JPH02263289A - 自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｃ発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、自動販売機における商品サンプルの展示部の
改良に関する。

（従来の技術とその問題点） 従来、自動販売機においては、第９図および第１０図に
示すように、扉１０の前面にはアクリル樹脂等からなる
外看板１５が設けられている。扉ＩＯの内部には取付板
１８がヒンジ式に設けられ、これには、商品サンプル２
３（例えば、缶ジュース）を装着して展示している。外
看板工５の上半部１７には意匠部があり、ここには、広
告の目的で、例えば、ボトラー名、商標、図形、広告用
コピー等をシルク印刷により表示している。外看板の下
半部１７゛は透明であって、この透明な部分を通して内
部の商品サンプル２３を目視することができる。

このように、外看板に意匠部が設けられているため、次
の欠点がある。

１、商品サンプルが外看板の背後にあるので、外看板の
表示に人の注意が引かれ商品サンプルが目立たず、また
、商品サンプルには立体感が感じられず、明るさも足り
ない。その結果、販売する商品につき充分な広告効果を
発揮することができない。

２、外看板に表示された商標やコピーを必要に応じ変更
することができない。

この発明の目的は、自動販売機において、独特な意匠効
果により、販売する商品を顧客に顕著にアピールしデイ
スプレィ効果も奏すると共に、商標、コピー等の表示が
容易に変更可能な商品サンプルの展示部を設ける処にあ
る。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） この発明においては、上記の目的を達成するために、扉
の表面に透明であって印刷表示を全くまたは殆ど有さな
い板体を装着し、商品サンプルの背後に、透光性を有し
ボトラー名、商標等を表示した意匠パネルを着脱自在に
設け、さらにその背後に光源を配したものである。

（作　用） 以上のように、商品サンプル展示部の前面側を透明板と
し、広告宣伝用の文字、図形は展示された商品サンプル
の背面側に配した透光性の意匠パネル上に表示したので
、展示部の全体を目視することが可能であり、商品サン
プルが顕著に認識される。

また、商品サンプルの前方に目視をさえぎるものが存在
しないため、商品サンプルの立体感が増す。

そして、意匠パネルは透光性を有するので、背後の光源
から照射された光により、意匠パネルに表示された文字
や図形があたかも浮かび上ったかの印象を与え、独特な
意匠効果を奏する。また、このことにより、展示された
商品サンプルの立体感と相まって、展示部会体にいっそ
うの立体感を与える。

また、昼間には、従来の外看板のように太陽光線をさえ
ぎるものがないので、商品サンプルを明るく見ることが
できる。

さらに、意匠パネルは着脱自在に配されているので、取
替えが可能であり、宣伝用の文字、図形を必要に応じ変
更することができる。

（実施ｆｌｌ　） 以下に、この発明を清涼飲料の自動販売機に適用した場
合につき説明する。

第１図と第２図において、１０は扉であって、不図示の
自動販売機本体に対し開閉自在にヒンジ結合されている
。扉１０は扉パネル■２により構成されており、この扉
パネル１２には、サンプル缶２３の展示部１４の個所に
おいて透明板１６が装着されている。

扉ＩＯの背後には、展示缶底付板１８が不図示のヒンジ
を介して連結されている。この展示缶底付板１８は、Ｃ
チャンネル等から構成された枠体２０に表裏の板体２２
，２２を組み付けてなる。展示缶底付板１８の上部には
、前記の透明板１Ｂと対応する個所において、四角形の
開口２４が設けられている。

前面側の板体２２には、展示すべき缶２３の個数に応じ
た缶受け２６が装着されている。

展示缶底付板１８には、開口２４の前面側において、意
匠パネル２８がビス２９により着脱自在に装着されてい
る。この意匠パネル２８は、乳白色のアクリル樹脂等の
、透明ではないが光を透過し得る素材により形成されて
いる。また、展示缶底付板１８の開口２４の背面側には
、蛍光灯取付板３０が装着されている。この蛍光灯取付
板３０は、前面側において、上下の蛍光灯３２．３２を
備え、背面側において、安定器３４、グミー球３６が装
着されている。

この実施例のように、展示缶底付板１８に開口２４が設
けられている場合には、展示缶底付板１８の剛性が弱く
、ねじり等の変形が発生することがあり得るが、蛍光灯
取付板３０の補強効果により、展示缶底付板１８の剛性
を向上させることができる。

３８．３８は、扉パネル１２と展示缶底付板１８との間
において、上下に配した蛍光灯である。４０は商品選択
ボタンである。

以上のような装置において、透明板１Ｇには、商標、デ
ザイン等の表示は全く施されていないか、あるいは、ご
く僅か表示されている。したがって、この透明板■６を
通して商品サンプル展示部の内部のほぼ全体を目視する
ことができる。そして、意匠パネル２８の前面側には、
商標、デザイン等が表示されている。好ましくは、第２
図に示すように、缶２３を避けた上部に表示するのがよ
い。意匠パネル２８は透光性を有するので、背後の蛍光
灯３２の光がパネル２８上に表示された文字や図形を浮
かび上らせて独特な意匠効果が奏される。そして、その
前方に展示缶２３が配設され、さらにその前方に全面が
透明な板体１Ｂが配されることにより、展示部全体が立
体的な印象を与えている。

前記の実施例では、意匠パネル２８をビス止めすること
により着脱自在とし、意匠パネルの交換を可能としたが
、第３図と第４図に示す実施例では、パネル交換がさら
に容易となる。すなわち、展示缶取付板１Ｂの開口２４
の上下にはＣチャンネル４２．４４が配されており、こ
れにサツシュ４６．４８を、その溝５０．５２が対向す
るように取付ける。これらの溝５０．５２に対して意匠
パネル２８を側方から摺動させて挿入し且つ引出すこと
ができる。また、意匠パネル２８を摺動させて容易に取
外しできるので、蛍光灯３２の交換等の保守作業も容易
である。

このように意匠パネル２８を溝５０　、５２に挿入して
所定位置にもたらした際に、パネル２Ｂをその位置で固
定できれば便利である。そのためのストッパ手段を第５
図に示している。第５図では図示の便宜のため、３つの
異なる手段を同時に示す。

５４は、展示缶の取付板１８の枠体２０の外側面に回動
自在に設けたストッパであって、同じく枠体２０の外側
面に突設した支持部５６上にストッパ５４の自由端側を
支持させた際に、自由端５Ｂが僅かに前方に突出する。

これにより、溝５０．５２に挿入された意匠パネル２８
の側端が、この自由端５８に当接して、それ以上の摺動
を防止することができる。

また、６０は枠体２０の前面に取付けた、弾性を有する
係止ストッパであって、意匠パネル２８の進入、退出に
伴い、突部６２が意匠パネル２８に設けた孔６４にスナ
ップ式に係入、係脱する。

さらに、６６は板バネ状のストッパであって、意匠パネ
ル２８が進入した際に、ストッパ６０のＶ字状突部８８
がパネル２８の裏面に圧接され、接触抵抗によりパネル
２８は所定位置に保持される。

前記のストッパにより意匠パネル２８が容易且つ確実に
固定され、また、取外しも容易である。

第８図の実施例では、第３図の実施例の上部サツシュ４
Ｂに立上り部４７を設けたものである。従来より、扉パ
ネル１２の上縁の自由端７０は、扉を閉じたときに、展
示缶の取付板１８の上端に設けたシール材７２に当接し
ているが、大雨のときなどには、矢印で示すように、雨
水が両者間の当接部から内部に侵入することがある。こ
のとき、立上り部４７により意匠パネル２８の前面側に
雨水等がもれることを防止できる。

［発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、 １）展示された商品サンプルが広告機能をよりいっそう
発揮し、 ２）意匠パネルを交換をすることによって、広告用の文
字、図形の変更が容易に行なえる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を示す側断面図、 第２図は、前記実施例の展示缶取付板を示す分解斜視図
、 第３図は、他の実施例を示す側断面図、第４図は、前記
実施例の展示缶取付板を示す分解斜視図、 第５図は、第３図の実施例における意匠パネルのストッ
パ手段を示す拡大斜視図、 第６図は、第５図に示した一つのストッパ手段の横断面
図、 第７図は、第５図に示した他のストッパ手段ら横断面図
、 第８図は、この発明のさらに他の実施例を示す要部の側
断面図、 第９図は、従来の自動販売機の斜視図、第１０図は、従
来の自動販売機の扉を、展示商品サンプル取付板を開い
た状態で、内側から見た斜視図である。 〔符号の説明〕 １０・・・・・・扉 １６・・・・・・透明板 ２３・・・・・・商品サンプル ２８・・・・・・意匠パネル ３２・・・・・・光源 第５図 第８図 第６図 第７図 手続補正書、ヵ、） 平成元年５４トχ日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、扉に設けた商品サンプルの展示部において、扉の表
   面から内側に向って、扉の表面の一部をなし印刷表示を
   全くまたは殆ど有さない透明板と、商品サンプルと、ボ
   トラー名、商標等を表示し透光性を有する着脱自在な意
   匠パネルと、光源とを、順次配したことを特徴とする自
   動販売機。