JPH02261505A - 凝集沈澱処理装置の薬注制御方法 - Google Patents

凝集沈澱処理装置の薬注制御方法

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Publication number
JPH02261505A
JPH02261505A JP8122489A JP8122489A JPH02261505A JP H02261505 A JPH02261505 A JP H02261505A JP 8122489 A JP8122489 A JP 8122489A JP 8122489 A JP8122489 A JP 8122489A JP H02261505 A JPH02261505 A JP H02261505A
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JP8122489A
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Kazuyuki Suzuki
鈴木 一如
Yoichi Ide
井出 洋一
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Ebara Corp
Ebara Research Co Ltd
Original Assignee
Ebara Research Co Ltd
Ebara Infilco Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、凝集沈澱処理装置の薬注制御方法に関し、特
に、(1)処理水濁度に関するファジィ集合と処理水濁
度の変化量もしくは変化率に関するファジィ集合と無機
凝集剤注入率の変更量もしくは変更率に関するファジィ
集合との間で成立する第1のファジィ規則に基づき処理
水濁度の計測値と処理水濁度の計測値から算出した処理
水濁度の変化量もしくは変化率の計算値とからファジィ
推論により無機凝集剤注入率の変更量もしくは変更率を
求め、かつ(11)無機凝集剤注入率の変更量もしくは
変更率に関するファジィ集合とフロックブランケット層
界面の上昇速度もしくは上昇所要時間に関するファジィ
集合と有機高分子凝集剤注入率の変更量もしくは変更率
に関するファジィ集合との間で成立する第2のファジィ
規則に基づき無機凝集剤注入率の変更量もしくは変更率
の推論値とフロックブランケット層界面の上昇速度もし
くは上昇所要時間の計算値とからファジィ推論により有
機高分子凝集剤注入率の変更量もしくは変更率を求め、
fiiil無機凝集剤注入率の変更量もしくは変更率の
推論値および有機高分子凝集剤注入率の変更量もしくは
変更率の推論値に応じて無機凝集剤注入率の現在値およ
び有機高分子凝集剤注入率の現在値とをそれぞれ変更し
、fivl無機凝集剤注入率の変更値および有機高分子
凝集剤注入率の変更値と原水流量の計測値とにしたがい
無機凝集剤の注入量および有機高分子凝集剤の注入量を
変更して原水に対し無機凝集剤および有機高分子凝集剤
を注入してなる凝集沈澱処理装置の薬注制御方法に関す
るものである。
[従来の技術] 従来、この種の凝集沈澱処理装置の薬注制御方法として
は、原水を分取し無機凝集剤および有機高分子凝集剤の
注入率を適宜に設定した試薬を添加注入して凝集沈澱試
験を回分式で実行することにより、無機凝集剤および有
機高分子凝集剤の最適の注入率を決定し、これに基づき
無機凝集剤および有機高分子凝集剤を原水に対して注入
するものが提案されていた。
[解決すべき問題点] しかしながら、従来の凝集沈澱処理装置の薬注制御方法
では、(i)無機凝集剤および有機高分子凝集剤の注入
率を決定するために実行される凝集沈澱試験に1回あた
り30〜90分を必要とする欠点があり、また(fit
最適の無機凝集剤あるいは有機高分子凝集剤の選定もし
くは無機凝集剤および有機高分子凝集剤の住人によって
生成した凝集体(すなわちフロック)の沈降速度の判定
などに熟練オペレータの経験が介在する欠点があり、結
果的に(iiil薬注制御の自動化に馴染まない欠点が
あった。
そこで本発明は、これらの欠点を除去してなる凝集沈澱
処理装置の薬注制御方法を提供せんとするものである。
(2)発明の構成 [問題点の解決手段〕 本発明により提供される問題点の解決手段は、「原水中
の懸濁質を凝集せしめて沈澱除去したのち処理水として
排出するために、原水に対し無機凝集剤および有機高分
子凝集剤を注入することにより沈澱槽でフロックブラン
ケット層を形成してなる凝集沈澱処理装置の薬注制御方
法において、 (a)原水流量計によって原水流量を計測する第1の工
程と、 (bl界面計によって沈澱槽のフロックブランケット層
界面を監視してお り、フロックブランケット層界面 を検知したとき検知信号を発生す る第2の工程と、 (c)処理水温度計によって処理水濁度を計測する第3
の工程と、 (d)第3の工程によって計測した処理水濁度の計測値
から処理水濁度の 変化量もしくは変化率を算出する 第4の工程と、 (el第2の工程によって発生した検知信号の発生時刻
と界面計の設定位 置とからフロックブランケット層 界面の上昇速度もしくは上昇所要 時間を算出する第5の工程と、 (fl処理水濁度に関するファジィ集合と処理水濁度の
変化量もしくは変 化率に関するファジィ集合と無機 凝集剤注入率の変更量もしくは変 更率に関するファジィ集合との間 で成立する第1のファジィ規則に 基づき、第3の工程によって計測 した処理水濁度の計測値と第4の 工程によって算出した処理水濁度 の変化量もしくは変化率の計算値 とから、ファジィ推論によって無 機凝集剤注入率の変更量もしくは 変更率を求める第6の工程と、 (g)無機凝集剤注入率の変更量もしくは変更率に関す
るファジィ集合と フロックブランケット層界面の上 弁速度もしくは上昇所要時間に関 するファジィ集合と有機高分子凝 集剤注入率の変更量もしくは変更 率に関するファジィ集合との間で 成立する第2のファジィ規則に基 づき、第6の工程で求めた無機凝 集剤注入率の変更量もしくは変更 率の推論値と第5の工程によって 算出したフロックブランケット層 界面の上昇速度もしくは上昇所要 時間の計算値とから、ファジィ推 論によって有機高分子凝集剤注入 率の変更量もしくは変更率を求め る第7の工程と、 (hl第6の工程によって求めた無機凝集剤注入率の変
更量もしくは変更 率の推論値に応じて無機凝集剤注 入率の現在値を変更し、無機凝集 剤注入率の変更値と第1の工程に よって計測した原水流量の計測値 とによって無機凝集剤の注入量を 決定し、原水に対して無機凝集剤 を注入する第8の工程と、 (it第7の工程によって求めた有機高分子凝集剤注入
率の変更量もしく は変更率の推論値に応じて有磯高 分子凝集剤注入率の現在値を変更 し、有機高分子凝集剤注入率の変 更値と第1の工程によって計測し た原水流量の計測値とによって有 機高分子凝集剤の注入量を決定 し、原水に対して有機高分子凝集 剤を注入する第9の工程と を備えてなることを特徴とする凝集沈澱処理装置の薬注
制御方法」 である。
[作用] 本発明にかかる凝集沈澱処理装置の薬注制御方法は、原
水中の懸濁質を凝集せしめて沈澱除去したのち処理水と
して排出するために、原水に対し無機凝集剤および有機
高分子凝集剤を注入することにより沈澱槽でフロックブ
ランケット層を形成してなる凝集沈澱処理装置の薬注制
御方法であって、[問題点の解決手段]の欄の(a)〜
fit項に列挙した第1ないし第9の工程を備えてなる
ことを特徴とするので、 (il原水に対する無機凝集剤および有機高分子凝集剤
の注入を自動化可能とする 作用 をなし、ひいては fiil原水の流量およびその水質の変化に即応してリ
アルタイムで無機凝集剤およ び有機高分子凝集剤の注入量を変更せ しめる作用 をなし、結果的に fiiil無機凝集剤および有機高分子凝集剤の注入量
を削減する作用 をなし、併せて (iv)原水の凝集沈澱処理を高精度化する作用 をなす。
[実施例] 次に、本発明にかかる凝集沈澱処理装置の薬注制御方法
ついて、その好ましい実施例を挙げ、具体的に説明する
。しかしながら、以下に説明する実施例は、本発明の理
解を容易化ないし促進化するために記載されるものであ
って、本発明を限定するために記載されるものではない
。換言すれば、以下に説明される実施例において開示さ
れる各要素は、本発明の精神ならびに技術的範囲に属す
る全ての設計変更ならびに均等物置換を含むものである
第1図は、本発明にかかる凝集沈澱処理装置の薬注制御
方法の一実施例によって薬注制御が実行されている凝集
沈澱処理装置を示す概念図である。
第2図fat〜telは、本発明にかかる凝集沈澱処理
装置の薬注制御方法の一実施例を説明するための第1の
動作説明図であって、それぞれ、■処理水濁度Nに関し
て作成された三角形のメンバーシップ関RL、、MA、
H,からなるファジィ集合Aと、■処理水濁度の変化速
度Sに関して作成された三角形のメンバーシップ関数L
 s、 M a、 Haからなるファジィ集合Bと、■
無機凝集剤注入率の変更率Pに関して作成された三角形
のメンバーシップ関数NBC,,NMc、ZOc、Pt
JIe、PB eからなるファジィ集合Cとを例示的に
示している。
第3図(at〜(clは、本発明にかかる凝集沈澱処理
装置の薬注制御方法の一実施例を説明するための第2の
動作説明図であって、それぞれ、■無機凝集剤注入率の
変更率Pに関して作成された三角形のメンバーシップ関
数り。、M、、HI、からなるファジィ集合りと、■フ
ロックブランケット層界面の上昇速度Qに関して作成さ
れた三角形のメンバーシップ関数L t、 M E+ 
Htからなるファジィ集合Eと、■有機高分子凝集剤注
入率の変更率Rに関して作成された三角形のメンバーシ
ップ関数NBF、NMF、ZOF、PMr、PB、から
なるファジィ集合Fとを例示的に示している。
第4図(a、)〜[elは1本発明にかかる凝集沈澱処
理装置の薬注制御方法の一実施例を説明するための第3
の動作説明図であって、第2図Tal〜(c)に示した
ファジィ集合A、〜、Cに関する第1表C示したファジ
ィ規則f11.〜.f1.に基づきファジィ推論を実行
し無機凝集剤注入率の変更率Pを決定する要領を例示的
に示している。
第5図(a、l〜(elは、本発明にかかる凝集沈澱処
理装置の薬注制御方法の一実施例を説明するための第4
の動作説明図であって、第3図(al〜(cl に示し
たファジィ集合り、〜、Fに関する第2表に示したファ
ジィ規則f28.〜.f1.に基づきファジィ推論を実
行し有機高分子凝集剤注入率の変更率Rを決定する要領
を例示的に示している。
第6図は、本発明にかかる凝集沈澱処理装置の薬注制御
方法の一実施例によって薬注制御が実行されている他の
凝集沈澱処理装置を示す概念図である。
まず、第1図を参照しつつ、本発明にかかる凝集沈澱処
理装置の薬注制御方法の一実施例について、それを実行
する凝集沈澱処理装置の構成を説明しながら、詳細に説
明する。ここでは説明を簡略とするために、水素イオン
濃度指数すなわちpHの調整は実行されないものとする
が、これが凝集体形成に必要な場合には、pH検知器な
どを適宜に配設して検知し、周知の要領で調整すればよ
い。
lOは、本発明にかかる凝集沈澱処理装置の薬注制御方
法によって薬注制御が実行される凝集沈澱処理装置であ
って、原水供給源(図示せず)から矢印A、で示すごと
く原水供給管11Aによって原水(たとえば下水あるい
は工場廃水などの懸濁水)が供給され貯留される原水貯
槽12と、原水貯槽12に貯留された原水に対し一端部
が浸漬された原水案内管11Bに対して配設されており
原水貯槽12から矢印A2で示すごとく原水を圧送する
ための原水圧送ポンプ13と、原水案内管11Bを介し
て原水圧送ポンプ13により圧送された原水が上部に対
して供給されたのち矢印A3で示すごとく重力作用によ
って流下するに際し無機凝集剤と撹拌混合され凝集体す
なわちフロックを生成し原水中の懸濁質を捕捉するため
の凝集槽14と、凝集体(すなわちフロック)を生成せ
しめるよう凝集槽14の上部に対して適当量の無機凝集
剤を注入するための無機凝集剤注入装置15と、凝集槽
14の下部に対し案内管11Gを介して下端部が連通さ
れており凝集槽14の下部から流出された懸濁水(以下
“凝集槽流出水”という)が矢印A4で示すごと(供給
される沈澱槽16と、凝集体の粒径な肥大せしめ(すな
わち造粒し)でその沈降速度を改善するよう沈澱槽16
の下端部近傍(たとえば案内管11cの下流側開口部の
近傍)に対して有機高分子凝集剤を注入するための有機
高分子凝集剤注入装置17と、原水案内管11Bに対し
て配設されており凝集槽14に対して供給される原水の
流量(以下“原水流量”ともいう)を計測するための原
水流量計18とを備えている。
沈澱槽16は、下部に配設されかつ外部の駆動源16A
によって緩慢に回転駆動されており下端部から上端部に
向けて矢印A6で示すごとく上昇する被処理水(すなわ
ち有機高分子凝集剤の注入された凝集槽流出水)を撹拌
して造粒すなわち凝集体の粒径な肥大化せしめるための
撹拌翼16Bと、撹拌翼16Bの撹拌に伴なう外力を受
けて互いに衝突し肥大化して矢印A、で示すごとく上昇
する凝集体すなわちフロックの滞留により攪拌翼16B
の上方に形成されたフロックブランケット層16Cの上
面(すなわち清澄な処理水層16Dとの界面;°゛フロ
ックブランケット層界面16E”ともいう)を検知する
ための界面計19と、上端部の処理水層160中に対し
て配設されておりフロックブランケット層16Cで凝集
体すなわちフロックが捕捉され除去されたのち矢印A、
で示すごとく上昇してきた清澄な処理水の濁度(以下゛
°処理水濁度”ともいう)を計測するための処理水温度
計20とを備えている。沈澱槽16には、上端部から矢
印A6で示すごと(溢れ出した処理水を矢印A、で示す
ごとく排出するための排出管11Dと、中間部のうち界
面計19から所定の距離だけ下方に離間した位置に対し
て開口されておりフロックブランケット層16cから凝
集体を矢印A8で示すごとく除去するための排出管11
Eと、界面計19の出力端に対して接続されており検知
信号が発生されるに応じて凝集体を排出するよう排出管
11Eに配設された開閉弁16Fを適宜に開放するため
の制御回路16Gとが配設されている。
凝集沈澱処理装置すは、また、原水流量計18の出力端
、界面計19の出力端および処理水温度計20の出力端
に対して第1ないし第3の入力端がそれぞれ接続されて
おり原水流量計18の計測した原水流量の計測値、界面
計19の発生したフロックブランケット層界面16Eの
検知信号および処理水温度計20の計測した処理水濁度
Nの計測値をそれぞれ適宜に増幅して出力するための増
幅回路21と、増幅回路21の第1の出力端に入力端が
接続されており増幅回路21から与えられた処理水濁度
Nの今回計測値と増幅回路21から先に与えられた処理
水濁度Nの前回計測値とを比較して処理水濁度Nの変化
量Sを算出するための演算回路22Aと、増幅回路21
の第2の出力端に入力端が接続されており増幅回路21
から与えられたフロックブランケット層界面16Eの検
知信号から後述の要領でフロックブランケット層界面1
6Eの上昇速度Qを算出するための他の演算回路22B
とを備えている。
凝集沈澱処理装置厘は、更に、増幅回路21の出力端お
よび演算回路22Aの出力端に対し第1および第2の入
力端がそれぞれ接続されかつ第3の入力端が設定回路2
3の第1の出力端に接続されており設定回路23に予め
記憶せしめられたファジィ親日11 (たとえば第1表
のファジィ規則で11.〜f、、)に基づき処理水濁度
Nの計測値と処理水濁度Nの計測値から算出した処理水
濁度Nの変化量Sの計算値とから無機凝集剤注入率の変
更率Pをファジィ推論により求めるためのファジィ推論
回路24と、ファジィ推論回路24の出力端と演算回路
22Bの出力端とに対し第1および第2の入力端がそれ
ぞれ接続されかつ第3の入力端が設定回路23の第2の
出力端に接続されており設定回路23に予め記憶せしめ
られている他のファジィ規則(たとえば第2表のファジ
ィ規則f21.〜.f2.)に基づきファジィ推論回路
24による無機凝集剤注入率の変更率Pの推論値とフロ
ックブランケット層界面16Eの上昇速度Qの計算値と
から有機高分子凝集剤注入率の変更率Rをファジィ推論
により求めるだめの他のファジィ推論回路25とを備え
ている。
ちなみに、演算回路22A、22B 、設定回路23お
よびファジィ推論回路24.25は、通常、コンピュー
タによって構成されている。また設定回路23は、ファ
ジィ推論回路24.25に組込まれていてもよい。
凝集沈澱処理装置耗は、加λて、ファジィ推論回路24
.25の出力端および増幅回路21の第3の出力端と無
機凝集剤注入装置15の第1.第2の入力端および有機
高分子凝集剤注入装置17の第1.第2の入力端との間
に配置されておりファジィ推論回路24.25によって
求められた無機凝集剤注入率の変更率Pの推論値および
有機高分子凝集剤注入率の変更率Rの推論値をそれぞれ
無機凝集剤注入装置15および有機高分子凝集剤注入装
置17に対して与えかつ増幅回路21から原水流量の計
測値を無機凝集剤注入装置15および有機高分子凝集剤
注入装置17の双方に対して与えるためのシーケンサ2
6を備えている。
無機凝集剤注入装置15は、無機凝集剤注入率の現在値
をシーケンサ26を介して与えられた無機凝集剤注入率
の変更率Pの推論値に応じて変更し、その無機凝集剤注
入率の変更値とシーケンサ26を介して与えられた原水
流量の計測値とに応じて無機凝集剤の注入量を変更し、
その変更された注入量にしたがい無機凝集剤を凝集槽1
4に対して注入する。
有機高分子凝集剤注入装置17は、有機高分子凝集剤注
入率の現在値をシーケンサ26を介して与えられた有機
高分子凝集剤注入率の変更率Rの推論値に応じて変更し
、その有機高分子凝集剤注入率の変更値とシーケンサ2
6を介して与えられた原水流量の計測値とに応じて有機
高分子凝集剤の注入量を変更し、その変更された注入量
にしたがい有機高分子凝集剤を沈澱槽16の下端部近傍
に対して注入する。
更に、第1図ないし第5図(aI)〜(elを参照しつ
つ、本発明にかかる凝集沈澱処理装置の薬注制御方法の
一実施例について、それを実行する凝集沈澱処理装置の
作用を説明しながら、詳細に説明する。
(凝集沈澱処理装置lOの一般動作) 凝集沈澱処理装置刊では、原水供給源(図示せず)から
原水供給管11Aを介して矢印AIで示すごとく供給さ
れた原水を、原水貯槽12に対し貯留せしめておく。原
水貯槽12に貯留された原水は、原水圧送ポンプ13に
よって原水案内管11Bを介し矢印A2で示すごとく圧
送され、凝集槽14の上部に供給される。
凝集槽14の上部では、原水に対し、無機凝集剤注入装
置15から適当量の無機凝集剤が注入されており、矢印
A、で示すごとく流下するに際し、原水と無機凝集剤と
が互いに撹拌混合せしめられるので、原水中、の懸濁質
が凝集せしめられ、凝集体すなわちフロックとされる。
原水として供給されかつ凝集槽14において凝集体すな
わちフロックの形成された懸濁水(すなわち被処理水)
は、凝集槽流出水として案内管11Cを介し矢印A、で
示すごとく沈澱槽16の下端部に供給される。沈澱槽1
6の下端部では、凝集槽流出水に対し適当量の有機高分
子凝集剤が有機高分子凝集剤注入装置17から供給され
る。
有機高分子凝集剤の注入された凝集槽流出水は、撹拌翼
16Bによって緩慢に撹拌されつつ、矢印A、で示すご
とく沈澱槽16の下端部から上端部に向けて上昇せしめ
られる。撹拌翼16Bによる攪拌に伴なって、凝集体す
なわちフロックは、外力を受は互いに衝突せしめられる
ので、有機高分子凝集剤の作用と相俟って、互いに凝集
し粒径が増大せしめられる。凝集体すなわちフロックは
、粒径が増大せしめられるにつれ、撹拌翼16Bから大
きな外力を受ける。結果的に、フロックブランケット層
16cに含まれる凝集体すなわちフロックの数が増加す
るので、フロックブランケット層界面16Eは、沈澱槽
16中を徐々に上昇していく。フロックブランケット層
界面16Eは、界面計19によって監視されている。界
面計19は、その設置位置までフロックブランケット層
界面16Eが到達したとき、検知信号を出力する。
界面計19によって検知信号が発生されると、制御回路
16Gが開閉弁16Fを所定時間だけ開放する。開閉弁
16Fの開放に伴なって、フロックブランケット層16
cの凝集体が、排出管11Eにより矢印A・で示すごと
く、排出される。
凝集体すなわちフロックがフロックブランケット層16
Gにより捕捉され除去された処理水は、沈澱槽16の上
端部から矢印A6で示すごとく溢れ出し、排出管110
を介して矢印A7で示すごとく排出され、後続の処理装
置(図示せず)に供給されあるいはそのまま放流ないし
再利用される。
(凝集沈澱処理袋XtOの薬注制御) 原水供給管11Bには、原水流量計18が配設されてお
り、凝集槽14に対して与えられる原水の流量(すなわ
ち原水流量)を適宜に計測して増幅回路21に与えてい
る。また沈澱槽16には、界面計19が配設されており
、フロックブランケット層界面16Hの上昇を監視して
いる。界面計19は、フロックブランケット層界面16
Eが上昇してきたとき、それを検知して検知信号を発生
し、制御回路16Gおよび増幅回路21に与えている。
加えて沈澱槽16の上端部には、処理水温度計20が配
設されており、フロックブランケット層16Gで凝集体
すなわちフロックの沈澱除去された処理水の濁度(すな
わち処理水濁度)を適宜に(たとえば所定の時間間隔を
おいて)計測して増幅回路21に与えている。
増幅回路21は、処理水温度計20から与えられた処理
水濁度Nの計測値を適宜に増幅して演算回路22Aおよ
びファジィ推論回路24に与えており、界面計19から
与えられたフロックブランケット層界面16Hの検知信
号を適宜に増幅して演算回路22Bに与え、かつ原水流
量計18から与えられた原水流量の計測値を適宜に増幅
してシーケンサ26に与えている。
演算回路22Aは、増幅回路21から与えられた処理水
濁度Nの計測値から処理水濁度Nの変化量Sを算出する
。すなわち演算回路22Aは、処理水濁度Nの今回計測
値と前回計測値との差を今回計測値で除して処理水濁度
Nの変化量Sを算出する。
S=今回計測値−前回計測値 演算回路22Aで算出された処理水濁度Nの変化量Sは
、ファジィ推論回路24に与えられている。
演算回路22Bは、増幅回路21から与えられたフロッ
クブランケット層界面16Hの検知信号を受けた時刻(
すなわち今回検出時刻)と先に増幅回路21からブラン
ケット層界面16Eの検知信号を受けた時刻(すなわち
前回検出時刻)との間の時間差によって界面計19の配
置位置と排出管LIEの開口位置との間の距離を除する
ことにより、フロックブランケット層界面16Hの上昇
速度Qを算出する。演算回路22Bで算出されたフロッ
クブランケット層界面16Hの上昇速度Qは、ファジィ
推論回路25に与えらえている。
ファジィ推論回路24は、処理水濁度Nに関するファジ
ィ集合(第2図(atのファジィ集合AI照)と処理水
濁度Nの変化量Sに関するファジィ集合(第2図fb)
のファジィ集合B参照)と無機凝集剤注入装置15によ
って凝集槽14に対し注入される無機凝集剤の注入率(
すなわち無機凝集剤注入率)の変更率Pに関するファジ
ィ集合(第2図(c)のファジィ集合09照)との間で
成立する第1表に示したごときファジィ規則f11.〜
f +9に基づき、処理水濁度Nの計測値と処理水濁度
Nの計測値から算出した処理水濁度Nの変化量Sの計算
値とから、ファジィ推論により無機凝集剤注入率の変更
率Pを求める。
剤注入率の変更率Pに関するファジィ集合(第3図(a
lのファジィ集合I)Ik照)と演算回路22Bから与
えられたフロックブランケット層界面16Eの上昇速度
Qに関するファジィ集合(第3図(blのファジィ集合
E参照)と有機高分子凝集剤注入装置17によって沈澱
槽16の下端部近傍に対し注入される有機高分子凝集剤
の注入率(すなわち有機高分子凝集剤注入率)の変更率
Rに関するファジィ集合(第3図fclのファジィ集合
F参照)との間で成立する第2表に示したごときファジ
ィ規則f21.〜.f’zsに基づき、ファジィ推論回
路24によって求められた無機凝集剤注入率の変更率P
の推論値と演算回路22Bによって求められたフロック
ブランケット層界面16Hの上層速度Qの計算値とから
、ファジィ推論によって有機高分子凝集剤注入率の変更
率Rを求める。
これに対し、ファジィ推論回路25は、無機凝集ファジ
ィ推論回路24.25によって求められた無機凝集剤注
入率の変更率Pの推論値と有機高分子凝集剤注入率の変
更率Rの推論値とは、シーケンサ26を介してそれぞれ
、無機凝集剤注入装置15および有機高分子凝集剤注入
装置17に与えられる。
無機凝集剤注入装置15および有機高分子、凝集剤注入
装置17には、また、シーケンサ26を介して増幅回路
21から原水流量の計測値も与えられている。
これにより、無機凝集剤注入装置15および有機高分子
凝集剤注入装置17では、それぞれ、ファジィ推論回路
24.25によって求められた推論結果すなわち無機凝
集剤注入率の変更率Pの推論値および有機高分子凝集剤
注入率の変更率Rの推論値に応じて無機凝集剤注入率の
現在値および有機高分子凝集剤注入率の現在値が変更さ
れ、その無機凝集剤注入率の変更値および有機高分子凝
集剤注入率の変更値と増幅回路21を介して与えられた
原水流量の計測値とに応じて凝集槽14および沈澱槽1
6に対してそれぞれ供給されている無機凝集剤の注入量
および有機高分子凝集剤の注入量が変更され、その変更
された注入量にしたがい凝集槽14および沈澱槽16に
対してそれぞれ無機凝集剤および有機高分子凝集剤が注
入される。
(凝集沈澱処理装置10のファジィ推論)ファジィ推論
回路24.25で実行されるファジィ推論を一般化して
説明することには、多大の煩雑さが伴なうので、ここで
は、原水濁度が100度のとき無機凝集剤(ここでは硫
酸アルミニウム)および有機高分子凝集剤の注入率がそ
れぞれ50mg/jおよび1.0mg/jとなるよう設
計された凝集沈澱処理装置圧において、処理水濁度Nの
前回計測値および今回計測値がそれぞれ8度および12
度であり、かつフロックブランケット層界面16Eの上
昇速度Qが4m7日である場合を挙げ1例示的に説明す
る。
ファジ  “  24にお る 演算回路22Aは、処理水濁度Nの前回計測値8度と今
回計測値12度とからその変化量S=+4度を算出し、
また演算回路22Bがフロックブラケット層界面16H
の上昇速度Qを4m7日と算出している。
ファジィ推論回路24は、増幅回路21から処理水濁度
Nの今回計測値12度を受取りかつ演算回路22Aかも
処理水濁度Nの変化量S=+4度を受は取ると、設定回
路23から入力されたファジィ集合A、Bおよびファジ
ィ規則f、1.〜.fll+から、このとき関与するメ
ンバーシップ関数およびファジィ規則を選出する。
すなわちファジィ推論回路24は、(il ファジィ集
合A、Bにおいて、処理水濁度N=12度が交叉するメ
ンバーシップ関数HA、MAと、処理水濁度Nの変化量
S=+4度が交叉するメンバーシップ関数Ha、Meを
選出(第2図(al fbl参照)し、次いで(iil
ファジィ規則f 11.〜.fi11において、メンバ
ーシップ関数HA、 M Aのいずれかと他のメンバー
シップ関数Ha、 M aのいずれかとを含むファジィ
規則f+++ f+1.f+4およびf’sを選出する
(第1表参照)。
ファジィ規則f++に関しては、第4図(all (a
−1から明らかなごとく、処理水濁度N=12度に対応
する関数値HAIIに比べて処理水濁度Nの変化量S=
+4度に対応する関数値Ha++が大きいので、ファジ
ィ推論回路24は、第2図(cl に示したファジィ集
合Cに属するメンバーシップ関数P B cの高さをH
□1とすることにより、メンバーシップ関数PBc″3
を作成する(第4図(a、)参照)。
ファジィ規則f Imに関しては、第4図(bl)(b
itから明らかなごとく、処理水濁度N=12度に対応
する関数値HAI3と処理水濁度Nの変化量S=+4度
に対応する関数値M m + 3とが同じ大きさである
ので、ファジィ推論回路24は、第2図(clに示した
ファジィ集合Cに属するメンバーシップ関数PMCの高
さをHAls = M a + sとすることにより、
メンバーシップ関数PMc”を作成する(第4図(b3
)参照)。
ファジィ規1則f 14に関しては、第4図(cll 
(c−1から明らかなごとく、処理水濁度N=12度に
対応する関数値M A + <と処理水濁度Nの変化量
S=+4度に対応する関数値H814とが同じ大きさで
あるので、ファジィ推論回路24は、第2図fc)に示
したファジィ集合Cに属するメンバーシップ関数PMc
の高さをM A+ 4 = Ha + aとすることに
より、メンバーシップ関数PMど3を作成する(第4図
(C3)参照)。
ファジィ規則f I8に関しては、第4図(dil (
dzlから明らかなごとく、処理水濁度N=12度に対
応する関数値M A + 8に比べて処理水濁度Nの変
化量S=+4度に対応する関数値M B I sが小さ
いので、ファジィ推論回路24は、第2図fcl に示
したファジィ集合Cに属するメンバーシップ関数ZOc
の高さをM a + sとすることにより、メンバーシ
ップ関数ZO♂4を作成する(第4図(d、)参照)。
ファジィ推論回路24は、上述で作成したメンバーシッ
プ関数PBC”、PMc”、PMど3およびZO♂4の
囲者で包囲されたハツチング領域について重心M、の横
座標を算出する(第4図(e) e照)。すなわちファ
ジィ推論回路23は、重心Mの横座標を+35.2%と
算出し、これを無機凝集剤注入率の変更率Pと推論する
無機凝集剤注入率の変更率Pの推論値+352%は、フ
ァジィ推論回路24からシーケンサ26を介して無機凝
集剤注入装置15に与えられる。
無機凝集剤注入装置15は、無機凝集剤注入率の変更率
Pの推論値+35.2%に応じて無機凝集剤注入率の現
在値50mg/jを67.6mg#に変更したのち、そ
の無機凝集剤注入率の変更値67.6mgzlとシケン
サ26を介して増幅回路21から与えられた原水流量の
計測値とに応じて無機凝集剤の注入量を変更する。
ファジィ 論 路25にお る推論 、ファジィ推論回路25は、ファジィ推論回路24から
無機凝集剤注入率の変更率Pの推論値+35.2%を受
取り、かつ演算回路22Bからフロックブランケット層
界面16Hの上昇速度Qの計測値4m7日を受は取ると
、設定回路23から入力されたファジィ集合り、Eおよ
びファジィ規則f21.〜.f29から、このとき関与
するメンバーシップ関数およびファジィ規則を選出する
すなわちファジィ推論回路25は、(il ファジィ集
合り、Hにおいて、無機凝集剤注入率の変更率P=+3
5.2%が交叉するメンバーシップ関数Ho。
Moと、フロックブランケット層界面16Hの上昇速度
Q = 4 m/日が交叉するメンバーシップ関数L 
E、 M Eを選出(第3図(at (bl参照)し、
次いで(11)ファジィ規則f23.〜+f’zsにお
いて、メンバーシップ関数Ho 、 M oのいずれか
と他のメンバーシップ関数L E、 M Eのいずれか
とを含むファジィ規則f 22.  f 21  f 
2@およびf、を選出する(第2表参照)。
ファジィ規則f2□に関しては、第5図(a、l (a
2)から明らかなごとく、無機凝集剤注入率の変更率P
=+35.2%に対応する関数値HD22に比べてフロ
ックブランケット層16Hの上昇速度Q=4m/日に対
応する関数値LE2□が小さいので、ファジィ推論回路
25は、第3図fc)に示したファジィ集合Fに属する
メンバーシップ関数PM、の高さをL622とすること
により、メンバーシップ関数PMr”を作成する(第5
図(ail”照)。
ファジィ規則f 23に関しては、第5図fb、l f
btlから明らかなごとく、無機凝集剤注入率の変更率
P=+35.2%に対応する関数値Hoa8に比べてフ
ロックブランケット層16Hの上昇速度Q=4m/日に
対応する関数値L7□、が小さいので、ファジィ推論回
路25は、第3図(c)に示したファジィ集合Fに属す
るメンバーシップ関数ZOFの高さをL f23とする
ことにより、メンバーシップ関数ZOF″2を作成する
(第5図(b、)参照)。
ファジィ規則fzsに関しては、第5図fc11 fc
21から明らかなごと(、無機凝集剤注入率の変更率P
=+35.2%に対応する関数値D ownに比べてフ
ロックブランケット層16Hの上昇速度Q=4m/日に
対応する関数値M、2.が大きいので、ファジィ推論回
路25は、第3図(c)に示したファジィ集合Fに属す
るメンバーシップ関数202の高さをMowsとするこ
とにより、メンバーシップ関数Z OF”を作成する(
第5図(O3)参照)。
ファジィ規則fzsに関しては、第5図(dll fd
2)から明らかなどと(、無機凝集剤注入率の変更率P
=+35.2%に対応する関数値M0,6に比べてフロ
ックブランケット層16Hの上昇速度Q=4m7日に対
応する関数値LI6が小さいので、ファジィ推論回路2
5は、第3図(clに示したファジィ集合Fに属するメ
ンバーシップ関数ZOFの高さをL tzaとすること
により、メンバーシップ関数ZOFh4を作成する(第
5図(d、)参照)。
ファジィ推論回路25は、上述で作成したメンバーシッ
プ間数P MF’:’、 Z OF”、 Z OF”お
よびZOr”の囲者で包囲されたハツチング領域につい
て重心Mオの横座標を算出する。すなわちファジィ推論
回路25は、重心M、の横座標を+19.8%と算出し
、これを有機高分子凝集剤注入率の変更率Rと推論する
有機高分子凝集剤注入率の変更率Rの推論値策」−1 (註) LA、 L B :小さい MA、Ms:普通 HA、Ha:大きい NBc:負に大きい NMc:負にやや大きい ZOc:不変 PMc:正にやや大きい PBc:正に大きい 第一ヱニ青 + 19.8%は、ファジィ推論回路25からシーケン
サ26を介して有機高分子注入装置17に与えられる。
有機高分子注入装置17は、有機高分子凝集剤注入率の
変更率Rの推論値+19.8%に応じて有機高分子凝・
集剤注入率の現在値1.0mg/lを1.2mg71に
変更したのち、その有機高分子凝集剤注入率の変更値1
.2mg71とシーケンサ26を介して増幅回路21か
ら与えられた原水流量の計測値とに応じて有機高分子凝
集剤の注入量を変更する。
(註) Lo、 L E :小さい M+、、M t :普通 Ho、 HE :大きい NB。
Mr O2 MF PB。
:負に大きい :負にやや大きい :不変 :正にやや大きい :正に大きい なお上述においては、第1図に図示した凝集沈澱処理装
置用にそって実行される場合について説明したが、本発
明は、これによってのみ実行されるものではなく、所望
によっては、第6図に図示した凝集沈澱処置装置出など
によって実行してもよい。
ここで凝集沈澱処置装置出は、沈Ijl槽169の構成
および作用において凝集沈澱処置装置10と相異するの
みであるので、ここでは、沈澱槽16°の構成および作
用についてのみ説明する。凝集沈澱処理装置当の他の構
成および作用については、凝集沈澱処理装置厘に包有さ
れた各部材に対応する部材に対し、同一の参照番号を付
してその説明を省略する。
沈澱槽16°は、沈澱槽16において排出管11Eから
開閉弁16Fが除去されたのち、フロックブランケット
層16Cから排出口16Hを介して凝集体が矢印A9で
示すごとく供給されかつ底部に排出管11Eの開口され
た濃縮槽161が外周に対し配設され、かつフロックブ
ランケット層16Gに対しフロックブランケット層界面
16Eを検知するための補助槽16Jが配設されている
補助槽16Jは、上端部が開放されており、仕切板で仕
切られかつ底部で互いに連通された凝集体流入槽と界面
計19を配設するための界面計配設槽とで形成されてい
る。補助層16Jの底部は、制御回路16Gによって開
閉される開閉弁16にの配設された排出管16Lを介し
て濃縮槽16Iに開放されている。
しかして沈澱槽16°では、フロックブランケット層界
面托Eが排出口1BHの開口位置に維持されているので
、凝集体は、フロックブランケット層界面16Hの近傍
から、矢印A、で示すごとくa縮槽161に向けて溢れ
出し、かつ矢印A Ioで示すごと(補助槽16Jの凝
集体流入槽に向けて流入している。
補助層16Jでは、凝集体流入槽に流入した凝集体が底
部を介して界面計配設槽に流入しており、凝集体流入槽
に流入する凝集体が増加するにつれ、界面計配設槽にお
ける凝集体界面(ひいてはフロックブランケット層界面
16E)が上昇する。
界面計配設槽において凝集体界面(ひいてはフロックブ
ランケット層界面16E)は、上昇し続けたのち、最終
的に界面計19に到達する。
界面計19は、そのとき、凝集体界面(ひいてはフロッ
クブランケット層界面16Elを検知して検知信号を発
生し、制御回路16Gおよび増幅回路21に与える。
制御回路16Gは、検知信号を受は取ると5開閉弁16
Kを、所定時間だけ開放して補助槽16Jの内部に流入
した凝集体を濃縮槽16Iに向けて排出する。
そののち沈澱槽16°は、上述の動作を反復する。
濃縮槽161の凝集体は、排出管11Eを介して矢Er
1A、で示すごとく排出される。
その他の構成および作用は、第1図に示した凝集沈澱処
理装置用の場合と同様であるので、便宜上、省略する。
なお上述においては、ファジィ集合A、Bがそれぞれ処
理水濁度Nおよびその変化量Sについて作成され、かつ
ファジィ集合C(=D)  Fがそれぞれ無機凝集剤注
入率の変更率Pおよび有機高分子凝集剤注入率の変更率
Rについて作成され、かつファジィ集合Eがフロックブ
ランケット層界面16Eの上昇速度Qについて作成され
ているが、本発明は、これに限定されるものではなく、
所望によっては、たとえば、ファジィ集合Bを処理水濁
度の変化率S0について作成し、かつファジィ集合C(
=D)、Fをそれぞれ無機凝集剤注入率の変更量および
有機高分子凝集剤注入率の変更量について作成し、かつ
ファジィ集合Eをフロックブランケット層界面16Eの
上昇所要時間Q1にっQ”=今回検出時刻−前回計測時
刻 いて作成してもよい。
換言すれば、本発明は、所望に応じてファジィ集合Aを
処理水濁度Nについて作成し、かつファジィ集合Bを処
理水濁度Nの変化量Sもしくは変化率S9について作成
し、かつファジィ集合C(=DJを無機1疑集剤注入率
の変更率Pもしくはその変更量について作成し、かつフ
ァジィ集合Eをフロックブランケット層界面16Hの上
昇速度Qもしくは上昇所要時間Q゛につぃて作成し、か
つファジィ集合Fを有機高分子凝集剤注入率の変更率R
もしくはその変更量について作成してもよちなみに、フ
ァジィ集合Bを処理水濁度Nの変化率S9について作成
する場合、演算回路22Aによって、これを算出すれば
よい。
併せて、ファジィ集合Eをフロックブランケット層界面
l旺の上昇所要時間Q9について作成する場合、演算回
路22Bによって、これを算出すればよい。
また、ファジィ集合A、〜、Fのメンバーシップ関数の
形状が全て三角形であるものとして説明したが、本発明
は、これに限定されるものではな(、熟練オペレータの
経験あるいは処理すべき原水の水質などに応じて、ファ
ジィ集合A、〜、Fのメンバーシップ関数の形状を台形
、二次曲線形、確率密度分布曲線形などの所望の形状と
してもよい。
更に、ファジィ集合に属するメンバーシップ関数が3つ
(ファジィ集合A、B、D、Hの場合)および5つ(フ
ァジィ集合C,Fの場合)の場合についてのみ説明した
が、本発明は、これに限定されるものではなく、所望に
応じて適宜の数のメンバーシップ関数を選択してもかま
わない。
更にまた、ファジィ推論が最大最小INAX−MINl
法によって実行される場合についてのみ説明したが、本
発明は、これに限定されるものではな(、直積法、限界
積法、激烈積法などの所望の推論法によって実行される
場合も包摂している。
加えて、ファジィ推論が最大最小INAX−MIN)法
によって求められた条件部のメンバーシップ関数の関数
値に応じて結論部のメンバーシップ関数の高さを減少す
ることによって実行される場合についてのみ説明したが
、本発明は、これに限定されるものではなく、たとえば
、最大最小(MAX−MINt法によって求められた条
件部のメンバーシップ関数の関数値に応じて結論部のメ
ンバーシップ関数の頂部を切除することによって実行さ
れる場合なとも包摂している。
(3)発明の効果 上述より明らかなように、本発明にかかる凝集沈澱処理
装置の薬注制御方法は、原水中の懸濁質を凝集せしめて
沈澱除去したのち処理水としてu1出するために、原水
に対し無機凝集剤−および有機高分子凝集剤を注入する
ことにより沈澱槽でフロックブランケット層を形成して
なる凝集沈澱処理装置の薬注制御方法において、 (al原水流量計によって原水流量を計測する第1の工
程と、 tb)界面計によって沈澱槽のフロックブランケット層
界面を監視しており、 フロックブランケット層界面を検知 したとき検知信号を発生する第2の 工程と、 (cl処理水温度計によって処理水濁度を計測する第3
の工程と、 (d+第3の工程によって計測した処理水濁度の計測値
から処理水濁度の変化 量もしくは変化率を算出する第4の 工程と、 (e)第2の工程によって発生した検知信号の発生時刻
と界面計の設定位置と からフロックブランケット層界面の 上昇速度もしくは上昇所要時間を算 出する第5の工程と、 ffl処理水濁度に関するファジィ集合と処理水濁度の
変化量もしくは変化率 に関するファジィ集合と無機凝集剤 注入率の変更量もしくは変更率に関 するファジィ集合との間で成立する 第1のファジィ規則に基づき、第3 の工程によって計測した処理水濁度 の計測値と第4の工程によって算出 した処理水濁度の変化量もしくは変 化率の計算値とから、ファジィ推論 によって無機凝集剤注入率の変更量 もしくは変更率を求める第6の工程 と、 fgl無機凝集剤注入率の変更量もしくは変更率に関す
るファジィ集合とフ ロックブランケット層界面の上昇速 度もしくは上昇所要時間に関する ファジィ集合と有機高分子凝集剤注 入率の変更量もしくは変更率に関す るファジィ集合との間で成立する第 2のファジィ規則に基づき、第6の 工程で求めた無機凝集剤注入率の変 更量もしくは変更率の推論値と第5 の工程によって算出したフロックブ ランケット層界面の上昇速度もしく は上昇所要時間の計算値とから、 ファジィ推論によって有機高分子凝 集剤注入率の変更量もしくは変更率 を求める第7の工程と、 (hl第6の工程によって求めた無機凝集剤注入率の変
更量もしくは変更率の 推論値に応じて無機凝集剤注入率の 現在値を変更し、無機凝集剤注入率 の変更値と第1の工程によって計測 した原水流量の計測値とによって無 機凝集剤の注入量を決定し、原水に 対して無機凝集剤を注入する第8の 工程と、 fil第7の工程によって求めた有機高分子凝集剤注入
率の変更量もしくは変 更率の推論値に応じて有機高分子凝 集剤注入率の現在値を変更し、有機 高分子凝集剤注入率の変更値と第1 の工程によって計測した原水流量の 計測値とによって有機高分子凝集剤 の注入量を決定し、原水に対して有 機高分子凝集剤を注入する第9の工 程と を備えてなることを特徴とするので、 (if原水に対する無機凝集剤および を有し、 を有し、 を有し、 有機高分子凝集剤の注入を自動 化可能とできる効果 ひいては fii)原水の流量およびその水質の変化に即応してリ
アルタイムで無 機凝集剤および有機高分子凝集 剤の注入量を変更できる効果 結果的に (iii)無機凝集剤および有機高分子凝集剤の注入量
を削減できる効果 併せて fiv)原水の凝集沈澱処理を高精度化できる効果 を有する。
れている凝集沈澱処理装置を示す概念図、第2図(a)
〜fc)は本発明にかかる凝集沈澱処理装置の薬注制御
方法の一実施例を説明するための第1の動作説明図、第
3図(at〜(c)は本発明にかかる凝集沈澱処理装置
の薬注制御方法の一実施例を説明するための第2の動作
説明図、第4図(a、)〜[e)は本発明にかかる凝集
沈澱処理装置の薬注制御方法の一実施例を説明するため
の第3の動作説明図、第5図(all〜(elは本発明
にかかる凝集沈澱処理装置の薬注制御方法の一実施例を
説明するための第4の動作説明図、第6図は本発明にか
かる凝集沈澱処理装置の薬注制御方法の一実施例によっ
て薬注制御が実行されている他の凝集沈澱処理装置を示
す概念図である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる凝集沈澱処理装置の薬注制御方
法の一実施例によって薬注制御が実行さ匹・・・・・・
・・・・・・凝集沈澱処理装置11A・・・・・・・・
・・原水供給管11B・・・・・・・・・・原水案内管
11G・・・・・・・・・案内管 111)、IIE・・・・・・排出管 12・・・・・・・・・・・・原水貯槽13・・・・・
・・・・・・・原水圧送ポンプ14・・・・・・・・・
・・・凝集槽 15・・・・・・・・・・・・無機凝集剤注入装置16
・・・・・・・・・・・・沈澱槽 16A・・・・・・・・・・駆動源 16B・・・・・・・・・・撹拌翼 16C・・・・・・・・・・フロックブランケット層1
60・・・・・・・・・・処理水層 16E・・・・・・・・・・フロックブランケット層界
面17・・・・・・・・・・・・有機高分子凝集剤注入
装置18・・・・・・・・・・・・原水流量計19・・
・・・・・・・・・・界面計 20・・・・・・・・・・・・処理水温度計21・・・
・・・・・・・・・増幅回路22A、 22B・・・・
・・演算回路23・・・・・・・・・・・・設定回路2
4、25・・・・・・・・ファジィ推論回路26・・・
・・・・・・・・・シーケンサ無機凝集渭+i二人率の
儂史率P 均坂高分子凝集斉1注入早の変更率R 無朴り仕染蜜1圧入¥の変更率P 侍徴凝集斎j注入不の変更至P 7雫キ1大たiitシノシ]已人士キにの2−一5ξ?
率P宥鼾分子凝夷斧IS主入工の亥更柔R 第 図 鰺磯Xν1)王人半の埃更亭ど 有脚7メ十子殻菓肴jシ王人キσン又1シ勢ぺ有機高分
子品集剤注入至の反史卑R

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 原水中の懸濁質を凝集せしめて沈澱除去したのち処理水
    として排出するために、原水に対し無機凝集剤および有
    機高分子凝集剤を注入することにより沈澱槽でフロック
    ブランケット層を形成してなる凝集沈澱処理装置の薬注
    制御方法において、 (a)原水流量計によって原水流量を計測 する第1の工程と、 (b)界面計によって沈澱槽のフロックブ ランケット層界面を監視しており、 フロックブランケット層界面を検知 したとき検知信号を発生する第2の 工程と、 (c)処理水温度計によって処理水濁度を 計測する第3の工程と、 (d)第3の工程によって計測した処理水 濁度の計測値から処理水濁度の変化 量もしくは変化率を算出する第4の 工程と、 (e)第2の工程によって発生した検知信 号の発生時刻と界面計の設定位置と からフロックブランケット層界面の 上昇速度もしくは上昇所要時間を算 出する第5の工程と、 (f)処理水濁度に関するファジィ集合と 処理水濁度の変化量もしくは変化率 に関するファジィ集合と無機凝集剤 注入率の変更量もしくは変更率に関 するファジィ集合との間で成立する 第1のファジィ規則に基づき、第3 の工程によって計測した処理水濁度 の計測値と第4の工程によって算出 した処理水濁度の変化量もしくは変 化率の計算値とから、ファジィ推論 によって無機凝集剤注入率の変更量 もしくは変更率を求める第6の工程 と、 (g)無機凝集剤注入率の変更量もしくは 変更率に関するファジィ集合とフ ロックブランケット層界面の上昇速 度もしくは上昇所要時間に関する ファジィ集合と有機高分子凝集剤注 入率の変更量もしくは変更率に関す るファジィ集合との間で成立する第 2のファジィ規則に基づき、第6の 工程で求めた無機凝集剤注入率の変 更量もしくは変更率の推論値と第5 の工程によって算出したフロックブ ランケット層界面の上昇速度もしく は上昇所要時間の計算値とから、 ファジィ推論によって有機高分子凝 集剤注入率の変更量もしくは変更率 を求める第7の工程と、 (h)第6の工程によって求めた無機凝集 剤注入率の変更量もしくは変更率の 推論値に応じて無機凝集剤注入率の 現在値を変更し、無機凝集剤注入率 の変更値と第1の工程によって計測 した原水流量の計測値とによって無 機凝集剤の注入量を決定し、原水に 対して無機凝集剤を注入する第8の 工程と、 (i)第7の工程によって求めた有機高分 子凝集剤注入率の変更量もしくは変 更率の推論値に応じて有機高分子凝 集剤注入率の現在値を変更し、有機 高分子凝集剤注入率の変更値と第1 の工程によって計測した原水流量の 計測値とによって有機高分子凝集剤 の注入量を決定し、原水に対して有 機高分子凝集剤を注入する第9の工 程と を備えてなることを特徴とする凝集沈澱処理装置の薬注
    制御方法。
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