JPH02262065A - 流速測定装置 - Google Patents

流速測定装置

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JPH02262065A
JPH02262065A JP8138589A JP8138589A JPH02262065A JP H02262065 A JPH02262065 A JP H02262065A JP 8138589 A JP8138589 A JP 8138589A JP 8138589 A JP8138589 A JP 8138589A JP H02262065 A JPH02262065 A JP H02262065A
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寛 向井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シート状レーザ光等のシート光により、流体
の流れの計411を行う流速測定装置に係り、特に2枚
のシート光を走査することにより流体の三次元の流れを
計測するために好適な流速測定装置に関する。
〔従来の技術〕
複数枚のシート光により流体の流れを計測する従来技術
は、例えば特開昭60−111165号公報に記載のよ
うに、一定間隔を持った2枚のシート光間を粒子が通過
する時間を測定するものであり、流体の流れの方向が決
まっている流体の測定を行うものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来技術は、渦の断面などの三次元性の強い複雑な
流れの計測に関しての配慮がなされておらず、定常な、
−次元的な流れしか測定できない問題があった。
本発明の目的は、三次元性の強い流れを短時間で計測可
能な流速測定装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的は、異なった波長の2枚のシート光を発生する
シート光発生装置と、前記2枚のシート光を相異なった
速度で走査するシート光走査装置と、流体と同一速度で
運動している粒子により得られる散乱光の異なった特定
の波長の光を撮影する2台1組の撮影装置と、前記2台
の撮影装置で撮影された画像より得られた粒子の軌跡の
長さを比較、演算する処理装置とを備えて構成したこと
により、達成される。
(作用〕 流体中の粒子と、シート光との相対速度の大小により、
撮影装置によって撮影される粒子の軌跡の長さが変化す
る。
そこで、本発明では異なる波長の2枚のシート光を相異
なる速度で走査させる。
ついで、各々のシート光が流体中の粒子に照射されたと
きに発生する散乱光を、2台の撮影装置でそれぞれ独立
に撮影する。
そして、前記2台の撮影装置で撮影された画像で得られ
た粒子の軌跡の長さを処理装置で比較。
演算することにより、粒子の速度を求めることができる
これにより、三次元性の強い流れを短時間で計測するこ
とが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図〜第7図により説明する
第1図は本発明流速測定装置の原理を示す図である。
この第1図に示す原理図では、2枚のシート光101a
、101bと、トレーサ粒子102と、2台の撮影装置
103a、103bと、撮影装置103a、103bに
設けたれたフィルタ104a 。
104bとを有している。
前記シート光101a、101bは、例えばそれぞれ異
なった波長のレーザ光であり、それぞれ速度Va 、V
bでX方向へ移動する。
前記トレーサ粒子102は、シート光を透過した時に、
散乱光を発生するもので、例えば2枚のシート光101
a、101bに、ある角度を持った速度vlIで運動し
ている。
前記撮影装置103a、103bは、例えばカメラであ
り、トレーサ粒子102の散乱光を撮影する。
前記フィルタ104a、104bのうちの、方のフィル
タ104aはシート光101bによる散乱光を透過させ
ないようになっており、他方のフィルタ104bはシー
ト光101aによる散乱光を透過させないようになって
いる。
第2図及び第3図は散乱光を撮影した画像を示す図であ
る。
この第2図及び第3図において、201aはシート光1
01aにより散乱光を撮影した画像、201bはシート
光101bによる散乱光を撮影した画像である。202
a、202bはトレーサ粒子の軌跡である。この第2図
に示した画像より流速を求める。
シート光の厚みをdとすると、トレーサ粒子がシート光
101a、101bを通過する時間ta。
tbは、それぞれ d  ・     d ta=       jb: v+ax−Va       ’    VIIX  
 Vbである。ゆえに、トレーサ粒子の軌跡202a。
202bの長さLa = Lbは、 d                  dLa=  
        8 vmyz   lb=     
      @  V+ayz’V@x    V@ 
                VIIX    V
l。
ただし%VIIF□=2−フとなる。
例えば、シート光の走査速度をVa =−Vb =Vs
 とすると、 V ax −V s           V 11x
 +  V 5であり、上式より L a + L b V wr x =          V sLa  
I−b が求まり、トレーサ粒子の軌跡202 a 、 202
bとシート光の厚さd、移動速度ValVbより三次元
の速度計測を行うことができる。
第4図は前記原理に基づく流速測定装置の一実施例を示
す斜視図である。
この第5図に示す実施例の流速測定装置は、測窓用風洞
301と、トラバース用レール302と、シート光発生
装置303と、撮影装置304と、2枚のシート光30
6a、306bと、制御装置307と、レーザ光源30
8とを備えて構成されている。
前記測定用風洞301の内部には、測定対象物305が
設置されており、この実施例の流速測定装置では、前記
測定対象物305の周りの気流を測定するようになって
いる。
前記トラバース用レール302上には、シート光発生装
置303が載置されている。
前記シート光発生袋@303は、2枚のシート光306
a、306bを発生する機能と、前記トラバース用リー
ル302上を移動するための駆動装置とを備えている。
前記撮影装置304は、2枚のシート光306a。
306bにより散乱光を発生するトレーサ粒子(第1図
中の符号102参照)の軌跡を撮影するようになってい
る。
前°記2枚のシート光306a、306bは、例えば相
異なった波長のレーザ光(青と緑)をシート状に拡げた
ものである。
前記制御装置307は、シート光発生装置303の制御
および撮影装置304から画像を受は取り、比較、演算
やデータの蓄積を行うようになっている。
前記レーザ光源308は、例えば相異なる2波長以上の
レーザ光を発振可能に構成され、このレーザ光源308
より発生したレーザ光は、光ファイバによりシート光発
生装置303へ導かれる。
第5図は撮影装置の構成を示す図である。
この第5図に示す撮影装置304は、レンズ401と、
選択色反射ミラー402と、全反射ミラー403と、2
台のテレビカメラ404a。
404bとを有して構成されている。
この撮影装置304において、トレーサ粒子の散乱光は
、レンズ401を経て平行光となり、選択色反射ミラー
402へ導かれる。
前記選択色反射ミラー402は、例えば青色のみ反射す
るものであり、このため青色の光は全反射ミラー403
により再び反射し、テレビカメラ404aへ導かれ、そ
れ以外の色(波長)の光はテレビカメラ404aへ導か
れる。
第6図はシート光発生装置の構成を示す図で、第4図に
示す測定対象物の位置より見上げた図である。
この第6図に示すシート光発生装置302は、駆動装置
501と、2条平行に設けられた直線移動機構502a
、502bと、各直線移動機構502a、502bに搭
載された直線移動テーブル503a、503bと、各直
線移動テーブル503a、503bに取り付けられた三
角柱ミラー504a、504bおよびシリンドリカルレ
ンズ505a、505bと、光ファイバ509に対峙さ
せて設けられたレンズ508と、選択色反射ミラー50
7と、全反射ミラー506とを有して構成されている。
前記駆動装置501は、外部より与えられた位置目標値
情報に追従してトラバース用レール302上を移動し、
シート光発生装置303を指定位置へ移動させる。
前記直線移動機構502a、502bは、外部より与え
られた速度目標値情報に従って直線移動テーブル503
a、503bを指定速度で直線移動させる。
前記三角柱ミラー504a、504bとシリンドリカル
レンズ505a、505bの組は、第6図の図上右側よ
り入射した平行光線をシリンドリカルレンズ505a、
505bによりシート状とし、三角柱ミラー504a、
504bにより垂直上向きに曲げ、垂直なシート光を生
成する。
前記光ファイバ509は、第4図に示すレーザ光源30
8から発せられた多色光(青と緑)のレーザ光をシート
光発生装置303に導き、前記レンズ508はそのレー
ザ光を集光し、前記選択色反射ミラー507と全反射ミ
ラー506とは前記レーザ光を青と緑に分離し、前記シ
リンドリカルレンズ505a、505bに導く。
第7図は制御装置の構成を示す図である。
この第7図に示す制御装置307は、中央処理装置60
1と、画像処理装置602a、602bと、コンソール
デイスプレィ603と、入力装置604と、記憶装置6
05と、移動制御装置606とを備えている。
前記中央処理装置601は、画像処理装置602a。
602bから画像信号を受は取り、2枚のシート光より
得られたトレーサ粒子の軌跡の長さを比較。
演算する。また、この中央処理装置601は各部に指令
を送る。
前記画像処理装置602a、602bは、テレビカメラ
404a、404bで捕えた画像信号をディジタル信号
に変換し、中央処理装置601で処理できるようにする
前記コンソールデイスプレィ603は、計測結果の表示
等に使用する。
前記入力装置604は、操作者により計81す開始の指
示等を与える。
前記記憶装置605は、計測結果の記録に使用する。
前記移動制御装置606は、シート光発生装置303に
対し、位置目標値や、シート光運動速度の指示を行う。
次に、前記実施測りかかる流速測定装置の動作について
説明する。
まず、操作者は制御装置307に対し、測定開始の指示
を与える。
制御装置307の指示により、シート光発生装置303
は測定位置まで移動する。次に制御装置307は、シー
ト光発生装置303内の直線移動機41502a、50
2bに対してそれぞれ異なった速度の速度指令値を与え
て、シート光306a。
306bを動かす。
レーザ光がトレーサ粒子(第1図の符号102参照)に
よって散乱され、得られる散乱光は、撮影装置304で
捕えられ、電気信号へ変換された後1画像処理装置60
2a、602bによりディジタル信号に変換される。
ついで、中央処理装置601では前記画像処理装置60
2a、602bからデータを受は取り。
前記第1図、第2図及び第3図の原理のところで説明し
た処理、演算を行い、速度データを求め、記憶装置60
5に記憶させて行く。
以上の処理を、シート光発生装置303を数カ所にわた
って移動させて行うことにより、三次元空間内の三次元
流れの測定を行うことができる。
以上の実施例においては、多色の光源を用い、光学的な
フィルタによって光を分離するようにしているが、光源
と撮影装置部分に、同期して動作する高速なシャッタを
付加することにより、光−色光源を用いてもフィルタを
付加したことと同等の機能を発揮させることができる。
また、本発明では2枚のシート光を交互に点灯するパル
ス状シート光とし、前記撮影装置304に対し、前記点
灯に同期して開閉するシャッタを設けてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明によれば、異なる波長の2枚のシー
ト光を相異なる速度で走査させ、各々のシート光が流体
中の粒子に照射されたときに発生する散乱光を2台の撮
影装置でそれぞれ独立に撮影し、その撮影された画像で
得られた粒子の軌跡の長さを処理装置で比較、演算する
ことにより、粒子の速度を求めるようにしているので、
三次元性の強い流れを短時間で計測し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明流速測定装置の原理を示す図、第2図及
び第3図は第1図に示す原理に基づき2台の撮影装置に
よって得られる画像情報を示す図、第4図は本発明の一
実施例を示す一部破断斜視図、第5図は第4図に示す実
施例における撮影装置の構成を示す図、第6図は同じく
シート光発生装置の構成を示す図、第7図は同じく制御
装置の構成を示す図である。 301・・・測定用風洞、302・・・トラバース用レ
ール、303・・・シート光発生装置、304・・・撮
影装置、305 ・・・測定対象物、306 a 、 
306 b −・シート光、307・・・制御装置、3
08・・・レーザ光源。 第 ! 第 凹 ′430 101L、、ZJ2b−−−kL−’ワ°l−%/lQ
へ、M−第 因 第 第 乙 a3 一−−L−1尤都i鏝! 15′ofl −一一先フマづノ\

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、異なつた波長の2枚のシート光を発生するシート光
    発生装置と、前記2枚のシート光を相異なつた速度で走
    査するシート光走査装置と、流体と同一速度で運動して
    いる粒子により得られる散乱光の異なつた特定の波長の
    光を撮影する2台1組の撮影装置と、前記2台の撮影装
    置で撮影された画像により得られた粒子の軌跡の長さを
    比較、演算する処理装置とを備えて構成したことを特徴
    とする流速測定装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005275305A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Tokyo Electric Power Co Inc:The 高速度連続撮影システム、高速度連続撮影方法、撮影画像偏差校正システム、撮影画像偏差校正方法、コンピュータプログラム、移動ベクトル算出システム、および移動ベクトル算出方法
JP2006300824A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Kansai Electric Power Co Inc:The 流体可視化計測装置および流体可視化計測方法
CN100442055C (zh) * 2005-06-10 2008-12-10 中国科学院空间科学与应用研究中心 一种微粒速度的激光散射测量系统
CN108918907A (zh) * 2018-05-21 2018-11-30 河海大学 一种声学多普勒流速仪自动采样装置及其采样方法

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