
配偶子等に対して殺菌作用を果たし、また捕捉された塵
埃部分での細菌の繁殖や黴の発生を防止する。エア−フ
ィルタ４に対する殺菌機能と防黴機能の付与は、殺菌、
防黴剤によらず例えば紫外線殺菌装置を併設するか、両
者を併用するかしても良い。

中高性能フィルタ４ｂはろ材によるメカニカルフィルタ
であるが、電極板式の電気集塵装置やろ材誘電式等、ろ
材と電気集塵装置とを組み合わせた構成のものでも良い
。最後段のガス吸着フィルタ４ｃは、被処理空気Ａに含
まれるガス成分（タバコの煙成分や石油系ベーパ等）を
吸着除去すべく、第３図及び第４図に図示のごとく構成
されている。即ち、外枠４ｄに粒状活性炭４ｅを詰めた
ハニカムコア４ｆを収め、被処理空気Ａを導入する端面
と放出する端面とにネット４ｇを張り、外枠４ｄに固定
した構成である。粒状活性炭４ｅは、多孔質セラミック
粉末やセラミック粒やゼオライト等の多孔質物質、触媒
作用でガスを吸着ないしは分解するもの等に代えても良
い。またガス吸着フィルタ４ｃの構造は、ガス吸着物質
をそのままフオーム状に成形したり、フオーム状の基材
にガス吸着物質を付着させ、あるいはフオーム状の基材
で押さえたりしたものとしても良く、さらには、ガス吸
着性薬品や例えば金属フタロシアニン誘導体のようなガ
ス成分の吸着能や分解能をもつ薬品。

物質を樹脂不織布等の固定または循環する基材に含浸さ
せる構成でも良い。

加湿機能の中核となる加湿器６は送風機５の後方に組込
まれ、第５図に示すような構成の多孔質の親水性プラス
チックよりなる吸水性加湿板方式か、第６図に示すよう
な構成の透湿膜方式のいずれかが適用される。前者は、
多孔質の親水性プラスチックより形成された吸水性加湿
板９を被処理空気Ａの流れに平行に柳刃状に複数枚配設
するとともに、上記各吸水性加湿板９に水を供給する水
補給系を組み合わせた構成である。即ち、下側端を上下
に段差を付は段差端面１０としたほぼ凹形状の複数枚の
吸水性加湿板９を段差端面１０が上下二段の段付き底と
した水受は容器１１に収まるように垂直に保持させてい
る。水受は容器１１の浅いほうの底を持つ部分は給水皿
１２で、給水管１３が接続され、各吸水性加湿板９の段
差端面１０の高いほうの端面が給水管１３から給水され
る水に浸漬するようになっている。また水受は容器１１
の深いほうの底を持つ部分はドレン皿１４で、排水用の
ドレンパイプ１５が接続され、各吸水性加湿板９の段差
端面１０の低いほうの端面がそれぞれ収められている。

各吸水性加湿板９の間は平行流路を構成し、エアーフィ
ルタ４で浄化及び衛生処理された被処理空気Ａが流通し
加湿されて、処理空気Ｂとして吹出口２に至る。

また後者は、接水性多孔質プラスチックフィルム等、水
蒸気は通過するが水は通さない微細孔を持つ透湿膜で形
成された袋体１６と、この袋体１６の外表に被処理空気
Ａを通すべく構成された空気通路１７と、袋体１６に水
を送る給水系とから構成されている。即ち、第６図に示
すように袋体１６にはその内部にスペーサ１８が入れら
れ、内水路と袋体１６の形状がこのスペーサ１８で保持
されている。袋体１６の一端には給水管１３が、末端に
はドレンパイプ１５がそれぞれ接続されている。袋体１
６自体は扁平形状に形成され、これにコルゲート状のセ
パレータ１９が重ねられ、全体をロール巻きにしたもの
を外枠２０に収めることで、袋体１６の外表に接する空
気通路１７を層状に持つ加湿器６が構成される。上記い
ずれの加湿器６も水のスケール成分（炭酸カルシューム
等）が水の蒸発によって濃縮されてもこれをドレンパイ
プ１５によって排出でき、吸水性加湿板９や袋体１６の
機能が析出したスケール成分で損なわれないようになっ
ている。また、機能的にはいずれも自然蒸発式で、被処
理空気Ａの湿度に関する状態量に応じた適当な加湿を図
ることになり、過加湿や過加湿によるキャリーオーバも
生じない。特に第６図に示した透湿膜方式の加湿器６は
、形状の自由性が高く、被処理空気Ａとの接触と給排水
系との位置関係を共に満たしうる構成を容易に実現でき
る大きな利点がある。

第７図は上述の加湿装置の設置状態の一例を示したもの
で、天井面には点検ロアａに対応する天井点検口８と点
検ロアｂに対応する天井点検口８ａが設けられている。

天井点検口８を開いた状態で、エアーフィルタ４を一括
して取り外し、そのメンテナンスを行うことができる。

また、エアーフィルタ４を外した状態では、点検ロアａ
からの送風機５の脱着く羽根及び電動機の取り外しと組
み立て）が可能となっている。

送風機５の点検及び脱着は専用の点検ロアｃからも可能
になっている。加湿器６の点検及び脱着は、天井点検口
８ａを開けた状態で、点検ロアｂから行うことができる
ようになっている。

第８図、第９図、第１０図により示す実施例は、外箱３
の下面に吸込口１を設け、点検ロアａをこれに隣接又は
重合させたものである。エアーフィルタ４は点検ロアａ
と吸込口１を画成する開閉蓋２１に載せられた状態に組
込まれている。即ち、開閉蓋２１は閉止状態では点検ロ
アａの蓋となっていて、その開放により吸込口１と点検
ロアａが一つの大きな開口部となり、送風機５の点検及
び脱着がしやすいものとなるように構成されている。

第１１図、第１２図、第１３図により示す実施例は、外
箱３の下面に点検口を兼ねる吸込口１を設け、エアーフ
ィルタ４を一括する枠４ｈに組み付けたものである。吸
込口１に対応する天井面には吸込パネル２２に着脱可能
に吸込グリル２３が装着され、吸込グリル２３の開放に
より、吸込口１からエアーフィルタ４の点検及び−括取
り外しが可能で、送風機５の点検及び脱着もエアーフィ
ルタ４の取り外し後において吸込口１から実施すること
ができるようになっている。吸込口１と吸込パネル２２
との間はダクト２４で連絡されている。このダクト２４
は長さの調節が可能に構成されている。

上述のいずれの加湿装置も被処理空気Ａを吸込口ｌから
取り込み、これをエアーフィルタ４によって、殺菌、防
黴処理（衛生処理ともいう）とともに塵埃骨とガス成分
とを除去する浄化処理を施し、塵埃濃度０．１５ｍｇ／
ば、以下で臭気もなく雑菌や黴の配偶子等も含まれない
清浄で衛生的な被処理空気Ａとした後に、自然蒸発式の
加湿器６により湿度に関するその時々の状態量に応じた
加湿を行い、処理空気Ｂとして吹出口２から適用する室
内に吹き出すことができ、当該室内の雰囲気を空気の清
浄度の上でも、加湿並びに衛生状態の上でも快適性の高
いものとすることができる。そして、送風機能を自体に
持つため、空調機に高性能エアーフィルタを設けた場合
のような風量低下を招くことがない。

特に、ガス成分及び雑菌、黴等が加湿器６に導入される
以前に除去されるから、吸水性加湿板９や袋体１６或は
水受は容器１１の水等にガス成分が吸着されなり溶解し
たりしないし、雑菌や黴等が繁殖しないので５処理空気
Ｂが臭気を帯びたりするようなことも、加湿装置が雑菌
や黴の配偶子等をばらまく汚染源となることもない。従
って、衛生的で臭気もない極めて清浄度の高い快適な加
湿が実現する。

なお、図面において、符号の２５は水道に接続し、水道
から給水を受けるためのＴストレーナを、２６は給水管
１３の給水を制御する電磁弁を、２７は給水系のサブタ
ンクを、２８はドレンパンを、２９は加湿器６に対する
制御回路を、さらに３０はフィルタの目詰まりを検知す
る目詰まり報知器をそれぞれ示す。

［発明の効果コ 以上のようにこの発明の加湿装置は、送風機により吸込
口から導入される被処理空気をエアーフィルタを通して
浄化衛生処理し、清浄で衛生的な被処理空気として加湿
器に通して加湿し、浄化加湿空気として吹出口がら室内
へ吹出させることができ、構成が簡素で適用性が広く、
耐用性と機能面での安定性も良いうえ、衛生的でメンテ
ナンス性も良いといった効果を奏す。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による加湿装置の一実施例を示す平面
図、第２図は同じくその側面図、第３図はそのガス吸着
フィルタの構成を示す正面図、第４図は同じくガス吸着
フィルタの一部を破断して示す側面図、第５図は本発明
の加湿器の一実施例を示す要部についての斜視図、第６
図は本発明の加湿器の他の実施例を示す説明図、第７図
は取付状態で示す加湿装置の側面図、第８図はこの発明
による他の加湿装置の一実施例を示す平面図、第９図は
同じくその側面図、第１０図は同じく取付状態で示す加
湿装置の側面図、第１１図はこの発明によるさらに他の
加湿装置の一実施例を示す平面図、第１２図は同じくそ
の側面図、第１３図は同じく取付状態で示す加湿装置の
側面図である。図において、１は吸込口、２は吹出口、
４はエアーフィルタ、４ａは粗塵用フィルタ、４ｂは中
高性能フィルタ、４Ｃはガス吸着フィルタ、５は送風機
、６は加湿器、７ａ、７ｂ、７ｃはそれぞれ点検口、８
゜８ａは天井点検口、９は吸水性加湿板、２３は吸込グ
リル、２４はダクト、Ａは被処理空気、Ｂは処理空気で
ある。なお、図中同一符号は、同−又は相当部分を示す
。 ｙＬ”　、７７　ｔＡ４４”Ｖ 第 図 第 第 図 ム

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）、吸込口から吸込まれる被処理空気を通し、該被
   処理空気を浄化及び衛生処理するエアーフィルタと、上
   記エアーフィルタの後方に組込まれた送風機と、上記エ
   アーフィルタによって浄化及び衛生処理された被処理空
   気を通し、水の自然蒸発によって上記被処理空気を加湿
   する自然蒸発式の加湿器と、この加湿器により加湿され
   た処理空気が吹出す吹出口とを備えている構成の加湿装
   置において、上記エアーフィルタと送風機の点検及び交
   換を加湿装置の本体の下面に設けた点検口から行うこと
   ができるようにしたことを特徴とする加湿装置。
2. （２）、吸込口と点検口とを本体の下面に隣接又は重合
   させたことを特徴とする請求項１記載の加湿装置。
3. （３）、送風機の点検及び羽根と電動機の取り外しが、
   本体の側面に設けた点検口からも実施できるようにした
   ことを特徴とする請求項１又は２記載の加湿装置。
4. （４）、吸込口から吸込まれる被処理空気を通し、該被
   処理空気を浄化及び衛生処理するエアーフィルタと、上
   記エアーフィルタの後方に組込まれた送風機と、上記エ
   アーフィルタによって浄化及び衛生処理された被処理空
   気を通し、水の自然蒸発によって上記被処理空気を加湿
   する自然蒸発式の加湿器と、この加湿器により加湿され
   た処理空気が吹出す吹出口とを備えた本体が天井裏空間
   に取付けられる加湿装置において、上記本体の下面には
   上記吸込口と上記エアーフィルタ及び送風機の点検口と
   を兼ねる開口部を設け、この開口部に対応する天井面に
   は点検口を兼ねる吸込グリルを設け、上記開口部と吸込
   グリルとをダクトにより接続するように構成したことを
   特徴とする加湿装置。