JPH02260795A - 交換システム及び交換方法 - Google Patents

交換システム及び交換方法

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JPH02260795A
JPH02260795A JP1309439A JP30943989A JPH02260795A JP H02260795 A JPH02260795 A JP H02260795A JP 1309439 A JP1309439 A JP 1309439A JP 30943989 A JP30943989 A JP 30943989A JP H02260795 A JPH02260795 A JP H02260795A
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複数個の端末がマルチポイントインターフェ
ースを介して交換システムへの共通回線を共用するサー
ビス総合デジタルネットワーク(ISDN)システムに
関し、特に、l5DNシステムの限られた数のBチャネ
ルによって充分な信頼性を有してサービスされる呼数を
最大にする設備に関する。
[従来技術の説明] l5DNステーシヨンセツト等の複数の端末は、国際電
信電話諮問委員会(CCITT)の勧告1゜430に規
定されているサービス総合デジタルネットワーク(IS
DN)マルチポイントインターフェースを介して単一の
デジタル加入者回線に接続されうる。単一のデジタル加
入者回線に接続された複数の端末は、回線を形成してい
るBチャネル及びDチャネルを共用する。このための制
御情報が、呼の設定、転送、及び終了に必要となる。B
チャネルは音声及びデータ呼を割当てられた回路に対し
て用いられ、異なった時刻に異なった端末に対して機能
する。端末がBチャネルを使用するためには、Bチャネ
ルが当該端末に対して割当てられなければならない。交
換システムは、Bチャネルを端末に対して、交換システ
ム内で当該Bチャネルへのアクセスを可能とするような
回線接続を設定し、当該Bチャネルを前記端末のみによ
って用いられるものと規定することによって割当てる。
単一のデジタル加入者回線に接続された単一の端末を有
する従来技術に係るl5DN構成においては、当該デジ
タル加入者回線上のBチャネルが、着信呼(incoa
+ing calりが当該端末に対して到達した場合に
当該端末に対して割当てられる。マルチポイント構成に
おいては、ある端末に対する呼が到達した場合にはいつ
でも当該端末に対してチャネルが割当てられ、デジタル
加入者回線が2チャネル分のみのBチャネルしか有して
いない、というような場合には、ISDN基本レートイ
ンターフェースの場合と同様、当該デジタル加入者回線
上の最大2端末が一度に呼に応答して呼び出されうる。
単一のデジタル加入者回線に接続された3以上の端末は
、単一のディレクトリ番号を共用することになる。しか
しながら、交換器がBチャネルを端末が呼び出される前
に端末に対して割当てなければならない場合には、当該
ディジタル加入者回線上の最大2端末があらゆる呼に応
答して呼び出される。
2つのBチャネルを有するデジタル加入者回線上の4端
末が共用している単一のディレクトリ番号に対する着信
呼を考える。実際には1端末のみが当該共用されたディ
レクトリ番号に対する呼に応答するのであるが、端末ユ
ーザに対して誰が当該呼に応答するかを決定する自由度
を与えるために、可能な限り多くの端末が呼び出される
ことが望ましい。Bチャネルが、交換器が着信呼に応答
して呼び出される端末を要求する前に、端末に対して割
当てられなければならない場合には、前記4端末が共用
しているディレクトリ番号に対する呼に応答して4端末
のうちの最大2つが呼び出されうる。それゆえ、限られ
た数のBチャネルを有するデジタル加入者回線を共用す
る端末に対する呼を実現する効率に問題が存在する。
限られた数のBチャネルを有するデジタル加入者回線を
共用している複数の端末に対する呼を処理する際に競合
状況が生ずる。例えば、呼に応答すべき端末に対してB
チャネルが利用可能な状態であることを保証するための
方策が全くとられない場合には、当該呼は応答されえな
くなる可能性がある。呼は、当該呼によって指定された
端末のうちのいずれかにBチャネルが割当てられえない
場合には応答されえなくなる。ある呼によって指定され
た端末に対して当該呼が実現されるべき時点でBチャネ
ルが割当てられうるかをチエツクすることは、当該呼が
応答されうろことを保証しない。呼が開始された時点で
Bチャネルが割当てられえた場合においても、当該呼に
よって指定された端末が応答しようとする以前に当該B
チャネルが他の端末に割当てられることもありうる。
このような競合状況は、発呼者及び被呼者の双方に対し
て混乱を生じさせ、交換システム及びネットワーク資源
の利用が非効率的になる。呼を応答されえない状態にす
ることは、発呼者に対して被呼者のステータスに関する
曖昧な情報を提供する。まず、発呼者は呼び出し音を聞
く。当該呼が応答されえないと決定された後、発呼者は
呼び出し音を聞き続けるか当該呼がブロックされたこと
を示すふくそう(congest Ion)、すなわち
ビジート−ンを受信するかのいずれかである。発呼者が
呼び出し音を聞き続けた場合には、当該発呼者は、被呼
者が机をはずしているもしくは呼に応答することが不可
能な状態であると結論する。あるいは、まず呼び出し音
が聞こえてその後ビジーすなわちトーンを聞いた場合に
は、発呼者はそのような応答に慣れていないために混乱
する。
被呼者に対しても混乱する情報が与えられる。
まず、被呼者の端末が、当該被呼者が応答すべき呼であ
ることを示すために当該呼に応答して呼び出される。し
かしながら当該被呼者が当該呼に応答しようと試みると
当該被呼者は当該呼が応答されえないことを見出す。さ
らに、当該被呼者には、他の全ての人が当該呼に対して
応答することを許可されことが保証されていない。ある
経営者が重要な呼を待ち受けている例を考えてみよう。
彼女の端末が鳴りだし、彼女は端末に表示された発呼者
のディレクトリ番号から当該呼が待ち受けていたもので
あることに気付く。しかしながら、当該呼に応答しよう
とする際に、彼女は、割当てられるべきBチャネルがな
いために当該呼が応答されえないことを発見する。この
経営者は、応答されえない呼に対して応答しようとする
ことによって不要に混乱させられる。さらに、今や、彼
女は呼に気付いており、当該ディレクトリ番号を共有し
ている他の誰かが当該呼に応答しうるか否かを知らない
加えて、発呼した後に当該呼が応答されえないと決定す
ることは、資源の利用が不効率となる。
オーストラリアにいる発呼者から米国内の誰かに対して
かけられた呼を考える。当該呼が被呼者に対して試行さ
れた場合、数多くの交換器間及び交換器内資源が当該呼
に対して割当てられており、当該呼が終了するまで割当
てられたままである。
例えば、発呼者が呼び出しをするだけの場合でも、前記
資源は割当てられたままである。これらの資源は、当該
呼が応答されえなくなった場合には、不必要に専用され
ていたことになる。
すなわち、従来技術において認識されていた問題点は、
単一のデジタル加入者回線を共有している複数の端末へ
の呼の処理に際して発生する効率の悪さ及びこのような
呼の発呼者及び被呼者に対して与えられる曖昧な情報で
ある。
[発明の概要] 以上の問題点は、本発明に係る、単一のデジタル加入者
回線を共有している端末に対して実現される呼数を最大
にし、その一方で試行される全ての呼に関して、当該呼
に応答するために用いられる、当該呼によって指定され
た少なくとも1つの端末に対してBチャネルが割当て可
能な状態にあることを保証する呼処理方法並びにその装
置によって解決される。着信呼に応答して、交換システ
ムは、単一のデジタル加入者回線を共用し、当該着信呼
によって指定されている端末の組に対するチャネルを予
約する。当該予約により、1台の端末が呼を発信あるい
は呼に応答するためのチャネルに割当てられることが可
能となる。
1チャネルに対しては同時に1端末しか割当てられえな
いが、1チャネルが2台以上の端末に対して予約されて
いることにより、当該予約の中に含まれている端末のい
ずれもが呼に応答することが可能となる。本発明に係る
配置の利点は、2台以上の端末に対してチャネルを予約
することにより、単一のデジタル加入者回線を共用して
いる端末に対してなされる呼数が最大になる、という点
である。呼に応答して複数の端末で呼び出し音が鳴るが
、そのうちの1端末のみが当該呼に応答し、割当てられ
るべきチャネルを必要とする。
有利なことには予約することにより、当該デジタル加入
者回線上でなされる各着信呼に対して少なくとも1端末
が応答可能である、ということも保証される。よって、
応答されえない状態になる呼はなく、発信者及び着信者
も、混乱したあるいは曖昧な情報を受は取ることもない
。発信者が、着信局で呼び出しがなされることを示す゛
情報を受信した場合には、当該発信者は、突然ビジーあ
るいは信号を受は取ることにはならず、当該呼が着信側
端末のいずれかによって応答されうろことが保証されて
いる。同様に、着信者は呼に応答しうる状態でいるか、
あるいは、当該呼が別の端末において応答されうる状態
であることが保証されている。全ての呼が応答されうる
状態であるため、資源が応答されえない呼によって占有
されてしまうことはない。
本発明に係る方法に従って、デジタル加入者回線の1つ
のチャネルが複数の端末に対して、当該複数の端末のう
ちの1台のみによってそれ以降になされる呼の応答/発
呼において利用されるように予約される。
本発明に係る具体的方法においては、前記チャネルはB
チャネルである。チャネルは、特定のチャネルを予約さ
れたものとして識別することによって予約される。ある
いは、予約は特定のチャネルを識別することなくなされ
る。特定のチャネルを予約されたものとして識別する予
約を有する端末から呼応答要求が受信されると、当該予
約を共有している全ての端末に対する予約は取消され、
予約されていたチャネルは要求した端末に割当てられる
。同様に、特定のチャネルを予約されたものとして識別
する予約を有する端末から呼発呼要求が受信されると、
当該予約を共有している全ての端末に対する予約は取消
され、予約されていたチャネルは要求した端末に割当て
られる。特定のチャネルを予約されたものとして識別し
ない予約を有する端末から呼応答要求が受信されると、
未使用チャネルが選択され、当該予約を共有している全
ての端末に対する予約は取消されて、当該選択されたチ
ャネルが要求した端末に割当てられる。
同様に、特定のチャネルを予約されたものとして識別し
ない予約を有する端末から呼発呼要求が受信されると、
未使用チャネルが選択され、当該予約を共有している全
ての端末に対する予約は取消されて、当該選択されたチ
ャネルが要求した端末に割当てられる。
本発明に係る具体的方法においては、交換システムは着
信呼を、まず、いずれの端末(群)が当該呼によって指
定されているかを決定することによって処理する。その
後、当該交換システムは、当該着信呼によって指定され
ていると決定された端末に対してチャネルを予約する。
本発明に記載されている具体例においては、予約は、一
連の呼によってなされる。本発明に係る構成は、予約に
含まれる各々の端末が当該予約を生成した全ての呼によ
って指定されることを保証する。当該予約に含まれるい
ずれの端末がチャネルに対して割当てられるかにかかわ
らず、当該端末は予約を生成した全ての呼に対して応答
することが可能である。よって、応答され得ない状態に
なる呼はない。例えば、予約が第1着信呼に応じてなさ
れていて第2着信呼が到達する場合、前記交換システム
は、当該予約に含まれたいずれかの端末が当該第2呼に
よって指定されているか否かを決定する。当該第2呼に
よって当該予約内の少なくとも1台の端末が指定されて
いる場合には、前記交換システムは、当該予約を、前記
第2呼によって指定された端末のみを含むように変更す
る。
その結果生成された予約に含まれる各端末は、第1呼及
び第2呼の双方によって指定されている。
いずれの端末がチャネルに対して割当てられるかに関わ
らずこれらの端末は双方の呼に応答しうる。
第1呼に対する応答要求が前記端末のうちの1台から受
信されると、交換システムは、他の端末に対する予約を
取消し、チャネルを、要求した端末へ割当てる。第1呼
に応答した端末は、第1呼を保留にし、その後第2呼応
答要求を出すことによって、第2呼に応答することも可
能である。すなわち、双方の呼とも応答されうる状態に
ある。
2以上の呼に基づく予約が生成されると、当該予約は、
一方の呼が終了した場合においても依然として要求され
ることがありうる。本発明に係る具体例においては、2
呼が予約を生成してそのうちの一方から終了要求が受信
された場合、交換システムは他方の呼に対して予約が要
求されているか否かを決定する。当該交換システムは、
予約が他の呼に対して要求されていない場合のみ当該予
約を取消す。
着信呼に応じて生成された予約を有する端末は、当該呼
に対して可聴音アラート信号を発することが要求される
。本発明に係る具体例においては、予約を有さずに着信
呼によって指定された端末は当該着信呼に対して応答す
ることが許可され、可聴音アラート信号を発する。予約
を有さない端末には、(1)以前なされた呼に対して生
成された予約には含まれていたが、当該予約が元の予約
のサブセットに挾められたために予約から除去された端
末、及び(2)予約を有したことのない端末が含まれる
。交換システムは、予約を有さない端末が着信呼に応答
することが可能であるか否かを、当該端末が他の予約に
含まれているか、もしくは、チャネルが予約されている
か否かをチエツクすることによって決定する。Bチャネ
ルの一方が予約されていない場合には、予約を有さない
端末は当該予約されていないBチャネルを用いることに
よって呼に応答することが可能であり、可聴音アラート
信号を発することが要求される。前記端末が他の呼に対
して生成された予約を有する場合には、当該端末は当該
予約を双方の呼に応答するために用いることが可能であ
り、可聴音アラート信号が発せられる。
本発明に係る具体例においては、予約データは予約を有
する端末を規定するために用いられる。
着信呼に応答してチャネルを予約する際に、交換システ
ムは当該予約データをチエツクして、当該着信呼によっ
て指定された端末のいずれかに対していずれかのチャネ
ルが予約されうるかを決定する。さらに、チャネルの予
約には、新たな予約を規定するための予約の更新が含ま
れる。チャネルは、端末の組に対して、当該端末の組が
既に予約を有している場合、あるいはチャネルが予約さ
れていない場合に予約されうる。
交換システムは第1チャネルを予約しようとする。第1
チャネルを予約しようとする試みが不成功である場合に
は、交換システムは、第2チャネルの予約を試みる。場
合によっては、端末の組がどのチャネルを好むかを示す
志向データをストアすることによって、この選択はさら
にエンハンスされる。このような志向データが与えられ
る場合には、交換システムは志向データによって規定さ
れるチャネルを第1チャネルとして選択する。
本発明に係る別の具体例においては、交換システムは、
いずれかの端末へチャネルを割当てることが着信呼が応
答されるのを妨げるか否かが決定される。この決定に基
づき、交換システムは、呼に応答及び発呼することが可
能な端末の組を決定する。当該端末の組は、あらゆる着
信呼が応答されるのを妨げずにチャネルに対して割当て
らることが可能な端末のみを含んでいる。交換システム
は、チャネルが割当てられたり割当てが解消されたりす
る毎に、呼に応答及び呼を発呼することが可能な端末を
再決定する。
交換システムは、あらゆる着信呼が応答されるのを妨げ
ずに呼に応答あるいはを発呼することが可能な端末の組
を決定する。各々の組は、チャネルに割当てられている
あらゆる端末を含まなければならず、デジタル加入者回
線上のチャネル数以上の端末を含むことは出来ない。交
換システムは、呼の応答及び発呼を少なくとも1つの端
末の組に含まれている端末に制限する。これらの組は、
新たな呼がなされるあるいはチャネルが割当てられるあ
るいは割当てが解消される毎に再決定される。
交換システムは、呼によって指定されているが、サイレ
ントアラートによるBチャネルブロッキング故に当該呼
に応答できない端末を要求する。端末は、通常、呼に応
じて呼び出し音を発生し、ライトをフラッシングするこ
とによって可聴音によるアラート信号を発生する。それ
に対して、サイレントアラート状態にある端末は、通常
、ライトをフラッシングするが呼び出し音は発生しない
端末によって、当該端末がサイレントアラート状態にあ
るのではなく可聴音によるアラート信号の発生を行なう
状態にあることを示すために用いられる付加的な方法は
、ライトを、可聴音アラート状態にあることを示すため
にある周期でフラッシングし、サイレントアラート状態
にあることを示すために別な周期でフラッシングするこ
とである。
[実施例] 本発明の原理は、サービス総合デジタルネットワーク(
ISDN)交換器1000に即して記述される。サービ
ス総合デジタルネットワークは、電話集積デジタルネッ
トワークから発展した、音声及び非音声サービスを含む
広範なサービスをサポートするエンド・ツー・エンドデ
ジタル接続を実現するネットワークであり、ユーザは、
限られた標準利用者インターフェースセットによって当
該ネットワークにアクセスすることが可能である。l5
DN交換器1000の一例は、ベラフナ−(Beckn
et)らによる米国特許箱4.592.048号に記載
された集積パケット交換及び回路交換システムである。
交換器1000は、交換ネットワーク1010を有して
おり、当該ネットワークは、前掲の参照文献に記載され
ている集積パケット交換及び回路交換システム例におい
ては、複数個の時間スロット相互交換ユニット及び回路
交換接続を実現する時間多重化交換器を表わしている。
交換器1000は、さらに、前掲の参照文献に係る交換
システム例の、中央制御部及び時間多重化交換器の所定
のチャネル及び制御分配ユニットを介して通信する複数
の制御ユニットを含む制御部を表わす制御装置1020
を有している。
交換器1000に接続された2つのデジタル加入者回線
31及び41は、各々、144kb/sのユーザがアク
セス可能な帯域を有している:2つのBチャネルに対し
て84kb/sずつ、IDチャネルに対して18kb/
Sである。各デジタル加入者回線に対する2つのBチャ
ネルは、BチャネルB1及びBチャネルB2として示さ
れる。各々のデジタル加入者回線に接続された全ての端
末は、144kb/sの帯域を受信するが、各端末は必
ずしも全帯域を必要とする訳ではない。帯域の利用を向
上し、工場外での配線費用を減少させるために、CCI
TT勧告!、430は、複数の端末の単一のデジタル加
入者回線へのポイント・ツー・マルチポイント構成での
接続を許可している。端末2300から2302はデジ
タル加入者回線31に接続されており、端末2400か
ら2404はデジタル加入者回線41に接続されている
この種の配置においては、Bチャネルを通じて端末へ実
現される呼は、当該呼のなされている間にBチャネルが
前記端末へ割当てられていることを必要とする。端末自
体も、当該端末から呼が発呼される場合には、割当てら
れたBチャネルを必要とする。Bチャネルが端末に割当
てられている場合には、当該Bチャネルは前記端末に“
占有されている”と表現される。デジタル加入者回線3
1は2つのBチャネルのみを提供しているため、当該デ
ジタル加入者回線31を共用している最大2台の端末が
、Bチャネルを必要とする呼に関して常時アクティブと
なりうる。
Bチャネルはわずか1台の端末によって支配される、す
なわち割当てられるのであるが、複数の端末に対して予
約されることが可能である。Bチャネルが予約されてい
る場合には、交換器1000は、当該Bチャネルを、当
該予約に含まれている端末に対してのみ割当てる。この
ため、当該予約に含まれている端末のみが当該Bチャネ
ルを用いて発進及び着信することが可能となる。交換器
1000は予約されたBチャネルを他の端末に対して割
当てることはない。予約は、予約されたチャネルが、当
該予約に含まれた端末のうちの1台へ予約されたチャネ
ルが割当て可能な状態にあることを保証する。
端末は、当該端末が発信及び着信に用いることが可能な
りチャネルが存在しない場合には、Bチャネルブロック
状態にあるとみなされる。端末は、Bチャネルが呼に関
してアクティブである他のチャネルに割当てられている
ため、あるいは、Bチャネルが他の端末に対して予約さ
れているために、Bチャネルブロック状態になる。
第1図に示された端末は5つのキーシステムグループ1
50.180.170 、180 、及びに0よりなる
。キーシステムグループは、単一のディレクトリ番号(
DN)に対してなされる1つの、あるいは複数の呼を共
有する端末の組である。キーシステムグループ150は
、端末2300.2301.及び23o2よりなる。デ
ィレクトリ番号DNIは、グループ150によって共有
されたディレクトリ番号である。
キーシステムグループ170は、端末2400.240
1.2403、及び24σ4よりなる。ディレクトリ番
号DN9は、グループ170によって共有されたディレ
クトリ番号である。キーシステムグループ180は、端
末2403及び2404よりなる。ディレクトリ番号D
N12はグループ180によって共有されたディレクト
リ番号である。キーシステムグループは、異なったデジ
タル加入者回線上の端末を含むことも可能である。例え
ば、キーシステムグループに0は、デジタル加入者回線
31上の端末2300及びデジタル加入者回線41上の
端末2403よりなる。ディレクトリ番号DN15は、
グループに0によって共有されたディレクトリ番号であ
る。
ある端末がBチャネルブロック状態にあり、当該端末に
よって共有されているディレクトリ番号宛の呼が交換器
に到達すると、当該交換器は、当該端末に対して、同一
ディレクトリ番号を有する別の端末がBチャネルブロッ
ク状態にない場合には、当該呼に応答してサイレントア
ラート状態になることを要求する。当該ディレクトリ番
号を有する全ての端末がBチャネルブロック状態にある
場合には、当該呼は実現されない。端末が可聴音による
アラート信号を発生する場合には、通常呼び出し音を生
成して当該端末のユーザに知らせる。
例えば、端末2300は呼び出し回路2311を有して
いる。当該回路が起動されると、呼び出し音がスピーカ
ー2312を通じて生成される。加えて、当該端末に関
する着信ディレクトリ番号に関するライトあるいはイン
ジケータが通常フラッシュする。端末は、ボタン231
Bから23にに対してランプを有している。ボタン23
1B及び2317はディレクトリ番号DNIに対するも
のであり、ボタン2318及び23にはディレクトリ番
号DNL5に対するものである。
端末は、サイレントアラートに対する要求うに対して種
々の方法で応答する。第1の方法は、呼に応答して当該
ディレクトリ番号に関するライトあるいはインジケータ
をフラッシュさせ、呼び出し音を生成しない、というも
のである。この第1の方法は、当該端末がオフフック状
態にある場合には曖昧なものである。なぜなら、当該端
末がオフフック状態にある場合には、多くの端末は可聴
音アラート信号を発生すべき呼に対しても呼び出し音を
生成しないからである。当該第1方法は、当該端末の呼
び出し音生成機構が切られている(オフになっている)
場合にも曖昧なものとなる。第2の方法を用いる端末は
、サイレントアラート呼に対しては呼び出し音を生成し
ない。しかしながら、第2の方法においては、当該端末
は、当該ディレクトリ番号に係るライトあるいはインジ
ケータを、可聴音アラート信号を生成すべき呼に対する
場合と異なったレートでフラッシュさせる。端末230
0は、ランプ2313を、可聴音アラート呼に対しては
毎分120回、サイレントアラート呼に対しては毎分3
0回、フラッシュさせる。このため、当該端末がオフフ
ック状態にある場合あるいは呼び出し音生成機構が切ら
れている(オフになっている)場合においても、当該端
末のユーザがサイレントアラート呼を可聴音アラート呼
と区別することが可能となる。第3の方法においては、
当該端末は、サイレントアラートを行なうように要求さ
れた場合には、当該ディレクトリ番号に対するビジー表
示を行なう。このことは、当該ディレクトリ番号を用い
て呼が発呼され得ないと示すことにより、当該端末のユ
ーザが混乱するのを回避するのに役立つ。以上に示され
た3種以外の応答も可能である。あるいは、サイレント
アラート呼に対しては、当該端末においては何ら表示が
なされない。ある具体例においては、交換システムが、
当該端末に対してサイレントアラートを行なうことを指
示するメツセージをも送出しないことも可能である。
交換器100は、メモリ3000内に予約データ400
0を管理しており、当該データは、デジタル加入者回線
31及び41に対するBチャネル予約データを含んでい
る。デジタル加入者回線31及び41の各々に対して、
3組のビットストリングが予約データ4000内にスト
アされている。第1のビットストリング、blresv
sは、デジタル加入者回線のBチャネルB1に係る予約
を表わしている。第2のビットストリング、b 2  
resvsは、デジタル加入者回線上のBチャネルB2
に係る予約を表わしている。第3のビットストリング%
 aud  alert 。
は、デジタル加入者回線上の、可能音によるアラートが
なされるべき端末を表わしている。これら3ビツトスト
リームは同様のフォーマットを有している。各ビットス
トリングは、デジタル加入者回線上の各端末に対応する
ビットを有している。
交換器1000は、単一のデジタル加入者回線上に、最
大8端末を実現することが可能である。交換器1000
は、0から7までの数をデジタル加入者回線上の各端末
に対して関連付けるデータを有している。第1図の端末
に対する2300から2404までの添付数字の最後の
数字は、デジタル加入者回線上での識別側子である。例
えば、デジタル加入者回線31上の端末0は端末230
0であり、デジタル加入者回線41上の端末2は端末2
402である。各ビットストリングのビットは、それぞ
れ、右から左へ端末0から7に対応している。ビットス
トリングb1resv及びb2  resvにおいては
、端末にBチャネルが割当てられているあるいは端末が
Bチャネルに関する予約を有している場合には、当該端
末に対応するビットが対応するBチャネルに対するビッ
トストリング中でセットされる。例えば、ブロック20
0(第2図)において、ビットストリングbl  re
svが1を位置0.1、及び2に有し、他の全ての位置
には0を有するとする。このことは、端末0.1、及び
2がデジタル加入者回線31のBチャネルB1に関する
予約を有していることを意味する。予約ビットストリン
グ中の全てのビットが0である場合は、当該Bチャネル
に関する予約がなく、当該Bチャネルはいずれの端末に
対しても割当てられていない。ビットストリングaUd
  alertに関しては、ある端末に対応するビット
が1にセットされている場合には、当該端末が現時点に
おいて可聴音を用いたアラートを行なうことを示してい
る。
デジタル加入者回線の各々に対して、Bチャネルがどの
ように使われつつあるかを示すデータも、各Bチャネル
に対する予約データ4000中にストアされている。第
1のデータアイテム、b l  use sは、Bチャ
ネルB1がどのように使用されているかを表わし、第2
のデータアイテム、B2useは、BチャネルB2がど
のように用いられているかを表わす。bluse及びB
2useのとりうる値ニハ、IDLE、V  R3VS
V  ALC。
D  ALC,及びPERM  PKTが含まれる。
IDLEという値は、当該Bチャネルがアイドリング状
態にあることを示している。V  RSVという値は、
当該Bチャネルが単一の、あるいは複数の呼に応じて予
約されていることを示している。
V  ALCという値は、当該Bチャネルが音声呼を処
理するために端末に割当てられていることを示している
。D  ALCという値は、当該Bチャネルがデータ呼
を処理するために端末に割当てられていることを示して
いる。PERM  PKTという値は、当該Bチャネル
がパーマネントパケットサービスに用いられていること
を表わしている。
例えば、予約データ4000のブロック300(第2図
)は、デジタル加入者回線41に対するデータを有して
いる。データアイテムbluseは、BチャネルB1が
音声呼を処理するために端末に割当てられていることを
示すV  ALCに設定されており、アイテムb2us
eは、BチャネルB2が予約されていることを示すV 
 RSVに設定されているる。
Bチャネルがデータ呼に用いられている場合には、音声
呼は当該Bチャネルを利用することはできない。さらに
、端末ユーザは、特定のBチャネルをデータ呼に対して
のみ用いられるように規定することも可能である。各々
のBチャネルの使用に関して何らかの制限を規定するた
めの付加データが交換器内にストアされる。端末ユーザ
は、あるBチャネルがパーマネントパケットサービスに
対して用いられるように規定することが可能である。前
記付加データが、あるBチャネルがデータ呼に対しての
み、あるいはパーマネントパケットサービスに対しての
み用いられるように規定する場合には、当該Bチャネル
は音声呼に対して用いられたり予約されたりすることは
ない。
交換器1000は、さらに、メモリ3000内に呼デー
タ(Call Data)5000  (第2図)を管
理している。
デジタル加入者回線31上の端末2300から2302
及びデジタル加入者回線41上の端末2400から24
04の各々に対して、当該端末においてアクティブであ
る。
あるいはアラート動作を行なっている各々の呼に対する
データが呼データ5000内にストアされる。
端末と呼の各々の組合わせは、端末を識別する0から7
までの数字及び呼を識別する呼IDによって識別される
。端末と呼の各々の組に関しては、2つのデータアイテ
ムがある。第1のデータアイテム、bchan sは当
該呼に応答して当該端末に対して予約されていた、ある
いは割当てられたBチャネルが存在する場合には当該B
チャネルを識別する。Bチャネルが予約されていない場
合には、bchanは0にセットされる。その他の場合
にはbethanは、予約されたBチャネルを示すよう
、1あるいは2にセットされる。第2のデータアイテム
、b  blked 、は、当該呼に対して予約が要求
された場合に、当該端末がBチャネルブロック状態にあ
ったか否かを示す。例えば、呼データ5000のブロッ
ク811は、デジタル加入者回線31上の端末0におけ
る、呼IDLOによって識別される呼に対するデータを
有している。データアイテムbchanは1にセットさ
れている。このことは、デジタル加入者回線3!上のB
チャネルB1が当該呼に対して予約されていたことを示
している。加えて、データアイテムb  blkedは
Noにセットされており、当該予約が要求された時点で
当該端末がBチャネルブロック状になかったことが示さ
れている。
交換器1000は、さらに、メモリ8000に割当てデ
ータ6000 (第2図)を管理している。デジタル加
入者回線31及び41の各々に対して、割当てデータ6
000は、2つのビットストリング、bl  allo
c及びb2  allocを含んでいる。これらのビッ
トストリングは、予約データ4000のbl  res
v及びb2  resvと同一のフォーマットを有して
いる。
ビットストリング中のあるビットが1にセットさされて
いる場合には、当該B1チャネルは、デジタル加入者回
線上の対応する端末に割当てられている。blresv
及びb2  resvとは異なり、最大で1つのビット
位置が常−に1にセットされる。
なぜなら、Bチャネルは1度に1端末のみにしか割当て
られ得ないからである。Bチャネルが端末に割当てられ
ている場合には、対応する予約ビットストリング、bl
  resvあるいはb 2  resvsは、割当て
ビットストリングbl  alloeあるいはb2  
allocと同一となる。別の具体例においては、割当
てデータは削除されている。その代わりに、交換器は、
予約ビットストリングをbl−use及びb2useデ
ータと組合せてBチャネルが割当てられているかを決定
するために使用する。
割当てビットストリング中の全てのビットが01=セツ
トされている場合には、当該Bチャネルは割当てられて
いない。例えば、割当てデータ6000(第2図)のブ
ロック511は、デジタル加入者回線3工のBチャネル
B1及びB2に対するデータを有している。データアイ
テムbl  alloc及びb2  alloeは双方
とも“00000000”にセットされており、いずれ
のBチャネルも端末に割当てられていないことを示して
いる。割当てデータ6000のブロック512は、デジ
タル加入者回線41のBチャネルB1及びB2に対する
データを有している。
データアイテムbl  allocは、端末2に対応す
るビットが1にセットされており、BチャネルB1が端
末2に割当てられていることを示している。
データアイテムb2  allocは” 000000
0G”にセットされており、BチャネルB2が端末に割
当てられていないことを表わしている。
Bチャネルの予約 以下に議論される予約手続きは、Bチャネルを音声呼に
対して予約するために用いられる。当該手続きは、少な
くとも端末と同数のBチャネルを有する構成において、
音声呼のみが取扱われている場合には、Bチャネルブロ
ックの状態が生じないことを保証する。他の構成に対し
ては、当該続きは、デジタル加入者回線上の端末の組へ
呼がなされた場合、少なくとも1台の端末が当該呼に応
答しうる状態にあることを保証する。端末は、Bチャネ
ルが当該端末に対して音声呼を応答するのに用いられる
ように割当てられうる場合には、呼に応答することが可
能である。端末の組に対してなされた呼は、双方のBチ
ャネルが当該呼によって指定されていない端末に割当て
られている、あるいは予約されている場合、もしくはB
チャネルが音声呼の処理に対して利用不能の場合に応答
され得なくなる。有利なことには、本発明に係る当該予
約手続きは、呼に応答して、1デジタル加入者回線上で
1つのBチャネルのみを予約する。呼に応答するために
は1つのBチャネルのみが必要であり、従って、1つの
Bチャネルのみが予約される。当該手続きは、資源を利
用される以上に占有しない。
当該予約手続きは、端末の1音声呼を保留にしておき、
同一のBチャネルを用いて別の音声呼に応答しうる、と
いう能力に依存している。よって、複−数の呼が同一端
末群に対してなされた場合には、これらの呼に応答して
1つのBチャネルのみが予約される。当該端末群中の1
端末が予約されたBチャネルを全ての呼に応答するため
に用いることが可能であるため、1チャネルのみが必要
とされる。データ呼は保留にすることはできない。呼を
保留することに依存しないように修正された同様の手続
きがデータ呼に対して用いられる。
呼があるディレクトリ番号宛に交換器1000に到達す
ると、交換器1000は、当該ディレクトリ番号を共有
している端末の組を決定する。交換器1000は、これ
らの端末の各々に対するデジタル加入者回線を決定し、
決定された各々のデジタル加入者回線上でBチャネルの
予約を試みる。決定されたデジタル加入者回線の各々に
対して、交換器1000は、予約がなされた端末を規定
するビットストリングを用いる。当該ビットストリング
は、ビットストリングbl  resv、 b2  r
esvl及びaudalertと同一のフォーマットを
有している。要求ビットストリングの8つのビットは、
右から左へ、デジタル加入者回線上に配置されうる最大
8台の端末に対応している。当該着信ディレクトリ番号
を共有している端末に対応するビットは1にセットされ
る。残りのビットはOにセットされる。決定されたデジ
タル加入者回線の各々に対して、交換器1000は、第
3図から第6図の流れ図によって示された予約手続きを
実行する。当該予約手続きは、まず、音声呼に関して、
あらゆる端末に対して複数のBチャネルが予約されるこ
とを避けるために、既存の予約を用いて新たな要求を充
足させることを試みる。当該要求が既存の予約を用いて
充足されえなかった場合は、当該手続きは、予約されて
いないBチャネルを当該要求を満たすために予約しよう
と試みる。
ブロック3010 (第3図)から実行が開始され、交
換器1000が、調査されつつあるBチャネルを識別す
るために用いられるローカル変換bptrを1にセット
する。第3図の流れ図によって規定される具体例におい
ては、まず、BチャネルB1で予約がなされうるかが決
定される。まず、呼着信側の端末によって希望されてい
ると示されているBチャネル上で予約がなされうるかを
決定するような、別の手続きも用いられうる。端末側の
希望は、−例として、交換器内にストアされた、端末、
デジタル加入者回線、あるいはディレクトリ番号に基づ
く希望データによって示される。例えば、予約データ4
000内に、各デジタル加入者回線に対する、当該デジ
タル加入者回線によって希望されるBチャネルを示すデ
ータアイテムが含まれうる。
bpt rの初期化に加えて、交換器1000は、要求
に応じて予約が保証されている端末を識別するために用
いられる8ビツトよりなるビットストリングaud  
rsvを初期化する。交換器1000は、さらに、予約
は保証されていないが可聴音を用いたアラートがなされ
るべき端末を識別するために用いられる8ビツトよりな
るビットストリングaud  norsVを初期化する
。bptr% aud  rsv %及びaudnor
sVは当該予約手続きの間にデータを一時的にストアす
るために用いられるローカル変数である。。
処理は、ブロック3015に進んで、交換器1oooは
、BチャネルB1が音声呼に対して用いられうるが否か
を決定する。交換器1000内のデータがBチャネルB
1はデータ呼に対してのみ用いられうると規定した場合
には、当該Bチャネルは音声呼に対しては用いられえな
い。さらに、予約データ4000内のデータアイテムb
l  useが当該Bチャネルが現時点でデータ呼に対
して用いられていると規定した場合には、当該Bチャネ
ルは音声呼に対して用いられえない。BチャネルB1が
音声呼に対して用いられえない場合には、処理はブロッ
ク3085へ進む。そうでない場合は処理はブロック3
020へ進み、交換器1000はBチャネルB1に予約
があるか否かをチエツクする。BチャネルB1に対する
予約ビットストリング、bl  resvsが0に等し
い場合には、当該Bチャネルに対する予約はなく、処理
はブロック3085に進む。
BチャネルB1に予約がある場合には、処理はブロック
3030に進む。ブロック3030においては、交換器
1000は、Bチャネルに対する予約ビットストリング
、bl  resv、を指し示す。ブロック3030以
降のブロックにおいて、当該予約が前記要求に含まれる
端末のうちのいずれかを含んでいるか否かを決定するた
めにチエツクがなされる。ブロック3040においては
、交換器1000は、前記要求がBチャネルB1に対す
る当該予約のサブセットであるか否かを決定する。交換
器1000は、このチエツクを、BチャネルB1に対す
る予約を表わすビットストリングと前記要求を表わすビ
ットストリングとをOR演算することによって実行する
。OR演算の結果がBチャネルB1に対する予約を表わ
すビットストリングと等しい場合には、前記要求は当該
予約のサブセットである。前記要求が当該予約のサブセ
ットである場合には、実行はブロック3050へ進む。
ブロック3050においては、BチャネルB1に対する
当該予約は、前記要求に対するビットストリングを当該
予約に対するビットストリングに割当てることによって
、前記要求がなされている端末のみに制限される。ここ
で、前記要求と既存の予約との論理積は前記要求に等し
いことに留意されたい。なぜなら、前記要求は、既存の
予約のサブセットであるからである。ビットストリング
aud  rsvにも前記要求に対するビットストリン
グが割当てられる。前記要求に含まれる全ての端末は予
約が保証されるため、aud  norsVは全てゼロ
のままである。実行は、ブロック6010(第6図)に
移る。前記要求が既存の予約のサブセットではあるが、
当該既存の予約とは同一でない場合、既存の予約が前記
要求によって置換された場合に予約を有していた端末の
あるものは予約を失うことになる。これらの端末は予約
なしにアラートされる。ブロック801Gにおいては、
以下により詳細に記述されているように、予約なしにア
ラートされている全ての端末がアラート状態にあり続け
るか否かを決定するためのチエツクがなされる。
ブロック3040 (第3図)におけるチエツクの結果
が否定的であった場合には、実行はブロック3080へ
移り、要求がBチャネルB1の予約と重なりを有する(
lntersect)かどう・かがチエツクされる。
このことは、要求ビットストリングと既存の予約とのA
ND演算を行ない、その結果がゼロ以外であるか否かを
チエツクすることにより決定される。
前記要求がBチャネルB1の予約と重なりを有する場合
には、処理はブロック3070に進む。3070におい
ては、当該型なりに含まれる端末に対する予約のみが保
証される。このことは、BチャネルB1の予約に関する
ビットストリングを前記AND演算の結果と等置するこ
とによりなされる。2つの場合が考えられる。前記要求
が既存の予約のスーパーであるか、もしくは、前記要求
がスーパーセットとなることなしに当該予約との重なり
を有していることになる。前記要求が既存の予約のスー
パーセットである場合には、当該予約を前記要求と当該
予約の重なりで置換することは当該予約を変更しない。
前記要求が重なりを有するが既存の予約のスーパーセッ
トではない場合には、既存の予約に含まれるいくつかの
端末は予約を失なうことになる。ブロック6010より
開始されるチエ゛ツクにより、これらの端末が可聴音に
よるアラート状態にあり続けるか否かが決定される。ブ
ロック3070においては、aud  rsvも前記要
求と当該予約との重なりと等置きれる。
BチャネルB1に対する予約ビットストリング及びau
d  rsvビットストリングに対する新たな値が、前
記要求が予約のサブセットである場合のブロック305
0におけるのと同様に、重なりを有する場合においても
ブロック3070において設定されることに留意された
い。既存の予約が新たな要求を充足するように修正され
た場合は全て、新たな予約は既存の予約と前記要求との
重なりである。
サブセットの場合と重なりの場合との相異点は、要求が
予約のサブセットでない場合は、要求に含まれるいくつ
かの端末に対して予約が保証されない、という点である
。これらの端末が呼に応じて可聴音によるアラートがな
されるかあるいはサイレントアラートが行なわれるかを
決定するために付加的な処理が必要となる。ブロック3
070における処理が完了すると、処理はブロック50
10 (第5図)へ進む。ブロック5010においては
、以下に詳述されるように、要求中の、予約が保証され
ていなかった端末に可聴音アラートがなされるべきかサ
イレントアラートがなされるべきかを決定するためのチ
エツクがなされる。その時点でaud  n。
rsvがセットされる。
ブロック3060におけるチエツクにより、要求と既存
の予約とが重なりを有さないと示された場合には、処理
はブロック3080へ進む。ブロック3080において
は、双方のBチャネルがチエツクされたか否かを決定す
るためのチエツクがなされる。このチエツクは、変数b
ptrが依然として、第1Bチャネルのみがチエツクさ
れたということを示している1と等しいか否かを決定す
ることによりなされる。bptrが1と等しくない場合
には、双方のBチャネルに対する予約がチエツクされて
おり、処理はブロック4010へ進む(第4図)。
bptrが1と等しい場合には、処理はブロック308
5へ進む。ブロック3085には、要求に含まれる端末
のうちの全てがBチャネルBlに関する既存の予約に含
まれていない場合に及び、BチャネルB1に予約がない
場合及びBチャネルB1が音声呼に利用可能でない場合
に到達する。ブロック3085においては、交換器10
00は、BチャネルB2が音声呼に対して利用可能であ
るか否かをチエツクする。BチャネルB2が音声呼に対
して利用可能でない場合は、処理はブロック4010へ
進む。そうでない場合には、処理はブロック3090へ
進み、BチャネルB2に対する予約が存在するか否かが
チエツクされる。BチャネルB2に予約が存在しない場
合には、処理はブロック4010へ進む。Bチャネル2
に予約が存在する場合には、処理はブロック4010へ
進む。BチャネルB2に予約が存在する場合には、処理
はブロック3100へ進む。ブロック3100において
は、交換器1000はBチャネルB2に対する予約デー
タを指し示す。加えて、変数bptrが2にセットされ
る。次にBチャネルB1の予約に関して上述された手続
きがBチャネルB2の予約に関して反復される。反復さ
るべき手続きはブロック3040より開始される。
ブロック4010 (第4図)には、要求に含まれる全
ての端末がBチャネルB1あるいはB2に関する予約を
有さない場合に到達する。ブロック4010においては
、要求を充足させるために予約されていないBチャネル
を予約しようという試みがなされる。当該Bチャネルは
予約されたり割当てられたりしていてはならず、かつ、
音声呼に対して利用可能でなければならない。ブロック
4010においては、BチャネルB1が予約されておら
ず、がっ、音声呼に対して利用可能であるか否かがチエ
ツクされる。ブロック4010におけるチエツクの結果
が肯定的である場合には、処理はブロック4020へ進
む。ブロック4020においては、変数bptrが査定
中のBチャネルがBチャネルB1であることを示すため
に1にセットされる。要求に含まれる全ての端末に対す
るBチャネル上の予約は、ビットストリングbl  r
esvを要求ビットストリングと等置することによって
保証され、処理はブロック4070へ進む。Bチャネル
B1が予約されている、あるいは、音声呼に対して利用
可能でない場合には、処理はブロック4030へ進んで
、BチャネルB2が予約されておらず、かつ、音声呼に
対して利用可能であるか否かがチエツクされる。このチ
エツクの結果が肯定的である場合には、処理は、ブロッ
ク401Oへ進む。ブロック4010においては、変数
bptrがBチャネルB2を調査中のチャネルと識別す
るために2にセットされる。要求に含まれる端末に対す
るBチャネルB2上での予約が、ビットストリングb2
  resvを要求ビットストリングと等置することに
より保証され、処理はブロック407oへ進む。予約が
保証されていない場合には、処理はブロック4050へ
進み、変数bpt rが、要求に応答してBチャネルが
予約され得なかったことを示すために0にセットされる
ブロック4050に達した場合には、当該呼によって指
定された当該デジタル加入者回線上の端末はBチャネル
ブロック状態にあり、当該呼に応答することはできない
。交換器1000が、別のデジタル加入者回線上の少な
くとも1端末がBチャネルブロック状態になく、呼に応
答して、可聴音アラートがなされることが許可されてい
る場合には、処理はブロック5olo (第6図)へ進
む。交換器1000は当該着信ディレクトリ番号を共有
している全ての端末に対して5ETUPメツセージを送
信し、当該端末(群)にサイレントアラートを行なうこ
とを指示する。これらの端末は当該呼に応答することは
できない。なぜなら、これらの端末はBチャネルブロッ
ク状態にあるからである。当該着信ディレクトリ番号を
共有している端末(群)に接続された全てのデジタル加
入者回線を調べた後に、交換器1000が、当該呼に応
答して可聴音アラートがなされることを許可されている
端末が存在しないことを決定した場合は、全ての端末は
Bチャネルブロック状態にあり、当該呼は実現され得ず
、処理は終了する。当該呼によって指定された全ての端
末がBチャネルブロック状態にあるために当該呼が実現
され得ない場合は、交換器1000は発呼者に、全ての
端末がBチャネル状態にあることを示す信号を返送する
。この信号により、発呼者は、ビジー信号、他のふ(そ
う信号、あるいは発呼者にサービスを提供している交換
システムの能力に応じた特別のアナウンスを受信する。
新たな予約が、要求に応じて、以前には予約されていな
かったBチャネル上になされる場合に到達するブロック
4070においては、予約を有しており、かつ呼に対し
て可聴音アラートがなされるべき端末を表わすビットス
トリングaud  rsvが、要求に応じてセットされ
る。加えて、ブロック4070においては、当該デジタ
ル加入者回線に対する予約データ4000にストアされ
ているビットストリングaud  alertは、ビッ
トストリングaud  alertの直前の内容と要求
ビットストリングとの結び(論理和)にセットされる。
このことは、以前に可聴音アラートがなされていた端末
に要求に含まれている端末を加えた全ての端末に可聴音
アラートがなされることを示している。処理はブロック
601Oへ進む。
ブロック5010 (第5図)は、要求と予約との重な
り(論理積)が0ではないが予約のサブセットではない
場合に到達する。要求に含まれる、以前には予約が保証
されていなかった端末が可聴音アラートされるべきかサ
イレントアラートされるべきかを決定するチエツクがな
される。要求中に含まれており、予約が保証されていな
かった端末は、これらの端末がもう一方のBチャネル上
に予約を有しているかあるいはもう一方のBチャネルが
予約されておらず音声呼に対して利用可能である場合に
は可聴音アラートされる。それ以外の場合には、予約が
保証されていなかった端末はBチャネル状態にあるとみ
なされ、これらの端末はサイレントアラートされる。も
う一方のBチャネルとは、呼に応答して予約が保証され
ていたBチャネルではない方のBチャネルである。変数
bptrは、予約が保証されていたBチャネルを識別す
る。まず、ブロック501Oにおいて、もう一方のBチ
ャネルが音声呼に対して用いられうるかがチックされる
もう一方のBチャネルが音声呼に対して用いられえない
場合には、処理はブロック6010へ進む。もう一方の
Bチャネルが音声呼に対して用いられうる場合には、処
理はブロック5015へ進み、もう−方のBチャネルに
対する予約が存在するか否かがチエツクされる。このチ
エツクは、もう一方のBチャネルに対する予約データが
0と等しいか否かを決定することによってなされる。予
約が存在しない場合には、処理はブロック5020へ進
む。ブロック5020においては、要求中に含まれてお
り、かつ、予約が保証されていなかった端末に対応する
ビットが、ローカル変数aud  norsv内で1に
セットされ、処理はブロック5050へ進む。このこと
は、これらの端末が、Bチャネル予約を有していない場
合においても呼に応じて可聴音アラートされるべきこと
を示している。
もう一方のBチャネルに対する予約が存在する場合には
、処理はブロック5030へ進んで、要求に含まれてお
り、予約が保証されていなかった端末のいずれかがもう
一方のBチャネルの予約を有しているか否かがチエツク
される。これらの端末のうちのいずれかがもう一方のB
チャネルに予約を有する場合には、そのような端末も可
聴音アラートされる。要求に含まれており、予約が保証
されていなかった端末が予約を有していない場合には、
処理はブロック5olo (第6図)へ進む。
端末のいずれかがもう一方のBチャネルに予約を有する
場合には、処理はブロック5040へ進み、ビットスト
リングaud  norsv中の、これらの端末に対応
するビットが1にセットされる。audrSV中のビッ
トではなく s aud  norsvビットがセット
されることに留意されたい。これらのローカル変数は、
当該要求に応じて端末に対する予約が保証されているか
否かを表わすのみである。この場合には、予約要求に応
じて予約が保証されていなかったために、aud  n
orsvがセットされる◎処理はブロック5050へ進
む。
ブロック5050においては、デジタル加入者回線上で
可聴音アラートがなされる端末の組が更新される。ビッ
トストリングaud  alertによって規定される
、可聴音アラートがなされる端末の組は、以前にセット
されていた可聴音アラートがなされる端末の組とビット
ストリングaud  norsvによって規定される、
予約なしに可聴音アラートがなされる端末の組との重な
り(論理和)にセットされる。処理はブロック5050
からeotoへ進む。
新たな予約要求を保証することにより、既に可聴音アラ
ート状態にある端末がBチャネルブロック状態になるこ
とがある。例えば、ある端末は呼に応答して可聴音アラ
ートがなされているが予約を有していない、という場合
が起こりつる。ここれらの端末は、一方のBチャネルが
アイドリング(i、e、予約されていない)状態にあっ
たために、可聴音アラートがなされることが許可されて
いた。
しかしながら、前記Bチャネルが予約されると、アラー
トされる端末は、予約を有していない限りはブロック状
態になる。ブロックeoto (第6図)においては、
デジタル加入者回線上の可聴音アラートがなされている
端末のリストをBチャネルB1及びB2に対する予約デ
ータと比較するチエツクがなされる。BチャネルB1及
びB2の双方に予約がある場合には、予約を有する端末
のみが可聴音アラートがなされている端末のリストに存
在すべきである。なぜなら、Bチャネルはこれらの端末
に対してのみ割当可能であったからである。
第6図流れ図によって規定される手続きは、新たな予約
に対する要求がなされた時ばかりではなくデジタ加入者
回線上の端末が呼を着信したり発呼したりする場合に実
行される。この手続きは、Bチャネルに対する予約に変
更がなされた場合に解消する。予約の変更ゆえに可聴音
アラート状態にあった端末がBチャネルブロック状態に
なりうる。
ブロック6010においては、いずれかのBチャネルが
予約されておらず、音声呼に対して利用可能であるか否
かがチエツクされる。このことは、ビットストリングb
l  resvあるいはb2  resvのいずれかが
対応するBチャネルが予約されていないことを示す。0
と等しいか否かをチエツクすることにより決定される。
一方のビットストリングが0である場合には、対応する
Bチャネルが音声呼に対して利用可能であるかがチエツ
クされる。少なくとも一方のBチャネルが予約されてお
らず、かつ、音声呼に対して用いられうる場合には、予
約を有さない端末も可聴音アラートされて処理は完了す
る。BチャネルB1及びB2の双方が予約を有している
場合には、処理はブロック6020へ進み可聴音アラー
トが、なされている端末のリストには含まれているがB
チャネルB1及びB2のいずれにたいする予約にも含ま
れていない端末が存在するか否かがチエツクされる。こ
のような端末が存在しない場合には、処理は完了する。
可聴音アラートがなされている端末のリストに含まれて
いて、かつ予約を有さない端末が存在する場合には、処
理はブロック6030進み、交換器1000はこれらの
端末に対してサイレントアラート状態になるように指示
するI NFOメツセージを送出する。これらの端末は
、新たな予約を適応させるように制限されていた予約の
一部であったか、あるいは、発呼あるいは着信のために
予約されていたBチャネルを用いた端末と予約を共有し
ていたものである。
予約がなされている呼に応答してアラートされ始めた端
末が存在しないことに留意されたい。ブロック6030
においては、交換器1000は、さらに、これらの端末
に対する呼データを、これらの各端末に対応するb  
blkedデータアイテムを’YES’にセットし、こ
れらの端末に対するbchanを“0”にセットするこ
とにより更新する。加えて、ブロック6030において
は、交換器1000は、これらの端末を可聴音アラート
状態にある端末のリストから削除し、処理が完了する。
これらの端末は、現時点ではBチャネルブロック状態に
ある。
交換器1000が、着信ディレクトリ番号を共有してい
る端末に対する全てのデジタル加入者回線に関する予約
手続きを完了すると、交換器1000は、呼に応答して
可聴音アラートがなされる端末のリストを有することに
なる。これらの端末は、各デジタル加入者回線に対する
ビットストリングaudrsv及びaud  nors
によって表わされている。
交換器1000はaud  rsvあるいはaud  
norsによって規定される全ての端末に対して、当該
端末への着信呼を実現し、当該端末を可聴音アラート状
態にするように指示する5ETUPメツセージを送出す
る。これらの端末の各々に対して、交換器1000は、
呼データ5000内に、呼に応じて当該端末に対し予約
されていたBチャネルが存在する場合には、当該Bチャ
ネルを識別するデータ及び当該端末がBチャネルブロッ
ク状態にあるか否かを示すデータをストアする。端末は
、0から7までの数によって識別され、呼はストリング
call  1dによって識別される。aud  rs
vに含まれる各々の端末に対して、交換器1000は、
端末−呼対を生成し、呼に応答して当該端末に対して予
約されていたBチャネルに対するデータアイテムbch
anを1あるいは2にセットし、データアイテムb −
blkedをNoにセットする。aud  norsv
に含まれる各端末に対して、交換器1000は端末−呼
対を生成し、データアイテムbchanを0にするセッ
トし、データアイテムb  blkedをNOにセット
して、Bチャネルは予約されておらず、当該端末もBチ
ャネルブロック状態になかったことを示す。着信ディレ
クトリ番号を共有するが、予約が保証された(aud 
 rsv)端末のリストあるいは予約が保証されていな
かったが可聴音アラートがなさるべき端末のリストに含
まれていない他の端末に対しては、交換器1000は5
ETUPメツセー′ジを送出してサイレントアラートが
なされるように指示する。
これらの端末は、サイレントアラートがなされる呼に応
答することはできない。なぜなら、これらの端末は、B
チャネルブロック状態にあるからである。これらの端末
の各々に対して、交換器1000は、端末−呼対を生成
し、データアイテムbchanを0に、データアイテム
b  blkedをYESに、それぞれセットし、Bチ
ャネルは予約されておらず、これらの端末はBチャネル
ブロック状態にあったことを示す。
第1例は、既存の予約がいかにして制限されるか、及び
、この制限のために予約を失った端末に対して何が生ず
るかを示している。ある端末は予約を失うことになりう
るが、各デジタル加入者回線上でなされる全ての呼は、
当該デジタル加入者回線を共有する端末のうちの少なく
とも1台によって応答される状態にあり続けることに留
意されたい。ここでの例においては、ディレクトリDN
7に対する呼が到達する。交換器1000は交換器1゜
00内にストアされているディレクトリ番号データから
、ディレクトリ番号DN7がデジタル加入者回線31上
の端末1及び2によって共有されていることを決定する
。デジタル加入者回線31に対する予約データを第2図
のブロック200に示されているように仮定する。端末
0.1、及び2に対して、BチャネルBl上の音声呼に
関する予約が存在する。これらの端末は、これらが共有
しているディレクトリ番号DNIに対する呼に応じて、
現時点において可聴音アラートがなされている。交換器
1000は、ディレクトリ番号DN7を共有している端
末を規定するために要求ビットストリングを“0000
0110“に初期化し、DN7に対する着信呼に応答し
て、既に議論されたBチャネル予約手続きを利用する。
交換器1000は、変数bptrを1に初期化し、ビッ
トストリングaud  rsv及びaud  nors
vを0に初期化する(流れ図ブロック3010)。交換
器1000は、BチャネルB1が音声呼に対して用いら
れうろことを決定する(流れ図ブロック3015)。交
換器1000は、BチャネルB1に対する予約があるこ
とを決定しく流れ図ブロック3020) 、デジタル加
入者回線31に対するBチャネル予約データbl  r
esvを指し示す(流れ図ブロック3030)。交換器
1000は、要求がBチャネルB1に対する予約のサブ
セットであるか否かを決定する(流れ図ブロック304
0)。ここでの例においては、要求は予約のサブセット
であり、交換器1000はbi  resv及びaud
rsvの双方を要求ビットストリングで置換する。
よって“00000111”にセットされていたbl 
 resvは“0000110”にセットされる。端末
0はもはやBチャネル上に予約を有さない。もう一方の
Bチャネルの予約ステータスが、端末0がディレクトリ
番号DN  に対する着信呼に応答しうるか否かあるい
は端末0がBチャネルブロック状態にあるか否かを決定
するために、調べられなければならない。次に、交換器
1000は、いずれかのBチャネルが予約されておらず
、かつ、音声呼に対して用いられることが許可されてい
るか否かをチエツクする(流れ図第6図ブロック6ol
o)。交換器1000はb2  resvが0に等しい
ことを決定し、よってBチャネルB2は予約されていな
いことになる。BチャネルB2は音声呼に対して利用す
ることも許可されており、それゆえ、交換器l000は
、端末0が可聴音アラート状態であり続けることを決定
する。よって予約手続きは完了する。交換器1000は
5ETUPメツセージをビットストリングaudrsV
によって識別される端末、端末2及び3へ、送出し、デ
ィレクトリ番号DN7に対する呼を実現し、これらの端
末を可聴音アラート状態になるよう指示する。第7図は
、ここでの例に対する、ディジタル加入者回線31に対
する予約データ4000及び呼プアー5000の内容を
示している。
第2の例は、既存の予約が要求を部分的に充足するため
に用いられる様子を示している。デジタル加入者回線上
になされる全ての呼は、当該デジタル加入者回線を共有
している端末のうちの少なくとも1台によって応答され
うる状態を保つことに再度留意されたい。ここでの例に
おいては、ディレクトリ番号DN9に対する呼が到達す
る。交換器1000は交換器1000内にストアされて
いるディレクトリ番号データから、ディレクトリ番号D
N9がデジタル加入者回線41上の端末0.1.3及び
4によって共有されていることを決定する。デジタル加
入者回線41に対する予約データが第2図のブロック3
00に示されているようなものであると仮定する。この
データは、端末2がBチャネルBl上に、端末3及び4
がBチャネルB2上に予約を有していることを示してい
る。交換器1000は、ディレクトリ番号DN9を共有
している端末を規定するために要求ビットスリングを“
00011011“に初期化し、DN9に対する着信呼
に応じてBチャネルを予約するために上述されたBチャ
ネルを予約手続きを用いる。
交換器1000は、変数bpt rを1に初期化し、ビ
ットストリングaud  rsv及びaud  nor
svをゼロにす初期化する(流れ図ブロック3010)
。交換器1000は、BチャネルB1に対する予約があ
ることを決定しく流れ図ブロック3020) 、デジタ
ル加入者回線41に対するBチャネル予約データbl 
 resvを指し示す(流れ図3030)。交換器10
00は、要求がBチャネルB1に対する予約のサブセッ
トであるか否かを決定する(流れ図3040)。ここで
の例では、要求はBチャネルB1に対する予約のサブセ
ットではないので、交換器1000は、要求がBチャネ
ルB1に対する予約との重なりを有するか否かをチエツ
クする(流れ図3080)。ここでの例では、要求は予
約との重なりを有さない。
交換器1000は、bpt rが1に等しいことを決定
しく流れ図3080) 、 BチャネルB2が予約を有
しているかをチエツクする(流れ図3080)。Bチャ
ネルB2は予約を有しており、交換器1000はbpt
rを2にセットし、BチャネルB2に対する予約を指し
示す(流れ図3100)。交換器1000は、要求がB
チャネルB2に対する予約のサブセットであるか否かを
チエツクする(流れ図3040)。ここでの例では、要
求は予約のサブセットではない。交換器1000は、要
求が予約との重なりを有するか否かを決定する(流れ図
9080)。要求は予約との重なりを有するので、交換
器1000は、予約を、要求と予約との重なりに制限す
る(流れ図ブロック3070)。
端末3及び4が要求と予約との重なりに含まれるよって
、予約は、端末3及び4のみを含むように変更される。
ビットストリングb2  resvは00011000
”にセットされる。交換器1000は、さらにaUd 
 rsvを要求と予約との重なりにセットする(流れ図
3070)。
次に、交換器1000は、もう一方のBチャネル、Bチ
ャネルBl上に予約があるか否かを決定する(流れ図5
010)。BチャネルB1は予約を有するため、交換器
1000は、要求に含まれていて予約が保証されていな
かった端末、端末0及び1のなかにもう一方のBチャネ
ル上に予約を有しているものがあるか否かを決定する(
流れ図5030)。これらの端末は予約を有していない
。次に、交換器1000は、予約を有しておらず、かつ
、可聴音アラート状態にある端末が存在するか否かをチ
ックする。
(流れ図6010及びB[)20)。予約なしに可聴音
アラート状態になっている端末は存在せず、予約手続き
は完了する。交換器1000は、5ETUPメツセージ
を端末3及び4に送出し、これらの端末への呼を実現し
、これらの端末が可聴音アラート状態になるように指示
する。交換器1000は、端末3及び4に対する呼デー
タを生成する。colt  fdは30である。交換器
1000は各端末に対する呼デーにおけるbchanを
2にセットし、b  bikedをNoにセットする。
交換器1000は、さらに、5ETUPメツセージを端
末0及び1に送出し、これらの端末が呼に応じてサイレ
ントアラートするよう指示する。これらの端末はBチャ
ネルブロック状態にあり、呼に応答することはできない
。交換器1000は、端末O及び1に対する呼にかかる
呼データを生成する。交換器1000は、各端末に対す
る呼データ中のbchanを0にセットし、b  bl
kedをYESにセットする。第7図は、この時点にお
ける予約データ4000及び呼データ5000の内容を
示している。
デジタル加入者回線上の端末が着信呼に応答あるいは新
たな呼を発呼する場合には、当該呼に対して用いられる
Bチャネルの予約が、当該端末のみを含むように変更さ
れる。Bチャネルは、当該呼の持続している間は当該端
末に割当てられている。交換器1000は、Bチャネル
が割当てられている端末を識別するために、割当データ
8000 (第2図)内のデータブロックにおける適切
なビットストリング、bl  allocあるいはb2
  allocのうちの当該端末に対応する位置を1に
セットする。Bチャネルはそれ以前には予約されていた
かフリーであったかのいずれかである。交換器1000
は、予約を共有していたか、あるいは、予約されていな
いBチャネルが存在していたために可聴音アラート状態
になることが許可されていた端末がBチャネルブロック
状態になったか否かをチエツクする。
このチエツクは、第6図の流れ図によって示されている
手続きを用いてなされる。この手続きは既に議論されて
いる。
交換器1000は、発呼者が、あるデイリフトリは番号
への呼を応答前にあきらめる場合及び端末があるディレ
クトリ番号への着信呼に応答する場合にはいつでも、予
約を削除する。これらの場合においては、交換器100
0は、当該ディレクトリ番号を共有している端末を有す
る全てのデジタル加入者回線上の予約を削除する。交換
器100oは、デジタル加入者回線上の端末が呼から切
離された場合にも予約を削除する。この場合には、交換
器1000は、切離された呼に係るデジタル加入者回線
上の予約のみを削除する必要がある。
Bチャネルの上の予約はいくつかの呼に応じて生成され
るため、交換器1000は、予約を削除する前に、当該
予約を必要とする呼が存在するか否かをチエツクする。
このチエツクを行なうために、交換器1000は、切離
された呼に対してBチャネルが予約されていたことを示
す呼データがストアされており、かつ、当該Bチャネル
が依然として予約されていることを示す端末を選択する
。切離された呼以外の呼が当該Bチャネル予約を必要と
していた場合には、これらの呼に対するデータが前記選
択された端末に対してストアされていることになる。B
チャネル予約は、当該Bチャネル予約を必要とする全て
の呼に対する要求の重なりである。交換器tooooは
前記選択された端末に対する呼データをアクセスして、
前記切離された呼以外で、bchanを前記切離された
呼に対して予約されていたBチャネルにセットして、b
  blkedをNOにセットしていた呼が存在するか
否かをチエツクする。このような呼が存在する場合には
、この予約は保存されなければならない。そうでない場
合には、予約は解消されて当該Bチャネルはフリーとな
る。予約が削除された場合には、対応する端末も、予約
データ4000中のaud  alertによって指定
されている、可聴音アラート状態にある端末の組から削
除される。 例えば、第1の例で述べられた、ディレク
トリ番号DN1への呼が、発呼者が当該呼を放棄した時
点で終了したと仮定する。当該呼はcall  id 
10によって識別される。
第7図は、上述の2例が行なわれた後の予約データ40
00及び呼データ5000を示している。第1に、交換
器1000は、呼データ5000が、Bチャネルが予約
されていたと示しており、当該示されたBチャネルが依
然として予約されている端末を選択する。
交換器1000は、端末0における呼に対する呼データ
をアクセスする。当該データは、BチャネルB1が予約
されていたことを示している。しかしながら、予約デー
タ4000内のデジタル加入者回線31に対するビット
ストリングbl  resvは、BチャネルB1が現時
点においては、端末1及び2に対してのみ予約されてい
ることを示している。次に、交換器1000は、端末1
における呼に対する呼データをアクセスする。当該デー
タは、BチャネルB1が予約されていたことを示してお
り、デジタル加入者回線31に対するビットストリング
bl  resvは当該BチャネルB1が依然として端
末1に対して予約されていることを示している。交換器
1000は、端末1に対する呼データリストをサーチす
る。
交換器1000は、呼データ5000のブロック314
にストアされている、BチャネルB1が端末1における
call  id 15によって識別される呼に対して
も予約されていることを示す呼データを指し示す。
それゆえ、交換器1000は当該Bチャネル予約を保存
する。
デジタル加入者回線4■上のcall  Id 20に
よって識別された呼が発呼者が当該呼を放棄した時点で
終了した場合の例を考えよう。当該呼はデジタル加入者
回線41上の端末2に対するディレクトリ番号に対する
ものであった。交換器1000は当該呼に対する、呼デ
ータ5000 (第7図)のブロック411にストアさ
れている呼データを指し示す。当該呼データは端末2に
対するものであり、BチャネルB1が当該呼に対して予
約されていたことを示している。デジタル加入者回線4
1に対するビットストリングbL  resvは、当該
BチャネルB1が依然として端末2に対して予約されて
いることを示している。交換器1000は端末2に対し
てストアされている呼データをサーチする。しかしなが
ら、ストアされているデータは終了された呼に対するも
ののみである。よって、当該予約を必要とする他の呼は
存在せず、交換器1000は、当該予約を、デジタル加
入者回線41に対するビットストリングbl  res
vを“oooooooo”にセットすることにより削除
する。
第3図から第6図までの流れ図によって示された具体例
は、時折、ある端末を可聴音アラートさせ始め、後にサ
イレントアラート状態になることを要求することがある
。このことは、当該端末の予約が、予約が元の予約のサ
ブセットに制限されたために削除された、あるいは、当
該端末が予約なしに可聴音アラートされていたという理
由のいずれかから生ずる。本発明に係る別のいくつかの
具体例においては、可聴音アラートからサイレントアラ
ートへの全ての変更を避ける、あるいは完全に排除する
。このことが生ずる回数を制限する1つの方法は、予約
を有する端末のみに可聴音アラードを許可することであ
る。このことにより、第3図から第6図に示されている
プロセスが著しく簡単になる。このことにより、第5図
に示されたステップが完全に削除される。ブロック30
70からブロック5010へ進むかわりに処理はブロッ
ク601Oへ進む。
別の具体例においては、可聴音アラートからサイレント
アラートへの変更の可能性が、新たな予約に既存の予約
を決して制限させないことによって減少させられる。既
存の予約は、新たな予約要求が既存の予約に含まれてい
る全ての端末を含む場合のみに当該要求を満たすために
用いられる。
言い換えれば、端末は、同じ予約に含まれていた端末の
うちの1台が予約されていたBチャネルに割当てられな
い限りは予約から削除されない。
可聴音アラートからサイレントアラートへの切換えを制
限する、これら2つの方法が組合わせられる場合には、
端末が可聴音アラートからサイレントアラートへ切換え
られる場合が、複数の呼が複数の端末に対する1つの予
約をした場合に限られる。当該予約に含まれる端末のう
ちの1台が1呼に応答する場合を考える。予約に含まれ
ていた他の端末はBチャネルブロック状態になり、可聴
音アラートからサイレントアラートへ変更されることに
なる。可聴音アラートからサイレントアラートへのあら
ゆる切換えは、上述の2方法を用い、既存の予約が1端
末のみを含む場合には、既存の予約に基づいた新たな予
約のみを保証することによって回避される。ある端末が
1呼に応答した場合には、当該端末は、つねに、当該呼
を保留にしておいて同−Bチャネルを別な呼に応答する
ために用いることが可能である。この変更により、第6
図の流れ図によって規定された処理が不要となる。
第3図から第6図の流れ図によって示された具体例は、
予約要求に応じて16チャネルのみを予約するものであ
る。予約要求がなされている全ての端末が予約を獲得し
ない場合には、他のBチャネルのステータスに応じて、
これらの端末が可聴音アラートされるべきか否かの決定
がなされるが、これらの端末に対しては、付加的な予約
はなされない。別な具体例においては、Bチャネルが予
約されていない場合には、他のBチャネル上のこれらの
端末に対する予約がなされる。
第3図から第6図の流れ図によって示された具体例にお
いては、特定のBチャネルが特定の端末の組に対して予
約される。別な具体例においては、Bチャネルが特定の
端末の組に対して特に予約されることはないが、そのか
わりに、デジタル加入者回線上のBチャネルを着信及び
発呼のために用いることが許可された、当該デジタル加
入者回線上の端末のリストが管理されている。あるいは
、Bチャネルを用いることを禁止された端末のリストが
管理される。Bチャネルを用いることが許可された、あ
るいは禁止された端末のリストは、新たな呼がなされる
毎に、あるいは、Bチャネルに対する要求がなされる毎
に、端末リストが再定義される場合においても要求され
ない。当該デジタル加入者回線に対するBチャネルが割
当てられる、あるいは割当てが削除される、あるいは当
該デジタル加入者回線上に新たな着信呼がなされる場合
には、Bチャネルを用いることが許可された端末の組は
再定義される。端末は、Bチャネルを用いることによっ
てデジタル加入者回線上で現時点でなされている呼のう
ちの少なくとも1呼が応答されることを妨げられる場合
には、Bチャネルの使用が許可されない。
例えば、3つの呼がデジタル加入者回線31上でなされ
ていると仮定する。そのうちの1呼はディレクトリ番号
DNIに対するものであり、端末2300、2301.
及び2302が当該呼に応答して可聴音アラートされて
いる。他の1つの呼はディレクトリ番号DN7に対する
ものであり、端末2301及び2302が当該呼に応答
して可聴音アラートされている。
もう1つの呼はディレクトリ番号DN15に対するもの
であり、端末2300が当該呼に応答して可聴音アラー
トされている。この時点では、全ての端末が着信及び発
呼のためにBチャネルを用いることが許可されている。
Bチャネルが端末2300に割当てられた場合には、端
末2300は当該Bチャネルを用いてディレクトリ番号
DNI及びディレクトリ番号DN15に対する呼に応答
することが可能となり、端末2301あるいは端末23
02は他のBチャネルを用いてディレクトリ番号DN7
に対する呼に応答することができる。同様に、Bチャネ
ルが端末2301あるいは2302に割当てられた場合
には、当該端末は割当てられたBチャネルをディレクト
リ番号DN1及びDN7に対する呼に対して用いられる
ことが可能となり、端末2300は他のBチャネルを用
いてディレクトリ番号DN15に対する呼に応答するこ
とが可能となる。それゆえ、この時点でBチャネルをい
ずれかの端末に割当てることは、アラートされている呼
の全てが応答されることを妨げない。しかしながら、端
末2302がディレクトリ番号DN1に対する呼に応答
した場合を考える。
Bチャネルが端末2302に対して当該呼に応答するた
めに割当てられると、交換器1000は、Bチャネルを
用いることを許可された端末の組を再決定する。端末2
302はディレクトリ番号DNIに対する呼に応答して
おり、ディレクトリ番号DN7に対する呼に対しても、
他方の呼を保留にしておくことにより応答することが可
能である。このことによりディレクトリ番号DN15に
対する呼は応答される状態にはならない。もう一方のB
チャネルを端末2301に割当てると、ディレクトリ番
号DN15に対する呼が応答されるのが妨げられる。な
ぜなら、端末2300のみが当該呼に対して応答可能で
あり、端末2300がBチャネルを獲得できなくなるか
らである。よって、端末2301はBチャネルを用いる
ことを許可されず、端末2300が、現時点ではBチャ
ネルが割当てられておらず、かつ、Bチャネルを用いる
ことを許可された唯一の端末となる。
上述された予約方法により、ディレクトリ番号を共有し
ている端末群のうちの少なくとも1端末がBチャネルブ
ロック状態になく、呼に応じて可聴音アラートされるこ
とが可能であれば、着信呼が実現される。本発明に係る
別な構成においては、ディレクトリ番号を共有している
端末群のうちの1端末が当該端末群の代表端末として識
別される。
代表端末として識別された端末は、ディレクトリ番号を
共有している端末群内の特殊なステータスを有している
。この種の構成においては、上述の手続きは、代表端末
として識別された端末がBチャネルブロック状態にある
場合には呼が実現されないように修正される。代表端末
がBチャネルブロック状態にある場合には、ある信号が
発呼者な返され、発呼者はビジーあるいはふくそう信号
、もしくは特別なアナウンスを受信する。
Bチャネル割当て及び再割当て 交換器1000は、呼がなされた時点でディレクトリ番
号を共有している端末の1つに対してBチャネルを予約
するのみでなく、Bチャネルを割当てる。このことによ
り、Bチャネルに割当てられた端末が引続いて呼に応答
する場合に必要となるセットアツプ時間が減少する。B
チャネルを呼に対して端末に割当てることは、交換器1
000内の接続を、Bチャネルのアクセスが許可される
ように設定し、当該Bチャネルをそれが割当てられてい
る端末のみによって用いられるものであると規定するこ
とである。交換器1000内の接続を設定することは、
当該呼に対して、交換ネットワ−1010を介して端末
が接続されているデジタル加入者回線への経路をセット
アツプすることを含んでいる。それに対して、端末群に
対してチャネルを予約するこは、端末群中の1端末に対
してチャネルに対して割当てられるという権利が与えら
れたことを意味するのみである。Bチャネルが予約され
ているのみの場合は、当該呼に対する、交換ネットワー
ク1010を介してデジタル加入者回線に至る経路はセ
ットアツプされない。Bチャネルが端末群に対して予約
されていてそのうちの1端末が着信または発呼しようと
した場合、予約されていたBチャネル当該端末に対して
割当てられ、経路のセットアツプがその時点でなされる
。呼が応答される時点で経路設定がなされるために応答
遅延が増大させられる。端末が呼に応答する依然にBチ
ャネルを割当てることは、経路設定の実行を含み、それ
ゆえ端末が呼に応答する時点で必要となる呼セットアツ
プ時間が減少する。
第8図は、ある呼に対する、デジタル加入者回線31上
の端末に対してBチャネル割当てに応じてセットアツプ
された経路60を示している。交換ネットワーク101
0は、ベラフナ−(Beckner)らによる米国特許
第4.592,048号に記載された交換システム例に
おける時分割多重化交換器及び複数個の交換モジュール
を表わしている。各交換モジュールの制御部である交換
モジュールプロセッサは、制御装置1020の一部であ
る。各交換モジュールは、時間スロット相互交換ユニッ
ト及びデジタル加入者回線を終端している複数の集積サ
ービス回線ユニットを含んでいる。第8図は、交換モジ
ュール及びデジタル加入者回線31及び41を終端して
いる集積サービス回線ユニットを示している。デジタル
加入者回線31は、集積サービス回線ユニット51O(
第8図)の回線カード520で終端されている。
デジタル加入者回線41は、集積サービスユニット51
0の回線カード530で終端されている。交換モジュー
ルプロセッサ550は、制御装置1020の制御ユニッ
トである。経路60は、交換モジュール500内の時間
スロット相互交換ユニット540を介してデジタル加入
者回線31が終端されている集積サービス回線ユニット
510に至る、交換モジュールプロセッサ550の制御
下にセットアツプされた経路を含んでいる。経路60は
、さらに、集積サービス回線ユニット510内にセット
アツプされた、デジタル加入者回線31が終端されてい
る回線カード520に至る経路も含んでいる。
Bチャネルの端末への割当てには、割当てを反映させる
ために割当てデータ8000 (第2図)の更新が必要
となる。Bチャネルが割当てられている端末に対するビ
ット位置が、適切なビットストリングbl  allo
cあるいはb2  alloc内で1にセットされ、他
は0にセットされる。対応する予約ビットストリングb
l  resvあるいはb2  reSVは割当てビッ
トストリングと同じにセットされる。このことにより、
前記予約手続きがチャネルが予約されているか割当てら
れているかに関わらずに機能することが許可される。
呼によって指定された端末のうちの1台へのBチャネル
の割当ては当該端末が当該呼に応答する場合には応答時
間を減少させるが、割当てにより他の端末がBチャネル
ブロック状態になりうる。
Bチャネルが割当てられている端末が呼に応答せず、当
該Bチャネルを他の目的にも用いられていない場合には
、割当てによりBチャネルが不必要に占有されたことに
なる。不要なりチャネルブロック状態を避けるために、
交換器1000はBチャネルの再割当てを行なう。再割
当てにより、そうでなければBチャネルブロック状態に
なるはずであった端末が呼に応答することが可能となる
。交換器1000は、他の端末に対してBチャネルが既
に割当てられている呼を処理するためにある端末がBチ
ャネルの割当てを要求した場合に再割当てを試みる。当
該Bチャネルの再割当てを行なう前に、交換器1000
は、他の端末が当該Bチャネルを他の呼に対して用いて
いるか否かを決定し、当該Bチャネルが用いられていな
い場合にのみ再割当てを許可する。再割当ては当該Bチ
ャネルを要求した呼に対してのみ処理されることを許可
するため、再割当てにより応答されえなくなる呼は存在
しない。このような装置は、不要なりチャネルブロック
状態を回避しつつ既に実行された経路設定を有効に利用
する。
交換器1000は、端末がBチャネルを他の呼に対して
用いているか否かを、第9図の流れ図によって規定され
る手続きを用いて決定する。処理はブロック801Oよ
り開始され、交換器1000は、当該端末における他の
呼に対する呼データブロックをサーチする。このような
ブロックが見出された場合には、処理はブロック803
0へ進み、交換器1000は、当該ブロック内のbch
anフィールドが割当てられたBチャネルと等しいか否
かをチエツクする。behanフィールド割当てられた
Bチャネルと等しい場合には、処理は8040へ進む。
当該端末は割当てられたBチャネルを別な呼に対して用
いるため、当該Bチャネルは別の端末に対して再割当て
されえない。当該手続きは、再割当てが許可されていな
いという指示を返す。ブロック8030におけるbeh
anフィールドのチエツクにより、当該端末が用いてい
るBチャネルは割当てられたBチャネルではないことが
判明した場合は、処理はブロック8010へ戻って交換
器l000は他の呼データブロックをサーチして上述の
プロセスを反復する。ブロック801Oに到達して別な
呼データブロックが見出されなかった場合には、処理は
8020へ進む。ブロック8020に到達した場合には
、当該端末は、当該Bチャネルを別な呼には用いていな
い。当該手続きは、Bチャネルが再割当て可能であると
指示を返す。
再割当ては、端末群によって共有されたディレクトリ番
号に対する呼の処理の際に、Bチャネルが呼に実現され
る以前に1端末に対して割当てられている場合に利用さ
れる。デジタル加入者回線31上の端末2301及び2
302によって共有されているディレクトリ番号DN7
に対する呼が、交換器1000に到達したと仮定する。
さらに、デジタル加入者回線上のBチャネルB1が端末
2300に割当てられており、BチャネルB2が予約さ
れておらず、音声呼に対して用いられうる、と仮定する
。端末2301は、ディレクトリ番号DN7を共有して
いるキーシステム群の代表端末であり、交換器1000
は呼に対してBチャネルを端末2301に割当てる。交
換器1000は、メツセージを、デジタル加入者回線3
1のDチャネルを介して端末2301へ送出し、呼を実
現して端末2301を可聴音アラート状態にする。
交換器1000は、端末2302が呼に応答して、可聴
音アラートされるべきかサイレントアラートされるべき
かを決定する。Bチャネルが着信呼によって指定された
端末群の1端末に割当てられと、その他の端末に対して
用いられる予約手続きが、その他の端末への当該Bチャ
ネルの再割当ての可能性を利用するように修正される。
種々の配置が呼によって指定され、Bチャネルの割当て
られていない端末が当該呼に応答して可聴音アラートさ
れるべきか、あるいはBチャネルブロック状態にあるか
否かを決定するために用いられうる。ある構成において
は、上述された予約で続きを、その他の端末が可聴音ア
ラートされるべきか否かを決定するために用いられる。
当該その他の端末に対してBチャネルを予約することが
試みられる。当該その他の端末は、予約が保証された場
合、あるいは、それらが別なりチャネル上に予約を有し
ている、あるいはBチャネルが予約されていない場合に
可聴音アラートされる。加えて、そうでない場合にはB
チャネルブロック状態であるであろう端末が、当該デジ
タル加入者回線上の別の端末に対してBチャネルが割当
てられた呼(の組)に関して、他の端末が当該Bチャネ
ルをいかなる呼に対しても用いていない場合に、可聴音
アラートされる。
別な構成は、Bチャネルが割当てられていない端末に対
する予約を保証しようとするものではなでい。この手続
の下では、交換器1000は、第5図の流れ図によって
示されたものと同様の手続きを他の端末が呼に応じて可
聴音アラートされるべきか否かを決定するために利用す
る。第5図において、他のBチャネルとは、呼に対して
割当てられていなかったBチャネルである。Bチャネル
が割当てられていた端末以外の端末は、他のBチャネル
が音声呼に利用可能であり、かつ、予約されていない場
合に可聴音アラートされる。他の端末は、さらに、他の
Bチャネル上に予約を有する場合にも可聴音アラートさ
れる。他のBチャネルが他の端末が呼に応答するために
利用可能である場合には、交換器1000は他の端末を
可聴音アラートする。
加えて、そうでない場合にはBチャネルブロック状態に
あるであろう端末が、当該デジタル加入者回線上の別な
端末に対してチャネルが割当てられた呼(の組)に関し
て、他の端末が当該Bチャネルをいかなる呼に対しても
用いない場合に可聴音アラートされる。それ以外の場合
は他の端末はサイレントアラート状態にある。
これらの構成は、双方とも、第6図の流れ図に付加的な
決定段階を必要とするため、Bチャネル変更が生ずる毎
に端末が可聴音アラートを中止してサイレントアラート
状態となることはない。ブロック6020における予約
を有さず可聴音アラートされている端末の存在の決定の
後に、当該デジタル加入者回線上の別の端末に対してB
チャネルが割当てられていた呼(の組)に応答して端末
が可聴音アラートされているか否かがチエツクされなけ
ればならない。この場合に他の端末が当該Bチャネルを
いかなる呼に対しても使用していなければ、当該端末は
可聴音アラートされ続け、第6図で規定された手続は終
了する。そうでない場合は、処理はブロック6030へ
進む。
BチャネルB2が端末2301に対して割当てられてい
て端末2301及び2302に対する呼された場合には
、いずれの構成においても、交換器1000は端末23
01が当該Bチャネルをいかなる呼に対しても必要とし
ないことを決定する。よって、BチャネルB2は端末2
301から端末2302に対して再割当てされることが
可能であり、端末2302が呼に応答することが可能と
なる。この場合には、交換器1000は端末2302に
メツセージを送出して、呼に応答して、可聴音アラート
させる。
端末が、呼に応答して可聴音アラートさるべきか、ある
いはサイレントアラートさるべきかを決定する場合に再
割当てが考慮されない場合においても、再割当ては呼に
応じてサイレントアラートされている端末に当該呼に応
答させるために用いられうる。このことは、端末がBチ
ャネル状態にあるのではなく呼に応答しうる状態にある
機会を増大させるという利点を有しているが、矛盾のな
いユーザインターフェースが実現されえないという点も
有している。サイレントアラート呼のうちのあるものは
、Bチャネルが再割当てされうるために応答されうるよ
うにならない。
上述された、呼を実現する際に再割当てを考慮する2種
の構成においては、Bチャネルが呼に応答するために利
用されうる場合毎に端末を可聴音アラートするのに加え
て矛盾のないユーザインターフェースを実現する。
デイレクリ番号を共有している端末が、別の端末に対し
てBチャネルが割当てられていた呼に対して応答しよう
とする際にどのように再割当てが用いられるかを考える
。上述の例において、さらに交換器1000が、端末2
302からの呼応等要求メツセージを受信すると仮定す
る。第9図の流れ図によって規定される手続を実行する
ことにより、交換器1000はBチャネルB2が再割当
て可能であることを決定する。当該Bチャネルが再割当
てされうろことが決定された後、交換器1000は、割
当てデータ6000内のデジタル加入者回線31に対す
るビットストリングb2  allocを変更して、当
該Bチャネルが割当てられる新たな端末を反映する。b
2a11ocの新たな値は、“00000100”であ
る。その後、交換器1000は、端末2302が呼に応
答することを可能にする。当該Bチャネルが、はじめに
呼に応じて割当てられた場合に設定されたものと同一の
経路が用いられる。このことにより、交換ネットワーク
を介して当該デジタル加入者回線の当該Bチャネルへの
新たな経路のセットアツプに係る遅延の回避され、Bチ
ャネルブロック状態にある可能性を有していた端末が呼
に応答することが可能である。
Bチャネルの再割当ては、別の呼処理過程においても用
いられる。例えば、Bチャネルの再割当ては、呼を保留
にした端末以外の端末が呼に再応答することを可能にす
る。呼が保留された場合には、Bチャネルは依然として
当該呼を保留にした端末に割当てられている。当該端末
は当該Bチャネルを用いて別な呼を発呼及び着信するこ
とが可能である。上述の例において、端末2302がデ
ィレクトリ番号DN7に対する呼を保留にしたと仮定す
る。当該呼はデジタル加入右回!131のBチャネルB
2を使用していた。ディレクトリ番号DN7は、端末2
301及び2302によって共有されている。
端末2301のユーザは、保留にされている呼に再応答
使用と欲する。端末2301から交換器1000へ当該
保留にされている呼に対する応答要求が送出される。交
換器1000は第9図の流れ図によって規定される手続
きを用いて、呼を保留にした端末2302がBチャネル
B2を他の用途に利用しているか否かを決定する。端末
2302がそれに関する他の呼を有さず、BチャネルB
2に対する用途がない場合には、交換器1000は、当
該Bチャネルを端末2302から端末2301へ再割当
てを行ない、端末2301に保留にされていた呼に応答
させる。交換器1000は、この再割当てを、割当てデ
ータ6000におけるビットストリングb2  all
ocを変更することにより行なう。b2  alloc
の新しい値は“00000010”である。
交換器1000は、端末2301が保留されている呼に
応答することを可能にする。この状況における再割当て
には、Bチャネルブロック状態にあったであろう端末に
保留されている呼に応答することを許可する、という利
点を有している。さらに、チャネルがはじめに割当てら
れた時点で設定された経路が用いられるために、交換ネ
ットワーク1010を介した新たな経路の設定が不要に
なるという利点もある。
同様の利点が、呼を1端末から別の端末へ転送する際に
Bチャネル再割当てを行なうことに関しても存在する。
呼が1端末から同一のデジタル加入者回線上の別の端末
へ転送される場合には、転送元端末に対して割当てられ
ていたBチャネルが転送先端末へ再割当てされる。例え
ば、デジタル加入者回線41上の端末2400に呼が到
達したと仮定する。デジタル加入者回線41上のBチャ
ネルB1が当該端末に対して割当てられている。端末2
400は、機能call  forwarding  
no  answerを起動する。この機能は、指定さ
れた時間期間端末をアラートした後呼の転送を行なうも
のである。着信呼に応答して、交換器1000は、端末
2400に呼を実現するためのメツセージを送信し、当
該端末が呼に応じてアラートされることを要求する。端
末2400を指定された時間期間アラートした後、交換
器1000は当該呼が転送されるべきか否かを決定する
ここで、さらに、転送先端末は、呼の転送元である端末
2400と同一のデジタル加入者回線上にある端末24
01であると仮定する。当該呼の転送元である端末24
00に一方のBチャネルが割当てられていた、他方のB
チャネルが端末2401以外の端末によって利用されて
いる場合には、端末2401に割当てられることが可能
な、未だ割当てられていないBチャネルは存在せず、転
送要求は拒否されざるをえない。しかしながら、転送元
端末に割当てられたBチャネルB2が転送先端末に再割
当てがなされれば、呼は転送されうろことになる。この
再割当ては、転送元端末が当該Bチャネルを他の目的に
利用していない場合に限られる。交換器1000は、第
9図の流れ図によって規定された手続きを、転送元端末
2400がBチャネルB2を他の呼に対して用いるか否
かを決定するために用いる。当該端末が当該Bチャネル
を用いていない場合には、交換器1000は、当該Bチ
ャネルの転送先端末に対する再割当てを行ない、呼を転
送先端末へメツセージを送出し、当該呼を実現して当該
端末を呼に応じてアラートさせる。この再割当て構成は
、call−f’orwardlng  no  an
swer機能に対してのみならず、あらゆる呼転送機能
に対しても有効である。
Bチャネルの再割当ては、呼ピックアップ機能に関して
も有利に用いられる。呼ピックアップは、ある端末でア
ラートされている呼が、当該呼によって指定されていな
い端末によっても応答されることを許可する。ある端末
が呼ピックアップ機能にアサインされると、他の端末の
うちのいくつかの呼に応答されうる端末として識別され
る。呼ピックアップ機能を有する端末におけるユーザが
、当該機能を、対応する機能ボタンを押すことあるいは
特定のコードをダイアルする事によって利用する場合に
は、交換システムは、識別された端末のうちのいずれか
がアラートされているか否かをチエツクする。識別され
た端末がアラートされている場合には、交換システムは
、当該識別された端末において一番最後にアラートされ
始めた呼を呼ピックアップ要求をなした端末によって応
答されるようにする。例えば、呼ピックアップ機能がデ
ジタル加入者回線4I上の端末2403及び2404に
対して与えられており、一方の端末が他方の端末をアラ
ートしている呼に応答するために用いられることを許可
していると仮定する。ある呼が端末2403に対して到
達する。BチャネルB2が当該端末に対して割当てらで
いる。さらに、BチャネルB1が当該呼に対して利用さ
れえないと仮定する。
端末2403が呼に応答してアラートされている間、端
末2404におけるユーザは、呼ピックアップ機能を、
端末2404をオフフックにして特別の番号をダイアル
することによって起動する。あるいはユーザは、呼ピッ
クアップ機能を、当該端末上の当該機能に対して指定さ
れたボタンを押すことによって起動する。Bチャネルの
再割当てがなされない場合には、端末2404はBチャ
ネルブロック状態にあり、当該呼をピックアップするこ
とはできない。
しかしながら、当該呼に対して割当てらでいたBチャネ
ルB2の端末2404への再割当てが可能であるならば
、端末2404は当該呼をピックアップすることが可能
となる。この再割当ては、アラートされている端末24
03がBチャネルB2を他の目的のために利用していな
い場合に許可される。交換器1000は、第9図の流れ
図によって規定された手続きを、端末2403が当該B
チャネルを他の呼に対して利用しているか否かを決定す
るために用いる。
再割当てが許可される場合には、交換器1000は、B
チャネルB2の端末2404への再割当てを割当てデー
タ6000内の対応する割当てビットストリングを修正
することによって実行し、当該端末が再割当てされたB
チャネルを用いて呼に応答することを可能にする。
上述の状況においては、再割当ては、可能な場合には、
全て、あるいは端末がBチャネルブロック状態にあって
他のBチャネルが利用可能でない場合のみ、のいずれか
でなされる。これは、当該再割当て手続きの個々のイン
プリメンテーションに基づいてなされるべきデザイン決
定である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、マルチポイントインターフェースを介して複
数の端末に対してサービスヲ提供する集積サービスデジ
タルネットワーク交換システムを模式的に示した図; 第2図は、第1図の交換システムの制御ユニットにスト
アされており、第1図のデジタル加入者回線に対するB
チャネル予約及び割当てを規定している予約及び割当て
関連データ: 第3図から第6図は、第1図のシステムにおいて、Bチ
ャネル予約を決定するために用いられる呼処理プログラ
ムの流れ図; 第7図は、第1図の交換システムの制御ユニットにスト
アされており、第1図のデジタル加入者回線に対するB
チャネル予約及び割当てを規定している予約及び割当て
関連データ; 第8図は、第1図の交換ネットワークを模式的に示した
図;及び、 第9図は、第1図のシステムにおいて、Bチャネルが一
方の端末から他方の端末へ再割当てられつるか否かを決
定するために用いられる呼処理プログラムの流れ図であ
る。 出 願 人:アメリカン テレフォン アンドテレグラ
フ カムバニ FI(3゜ IG− FIG。 FIG。 FIG。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の通信チャネルよりなる単一の回線によって
    複数の端末に接続されうる交換システムの交換方法にお
    いて、 前記複数のチャネルのうちの1チャネルを予約するステ
    ップを有し、当該予約が前記端末のうちの複数個に対す
    るものであり、当該予約の制御下で前記端末のうちの前
    記複数個の中の唯1台の端末による呼の着信及び発信に
    関して用いられるものであることを特徴とする交換方法
  2. (2)前記予約ステップが、 前記チャネルのうちの特定の1つを予約されているもの
    として識別するステップを有することを特徴とする請求
    項1記載の交換方法。
  3. (3)着信呼に応答して、当該着信呼によって指定され
    ている前記複数の端末のうちの端末(群)を決定するス
    テップ(ここで、前記複数個の端末が前記指定された端
    末のうちの端末(群)である。 ); 前記複数個の端末のうちの1台からの前記着信呼に対す
    る応答要求を受信するステップ; 前記要求に応答して、前記要求を行なっている端末以外
    の全ての前記複数個の端末に対する、前記識別されたチ
    ャネルの前記予約を取消すステップ;及び、 前記識別されたチャネルを前記要求を行なっている端末
    に割当てるステップ; を有することを特徴とする請求項2記載の交換方法。
  4. (4)着信呼に応答して、当該着信呼によって指定され
    ている前記複数の端末のうちの端末(群)を決定するス
    テップ(ここで、前記複数個の端末が前記指定された端
    末のうちの端末(群)である)前記複数個の端末のうち
    の1台からの呼発信要求を受信するステップ; 前記要求に応答して、前記要求を行なっている端末以外
    の全ての前記複数個の端末に対する、前記識別されたチ
    ャネルの前記予約を取消すステップ;及び、 前記識別されたチャネルを前記要求を行なっている端末
    に割当てるステップ; を有することを特徴とする請求項2記載の交換方法。
  5. (5)前記予約ステップの前に、前記複数のチャネルの
    うちから第1のチャネルを選択するステップ; 前記第1チャネルの予約を試みるステップ;前記第1チ
    ャネルを予約る試みが不成功の場合に前記複数のチャネ
    ルのうちから第2のチャネルを選択するステップ;及び
    、 前記第2チャネルの予約を試みるステップ;を有するこ
    とを特徴とする請求項2記載の交換方法。
  6. (6)前記交換システムが、前記複数の端末に対する前
    記複数のチャネルのうちのより好まれるチャネルを規定
    する志向データをストアし、前記方法が、さらに、 着信呼に応答して、当該着信呼によって指定されている
    前記複数の端末のうちの端末(群)を決定するステップ
    (ここで、前記複数個の端末が前記指定された端末のう
    ちの端末(群)である);を有し、 前記第1チャネルを選択する前記ステップが、前記志向
    データが、前記指定された端末に対するより好まれたチ
    ャネルを規定するか否かを決定するステップ;及び、 前記志向データが前記指定された端末に対するより好ま
    れたチャネルを規定する場合には、当該より好まれたチ
    ャネルを前記志向された端末に対する前記第1チャネル
    として選択しようと試みるステップ; を有することを特徴とする請求項5記載の交換方法。
  7. (7)前記予約ステップが、 前記複数のチャネルのうちの1チャネルを、前記チャネ
    ルのうちの特定のチャネルを予約されているものと識別
    することなく予約するステップ;を有することを特徴と
    する請求項1記載の交換方法。
  8. (8)前記方法が、さらに、 着信呼に応答して、当該着信呼によって指定されている
    前記複数の端末のうちの端末(群)を決定するステップ
    (ここで、前記複数個の端末が前記指定された端末のう
    ちの端末(群)である);前記複数個の端末のうちの1
    台からの前記呼に対する応答要求を受信するステップ; 前記要求に応じて、前記複数のチャネルのうちのアイド
    リング状態にあるチャネルを選択するステップ; 前記選択されたチャネルを前記要求している端末に割当
    てるステップ;及び、 前記要求している端末以外の前記複数個の端末全てに対
    する前記予約を取消すステップ; よりなることを特徴とする請求項7記載の交換方法。
  9. (9)前記方法が、さらに、 着信呼に応答して、当該着信呼によって指定されている
    前記複数の端末のうちの端末(群)を決定するステップ
    (ここで、前記複数個の端末が前記指定された端末のう
    ちの端末(群)である);前記複数個の端末のうちの1
    台からの呼発信要求を受信するステップ; 前記要求に応じて、前記複数のチャネルのうちのアイド
    リング状態にあるチャネルを選択するステップ; 前記選択されたチャネルを前記要求している端末に割当
    てるステップ;及び、 前記要求している端末以外の前記複数個の端末全てに対
    する前記予約を取消すステップ; よりなることを特徴とする請求項7記載の交換方法。
  10. (10)前記方法が、さらに、 着信呼に応答して、当該着信呼に指定される前記複数の
    端末のうちの端末(群)を選択するステップを有し、前
    記複数個の端末が前記指定された端末のうちの端末(群
    )であることを特徴とする請求項1記載の交換方法。
  11. (11)前記方法が、さらに、 別の着信呼に応答して、当該別の着信呼によって指定さ
    れる前記複数の端末のうちの端末(群)を決定するステ
    ップ; 前記別の着信呼によって指定される前記複数個の端末を
    決定するステップ;及び、 前記予約を、前記第2の着信呼によって指定されている
    前記複数個の端末のみを含むように変更するステップ; を有することを特徴とする請求項10記載の交換方法。
  12. (12)複数の通信チャネルよりなる単一の回線によっ
    て複数の端末に接続されうる交換システムにおいて、 前記複数のチャネルのうちの1チャネルを予約する手段
    を有し、当該予約が、 前記端末のうちの複数個に対するものであり、前記端末
    のうちの前記複数個の中の唯1台の端末による呼の受信
    及び発信に関して用いられるものであることを特徴とす
    る交換システム。
  13. (13)前記システムが、さらに、 着信呼によって指定される前記複数の端末のうちから端
    末(群)を決定する第1決定手段;第1の着信呼に応答
    して前記第1決定手段によって決定された複数個の端末
    の組に対して、前記複数のチャネルのうちの1チャネル
    を前記予約手段に予約させる手段; を有することを特徴とする請求項12記載の交換システ
    ム。
  14. (14)前記予約手段が、さらに、前記チャネルのうち
    の特定のチャネルを予約されたものとして識別する手段
    を有し、 前記交換システムが、さらに、 前記複数端末のうちの1台からの呼応答要求の受信に応
    じて、前記第1着信呼に応答して前記第1決定手段によ
    って決定された前記複数個の端末の、前記要求している
    端末を除く全てに対する、前記識別手段によって識別さ
    れた前記チャネルの前記予約を取消す手段;及び、 前記応答要求に応じて、前記識別手段によって識別され
    た前記チャネルを、前記要求している端末に割当てる手
    段; を有することを特徴とする請求項13記載の交換システ
    ム。
  15. (15)前記予約手段が、さらに、 前記複数のチャネルのうちの1チャネルを、前記チャネ
    ルのうちの特定の1チャネルを予約されていると識別す
    ることなく予約する手段を有し、前記システムが、さら
    に、 呼応答要求の受信に応じて、前記複数のチャネルのうち
    のアイドリング状態にあるチャネルを選択する手段、 前記選択手段によって選択された前記チォネルを、前記
    要求している端末に対して割当てる手段;及び、 前記応答要求に応じて、前記第1着信呼に応じて前記第
    1決定手段によって決定された前記複数個の端末のうち
    の前記要求している端末を除く全てに対する前記要求を
    取消す手段; を有することを特徴とする請求項13記載の交換システ
    ム。
  16. (16)前記システムが、さらに、 前記第1の着信呼に応じて前記第1決定手段によって決
    定され、かつ、第2の着信呼に応じて前記第1決定手段
    によって決定された前記複数の端末のうちの端末(群)
    を識別する手段;及び、前記予約手段に、前記予約を識
    別手段によって識別された、前記複数の端末(群)のみ
    を含むように変更させる手段; を有することを特徴とする請求項13記載の交換システ
    ム。
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