JPH0226104Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0226104Y2 JPH0226104Y2 JP1987156666U JP15666687U JPH0226104Y2 JP H0226104 Y2 JPH0226104 Y2 JP H0226104Y2 JP 1987156666 U JP1987156666 U JP 1987156666U JP 15666687 U JP15666687 U JP 15666687U JP H0226104 Y2 JPH0226104 Y2 JP H0226104Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glove
- coating
- layer
- band
- fibrous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 13
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 13
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 13
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 7
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 description 2
- QGEOKXWFGANCJL-UHFFFAOYSA-N ethenyl acetate;hydrochloride Chemical compound Cl.CC(=O)OC=C QGEOKXWFGANCJL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000010408 film Substances 0.000 description 2
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000007605 air drying Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 1
- 239000000839 emulsion Substances 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Gloves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、照明器具のグローブの表面被覆に
関する。
関する。
(従来の技術)
従来、照明器具のセードとして半透明紙、半透
明パネルを用い枠体を介してこれに貼着したもの
があるが、側面を球面とするもの、あるいは複雑
な立体面をもつものとするには多くの工程を必要
とし、繁雑であり、しかも、その貼着面の剥落す
るおそれがあるものである。これを簡単に形成す
るため、あらかじめ形成する所要形状のグローブ
表面に吹付けにより繊維状被覆を構成するものま
たは、被覆構成用乱糸性塗料を構体に吹付け展張
付着させるもの(特公昭51−35793号、特公昭55
−46263号、特公昭56−39947号等)が提案されて
いる。
明パネルを用い枠体を介してこれに貼着したもの
があるが、側面を球面とするもの、あるいは複雑
な立体面をもつものとするには多くの工程を必要
とし、繁雑であり、しかも、その貼着面の剥落す
るおそれがあるものである。これを簡単に形成す
るため、あらかじめ形成する所要形状のグローブ
表面に吹付けにより繊維状被覆を構成するものま
たは、被覆構成用乱糸性塗料を構体に吹付け展張
付着させるもの(特公昭51−35793号、特公昭55
−46263号、特公昭56−39947号等)が提案されて
いる。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記従来のものは、グローブ表
面に吹付けるだけでは被覆することができず充分
な被膜面が得られないものであり、上記公報所載
の方法によつては、特殊樹脂を吹付けにより付着
させるものであるため、その吹付条件等に左右さ
れ所定形状に形成されることは困難性があるだけ
でなく、薄膜のため破れ易いものである。そこ
で、この考案は上記従来のものの欠点を改良する
ものであつて、どのような形状であつても吹付け
により簡単に繊維状被覆を形成できるグローブを
得ようとするものである。
面に吹付けるだけでは被覆することができず充分
な被膜面が得られないものであり、上記公報所載
の方法によつては、特殊樹脂を吹付けにより付着
させるものであるため、その吹付条件等に左右さ
れ所定形状に形成されることは困難性があるだけ
でなく、薄膜のため破れ易いものである。そこ
で、この考案は上記従来のものの欠点を改良する
ものであつて、どのような形状であつても吹付け
により簡単に繊維状被覆を形成できるグローブを
得ようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
そのために、グローブ体の取付け開口部外周の
ネジ部に環状に帯状体を設けるとともに、上記帯
状体に端部を重層固着する下塗層を設け、その上
に所定形状を具えるグローブ表面全体にわたり繊
維状被膜を密着被覆し、更にその上に上塗層を施
してなるものである。
ネジ部に環状に帯状体を設けるとともに、上記帯
状体に端部を重層固着する下塗層を設け、その上
に所定形状を具えるグローブ表面全体にわたり繊
維状被膜を密着被覆し、更にその上に上塗層を施
してなるものである。
(作用)
上記構成を具えるもので、グローブ表面に繊維
状被膜を吹付け構成するにあたり、下塗層と被膜
の端部が首部周縁の帯状体により固定されるの
で、任意形状のグローブ表面に密着して剥離する
ことがなく、グローブ表面に和紙と同様の柔らか
い感触の被覆層を容易に形成できるものである。
状被膜を吹付け構成するにあたり、下塗層と被膜
の端部が首部周縁の帯状体により固定されるの
で、任意形状のグローブ表面に密着して剥離する
ことがなく、グローブ表面に和紙と同様の柔らか
い感触の被覆層を容易に形成できるものである。
(実施例)
この考案を図に示す実施例により更に詳細に説
明する。1はガラス製グローブ本体であり、この
グローブ本体1の取付け開口部7の外周にグロー
ブ取付け用のネジ部6を設け、このネジ部6周囲
に環状に塩化ビニールテープよりなる帯状体2を
固定する。3は、端部を上記帯状体2上に固定
し、グローブ1全面をスプレーにより吹付被覆し
てなる塩化ビニール重合液よりなる下塗層であ
り、4は、同様スプレーにより吹付け繊維状に形
成する酢酸塩化ビニールよりなる被膜であつて、
5はその繊維状被膜上に設けられる塩化ビニール
重合液よりなる上塗層である。
明する。1はガラス製グローブ本体であり、この
グローブ本体1の取付け開口部7の外周にグロー
ブ取付け用のネジ部6を設け、このネジ部6周囲
に環状に塩化ビニールテープよりなる帯状体2を
固定する。3は、端部を上記帯状体2上に固定
し、グローブ1全面をスプレーにより吹付被覆し
てなる塩化ビニール重合液よりなる下塗層であ
り、4は、同様スプレーにより吹付け繊維状に形
成する酢酸塩化ビニールよりなる被膜であつて、
5はその繊維状被膜上に設けられる塩化ビニール
重合液よりなる上塗層である。
この考案の実施例は上記構成をもつので、製造
にあたりまず、所定の透明性をもつガラスグロー
ブ1を洗浄し、油脂分を除去した上、ネジ部6の
外周に塩化ビニールテープ5を環状に巻回固定す
る。次に、上記ビニールテープ5に端部を固定す
るように塩化ビニール共重合液3によりグローブ
1外表面を全面にわたりスプレーにより被覆し、
その上に酢酸塩化ビニルエマルジヨン4を繊維状
に吹付け、更に、その上面を塩化ビニール重合液
5により、繊維状被膜4を溶解して密着させるよ
うにスプレーにより吹付け、4〜5時間の自然乾
燥によりグローブ表面に和紙のような半透明層を
形成するグローブが得られるものである。なお、
グローブの形状は球状のみならず、任意形状のも
のでもよいことは当然である。
にあたりまず、所定の透明性をもつガラスグロー
ブ1を洗浄し、油脂分を除去した上、ネジ部6の
外周に塩化ビニールテープ5を環状に巻回固定す
る。次に、上記ビニールテープ5に端部を固定す
るように塩化ビニール共重合液3によりグローブ
1外表面を全面にわたりスプレーにより被覆し、
その上に酢酸塩化ビニルエマルジヨン4を繊維状
に吹付け、更に、その上面を塩化ビニール重合液
5により、繊維状被膜4を溶解して密着させるよ
うにスプレーにより吹付け、4〜5時間の自然乾
燥によりグローブ表面に和紙のような半透明層を
形成するグローブが得られるものである。なお、
グローブの形状は球状のみならず、任意形状のも
のでもよいことは当然である。
(考案の効果)
以上のとおり構成されるので取付け開口部外周
のネジ部に固定する帯状体によりグローブ本体を
積層被覆する下塗層、繊維状層、上塗層の端部が
固定され、各被覆層が剥離のおそれなくグローブ
面に密着することができるから、美麗な照明効果
を生じるとともに、ガラスグローブ本体が被覆層
により保護されて破損時のガラスの飛散を防止す
ることができる等、照明器具として優れた効果を
もつものである。
のネジ部に固定する帯状体によりグローブ本体を
積層被覆する下塗層、繊維状層、上塗層の端部が
固定され、各被覆層が剥離のおそれなくグローブ
面に密着することができるから、美麗な照明効果
を生じるとともに、ガラスグローブ本体が被覆層
により保護されて破損時のガラスの飛散を防止す
ることができる等、照明器具として優れた効果を
もつものである。
第1図はこの考案の実施例の斜視図、第2図は
その部分拡大断面図を示す。 1……グローブ本体、2……帯状体、3……下
塗層、4……繊維状被膜、5……上塗層、6……
ネジ部、7……取付け開口部。
その部分拡大断面図を示す。 1……グローブ本体、2……帯状体、3……下
塗層、4……繊維状被膜、5……上塗層、6……
ネジ部、7……取付け開口部。
Claims (1)
- 取付け開口部のネジ部周囲に環状に設ける帯状
体に、グローブ表面全面にわたり被覆する下塗層
の端部を重層固着し、その下塗層の全面上に繊維
状被膜を密着被覆し、更にその上に上塗層を設け
てなる繊維状被覆をもつグローブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987156666U JPH0226104Y2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987156666U JPH0226104Y2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0162609U JPH0162609U (ja) | 1989-04-21 |
JPH0226104Y2 true JPH0226104Y2 (ja) | 1990-07-17 |
Family
ID=31435408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987156666U Expired JPH0226104Y2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0226104Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5139419U (ja) * | 1974-09-18 | 1976-03-24 | ||
JPS5723805B2 (ja) * | 1975-08-19 | 1982-05-20 |
-
1987
- 1987-10-15 JP JP1987156666U patent/JPH0226104Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5139419U (ja) * | 1974-09-18 | 1976-03-24 | ||
JPS5723805B2 (ja) * | 1975-08-19 | 1982-05-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0162609U (ja) | 1989-04-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06506870A (ja) | 柔軟なストリップを使用するマスキング方法 | |
DE69125651D1 (de) | Korrosionsbeständiger Schutzüberzug auf Aluminiumsubstrat oder Oberfläche und Verfahren zur Herstellung derselben | |
JPH0226104Y2 (ja) | ||
JP3062796B2 (ja) | マスキングテープ | |
JPH0143921B2 (ja) | ||
JPH051260Y2 (ja) | ||
JP2893559B2 (ja) | 異色塗装方法 | |
JP2745394B2 (ja) | キャンディトーンのツートン塗装方法 | |
JPH0642942U (ja) | インレットの剥離防止構造 | |
JPH0494766A (ja) | 見切り部の塗装方法 | |
JPH0755301B2 (ja) | 塗り分け塗装方法及び塗装用マスキングシート | |
JPH0389471U (ja) | ||
JPH0535032B2 (ja) | ||
JP3014820U (ja) | 外用貼付薬 | |
JPH0454605Y2 (ja) | ||
JPH0443494Y2 (ja) | ||
JPH06178636A (ja) | 釣 竿 | |
JPS62154926U (ja) | ||
JPH01146064U (ja) | ||
JPS62231848A (ja) | 自動車用装飾体の製造方法 | |
JPH05123637A (ja) | 異色塗装方法 | |
JPH0977133A (ja) | 塗料容器 | |
JPS6241795B2 (ja) | ||
JPH03123861U (ja) | ||
JPH08173894A (ja) | 車両用外装品の塗装境界部構造 |