JPH02265593A - 脱水洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、モータの冷却性を確保し、モータの防振を向
上させ、低騒音化を図った脱水洗濯機に関するものであ
る。

従来の技術 第５図は従来の脱水洗濯機の全体の断面図を示すもので
ある。図において、１は底部に開口部２を有する脱水洗
濯機の本体、３は脱水孔４を有する回転槽、６は回転槽
３を内部に回転自在に設置した水槽である。６は回転槽
３の中央底部に設けられた攪拌翼、７は伝達機構部で、
内部に洗濯時の減速ギアおよび洗濯・脱水の切シ替えク
ラッチ。

脱水時のブレーキを内蔵している。８は水槽６の底部に
取り付けられたモータで、とのモータ８の動力はモータ
プーリ９．ベルト１０．インペラープーリ１１を介して
伝達機構部７に伝達される。

また、モータプーリ９は上部にモータ冷却用の冷却ファ
ン１２を設けている。１３は本体１より吊シ下げられた
防振機構で、水槽６を懸垂防振支持している。１４は足
で、本体１の底部の四隅に固定されている。１５は本体
カバーで、本体１の上部に取り付けられており、洗濯物
の投入口１６や操作部（図示せず）が設けられている。

１７は設置面である。

以上のように構成された洗濯機について以下その動作を
説明する。洗濯は、回転槽３に洗濯物と洗濯水を入れ、
伝達機構部７の切り替えクラッチを洗濯側にし、モータ
８の回転をモータプーリ９゜ベルト１０．インペラープ
ーリ１１．伝達機構部子を介して、攪拌翼６に伝達する
ことにより行なう。また、脱水は、洗濯物を回転槽３に
入れ、伝達機構部７の切り替えクラッチを脱水側にし、
モータ８の回転をモータプーリ９．ベルト１０．インペ
ラープーリ１１．伝達機構部７を介して、回転槽３に伝
達することにより行なう。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、特に脱水行程に
おいて、モータ８に発生する電気的振動（電源周波数の
２倍の周波数を基本とする高調波振動）が、回転槽３や
水槽５等に伝達されることで、これらが発音体となり、
騒音を発生することになる。もちろん、洗濯中にも上記
した作用で窯音を増大させることになるが、回転槽３や
水槽５に洗濯水が入っていることで、音が発生しにくく
なっており、騒音レベルは脱水に比べて少ない。

そこで、とのモータ８から発生する電気的撮動が回転槽
３等に伝達されないようモータ８を防振する方法が考え
られる。しかし、第６図のようにモータ８の軸受は部１
８ａ、１８ｂを単に弾性体１９ａ、１９ｂで支持し防振
した場合はモータ８の冷却孔２０ａ、２０ｂを弾性体１
９ａ、１９ｂで覆ってしまい、モータ８のロータ軸２１
に設けられた冷却ファン１２で作られる冷却風（矢印Ａ
）を遮断しモータ８の冷却性能を低下させるという問題
を有していた。

本発明は、上記従来の課題を解決するもので、脱水中に
モータから発生する電気的振動の防振性能を向上させ、
発音体となる回転槽や水槽に伝達される電気的振動を低
減し、騒音を下げるとともにモータの冷却性能を確保す
ることを第１の目的とする。また、第２の目的は、上記
第１の目的に加えて、モータのロータ軸近傍で防振する
ことにより、弾性体の見かけのばね定数を低減し、防振
性能をよりいっそう向上させることである。

課題を解決するだめの手段 上記第１の目的を達成するために本発明の第１の技術的
手段は、モータの軸受は近傍に冷却孔と、その冷却孔外
周に突起を設け、モータのロータ軸に冷却ファンを有し
、モータの冷却孔外周の突起を弾性体で支持し、さらに
、その弾性体を保持して水槽に固定する保持部材を設け
ている。また、第２の目的を達成するための第２の技術
的手段は、モータの軸受は近傍に冷却孔を設け、モータ
のロータ軸に冷却ファンを有し、モータのロータ軸近傍
にモータ軸受けから突起を設け、その突起を弾性体で支
持し、さらに、その弾性体を保持して水槽に固定する保
持部材を設けている。

作　　用 この第１の技術的手段によって、モータの冷却孔外周の
突起を保持する弾性体で、回転時にモタで発生する電気
的振動を防振し、発音体となる回転槽や水槽に伝達され
るモータからの電気的撮動を低減し、胃音を下げること
ができ゛るとともに、冷却孔の外周に弾性体が位置する
ので、弾性体で冷却孔を遮断し、モータの冷却性能を損
なうことが無い。

また、第２の手段によって、モータのロータ軸近傍に軸
受けから設けられた突起を保持する弾性体で、回転時に
モータで発生する電気的振動を防振し、発音体となる回
転槽や水槽にモータからの電気的振動の伝達が低減され
、羅音を下げることができる。また、径の小さいロータ
軸近傍で防振しているため、弾性体へのトルクの加わり
方が大きくなり、結果として同じトルクで弾性体をより
大きく変形させることができる。即ち、ロータ軸近傍で
の防振は、弾性体の見かけのばね定数を下げることがで
き、回転方向に発生する電気的振動の防振性能がよくな
る。よって、弾性体は小型のもので充分であり、安価な
ものとなる。さらに、冷却孔の内部にある軸受は外事部
に弾性体を設けることができるため、軸受は近傍にある
冷却孔を弾性体で遮断し、モータの冷却性能を損なうこ
とが無い。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第１図は本発明の第１の実施例における脱水洗濯機のモ
ータの取り付は状態を示す断面図、第２図は同要部斜視
図である。図において、５は水槽で、下面にポス２２を
介して補強板２３を取り付けている。２４ａ、２４ｂは
冷却孔で、モータ２５の上面および下面に設けられてい
る。２６ａ　、２６ｂは円管状の突起で、冷却孔２４ａ
、２４ｂの外周に形成されており、その外周面は弾性体
２γａ。

２７ｂで支持されている。２８ａ、２８ｂは保持金具で
、上記弾性体２７ａ、　　２７ｂの外周を支持し、補強
板２３にボルト２９にて取り付け、モタ２５を水槽５の
下面に固定している。１２は遠心タイプの冷却ファンで
、下部にモータプーリ９を形成し、モータ２５のロータ
軸２１に取り付けている。

以上のように構成された脱水洗濯機の動作について説明
をする。

脱水および洗濯において、モータ２６を駆動させると電
気的振動（電源周波数の２倍の周波数を基本とする高調
波振動）がモータ２５から発生し、それが発音体となる
水槽５等に伝達され騒音レベルを高めることになるが、
本実施例においては、モータ２６の水槽５への取り付け
に際し、モータ２５に設けられた円管状の突起２６ａ、
２６ｂを弾性体２７　ａ、　　２７　ｂで支持し、さら
に、これを保持金具２８ａ、２８ｂ等にて水槽６に固定
する構成がとられている。このため、モータから発生す
る電気的振動は、弾性体２７ａ、２７ｂによって防振さ
れ、発音体となる水槽６等に伝達される電気的振動は低
減され、低騒音化がされることになる。また、本実施例
では、冷却孔２４ａ、２４ｂの外周に設けられた突起２
６ａ、２８ｂを防振しているだめ、弾性体２７ａ、２７
ｂで冷却孔２４ａ。

２４ｂを塞ぐことが無いため、従来と同様に冷却虱（矢
印Ｂ）を発生させ、モータ２５の温度上昇を抑制できる
。

第３図は本発明の第２の実施例における脱水洗濯機のモ
ータ３１の取り付は状態を示す断面図、第４図は同要部
斜視図である。図において、５は水槽、９はモータプー
リ、１２は冷却ファン、２１はロータ軸、２２はボス、
２９はボルトで、以上は第１の実施例部材と同一である
ので同一符号を付し、その説明を省略する。３０ａ、３
０ｂは冷却孔で、モータ３１の上面および下面に設けら
れている。３２ａ、３２ｂは円管状の突起で、ロータ軸
２１近傍に軸受け３３ａ、３３ｂの外面から形成されて
おり、その外周面は弾性体３４ａ、３４ｂで、支持され
ている。３５ａ、３５ｂは保持金具で、上記弾性体３４
ａ、３４ｂの外周を支持し、補強板２３にボルト２９に
て取り付け、モータ３１を水槽５の下面に固定している
。３６ａ、３６ｂは保持金具３５ａ、　　３ｓｂに設け
られた風穴である。

以上のように構成された脱水洗濯機の動作について説明
する。

本実施例は、モータ３１の水槽５への取り付けに際し、
モータ３１のロータ軸２１近傍に設けられた突起３２ａ
、３２ｂを弾性体３４ａ、３４ｂで支持し、さらに、こ
れを保持金具３５　ａ、　　３５ｂ等にて水槽５に固定
する構成がとられている。このため、脱水および洗濯に
おいて、モータ３１から発生する電気撮動を弾性体３４
ａ、３４ｂが防振し、発音体となる水槽５等に伝達され
る電気的振動を低減するため低騒音化が図れることにな
る。

この防振効果は、第１の実施例に比べ径の小さい部分で
防振しているため、電気的振動の主成分をなす回転方向
の撮動成分に対しては見かけのバネ定数が低減し、より
柔軟な支持ができ、防振性能を向上させることになる。

したがって、第１の実施例と同様の防振効果を発揮させ
るのであれば、弾性体３４ａ、３４ｂは小型化すること
ができ、結果としてコストダウンを図ることができる。

また、本実施例では、冷却孔３６ａ、３６ｂの内周の軸
受け３３ａ、３３ｂに設けられた突起３２ａ。

３２ｂを弾性体３４ａ、　　３４ｂで防振しているため
、弾性体３４ａ、３４ｂで冷却孔３０ａ、　３ｏｂを塞
ぐことが無いため、従来と同様に冷却孔３０ａ。

３０ｂと風穴３６ａ、３６ｂあるいは保持金具３５ａ、
３５ｂの側面を通して冷却風（矢印Ｃ）が流れ、モータ
３１の温度上昇を抑制できる。

車両実施例に示すような、モータの冷却孔２４ａ。

２４　ｂ　、　３０　ａ　、　　３０　ｂが軸受け３３
ａ、３３ｂ外周近傍だけにしかないモータ２５，３１に
おいてはモータ２５，３１の冷却が難しく、特に本発明
の構成はその効果がより発揮されることになる。

冷却孔が軸受は近傍にしかないモータ例としては、コア
を樹脂モールド化したモータがあげられる。

なお、車両実施例において、冷却ファン１２に遠心タイ
プを用いたが、軸流ファン等の吹き付はタイプのファン
を用いてもよく、要は冷却風を発生させるファンがあれ
ばよい。

１だ、第１の実施例と第２の実施例を組み合わせて使用
してもよい。

発明の効果 以上のように本発明の脱水洗濯機は、第１の構成として
、モータの軸受は近傍に冷却孔と、その冷却孔外周に突
起を設け、モータのロータ軸に冷却ファンを有し、モー
タの冷却孔外周の突起を弾性体で支持し、さらに、その
弾性体を保持して水槽に固定する保持部材を設けている
ことにより、脱水や洗濯時にモータから発生する電気的
振動が、水槽等に伝達されないように弾性体によって防
振し、発音体となる水槽等の振動レベルが低減して低騒
音化できるとともに冷却孔の外周に弾性体が位置するの
で、弾性体で冷却孔を遮断し、モータの冷却性能を損な
うことが無い。

また、第２の構成として、モータの軸受は近傍に冷却孔
を設け、モータのロータ軸に冷却ファンを有し、モータ
のロータ軸近傍にモータ軸受けから突起を設け、その突
起を弾性体で支持し、さらに、その弾性体を保持して水
槽に固定する保持部材を設けているととＫより、脱水や
洗曜時に発生するモータの電気的振動を弾性体によって
防振し、発音体となる水槽等への振動伝達を抑制し、低
３音化できる。！！、た、径の小さいロータ軸近傍で防
振しているため、弾性体の見かけのバネ定数を低減でき
、安価なものになる。さらに、冷却孔の内部にある軸受
は外平面に弾性体を設けることができるため、軸受は近
傍にある冷却孔を弾性体で遮断し、モータの冷却性能を
損々うことか無い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例における脱水洗濯機の要
部断面図、第２図は同斜視図、第３図は同要部断面図、
第４図は同斜視図、第５図は従来の脱水洗濯機の全体の
断面図、第６図はモータを単に防振した場合の同要部断
面図である。 ６・・・・・・水槽、１２・・・・・・冷却ファン、２
１・・・・・・ロータ軸、２４ａ、２４ｂ、３０ａ、３
０ｂ−・−−−−冷却孔、２５．　３１　・−−−−−
モータ、２６　ａ、　　２６　ｂ。 ３２　ａ、　　３２　ｂ−突起、２７ａ、２７ｂ、３４
ａ。 ３４　ｂ−・−弾性体、２８ａ、２８ｂ、３５ａ。 ３５ｂ・・・・・・保持金具、３３δ、３３ｂ・・・・
・・軸受け。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　にか１名第 図 ５　・−水槽 １２゛−序郡ファン ２ｆ−ビータ軸 ２４Ｌ、　Ｚ４ｂ−“−７？却Σ孔 Ｚ５−モータ ？６ｔｔ、　２６ｂ−一−突届 ｚｒａ、　　ｚｙｂ−ｎ　ｙ　＊ ２に、　　２８ｂ　　・−−イ未　、￥ｆ　金具２１−
　　ローダ軸 ２盆−°゛玲亜孔 ２５−　モータ ２６の−・−突起 ２翫・・・弾柱体 Ｚ８ａ−、Ｚｌｌｂ　　−−イ矛８金夛（第３図 ２／　−四−グ軸 ３０山゛・−４坪↓ ３Ｉ°　　七−７ ３Ｚａ、−突起 ３３シ・＃凭 ３４ａ、・−弾性副木 ３６Ｌ：Ｌ、　３５ｂ　　−イ呆持金具箔 図 ６−ｙｋ　１ｌ １２−・・斥卸７アン ２１−　　キーダ軸 ３θ山、３θシ　−汚即孔 ３ｔ−モー７ ３２先３２ｂ−突起 ３３ユ、　３３ｂ−に更す ３４山、　３４１ｙ　°−タ準ａ体 ３５α、５ｓｂ−−−イ呆卆乎金美

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）本体内に防振機構により懸垂防振支持した水槽と
   、この水槽内に回転自在に配した回転槽と、この回転槽
   を回転駆動するモータを備え、モータの軸受け近傍に冷
   却孔と、その冷却孔外周に突起を設け、モータのロータ
   軸に冷却ファンを有し、モータの冷却孔外周の突起を弾
   性体で支持し、さらに、その弾性体を保持して水槽に固
   定する保持部材を設けた脱水洗濯機。
2. （２）本体内に防振機構により懸垂防振支持した水槽と
   、この水槽内に回転自在に配した回転槽と、この回転槽
   を回転駆動するモータを備え、モータの軸受け近傍に冷
   却孔を設け、モータのロータ軸に冷却ファンを有し、モ
   ータのロータ軸近傍にモータ軸受けから突起を設け、そ
   の突起を弾性体で支持し、さらに、その弾性体を保持し
   て水槽に固定する保持部材を設けた脱水洗濯機。