JPH02265878A - エレベータ駆動装置 - Google Patents

エレベータ駆動装置

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JPH02265878A
JPH02265878A JP1276205A JP27620589A JPH02265878A JP H02265878 A JPH02265878 A JP H02265878A JP 1276205 A JP1276205 A JP 1276205A JP 27620589 A JP27620589 A JP 27620589A JP H02265878 A JPH02265878 A JP H02265878A
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JP
Japan
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signal
speed
elevator
car
gate
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Application number
JP1276205A
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English (en)
Inventor
Iii Henry A Wehrli
ヘンリー・アンソニー・ウエルリ、サード
Dirk J Boomgaard
デイツク・ジヤン・ブームガード
Alvin O Lund
アルビン・オー・ランド
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/02Control systems without regulation, i.e. without retroactive action
    • B66B1/06Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric
    • B66B1/14Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric with devices, e.g. push-buttons, for indirect control of movements
    • B66B1/16Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric with devices, e.g. push-buttons, for indirect control of movements with means for storing pulses controlling the movements of a single car or cage
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/24Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration
    • B66B1/28Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical
    • B66B1/285Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical with the use of a speed pattern generator
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/24Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration
    • B66B1/28Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical
    • B66B1/30Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical effective on driving gear, e.g. acting on power electronics, on inverter or rectifier controlled motor
    • B66B1/308Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical effective on driving gear, e.g. acting on power electronics, on inverter or rectifier controlled motor with AC powered elevator drive

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Elevator Control (AREA)
  • Stopping Of Electric Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、一般にエレベータ装置、特に交流駆動電動
機を有するエレベータ装置のための駆動装置に関するも
のである。
約150m (500フイート)7分以上の速度で作動
するけんいん式エレベータ装置は直流電動機によって直
接駆動される。150m/分未満の速度で作動するエレ
ベータ装置は減速歯車および交流もしくは直流の駆動電
動機を利用する。直流駆動電動機は、良好な制御を行い
従ってスムーズな搭乗を与え、かつ乗心地を重要視する
場合ギヤ式エレベータ装置に普通使用される。しがしな
がら、エレベータ用の直流駆動機は交流駆動機より6か
なり高価であるので、サイリスタ制御を使ったエレベー
タ用交流駆動機の性能を改善することに多大の努力が向
けられてきた。直流駆動機にくらべた利点は、交流制御
では複雑になればなる程その価格が低下することである
この発明の目的は、最小の帰還制御および交流flim
を利用しながらスムーズな搭乗を提供する交流駆動装置
を有する改良されたエレベータ駆動装置を提供すること
である。
この目的に鑑み、この発明は、エレベータかごと、電動
トルクを与えるための第1手段および制動トルクを与え
るための第2手段を含むエレベータかご駆動手段と、前
記エレベータかごが所望の停止点から所定の第1距離の
所に達する時、前記エレベータかごの所望減速度を示し
かつ初値が前記エレベータかごの最高可能速度を超える
かご速度に相当する単一の速度パターン信号を供給する
速度パターン発生手段と、実速度信号を供給するタコメ
ータ手段と、前記速度パターン信号と前記実速度信号と
の偏差に応答する偏差信号を供給する比較手段と、を備
えたエレベータ駆動装置において、前記偏差信号に応答
する発電制動を開始するための予測制動信号を供給する
予測手段を設け、前記第2手段は前記予測信号に応答し
て前記第1手段から与えられた電動トルクに対抗する制
動トルクを開始させることを特徴とするエレベータ駆動
装置、にある。
この発明は、添付図面に示した一実施例についての以下
の詳しい説明からもっと容易に明らかとなるだろう。
簡単に云うと、こ−には、電気的に絶縁された高速部品
および低速部品を含む駆動装置を有する改良されたけん
いん式エレベータ装置が開示される。一定の交流ライン
電圧は高速部品へ印加され、そして制得可能な直流電圧
は低速部品へ選択的に印加される。低速部品へ印加され
た直流電圧は、交流ライン電圧を制御すること無くスム
ースな搭乗を行なわせ得るトルク制御を行なう。
望ましい一実施例では、1行程の出発時のかご初移動は
高速部品へ交流電圧をそして低速部品へ直流電圧を同時
に印加することによって達成される。直流電圧は、装置
制動トルクが電動トルクを超えることになる値で出発す
るように制御される。
装置制動トルクは、低速部品の直流制御および装置慣性
を含む、装置慣性は、減速歯車のため、エレベータかご
が止っている時と非常な低速で動いている時には比較的
大きい、直流電圧はその後時閏の経過につれて一直線に
低下し、装置制動トルクを電動トルクよりも小さくし、
もって合成トルクがゼロで始まってスムースに増大する
ので帰還制御を要すること無くスムースなかご初移動を
行なわせる。
読出し専用メモリ(ROM)に記憶された低価格の速度
パターンは、1行程の長さとは無関係に、単一のパター
ンでその行程の減速皮相を効率良く制御する。速度パタ
ーンは、所望の停止点から所定の距離の所で最高の可能
なかご速度よりも高い値で開始される。かご速度とこの
単一速度パターンとは、不快な加々速度やパターンのオ
ーバシュート無しにどんなかご速度からも予測制御器に
よって混合される。交流がまだ高速部品に印加されてい
る間、かごの実速度が速度パターンと交差する前に、予
測制御器は低速部品に直流発電制動をかけ始める。実速
度と速度パターンとの偏差はかご速度の変化率に応答す
る係数で変更され、この変更された偏差は発電制御トル
クの値を決めるのに使用される。かご速度と速度パター
ンとが実際に一致することを使用して、予測制御器の動
作を停止させかつ交流ライン電圧を高速部品から切離す
信号を供給する。かごの移動と同期して駆動されるパル
ス車は、かご移動の所定の小さな各増分例えば約0.5
1mm (20ミル)毎に距離パルスを発生する。この
パルスは速度パターンが開始される時に2進カウンタで
計数され、エレベータかごが所望の停止点に近づくにつ
れてエレベータかごの各場所で所望の速度を提供するよ
うにカウンタはROMのアドレス指定を行なう、ROM
に必要な記憶容量は、停止点に近づくにつれて、速度パ
ターンの“末広がり部分”でのスムースなパターン制御
を犠牲にすることなく、低減される。その方法は距離パ
ルスを下記のように除算することである。
すなわち、エレベータかごが停止階からの所定の距離(
これはカウンタの計数で決められる)の所に達するまで
、第N番目毎のパルスをクロック・メモリへ印加するだ
けで良い、所定の距離の所で、全ての距離パルスはメモ
リへ印加され、減速度用速度パターンの末広がり部分を
提供する。
低価格であるが、それでも事実上リップルが無くてかご
の実速度に応答する信号は、リップルを除くために周波
数/電圧変換器およびサンプル保持回路を使って距離パ
ルスから供給される。リップルは、周波数とは無関係に
、パルス車から定パルス幅のパルスを発生させると共に
パルス車からサンプル・タイミングを生じる装置によっ
て同一の相対点でサンプリングされる。
低速部品へ印加された直流電圧は、エレベータかこの実
速度と速度パターン信号との偏差に応答する偏差信号に
よって制御される。停止階から所定の小さな距離(RO
Mの出力で決定された)の所で、低速部品へ印加された
直流電圧は無帰還で一直線に昇圧され、もってエレベー
タかごが動いている間電気機械的ブレーキをかける必要
無しにエレベータかごを床面にスムースに停止させる。
ランプ関数が開始した所定時間後に、電気機械的摩擦ブ
レーキは自動的に掛けられる。
もし床合わせのやり直しが必要ならば、1行程の出発に
ついて上述したように、高速部品へ交流をそして低速部
品へ直流を同時印加することによってエレベータかごが
出発させられる。しかしながら、電気機械的摩擦ブレー
キは掛かった状態に維持され、そして直流始動用ランプ
関数電圧はゼロまで一直線に低下させられる代わりに所
望の床合わせやり直し速度を提供する点まで低下させら
れる。このように、床合わせのやり直しは“ブレーキを
掛けたま−”行なわれる。床合わせ制御によってエレベ
ータかごが床面と一致させられると、交流電圧および直
流電圧はその印加が終わらされ、そして駆動トルクは電
気機械的摩擦ブレーキによる制動トルクよりも下げられ
、エレベータかごを床面に正確に停止させる。
第1図は、この発明のエレベータ駆動装置を備えたエレ
ベータ装M20を一部概略図で示すブロック図である。
このエレベータ装置20はエレベータかご22を含み、
このエレベータがご22は階24.26および28のよ
うな複数の階に就役するために建物の中で垂直移動する
ように装架される。エレベータかご22は複数本のワイ
ヤ・口−130で吊され、これらのワイヤ・ロー130
は駆動網車32に掛は渡されてつり合いおもり33に結
ばれる。@動網車32はけんいん式エレベータ駆動マシ
ーン36の出力軸34に装架される。エレベータ駆動マ
シーン36は、減速歯車38、電気機械的摩擦ブレーキ
40および交流駆動装置42を含む、この交流駆動装置
42は、電気的に絶縁された高速部品44および低速部
品46を含む、交流駆動袋M42の望ましい実施例では
、高速と低速のそれぞれ3相巻線を有する2速3相交流
誘導電動機が利用され、そしてこの発明はこのような電
動機について説明する。しかしながら、同一の出力軸に
設けるか或は結合した別々の2個の電動機を使用して電
気的に絶縁された高速機能および低速機能を果しても良
い、4極巻線のような高速部品すなわち高速巻1144
はそれぞれ上昇用交流接触器50、下降用交流接触器5
2を介して3相交流電源48へ接続される。上昇用およ
び下降用の交流接触器の動作コイルと適切な交流接触器
を選択するための方向継電器とは第2図に示されている
。16極巻線のような低速部品すなわち低速巻線46は
直流電源54へ接続される0例えば、直流電源54は制
御可能な単相整流回路ブリッジ56で良く、その交流入
力端子58および60は交流接触器64を介して単相交
流電源62へ接続されるが、その直流出力端子66およ
び68は低速部品46の任意の2相間に接続される。ブ
リッジ56は4個の固体整流素子70.72.74およ
び76から成り、このうち2個の整流素子70および7
2はサイリスタである。これらのサイリスタ70および
72はそのゲートが電力制御器すなわち点弧回路78へ
接続される。この点弧回路78は米国特許第3,898
,550号に示されたようなものである。
電気機械的摩擦ブレーキ40は、フェイルセーフ式のも
のであって、ブレーキ・ドラム80およびブレーキ・シ
ュー82を含み、バネでブレーキが掛かりそして掛かっ
たブレーキがブレーキ・コイル84を介して電気的に放
される。
フライホイール86は図示のようにエレベータ駆動マシ
ーン36の出力軸34に装架される。なお、フライホイ
ール86を一点鎖線で示したのは実施例によっては不要
だからである。
パルス車88は、ピックアップ90を含むディジタル帰
還装置の一部である。ピックアップ90は、歯付き車の
ように平板部材の周辺に間隔をあけて設けられた孔また
は歯を介してエレベータかご22の動きを検出するよう
に配置される。平板部材の孔または歯は間隔をあけて設
けられ、ピックアップ90がかご昇降の各標準増分例え
ば0.51+*m(0,02インチ)毎に1つの距離パ
ルスを供給するようにする。ピックアップ90は磁気型
または光学型のような適当な型式のもので良いが、−例
として光学スイッチを用いる。光学スイッチ90から出
力された距離パルスはパルス整形器92へ印加され、こ
のパルス整形器92からのパルスを使って後述するよう
にエレベータかご22の位置および速度に関する情報を
生じさせる。光学スイッチ90はエレベータかご22の
機械的な動きを表わす第1のパルス列を供給し、エレベ
ータかご22の速度、距離はそれぞれパルス密度すなわ
ちパルス周波数、パルス数に似ている。この発明の成る
面では、かご速度に応答し実質的にリップルの無いアナ
ログ信号がパルス車の出力側から得られる。しかしなが
ら、距離パルスを発生させるのに他の適当な方法、例え
ば回転ドラムを使っても良いし或は孔のあいたテープと
これと相対運動するように設けられた検出器とを含む直
線作動型変換器を使っても良い。
エレベータかご22中の行先階ボタン94によって作ら
れたようなかご呼びは、移動ケープの複数本の導線を通
じて乗場選択器96へ送られる。
各階の出入口の乗場に設けられたボタン98゜100お
よび102のようなボタンを押すことによって作られた
ような乗場呼びも乗場選択器96へ送られる。
エレベータか、が何時酸る階から所定の距11!Dの所
に達するかを正確に定めるような、成る階に対するかご
位置は、(a )幾つかのカムとリミット・スイッチ、
(b)幾つかの磁石と磁気作動式スイッチ、(c)幾つ
かの誘導継電器と金属板、などで決めることができる。
!!ばれた位置表示器の型式に応じて、エレベータかご
22に装架された装置は何時距離りに達するかを検出す
る。詳しく云えば、このような装置は、昇降路中に装架
されて種々の階に対するかご下降/上昇運転のための距
離りを検出する表示器例えばR126のための距離カム
106および108による信号から何時距離りに達する
かを検出する。距離カム106.108はそれぞれ下降
運転、上昇運転の場合の階26に対する距離りを表示す
る。もしエレベータかごが正常に停止し得る次の階にか
ご呼び或は乗場呼びがあるが、エレベータかごが接近中
の階が終端階であるか、もしくはエレベータかごがパー
クされるべきであるならば、乗場選択器96は制御回路
装置に信号を供給し、第2121についてもつと詳しく
説明するように停止しようとする階すなわち目標階に対
する距離りに何時達するかを決定させることができる。
エレベータかご22が床面と一致して停止した後、電気
機械的ブレーキ40はセットされる。しかしながら、か
ごの荷重が変わると、ワイヤ・ロー130が伸び縮みす
るので、エレベータかご22の位置が変わり得る。床合
わせのやり直しが必要なことは、各階の適当な表示器と
協働する制御器110(エレベータかご22上は設けた
)によって検出される1例えば、図示のように、制御器
110はスイッチ112および114を含み、そして床
面表示器は階24.26.28にそれぞれ関連したカム
116,118.120を含み得る。エレベータかごが
床面に一致すると、スイッチ112および114は両方
共同じ状態にある、すなわち閉じられる。スイッチ11
4の方が遅れて作動される場合には上昇方向に床合わせ
をやり直す必要があり、スイッチ112の方が遅れて作
動される場合には下降方向に床合わせをやり直す必要が
ある。スイッチ112および114の状態は移動ケーブ
ルを通じて乗場選択器96へ送られる。
スイッチ112および114並びに昇降路中に装架され
た距離カムも距離りを表示する1例えば、距離カム10
6はエレベータかごが下降している時スイッチ114を
介して階26のための距離りを表示し、そして距離カム
108はエレベータかごが上昇している時スイッチ11
2を介して階26のための距離りを表示する。
エレベータ装置20が完全な1行程を行うので、すなわ
ちエレベータかごが成る階でじっと動かないで遊んでい
る時から、エレベータかごに1行程行かせる準備をする
出発相を通って、加速変相、定速変相、減速変相および
床合わせやり直し相を行なうので、エレベータ装置20
の動作を明らかにしながら、この発明の種々の面を説明
しよう。
第1図は種々の機能の概略を説明するために使用され、
エレベータ装置20の発明性を説明するのに適当な時期
には詳しい略図やグラフも参照する。
エレベータ装置に共通で慣用の諸機能は、明細書および
図面を簡単化するために、詳しくは説明しない。
エレベータかごは最初成る階で待機しておりそしてエレ
ベータ就役呼びはエレベータかご22内の先階ボタン9
4または乗場のボタンで開始されるとしよう。
第2図は乗場選択器96の諸機能を詳しく例示する1乗
場選択器96は例えば運転方向を選択することによって
エレベータ就役呼びおよびエレベータかごの位置に基づ
いた成る種の決定を行ない、出発信号を発生すると共に
移動中のエレベータかごが次の階に停止しようとする時
“乗場選択された”信号を発生する。これらの決定は第
2図ではスイッチまたは接点の閉成で示される。
詳しく云えば、スイッチ(DIR> 122は運転方向
の選択に応答し、上昇運転方向では閉じられ、そして下
降運転方向では開かれる。単向電源124は直列接続の
抵抗128および130を介して出力端子126へ・接
続される。DIRスイッチ122は抵抗128と抵抗1
30の接続点132、アース間に接続され、そしてコン
デンサ134は出力端子126、アース間に接続される
。従って、上昇運転方向が選ばれる時にはDIRスイッ
チ122が閉じられて出力端子126は論理値0になる
DIRスイッチ122を開いて下降運転方向が選ばれた
ことを知らせる時には出力端子126が論理値1になる
同様に、スイッチ(ST)136を通して出力端子13
8に論理値0を一瞬供給することによって“出発”信号
STは発生される。
エレベータかごが次の階に停止しようとする時に出力端
子142に論理値“0”を供給するために閉じるスイッ
チ(SEL) 140によって“乗場選択された”信号
は発生される。この乗場選択された信号が発生すると、
スイッチ(LSD) 112とスイッチ(LSD) 1
14の一方の次続動作が可能になた ってエレベータかごを減速変相まりは減速相に入る用意
をさせる。
エレベータかご22が床面と一致している時、LSUス
イッチ112およびLSDスイッチ114は両方共閉じ
られてそれぞれ出力端子152゜150に論理値“0“
を供給する。もしエレベータかご22が例えばワイヤ・
ロープの伸びのために床面から下降方向にずれるならば
、LSDスイッチ114を開いて出力端子150に論理
値“1nを供給する。もしエレベータかごが例えばワイ
ヤ・ロープの縮みのために床面から上昇方向にずれるな
らば、LSUスイッチ112を開いて出力端子152に
論理値“1″を供給する。
1行程を行なおうとする時には、STスイッチ136を
一瞬閉じて論理値″0″を供給し、もって電気機械的ブ
レーキ40を放しかつエレベータかごをその階からスム
ースに出発させる。電気機械的ブレーキ40は、交差結
合したナンド・ゲート156および158から成るフリ
ップフロップのようなブレーキ・メモリ154によって
制御される。出発回路の出力端子138はナンド・ゲー
ト156の一方の入力端子へ接続される。出力端子13
8からの一瞬の論理値“0″はブレーキ・メモリのフリ
ップフロップ154をセットしてトランジスタ160を
ターンオンさせかつブレーキ・コイル84に電流を供給
してブレーキを放す。
ブレーキ・メモリのフリップフロップ154のリセット
側は、オア・ゲート164および166、アンド・ゲー
ト168並びにナンド・ゲー1−170および172を
含む論理回路によって制御される。
ナンド・ゲート162は出力端子126とオア・ゲート
166の一方の入力端子との間に接続される。オア・ゲ
ート166の他方の入力端子は出力端子152へ接続さ
れる。オア・ゲート164は、その一方の入力端子が出
力端子126へそしてその他方の入力端子が出力端子1
50へ接続される。
オア・ゲート164および166の出力端子はアンド・
ゲート168の各入力端子へ接続され、このアンド・ゲ
ート168の出力端子はコンデンサ171を介してナン
ド・ゲート170の一方の入力端子へ接続される。ナン
ド・ゲート170の他方の入力端子は第1図から信号T
Dを受ける。ナンド・ゲート170の出力端子はナンド
・ゲート172の一方の入力端子へ接続され、このナン
ド・ゲート172の他方の入力端子はリセット・メモリ
174の出力端子へ接続される。ナンド・ゲート172
の出力端子はナンド・ゲート158の一方の入力端子へ
接続される。ナンド・ゲート158へのこの入力が低レ
ベルになる時、ブレーキ・メモリの7リツプフロツプ1
54はリセットされそして電気機械的ブレーキ40はセ
ットすなわち掛けられる。
停止しようとする階に関連した距MDに達するまで、減
速変相に関連した制御器がリセットされたま1であるこ
とを確保するのがリセット・メモリ174である。この
リセット・メモリ174は、交差結合したナンド・ゲー
ト176および178から成るフリップフロップで良い
、出力端子138からの低レベルの出発信号STはリセ
ット・メモリのフリップフロップ174をリセットして
高レベルの信号Rおよび低レベルの信号Rを供給させる
。低レベルの信号Rは、減速相が開始されるまで、ブレ
ーキ・メモリのフリップフロップ154がセットされか
つブレーキが放されたよ)であることを確保する。リセ
ット・メモリのフリップフロップ174がそのリセット
状態からセット状態へ切換えられる時、それは低レベル
信号TDに応答してブレーキ・メモリのフリップフロッ
プ154をリセットさせることができる。
エレベータかごが停止しようとする階に関連した距離り
の所に到達する時に論理回路はリセット・メモリのフリ
ップフロップ174をセットする。
オア・ゲート182は、その一方の入力端子が出力端子
142へそしてその出力端子がナンド・ゲート176の
一方の入力端子へ接続される。従って、エレベータかご
が次の階に停止すべきでない時、出力端子142は高レ
ベルにあってリセット・メモリのフリップフロップ17
4はリセットされたま−である。もしエレベータかごが
次の階に停止しようとするならば、出力端子142から
オア・ゲート182への入力は低レベルになり、オア・
ゲート182への他方の入力が低レベルになる時リセッ
ト・メモリのフリップフロップ174をセットさせるこ
とができる。オア・ゲート184および186並びにア
ンド・ゲート188はオア・ゲート182への他方の入
力を制御する。LSUスイッチ112とLSDスイッチ
114のどちらか一方からの一瞬の論理値“0”によっ
て示されるように、距MDに達する時オア・ゲート18
2への入力は低レベルになる。エレベータかごが上昇し
ている時にはDIRスイッチ112の閉成で距離りを表
し、そしてエレベータかごが下降している時にはLSD
スイッチ114の閉成で距IDを表す、オア・ゲート1
82の出力が論理値“0”になる時にはリセット・メモ
リのフリップフロップ174がセットされ、もって信号
TDがその後に低レベルになる時ナンド・ゲート172
をして電気機械的ブレーキ40をセットさせることがで
きる。高レベルの信号Rおよび低レベルの信号Rは、後
述するように、減速皮相に関連した成る埋の制御器を解
放させる。
方向および床合わせやり直し用論理回路はノア・ゲート
190,192,194および196、オア・ゲート1
98、並びにアンド・ゲート200および202を含む
、ノア・ゲート190は、その各入力端子がそれぞれ出
力端子150,152へそしてその出力端子がノア・ゲ
ート192の一方の入力端子へ接続される。オア・ゲー
ト198の一方の入力端子は単向遅延回路を介してナン
ド・ゲート156の出力端子へ接続される。オア・ゲー
ト198の他方の入力端子はナンド・ゲート178の出
力端子へ接続される。オア・ゲート198の出力端子は
ノア・ゲート192の他方の入力端子へ接続される。ノ
ア・ゲート192の出力端子は、高レベルである時床合
わせのやり直しを開始させる信号RLを供給する。この
信号RLを使ってまた、床合わせやり直し時に減速度用
速度パターン発生器をディスエーブルすると共に一定の
床合わせやり直し速度パターンを置換する。
方向および床合わせやり直し用論理回路は、NPN)ラ
ンジスタ208および方向継電器コイル210も含む、
この方向継電器コイル210は方向スイッチ211の位
置を制御する。アンド・ゲート202の一方の入力端子
は出力端子へ接続され、そしてこのアンド・ゲート20
2の他方の入力端子はインバータとして接続されたノア
・ゲート194を通してノア・ゲート192の出力端子
における信号RI−を受けるように接続される。アンド
・ゲート202の出力端子はノア・ゲート196の一方
の入力端子へ接続される。アンドゲート200は、その
一方の入力端子が信号RLを受けるように接続され、そ
の他方の入力端子が出力端子152へ接続され、かつそ
の出力端子がノア・ゲート196の他方の入力端子へ接
続される。ノア・ゲート196の出力端子は、NPNト
ランジスタ208のベースへ接続される。単向電源はコ
レクタへ接続され、エミッタは方向継電器コイル210
を介してアースへ接続される。方向継電器コイル210
は、運転方向が下降である時に消磁されて下降用交流接
触器52を選ぶが、運転方向が上昇である時に励磁され
て上昇用交流接触器50を選ぶ。
出力端子138における出発信号が低レベルになって電
気機械的ブレーキ40を放す時、低レベルの出発信号S
Tは駆動電動機メモリ212へも印加される。この駆動
電動機メモリ212は交差結合したナンド・ゲート21
4および216から成るフリップフロップで良い、低レ
ベルの出発信号STはナンド・ゲート214からオア・
ゲート218へ論理値“1”を出力させる。オア ゲー
ト218は論理値“1”を出力してNPN!−ランジス
タ220をターンオンさせ、もって方向I!電器コイル
210および方向スイッチ211で選ばれた交流接触器
の動作コイルを励磁し、従って交流駆動装置42の高速
部品44を励磁する。
第2図に示した乗場選択器96の種々の論理機能を以下
に詳しく説明する。電源を入れると、ブレーキ・メモリ
154、リセット・メモリ174および駆動電動機メモ
リ212に関連したRC回路はこれらのメモリをリセッ
ト状態へ確実に初期設定させる。ブレーキ・メモリのフ
リップフロップ154は論理値“0″をトランジスタ1
60へ印加し従ってブレーキは掛かったま)である、リ
セット・メモリのフリップフロップ154の出力側での
信号Rは高レベルでそして信号Rは低レベルである。駆
動電動機メモリのフリップフロップ212のナンド・ゲ
ート214の出力は低レベルであって交流駆動装置42
の高速部品が励磁されないようにする。
まず、上昇方向での運転について考察する。上昇方向の
場合、DIRスイッチ122は乗場選択器96によって
閉じられる。STスイッチ136を一瞬閉じると、真の
出発信号STが供給されて駆動電動機メモリのフリップ
フロップ212をセットするので、ナンド・ゲート21
4の出力は高レベルになり、これはオア・ゲート218
を通してトランジスタ220へ印加され、もってこのト
ランジスタ220をターンオンさせる。を動ma電器2
21は励磁されてスイッチ223を閉じ、もって交流電
源225により上昇用交流接触器50を付勢する。なお
、乗場選択器96は後述する論理作用により上昇用交流
接触器50を既に選んでいたとする。始動用ランプ関数
発生器222もオア・ゲー1−21.8からの高レベル
出力で作動される。始動用ランプ関数発生器については
後で詳しく説明する。
低レベルの出発信号STはブレーキ・メモリのフリップ
フロップ154もセラ1〜してブレーキ・コイル84を
励磁し、もって電気機械的ブレーキ40を放す。エレベ
ータ装置20の総制動l〜ルクを超える電動トルクが生
じられる点まで始動用ランプ関数発生器222が直流電
流を低減する時、エレベータかごはその階からスムース
に出発する。
リセット・メモリのフリップフロップ174からの低レ
ベルの信号Rは、ナンド・ゲート172を閉じかつブレ
ーキ・メモリのフリップフロップ154がナンド・ゲー
ト170によって影響されないようにする。
SELスイッチ140が開いている限り、LSUスイッ
チ112およびLSDスイッチ114の閉成はエレベー
タかごが上昇運転する時リセットメモリのフリップフロ
ップ174によって無視される。上昇方向運転の場合、
DIRスイッチ122は閉じられそしてナンド・ゲート
162は論理値“1”信号をオア・ゲート184および
166へ印加しこれらのオア・ゲートにおいてLSUス
イッチ112およびLSDスイッチ114の閉成を無視
する。オア・ゲート164および186がLSUスイッ
チ112およびLSDスイッチ114の閉成すなわち論
理値“0”を通過させるが、閉じられたDIRスイッチ
122がこれらのオア・ゲートへ論理値“0″を印加す
るので、オア・ゲ−l−182はLSUスイッチ112
の閉成がリセット・メモリのフリップフロップ174に
達するのを阻止する。その理由は、SELスイッチ14
0が開いているのでオア・ゲート】82の出力が高レベ
ルにあるためである。リセット・メモリのフリップフロ
ップ174がリセット状態に保持されるので、ナンド・
ゲート172はオア・ゲート164および166、アン
ド・ゲート168並びにナンド・ゲート170を通って
ナンド・ゲート172に達するスイッチの閉成すなわち
論理値“0′°によって影響されない。
エレベータかごが正常に停止し得る次の階がエレベータ
かごの停止すべき階である時、乗場選択器96はSEL
スイッチ140を閉じる。SELスイッヂ140の閉成
後LSUスイッチ112を−瞬閉じると、論理値“0”
はオア・ゲート182を通ってリセット・メモリのフリ
ップフロップ174をセットし、信号Rを高レベルにそ
して信号Rを低レベルにさせる。リセット・メモリのフ
リップフロップ174がセットされると、後述するよう
に減速皮相または減速相を開始させる。
下降運転の説明は、DIRスイッチ122が開かれ、オ
ア・ゲート164および186が閉じてオア・ゲート1
66および184が開かれる以外、上昇運転の場合と同
じである。従って、SELスイッチ140の閉成に続い
てLSDスイッチ114を一瞬閉じると、リセ11−・
メモリのフリップフロップ174はセットされて停止し
始める。
第2図に示したオア・ゲート218の出力は、高速部品
44を付勢することに加えて、始動用ランプ関数発生器
222も同時に作動させる。第1図に示したように、始
動用ランプ問数発生器は加算係数器224へ接続される
。この加算係数器224の出力は、点弧回2878およ
び整流素子ブリッジ56を通して低速部品46へ印加さ
れる直流電圧を制御する。始動用ランプ関数発生器22
2は大きい直流電流を低速部品に流させ、この電流の初
期値は、付勢された高速部品によって与えられている電
動トルクを制動トルクが超えるように選ばれる。低速部
品へ印加された直流電圧は、電動トルクが制動トルクを
超える時合成トルクがゼロからスムースに増大するので
エレベータかごがその階からスムースに加速するように
、無婦還で、時間の経過につれて一直線に低下する。
第3図は、始動用ランプ閏数発生器の効果を例示するグ
ラフである。出発信号STが発生されると、第3図に直
線226で示した一定の交流電圧が高速部品へ印加され
る。低速部品に流れる直流電流はランプ関数228で示
される。この電流ランプ間数228は時間がたつとゼロ
までスムースに減少される。約0.5+1  秒のラン
プ時間が適当であるが、他の値を使っても良い、得られ
る電動機RPMはエレベータかごにかかる負荷の特定型
式に応答する。オーバホーリング(overhaul 
ing)負荷の場合、エレベータかごはホーリング負荷
すなわち電動負荷の場合よりも速くその階から出発する
。カーブ230,232はそれぞれオーバホーリング負
荷、ホーリング負荷の場合の電動機RPMを示す。
第4図は、第2図にブロック図で示した始動用ランプ関
数発生器222の一例を示す回路図である。オア・ゲー
ト218からの信号は抵抗235およびコンデンサ23
6を含む微分回路を通して演算増幅器234の非反転入
力端子へ印加される。
単向電圧は抵抗238を通して演算増幅器234の反転
入力端子へ印加される。コンデンサ239は演算増幅器
234の出力端子と反転入力端子の間に接続され、そし
てダイオード241はそのアノードが反転入力端子へ接
続されるようにコンデンサ239の両端間に接続される
。抵抗243およびダイオード245はアースと反転入
力端子の間で直列に接続され、かつダイオード245の
カソードが反転入力端子へ接続される。コンデンサ24
7とダイオード249は両方共反転入力端子とアースの
間に接続される。ダイオード249のアノードは反転入
力端子へ接続される。
最初、正の単向電源からの電流は抵抗238を通って反
転入力端子へ流れ、ダイオード241が導通し始めるま
で演算増幅器234の出力を低く駆動する。従って、出
力電圧すなわちダイオード241の電圧降下は−0,7
ボルトで、コンデンサ23つの電荷は0.7 ボルトで
ある。第2図に示したオア・ゲート218からの信号が
高レベルになる時、コンデンサ236および抵抗235
の微分作用のためにパルスが供給され、その立上がりは
演算増幅器234の出力電圧を正の供給電圧に駆動し、
そしてコンデンサ239はダイオード249を通して供
給電圧まで充電される。パルスが無くなると、抵抗24
3を流れる電流はコンデンサ239を放電させ始め、出
力電圧を一〇、7ボルトに向かって低下させる。
始動用ランプ関数発生器222は、後述するように床合
わせやり直し時にも使用される。床合わ季 せやり直し中、交流電源が駆動電動機がら切離される時
直流ランプ電圧を終わらせることが望ましい、抵抗24
3、ダイオード245およびコンデンサ247はランプ
不全機能を提供する。オア・ゲート218の出力が論理
値“O”に戻って交流電圧を低下させる時、オア・ゲー
ト218の出力の立下がりはコンデンサ236および抵
抗235で微分され、演算増幅器234の出力を負に駆
動しかつ出力が再び−0,7ボルトになるまで抵抗24
3およびダイオード245を通してコンデンサ239を
急速に放電させる。
このように、帰還の必要無しに、交流駆動式エレベータ
かどのスムースな出発が行なわれる。この発明の望まし
い一実施例では、エレベータかご速度に対する帰還制御
は減速度相中のみ行なわれる。しかしながら、パターン
制御は、所望ならば、例えば加速皮相および定格速度相
におけるように或は加速皮相のみにおけるように、全速
皮相または定格速度相での速度制御無しに、他のどの相
においても行なわれ得る0例えば、第1図における加速
度用速度パターン発生器(^CCS、P、G、) 24
2は出発信号STによって作動され得る。加速度用速度
パターン発生器242はRC充電回路で簡単に構成する
ことができ、時間ベースに基づく加速度用速度パターン
を提供する。加速度用速度パターン発生器242の出力
は、RCA社のCD 4086のようなアナログ・スイ
ッチ246を通して差動増幅器244の一方の入力端子
へ印加される。
かごの実速度に応答する信号は、パルス車88から、こ
の発明ではパルス発生器すなわちパルス整形器92、周
波数/を圧(F/V)変換器248およびサンプル保持
回路250によって発生される。サンプル保持回路25
0の出力はアナログ・スイッチ252を通して差動増幅
器244の他方の入力端子へ印加される。アナログ・ス
イッチ246および252は、出発信号STによってセ
ットされてアナログ・スイッチ246および252を導
通させる論理値“1”信号を供給するためのメモリすな
わちフリップフロップ254によって制御され得る。こ
のフリップフロップ254は、トされ得る。このコンパ
レータへの基準入力は、加速度パターン制御を終らせる
べき速度を表示するように設定されろ。もし加速度用速
度パターン発生器242が定格速度または最高速度も制
御するようになっておれば、フリップフロップ254の
リセット入力端子は停止階に対してエレベータかごが距
離りに達することに応答するように接続され、従って第
2図からの信号Rによってリセットされ得る。
第5図は、かごの実速度に応答するアナログ信号を導出
するための構成の回路略図である。この構成は、第1図
にブロック図で示した諸機能を果すために使用され得る
。この構成は光学スイッチ90で始まってサンプル保持
回!+ 250で終る。
光学スイッチ90はHEIから購入できる。パルス整形
器92は演算増幅器式コンパレータで良い。
光学スイッチ90、パルス車88およびパルス整形器9
2は方形波出力を供給するシャフト・エンコーダとして
働く、方形波出力は第6図の説明中では第1のパルス列
262と称される6第1のパルス列のパルス幅はエレベ
ータかごの速度に応じて変る。第1のパルス列は、第2
のパルス列266を発生ずるためのかつサンプル保持タ
イミング機能のタイミングを制御するためのタイミング
を提供する。第2のパルス列はF/V変換器248によ
って供給され得る。サンプル保持タイミングを生じるた
めのタイミング機能はタイミング回路255によって提
供され得る。F/V変換器248は、INTECII社
のA348のようなものを購入しても良いし、或は単安
定マルチ256および積分器258で構成しても良い、
単安定マルチ256は第1のパルス列の各パルスの選ば
れた縁でトリガされ、パルス幅が一定の第2のパルス列
を供給する。第2のパルス列のパルスは積分器258で
積分されて直流分およびリップル分く両方共エレベータ
かこの速度に応答する)を有する単向信号を供給する。
積分器258の出力はアナログ・スイッチ260を通し
てサンプル保持回路250へ印加される。パルス整形器
92の出力に応答してタイミングを生じるタイミング回
路255はアナログ・スイッチ260を制御する。
第6図は、第5図に示した回路装置の動作を例示するグ
ラフである。第1のパルス列である方形波262はシャ
フト・エンコーダ機能の方形波出力を例示する。各方形
波パルスの一方の縁はm安定マルチ256をトリガする
のに使用され、そして他方の縁はタイミング回路255
をトリガするのに使用される。従って、この回路装置で
は、シャフト・エンコーダ機能からのパルス周波数と無
関係に、サンプルはリップルの中点で正確に取出される
。例えば、縁264は単安定マルチ256をトリガして
幅が一定のパルス266を供給し、このパルス266は
積分器258で積分される第2のパルス列を形成する。
積分器258の出力は、パルス周波数従ってかごの実速
度に応答する大きさの単向信号268である。この単向
信号268はパルス周波数に応答するリップル分すなわ
ち周波数を有するが、これは速度帰還ループ中で後続す
る比較回路では好ましくないものである。リップルを除
くために低域フィルタを使用するのは適当でない。その
理由は、低域フィルタが長い時定数を有するので、特に
リップルを要求された程度除くために適用された時には
、速度変化に応答するのが遅いためである。この発明は
、第5図に開示した回路装置を利用することにより、リ
ップルが極めて少ない高速応答型実速度表示器を提供す
る。タイミング回路255は方形波262の残りの縁2
70でトリガされてタイミング・パルス272を供給す
る。このタイミング・パルス2フ2はリップルの中点2
74でリップルをサンプリングする。中点でのリップル
の大きさはリップルの真の平均であり、出力電圧波形2
78を供給する。
サンプリング点が常に同一の相対位置にある限り、所望
ならば、第1のパルス列を基準にして中点以外の点でも
リップルをサンプリングすることができる。速度表示は
平均からのオフセットであるが、それは一定のオフセッ
トである。
もしエレベータ速度が一定であるならば、サンプル保持
回路250の出力は一定である。がご速度が変ると、サ
ンプル保持回i?!250の出力は各タイミング・パル
ス272毎に異なる一定値へ少し、ステップ状変化し、
サイクル毎の速度変化を反映する。F/V変換器として
I N T E C11社のA348を使用した第5図
の速度測定装置を使用したところ、最大2nVのリップ
ルと3ミリ秒の応答時間とでO〜1800RPM(0〜
3600H2)の速度を上手く測定した。
第5図の速度測定装置は、積分器258の出力中のリッ
プルを比較的大きくすることにより、応答時間を更に改
善する。
エレベータかごの実速度に応答して事実上リップルの無
いアナログ信号を得るためのパルス車プラス第5図の速
度測定装置は、完全な1行程全体を通じて、もしくはこ
の発明の望ましい実施例である1行程のうちの減速度相
中のみ、或はその行程の選ばれた相で、帰還装置に使用
され得る0例えば、第7図は、減速皮相にのみ速度帰還
が使用されるこの発明の望ましい実施例に応じて1行程
の間の距離対エレベータかご速度を例示するグラフであ
る。エレベータかごは、点280まで開ループ始動用ラ
ンプ関数の制御下でその階から加速し、その後オーバホ
ーリング負荷用曲線部分282またはホーリング負荷用
曲線部分284のような負荷状聾に応じて自然の加速度
曲線沿いに加速し続ける。交流誘導電動機の速度/トル
ク特性は最大加速度からゼロ加速度で最高速度へのスム
ースな遷移を提供し、最高速度はオーバホーリング負荷
用曲線部分286またはホーリング負荷用曲線部分28
8のような負荷の型式によって定められる。
エレベータかごが所定の減速度スケジュールに従って正
常に停止し得る次の階がエレベータがごの停止すべき階
であることを乗場選択器96が認識する時、第2図の5
EI−スイッチ140は閉じ、そして昇降路中でエレベ
ータかごが通過する次の距離カムすなわち表示器は停止
階までの距11iiDに達したことを表示する。停止階
のためのD点は帰還制御器を作動させかつ減速皮相を開
始させる。
減速度用速度パターン信号290は点りで始まる。
点りでの減速度用速度パターン信号290の太きさはエ
レベータかごの最高可能速度よりも高い速度を表わす、
これは、新しく改良した予測機能と共に、減速相が開始
される時エレベータかごの速度とは無関係に単一速度パ
ターン信号290を使用させることができる。予測機能
は、エレベータかごがまだ加速中の時でさえ、それが速
度パターン信号290の速度プロフィルに近づくので、
働く。第1図にブロック図で示しかつ後で詳しく説明す
る予測制御器292は距[Dで始動し、従って直流発電
制動はかごの実速度パターンの前に開始される。直流制
動トルクの大きさはかごの速度および加速度によって定
められる0例えば、曲線部分286から直流制動は距離
りですなわち点294で開始し、そして低速の曲線部分
288がら直流制動は距離りですなわち点296で矢張
り開始するが、制動l・ルクは違う、従って、かごの実
速度はオーバシュートや不快な加々速度無しに速度パタ
ーン信号290ヘスムースに混合させられ、点294と
交差点298の間の曲線部分および点296と交差点3
00の間の曲線部分はこの間高速部品および低速部品が
両方共付勢されるので電動トルクおよび制動トルクによ
って同時に形成される。かごの実速度と速度パターンと
の交差点すなわち298または300で、予測機能が終
らされ、そして交流接触器50は電動トルクを打切るた
めに開かれる。低速部品46へ印加される直流電圧の値
を制御することによってかごの実速度は速度パターンに
追従させられる。最悪の負荷および運転方向状態下でも
しエレベータ装置の慣性がエレベータかごを停止階まで
運ぶのに充分でないならば、第1図に一点開線で示した
フライホイール86は特定のエレベータ装置に要する付
加的慣性を与えるために付加される。
第7図に戻って、エレベータかごが床面302から35
.56all(]、 44インチ〜40.64cn(1
6インチ)のような所定の点304に達する時、速度パ
ターンは末広がりになり始め一不快な加々速度無しにエ
レベータかごを床面302にスムースに停止させる。床
面302から6.35mm(0,25インチ)または1
2.70mm(0,5インチ)のような所定のより短い
着床距離308の所で遅延機能が開始され、遅延機能の
終りに電気機械的ブレーキ40をセットするための信号
が供給される。この遅延機能を行なう回路は、第1図に
符号309で示され、単安定マルチで良く、かつエレベ
ータかごが床面に停止したVt電気械的ブレーキ40が
セットされて制動作用がエレベータかごて検知されない
ように運ばれる。着床距離308の所では停止用ランプ
関数発生器3】0(第1図)が始動される。この停止用
ランプ関数発生器310は、極めて低い電動機速度で直
流発電制動トルクの自然の減少を打破するために制動用
直流電圧を上昇させる。この停止用ランプ関数発生器は
エレベータかごを床面に停止させるために始動される。
遅延回路309および停止用ランプ関数発生器310は
後で詳しく説明する。
別な制御方法は、その階までの距離に対するかご速度を
描いたグラフである第8図に例示されている。このグラ
フでは、実線の曲線部分はその行程全体を通じての帰還
制御を示すが、破線の曲線部分は1行程の加速変相およ
び減速皮相のみに使用される帰還を示す。加速変相中の
帰還制御では、開ループ始動用ランプ関数がまだ使用さ
れ、帰還ループ利得が制御するにつれて初期バンブがか
ごで検知されないようにし得る。或は、速度パターン自
体は、スムースでバンプレスな出発を行なうために、要
求された大きな初期直流制動トルクを与えるように構成
され得る。予測機能は、時間ペースの加速度パターンを
距離ベースの減速度パターンとスムースに混合するため
にも使用され得る。
速度パターン信号と実速度信号が一致した時交流電動ト
ルクを切離す代りに、第7図と第8図のどちらの場合も
、一定の交流が1行程全体を通じて高速部品へ印加され
得ることが分った。低速部品にか−る直流制動は電動ト
ルクを完全に上回るのに充分である。これは、どんな負
荷および運転方向状態下でもエレベータかごを床面まで
もたらずのに必要なトルクを与え、フライホイール86
を不要にする利点を持っている。
1行程のうちの減速皮相は、第1図にブロック図でそし
て第9図には詳しく示された減速度用速度パターン発生
器(DECS、P、G)312によって制御される。米
国特許第1,581,399号および第1.581..
538号明細書に開示されているように、距離ベース式
速度パターン発生器は普通読出し専用メモリ(ROM)
で形成される。この発明はROMを利用しかつ改良した
除算装置用いることによって必要なROM1を最小にす
る。この除算装置は全部の距離パルスを利用して第7図
および第8図に示した末広がり部分306でそして点り
から末広がり部分306の開始直前までの距離パルスの
所定分数値だけでROMをクロックさせる。
もう少し詳しく説明すれば、第9図に示すように、減速
度用速度パターン発生器312は、バッファ318を通
してカウンタ316によってアドレス指定されるROM
314を含む、ディジタル/アナログ<D/A)変換器
320は、ROM出力に応答するアナログ信号を出力端
子321に供給する0点りと停止階の間でエレベータか
ごの各増分位置での所望速度に応答するディジタル数を
出力するようにROM31.4はプログラムされる。
パルス車からの距離パルスは、かご昇降の0,51−細
(20ミル)のような小さい各増分毎に供給される。も
し各距離パルスがROM314のアドレス指定を行なう
ならば、非常に大容量のR,OMが必要になるだろうし
、そしてROMの実出力は減速皮相の大部分の間増分か
ら増分へのほんの少ししか変らないだろう1例えば、R
OM出力は50個または60個の連続する距離パルスの
間開−状態に留まり得て、同一のディジタル値をROM
の異なる次々の記憶場所に記憶させる必要がある。
しかしながら、末広がり部分に達すると、速度はもっと
急激に変化し、そして各距離パルスはスムースに変化す
るアナログ速度パターンを提供するのに必要である。こ
の発明は、この問題を、補助カウンタ322、プリセッ
ト計数検出器324、アンド・ゲート326および32
8、インバータ330並びにオア・ゲート332から成
る構成を利用して解決する。距離パルスはアンド・ゲー
ト328および326の各一方の入力端子へ印加される
。プリセット計数検出器324は補助カウンタ322の
計数に応答するように接続される。ブリセラI・計数検
出器324は、計数がプリセット計数よりも小さい時に
論理値“0”を出力するが、プリセット計数に達すると
論理値“1”を出力する。プリセット計数検出器324
の出力は、アンド・ゲート326へは直接印加されるが
、アンド・ゲート328へはインバータ330を通して
印加される。アンド・ゲート328の出力は補助カウン
タ322のクロック入力端子へ印加され、アンド・ゲー
ト326の出力はオア・ゲート332の一方の入力端子
へ印加される6オア・ゲート322の他方の入力端子は
補助カウンタ322の選ばれた出力ラインへ接続され、
その特定の出力ラインは末広がり部分よりも前でROM
314をアドレス指定するのに使用されるべき距離パル
スの数によって決められる。プリセット計数検出器32
4のプリセット計数は、点りから末広がり部分の開始直
前までの所望数の距離パルスを示す計数にセットされる
。オア・ゲート332の出力端子はカウンタ316のク
ロック入力端子へ接続される6従って、プリセット計数
検出器324の出力は最初アンド・ゲート328を開く
がアンド・ゲーI・326を閉じる。従って、補助カウ
ンタ322のiJばれた出力ラインに現われる計数はカ
ウンタ316によって計数される。例えば、RCA社の
カウンタCD 4020の出力ライン#7は16gfl
の距離パルス毎にクロック・パルスをカウンタ316へ
供給し、そしてROM314はJ!、13 ■(1,6
X0.02インチ=0.32インチ)の距離増分で所望
の速度を提供するようにプログラムされよう。
プリセット計数に達すると、アンド・ゲート328は閏
じられそしてアンド・ゲート326は開がれ、距離パル
スは全部カウンタ316へ印加される。
ROM31.4は、0.51xmの距離増分で所望の速
度を提供するようにこれらの計数値に対してプログラム
される。
D/A変換器320の出力端子321は第1図に示した
アナログ・スイッチ334を介して差動増幅器244の
一方の入力端子へ接続される。アナログ・スイッチ33
4は乗場選択器96からの信号にニーによって制御され
る。この信号RLは床合わせやり直し指令が発せられる
までアナログ・スイッチ334を導通状態に維持し、床
合わせやり直し指令が発せられる時信号RLは低レベル
になってアナログ・スイッチ334を不導通にする。
信号RLは、後述するように、床合わせ速度パターンを
置換させ得るためにも使用される。
第10図は第1図にブロック図で示した差動増幅器24
4および加算係数器224の回路略図である。差動増幅
器244は演算増幅器336を含む、この演算増幅器3
36の反転入力端子はアナログ・スイッチ252を通し
てサンプル保持信号(すなわちかごの実速度)を入力端
子338に受けるように接続され、そしてその非反転入
力端子は利用される種々の速度パターンを受けるように
接続される9例えば、非反転入力端子は、アナログ・ス
イッチ334を通して減速度用速度パターン発生器31
2中のD/A変換器320の出力を受ける入力端子34
0へ接続される。もし第1図にブロック図で示したよう
な加速度用速度パターン発生器242が使用されるなら
ば、この加速度用速度パターン発生器242はアナログ
・スイッチ246を介して入力端子342へ接続される
演算増幅器336の非反転入力端子は、第1−図に示し
た床合わせ速度パターン発生器(S、P、G、>346
からアナログ・スイッチ348を通して床合わせ速度パ
ターン信号を受けるための入力端子344へも接続され
る。差動増幅器244はどの入力が大きいかおよび差の
値を決定して結果を加算係数器224へ印加する。
この加算係数器224は演算増幅器350を含む。この
演算増幅器350の反転入力端子は差動増幅器244か
ら出力信号すなわち偏差信号を受けるように接続される
。演算増幅器350の非反転入力端子は、第1図に示し
た停止用ランプ関数発生器310からの信号を受けるよ
うに接続された入力端子352へ接続される。非反転入
力端子はまた、第1図に示されたアナログ・スイッチ3
58を介して予測制御器292へ接続された入力端子3
54へも接続される。非反転入力端子は更に、第2図お
よび第412Iに示した始動用ランプ関数発生器222
へ接続された入力端子356へも接続される。加算係数
器224の出力は、その非反転入力端子への種々の入力
によって変更されたような偏差信号である。この変更さ
れた偏差信号は点弧口i78へ印加される。
第11図は、第1図に示したブリッジ56のサイリスタ
70および72用の信頼できる点弧パルスを発生するた
めに、変更された偏差信号がどのように使用され得るか
を機能的に例示するグラフである6曲線360は単相交
流電源62の正半サイクルを例示する。ゼロ交差点36
2で、直流ランプ関数364が開始され、これは時間の
経過につれて一直線に減少する。ランプ関数364の値
は、例えば演算増幅器式コンパレータ中において、加算
係数器224からの変更された偏差信号の値と比較され
る。偏差信号が減少中のランプ信号を点366で超える
時、点弧パルス368はサイリスタ70に供給される。
正半サイクルの曲線360のうちクロスハツチの付いて
いない部分は低速部品へ印加される部分を例示する。同
様に、負半サイクルは他のサイリスタ72に点弧パルス
を与える。
第12図は、第1図にブロック図で示した予測制御器2
92の回路略図である。予測制御器292は、エレベー
タかごが速度パターンすなわち所望速度に近づくのでエ
レベータかごの速度および加速度を考慮し、エレベータ
かごの実速度が速度パターン信号と交差する前に低速部
品の直流発電制動を開始させる。従って、実速度と所望
速度とは、かごの不快な加々速度やパターンのオーバシ
ュート無しに、スムースに混合される。これは、かご実
速度とパターン速度の差に応答する調節係数およびこの
差の導関数に応答する係数を帰還ループに導入すること
によって達成される。最適トルク調節は次の式で手えち
れることが分っている。
たゾし、■、はかご実速度に等しく、そして■、。
は、かご所望速度に等しい、演算増幅器370のような
差動増幅器は、かご実速度すなわちサンプル保持回路2
50の出力に応答する信号を受けるように接続された反
転入力端子、およびパターン信号すなわち減速度用速度
パターン発生器312中のD/A変換器320からの出
力を受けるように接続された非反転入力端子を持ってい
る。その出力端子はこれらの2つの値の要求された差信
号を供給する。この差は演算増幅器372のような加算
係数器中でこの差の導関数を2倍にするために加えられ
る。差信号は、抵抗374を含む枝路を通して演算増幅
器372の反転入力端子へ印加される。差の導関数は、
コンデンサ376および抵抗378を含む枝路を通して
反転入力端子へ印加される。2倍化係数は帰還ループ中
の抵抗の比対抵抗378の比によって与えられる。出力
端子380に現われる出力は、従って差とこの差の導関
数すなわち変化率の2倍との和である。この信号は、第
1図に示したアナログ・スイッチ358を通して第10
図に示した加算係数器224の入力端子354へ印加さ
れる。アナログ・スイッチ358は、第1図に示された
コンパレータ382、インバータ384およびアンド・
ゲート386によって制御される。コンパレータ382
は、論理値″1″を通常するが、差動増幅器244の出
力端子における“ゼロ偏差”によって決められるように
速度パターンとかご実速度が一致する時論理値”o”に
切換わる。コンパレータ382はアンド・ゲート386
の一方の入力端子と第2図に示したオア・ゲート388
の一方の入力端子とへ接続される。アンド・ゲート38
6の他方の入力端子はインバータ384を通して信号R
を受けるように接続される。この信号Rは点りで低レベ
ルになり、アンド・ゲート386をして論理値“1”を
出力させ従ってアナログ・スイッチ358をターンオン
させて予測制御器292を有効にさせる。
実速度と速度パターンが一致したことをコンパレータ3
82が検出する時、アンド・ゲート386はアナログ・
スイッチ358を不導通にし、予測制御器292を切離
す。
第2図に示したオア・ゲート388の他方の入力端子は
信号Rを受けるように接続され、この信号には停止階に
対【7てエレベータかごが点りに達するまで論理値“1
”である、オア・ゲート388の出力端子は、駆動電動
機メモリのフリップフロップ212をリセットしかつ実
速度と所望速度の一致で高速部品からの交流ライン電圧
を打切るように接続される。もちろん、これは減速皮相
が直流制動トルクのみによって制御される望ましい実施
例においてだけ使用されよう、もし減速度相中高速部品
が電動トルクを与え続けることが望まれるならば、交流
ライン電圧はこの時点で高速部品から打切られない。
第13図は、曲線部分390および392で示される互
いに違った一定のかご速度並びに曲線部分394および
396で示される互いに違った加速中のかご速度で接近
される速度パターン290を例示するグラフである。直
流発電制動が開始される点はそれぞれ点398,400
,402゜404で示される。
減速度用速度パターン中で末広がり部分が始まる、階か
ら所定の距離の所にエレベータかご22が達すると、R
OM314のアドレス決定を行なう距離増分は前述した
ように変更され、速度パターンを末広がり部分で正確に
かつスムースに変化させる。
床面から6゜35111Iまたは12.70mmのよう
な所定のより短い着床距離の所で、停止用ランプ関数発
生器310および遅延回路309が始動される。
第1図に例示したように、この距離は、演算増幅器40
7を含むコンパレータ406によって減速度用速度パタ
ーン発生器312の出力から決定される。床面から所定
の距離に達しかつこの所定の距離が演算増幅器407の
非反転入力端子へ印加される基準電圧によって選ばれる
と、コンパレータ406の出力は負から正へ変わる。
第14図は、第1図にブロック図で示した停止用ランプ
関数発生器310の回路図および遅延回路309のブロ
ック図である。入力端子408はコンパレータ406の
出力を受けるように接続される、コンパレータ406の
出力が負である時、遅延回路309によって供給される
信号TDは論理値′1″である。コンパレータ406の
出力が正に切替わると、信号TDは所定の遅延の後で論
理値“O”になり、コンパレータ406の出力の極性が
切換わった後で所定の短期間ブレーキをセットする。
コンパレータ406の出力は第14図に示した停止用ラ
ンプ関数発生器310へも印加される。
この停止用ランプ関数発生器310は、抵抗416およ
び418、コンデンサ420並びにダイオード422を
含む、コンパレータ406の出力が床面から所定の距離
の所で極性を切換えると、コンデンサ420は負の値か
らアース電位に向けて放電する。従って、加算係数器の
出力すなわち点弧回路78へ印加される偏差信号は直線
的に増加させられて制動トルクを増大する。
第15図は、停止用ランプ関数発生器310および遅延
回路309の動作を例示するグラフである。エレベータ
かご22が床面に近づくにつれて、その速度は曲線42
4に沿って時間と共に低下している。エレベータかごが
床面から所定の距離(これはコンパレータ406の極性
変化で知られかつ時点426で示される)の所に達する
と、直流制動電流は直線428に沿って一直線に増加す
る。エレベータかごは時点430で床面に停止し、そし
て電気機械的ブレーキは少し後の時点432で掛けられ
る。
第2図のオア・ゲート164および166並びにアンド
・ゲート168は、最後の床合わせスイッチが閉じてエ
レベータかごが床面と一致していることを知らせる時、
電気機械的ブレーキ40が確実に掛けられるようにする
。これらの論理ゲートは、何等かの理由により信号TD
が低レベルにならずブレーキを掛けるならば、バックア
ップする。もしエレベータかごが床面へ向がって下降中
ならば、オア・ゲート164は論理値“1″を出力し、
そしてアンド・ゲート168はLSUスイッチ112が
閉じかつオア・ゲート166の出力が低レベルになるま
で論理値′1”を出力する。
アンド・ゲート168の出力が論理値“0”になる時、
これは微分器として働くコンデンサ171からのパルス
でブレーキ・メモリのフリップフロップ154をリセッ
トする。もしエレベータかごが床面へ向かって上昇中な
らば、オア・ゲート166は論理値“1”を出力し、そ
してアンド・ゲート168はLSDスイッチ114が閉
じてオア・ゲート164の出力が論理値“0”になるま
で論理値“1mを出力する。
もしエレベータかごの負荷の増加のせいで万一ワイヤ・
ロープが伸びて床合わせのやり直しが必要ならば、エレ
ベータかごは下へ動きLSDスイッチ114は開き、上
昇方向への床合わせのやり直しが必要なことを示す、第
2図に戻って、電気機械的ブレーキ40が放される時、
ナンド・ゲート156からオア・ゲート198への入力
が高レベルにあるので、床合わせやり直し回路装置は不
作動であることにまず注目されたい、従って、オア・ゲ
ート198の出力は高レベルにあり、ノア・ゲート19
2の出力を低レベルにし、もってアンド・ゲート200
を関しる。従って、このアンド・ゲート200は論理値
“0″をノア・ゲート196の他方の入力端子へ印加す
る。ノア・ゲート194への入力が低レベルであるので
、アンド・ゲート202へは高レベルの入力が印加され
る。ノア・ゲート196がアンド・ゲート200がら既
に低レベル入力を受けているので、方向継電器コイル2
10はDIRスイッチ122のみによって制御され、す
なわちアンド・ゲート202およびノアゲート196は
開かれる。
床合わせやり直し回路装置は電気機械的ブレーキ40が
掛けられている時だけ作動する。電気機械的ブレーキ4
0が掛けられると、ナンド・ゲート156の出力は低レ
ベルであって、オア・ゲート198へ低レベル入力を印
加する。信号Rがこれもまた低レベルであり、従ってオ
ア・ゲート198への他人力は低レベルである。この状
態において、LSUスイッチ112またはLSDスイッ
チ114が開く時にはいつでも床合わせのやり直しが要
求される。エレベータがごの負荷が少なくなって伸びて
いたワイヤ・ローブが縮む時のようにエレベータかごが
床面から上へ動けば、LSUスイッチ112は閏いて論
理値″1″をノア・ゲート190へ印加し、そしてこの
ノア・ゲート190は論理値“0”をノア・ゲート19
2へ印加する。このノア・ゲート192の出力は高レベ
ルになり、オア・ゲート218を通して交流駆動装置を
始動させる。
アンド・ゲート200は、開いたLSUスイッチ112
から高レベル入力を、そしてノア・ゲート192からも
高レベル入力を得る。アンド・ゲート200は論理値″
1″をノア・ゲート196へ印加し、このノア・ゲート
196は論理“0″をトランジスタ208へ印加して交
流接触器52を選ぶ。
ノア・ゲート194は、その入力が高レベルであるので
その出力が低レベルであり、DIRスイッチ122から
の語信号を阻止する。方向は従ってノア・ゲート196
の低レベル入力の制御下だけにある。エレベータかごが
床面へ向かって下へ動く時、LSUスイッチ112は閉
じそしてノア・ゲート192の出力は低レベルになって
交流駆動装置から交流を除く。
人や物がエレベータかごに入った時にワイヤ・ロープが
伸びるような場合のために2エレベータかごが床面から
上へ動く代わりに下へ動くならば、LSDスイッチ11
4は開いて論理値“1″をノア・ゲート190へ印加す
る。従ってノア・ゲート192の出力は高レベルになり
、オア・ゲート218を通して交流駆動装置を始動させ
る。しかしながら、LSUスイッチ112からアンド・
ゲート200への入力は低レベルである。ノア・ゲート
196はその再入力が低レベルであるのでその出力が高
レベルにあり、トランジスタ208をターンオンさせて
上昇用交流接触器50を選び、これは上昇方向で床合わ
せのやり直しをさせる。
エレベータかごが床面に再び一致すると、LSDスイッ
チ114は閉じ、そしてノア・ゲート192の出力は低
レベルになって交流駆動装置から交流を除く。
ナンド・ゲート156からオア・ゲーT−198までの
ライン中の遅延回路204は重要である。
この遅延回路204は、ライン中に直列接続された抵抗
253および255、これらの抵抗の接続点、アース間
に接続されたコンデンサ257並びに抵抗255と並列
に接続されたダイオード259を含む、ダイオード25
9はそのアノードがナンド・ゲー1−156の出力端子
へ接続される。エレベータかごが着床しておりかつブレ
ーキ・メモリのフリップフロップ154がリセットされ
てナンド・ゲート156の出力を低レベルにさせる時、
LSUスイッチ112およびLSDスイッチ114がま
だ閉じられていない場合遅延回路204は長い遅延時間
を持っていて床合わせやり直し制御部が作動するのを防
止する。従って、床合わせやり直し作動信号は遅延回路
204で遅延させられる。
他方、床合わせやり直し不作動信号すなわち高レベルに
なっているナンド・ゲート156の出力は正方向性信号
にかぎって遅延されないので、ダイオード259は抵抗
255と並列に低インピーダンス路を提供する。従って
ブレーキを放す出発指令に応答してエレベータかごを床
面から出発させるじゃまを床合わせやり直し回路装置が
しないように遅延時間は極めて短い。
ノア・ゲート192が論理値“1”をオア・ゲート21
8の一方の入力端子へ印加して交流ライン電圧を高速部
品44へ印加する時、これはまた始動用ランプ関数発生
器222を作動させ、もって点弧回路78が大きな偏差
信号(これは時間の経過につれて一直線に減少する)を
ブリッジ56へ印加させることに注目されたい、従って
、床合わせやり直しの開始は1行程の間のエレベータが
ごの出発について上述したようにスムースである。
ブレーキによる床合わせは、正常な停止におけるように
、直流制動電流を一直線に増加させてエレベータかごを
停止させることを不要にする。
床合わせのやり直しが要求される時、ノア・ゲート19
2からの信号RLは第1図に示されたインバータ299
で反転されてアナログ・スイッチ334を開く、従って
、減速度用速度パターン発土器312は差動増幅器24
4から切離される。
ノア・ゲート192からの論理値“1”出力すなわち信
号RLはアナログ・スイッチ348をターンオンして床
合わせ用速度パターン発生器346を作動させ、そして
信号RLはインバータ313で反転されてアナログ・ス
イッチ252をターンオフさせる。床合わせ用速度パタ
ーン発生器346は一定のバイアスを差動増幅器244
へ印加し、その大きさは所望の床合わせやり直し速度を
表わすように選ばれる。開いているLSUスイッチ11
2またはLSDスイッチ114が床面で再び閉じる時、
床合わせ用速度パターン発生器346は差動増幅器24
4から切離され、速度偏差をゼロまで減少させかつ低速
部品からの直流を終わらせる。オア・ゲート218の出
力は論理値“0”になって高速部品から交流ライン電圧
を切離なす。
床合わせやり直し中セットされる電気機械的ブレーキ4
0はエレベータかごを床面で停止させる。
第16図は、床合わせやり直し機能を例示するグラフで
ある0時点440で床合わせやり直しが開始される時、
交流;圧442は高速部品へ印加され、そして直流始動
用ランプ間数444が開始される。かご負荷がオーバホ
ーリング負荷がホーリング負荷かによって、それぞれ時
点446゜448でエレベータかごは動き始め、そして
がご速度は床合わせやり直し速度450まで高くなる。
直流制動用ランプ関数は、オーバホーリング負荷、ホー
リング負荷に応じてそれぞれ点452,454で終り、
かつ時点460で床面に達するまでそれぞれ線546,
458で示すように一定値に留る。
時点460で交流と直流は両方共終らされ、そして電気
機械的ブレーキ40はエレベータかごを停止させる。
要するに、2速交流駆動装置の高速部品へ印加される一
定の、すなわち非制御交流ライン電圧によって電動トル
クが与えられる新しく改良したエレベータ装置をこ−に
開示した。トルク制御は。
交流駆動装置の低速部品へ印加される制御可能な直流電
圧によって行なわれる。直流制動トルク制御と減速歯車
のために低速のがご速度で大きい装置制動トルクとは、
起動時および床合わせのやり直し時高速部品によって生
じられたトルクを完全にオフセットする。その後直流電
圧はかごの初移動をスムースに行なうために時間の経過
につれて−a線に低下する。
望ましい一実施例では1行程の減速皮相まで、速度帰還
制御は行なわれないか或は不要である。
行程の長さ或は減速皮相が開始されるのでかごの速度お
よび加速度とは無関係に、単一の速度パターンはROM
からの減速皮相に対して与えられる。
この望ましい構成は、パターンのオーバシュートやかご
のバンプ無しに、パルス車速度帰還装置から事実上リッ
プルを除きながら速度応答を改善する改良されたパルス
車/サンプル保持装置により、かつまた減速度用速度パ
ターンとかご実速度の交差点を予測する改良された予測
制御器とにより、達成される。減速度用速度パターンは
エレベータかごの最高可能速度よりも高い速度を表わす
大きさで始まり、そして速度パターンとがご実速度の差
が比較される。この差にその変化率を加えたものを使っ
て、かご実速度が速度パターンと実際に交差する以前に
直流発電制動を開始する信号を供給し、かご実速度と速
度パターンをスムースに混合することができる。かご実
速度と速度パターンの実際の交差は電動トルクを終わら
せ、そしてエレベータかごは低速部品での被制御直流発
電制動によって床面に停止させられる。
減速度用速度パターン発生器中のROMの容量は、速度
パターンの末広がり部分に達するまで、R,OMのアド
レス措定を行なうのに距離パルスの所望分数値を利用す
る改良された速度パターン発生器によって最少にされる
。速度パターンの末広がり部分に達すると、全部の距離
パルスが印加されてカウンタにクロックを動作で行なわ
せ、もってこのカウンタがROMのアドレスを指定する
低速では直流制動トルクが減少するにもが−わらず、床
面から所定の短い距離にエレベータかごが達したことを
検出することによりそしてその後直流制動用電圧および
電流を一直線に増加させ始めることにより、電気機械的
ブレーキを使わないでエレベータかごは最終的に停止さ
せられる。
例えばワイヤ・ロープの伸びや縮みのために、必要なら
ば、電気機械的ブレーキを放すこと無く、床合わせのや
り直しが開始される、かごの初移動は1行程の出発時に
おける初移動と同じ仕方で行なわれ、そのために交流お
よび直流を高速部品および低速部品へ同時に印加し、か
つ時間の経過につれて直流を一直線に減少させる(これ
は、ゼロで始まってスムースに増大し、もって床合わせ
速度までエレベータかごを加速する合成トルクを生じる
)、床合わせのやり直し中ブレーキが放されないので、
エレベータかごが床面に達すると、電動トルクおよび発
電トルクは簡単に終わらされ、電気機械的ブレーキがエ
レベータかごを床面に停止させることができる。
この発明の他の実施例では、加速度相中の速度帰還制御
に加えて、他の行程相例えば加速度相中或は加速皮相お
よび定速度相中も速度帰還制御が使用される。更に他の
実施例では、実速度と所望速度の交差時交流ライン電圧
が高速部品から切離されず、エレベータかごの電動制御
と制動制御を両方共その階へもたらす。
この発明をギヤ式エレベータ装置について説明したが、
この発明の成る面をギヤレス式のものに使用できるので
、この発明をギヤ式のものに限定すべきではない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のエレベータ駆動装置を備えたエレベ
ータ装置を一部概略図で示すブロック図、第2図は第1
図にブロック図で示した乗場選択器の回路略図、第3図
は始動用ランプ関数発生器の効果を例示するグラフ5第
4図は第2図にブロック図で示した始動用ランプ関数発
生器の回路図、第5図はかごの実速度に応答して事実上
リップルの無いアナログ信号を供給するための速度信号
装置であって、速度情報としてパルス車を使用すると共
に第1図にブロック図で示した光字スイッチ、パルス整
形器、F/V変換器およびサンプル保持回路を使用した
ものの回路略図、第6図は第5図に示した速度信号装置
の動作を例示するグラフ、第7図は減速変相のみに帰還
制御が使用される1行程の間の距離対かご速度を例示す
るグラフ、第8図は1行程全体を通じて帰還制御が使用
される場合或は加速皮相および減速変相のみに帰還制御
が使用される1行程の間の距離対かご速度を例示するグ
ラフ、第9図は第1図にブロック図で示した減速度パタ
ーン発生器の詳しいブロック図、第10図は第1図にブ
ロック図で示した差動増幅器および加算係数器の回路図
、第11図は第1図に示したブリッジ中のサイリスタへ
点弧パルスを供給するために第1図の加算係数器からの
偏差信号がどのように使用され得るかを例示するグラフ
、第12図は第1図にブロック図で示した予測制御器の
回路図、第13図は第12図に示した予測制御器の効果
を例示するグラフ、第14図は第1図にブロック図で示
した停止用ランプ関数発生器の回路図、第15図は第1
4図に示した遅延回路および停止用ランプ間数発生器の
動作を例示するグラフ、第16図は床合わせやり直し機
能を例示するグラフである。 20はエレベータ装置、22はエレベータかご、42は
交流駆動装置、44は高速部品、46は低速部品、50
は上昇用交流接触器、52は下降用交流接触器、212
は駆動電動機メモリのフリップフロップ、218はオア
・ゲート、220はトランジスタ、48は3相交流電源
、244は差動増幅器、224は加算係数器、78は点
弧回路、54は直流電源、96は乗場選択器、34は出
力軸、32は駆動網車、38は減速歯車、222は始動
用ランプ関数発生器、242は加速度用速度パターン発
生器、88はパルス車、90は光学スイッチ、92はパ
ルス整形器、248はF/V変換器、250はサンプル
保持回路、110は制御器、】12はLSUスイッチ、
114はLSDスイッチ、346は床合わせ用速度パタ
ーン発生器、312は減速度用速度パターン発生器、2
92は予測制御器、382と406はコンパレータ、3
10は停止用ランプ関数発生器、256は単安定マルチ
、258は積分器、255はタイミング回路、314は
ROM、316はカウンタ、318はバッファ、 324はプリセット計数検出器、 322は補助カウンタ、 86はフライホイールで ある。 FIG、6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エレベータかごと、 電動トルクを与えるための第1手段および制動トルクを
    与えるための第2手段を含むエレベータかご駆動手段と
    、 前記エレベータかごが所望の停止点から所定の第1距離
    の所に達する時、前記エレベータかごの所望減速度を示
    しかつ初値が前記エレベータかごの最高可能速度を超え
    るかご速度に相当する単一の速度パターン信号を供給す
    る速度パターン発生手段と、 実速度信号を供給するタコメータ手段と、 前記速度パターン信号と前記実速度信号との偏差に応答
    する偏差信号を供給する比較手段と、を備えたエレベー
    タ駆動装置において、 前記偏差信号に応答して発電制動を開始するための予測
    制動信号を供給する予測手段を設け、前記第2手段は前
    記予測信号に応答して前記第1手段から与えられた電動
    トルクに対抗する制動トルクを開始させることを特徴と
    するエレベータ駆動装置。 2、予測信号は、速度パターン信号と実速度信号との偏
    差プラスこの偏差の導関数に応答する係数に応答する特
    許請求の範囲第1項記載のエレベータ駆動装置。 3、実速度信号と速度パターン信号とが等しい時一致信
    号を供給する手段を含み、前記第1手段、前記第2手段
    が前記一致信号に応答してそれぞれ電動トルク、予測さ
    れる制動トルクを切離す特許請求の範囲第1項または第
    2項記載のエレベータ駆動装置。 4、偏差信号に応答して駆動手段のための信号を供給す
    る制御手段を含み、 速度パターン発生手段は、速度パターンを記憶している
    読出し専用メモリと、エレベータかごが所望の停止点か
    ら所定の第1距離に達する時前記エレベータかごの移動
    に応答して前記読出し専用メモリのアドレス指定を行う
    ためのアドレス指定手段とを含み、前記読出し専用メモ
    リへ印加されるアドレスを変更するかご移動増分は前記
    エレベータかごが前記所望の停止点から所定の第2距離
    に達するまで比較的大きく、前記第2距離の所では前記
    かご移動増分が相当低減される特許請求の範囲第1項な
    いし第3項のいずれかに記載のエレベータ駆動装置。 5、タコメータ手段はかご昇降の各所定増分毎にパルス
    を供給し、アドレス指定手段は、読出し専用メモリのア
    ドレス指定を行う第1カウンタと、前記タコメータ手段
    によって供給されたパルスを計数する第2カウンタとを
    含み、前記第1カウンタは、第2距離に達するまで前記
    第2カウンタの所定出力によって、その後前記タコメー
    タ手段のパルスによってクロック動作させられる特許請
    求の範囲第4項記載のエレベータ駆動装置。 6、第2カウンタの計数は、所定の第2距離に何時達す
    るかを示す特許請求の範囲第5項記載のエレベータ駆動
    装置。
JP1276205A 1979-05-22 1989-10-25 エレベータ駆動装置 Pending JPH02265878A (ja)

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