JPH02263068A - 二重効用吸収式冷凍機 - Google Patents

二重効用吸収式冷凍機

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JPH02263068A
JPH02263068A JP8617489A JP8617489A JPH02263068A JP H02263068 A JPH02263068 A JP H02263068A JP 8617489 A JP8617489 A JP 8617489A JP 8617489 A JP8617489 A JP 8617489A JP H02263068 A JPH02263068 A JP H02263068A
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liquid separator
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Katsuhiko Uenishi
上西 勝彦
Toshihiro Ishibashi
石橋 敏宏
Satoshi Naito
佐登志 内藤
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高温再生器から凝縮器への冷媒供給路に気液
分離器と低温再生器を設け、前記高温再生器、気液分離
器及び低温再生器に対して吸収器を吸収液循環路で接続
した二重効用吸収式冷凍機に関する。
〔従来の技術〕
従来、第2図に示すように、高温再生器(31)からの
冷媒蒸気と吸収液を分離して、冷媒蒸気と吸収液を各別
の流路(32) 、 (33)で低温再生器(34)に
供給するための気液分離器(35)、加熱管(36)内
の冷媒蒸気でケース(37)内の吸収液を加熱して、冷
媒液を流路(38)でかつ冷媒蒸気を流路(39)で凝
縮器(40)に供給すると共に、吸収液を流路(41)
で吸収器(42)に供給する低温再生器(34)、及び
、吸収器(42)を、互に別体に形成して別の位置に設
けていた。
尚、(43)は蒸発器、(44)は低温熱交換器、(4
5)は高温熱交換器である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、気液分離器(35)と低温再生器(34)と吸
収器(42)が各別に形成されているために設備全体が
大型化し、また、ケース(37)内に加熱管(36)を
設けた構成のために低温再生器(34)が大型で複雑な
構造になり、−層の改良の余地があった。
本発明の目的は、気液分離器と低温再生器と吸収器の合
理的構成により設備全体の小型化及び低温再生器の小型
化と簡略化を図り、しかも、そのことによる低温再生器
と吸収器の機能低下を簡単な手段で防止する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴構成は、気液分離器を縦型円筒形に形成し
、縦型円筒形の気液分離器の周部に低温再生器を配置し
、気液分離器と低温再生器とを区画する隔壁を、気液分
離器内の冷媒蒸気で低温再生器内の吸収液を加熱するた
めの伝熱壁に形成し、低温再生器の周部に吸収器を配置
し、低温再生器と吸収器の間に断熱用空隙を形成したこ
とにあり、その作用効果は次の通りである。
〔作 用〕
気液分離器の周部に低温再生器を、かつ、低温再生器の
周部に吸収器を、夫々同芯状に配置することによって、
前述従来技術のように気液分離器と低温再生器と吸収器
を別々に配置するよりも設備全体を十分に小型化できる
また、気液分離器を縦型円筒形にして、気液分離器と低
温再生器の間の隔壁を冷媒蒸気による吸収液加熱のため
の伝熱壁に形成することによって、前述従来技術では必
要であった低温再生器の加熱管を省略しながら、冷媒蒸
気による吸収液加熱を十分に実現でき、加熱管省略で低
温再生器を小型化できると共に簡単な構造にできる。
そして、縦型円筒形の気液分離器の周部に低温再生器を
配置するから、必要容積の割には水平断面積が小さい低
温再生器を、設備高さを抑えながら形成でき、したがっ
て、低温再生器内の吸収液をそれからの冷媒蒸気発生に
伴う気泡ポンプ作用で十分な高さに上昇でき、吸収式冷
凍機の運転を吸収液揚送用電動ポンプ無しで良好に実行
できる。
他方、高温になる低温再生器からその周部の低温になる
吸収器に熱が付与されると、低温再生器の熱ロスにより
冷媒蒸発機能が低下すると共に、吸収器の昇温により冷
媒吸収機能が低下する欠点を派生するが、本発明によれ
ば、低温再生器と吸収器の間に断熱用空隙を形成してあ
るから、低温再生器の熱ロスを十分に無くして良好な冷
媒蒸発機能を発揮させることができ、かつ、吸収器の昇
温を十分に抑制して良好な冷媒吸収機能を発揮させるこ
とができる。また、断熱材を利用するよりも構造の簡略
化やコストダウンを図れる。
〔発明の効果〕
その結果、設備の小型化で据付に要する面積や高さを十
分に減少できると共に、低温再生器の構造簡略化でコス
ト低減を図れ、さらに簡単安価に低温再生器と吸収器の
機能低下を防止できる、−段と優れた二重効用吸収式冷
凍機を提供できるようになった。
〔実施例〕
次に、第1図により実施例を示す。
バーナ(B)で吸収液を加熱する高温再生器(1)の上
方に、縦型円筒形に形成した気液分離器(2)を配置し
、気液分離器(2)の周部に縦型の低温再生器(3)を
配置し、低温再生器(3)の周部に縦型の吸収器(4)
を配置し、吸収器(4)の周部で下方に蒸発器(5)を
かつ上方に凝縮器(6)を配置してある。
冷媒蒸気と吸収液の上昇流路(7)で高温再生器(1)
に気液分離器(2)を接続し、吸収液供給路(8)で気
液分離器(2)に低温再生器(3)の下部を接続し、低
温再生器(3)の上部に連通ずる気液分離部(9)に、
吸収器(4)の上部の吸収液撒布具(10)を吸収液供
給路(11)で接続し、ポンプ付の吸収液供給路(12
)で吸収器(4)の下部に高温再生器(1)を接続して
ある。
つまり、吸収液を高温再生器(1)→気液分離器(2)
→低温再生器(3)→吸収器(4)→高温再生器(1)
の順に循環させるようにしてある。
低温再生器(3)から吸収器(4)への吸収液により、
吸収器(4)からの吸収液を加熱する低温熱交換器(1
9)を設け、気液分離器(2)から低温再生器(3)へ
の吸収液により、低温熱交換器(19)から高温再生器
(1)への吸収液を加熱する高温熱交換器(20)を設
けである。
気液分離器(2)と低温再生器(3)を区画する隔壁(
13)を、気液分離器(2)内の冷媒蒸気で低温再生器
(3)内の吸収液を加熱するための伝熱壁に形成し、隔
壁(13)の内面での凝縮により発生した冷媒液を隔壁
(13)と内筒(14)の間の冷媒液受部に流下させる
ように構成してある。
気液分離器(2)の冷媒液受部に凝縮器(6)を冷媒液
供給路(15)で接続し、低温再生器(3)の気液分離
部(9)に凝縮器(6)を冷媒蒸気供給路(16)で接
続し、凝縮器(6)の下部に蒸発器(5)の冷媒液撒布
具(17)を冷媒液供給路(18)で接続し、蒸発器(
5)と吸収器(4)を連通してある。
吸収器(4)内の冷却コイル(21)を冷却水供給源(
22)に接続し、凝縮器(6)内の冷却コイル(23)
を吸収器(4)内の冷却コイル(21)に接続してある
。蒸発器(5)内の被冷却用コイル(24)と冷却対象
(25)を熱運搬流体の循環路(26)で接続してある
つまり、高温再生器(1)で吸収液から発生した冷媒蒸
気を気液分離器(2)に送って低温再生器(3)との熱
交換により隔壁(13)の内面で凝縮させ、気液分離器
(2)から凝縮器(6)に冷媒液を送り、また、低温再
生器(3)で吸収液から発生した冷媒蒸気を気液分離部
(9)から凝縮器(6)に送るようにしてある。そして
、凝縮器(6)において冷却コイル(23)の作用で冷
媒蒸気を凝縮させ、凝縮器(6)から蒸発器(5)に送
った冷媒液を被冷却用コイル(24)の作用で蒸発させ
、蒸発器(5)から吸収器(4)に送った冷媒蒸気を吸
収液に吸収させ、その吸収による熱を冷却コイル(21
)の作用で取出し、もって、冷媒を循環させるようにし
てある。
その結果、冷却対象(25)からの入熱が、蒸発器(5
)から吸収器(4)に送られた後、冷却コイル(21)
の作用で冷却水に付与されて外部放出されるのである。
低温再生器(3)と吸収器(4)の間に断熱用空隙(2
7)を形成し、断熱用空隙(27)の上部と下部を蓋体
(28) 、 (29)で閉塞し、下部の蓋体(29)
に内圧変化防止用の小孔(30)を形成し、90”C′
〜120°C程度の高温になる低温再生器(3)から4
0°C程度の低温になる吸収器(4)への熱の付与を断
熱用空隙(27)の作用で阻止して、低温再生器(3)
の冷媒蒸発機能及び吸収器(4)の冷媒吸収機能を良好
に維持できるようにしてある。
〔別実施例〕
次に別実施例を説明する。
蒸発器(5)、凝縮器(6)を気液分離器(2)、低温
再生器(3)及び吸収器(4)とは別体で別置きにして
もよい。
冷却水供給源(22)はクーリングクワ−1天然冷水供
給源、低温排水供給源など適当に選定できる。
冷却対象は冷房空間などいかなるものでもよい。
冷媒や吸収液の種類は公知のものから適当に選定すれば
よい。
気液分離器(2)や低温再生器(3)や吸収器(4)を
縦型円筒形に形成するに、形状や寸法は冷凍能力や設置
条件などに見合って適当に設定すればよく、上下に細長
い状態であればよい。
気液分離器(2)と低温再生器(3)の間の隔壁(13
)は、熱伝導率の高い材料が望ましく、また伝熱フィン
などの伝熱面積増大手段を内外面の一方又は両方に付設
したものでもよい。
高温再生器(1)の加熱源は温排水や電熱など適当に選
択できる。
断熱用空隙(27)は密閉してほぼ真空状態にしてもよ
い。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す概念図である。 第2図は従来例の概念図である。 (1)・・・・・・高温再生器、(2)・・・・・・気
液分離器、(3)・・・・・・低温再生器、(4)・・
・・・・吸収器、(6)・・・・・・凝縮器、(13)
・・・・・・隔壁、(27)・・・・・・断熱用空隙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 高温再生器(1)から凝縮器(6)への冷媒供給路に気
    液分離器(2)と低温再生器(3)を設け、前記高温再
    生器(1)、気液分離器(2)及び低温再生器(3)に
    対して吸収器(4)を吸収液循環路で接続した二重効用
    吸収式冷凍機であって、 前記気液分離器(2)を縦型円筒形に形成し、前記縦型
    円筒形の気液分離器(2)の周部に前記低温再生器(3
    )を配置し、 前記気液分離器(2)と前記低温再生器(3)とを区画
    する隔壁(13)を、前記気液分離器(2)内の冷媒蒸
    気で前記低温再生器(3)内の吸収液を加熱するための
    伝熱壁に形成し、 前記低温再生器(3)の周部に前記吸収器(4)を配置
    し、 前記低温再生器(3)と前記吸収器(4)の間に断熱用
    空隙(27)を形成してある二重効用吸収式冷凍機。
JP1086174A 1989-04-04 1989-04-04 二重効用吸収式冷凍機 Expired - Fee Related JPH0754214B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04116354A (ja) * 1990-09-07 1992-04-16 Hitachi Ltd 二重効用吸収冷温水機
JP2012137257A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Sanyo Electric Co Ltd 排ガス熱回収器及び吸収式冷凍機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04116354A (ja) * 1990-09-07 1992-04-16 Hitachi Ltd 二重効用吸収冷温水機
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