JPH02264A - フェニル尿素の製造方法 - Google Patents

フェニル尿素の製造方法

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JPH02264A
JPH02264A JP30517788A JP30517788A JPH02264A JP H02264 A JPH02264 A JP H02264A JP 30517788 A JP30517788 A JP 30517788A JP 30517788 A JP30517788 A JP 30517788A JP H02264 A JPH02264 A JP H02264A
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    • C07C273/18Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups of substituted ureas
    • C07C273/1809Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups of substituted ureas with formation of the N-C(O)-N moiety
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上夏肌里分国 本発明は、フェニル尿素の製造方法、特に(もっばらで
はないけれども)除草剤としての使用に適したフェニル
尿素の製造方法に関する。
従来立皮歪 フェニル尿素は、商業的に入手できる除草剤の公知の一
群である。かかる尿素を製造する新規な方法特にホスゲ
ンの如く環境的に受は入れられ得ない反応剤を用いるこ
となく比較的温和な条件下で実施され得る方法は以前有
益である。
ディージ(Dieck)等の[″ジェイ・オルグ・ケム
(J、Org、Che+*、)’、  40 (19)
 、 1975.第2819〜2822頁」には、パラ
ジウム触媒の存在下で芳香族ニトロ化合物を芳香族第1
級アミン及び一酸化炭素と高温において反応させること
からなる、フェニル尿素の製造方法が記載されている。
この方法においては、芳香族ニトロ化合物及び芳香族第
1級アミンは、それらの全部が反応の開始時に存在する
る フェニル尿素の収率が、反応期間中アミンを連続的に又
は段階的に供給することによって増大され得る、という
ことが今般驚くべきことに見出された。
〔発明の詳述〕
従って、本発明は、フェニル尿素の製造方法において、
パラジウム触媒の存在下でニトロベンゼンをアミン及び
一酸化炭素と高温において反応させることからなり、し
かも該アミンを反応期間中連続的に又は段階的に供給す
ることを特徴とする上記方法を提供する。
アミンは好ましくは、反応期間中連続的に供給される。
アミンの好ましい供給速度は、用いられる個々の反応体
及び反応条件に依存し、きまりきった実験を行うことに
より容易に決定され得る。
好ましくは、アミンは、反応期間の少なくとも40%−
層好ましくは少なくとも50%にわたって供給される。
成る場合には、反応期間の少なくとも80%にわたっで
あるいは90%までの期間にわたってアミンを供給する
ことが有利、であり得る。
アミンは、ニトロベンゼンのモル量より少ない量にて供
給され得る。しかしながら、アミンは好ましくは、ニト
ロベンゼンのモル量に少な(とも等しい量にて供給され
る。
一酸化炭素は好ましくは、そのガスを反応期間中反応混
合物に通じること(即ち、フラッシング)により供給さ
れる。一酸化炭素がそのガスを反応期間中反応混合物に
通じることにより供給されかつアミンが揮発性である場
合、アミンをニトロベンゼンのモル量より多い量にて供
給することが有利である。
本方法は好ましくは、用いられる触媒の安定性及び反応
溶媒に依り、70°Cないし160°C−層好ましくは
100″Cないし140 ’Cの範囲の温度において実
施される0本方法は、大気圧において実施され得る。し
かしながら、高圧例えば少なくとも5バール−層好まし
くは10〜150バールにおいて実施される。
溶媒が反応に用いられる場合、溶媒はいかなる非反応性
を機溶媒でもよく、例えばハロゲン化炭化水素(例えば
、クロロホルム、1.2−ジクロロエタン、クロロベン
ゼン及び3種のジクロロベンセン)、炭化水素(ヘキサ
ン、シクロヘキサン、オクタン、ベンゼン、トルエン及
び3種のキシレン)、エーテル(ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン及びアニソール)、アミ
ド(例えば、N、N−ジメチルホルムアミド)及びエス
テル(例えばエチルアセテート)である、特に好ましい
溶媒は、1.2−ジクロロベンゼンである。
パラジウム触媒は、パラジウム又はパラジウム化合物か
らなり得る。パラジウムは、不活性担体例えばカーボン
又はアルミナ上に付着された金属としであるいはパラジ
ウム化合物の形態にて用いられ得る。
好ましくは、パラジウム触媒は、パラジウムの塩又は錯
体からなる。パラジウムの塩の例には、塩化パラジウム
、臭化パラジウム、ヨウ化パラジウム、パラジウムカル
ボキシレート(例えば、酢酸パラジウム、プロピオン酸
パラジウム及びイソ酪酸パラジウム)がある、パラジウ
ムカルボキシレートが好ましく、酢酸パラジウムが特に
好ましい。パラジウム錯体の例には、パラジウムアセチ
ルアセトネート、テトラクロロパラジウム酸ナトリウム
、テトラクロロパラジウム酸カリウム、テトラヨードパ
ラジウム酸カリウム、及び一酸化炭素を含有する錯体(
例えば(テトラブチルアンモニウム)Pd(CO)CJ
!s)がある。
本発明の方法において用いられるパラジウムの量は、臨
界的ではなく、好都合には存在するニトロベンゼンの量
を基準として0.001%軸ないし10%軸特にo、o
os%曽ないし3%−である。
パラジウム触媒がパラジウムの塩又は錯体からなる場合
、好ましくほこの触媒は更に、銅、鉄、マンガン、バナ
ジウム、クロム、亜鉛、スズ、ウラン及びセリウムから
選択された金属の塩を含む。
これらの金属の塩の例には、塩化物、臭化物、ヨウ化物
、硫酸塩、ヒドロカルビルスルホネート、フッ化ホウ素
酸塩及び過塩素酸塩がある。銅及びバナジウムの塩が好
ましく、特に銅ヒドロカルビルスルホネート(例えば、
銅トシレート)及びハロゲン化バナジウム(三塩化バナ
ジウム)が好ましい、金属の塩に対するパラジウム化合
物のモル比は、好ましくは0.O1〜lOの範囲にある
パラジウム触媒がパラジウムの塩又は錯体からなる場合
、好ましくほこの触媒はまた、孤立電子対を有する有機
窒素化合物又はを機リン化合物である配位子を促進剤と
して含む。
好都合に用いられ得る有機窒素化合物の例には、1個又
はそれ以上特に1個又は2個の窒素原子を含有する単環
系、二環系又は多環系例えばピロール、ピロリジン、ピ
リジン、ピペリジン、ピリミジン、1.10−フェナン
トロリン、ピラジン、ベンズトリアゾール、モルホリン
、2.2’−ビピリジル、2.2’−ビキノリン、ビス
−ピリジルケトン、ビス−ピリジルグリオキサール及び
それらのアルキル置換誘導体がある。他の置換基例えば
スルホニル部、カルボニル部、アルコキシ部及びハライ
ド部を含有するt114m体も用いられ得る。
ピリジン、アルキル置換ピリジン例えば種々のピコリン
(例えば、アルファーピコリン)、2.2’−ビピリジ
ル及びl、10−フェナントロリンが好ましい、非環式
アミンも用いられ得、例えばテトラエチレンジアミン、
1.2−ビス(ジメチルアミノ)エタン、1.2−ビス
(ジエチルアミノ)エタン、1.2−ビス(ジメチルア
ミノ)プロパン、1.2−ビス(ジ第3級ブチルアミノ
)エタン、1.2−ビス(ジフェニルアミノ)プロパン
及び1.2−ビス(ジフェニルアミノ)ブタンである。
好都合に用いられ得る有機リン化合物の例には、一般弐
P、OR”、OR’、ORC又はPR”R’RCで表さ
れるホスフィツト及び第3級ホスフィンがあり、しかし
てこれらの−紋穴中R−R’及びR’の各々は独立して
、10個までの炭素原子を有するアルキル、シクロアル
キル、アリール、アルカリール又はアルアルキル基(こ
れらの基は、フッ素及び塩素原子、アルコキシ及びアリ
ールオキシ基(特にメトキシ基、フェノキシ基)、シア
ノ基及び式−PR”R−の基から選択された1個又はそ
れ以上の置換基によって置換されていてもよい、)を表
し、あるいはR”とHhは、介在へテロ原子と一緒に環
を表す、好ましい一座有機リン化合物には、トリメチル
ホスフィン、トリエチルホスフィン、トリn−ブチルホ
スフィン及びトリフェニルホスフィンがある。二座リン
含有配位子の例は、2−ジメチル−2−(メチルジフェ
ニルホスフィノ)−1,3−ジ(ジフェニルホスフィノ
)プロパン、テトラメチルジホスフィノエタン、テトラ
メチルジホスフィノプロパン、テトラエチルジホスフィ
ノエタン、テトラブチルジホスフィノエタン、ジメチル
ジエチルジホスフィノエタン、デトラフェニルジホスフ
ィノエタン、テトラペルフルオロフエニルジホスフィノ
エタン、テトラフエニルジホスフィノプロパン、テトラ
フエニルジホスフィノブタン、ジメチルジフェニルジホ
スフィノエタン、ジエチルジフェニルジ、ホスフィノプ
ロパン、テトラトリルジホスフィノエタン、ジトリルジ
フェニルジホスフィノエタン、テトラトリフルオロメチ
ルジホスフィノテトラフルオロエタン、テトラフエニル
ジホスフィノエタン及びそれらの誘導体並び1.2−ビ
ス−(ジフェニルホスフィノ)ベンゼン及びその誘導体
がある。テトラフエニルジホスフィノブタン、テトラフ
エニルジホスフィノエタン及びテトラフエニルジホスフ
ィノプロパンが好ましい。
好ましい促進剤は、窒素及び/又はリンを含有する二座
配位子である。
配位子が存在する場合、配位子は好ましくは、パラジウ
ム化合物に対する配位子のモル比が0.1〜100の範
囲にあるような量にて存在する。
パラジウム触媒がパラジウムの塩又は錯体からなる場合
、好ましくはこの触媒は、ハロゲン化水素酸以外の2未
満のpKaを有する酸の誘導体を含む、好ましい例には
、ヒドロカルビルスルホネート(例えばトシレート)、
硫酸塩、フッ化ホウ素酸塩及び過塩素酸塩がある。これ
らの誘導体は、好都合にはパラジウムの塩又は上記に挙
げた金属の塩の形態で存在し得る。その代わり、それら
は、母酸(parent acid)の形態で存在し得
る。
本発明による方法によって製造され得るフェニル尿素に
は、下記の式で表される化合物がある:式中、R1は、
置換されていてもよいアルキル、アルケニル、シクロア
ルキル、アリール又は複素環式基を表し、R1は、水素
原子あるいは置換されていてもよいアルキル、アルケニ
ル、シクロアルキル、アリール又は複素環式基を表し、
各Xは、ハロゲン原子あるいは置換されていてもよいア
ルキル、アルコキシ、了り−ル又はアリールオキシ基を
表し、そしてnは、O又は1〜5の整数を表す、かかる
化合物は、ニトロベンゼンが下記の式(式中、X及びn
は、上記に定義された通りである。)で表される化合物
でありそしてアミンが式R’R”NH(式中、R1及び
R富は、上記に定義された通りである。)で表される化
合物である場合本発明による方法によって製造される。
本発明による方法において、アミンは第1級又は第2級
アミンである。該アミンは、好ましくはアルキルアミン
又はジアルキルアミンである。
ニトロベンゼン又はアミンがアルキル基を含有する場合
、このアルキル基は線状でも分枝状でもよく、また10
個まで好ましくは6個までの炭素原子を含有し得、例え
ばメチル又はエチルである。
ニトロベンゼン又はアミンがハロアルキル基を含有する
場合、このハロアルキル基は通常6個まで好ましくは4
個までの炭素原子を含有しそしてハロゲン原子は適当に
はフッ素、臭素又は塩素である。トリフルオロメチルが
、好ましいハロアルキル基である。置換基が置換されて
いてもよいと記載されている場合、存在していてもよい
置換基は、例えば殺有害生物性化合物の開発において慣
用的に用いられているもののいずれであってもよい。
特定の例には、ハロゲン原子特に塩素原子並びにニトロ
、シアノ、アルキル及びハロアルキル基特にトリフルオ
ロメチル基がある。
好ましくは、式(1)中のR1はメチル基でありそして
R2は水素原子又はメチル基である。nは好ましくは1
又は2であり、そして好ましい置換基Xには塩素原子、
フッ素原子、臭素原子、アルキル基(例えば、イソプロ
ピル基)、トリフルオロメチル基、アルコキシ基(例え
ば、メトキシ基)及びアリールオキシ基がある。
出発のニトロベンゼン及びアミンは、商業的に入手でき
る化合物であるかあるいは標準的な製造法によって容易
に得られ得る。
1亀■ 次の例によって本発明を例示する。生成物は、認証され
た(authentic)対照サンプルと比較すること
により高性能液体クロマトグラフィ(HP L C)で
同定された。
触媒の製造 触媒A  Pd(OCOCHs)t@cu()シル)8
・ビピリジル w4(II))シレートを次のようにして製造した:水
(500d)中に溶解したp−)ルエンスルホン酸(2
0g)の攪拌されている溶液に50℃において、粉末状
水酸化鋼(n)を、溶液のpHを監視しながらゆっくり
添加した。9Hが7に達した(約Logの水酸化物の添
加後)時、添加を止めた0周囲塩度まで冷却した後、溶
液をr遇しそしてP液を蒸発乾固した。固体の残渣を真
空炉で40℃において乾燥して、おおよそ10%の水を
含有する$r1(n)トシレート(21g)の緑青色結
晶を得た。
銅(■)トシレートと商業的に入手できる酢酸パラジウ
ム及びビピリジルを1:0.5=10のモル比で一緒に
して、触媒Aを得た。
触媒B  (BunN)Pd(Co)Cj!s+Vcj
!s”3THFパラジウム錯体は、ブラウニング(Br
owning)等の「ジェイ・ケム・ツク・ダルトン・
トランス(J、Chem、Soc、Dalton  T
rans、)、(1977)、   2061Jに記載
されているようにして製造した。VCjs・3T1(F
は、VCj!、を沸とうテトラヒドロ・フラン中に溶解
した後蒸発乾固することにより製造した。
パラジウム錯体及びバナジウム錯体を1:5のモル比で
一緒にして、触媒Bを得た。
例11.1−ジメチル−3−(4−クロロベンゼン)−
尿素の製造 A) 比較例 1.2−ジクロロベンゼン(15ad)中に溶解したジ
メチルアミン(100ミリモル即ち4.5 g )の溶
液を、触媒としてPd(OCOCHs)g(0,5ミリ
モル即ち0.112g)、銅(■)トシレート(1ミリ
モル即ち0.405g)及びビピリジル(10ミリモル
即ち1.68g)を含有する1、2−ジクロロベンゼン
(85Jd)と4−クロロニトロベンゼン(100ミリ
モル即ち15.85g)の混合物に添加した。この反応
混合物に、下記の表1に記載の圧力、温度及び時間の条
件下で一酸化炭素を3Nj!/hの流速にて通じた。
B) 本発明による方法の例 上記A)の実験を、圧力、温度及び時間の異なる条件を
用いかつジメチルアミンの添加を15時間にわたって段
階的に行うことにより繰り返した。
C) 本発明による方法の例 上記A)の実験を、ジメチルアミン(130ミリモル即
ち5.85 g )を用いかつ表1に記載の圧力、温度
及び時間の条件を用いて繰り返した。
実験A)〜C)の生成物即ち1.1−ジメチル−3−(
4−70ロベンゼン) −尿素&U’p−/)ロロアニ
リンを、沈殿した尿素をr遇することにより分離しそし
てHPLC及び/又はGLCにより同定した。それらの
収率を、下記の表1に記載する。
l上 A$   40   3  120  99  22 
  41B   10  18  100   >9.
9  41   31C5020140>99  73
   17*比較例 例21.1−ジメチル−3−(4−クロロベンゼン)−
尿素の製造 テトラブチルアンモニウムクロライド(0,39ミリモ
ル即ち0.107 g )、(BL14N) P d(
CO) Cj! s(0,32ミリモル即ち0.156
g)及びVCZ、  ・37HF(1,5ミリモル即ち
0.56 g >を1.2−ジクロロベンゼン(70d
)に溶解した。4−クロロニトロベンゼン(100ミリ
モル即ち15.85g)を添加し、そして生じた混合物
を135℃に加熱した。この反応混合物に、50バール
の圧力において一酸化炭素を3Nf/hの流速にて通じ
た。1.2−ジクロロベンゼン(20m)に溶解したジ
メチルアミン(120ミリモル即ち5.4 g )の溶
液を17時間かけてゆっくり添加した。18時間後、出
発物質の変換率は70%であった。所望生成物即ち1.
1−ジメチル−3−(4−’Fロロベンゼン)−尿素が
、r過により99%純度の固体として単離された。
例3 1.1−ジメチル−3−(4−イソプロピルベン
ゼン)−尿素の製造 触媒としてPd(OCOCH3)z(0,5ミリモル即
チ0.112g) 、!ri (It)  I−シレー
 ) (1ミIJ−1−ル即ち0.405g)及びビピ
リジル(10ミリモル即ち1.68g)を含有する1、
2−ジクロロベンゼン(80d)に溶解した4−イソプ
ロピル−ニトロベンゼン(100ミリモル即ち16.5
 g )の溶液に、1.2−ジクロロベンゼン(20d
)に溶解したジメチルアミン(115ミリモル即ち5.
18g)の溶液を少しずつ添加した。この添加は、13
0℃において20時間にわたってかつ50バールの圧力
において2 N l/hにて一酸化炭素を反応器に流し
ながら行われ、次いでかくはんを更に4時間続行した0
反応混合物を分析することにより、出発物質の変換率は
75%であり、所望生成物即ち1.1−ジメチル−3−
(4−イソプロピルベンゼン)−尿素は53%であった
ことがわかった。
例4 1−n−ブチル−3−(4−クロロベンゼン)−
尿素の製造 触媒トシテPd(OCOCHs)i(0,5ミリ%7L
/即ち0.112g)、銅(■)トシレート(1ミリモ
ル即ち4.405g)及びビピリジル(10ミリモル即
ち1.68g)を含有する1、2−ジクロロベンゼン(
Loom)に溶解した4−クロロニトロベンゼン(10
0ミリモル即ち15.85g)に、n−ブチルアミン(
80ミリモル即ち5.84g)を12時間かけて添加し
た。この反応混合物を、50バールの圧力において3N
j!/hにて一酸化炭素を通しながらかくはんしかつ1
30″Cに維持した。
アミンの添加後、更に10時間反応を進行させた。
出発物質の変換は完全であり、所望生成物即ち1−n−
ブチル−3−(4−クロロベンゼン)−尿素の収率は6
1%であったことがわかった。
n−ブチルアミンが4時間の反応期間の開始時に一度に
添加された比較実験においては、出発物質の変換率は9
0%であったけれども主生成物は4−クロロアニリンで
あり、1−n−ブチル−3−(4−クロロベンゼン)−
尿素は少量(18%)であったことが、分析によりわか
った。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)パラジウム触媒の存在下でニトロベンゼンをアミ
    ン及び一酸化炭素と高温において反応させることからな
    るフェニル尿素の製造方法において、該アミンを反応期
    間中連続的に又は段階的に供給する、ことを特徴とする
    上記方法。 (2)アミンを連続的に供給する、請求項1記載の方法
    。 (3)アミンを反応期間の少なくとも50%にわたって
    供給する、請求項1又は2記載の方法。 (4)パラジウム触媒がパラジウムの塩または錯体から
    なる、請求項1〜3のいずれか1つに記載の方法。 (5)パラジウム触媒が銅、鉄、マンガン、バナジウム
    、クロム、亜鉛、スズ、ウラン及びセリウムから選択さ
    れた金属の塩を含む、請求項4記載の方法。 (6)パラジウム触媒が、孤立電子対を有する有機窒素
    化合物又は有機リン化合物である配位子を含む、請求項
    4又は5記載の方法。 (7)パラジウム触媒がヒドロカルビルスルホネート、
    硫酸塩、フッ化ホウ素酸塩又は過塩素酸塩を含む、請求
    項4〜6のいずれか1つに記載の方法。 (8)温度が70〜160℃の範囲にある、請求項1〜
    7のいずれか1つに記載の方法。(9)圧力が10〜1
    50バールの範囲にある、請求項1〜8のいずれか1つ
    に記載の方法。 (10)一酸化炭素を反応期間中連続的に反応混合物に
    通じる、請求項1〜9のいずれか1つに記載の方法。 (11)反応を溶媒としてのクロロベンゼンの存在下で
    行う、請求項1〜10のいずれか1つに記載の方法。 (12)アミンがアルキルアミン又はジアルキルアミン
    である、請求項1〜11のいずれか1つに記載の方法。
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