JPH02262376A - 不揮発生半導体メモリ装置およびその製造方法 - Google Patents
不揮発生半導体メモリ装置およびその製造方法Info
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- JPH02262376A JPH02262376A JP8357289A JP8357289A JPH02262376A JP H02262376 A JPH02262376 A JP H02262376A JP 8357289 A JP8357289 A JP 8357289A JP 8357289 A JP8357289 A JP 8357289A JP H02262376 A JPH02262376 A JP H02262376A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、浮遊ゲートと制御ゲートを有するメモリセル
を用いた不揮発性半導体メモリ装置に関する。
を用いた不揮発性半導体メモリ装置に関する。
(従来の技術)
EEFROMの分野で浮遊ゲートを持つMO5FET構
造のメモリセルを用いた紫外線消去型の不揮発性半導体
メモリ装置が知られている。
造のメモリセルを用いた紫外線消去型の不揮発性半導体
メモリ装置が知られている。
EFROMの中で、電気的書き替えを可能としたものは
EEFROMとして知られている。
EEFROMとして知られている。
トンネル電流を利用して浮遊ゲートと基板間電荷の°授
受を行うEEFROMのメモリセルには、チャネル領域
上全面にトンネル電流が流れ得る薄いゲート絶縁膜を形
成して浮遊ゲートを設けたFETMO3型と、特定の書
き替え領域にのみトンネル電流が流れ得る薄いゲート絶
縁膜を形成したP L O,T OX型とがある。
受を行うEEFROMのメモリセルには、チャネル領域
上全面にトンネル電流が流れ得る薄いゲート絶縁膜を形
成して浮遊ゲートを設けたFETMO3型と、特定の書
き替え領域にのみトンネル電流が流れ得る薄いゲート絶
縁膜を形成したP L O,T OX型とがある。
第3図(a) (b)は、従来のF E TMOS型メ
モリセルの構造を隣接する2セル部分について示す。
モリセルの構造を隣接する2セル部分について示す。
Si基板1上に素子分離絶縁膜2が形成され、この素子
分離絶縁膜2で囲まれた領域に第1ゲート絶縁膜3を介
して第1層多結晶シリコン膜からなる浮遊ゲート4が形
成されている。浮遊ゲート4は一部素子分離絶縁膜2上
に延在するようにパターン形成されている。浮遊ゲート
4上にはさらに第2ゲート絶縁膜5を介して第2層多結
晶シリコン膜からなる制御ゲートが積層形成されている
。
分離絶縁膜2で囲まれた領域に第1ゲート絶縁膜3を介
して第1層多結晶シリコン膜からなる浮遊ゲート4が形
成されている。浮遊ゲート4は一部素子分離絶縁膜2上
に延在するようにパターン形成されている。浮遊ゲート
4上にはさらに第2ゲート絶縁膜5を介して第2層多結
晶シリコン膜からなる制御ゲートが積層形成されている
。
メモリセルをビット線に接続するための選択ゲート7は
、例えば浮遊ゲート4と制御ゲート6の形成工程で同時
に形成される。制御ゲート6および選択ゲート7をマス
クとして不純物がイオン注入されてソース、ドレインと
なるn+型層8が形成されている。
、例えば浮遊ゲート4と制御ゲート6の形成工程で同時
に形成される。制御ゲート6および選択ゲート7をマス
クとして不純物がイオン注入されてソース、ドレインと
なるn+型層8が形成されている。
このメモリセルは、浮遊ゲートの電子の帯電状態に応じ
て異なるしきい値を“0”9 “1°に対応させること
により情報を不揮発に記憶する。浮遊ゲート4に電子を
注入するには、制御ゲート6に20V程度の高電圧を印
加し、ドレインをOVとして基板からのF−Nトンネリ
ングを利用する。
て異なるしきい値を“0”9 “1°に対応させること
により情報を不揮発に記憶する。浮遊ゲート4に電子を
注入するには、制御ゲート6に20V程度の高電圧を印
加し、ドレインをOVとして基板からのF−Nトンネリ
ングを利用する。
これによりメモリセルのしきい値は正方向に移動する。
浮遊ゲートの電子を基板に放出させるには、制御ゲート
をOvとし、ドレインに20V程度の高電圧を印加して
、やはりF−Nトンネリングを生じさせる。これらの動
作の一方がデータ書き込みに、他方がデータ消去に用い
られる。
をOvとし、ドレインに20V程度の高電圧を印加して
、やはりF−Nトンネリングを生じさせる。これらの動
作の一方がデータ書き込みに、他方がデータ消去に用い
られる。
以上の動作において、制御ゲートに高電圧を印加して電
子を浮遊ゲートに注入する際、効率よく電子注入を行わ
せるには、容量分圧により決まる浮遊ゲートの電位があ
る程度以上高いことが必要である。そのために浮遊ゲー
トとII御ゲート間の容量が大きいことが望ましく、そ
の様な条件を満たすように浮遊ゲートの一部を素子分離
領域上に延在させているのである。
子を浮遊ゲートに注入する際、効率よく電子注入を行わ
せるには、容量分圧により決まる浮遊ゲートの電位があ
る程度以上高いことが必要である。そのために浮遊ゲー
トとII御ゲート間の容量が大きいことが望ましく、そ
の様な条件を満たすように浮遊ゲートの一部を素子分離
領域上に延在させているのである。
一方、制御ゲートに印加する高電圧はできるだけ小さい
ほうが、素子の耐圧が小さくてすみ微細化ができるため
好ましい。しかし実際には、浮遊ゲートと制御ゲート間
の結合容量をそれ程大きくとることができないため、2
0V程度の高い高電圧が必要であり、従って素子の耐圧
を十分なものとし、またメモリセルアレイを十分小型化
することができない、という問題があった。
ほうが、素子の耐圧が小さくてすみ微細化ができるため
好ましい。しかし実際には、浮遊ゲートと制御ゲート間
の結合容量をそれ程大きくとることができないため、2
0V程度の高い高電圧が必要であり、従って素子の耐圧
を十分なものとし、またメモリセルアレイを十分小型化
することができない、という問題があった。
(発明が解決しようとする課8)
以上のように従来の浮遊ゲートと制御ゲートを持つ不揮
発性半導体メモリセルは、書き替えに使用する制御電圧
を低くしてしかもメモリセル占有面積を小さくすること
が難しい、という問題があった。
発性半導体メモリセルは、書き替えに使用する制御電圧
を低くしてしかもメモリセル占有面積を小さくすること
が難しい、という問題があった。
本発明は、この様な問題を解決した不揮発性半導体メモ
リ装置およびその製造方法を提供することを目的とする
。
リ装置およびその製造方法を提供することを目的とする
。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明に係る不揮発性半導体メモリ装置は、半導体基板
上にゲート絶縁膜を介して浮遊ゲートと制御ゲートが積
層形成され、浮遊ゲートの一部が素子分離領域上に延在
するMOSFET構造を有し、制御ゲートが、素子分離
領域上で浮遊ゲートの下に埋め込まれて浮遊ゲートの底
面にゲート絶縁膜を介して対抗する部分を有することを
特徴とする。
上にゲート絶縁膜を介して浮遊ゲートと制御ゲートが積
層形成され、浮遊ゲートの一部が素子分離領域上に延在
するMOSFET構造を有し、制御ゲートが、素子分離
領域上で浮遊ゲートの下に埋め込まれて浮遊ゲートの底
面にゲート絶縁膜を介して対抗する部分を有することを
特徴とする。
本発明の方法はこの様なメモリ装置を製造するに当たっ
て、半導体基板上に選択的に素子分離絶縁膜を形成し、
素子形成領域に第1ゲート絶縁膜を介して一部素子分離
絶縁膜上に延在する浮遊ゲートを形成した後、浮遊ゲー
トをマスクとして用いて前記素子分離絶縁膜をエツチン
グして前記浮遊ゲートの底部表面が露出するように素子
分離絶縁膜表面に凹部を形成する。そして浮遊ゲートの
表面に第2ゲート絶縁膜を形成した後、浮遊ゲート上に
積層されてパターン形成され、一部前記素子分離絶縁股
上の凹部内に埋め込まれて浮遊ゲートの底面に対抗する
部分を有する制御ゲートを形成する。
て、半導体基板上に選択的に素子分離絶縁膜を形成し、
素子形成領域に第1ゲート絶縁膜を介して一部素子分離
絶縁膜上に延在する浮遊ゲートを形成した後、浮遊ゲー
トをマスクとして用いて前記素子分離絶縁膜をエツチン
グして前記浮遊ゲートの底部表面が露出するように素子
分離絶縁膜表面に凹部を形成する。そして浮遊ゲートの
表面に第2ゲート絶縁膜を形成した後、浮遊ゲート上に
積層されてパターン形成され、一部前記素子分離絶縁股
上の凹部内に埋め込まれて浮遊ゲートの底面に対抗する
部分を有する制御ゲートを形成する。
(作用)
本発明によれば、制御ゲートの一部が浮遊ゲートの下に
回り込んだ状態で浮遊ゲートの底面にも対抗するため、
浮遊ゲートを素子分離領域に大きく延在させなくても浮
遊ゲートと制御ゲート間の容量を大きいものとすること
ができる。従って書き替え時に制御ゲートに印加する電
圧を従来より低くすることができる。また以上により素
子の微細化も可能になる。更に書き替え時の電圧を低く
てできる結果、周辺回路の設計も容易になり、周辺回路
の耐圧を低くすることや面積を小さくすることも可能に
なる。
回り込んだ状態で浮遊ゲートの底面にも対抗するため、
浮遊ゲートを素子分離領域に大きく延在させなくても浮
遊ゲートと制御ゲート間の容量を大きいものとすること
ができる。従って書き替え時に制御ゲートに印加する電
圧を従来より低くすることができる。また以上により素
子の微細化も可能になる。更に書き替え時の電圧を低く
てできる結果、周辺回路の設計も容易になり、周辺回路
の耐圧を低くすることや面積を小さくすることも可能に
なる。
また本発明の方法は、浮遊ゲートをパターン形成した後
、これをマスクとして用いて素子分離絶縁膜をエツチン
グして凹部を形成し、その後制御ゲートを一部凹部に埋
め込まれるように形成する。
、これをマスクとして用いて素子分離絶縁膜をエツチン
グして凹部を形成し、その後制御ゲートを一部凹部に埋
め込まれるように形成する。
従って従来の工程に格別複雑な工程を付加することなく
、優れた不揮発性半導体メモリを得ることができる。ま
た本発明によれば、浮遊ゲートをマスクとして素子分離
絶縁膜に四部を形成した後、イオン注入を行って素子分
離領域に高濃度のチャネルストッパ層を形成することが
できる。従って素子分離絶縁膜形成工程である高温熱酸
化工程によりチャネルストッパ層の不純物の横方向へし
み出すという問題がなくなる。これは、チャネルストッ
パ層の不純物濃度を従来より低くできることを意味し、
またメモリセル間の分離幅を狭くして高集積化ができる
ことを意味する。
、優れた不揮発性半導体メモリを得ることができる。ま
た本発明によれば、浮遊ゲートをマスクとして素子分離
絶縁膜に四部を形成した後、イオン注入を行って素子分
離領域に高濃度のチャネルストッパ層を形成することが
できる。従って素子分離絶縁膜形成工程である高温熱酸
化工程によりチャネルストッパ層の不純物の横方向へし
み出すという問題がなくなる。これは、チャネルストッ
パ層の不純物濃度を従来より低くできることを意味し、
またメモリセル間の分離幅を狭くして高集積化ができる
ことを意味する。
(実施例)
以下、本発明の詳細な説明する。
第1図(a) (b)は、一実施例のEEPROMの隣
接する2セル部分の構造を示す平面図とそのA−A’断
面図である。p型St基板11に素子分離絶縁膜12が
形成され、素子領域に第1ゲート絶縁膜13を介して第
1層多結晶シリコン膜による浮遊ゲート14が形成され
ている。浮遊ゲート14は一部素子分離領域上に延在し
ている。浮遊ゲート14上には更に第2ゲート絶縁膜1
8を介゛して第2層多結晶シリコン膜による制御ゲート
19が形成されている。選択ゲート22は、浮遊ゲート
14および制御ゲート19と同時に2層多結晶シリコン
膜をパターン形成して得られる。これらのゲート電極を
マスクとして不純物をイオン注入してソース、ドレイン
となるn+型層23が形成されている。
接する2セル部分の構造を示す平面図とそのA−A’断
面図である。p型St基板11に素子分離絶縁膜12が
形成され、素子領域に第1ゲート絶縁膜13を介して第
1層多結晶シリコン膜による浮遊ゲート14が形成され
ている。浮遊ゲート14は一部素子分離領域上に延在し
ている。浮遊ゲート14上には更に第2ゲート絶縁膜1
8を介゛して第2層多結晶シリコン膜による制御ゲート
19が形成されている。選択ゲート22は、浮遊ゲート
14および制御ゲート19と同時に2層多結晶シリコン
膜をパターン形成して得られる。これらのゲート電極を
マスクとして不純物をイオン注入してソース、ドレイン
となるn+型層23が形成されている。
素子分離絶縁膜12の表面には凹部17が形成され、こ
の凹部17内には制御ゲート19と連続する多結晶シリ
コン膜19′が埋め込まれて、これが浮遊ゲート14の
底面に対抗している。素子分離絶縁膜12の下にはチャ
ネルストッパ層として全体に比較的低濃度のp型層20
と、中央部に高濃度のp+型層21とが形成されている
。
の凹部17内には制御ゲート19と連続する多結晶シリ
コン膜19′が埋め込まれて、これが浮遊ゲート14の
底面に対抗している。素子分離絶縁膜12の下にはチャ
ネルストッパ層として全体に比較的低濃度のp型層20
と、中央部に高濃度のp+型層21とが形成されている
。
第2図を参照して製造工程を説明する。第2図(a)〜
(e)は、そのメモリセル部の第1図(b)に対応する
製造工程断面図である。まず第2図(a)に示すように
、通常のLOCOS法により素子分離領域に8000人
程度0熱酸化膜からなる素子分離絶縁膜12を形成する
。この時同時にチャネルストッパとなる低濃度のp型層
20を形成する。
(e)は、そのメモリセル部の第1図(b)に対応する
製造工程断面図である。まず第2図(a)に示すように
、通常のLOCOS法により素子分離領域に8000人
程度0熱酸化膜からなる素子分離絶縁膜12を形成する
。この時同時にチャネルストッパとなる低濃度のp型層
20を形成する。
次に素子形成領域に熱酸化によってトンネル電流が流れ
得る100人程人程第1ゲート絶縁膜13を形成した後
、浮遊ゲート14となるリンを含む第1層多結晶シリコ
ン膜を堆積する。
得る100人程人程第1ゲート絶縁膜13を形成した後
、浮遊ゲート14となるリンを含む第1層多結晶シリコ
ン膜を堆積する。
次に、第2図(b)に示すように、浮遊ゲート14を隣
接するセル間で分離するために、スリット16を有する
フォトレジスト・パターン15を形成し、このフォトレ
ジスト・パターン15を用いて第1層多結晶シリコン膜
を反応性イオンエツチングにより選択エツチングする。
接するセル間で分離するために、スリット16を有する
フォトレジスト・パターン15を形成し、このフォトレ
ジスト・パターン15を用いて第1層多結晶シリコン膜
を反応性イオンエツチングにより選択エツチングする。
続いてHFを含む溶液を用いて素子分離絶縁膜12の表
面をスリット16部から等方的にエツチングして凹部1
7を形成する。素子分離絶縁膜12は例えば3000人
程度人程ようにする。その後、スリット16を介してボ
ロンをイオン注入して、素子分離絶縁膜12下の中央部
に高濃度のチャネルストッパ層としてp+型層21を形
成する。
面をスリット16部から等方的にエツチングして凹部1
7を形成する。素子分離絶縁膜12は例えば3000人
程度人程ようにする。その後、スリット16を介してボ
ロンをイオン注入して、素子分離絶縁膜12下の中央部
に高濃度のチャネルストッパ層としてp+型層21を形
成する。
次に第2図(C)に示すように、フォトレジストを除去
して熱酸化を行って、浮遊ゲート14の表面(土面2側
面および底面)に約400人の第2ゲート絶縁膜18を
形成する。その後、減圧CVD法を用いて約4000人
の第2層多結晶シリコン膜を堆積する。減圧CVD法を
用いることによって、浮遊ゲート14の下にも多結晶シ
リコン膜19′が回り込んで凹部17が埋め込まれる。
して熱酸化を行って、浮遊ゲート14の表面(土面2側
面および底面)に約400人の第2ゲート絶縁膜18を
形成する。その後、減圧CVD法を用いて約4000人
の第2層多結晶シリコン膜を堆積する。減圧CVD法を
用いることによって、浮遊ゲート14の下にも多結晶シ
リコン膜19′が回り込んで凹部17が埋め込まれる。
その後、通常の工程にしたがってレジスト・パターンを
形成し、第2層多結晶シリコン膜、その下の絶縁膜、さ
らにその下の第1層多結晶シリコン膜を順次選択エツチ
ングして、制御ゲート19および浮遊ゲート14をパタ
ーン形成する。さらに不純物をイオン注入してソース、
ドレイン領域のn+型層を形成する。最後に必要な金属
配線を形成する。
形成し、第2層多結晶シリコン膜、その下の絶縁膜、さ
らにその下の第1層多結晶シリコン膜を順次選択エツチ
ングして、制御ゲート19および浮遊ゲート14をパタ
ーン形成する。さらに不純物をイオン注入してソース、
ドレイン領域のn+型層を形成する。最後に必要な金属
配線を形成する。
こうしてこの実施例によれば、制御ゲートを浮遊ゲート
の底面にも対抗させているから、制御ゲートと浮遊ゲー
ト間の結合容量を十分大きいものとすることができる。
の底面にも対抗させているから、制御ゲートと浮遊ゲー
ト間の結合容量を十分大きいものとすることができる。
これにより、書替え時に制御ゲートに印加する高電圧を
従来より低くすることかできる。このことは、素子の微
細化を容易にする。また浮遊ゲートを素子分離領域上に
大きく延在させる必要がなく、従ってメモリセルの占有
面積を小さくすることができる。
従来より低くすることかできる。このことは、素子の微
細化を容易にする。また浮遊ゲートを素子分離領域上に
大きく延在させる必要がなく、従ってメモリセルの占有
面積を小さくすることができる。
またこの実施例の方法によれば、−見複雑な構造が格別
複雑な工程を付加することなく実現することができる。
複雑な工程を付加することなく実現することができる。
素子分離絶縁膜形成後に素子分離領域中央部に高濃度の
チャネルストッパ層を形成することができるのも有利で
ある。これによりチャネ/l/ストッパ層の不純物のし
み出しも抑制されるからである。そしてその結果として
、セル間の距離を従来より小さくすることができ、メモ
リセルアレイの高密度化が図られる。
チャネルストッパ層を形成することができるのも有利で
ある。これによりチャネ/l/ストッパ層の不純物のし
み出しも抑制されるからである。そしてその結果として
、セル間の距離を従来より小さくすることができ、メモ
リセルアレイの高密度化が図られる。
本発明は上記実施例に限られない。例えば第1図の構造
を実現するための第2図の方法では、素子分離絶縁膜に
形成した四部17に埋め込まれる多結晶シリコン膜19
′を制御ゲート19と同じ多結晶シリコン膜としたが、
これは別工程により形成することもできる。具体的には
例えば、浮遊ゲート14を形成する前に素子分離絶縁膜
12上に四部を形成して第1層多結晶シリコン膜をこの
四部に埋込み形成し、その後第2層多結晶シリコン膜に
より浮遊ゲート14を形成し、第3層多結晶シリコン膜
により制御ゲート19を形成する、という工程を採用す
ることができる。この場合も凹部を形成した後、イオン
注入を行って高濃度のチャネルストッパを形成すること
ができる。層間絶縁膜としての第2ゲート絶縁膜18を
酸化膜と窒化膜の積層膜など多層膜とすることもできる
。
を実現するための第2図の方法では、素子分離絶縁膜に
形成した四部17に埋め込まれる多結晶シリコン膜19
′を制御ゲート19と同じ多結晶シリコン膜としたが、
これは別工程により形成することもできる。具体的には
例えば、浮遊ゲート14を形成する前に素子分離絶縁膜
12上に四部を形成して第1層多結晶シリコン膜をこの
四部に埋込み形成し、その後第2層多結晶シリコン膜に
より浮遊ゲート14を形成し、第3層多結晶シリコン膜
により制御ゲート19を形成する、という工程を採用す
ることができる。この場合も凹部を形成した後、イオン
注入を行って高濃度のチャネルストッパを形成すること
ができる。層間絶縁膜としての第2ゲート絶縁膜18を
酸化膜と窒化膜の積層膜など多層膜とすることもできる
。
制御ゲート19は、多結晶シリコン膜に代わって金属や
金属シリサイド、さらにシリサイドと多結晶シリコン膜
の組み合わせなどを利用することができる。これにより
制御ゲートの低抵抗化を図ることができる。制御ゲート
の低抵抗化は、とくにメモリを大容量化した場合(例え
ばIMビット以上)、メモリセルアレイ内でデコーダか
ら遠いセルのアクセスが高速に行えること、また長い制
御ゲート配線での電圧降下が小さくなって書き込みや消
去特性の向上が図れること、などの利点につながるので
重要である。
金属シリサイド、さらにシリサイドと多結晶シリコン膜
の組み合わせなどを利用することができる。これにより
制御ゲートの低抵抗化を図ることができる。制御ゲート
の低抵抗化は、とくにメモリを大容量化した場合(例え
ばIMビット以上)、メモリセルアレイ内でデコーダか
ら遠いセルのアクセスが高速に行えること、また長い制
御ゲート配線での電圧降下が小さくなって書き込みや消
去特性の向上が図れること、などの利点につながるので
重要である。
実施例では、FETMO3型メモリセル−個で1ビツト
とする場合を説明したが、複数個のメモリセルをソース
、ドレインを共用する形で直列接続してNAND型セル
を構成して、各NANDセル単位でビット線に接続する
メモリ構成とした場合も本発明は有効である。また本発
明はEEPROMに限らず、紫外線消去型のEPROM
にも同様に適用できる。またメモリセルがF E TM
OS型でなく、FLOTOX型の場合も同様に本発明を
適用することが可能である。
とする場合を説明したが、複数個のメモリセルをソース
、ドレインを共用する形で直列接続してNAND型セル
を構成して、各NANDセル単位でビット線に接続する
メモリ構成とした場合も本発明は有効である。また本発
明はEEPROMに限らず、紫外線消去型のEPROM
にも同様に適用できる。またメモリセルがF E TM
OS型でなく、FLOTOX型の場合も同様に本発明を
適用することが可能である。
[発明の効果コ
以上述べたように本発明によれば、浮遊ゲートと制御ゲ
ートの結合容量を占有面積を増大させることなく大きく
することができ、不揮発性半導体メモリの高性能化と高
集積化を図ることができる。
ートの結合容量を占有面積を増大させることなく大きく
することができ、不揮発性半導体メモリの高性能化と高
集積化を図ることができる。
第1図(a) (b)は本発明の一実施例のメモリセル
構造を示す平面図とそのA−A’断面図、第2図(a)
〜(C)はその製造工程を説明するための断面図、 第3図(a) (b)は従来のメモリセル構造を示す平
面図とそのA−A’断面図である。 11・・・p型Si基板、12・・・素子分離絶縁膜、
13・・・第1ゲート絶縁膜、14・・・浮遊ゲート、
15・・・フォトレジスト・パターン、16・・・スリ
ット、17・・・凹部、18・・・第2ゲート絶縁膜、
19・・・制御ゲート、19′・・・埋込み多結晶シリ
コン膜、20・・・p型層、21・・・p+型層、22
・・・選択ゲート、23・・・n゛型層
構造を示す平面図とそのA−A’断面図、第2図(a)
〜(C)はその製造工程を説明するための断面図、 第3図(a) (b)は従来のメモリセル構造を示す平
面図とそのA−A’断面図である。 11・・・p型Si基板、12・・・素子分離絶縁膜、
13・・・第1ゲート絶縁膜、14・・・浮遊ゲート、
15・・・フォトレジスト・パターン、16・・・スリ
ット、17・・・凹部、18・・・第2ゲート絶縁膜、
19・・・制御ゲート、19′・・・埋込み多結晶シリ
コン膜、20・・・p型層、21・・・p+型層、22
・・・選択ゲート、23・・・n゛型層
Claims (3)
- (1)半導体基板上にゲート絶縁膜を介して浮遊ゲート
と制御ゲートが積層形成され、浮遊ゲートの一部が素子
分離領域上に延在するMOSFET構造のメモリセルを
有する不揮発性半導体メモリ装置において、前記制御ゲ
ートは前記素子分離領域上で前記浮遊ゲートの下に埋め
込まれて浮遊ゲートの底面にゲート絶縁膜を介して対抗
する部分を有することを特徴とする不揮発性半導体メモ
リ装置。 - (2)半導体基板上に選択的に素子分離絶縁膜を形成す
る工程と、 前記半導体基板の素子形成領域に第1ゲート絶縁膜を介
して一部素子分離絶縁膜上に延在する浮遊ゲートを形成
する工程と、 前記浮遊ゲートをマスクとして用いて前記素子分離絶縁
膜をエッチングして前記浮遊ゲートの底部表面が露出す
るように素子分離絶縁膜表面に凹部を形成する工程と、 前記浮遊ゲートの表面に第2ゲート絶縁膜を形成する工
程と、 前記浮遊ゲート上に積層されてパターン形成され、一部
前記素子分離絶縁膜上の凹部内に埋め込まれて浮遊ゲー
トの底面に対抗する部分を有する制御ゲートを形成する
工程と、 を有することを特徴とする不揮発性半導体メモリ装置の
製造方法。 - (3)半導体基板上に選択的に素子分離絶縁膜を形成す
る工程と、 前記半導体基板の素子形成領域に第1ゲート絶縁膜を介
して一部素子分離絶縁膜上に延在する浮遊ゲートを形成
する工程と、 前記浮遊ゲートをマスクとして用いて前記素子分離絶縁
膜をエッチングして前記浮遊ゲートの底部表面が露出す
るように素子分離絶縁膜表面に凹部を形成する工程と、 前記浮遊ゲートをマスクとして不純物をイオン注入して
素子分離絶縁膜下にチャネルストッパ層を形成する工程
と、 前記浮遊ゲートの表面に第2ゲート絶縁膜を形成する工
程と、 前記浮遊ゲート上に積層されてパターン形成され、一部
前記素子分離絶縁膜上の凹部内に埋め込まれて浮遊ゲー
トの底面に対抗する部分を有する制御ゲートを形成する
工程と、 を有することを特徴とする不揮発性半導体メモリ装置の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8357289A JPH02262376A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 不揮発生半導体メモリ装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8357289A JPH02262376A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 不揮発生半導体メモリ装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02262376A true JPH02262376A (ja) | 1990-10-25 |
Family
ID=13806224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8357289A Pending JPH02262376A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 不揮発生半導体メモリ装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02262376A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990004416A (ko) * | 1997-06-27 | 1999-01-15 | 김영환 | 반도체 소자의 플래쉬 셀 제조방법 |
KR100470987B1 (ko) * | 1997-08-28 | 2005-07-05 | 삼성전자주식회사 | 저전압용비휘발성메모리장치및그제조방법 |
JP2009278098A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Hynix Semiconductor Inc | フラッシュメモリ素子及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP8357289A patent/JPH02262376A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990004416A (ko) * | 1997-06-27 | 1999-01-15 | 김영환 | 반도체 소자의 플래쉬 셀 제조방법 |
KR100470987B1 (ko) * | 1997-08-28 | 2005-07-05 | 삼성전자주식회사 | 저전압용비휘발성메모리장치및그제조방법 |
JP2009278098A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Hynix Semiconductor Inc | フラッシュメモリ素子及びその製造方法 |
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