JPH02266902A - 瓦用成形機における下型の水平方向往復装置 - Google Patents

瓦用成形機における下型の水平方向往復装置

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JPH02266902A
JPH02266902A JP8916689A JP8916689A JPH02266902A JP H02266902 A JPH02266902 A JP H02266902A JP 8916689 A JP8916689 A JP 8916689A JP 8916689 A JP8916689 A JP 8916689A JP H02266902 A JPH02266902 A JP H02266902A
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工藤 武信
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、上型および下型を備えた瓦用成形機におけ
る下型の水平方向への往復装置に関する。
(従来の技術〕 従来のこの種の装置においては、成形機のベッド上に摺
動自在に設けられた下型支持台に下型が固定され、油圧
シリンダーなどの移送装置を介して下型を固定させた下
型支持台が水平方向に移動され、成形機本体内の上型の
下方に下型が移動されて成形が行われ、成形後には下型
が成形機本体外へ移動できるようにしている(実公昭5
5−35133号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の装置にあっては、下型を左右方向へ往復移動でき
るようにする構成を採用した結果、下型上の雪止め凡用
素地のいわゆる輪形部分に、くり抜き刃を水平方向に進
入させて穴を設けることができる利点の得られることは
評価できる。
しかし、この従来装置にあっては、下型の成形機本体に
対する水平方向の往復移動についてその手段は油圧シリ
ンダーや空気圧シリンダーによっている。
従って、前記したとおり下型の水平方向への往復移動手
段は、油圧シリンダーや空気圧シリンダーによって制御
されているから、下型の移動開始時と移動停止時にとり
わけ不都合が発生する。
つまり、下型を成形機本体内の上型の下方へ移動させる
場合、シリンダーの押圧作用と慣性作用を受けて下型が
移動される性質上移動開始作用が急激に行われるし、下
型の停止時も停止作用が急激になることが回避できない
このため、下型が成形機本体内のストッパーなどに金属
音を発てて衝突して停止される現象を呈するし、急激な
下型の発進のために瓦素地が下型からずれるおそれもあ
った。
従って、下型や下型支持台が短時間に損傷を受けるとい
う問題点もあった。
また、成形時の上型の上昇の際に瓦素地の粘着性のため
下型が上型の上昇作用を受けて浮き上がるという問題が
あるが、この点の抑制について何らの配慮もされていな
い。
ところで、当業界では瓦の製造工程において成形前の水
分を含んだ柔軟な瓦素地を成形機の下型へ搬入したり、
成形後の瓦素地を下型から搬出する作業の実施のために
空気圧を利用したいわゆる吸着盤を採用することが広く
行われ成果を挙げている。
しかし、狭隘な成形機本体内に下型が配置されているた
め、下型をいわゆるロータリー式に回転させて一定の角
度に傾斜しない限り、吸着盤を下型側に作用できなかっ
た。
その上、成形作業の能率化のためにロータリー機構に普
通では下型が断面六角状に6個装着せざるを得ないため
、これらの複数の下型を上型と確実に嵌合できるよう逐
一調整しなければならない問題点があった。
そこで、この発明は瓦素地の下型に対する搬入作業と下
型から瓦素地を搬出させる作業を楽に行うことのできる
下型の往復装置を得ることを目的しており、更に一個の
下型によるも成形能率の低下を来すことのないようにす
ることや、成形時の下型の浮き上がり抑制と下型の往復
移動の容易性を図ることも目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上記の目的を達成するために、この下型往
復装置においては、瓦成形機本体の上方に昇降自在な上
型が設けられ、上型の下方にベッドを設けてなる瓦成形
機において、ベッドの一側にクランクを枢着してなるモ
ーターが装着され、そのクランクにロッドが支持されて
ベッドの他側に臨ませてあり、ベッドの他側に臨ませら
れたロッドに揺動レバーが揺動自在に枢着され、この揺
動レバーの上型側に下型用スライドベースが水平方向に
往復自在に支持されるとともに、前記した揺動レバーは
下型用スライドベースに対して揺動自在に連結され、下
型用スライドベース上に下型が固定され、成形機本体内
のベッド側に下型浮き上がり抑制機構が設けられてなる
ものである。
また、下型を水平方向に往復移動できるようにするため
、成形機のベッドの一側にクランクを枢着してなるモー
ターが装着され、そのクランクに揺動レバーが揺動自在
に結合され、その揺動レバーの他側がベッドの他側に臨
ませてあり、この揺動レバーの他側に下型用スライドベ
ースが水平方向に往復自在に結合されるとともに、下型
スライドベース上に下型が固定され、成形機本体内のベ
ッド側に下型浮き上がり抑制機構が設けられてなるもの
も課題の解決手段として開示されている。
更に、他の解決手段についても開示されているが、以下
の説明と添付図面を参照して理解できるだろう。
〔作用〕
上記のように構成された下型往復装置のモーターを駆動
させるとクランク機構を介して下型を固定させた下型用
スライドベースは水平方向に往復移動し、成形機本体外
の広いスペースに移動しているときに、下型上に瓦素地
を搬入させてクランク機構の作動により、瓦素地を成形
機本体内の上型直下へ移動でき、上型の降下により瓦素
地の成形を行うことができるとともに、上型の上昇時に
発生しがちな下型の浮き上がりをその抑制機構によって
防止させ、成形後の瓦素地が成形機本体外へ移動され、
瓦素地は次工程へ搬出される。
〔実施例1〕 実施例について図面を参照してその詳細を説明する。
この実施例は、雪止め瓦、袖瓦などのいわゆる役瓦の生
産に際して供する例として挙げであるが、後述する雪止
め瓦などの役瓦の成形時における瓦素地の余剰部の切断
機構を除きその他の一切の構成は何ら瓦の種類を制限す
るものではない。
第1図は下型の水平方向往復装置を備えた瓦用成形機の
側面を示しており、ベッドの他側には後述する瓦素地の
余剰部の切断機構についても示されている。
上型lOは従来の瓦成形機12と同様にラムなどに固定
されて上下に昇降自在に設けられている。
下型14の往復移動制御機構はこの発明では従来例と大
きく変化しており、前記した説明から理解できるとおり
、水平方向(図面上の左右方向)に下型14を往復移動
できる構成が採用されている。
成形時において下型14などを支持する瓦成形機12の
ベッド16の一側(図面上の左側)に好ましくはギヤト
モ−ター18が装着され、このモーター18の原動軸2
0に比較的短いクランク22が支持されている。
このクランク22の一側端にはクランクピン24を介し
て比較的長いロッド26の一側端が回転自在に枢着され
ており、ロッド26の他側はベッド16の内側を通過し
てベッド16の他側に臨ませである。
そしてこのロッド26の他側端には概ねロッド26に対
して直角方向に揺動レバー28が揺動自在にピン30に
よって枢着されている。
この揺動レバー28の上型10側(図面上の上方)にメ
タル32とピン34を介して下型14を保持する下型用
スライドベース36が水平方向に往復移動できるように
支持されている。
メタル32は下型用スライドベース36のベッド16側
であってスライドベース36の他側に設けられており、
ロッド26に連結させた揺動レバー28を揺動自在にす
るため、下型用スライドベース36との結合はピン34
によって枢着されている。
かくして、モーター18の回転によりモーター側のクラ
ンク22が回転され、このクランク22に結合されたロ
ッド26はベッド16の一側と他側に向けて往復移動す
ることになる。
そして、ロッド26の往復移動作用に応じてベッド16
の他側のロッド26の他側端に揺動自在に設けられた揺
動レバー28は、図面上において鎖線で示されるように
、左右に揺動される。
そこで、揺動レバー28の上型lO側には下型14を保
持する下型用スライドベース36が水平方向に支持され
ているから、揺動レバー28の揺動作用を受けて瓦用成
形機12の本体内すなわち上型lOの直下に滑らかに移
動され、また反対に成形機本体内から外側へ滑らかに移
動される。
この発明の構成の基本は上記のとおりであるが、この実
施例では下型用スライドベースの往復制御機構、上型の
上昇時における下型浮き上がり抑制機構、下型用スライ
ドベースの往復移動時の滑走性を図るための機構、そし
て前記したが役瓦用の瓦素地の成形時の余剰部の切断機
構などについて工夫が凝らしであるから、これらの機構
について説明する。
この発明は、前記した従来の技術の油圧シリンダーや空
気圧シリンダーによる下型移動制御手段と異なり、下型
14の水平方向の往復制御手段をモーターの回転運動を
クランク機構により往復運動に変える構成であるから、
下型14の移動開始と移動停止は急激に行われることな
く、滑らかに行われる利益があるが、更に往復運動に伴
う緩衝−性の向上化を図るなど不測の事態に対応させて
下型14などの損傷を防ぐ目的のために、緩衝機構が採
用されている。
モーター18の下方にベッド16の一側からベッド16
の他側に向けてベッド16の内側を通過させて緩衝用ロ
ッド38が設けられており、このロッド38の他側は前
記した揺動レバー28の他側端にビン40を介して枢着
されている。
このロッド38のモーター1日側の基部は図示されてい
ないが、孔が設けられたロッド支持片42に貫装され、
そのロッド支持片42の内側に弾発力の強い発条体44
がロッド38の基部周囲に弾装されており、この発条体
44は一定の弾発力を保持するため圧縮された状態で他
側に適宜の金具などを固定することによって支持されて
いる。
従って、この発条体44の弾発力の作用を受けて緩衝用
ロッド38は常態において他側に枢着させた揺動レバー
28を外側に向けて強制させるから、予め設定された弾
発力を越えることがないため下型用スライドベース36
をベッド16の他側に向けて過度に移動させることがな
い。
他方、モーター18の回転運動の作用を受けて揺動レバ
ー28が成形機本体側に向けて揺動する場合は、発条体
44の圧縮状態を伸長させることになるから、下型用ス
ライドベース36が過度に移動することがなく、滑らか
な移動を行う利益がある。
次に、下型用スライドベース36の常態における支持機
構やその支持機構側における下型用スライドベース36
の滑走性の配慮について説明する。
ベッド16の他側は瓦素地46が瓦の生産時の前工程(
−火成形)から、いわゆる吸着盤48を主たる要素とす
る把持具50を介して搬入される位置であり、また成形
機12による二次成形後の瓦素地46(符号は便宜上成
形前と成形後の素地について共通させている)を次工程
(三次成形や乾燥工程)へ搬出する位置を示している。
ベッド16の他側の両側に下型用スライドベース36を
支持するためにブラケット52が上下方向に固設されて
いる(第1図では一側面のみが表されている)。
二枚のブラケット52が両側に設けられているが(第3
図参照)、ベッド16の他側の上方部分を板状に延長さ
せてブラケット52に代えてもよい。
ブラケット52は下型用スライドベース36や下型14
などを下から支えるものであるから、その目的を達成で
きるならばその構成は問わない。
下型14を水平方向に往復移動できるようにするため、
下型用スライドベース36上には下型14がボルトなど
によって固定されている。
また、下型用スライドベース36の滑走性の向上化を図
るため下型用スライドベース36の下側にはローラー5
4群が回転自在に設けられ、下型用スライドベース36
はこれらのローラー54上にのせである。ローラー54
上にスライドベース36をのせるだけでは、下型用スラ
イドベース36の往復移動が妄動するおそれがあるため
、下型用スライドベース36の両側はブラケット52側
において規制片56によって規制されている(ブラケッ
トと同じように一側面のみが第1図に表しである)。
かくして、瓦素地46を搬入させた下型14は前記した
とおり下型用スライドベース36上に固定されているか
ら、揺動レバー28の成形機本体側への揺動作用により
、規制片56によって下型用スライドベース36の両側
が規制され、ローラー54上を滑らかに滑走して成形機
本体側へ移動されることになる。
他方、成形機本体のベッド16上には、成形機本体内に
おける下型用スライドベース36の滑走、性の向上化や
瓦素地46の成形時に発生する下型14の浮き上がりを
抑制する機構が設けられているから、これらの機構につ
いて説明する。
第4図は、成形機本体内のベッド上であって下型用スラ
イドベース36を支持する機構の一例が拡大され、説明
の便宜のため要部が破断して示しである。
ベッド16の上方の両側に成形機本体内で下型14を固
定させた下型用スライドベース36を保持するために内
側にL字状の段部58を備えた受具60が設けられてい
る。
下型用スライドベース36が成形機本体内においても往
復移動のために滑走性を容易にするべくその段部58に
はローラー62が一定の間隔毎に回転自在に設けられて
いる。
図面上では各ローラー62の大部分は受具60内に埋設
され、その一部が受具60の段部58から上方に飛び出
るように設けられている。
ところで、この種の瓦成形機12において上型10を降
下させ下型14上の瓦素地46を成形した後、上型10
はラムによって上昇されるが、この場合瓦素地46は比
較的多量の水分を含有している性質上その瓦素地46の
粘着性が高い。そのため、下型14などは上型lOの上
昇作用を受けて必然的に僅かながらベッド16上から浮
き上がることが回避できない。
下型14などが浮き上がることにより、金属製の下型1
4などの衝撃音の発生することは勿論、頻繁な下型14
らの使用によって損傷を受けたり、更に面倒なことは下
型14と上型10の嵌合状態が正規に機能しないという
致命的な現象を発生する問題がある。
従って、下型14らが成形時にベッド16上から浮き上
がることのないように制御しなければならない。
他方、成形機本体内から下型14などをベッド」6の他
側へ搬出させたり、その反対にベッド16の他側から成
形機本体内に搬入させる場合は、ベッド16上に下型1
4などが若干遊離していることが摩擦がなく滑走性に都
合良い。
この発明は、これらの問題を解決するために次のような
構成が採用されている。
まず、下型用スライドベース36が浮き上がることのな
いようにするため、下型用スライドベース36の両側を
抑制するように受具60の上面61に抑制片64が設け
られ、抑制片64の内側部分は内側に向けて若干飛び出
ている。
その結果、抑制片64の内側部分の下面と受具60の段
部58とにより断面コ字状の間隙68が形成されること
になり、この間隙68内に下型用スライドベース36の
両側端が嵌合されることになり、このスライドベース3
6の成形機本体内の妄動が抑制される(第2図参照)。
この発明は、前記したとおり上型lOが下型14に向け
て降下されることにより、瓦素地46の成形が行われる
が、この成形時には下型14が確実に浮き上がることの
ないようにベッド16側に固定される必要がある。
そして成形後には、上型10の上昇と併せて下型14が
成形機本体外へ水平方向に移動されるためには、成形時
の下型14の画定を解除させて若干ベッド16側から遊
離させる必要がある。
つまり成形時の下型14の固定作用と下型14の移動時
の下型14の遊離作用が反復される機能を欠くことがで
きない。
このためにこの実施例では前記した抑制片64と受具6
0が一体としてベット16上に自由状態に支持されてお
り、ベッド16側から受具60、抑制片64に掛けて油
圧シリンダー機構70が設けられ、この油圧シリンダー
機構70は、図面を省略したが電気的に例えばリミット
スイッチなどによって制御され、成形時にはロッド72
が降下して抑制片64をベッド16側に押下げてベッド
16側に固定させる構成が採用されている。
従って、前記した間隙68内に下型用スライドベース3
6の両側端が嵌合されるから油圧シリンダー機構70の
降下作用を受けて下型14はベッド16側に固定される
ことになり、この状態で上型!0が降下し、瓦素地46
の成形が実施されるが妄動なく確実に上型10と下型1
4が嵌合される。
他方、成形後には下型14をベッド16の他側へ移動さ
せるが、この場合に下型14がベッド16側に固定され
ていては、摩擦係数が多いため移動が困難である。
そこで、下型14のベッド16側への固定解除のために
、リミットスイッチが作動してその固定が解除されるが
、下型用スライドベース36は依然として受具60の段
部58上に接触しており、摩擦係数が高いためこのまま
では下型用スライドベース36をベッド16の他側に向
けて移動することに困難性があるので、前記したとおり
下型用スライドベース36を受具60の断部58から若
干遊離させることが好ましい。
そこで、この実施例では第4図に示されるように受具6
0の段部58の内部に比較的弾発力の強い発条体74が
予め設定された弾発力を備えて埋設されている。
この発条体74は前記した油圧シリンダー機構70のベ
ッド16側への制御がリミットスイッチの作動により解
除されることに呼応して圧縮状態が解除されて伸長され
、下型用スライドベース36は若干ながら上昇される。
そこでこの下型用スライドベース36の遊離状態におい
てそのスライドベース36はローラー62上を滑らかに
滑走することになる。
更に受具60は油圧シリンダー機構70によって制御さ
れる以外はベッド16に緊締されること、寿<自由状態
に設けられているから、油圧シリンソバ・ 、ノ゛−機構70の作動時に妄動するおそれがあるため
、その妄動抑制のために受具60の段部58の内部に段
部58の上面側が閉鎖され、ベッド16側が開放された
孔76が設けられ、この孔76にベッド16上に立起さ
れたガイドビン78が嵌合され受具60の平面方向の妄
動抑制を図っている。
なお、下型用スライドベース36の一側の延長上に、こ
のスライドベース36の過度の移動を抑制するため、ベ
ッド16上にストッパー80を設けてもよい(第1図参
照)。
次にこの発明の実施例ではいわゆる役瓦の成形時に発生
する瓦素地46の余剰部分を切断する装置についても開
示しであるから、この点について説明する。
役瓦の一種である雪止め瓦の場合では、瓦本体の一部に
9型の輪形部が設けられること、そして屋根に瓦葺が実
施されることによって、この輪形部により積雪が落下す
ることを規制していることは知られるとおりである。
そこで、この種の役瓦の生産に際しては、この輪形部の
成形のために予定される部分として第7図などに示され
るように、瓦素地46の一部に幅方向に立起部分49を
備えた素地46を成形する必要があり、上型lOと下型
14との嵌合によりこの立起部分49が成形され、その
成形後の立起部分49の中央に水平方向からくりぬき刃
物が挿入されることにより、その一部をくりぬいて穴を
成形すさせて9型の輪部を設けることは広〈実施されて
いる(実公昭55−35133号公報、特開昭59−5
012号公報参照)。
しかし、この種の役瓦の生産工程において面倒な問題が
ある。
第6図と第7図を参照することにより理解できるように
、比較的肉厚の板状の瓦素地46は立起部分49に対応
する凹部11を備えた上型10(第1図参照)によって
成形されるが、この場合上型IOの押圧応力は必然的に
予定される立起部分49に集中するため、立起部分49
の基部や立起部分49の裏面側に「しわ」が発生するこ
とが避けられなく、後工程において瓦製品の品質低下を
発生する。
そのため上型10の応力の作用時に予定される立起部分
49に対して集中応力の作用を避けるために立起部分4
9の位置に対応する下型14に上下方向に亘って幅方向
にいくつかの瓦素地46の余剰部分を排出するための排
出孔82が設けられている(第5図参照)。
そしてこの下型14の下方に位置している下型用スライ
ドベース36とベッド16にも排出孔84.86が設け
られ、上型lOの降下によって瓦素地46の一部はいわ
ば「うどん」の状態でベッド16下方の図示してないが
受箱内に落下されることになる。
従って、瓦素地46の立起部分49の内部は立起部分4
9以外の大部分の瓦素地46の部分の圧縮状態が均一に
して成形されるから、後工程例えば乾燥工程において局
部的に乾燥収縮するおそれがない利益がある。
次にこの発明では未だ瓦素地46の次工程において不利
益があるため、その解決手段を施してありその装置はこ
の発明の改良部分である。
瓦素地46の余剰部分51がベッド16の下方に落下す
ることを説明したが、確実にその全てが瓦素地46の裏
面から分離されることのないことは瓦素地46の性質上
容易に理解されるであろう。
従って、瓦素地46の立起部分49の裏面側の余剰部分
51の相当量は依然として落下することなく、ぶら下が
った状態で付着している。
′従来この余剰部分51は自然に落下するのを期待する
たけで、落下しないときはそのまま次工程へ送られるた
め、瓦素地の裏面に余剰部分が付着されたままで二次成
形されることが少なくないというのが実情で製品の裏面
に不体裁な部分が生ずることを無視せざるを得なかった
し、結局、製品の品質低下を招いていた。
この発明ではこの余剰部分51の切除作業を機械的に確
実に行うものである。
第5図などを参照して説明すると、ベッド16の他側の
前記したブラケット52の上方にシリンダーベース88
が設けられ、このベース88上に僅かな距離であるが、
成形機本体側に対して往復移動自在なロッド90を備え
た油圧シリンダー機構92が設けられている。
そしてこのロッド90の一側にはロッド90と直角方向
にストッパーサポート94が連結され、ストッパーサポ
ート94の一側に一定の間隔を隔てて2本のストッパー
支持杆96が成形機本体側に向けて固定されており、こ
のストッパー支持杆96の成形機本体側に図示されるよ
うに下型14の表面形状に倣った曲面形状を下方に備え
た板状のストッパー98が固定されている。
従って、このストッパー98はシリンダー機構92の作
動により前後に僅かな距離であるが往復運動することに
なる。
そこで、この瓦素地46の余剰部分51の切断作用につ
いて説明する。
成形機本体内で上型10と下型14との嵌合により、前
記したとおり立起部分49が成形されるが、引き続き上
型lOの上昇と併せて下型用スライドベース36はベッ
ド16の他側に向けて移動するが、”この際前記、した
ストッパー98を電気的に制御させて油圧シリンダー機
構92の作動により一定の範囲において成形機本体側へ
僅かながら移動させる。
にの状態において瓦素地46をのせた下型14はスライ
ドベース36とともに一定の範囲内でベッド16の他側
へ移動するから、瓦素地46の他側は必然的にストッパ
ー98によってストップされる。
かくして下型14と瓦素地46とは強制的に位置ずれの
状態を発生することにより下型14の排出孔82の部分
によって瓦素地46の裏面に垂れている余剰部分51は
瓦素地46の裏面から、−切の余剰部分を残すことなく
確実に切断される。
そして新たな成形前の瓦素地46を下型14へ搬入させ
るため、成形機本体側に移動しているストッパー98が
障害となるため、下型14の他側に若干後退させる。
か(してストッパー98は瓦素地46の搬入に際して障
害になることはない。
もちろん、このストッパー98の往復移動は、前記した
瓦素地46の成形作業と連動して作動するように電気的
に制御されている。
(実施例2〕 この実施例は、第9図および第10図に示される鳩ので
、下型14の往復機構の改良に係るものであるが、実施
例1のそれと本質的に変化しない。
ベッド16の一側にモーター18が設けられ、このモー
ター18の原動軸20にクランク22が回転自在に装着
されている。
このクランク22の一端にはビン24を介してロッド2
6がベッド16の一側からベッド16の他側に臨ませて
設けられている。
そしてこのロッド26の他側端には、ボルト100を介
して下型用スライドベース36が水平方向に固定され、
実施例1と同じようにこのスライドベース36上には下
型14が固定されている。
この実施例は以上の構成であるが、省略しである構成は
実施例1と同一である。
〔実施例3〕 この実施例は、第11図に示されるもので、下型14の
往復機構の他の例である。
ベッド16の一側にモーター18が設けられ、このモー
ター18の原動軸20にクランク22が固定されている
そして基部に設けられたビン21を枢軸として揺動され
るように揺動レバー23が設けられている。
この揺動レバー23は図示されるように中央大部分の面
積を占めてその長さ方向に穴25が設けられてなるもの
で、この穴25内にクランク22の一端に突設された係
合片27が挿入支持されている。
従って、クランク22の回転に応じて係合片27は揺動
レバー23内の穴25内を摺動することになり、揺動レ
バー23は揺動することになる。
揺動レバー23の上端にはリンク29が枢着されており
、更にこのリンク29の他側端に支持杆31が固定され
、この支持杆31上には水平方向に下型用スライドベー
ス36が往復自在に装着されている。
そしてこのベース36上には下型14が固定されている
その他の構成については省略しであるが、実施例1を参
照すれば理解できるだろう。
〔実施例4〕 この実施例は、第12図に示されるもので一側のみが拡
大して示されている。
下型14の成形機本体内における制御機構の改良に係る
ものであるが、実施例1と比較して本質的に変化しない
実施例1では、受具60と抑制片64は同じように比較
的長く一体に設けられていたが、この実施例では図示さ
れるとおり、中央部分の要素と両側の要素とは互いに分
離独立して構成されていることが理解できるだろう。
図面上両側に断面り字状の段部59を備えた受具61が
設けられ、この受具61の上面に抑制片65が設けられ
ているが、これらの両部材61.65は実施例1と異な
り油圧シリンダー機構114の作用を受けることなく、
適宜の手段によって互いにベッド16上に固定されてい
る。
従って両側のこれらの受具61と抑制片65は両者間に
形成される間隙63によって下型用スライドベース36
の両側を支持するのみに供されるものである。
従って実施例1のようにガイドビンは設けられていない
この例では両側の受具61などの間に構成された以下の
要素によって下型14の固定作用と下型14の遊離作用
が図られ、また下型14の往復運動が制御されている。
ベッド16上に断面り字状の受具102が設けられ、こ
の受具102の外側寄りの表面上に抑制片104が設け
られている。
そしてこの受具102の段部106の内部には実施例1
と同じようにローラー108が回転自在に設けられ、ま
た、発条体110がベッド16側から一定の弾発力を備
えて段部106の内部の孔に支持されている。
油圧シリンダー機構114も実施例1と同様に受具10
2と抑制片104のみを制御するように構成されている
従って、下型用スライドベース36は、この油圧シリン
ダー機構114の上下作用を受けて、ベッド16側に固
定されたり、解除されるし、発条体110の復元力によ
ってベッド16から僅かに遊離され、ローラー108上
を滑らかに滑走する。
〔発明の効果〕
この発明は、上記の構成であるから以下の利点を奏する
下型用スライドベース上に固定された下型の往復移動は
クランク機構によって行われるから、往復移動の際に始
動時と停止時の間際では移動速度が緩やかに加速または
減速するため、急激かつ過度な動きが一切生じない。
従って、重量の重い下型および下型用スライドベースを
衝撃なく円滑に往復移動させることができるので、下型
や瓦素地などに一切の損傷を発生させることなく、安全
かつ静かな運転を行うことができる。
また、成形時に発生しがちな下型の浮き上がり現象を一
切抑制できるから、上型と下型の嵌合作用を確実に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例1を示す側面図でラム側の
一部は断面として表されている。第2図は第1図の正面
図で中心線を境にして右側に瓦素地の余剰部の切断機構
側が、左側に下型側が表されている。第3図はこの実施
例の要部の横断面図、第4図は成形機本体内の要部拡大
斜視図で一部が破断して表されている。第5図は瓦素地
の余剰部の切漸機構の斜視図、第6図は切断機構の側面
図で瓦素地の成形前の状態が表されている。第7図は瓦
素地の成形時の状態を示す側面図、第8図は切断機構の
側面図で余剰部の切断時の状態が表されている。第9図
は下型の往復機構の実施例2を示す略示的平面図、第1
0は第9図の側面図、第11図は下型の往復機構の実施
例3の側面図、第12図は成形機本体内における下型の
制御機構の要部拡大斜視図である。 (主要部分の符号の説明) ・上型 ・瓦成形機 ・下型 ・ベッド ・モーター ・下型用スライ ドベース

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 瓦用成形機本体の上方に昇降自在な上型が設けられ、上
    型の下方にベッドを設けてなる瓦用成形機において、 ベッドの一側にモーターが装着され、このモーターを介
    してクランク機構が揺動自在に設けられるとともに、ク
    ランク機構に下型を保持した下型用スライドベースが連
    結されてベッドの側方から成形機本体内のベッド上に往
    復自在に設けられ、成形機本体内のベッド側に下型浮き
    上がり抑制機構が設けられてなることを特徴とする瓦用
    成形機における下型の水平方向往復装置。
JP1089166A 1989-04-07 1989-04-07 瓦用成形機における下型の水平方向往復装置 Expired - Lifetime JPH0675859B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52111916A (en) * 1976-03-17 1977-09-20 Kouji Miyazaki Apparatus for continuous production of roof tile
JPS57144510U (ja) * 1981-03-07 1982-09-10

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS57144510U (ja) * 1981-03-07 1982-09-10

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