JP2002282346A - 空気殺菌機 - Google Patents

空気殺菌機

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JP2002282346A
JP2002282346A JP2001087296A JP2001087296A JP2002282346A JP 2002282346 A JP2002282346 A JP 2002282346A JP 2001087296 A JP2001087296 A JP 2001087296A JP 2001087296 A JP2001087296 A JP 2001087296A JP 2002282346 A JP2002282346 A JP 2002282346A
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ozone
air
water
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Katsuaki Hiromachi
広町勝明
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SAN SILVER KK
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】病院内また施設内での空気中のウィルスの不活
化、細菌の殺菌、除塵、脱臭、また夜間等は昼間より殺
菌力等強めて使用し、施設内の壁面、フロア、天井、院
内の諸設備の表面等の殺菌の一助になり、休院する事も
なく、また患者や院内従事者にも支障のない空気殺菌機
の提供。 【解決手段】オゾンガスを水中に曝気する事によりオゾ
ン水、または微細なオゾンガスを含んだ気泡の破裂によ
るオゾン飛沫水、上からオゾン水のシャワーを掛けて殺
菌浄化した後、多段式オゾン水ネットの通過等による、
オゾンの多様な形態を作用させ、その中を汚れた部塵の
空気が通過する事により、汚染空気をクリーニングし清
浄化し、尚清浄化された空気が殺菌機を出る時にはオゾ
ン還元フィルターを通してオゾンを還元して使用する事
により、必要に応じて余剰オゾンの還元率を調整できる
空気殺菌機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は病院の院内感染防
止を主として作られたものである、病院は病気を直すと
ころであると同時に、菌の集約所でもある。それはまた
汚染された空気の中で、体力のない所謂、抵抗力のない
人々の居住を余儀なくせねばならないところでもある。
特に抗生物質による治療や処置をせねばならない患者に
とっては反面、厳しい環境でもある。また最近はMRS
Aの強い菌種も発生しておる。MRSA菌の院内感染の
ため、当初の入院、加療の病名と、かかわりなく体内に
MRSA菌による、菌交替現象等おこし、臓器不能等の
為、尊い命を失ってしまう場合がしばしば見受けられ
る。医事紛争まで発展するのは氷山の一角とも言われて
いる。 「ウイルスに対する消毒剤の限界」健康体であっても、
空気中のウイルスの菌による風邪等は体験するところで
はあるが、肝炎を感染させる「エンテロ・ウイルス」の
感染経路のひとつに物体の表面を経由しての感染があ
る、がしかしこれらのウイルスも、すべて空気飛沫によ
ってなされるもので、従って直接接触でも、間接接触で
も空気中のウイルス菌により伝播されるという事であ
る、従って消毒剤の殺菌効果には限界があり、空気その
ものの殺菌にはならないのである。((院内感染防止対
策−現状と問題点)発行者永井秀一発行所永井書店) 「空中浮遊菌の実態」ある市中救急病院における、空中
浮遊菌を測定した例がある。測定方法はRSCサンプラ
−(バイオテキスト社)を使用し、40Lの空気中から
空中浮遊菌をアガ−ストリップ(ブドウ球菌用)に吹き
付けて、35℃48時間培養の方法等による結果、外
科、脳外科病棟の大部屋、看護室、産婦人科病棟の廊
下、泌尿器科回復室よりMRSAが分離されている、と
のレポ−ウトもある(「市中病院におけるMRSAの検
出情況」(長崎大学熟帯医学研究所内科)大森明美氏外3
名(十善会病院)天野秀明氏外2名) 「耐性結核菌の感染力の現状と脅威」また最近では弱毒
菌とは性格を異にした多済耐性結核菌等が院内または施
設内に集団感染している現実は大変に深刻な問題であ
る。特に、いまこの耐性結核菌の感染者は適切な感染予
防対策のないまま、急激な増加の傾向にあり、感染威力
を示す一つの例としては、次のようである。例えば、無
菌地区に発病者が一人引っ越して来て、本人の自覚のな
いまま、ある程度の社会活動をしている方が、耐性結核
に感染している事が判明した時点では、すでに約100
人前後の方に感染されてしまい、その100人が耐性結
核に感染している事が判明した時点では、すでに150
0人からの人にも感染してしまう可能性があるという広
がり方である。今世界の総人口の1/3の19億人が感
染しているともいわれ、毎年新たに800万人が感染し
200万人の方が結核で死亡しているともいわれておる
(WHO)。従って厚生省は「結核緊急事態宣言」を平
成11年7月に出しているありさまである。いずれの国
においても、「多剤耐性結核菌」の存在はIT時代、い
かに卓越した知識をもっても、はかる事の出来ない、自
然の猛威である地震や洪水や火災からハリケ−ン、そし
て豪雨にいたる、所謂、人間の自然破壊に対する自然の
復讐と同じく、新薬の開発そのものが、恰も自然を破壊
するが如く、そしてそのときに自然が反撃して復讐して
きているかのようである、しかしまたそれに対して人間
が何の抵抗すら示し得ないことを悲劇的に教唆している
現象ではないだろうか、そして嘗ての「法定伝染病」に
勝とも劣らない世界的な恐怖ではないだろうか。「 結核感染予防の転換点」 「新抗生物質開発の空しさ」特に、「多剤耐性結核菌」
はすべての薬剤に耐性であり、そのため抗生物質の新薬
の開発に最低期間6年間要して作ったとしても、その新
薬に対して、菌の方が一時間で進化を遂げてしまい、ま
たあらたな耐性菌となってしまう、と言う耐性菌に立ち
向かう人間の無力差を感じざるをえない(平成12年2
月20日午後9時よりのNHK特別番組「細菌の襲撃」
の中のカリフォルニア州ララバン教授の説)。また、
「新薬の開発により、より強い菌になにってしまう」と
いう、今日までの繰り返しから同じく、同番組の中でア
イオワ州マイケルア、アラ−教授は(抗生物質不要論)の
説をとなえている事など考える時、所詮人間は自然界の
従属物でしかあり得ないことを思い知らされ、今日まで
の近代医学至上主義(抗生物質)の全くの行き詰まった
空しい姿をそこに見ざるを得ないのである、そして地球
には人類の想像を絶する巨大な力が潜在するのを今更の
如く知らされる思いである。今日まで繰り返されて来た
「MRSA」等にかかわる抗生物質の新薬の開発による
メリット面と同時に、その功罪が改めて問われ、或いは
それが「多剤耐性結核菌」と言う姿で人間に立ち向かっ
て来ているのではないだろうか、尚アメリカでは197
5年頃より抗生物質の使用は限られ、また日本の様に企
業の利益追求の先行した嫌いのある新抗生物質の開発に
も力を入れてこなかったようである。 「結核菌に対する消毒剤の限界」仮に結核感染経路の一
つに物体の表面を経由しての間接感染があるとしてもウ
ィルス同様、間接感染であれ、直接感染であれ、すべて
空気飛沫により伝播されるという事から、消毒剤の殺菌
効果には限界がある。 「安価で安全な空気管理」この時、気密性の高い現在の
医療施設内で、更に経時的に結核菌の高密度化が進行し
ている傾向にある作業現場での環境管理には急がれるも
のがある。「結核菌を通さないマスクの着用も一つの方
法ではあるが、この発明による、空気殺菌機はいくつか
のオゾンの態様を利用し、この発明の殺菌機内で結核菌
を殺菌し更にこの発明の殺菌機より出てくる清浄化され
た適量の余剰オゾンを含んだ空気は殺菌力をそなえた安
心環境管理システムとして活躍するものである。この発
明の殺菌機内は高濃度の「オゾンガスとオゾン水、オゾ
ン水気流」による空気殺菌作用があり(オゾン濃度1か
ら3ppm)それと同時に殺菌機より出てくる安定した
オゾン量は高原のオゾン量0.05ppm(前述のごと
く)に調整する事により結核菌に対して殺菌機内に准じ
て殺菌の働きをするのに充分な濃度である。それは次の
事から充分考えられる事である、オゾンの結核菌に対す
る殺菌効果のあるオゾン濃度とは次に示すデ−タ「0.
005ppm」であり、高原のオゾン濃度は約「0.05
ppm」である事から、この二つを比較したとき、高原
のオゾン濃度の方が十倍の濃度である事、また時間的に
も制限なく連続される事等、からこの発明の空気殺菌機
のバランスの取れた使用により安全な濃度で、尚結核の
感染予防には充分に期待出来るものである「結核菌に対
するオゾンの不活性化デ―タ−」「オゾン濃度0.005
ppmの濃度で、接触時間10分間で、99%不活性
化」C.Nebel;OxoneTretmenofP
otableWaterPartl,PublicWo
rks,Vo.112,No.6,pp.86〜90,
1981.) また感染経路を遮断する事による予防医療への貢献と同
時に、国の予算の面からも、感染経路が「見る事も、予
測する事も出来ない経路」により多済耐性結核患者が増
加し、ひいては国の医療費の赤字は更に増大し、そのた
め国力は減退せざるをえない。なかなか表には、でにく
いが、健康な院内従事者の高齢者と若い方の感染者も増
加しておるようである。感染すると抗生物質に対して耐
性であると言うことから、完治が大変難しく生涯の病と
なってしまう場合が多いようである。まさに、かかる情
況であるにもかかわらず、空気を媒介とする院内感染の
防止については適切な方法がなく、関係者は「あきら
め」に近い状態で今日まできているのが現実である。
尚、病院を休むことなく、常時院内の空気を殺菌し続け
る事は、これまた大変困難ではあるが、特に健康であっ
ても感染する、院内従事者の感染は他に拡大される可能
性が高く関係者は大変神経を使うところとなっている。
次に病院内における環境を汚染する「菌の定着情況」に
関す実態調査については、大半の病院に於いて、弱毒菌
のMRSA菌等を主としたものではあるが、一様に菌の
定着化がなされてしまっているのが実態のようである。
尚、参考レポ−トとして新設の病院であっても、約1年
で場所別、部屋別の差異が認められない程、菌の定着化
がある程度終了してしまう、との(長崎大学医学部、山
口恵三氏)レポ−トもある。このレポ−トは一つの例に
すぎないが、「トイレ」など、「菌の培養所」とまで言
われている、「貯尿室」や「汚物保管所」からの濃度の
高い汚染空気が殺菌されないまま廊下に流出し、また
「病室内の汚物に係わるもの」等からの汚染空気等が室
内(複数部屋)を汚染し、また同じく廊下にも流出して
しいる施設が殆どであり、更に問題が深刻なのは、その
汚染された廊下の空気や部屋の空気が院内の空調により
運ばれて、施設内全般に渡り菌が配達されてしまってい
る事である。それらの事から新設病院が汚染されていく
速度の早いのも充分考えられる事であり、その点、残念
ながら「文明」からは程遠い病院の環境管理が実態であ
る。
【0002】
【従来の技術】しかし今日まで病院施設全体の空気や面
に対する殺菌方法は全くなかったわけではなく、その唯
一つの方法は、年に一度程度ではあるが施設内をホルマ
リンによる殺菌であった。このホルマリンによる殺菌方
法は殺菌して、2〜3日間度密閉する、更に解放してホ
ルマリンの発散のため、また2〜3日間を要して殺菌清
浄化するものであった。その間の休院日数や入院患者の
移動やその間の治療等から、年に一度であっても、これ
は大変な事であり現実は殆どの病院がなされておらず汚
染濃度は増すばかりが多く、現実は見舞い客等の、入
室、退室の時に消毒液による手の消毒を行なう設備をす
るのが精いっぱいであり、病院全体の空気の殺菌や院内
施設全体の常時表面殺菌等は殆ど行なわれないまま、運
営されているのが実情である。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】この発明は、それらに
係わる関係者自身が感染する可能性と、また更に多くの
人(患者)に対して感染の原因者にも、なりかねない立
場の人の悩みや問題解決のため、オゾンまたはオゾン水
のいくつかの形態を利用することにより、病院等、休院
する事もなく常時、施設の診察室や手術室を始めとして
院内の空気や、壁、フロア等を清浄化し、院内等の感染
防止の一助になるべく発明されたものである。ところ
で、空気の殺菌には殺菌力とスピ−ドが必要であり、ま
た人に対して臭い等含めて、当然無害でなければならな
い。「 オゾンの殺菌力とウイルスについて」 そこでオゾンは、殺菌力が強く、早く、特にウイルスに
対しては、すばらしく、他に類を見ない殺菌力である。
例えばウイルスの中でも対応処置が困難であった、ポリ
オウイルスを不活性化させるために必要な「投与量と時
間」について、残留塩素を対象とした、その差を次に比
較してみる。残留塩素の場合は濃度0.5〜1mg/ι
でポリオウイルスを不活性化するのに要した時間は1.
5〜2時間に対してオゾンの場合は濃度0.05〜0.
45mg/リットルでポオウイルスを不活性化させるの
にたったの2分である。(j、Lawrence、F、
P、Cappelli;OxoneinDrinkin
gWatelTreament;AReview,Th
eScienceoftheTotalEnwiomn
ent,Vol.7,No.2,pp.99108〜,
1977.)しかしオゾンによる清浄化は部屋に戻す時
に、高原のオゾン量の0.05ppmまたは作業環境基
準の0.1ppm以下の余剰オゾン量でなければならな
い。この発明はオゾン水やオゾンガスのすばらしい殺菌
効果を利用し、尚、安全性を考慮して、最終的に部屋に
もどした部屋のオゾン濃度を高原のオゾン量の0.05
ppm以下を保ちその濃度のバランスが取れるような構
造(図6)で出来ているものである。
【0004】
【課題を解決するための手段と実施の形態】以下この発
明に係る空気殺菌器の実施の形態について、図面を参照
して説明すれば、この空気殺菌機は、大別すると、収納
体(図1)と、その収納体の中には納まるところの、殺
菌水槽(図5−19)と、その殺菌水槽の中にあるオゾ
ンガスの発泡装置(図5−17)と、オゾン水のシャワ
−装置(図7・8)と、多段式オゾン水ネット(図7)
と、仕上げ風洞の中の水滴捕捉フィルター(図4−4)
と通過量の調整可能なオゾン還元フィルター(図4−
5)が備わり更に附帯して風量調節付フアン(図5−
1)と、給水装置(図5−6・7・9)と、排水管(図
5−16)と、配電盤(図5−10)と、オゾン発生機
(図5−14)への空気ポンプ(図5−11)と、圧搾
空気フィルター(図5−12)、高電圧機(図5−1
3)等を収納し更に外側正面に手動により回転する風向
ダクト(図1−1)と、右側面に手動により回転する吸
入口(図1−3)を装着した構造から構成されている。
尚、風洞は空気の混合率を効果なさしめるために、出口
に向かって低部が緩やかな左り上がりのスロ−プ状にな
って気流の流れが幾分、狭められている形状をしている
ものである。収納体の右側面には、汚れた空気を殺菌機
内部に取り入れる為に、どの角度からも空気が取り入れ
られるように手動により回転する空気取り入れ口が形成
してある(図1−3)。次に、水槽については図に示す
ように、収納体の内部に殺菌水槽(図5−19)が設け
てある。水槽は、上部が開口している、後述する給水装
置(図5−6・7・9)から給水された水を溜めるとこ
ろである。水槽の下部には、電磁弁による開閉で水槽内
の水を排出するための水抜き管(図5−16)がとりつ
けてある。水抜き管は、汚れた水槽内の水を排水すると
きに使用する。次に、発泡装置は発泡器(図5−17)
と、オゾン発生器(図5−14)と、圧搾空気フィルタ
ー(図5−12)と、空気ポンプ(図5−11)と、高
電圧発生器(図5−13)とから構成されている。発泡
器(図5−16)は、水槽内に溜められた水の中にオゾ
ンを含む泡を発生させるものであり、泡は微細なほど良
い。この発泡器は円筒状をしており、水槽内の低部中央
に設ける。発泡器の外周には多数の小さな穴部が形成し
ており。おもな材質は多孔質セラミックスであり、この
穴部からオゾンを含む空気が排出される。発泡器の空気
入口には後述するオゾン発生器に連結された空気ホ−ス
がつないである。このオゾン発生器の空気入口は、空気
ホ−スを介しカプセル状をした圧搾空気フィルター(図
5−11)の空気出口に連結してある。圧搾空気フィル
ターはオゾン発生器におくる空気中の塵を取り除いて、
塵が放電に侵されることで起こる不純物ガスの発生を防
止するとともに、オゾン発生器内の電極の汚れを防止す
るものである。圧搾空気フィルター内には、空気が通り
抜けることが出来る程度の大きさをしたすき間を有する
濾紙が設けてある。なお、濾紙の代わりに不織布等を用
いて、圧搾空気の汚れを清浄化しても良い。圧搾空気フ
ィルターの空気入口は、空気ホ−スを介して空気ポンプ
(図5−11)に連結してある。空気ポンプは、圧搾空
気フィルター、オゾン発生器、発泡器へと流れるため、
圧搾空気を供給するものである。次に風洞(図5−2
0)について説明すると、風洞は外部空気を導き浄化の
為の進反応の場所である。内部はフアンにより吸引排気
されている。吸引した空気中のウイルスの不活化、殺
菌、除塵、除臭等、が行なわれる。このオゾン水シャワ
−のためのオゾン水は、殺菌水槽内(図5−19)に溜
っている微細なオゾンの気泡を含んだオゾン水をポンプ
(図5−15)で汲み上げて上から殺菌風洞の中を通過
する空気をシャワ−(図8)するものである。更に同時
に多段式オゾン水ネットにも注がれ活用するものであ
る。シャワ−等により殺菌清浄化の働きをした水は、再
びオゾンによる殺菌水槽にもどりまたオゾンの微細な気
泡等と再び汲み上げられる。いわゆる汲み上げポンプに
より循環して殺菌作用をしているものである。尚、殺菌
風洞の仕上げ部分の多段式オゾン水ネット(図7)にそ
そがれた、オゾン水により多段式オゾン水ネットは常時
洗浄されている。この多段式オゾン水ネットの働きは更
にオゾン水と空気の接触が促進された後、気流は「仕上
げ風洞」(図5−20)に至る。「仕上げ風洞」は、ま
ず水滴捕捉フィルター(図5−4)を通過して空気中の
過剰水が除かれ、そのあとオゾン還元フィルター(図5
−2・3)に向かう、その間もオゾンと空気の混合作用
が行なわれる事による浄化作用は連続的に行なわれる。
シャワー同様水滴捕捉フィルターで過剰な水滴は風洞下
部をつたわりオゾン水槽に還流される、過剰な水滴がの
ぞかれ、更に空気中に含まれる余剰オゾン分はオゾン還
元フィルターやオゾンのバランス・ダンパ−(図6−
2)によりオゾン還流量がバランス化されて室内に清浄
化した空気がもどされる。尚、余剰オゾンの還流率の範
囲は空気の汚染度に関わりなく約75%前後は殺菌水槽
等の中で消耗され、更に残りの25%はオゾン還元フィ
ルターで除かれ、「室内のオゾン濃度としては、高原の
オゾン量(0、05ppm)にも充たない量」にまで、
減じてしまうのである。尚更にバランス・ダンパ−等の
操作による室内オゾンの増減は可能である。 「バランス・ダンパ−(図6)の作用について」ダンパ
−の位置がオゾンフィルターを50%覆う位置の場合は
余剰オゾンを含んだまま直接部屋に還流される空気の割
合が50%となるのである。 「余剰オゾンの働き」但し、部屋に戻された、元より殆
ど窒素酸化物の発生しないオゾン発生機による、適量の
余剰オゾン(作業環境基準の0、1ppm以下)の働き
は前述の如く殺菌機内の働きと同じく、部屋の中で適量
の濃度のオゾンとして充分、殺菌効果をもたらす働きを
するものであり、殺菌効果の外、タバコの煙もニコチン
の分解と同時に分解し空気の清浄化と同時に部屋に付着
したニコチンも時間を経る毎に分解して行く働きもあ
る、オゾンは、尚一方では純粋なオゾンを直接的に注射
等の方法により、ドイツを始めとするヨ−ロッパでは
「オゾン療法」として治療に使用されており、種々な病
に対してオゾン効果の実績を上げている面もあるのであ
る、また現在もヨーロッパでは「オゾン治療学会」は盛
んであり、研究がすすめられているものである。「 オゾンの殺菌力とMRSAについて」 さてオゾンの「殺菌効果」に対する例として、その一例
を東京都立衛生研究所(5衛研庶依第510号平成5年
10月12日)のデタ−によると「作業環境基準のオゾ
ン濃度0.1ppm」の環境中で3時間経過すると「試
供菌株、MRSA‖23株」が34%まで減じ」てお
り、尚参考までにオゾン濃度「1ppm環境中で1時間
経過すると菌は0.7%までに減じ」てしまう、これは
「殺菌ボックス」の設置を考慮した場合の参考データー
である。「 オゾンの殺菌力と繊維中のMRSAへの殺菌効果につ
いて」 更に東京都衛生研究所(5衛研庶依第734号平成5年
11月26日)のデタ−よると、繊維の中のMRSAに
対する殺菌効果としてのデ−タがある。それは「白衣の
布片」に吸着させた同じく試供菌株「MRSA・23
株」のものが、オゾン濃度「0.1ppm環境中で3時
間経過する事により、63%までに減じ」ておること、
尚参考までに「0.6ppmでは同じく3時間経過する
と残存菌が3.6%まで減じ」てしまう、と言う効果が
みとめられているデ−タ−である。「 オゾンの殺菌力と繊維中のウイルスへの殺菌効果につ
いて」 また繊維内のウイルスに対する浸透殺菌デ−タ−もあ
る、それは同じく繊維の中までの浸透殺菌効果が認めら
れているデ−タ−である。それは群馬県立蚕業試験所技
術資料第18号による繊維中のウイリスに対するオゾン
の浸透殺菌効果のデ−タ−である。それは1立方センチ
メ−トルの滅菌脱脂綿に試供ウイルス液1ミリリットル
を吸収させ、5度C中で乾燥(3日間)させた脱脂綿の
試験区(ウイルス、CPV型)及び(ウイルスIFV型)
を、オゾン殺菌室に1日(24時間)置いた事により両
試験区共に100%の殺菌が完了している、と言うデ−
タ−である。これらの事から病室内の「寝具」や「カ−
テン」等に対して、そのままで(この空気殺菌機を置
く)、衣類に対しても浸透殺菌効果が期待出来るもので
ある。従って本発明の空気殺菌機が、連続で作動する事
による、病院等の施設での空気管理の為に果たす役目は
大きく、すでに始まっている「ウイルス時代」「感染症
時代」の対応策の一つとして活躍が期待されるものであ
る。従って、適量の余剰オゾンの役目は殺菌機の中を通
過する事の出来ない、室内の壁、カ−テン、フロア、寝
具、ベット周辺の諸々の物の表面、また繊維に対しては
常時浸透しての殺菌浄化と、室内の空気中のウイルスや
細菌また老人臭や、おむつの臭い等を直接殺菌や脱臭す
るものである。余剰オゾンは殺菌水槽内のオゾン濃度と
は違うが、この余剰オゾンの直接殺菌のための適量のオ
ゾン濃度とは、前述の如く高原のオゾン量、0る.05
ppmの量であり、また許容量は作業環境基準の0.1
ppm以下の濃度である。尚、病室等に人が居ない時間
帯には、充分濃度をまして(オゾン発生量の操作、また
バランス・ダンパ−(図6)の操作により)フロアや壁
面、カ−テン等を更に効果的に殺菌する事も可能なので
ある。尚今までの説明の中での、参考デ−タ−として東
京都立衛生研究所のデ−タ−(有限会社ソア−とし
て)、並びに群馬県立蚕業試験所のデ−タ(株式会社日
本ゼウスとして)については(財)日本感染症学会会員
の「広町悦次氏」が各公的試験機関に依頼してなされた
ものであり、所有、保管しているものを参考までに記述
したものである。尚この空気殺菌機の湿度効果について
は、まず水槽内の水の水蒸気化率については外部から流
入する空気の湿度にもよるが、概ねより自然体の形でバ
ランスの取れた湿度となって部屋の湿度を保つ事が出来
るのである。つまり室内空気の湿度が高い日には、水蒸
気化する率が小さく、乾燥した空気の場合は水蒸気化率
が高い、但し他の過湿器のように「霧そのものを放出す
る」ようなものとは性格を異にするもので、緩やかな過
湿ではあるが、空気殺菌機から還流された空気により部
屋の湿度は自然体の形で60%前後のバランスがとれて
いて、短時間で湿度を増すことはできないが、連続して
使用しても極端に過湿過多になるような怖れもないのも
のである。風向ダクト(図1−1)から室内に放出され
る風向は風向ダクトの操作により任意に向ける事ができ
る。オゾン水槽への給水、また給水停止は水槽内の水位
のレベル探知機(図5−6・7)のセンサ−により、水
位の変化に応じ電磁弁(図5−9)の開閉作用により、
給水または給水停止が行なわれる。次にオゾン水槽の排
水について、オゾン水槽の水の入れ替えは、排水管(図
5−16)より排水される。オゾン水槽の水の取り替え
は、殺菌作用の外、塵に対して、「水フィルター」の働
きもしているところから、汚れの程度により毎日交換し
ても他のフィルターのように経費の嵩むものではない。
なお、収納体には、水槽内の水位、発泡状態、フィルタ
ーの汚れ等を視認するための視認窓を設けてもよい。
【0005】
【発明の効果】本発明によれば、オゾンまたはオゾンを
含んだ細かな気泡の種々な活用により、従来適切な処置
のなかった病院始め老人施設等、諸施設内に本発明の空
気殺菌機を置くことにより、施設内の表面殺菌また空気
中のウイルスの不活化、殺菌、除塵、除臭、湿度の適湿
化を計る事等が出来、しかも清浄化が、空気管理が常時
されていると言う事であり、これは感染の予防等に役立
つと共に院内従事者の安心と健康管理にも役立つもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】はこの発明の正面図である 図中1、はこの発明の空気殺菌機により清浄化された空
気が室内に還流される還流口である 2、は殺菌水槽の補水用の水槽である 3、は手動により回転する吸入口である
【図2】はこの発明の左側面図である 図中1、は還流口である 2、は電源の注入口である
【図3】は本発明の右側面図である 図中1、は補水用水槽から殺菌水槽への送水パイプであ
る 2、は部屋の空気を殺菌清浄化の為の吸引口である 3、は排水管の出口である
【図4】はこの発明の平面図である 図中1、は電源のメインスイチである 2、はオゾン発生量の調整ダイアルである 3、は吸引するモ−タ−のバランススイチである 4、は排水の為のスイチである 5、は殺菌水槽に補水の為の水槽である
【図5】はこの発明の空気殺菌機の一部を透視図にした
全体の内部の斜視図である 図中1、は吸引の為のフアンモ―タ―である 2、はダンパ―によりバランスのとれるオゾン還元フイ
ルタ―である 3、はオゾン還元フイルタ― 4、は水滴補足フイルタ― 5、は多段式オゾン水ネット 6、は殺菌水槽の水位の変化により変わるレベル 7、は殺菌水槽の水位レベルの変化をとらえるスイッチ 8、はオゾン水シャワ―筒 9、は殺菌水槽へ給水の為の電磁弁 10、は配電盤 11、はオゾンガスを殺菌水槽に送る為のホンプ 12、は圧搾空気フイルタ― 13、は電圧を高める高圧機 14、はオゾン発生機 15、はシャワ―筒と多段式オゾン水ネットにオゾンン
水を注ぐ為のポンプ 16、は排水管 17、は殺菌水槽低部でオゾンガスを発泡する発泡機 18、は排水の為の電磁弁 19、は殺菌水槽部 20、は仕上げ風洞部
【図6】はダンパ−付きオゾン還元フイルタ−の拡大図 図中1、は活性炭フイルタ− 2、は手動により移動するダンパ−
【図7】は多段式オゾン水ネットの拡大図である 図中1、は上から落ちるオゾン水をネットに水平に行き
渡るように段を設けたもの 2、はオゾン水により洗浄されているネット 3、はオゾン水を注ぐ管
【図8】は オゾン水シャワ―筒の拡大図である 図中1、はオゾン筒にオゾン水を注ぐ管 2、はオゾン水シャワ−筒である、この筒は多くの穴が
あいていて上からのオゾン水を筒内に受け入れるもので
あり、この筒の中の一方に吸引した空気の開口部があり
吸引された空気はまずこの筒の中でオゾン水のシャワ−
を浴びてから殺菌水槽に出ていく仕組みになっているも
のである 3、吸引された空気の開口部である 4、は室内からの空気の吸引口である

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気を殺菌する収納体の一部から空気を取
    り込み、取り込んだ空気を次の条件の「殺菌水槽」(図
    5−19)や「殺菌風洞」(図5−20)の中を通過さ
    せ空気中のウイルスの不活化、殺菌、除塵、除臭等行い
    更に乾燥空気の場合は過湿され、最後の「仕上げ風洞」
    (図5−20)に至り過剰な水滴や過剰な余剰オゾンが
    取り除かれ適量のオゾン気流と共に浄化された空気を部
    屋に戻す構造の空気殺菌機である。殺菌水槽また殺菌風
    洞の中の条件とは、オゾンをいくつかに形態化した環境
    である。まず吸入口で吸引した空気の開口部はオゾンを
    含んだ気泡が破裂している水面(図5−1)のシャワー
    筒の中で開口される、更にそのシャワー筒を通りぬけた
    空気はオゾンガスとオゾン水飛沫の飛んでいる環境を通
    過し更にオゾン水により常に洗浄されている多段式多段
    式オゾン水ネット(図−7)を通過し、空気とオゾン水
    と混合接触を計る。その後に「仕上げ風洞」(図4−
    3)に至り、水滴捕捉フィルター(図5−4)、とオゾ
    ン還元フィルター(図5−2・3)等を通過する事によ
    り、過剰な水分と余剰オゾンを取り除いて、部屋に放出
    還流されるものである。
  2. 【請求項2】殺菌清浄化された空気が、部屋に戻る時の
    処置として、過剰な余剰オゾンを除くためオゾン還元フ
    ィルター(図5−2・3)を通過して戻す構造、またそ
    のオゾン還元フィルターを通過する空気の量と、オゾン
    還元フィルターを通過しないで、部屋に戻る空気の量と
    の、バランスのとれる構造(図6)、例えば殺菌水槽内
    で使用するオゾン量が低い値であっても、高い値であっ
    てもオゾン還元フィルターの枚数を増やして、室内に戻
    す時は余剰オゾン量を適量(室内のオゾン量を高原のオ
    ゾン量の0.05ppm以下に保ように)にして戻す事
    が出来る構造の請求項1の空気殺菌機。
  3. 【請求項3】オゾンを含んだ空気の気泡の破裂したとこ
    ろを通過させ空気を殺菌浄化、除臭、除塵、過湿等する
    構造の請求項1の空気殺菌機。
  4. 【請求項4】通過する空気にオゾン水をシャワ−して殺
    菌、除臭、除塵、過湿等する構造(図7)の請求項1の
    空気殺菌機。
  5. 【請求項5】多段式オゾン水ネット(図7)を通過する
    ことにより空気を殺菌、除臭、除塵、過湿等する構造の
    請求項1の空気殺菌機。
  6. 【請求項6】清浄化した空気を部屋に戻す時、水滴捕捉
    フィルター(図5−4)を通過して戻す構造の請求項1
    の空気殺菌機。
  7. 【請求項7】清浄化した空気を部屋に戻す時、オゾンを
    除くオゾン還元フィルター(図5−2・3)を通過して
    戻す構造の請求項1の空気清浄機。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11191862B2 (en) 2015-07-11 2021-12-07 Wellis Co. Ltd. Air sterilizer
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