JPH02264503A - 電圧制御発振回路 - Google Patents

電圧制御発振回路

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JPH02264503A
JPH02264503A JP8551989A JP8551989A JPH02264503A JP H02264503 A JPH02264503 A JP H02264503A JP 8551989 A JP8551989 A JP 8551989A JP 8551989 A JP8551989 A JP 8551989A JP H02264503 A JPH02264503 A JP H02264503A
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voltage controlled
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Kazuo Tominaga
富永 一雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はコルピッツ型電圧制御発振回路に関し、特に周
波数限定素子として弾性表面波共振子あるいは水晶振動
子を使用する電圧制御発振回路に関する。
(従来技術) 電圧制御発振回路(以下■COと称す)は電圧可変容量
素子を用い、該素子に印加する電圧を変化することによ
ってその容量を変化し、発振周波数を制御するものであ
る。第4図は従来のコルピッツ型VCOの例であり、発
振トランジスタTrのベースBとエミッタ8間及び該エ
ミッタとアース問答々に帰還コンデンサC1、C2を、
又、ベースBとアース間には誘導素子L1と電圧可変容
量素子Cvとを直列接続したもので、その他、制御電圧
印加用抵抗R1、トランジスタバイアス用抵抗R2、R
3、チョークコイルL2、結合コンデンサC3、側路コ
ンデンサC4より構成する。
この構成における発振動作については既によく知られて
いるので詳細な説明は省略するが、発振周波数はLl、
Cv、C1、C2によってほぼ決定される。ここで特に
Cvの容量はその両端に印加する電圧によって変化する
ため、結局、発振周波数はCvに印加する電圧によって
決定する。
発振素子の一部である誘導素子は使用周波数によって異
なるが、ソレノイドコイル、ストリップライン、その他
種々のものが使用される。しかしこれらの誘導素子は寸
法的にも大きく、又、電気的、機械的にも外乱の影響に
より発振周波数に影響を受けやすいものである。このよ
うな周波数の変化は直ちに機器の雑音となり得るもので
あるから、これを防止するためVCO全体を遮蔽する等
種々の対策が必要となる。
上記問題を解決するために、従来から前記誘導素子の替
わりに弾性表面波共振子(以下SAW共振子と称す)を
使用することが行われている。SAW共振子はコイルに
比べ物理的寸法が小さく、又、磁気誘導の影響も小さい
、更に基板状の平面的な薄膜電極で構成されるので、機
械的にも安定なものである。従って電気的、@械的にも
外乱に対して安定であり、VCO全体として小型にまと
めることができる利点を持つ。
しかしながら上述したような従来の■COでは次のよう
な欠点があった。
即ち、SAW共振子の直列共振点から周波数の高い方に
離調した点で急激にSAW共振子の等個直列抵抗が増大
する。このため前記離調した周波数における抵抗の増大
によって発振レベルの低下を生じ、更には発振が停止す
る。従ってSAW共振子を用いた■COは周波数の可変
幅に制限を受けることになり、発振周波数の可変幅が小
さい。
この点を詳述すると次の通りである。即ち、第4図aの
従来のコルピッツ型VCOを等価的に書き換えれば第4
図すのように増幅回路側は負性抵抗−Rと負荷容量C1
に直列にSAW共振子Xの並列容量COと直列抵抗RO
及び周波数調整用の電圧可変容量素子Cvとが接続され
たものとなる。
一方、−JR的なコルピッツ発振回路におけるSAW共
振子Xの等個直列抵抗Rsは周知のようにRs=RO(
1+CO/C1’) 2    (1)と表わされるが
、発振条件として回路側負性抵抗−Hの絶対値を(1)
式にて示す抵抗Rsより大きく設定しなければならない
。即ち、 Rs< l −Rl                
(2)しかるに、前記第4図すに示したようにSAW共
振子Xと増幅回路との間に直列に電圧可変容量素子が存
在すると前記(1)式における負荷容量C1°は増幅回
路が本来有する負荷容量C1と電圧可変容量素子Cvと
の直列合成容量でありC1’ =C1*Cv/ (Cv
十C1)    (3)となる。
従って、く1)式におけるSAW共振子Xの等個直列抵
抗Rsは発振周波数を高くするためにCVを小さくして
いくにつれて大きくなる。このため発振レベルが低下し
、ついには(2)式の発振条件を満たさず発振停止する
ため、発振周波数の変化幅が小さくなる。
この対策としては発振素子であるSAW共振子のab端
から見た発振回路側のりアクタンス変化を大きくするこ
とが必要である。このためには同一の電圧可変容量素子
を使う場合、bc端から発振回路側を見た容量性リアク
タンスは極力小さいことが望ましく、Ci、C2を大き
くすればよいことになる。
一方、誘導素子L1の両端から見た負性抵抗RはC1、
C2及びトランジスタの定数によって決まり、次式で示
される。
−R=−gm/ (ω2(Cbe+C1)C2)   
(4)但し、ω 二角周波数 gm:コンダクタンス Cbe:)ランジスタベースエミッタ間容量この負性抵
抗の絶対値を大きくするにはC1、C2を小さくすれば
よいことになる。
即ち、第4図においてLlの替わりにSAW共振子を入
れ換えただけでは周波数可変幅を得るということと、発
振回路の負性抵抗を増加するということは、相反する。
この両者を適当な範囲で満足するように01、C2を決
定することになるので、周波数の可変範囲におのずと限
界があった。
これと同じようなことは一般のコルピッツ発振回路にも
いえることであり、この問題を解決するため本願出願人
は特開昭63−272207に開示されるような案を提
案済みである。即ち、帰還コンデンサの少なくとも一方
を可変コンデンサとするものである。
前記発明の明細書中、VCOにも適用可能との記述があ
るが、これは単に帰還コンデンサC1又はC2のいずれ
かを可変にすることを示唆するにすぎない。
(発明の目的) 本発明は上述したような従来のVCOの欠点を除去する
ためになされたものであり、本願出願人が既に提案済み
のコルピッツ発振回路を更にVCOに応用したものであ
って、周波数安定度が高く、かつ周波数可変幅が広いv
COを提供することを目的とする。
(発明の概要) 上記目的を達成するため、本発明は次のように構成する
即ち、コルピッツ型電圧制御発振回路において、帰還コ
ンデンサC1又はC2の少なくともいずれか一方を電圧
可変容量素子とし、該素子に印加する電圧を制御するこ
とによって負性抵抗が大となるように構成するものであ
る。
(実施例) 以下図示した実施例に基づいて本発明の詳細な説明する
第1図は本発明の一実施例を示す回路図であり、発振ト
ランジスタTrのベースBとエミッタE間に帰還コンデ
ンサC1を、又、該エミッタEとアース間に電圧可変容
量ダイオードCvを、ベースBとアース間にはSAW共
振共振子育続したもので、その他制御電圧印加用抵抗R
1、トランジスタバイアス用抵抗R2、R3、チョーク
コイルL2、結合コンデンサC3、C5及び側路コンデ
ンサC4より構成する。
同図が前記第4図と異なるところは、第4図の02を電
圧可変容量素子Cvで置き換えると共に、SAW共振共
振子育列に接続していた電圧可変容量素子を除去したも
のである。C1は発振回路の必要最小の負性抵抗値を得
るような、極力大きな容量とする。
このように構成すれば、発振周波数を増加させるために
Cvを小さくするにつれ発振回路の負性抵抗は増大する
方向に働くので、これによってSAW共振子の等個直列
抵抗の増加を補償することができる。従って第4図にお
けるような可変幅と負性抵抗の増加に相反する条件がな
く、設計は容易となる。
この方式の具体例を以下に述べる6本例はラブ波を用い
ることにより、従来に比し、共振回路の容量比を小さく
したSAW共振子を用いたVCOについての実施例であ
る。
第2図はこの実施例についての発振回路側の負性抵抗と
共振子の正抵抗を可変容景値の変化に対する特性として
計算したものである0本例の場合、食性抵抗は常に等個
直列抵抗に対し数倍の大きさを示し、類似の変化特性を
示す、よって広い周波数範囲に渡ってく2)式に示す発
振条件を満たすため、発振レベルの低下を起こさずに発
振する。
なお、この計算値に用いた各要素の定数は、第1図aに
おいてC1=100pF、Cv=1〜30pp、トラン
ジスタのエミッタ直流電流Ie=1mA、直流電流増幅
率β=120、同図すにおいてRO=3.1Ω、CO=
24.5pF、又発振周波数を50MHzとした場合で
ある。
本発明は以下のように変形してもよい。即ち、発振周波
数の変化幅を更に拡大するために第3図に示すように共
振素子に直列に誘導素子L3を挿入しても前述の効果は
同様である。但しその場合は外乱による影響を避けるた
め、誘導素子L3の値をあまり大きくすることはできず
、全体の2割程度までとする。
又、電圧可変容量素子への印加電圧を温度によって変化
することにより、本発明を温度補償型にも適用可能であ
ることはいうまでもない。
(発明の効果) 本発明は以上説明したように発振回路の負性抵抗はCv
の値を小さくした場合に即ち発振周波数を高い方に制御
した場合でも共振子の等測的な直列抵抗の増加に対応し
て増加するので、発振レベルの減少を最小限にとどめる
ことができる。従ってSAW共振子あるいは水晶振動子
を用いたVCOを構成する場合に本方式によれば、可及
的に広い周波数可変幅を発振レベルの変動を最小限で実
現する上で著しい効果がある。
又、電圧可変容量素子を帰還コンデンサをとしても働か
せるため、部品点数を削減でき、費用低減する効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明の一実施例を示す回路図、同図すはS
AW共振子あるいは水晶振動子の等価回路図、第2図は
第1図におけるab端から見た発振回路側の負性抵抗及
び共振子の等個直列抵抗をCvの変化に対する特性とし
て示した図、第3図は共振子に伸張コイルを付加した場
合の回路図、第4図aは従来のコルピッツ型■Coの回
路図、同図すはその等価回路図である。 C1・・・・・・・・・帰還コンデンサ、Cv・・・・
・・・・・電圧可変容量素子、X・・・・・・・・・S
AW共振子あるいは水晶振動子、Tr・・・・・・・・
・発振トランジスタ特許出願人 東洋通信機株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コルピッツ型電圧制御発振回路において、帰還コ
    ンデンサの少なくともいずれか一方を電圧可変容量素子
    とし、該素子に印加する電圧を調整することによって容
    量を変化し、発振周波数を制御することを特徴とした電
    圧制御発振回路。
  2. (2)周波数限定素子として圧電振動子あるいは共振子
    を用いたことを特徴とする特許請求の範囲1項記載の電
    圧制御発振回路。
  3. (3)圧電振動子が弾性表面波共振子であることを特徴
    とした特許請求の範囲2項記載の電圧制御発振回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010193208A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 水晶発振回路

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