JPH0226307A - 2サイクルエンジンのクランク軸 - Google Patents
2サイクルエンジンのクランク軸Info
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- JPH0226307A JPH0226307A JP17434588A JP17434588A JPH0226307A JP H0226307 A JPH0226307 A JP H0226307A JP 17434588 A JP17434588 A JP 17434588A JP 17434588 A JP17434588 A JP 17434588A JP H0226307 A JPH0226307 A JP H0226307A
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- JP
- Japan
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- crank
- crank weight
- circumferential surface
- outer circumferential
- crankshaft
- Prior art date
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Links
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- 230000006835 compression Effects 0.000 abstract description 9
- 238000007906 compression Methods 0.000 abstract description 9
- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 19
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
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- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、自動二輪車等に搭載される2サイクルエン
ジンのクランク軸に関する。
ジンのクランク軸に関する。
(従来の技術)
上記クランク軸には軽量化を図るため、このクランク軸
の内部に空洞を設けたものがある。これには、従来、例
えば実開昭59−24524号公報で示されるものがあ
る。これによれば、クランク軸の軸方向におけるクラン
クウェイトの端面に肉抜き部が形成され、同上クランク
ウェイトの端面な全体的に覆う蓋体により上記肉抜き部
が密閉され、これによってクランク軸の内部に空洞が形
成されている。
の内部に空洞を設けたものがある。これには、従来、例
えば実開昭59−24524号公報で示されるものがあ
る。これによれば、クランク軸の軸方向におけるクラン
クウェイトの端面に肉抜き部が形成され、同上クランク
ウェイトの端面な全体的に覆う蓋体により上記肉抜き部
が密閉され、これによってクランク軸の内部に空洞が形
成されている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、上記構成における蓋体は板金製であり、この
ような板金製の平板体には、通常、大きい誤差が生じる
ものである。そこで、これに対処するため、上記蓋体の
外面と、この外面に沿って回動する連接棒の回動軌跡と
の隙間を十分に大きくする必要が生じる。しかし、この
蓋体はクランクウェイトの端面な全体的に覆っている関
係で、面積の広いものである。よって、上記のように隙
間を大きくとると、この隙間における空間部の容積が太
き(なり、これは次のような不都合を生じる。
ような板金製の平板体には、通常、大きい誤差が生じる
ものである。そこで、これに対処するため、上記蓋体の
外面と、この外面に沿って回動する連接棒の回動軌跡と
の隙間を十分に大きくする必要が生じる。しかし、この
蓋体はクランクウェイトの端面な全体的に覆っている関
係で、面積の広いものである。よって、上記のように隙
間を大きくとると、この隙間における空間部の容積が太
き(なり、これは次のような不都合を生じる。
即ち、2サイクルエンジンでは、吸入された混合気は、
まず、クランクケースの内面とピストンとで囲まれた予
圧室において下降してくるビストンにより一次圧縮され
、その後、燃焼室に送り込まれるようになっている。
まず、クランクケースの内面とピストンとで囲まれた予
圧室において下降してくるビストンにより一次圧縮され
、その後、燃焼室に送り込まれるようになっている。
上記の場合、エンジンの性能をより向上させる一つの手
段として、予圧室内の容積をできるだけ小さくして一次
圧縮の圧縮比を高めることが行われるが、前記したよう
に隙間における空間部の容積が大きくなると、この予圧
室の容積が大きくなってしまい、これは上記の意図に反
することとなって好ましくない。
段として、予圧室内の容積をできるだけ小さくして一次
圧縮の圧縮比を高めることが行われるが、前記したよう
に隙間における空間部の容積が大きくなると、この予圧
室の容積が大きくなってしまい、これは上記の意図に反
することとなって好ましくない。
また、上記従来構成における蓋部はクランクウェイトの
端面な全体的に覆っているために、この蓋部にはクラン
クビンの挿通用孔を設ける必要があるなど、構成が複雑
になるという不都合もある。
端面な全体的に覆っているために、この蓋部にはクラン
クビンの挿通用孔を設ける必要があるなど、構成が複雑
になるという不都合もある。
(発明の目的)
この発明は、上記のような事情に注目してなされたもの
で、予圧室の容積をできるだけ小さくしてエンジンの性
能を効果的に向上させるようにし、かつ、これを簡単な
構成によって達成することを目的とする。
で、予圧室の容積をできるだけ小さくしてエンジンの性
能を効果的に向上させるようにし、かつ、これを簡単な
構成によって達成することを目的とする。
(発明の構成)
上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするところ
は、クランク主軸に取り付けられるクランクウェイトを
上記クランク主軸に一体成形される円板状のクランクウ
ェイト本体と、このクランクウェイト本体の外周面に外
嵌される環状体とで構成し、上記クランクウェイト本体
の外周面に周溝を形成してこの周溝を上記環状体で密閉
した点にある。
は、クランク主軸に取り付けられるクランクウェイトを
上記クランク主軸に一体成形される円板状のクランクウ
ェイト本体と、このクランクウェイト本体の外周面に外
嵌される環状体とで構成し、上記クランクウェイト本体
の外周面に周溝を形成してこの周溝を上記環状体で密閉
した点にある。
(作 用)
上記構成による作用は次の如くである。
クランクウェイト本体17の外周面17aには周溝21
が形成され、この周溝21は環状体22により閉じられ
ている。このため、クランクウェイト本体17の内部に
空洞部が形成され、これによってクランク軸4の軽量化
が図られている。
が形成され、この周溝21は環状体22により閉じられ
ている。このため、クランクウェイト本体17の内部に
空洞部が形成され、これによってクランク軸4の軽量化
が図られている。
上記の場合、クランクウェイト本体17はクランク主軸
15に一体成形されており、その軸方向における各端面
17bはクランク主軸15の外周面に連続して高精度に
機械加工される部分となっている。また、このクランク
ウェイト本体17の各端面17bはクランク主軸15の
軸方向におけるクランクウェイト16の各端面のほとん
どを構成することから、この各端面の成形誤差は小さく
抑えることができる。
15に一体成形されており、その軸方向における各端面
17bはクランク主軸15の外周面に連続して高精度に
機械加工される部分となっている。また、このクランク
ウェイト本体17の各端面17bはクランク主軸15の
軸方向におけるクランクウェイト16の各端面のほとん
どを構成することから、この各端面の成形誤差は小さく
抑えることができる。
よっす、クランクウェイト16の端面と予圧室6の内面
との隙間や、同上クランクウェイト16の端面と連接棒
5の回動軌跡との隙間は十分に狭くすることができ、よ
って、その分、予圧室6の容積を小さくすることができ
る。
との隙間や、同上クランクウェイト16の端面と連接棒
5の回動軌跡との隙間は十分に狭くすることができ、よ
って、その分、予圧室6の容積を小さくすることができ
る。
また、環状体22はクランクウェイト16の外周部のみ
を構成するものであって、従来のようにクランクビン1
9を考慮した形状にする必要はない、よって、クランク
軸4は簡単な構成にすることができる。
を構成するものであって、従来のようにクランクビン1
9を考慮した形状にする必要はない、よって、クランク
軸4は簡単な構成にすることができる。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第1図において、1は2サイクルのエンジンで、このエ
ンジンlは自動二輪車に搭載されている。
ンジンlは自動二輪車に搭載されている。
2はクランクケースで、このクランクケース2内には、
左右一対の軸受3.3により、クランク軸4がその軸心
6回りに回動自在に支承されている。そして、図示しな
いピストンとこのクランク軸4とが連接棒5で連結され
ており、エンジン1の作動によるピストンの上下往復動
に伴って上記連接棒5の大端部5aがクランク軸4の軸
心6回りを回動し、これによりクランク軸4が駆動され
る。上記の場合、クランクケース2とピストンとで囲ま
れる空間が混合気を一次圧縮するための予圧室6となっ
ている。
左右一対の軸受3.3により、クランク軸4がその軸心
6回りに回動自在に支承されている。そして、図示しな
いピストンとこのクランク軸4とが連接棒5で連結され
ており、エンジン1の作動によるピストンの上下往復動
に伴って上記連接棒5の大端部5aがクランク軸4の軸
心6回りを回動し、これによりクランク軸4が駆動され
る。上記の場合、クランクケース2とピストンとで囲ま
れる空間が混合気を一次圧縮するための予圧室6となっ
ている。
上記クランク軸4の右端には減速小歯車7がスプライン
嵌合してナツト8によりねじ止めされている。
嵌合してナツト8によりねじ止めされている。
上記クランクケース2には動力伝達装置10が連設され
ている。この動力伝達装置10は上記クランクケース2
に一体成形される動力伝達ケース11と、この動力伝達
ケース11に内布されエンジンlからの動力を図示しな
い後輪に変速可変に伝達する歯車変速機構12と、この
歯車変速機構12を変速操作するための変速操作手段1
3と、上記エンジンlから歯車変速機構12への動力伝
達を断接する摩擦クラッチ14とを備えている。
ている。この動力伝達装置10は上記クランクケース2
に一体成形される動力伝達ケース11と、この動力伝達
ケース11に内布されエンジンlからの動力を図示しな
い後輪に変速可変に伝達する歯車変速機構12と、この
歯車変速機構12を変速操作するための変速操作手段1
3と、上記エンジンlから歯車変速機構12への動力伝
達を断接する摩擦クラッチ14とを備えている。
第1図から第3図により、上記クランク軸4について詳
しく説明する。
しく説明する。
このクランク軸4はその軸心C上に位置する左右一対の
クランク主軸15.15を有し、この両クランク主軸1
5.15の対向端にはそれぞれ円板状のクランクウェイ
ト16が設けられる。このクランクウェイト16は上記
クランク主軸15の対向端に一体成形されたクランクウ
ェイト本体17を有している。これら各クランクウェイ
ト本体17の外周面17aの軸心は、第2図で示すよう
にクランク主軸15の軸心Cと平行で、これとはわずか
に偏心した軸心C′上にある。また、上記クランク主軸
15の軸方向におけるクランクウェイト本体17の各端
面17bは上記各軸心C9C′に直交する面上にある。
クランク主軸15.15を有し、この両クランク主軸1
5.15の対向端にはそれぞれ円板状のクランクウェイ
ト16が設けられる。このクランクウェイト16は上記
クランク主軸15の対向端に一体成形されたクランクウ
ェイト本体17を有している。これら各クランクウェイ
ト本体17の外周面17aの軸心は、第2図で示すよう
にクランク主軸15の軸心Cと平行で、これとはわずか
に偏心した軸心C′上にある。また、上記クランク主軸
15の軸方向におけるクランクウェイト本体17の各端
面17bは上記各軸心C9C′に直交する面上にある。
そして、これらクランクウェイト本体17の外周面17
aや端面17bはクランク主軸15の外周面に連続して
高精度に機械加工されている。
aや端面17bはクランク主軸15の外周面に連続して
高精度に機械加工されている。
上記クランクウェイト16の径方向において、上記クラ
ンク主軸15の軸心C位置から延びクランクウェイト本
体17の外周面17aの軸心C′を通る延長線上にクラ
ンクビン支持孔18が形成されている。そして、クラン
クビン19の各端が上記クランクビン支持孔18にそれ
ぞれ嵌入して固着されている。
ンク主軸15の軸心C位置から延びクランクウェイト本
体17の外周面17aの軸心C′を通る延長線上にクラ
ンクビン支持孔18が形成されている。そして、クラン
クビン19の各端が上記クランクビン支持孔18にそれ
ぞれ嵌入して固着されている。
上記クランクウェイト本体17の外周面17aには周溝
21が形成されている。この周溝21は断面が矩形状を
なし、その深さはクランクウェイト本体17の周方向で
クランクビン支持孔18に近づくに従い浅くなり、この
クランクビン支持孔18の近くで消滅している。
21が形成されている。この周溝21は断面が矩形状を
なし、その深さはクランクウェイト本体17の周方向で
クランクビン支持孔18に近づくに従い浅くなり、この
クランクビン支持孔18の近くで消滅している。
また、上記周溝21を密閉する環状体22が設けられる
。この環状体22は全て機械加工されたもので、その内
周面22aは上記クランクウェイト本体17の外周面1
7aに合致した形状であり、この環状体22にクランク
ウェイト本体17が圧入されている。そして、この環状
体22の内周面22aが上記周溝21を閉じている。
。この環状体22は全て機械加工されたもので、その内
周面22aは上記クランクウェイト本体17の外周面1
7aに合致した形状であり、この環状体22にクランク
ウェイト本体17が圧入されている。そして、この環状
体22の内周面22aが上記周溝21を閉じている。
上記クランクウェイト本体17の外周面17aの一端縁
にはっは部17cが一体成形され、方、環状体22の内
周面22aの一端縁には上記つば部17cに嵌合する凹
部22bが形成されている。そして、上記したように環
状体22にクランクウェイト本体17を圧入するとき、
上記つば部17cと凹部22bとを嵌合させれば、この
両者に所定の位置決めができるようになっている。
にはっは部17cが一体成形され、方、環状体22の内
周面22aの一端縁には上記つば部17cに嵌合する凹
部22bが形成されている。そして、上記したように環
状体22にクランクウェイト本体17を圧入するとき、
上記つば部17cと凹部22bとを嵌合させれば、この
両者に所定の位置決めができるようになっている。
上記クランク主軸15の軸方向におけるクランクウェイ
ト本体17と環状体22の各端面は互いに面一となって
おり、また、・環状体22の外周面22cの軸心は同上
クランク主軸15と同軸上に位置している。
ト本体17と環状体22の各端面は互いに面一となって
おり、また、・環状体22の外周面22cの軸心は同上
クランク主軸15と同軸上に位置している。
上記のように形成されたクランクウェイト16はその外
面が全て機械加工されており、つまり高精度に仕上げら
れている。このため、その各外面は予圧室6の内面や連
接棒5の回動軌跡に十分接近させられており、これによ
り、予圧室6の容積ができるだけ小さくなされている。
面が全て機械加工されており、つまり高精度に仕上げら
れている。このため、その各外面は予圧室6の内面や連
接棒5の回動軌跡に十分接近させられており、これによ
り、予圧室6の容積ができるだけ小さくなされている。
次に、第1図により前記歯車変速機構12について説明
する。
する。
この歯車変速機構12は動力伝達ケースll内に互いに
平行に支承される入力軸25と出力軸26とを有し、こ
の両軸25.26上には互いに噛み合う歯車群27が支
持されている。
平行に支承される入力軸25と出力軸26とを有し、こ
の両軸25.26上には互いに噛み合う歯車群27が支
持されている。
前記摩擦クラッチ14の駆動側29は上記入力軸25に
遊転自在に支承され、この駆動側29には前記減速小歯
車7に噛み合う減速大歯車3oが取り付けられている。
遊転自在に支承され、この駆動側29には前記減速小歯
車7に噛み合う減速大歯車3oが取り付けられている。
また、上記摩擦クラッチ14の従動側31は同上入力軸
25に取り付けられている。そして、ライダーの操作に
より摩擦クラッチ14が摩擦接合したときには、クラン
ク軸4側から減速小歯車7や減速大歯車30を介して入
力軸25側に動力が伝達される。
25に取り付けられている。そして、ライダーの操作に
より摩擦クラッチ14が摩擦接合したときには、クラン
ク軸4側から減速小歯車7や減速大歯車30を介して入
力軸25側に動力が伝達される。
前記変速操作手段13は動力伝達ケース11内に回転自
在に支承されるカム筒体33を有し、このカム筒体33
は図示しない足踏式のチェンジレバ−に連動連結されて
いる。34はシフトフォーりで、このシフトフォーク3
4は動力伝達ケース11に支持されたシフトフォーク軸
35上に設けられている。このシフトフォーク34の一
端は前記歯車群27のうちの摺動歯車27aに係合して
おり、他端は上記カム筒体33の外周面に形成されたカ
ム満33aに係合している。
在に支承されるカム筒体33を有し、このカム筒体33
は図示しない足踏式のチェンジレバ−に連動連結されて
いる。34はシフトフォーりで、このシフトフォーク3
4は動力伝達ケース11に支持されたシフトフォーク軸
35上に設けられている。このシフトフォーク34の一
端は前記歯車群27のうちの摺動歯車27aに係合して
おり、他端は上記カム筒体33の外周面に形成されたカ
ム満33aに係合している。
上記カム筒体33を回動させると、シフトフォーク34
がカム満33aの内側壁に押動されて、図中矢印で示す
ように摺動する。すると、このシフトフォーク34が上
記摺動歯車27aを摺動させて歯車群27同士の噛み合
い状態を変化させ、これにより所望の変速状態が得られ
るようになっている。そして、カム筒体33への操作に
より所望の変速状態を得れば、入力軸25側の動力は所
望状態に変速されて出力軸26側に伝達され、この動力
は更にチェーン伝動手段37を介して後輪に伝達される
。
がカム満33aの内側壁に押動されて、図中矢印で示す
ように摺動する。すると、このシフトフォーク34が上
記摺動歯車27aを摺動させて歯車群27同士の噛み合
い状態を変化させ、これにより所望の変速状態が得られ
るようになっている。そして、カム筒体33への操作に
より所望の変速状態を得れば、入力軸25側の動力は所
望状態に変速されて出力軸26側に伝達され、この動力
は更にチェーン伝動手段37を介して後輪に伝達される
。
ところで、従来では、上記シフトフォーク軸35は動力
伝達ケース11に固定され、このシフトフォーク軸35
に対しシフトフォーク34が軸方向摺動自在に支承され
ている。しかし、この実施例では、シフトフォーク軸3
5は動力伝達ケース11に摺動自在に支承され、このシ
フトフォーク軸35とシフトフォーク34とが一体成形
されており、つまり、この一体化により部品点数の減少
が図られている。なお、36はブツシュである。
伝達ケース11に固定され、このシフトフォーク軸35
に対しシフトフォーク34が軸方向摺動自在に支承され
ている。しかし、この実施例では、シフトフォーク軸3
5は動力伝達ケース11に摺動自在に支承され、このシ
フトフォーク軸35とシフトフォーク34とが一体成形
されており、つまり、この一体化により部品点数の減少
が図られている。なお、36はブツシュである。
(発明の効果)
この発明によれば、クランク主軸に取り付けられるクラ
ンクウェイトを上記クランク主軸に一体成形される円板
状のクランクウェイト本体と、このクランクウェイト本
体の外周面に外嵌される環状体とで構成し、上記クラン
クウェイト本体の外周面に周溝を形成してこの周溝を上
記環状体で密閉したため、クランクウェイト本体はクラ
ンク主軸に一体成形されており、その軸方向における各
端面はクランク主軸の外周面に連続して高精度に機械加
工される部分となっている。また、このクランクウェイ
ト本体の各端面はクランク主軸の軸方向におけるクラン
クウェイトの各端面のほとんどを構成することから、こ
の各端面の成形誤差は、従来、この部分を板金製とした
ことに比較して小さく抑えられる。
ンクウェイトを上記クランク主軸に一体成形される円板
状のクランクウェイト本体と、このクランクウェイト本
体の外周面に外嵌される環状体とで構成し、上記クラン
クウェイト本体の外周面に周溝を形成してこの周溝を上
記環状体で密閉したため、クランクウェイト本体はクラ
ンク主軸に一体成形されており、その軸方向における各
端面はクランク主軸の外周面に連続して高精度に機械加
工される部分となっている。また、このクランクウェイ
ト本体の各端面はクランク主軸の軸方向におけるクラン
クウェイトの各端面のほとんどを構成することから、こ
の各端面の成形誤差は、従来、この部分を板金製とした
ことに比較して小さく抑えられる。
よって、クランクウェイトの端面と予圧室の内面との隙
間や、同上クランクウェイトの端面と連接棒の回動軌跡
との隙間を十分に狭くして、予圧室の容積を小さくする
ことができる。この結果、−次圧縮の圧縮比を高めてエ
ンジンの性能を効果的に向上させることができる。
間や、同上クランクウェイトの端面と連接棒の回動軌跡
との隙間を十分に狭くして、予圧室の容積を小さくする
ことができる。この結果、−次圧縮の圧縮比を高めてエ
ンジンの性能を効果的に向上させることができる。
また、環状体はクランクウェイトの外周部のみを構成す
るものであって、従来のようにクランクビンを考慮した
形状にする必要はない、よって、上記のようにエンジン
の性能を向上させるものでありながら、このクランク軸
は簡単な構成にすることができる。
るものであって、従来のようにクランクビンを考慮した
形状にする必要はない、よって、上記のようにエンジン
の性能を向上させるものでありながら、このクランク軸
は簡単な構成にすることができる。
図はこの発明の実施例を示し、第1図は全体断面図、第
2図は第1図のII −II線矢視一部所面図、第3図
は第2図の■r−nt線矢視断面図である。 ・クランク軸、6・・予圧室、15・・クランク主軸、
16・・クランクウェイト、17・・クランクウェイト
本体、21・・周溝、22・・環状体、C・・軸心。
2図は第1図のII −II線矢視一部所面図、第3図
は第2図の■r−nt線矢視断面図である。 ・クランク軸、6・・予圧室、15・・クランク主軸、
16・・クランクウェイト、17・・クランクウェイト
本体、21・・周溝、22・・環状体、C・・軸心。
Claims (1)
- 1、クランク主軸に取り付けられるクランクウェイトを
上記クランク主軸に一体成形される円板状のクランクウ
ェイト本体と、このクランクウェイト本体の外周面に外
嵌される環状体とで構成し、上記クランクウェイト本体
の外周面に周溝を形成してこの周溝を上記環状体で密閉
した2サイクルエンジンのクランク軸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17434588A JPH0226307A (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | 2サイクルエンジンのクランク軸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17434588A JPH0226307A (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | 2サイクルエンジンのクランク軸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0226307A true JPH0226307A (ja) | 1990-01-29 |
Family
ID=15977019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17434588A Pending JPH0226307A (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | 2サイクルエンジンのクランク軸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0226307A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5418563U (ja) * | 1978-07-13 | 1979-02-06 |
-
1988
- 1988-07-12 JP JP17434588A patent/JPH0226307A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5418563U (ja) * | 1978-07-13 | 1979-02-06 |
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