JPS6119407Y2 - - Google Patents

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JPS6119407Y2
JPS6119407Y2 JP6741582U JP6741582U JPS6119407Y2 JP S6119407 Y2 JPS6119407 Y2 JP S6119407Y2 JP 6741582 U JP6741582 U JP 6741582U JP 6741582 U JP6741582 U JP 6741582U JP S6119407 Y2 JPS6119407 Y2 JP S6119407Y2
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JP
Japan
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refrigerant
generator
rectifier
evaporator
gas
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JP6741582U
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JPS58169460U (ja
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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水素等の不活性ガスを利用して冷媒を
蒸発せしめる所謂拡散吸収式冷却装置の改良構成
に関する。
従来此種拡散吸収式冷却装置は例えばアンモニ
ア溶液を冷媒溶液として用い不活性ガスとして水
素ガス等を用い、加熱手段によつて加熱され発生
器内に於いて発生した冷媒ガスを精溜器及び凝縮
器で液化冷媒とし、蒸発器内に導入して水素ガス
中で蒸発せしめ、その時に生ずる吸熱作用によつ
て冷却を行なうものである。その後蒸発器内の冷
媒ガスと水素ガスは混合ガス導管を自重で降下し
て受液器を通り吸収器を上昇する。この時吸収器
内は冷媒稀溶液が流下しておりこの稀溶液に前述
の混合ガス中の冷媒ガスが吸収される。この様に
冷却サイクル内のガスや溶液の循環は重力に依存
しており従つて冷却能力を上げる為に蒸発器等を
大きくすると必然的に冷却装置全体の縦寸法が大
きくなる。ここで所謂チエストタイプ冷蔵庫等の
上開き冷蔵庫では縦寸法の拡大には使用上限度が
有り、従つて前述の説明からこの様な冷蔵庫では
必要に応じて冷却能力を大きく出来無い欠点が有
つた。
本考案は上記欠点に鑑みて成されたものであり
以下図面に従つて実施例を説明する。1は上方に
開口する所謂チエストタイプの冷蔵庫本体であ
り、冷蔵庫本体1背壁には本案の拡散吸収式冷却
装置2が設置されている。3は発生器であり内部
に図示しないポンプ管を有する内管を収納してお
り、内管は受液器4に連通している。内管の周囲
空間は冷媒稀溶液輸送管5と連通しており液熱交
換器6で内管内の冷媒濃溶液とその周囲の冷媒稀
溶液とが熱交換を行なう。7は加熱手段としての
電気ヒータ装置であり発生器3に熱伝導的に配設
される。8は図示しないガスバーナ、石油バーナ
等の煙管でありこれも発生器3に熱伝導的に配設
され、加熱手段として作用する。電気ヒータ装置
7と煙管8は冷蔵庫が設置される箇所の電源の有
無によつて使い分けられ、電気ヒータ装置7、発
生器3、煙管8は共に断熱部材9によつて被覆さ
れ、加熱手段により発生した熱が発生器3以外に
放熱されるのを防止している。
発生器3の上部は二方に分岐して第1精溜器1
0と第2精溜器11へ連結され、第1精溜器10
は下方に屈曲して第1凝縮器12、第1冷媒液管
13、第1蒸発器14へと連結され、第1蒸発器
14は第1混合ガス導管15を経て受液器4へと
連通する。一方第2精溜器11は第2凝縮器1
6、第2冷媒液管17、第2蒸発器18へと連結
せられ、第2蒸発器18は第2混合ガス導管19
を経て受液器4へと連通される。第1蒸発器14
と第2蒸発器18は冷蔵庫本体1の内箱20の対
向する両側壁の外側である断熱材21側に熱伝導
的に配設される。22は冷媒ガス及び不活性ガス
としての水素ガスとの混合ガス中の冷媒ガスを稀
溶液輸送管5から供給される冷媒稀溶液に吸収せ
しめる為の吸収器であり下端は受液器4に連通
し、上端は両蒸発器14,18に連通され、吸収
器22の発生器3内の冷媒稀溶液水準と同高さの
部分に稀溶液輸送管5が開口する。
以上の構成で動作を説明すると加熱手段によつ
て加熱された発生器3内では冷媒溶液が気化し冷
媒ガスと水蒸気との混合状態で上昇し二方向に分
かれて第1、第2精溜器10,11に入りここで
水蒸気は液化して発生器3へ流下し冷媒ガスのみ
となつて第1、第2凝縮器12,16へ流入しこ
こで冷却された液化冷媒となる。第1凝縮器12
内の液化冷媒は第1冷媒液管13を通つて第1蒸
発器14に入りここで吸収器22より上昇して来
る水素ガス中で蒸発する。その後第1蒸発器14
内の冷媒ガスと水素ガスの混合ガスは自重で第1
混合ガス導管15内を流下して受液器4に入る。
一方、第2精溜器16内の液化冷媒は第2冷媒液
管17を通つて第2蒸発器18内に入つて蒸発し
冷媒ガスと水素ガスとの混合状態で第2混合ガス
導管19内を流下して受液器4に入る。受液器4
内に入つた混合ガスは再び吸収器22内を上昇し
つつ、流下して来る冷媒稀溶液に冷媒ガスが吸収
されて濃溶液となつて受液器4に戻り受液器4内
の濃溶液は図示しない内管を通つて発生器3に至
る。上記循環の内第1、第2蒸発器14,18内
の液化冷媒の蒸発時の吸熱作用によつて内箱20
内は冷却されるものである。ここで第1、第2蒸
発器14,18は同高さに位置せしめるものと
し、又両精溜器10,11や凝縮器12,16を
適当に設定し、それによつて両蒸発器14,18
の冷却能力の均一化を計り、又冷却装置2全体の
冷媒等の循環も円滑になる様にする。これよつて
内箱20内は発生器3、加熱手段、受液器4等が
通常の冷却装置一台分でありながら2台分の冷却
を受ける事になる。
本考案は以上の如く構成した事により蒸発器を
大容量として縦寸法を大きくしなくても冷却能力
を向上させる事が出来ると共に発生器、加熱手
段、受液器、吸収器等は冷却装置一台分で済むか
ら経済的であり、又、冷却能力に比して冷却装置
の大きさも小型化出来る。更に発生器や加熱手段
が単一である事によつて冷却装置を複数設ける物
に比して温度制御が簡単となる時、実用的効果の
大なるものである。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の実施例を示すもので第1図は冷
却装置を設置した冷蔵庫の背面図、第2図は第1
図のA−A′線断面図である。 3……発生器、4……受液器、7……電気ヒー
タ装置、8……煙管、10,11……第1、第2
精溜器、12,16……第1、第2凝縮器、1
4,18……第1、第2蒸発器、22……吸収
器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱手段を熱伝導的に配設した発生器と、該発
    生器内の冷媒稀溶液を供給される吸収器と、前記
    発生器へ冷媒濃溶液を供給する受液器と、前記発
    生器上方に接続される第1精溜器及び第2精溜器
    と、前記第1精溜器に連結される第1凝縮器及び
    第1蒸発器と、前記第2精溜器に連結される第2
    凝縮器及び第2蒸発器とから成る拡散吸収式冷却
    装置。
JP6741582U 1982-05-08 1982-05-08 拡散吸収式冷却装置 Granted JPS58169460U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6741582U JPS58169460U (ja) 1982-05-08 1982-05-08 拡散吸収式冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6741582U JPS58169460U (ja) 1982-05-08 1982-05-08 拡散吸収式冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58169460U JPS58169460U (ja) 1983-11-11
JPS6119407Y2 true JPS6119407Y2 (ja) 1986-06-11

Family

ID=30077244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6741582U Granted JPS58169460U (ja) 1982-05-08 1982-05-08 拡散吸収式冷却装置

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JP (1) JPS58169460U (ja)

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Publication number Publication date
JPS58169460U (ja) 1983-11-11

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