JPH0897934A - Isdn端末装置の通信制御方法 - Google Patents

Isdn端末装置の通信制御方法

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JPH0897934A
JPH0897934A JP6234632A JP23463294A JPH0897934A JP H0897934 A JPH0897934 A JP H0897934A JP 6234632 A JP6234632 A JP 6234632A JP 23463294 A JP23463294 A JP 23463294A JP H0897934 A JPH0897934 A JP H0897934A
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JP
Japan
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isdn terminal
isdn
terminal device
communication
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JP6234632A
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English (en)
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Sadayuki Takamura
貞幸 高村
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回線を効率良く利用して、通信中による回線
の空待ちを回避する。 【構成】 着信側のISDN端末装置50にインタフェ
ース毎の通信状態を識別するテーブルと、アクセス・グ
ループ・テーブルを記憶し、他局からのアクセス要求で
呼設定メッセージを着信する度に、アクセス要求者が利
用可能な回線番号群をアクセス・グループ・テーブルか
ら検索し、更に、通信状態テーブルを確認した後、使用
可能な回線番号を決定し、アクセス要求者に通知する。
アクセス要求者は、この割当てられた回線番号を使用し
て通信を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のISDN(イン
テグレーティッド・サービス・デジタル・ネットワー
ク)基本インタフェースを有するISDN端末装置の通
信制御方法に係り、特に、通話中による回線の空待ちを
回避して、回線利用効率の向上を図ることが可能なIS
DN端末装置の通信制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ISDNで規定されている最も小規模の
インタフェースである基本インタフェースは、1回線に
つき、2つの情報伝送用Bチャネルと(Bch)と、情
報伝送用の1つのDチャネル(Dch)の2B+Dのチ
ャネルを持ち、Dチャネルにおける呼制御手順により、
Bチャネルを使った回線モードやDチャネルを使ったパ
ケット交換モードを選択して使用することが可能であ
り、回線交換の場合、2つのBチャネルは独立して使用
することができるので、同時に2箇所の局との間で通信
が実現できる。
【0003】図1は、ISDNユーザ網インタフェース
を備え、ISDN通信網10に接続可能なISDN端末
装置20、22、24、26間の通信形態を示す図であ
る。各端末装置20、22、24、26には、それぞれ
ISDN基本インタフェース(I/F)30、32、3
4、36が備えられ、終端装置であるDSU(デジタル
・サービス・ユニット)40、42、44、46を介し
て前記ISDN通信網10に接続されている。
【0004】図2は、ISDN端末装置間における回線
交換通信モードでの呼制御手順を示すものであり、以
下、回線交換通信モードにおけるISDN端末の接続手
順を説明する。
【0005】まず、図2の上部に示すように、ISDN
端末20は、ISDN端末26との通信を開始するため
に、通信網10に対し、基本インタフェース30のDチ
ャネルを使用して、ISDN端末26の契約者回線番号
を指定した呼設定(SETUP)メッセージを送信す
る。
【0006】通信網10は、このSETUPメッセージ
に指定されている契約者回線番号(即ちISDN端末2
6)に対してSETUPメッセージを送信すると共に、
発信側ISDN端末20に対して、呼設定受付(CAL
L PROC)メッセージを返信する。
【0007】次に、着信側ISDN端末26は、受信し
た呼設定メッセージを認識すると、通信網10に対して
呼出中である状態を知らせる呼出(ALERT)メッセ
ージを送信し、応答処理を実行すると同時に、応答(C
ONN)メッセージを送信する。
【0008】通信網10は、応答メッセージを受信する
と、発信側ISDN端末20に対して、応答メッセージ
を送信すると共に、着信側ISDN端末26に対して、
応答確認(CONN ACK)メッセージを送信する。
この応答確認メッセージが着信側のISDN端末26で
受信されると、ISDN端末20とISDN端末26と
の間で互いのBチャネルが接続されて通信状態となる。
【0009】又、他のISDN端末22と前記ISDN
端末26が通信を開始する場合も、上記と同様の手順を
完了することにより、通信が確立される。
【0010】さて、このように着信側ISDN端末26
の2つのBチャネルがISDN端末20とISDN端末
22との通信に使用中で、Bチャネルの空きがない場合
に、図2の中央部に示すように、他のISDN端末24
が、同じISDN端末26に対して、通信を開始するた
めに呼設定(SET UP)メッセージを通信網10に
送信すると、通信網10は、呼設定受付(CALL P
ROC)メッセージをISDN端末24に送信するが、
指定された契約回線番号(即ちISDN端末26)に空
きチャネルがないため、ISDN端末24に対し、呼設
定受付メッセージを返信した後、解放完了(REL C
OMP)メッセージを返信して、チャネルの開設を拒否
する。
【0011】従って、ISDN端末24が通信をするに
は、既に通信を行っているISDN端末20及びISD
N端末22のどちらかが通信を終了して、ISDN端末
26のチャネルが解放されなければならない。
【0012】ISDN端末20が、ISDN端末26と
の通信を終了するには、図2の下部に示すように、通信
網10に対して基本インタフェース30のDチャネルを
使用して、切断(DISC)メッセージを送信する。す
ると、通信網10は、ISDN端末26に対して切断メ
ッセージを送信して、ISDN端末20へBチャネルを
解放するように、解放(REL)メッセージを送信す
る。この通信網10からの解放メッセージによって、I
SDN端末20はBチャネルを解放し、解放完了(RE
L COMP)メッセージを通信網10へ送信する。同
様に、ISDN端末26は、切断(DISC)メッセー
ジにより、通信網10に対して解放(REL)メッセー
ジを送信し、ISDN端末20との通信に使用していた
Bチャネルを解放する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、ISD
N端末装置が他局のISDN端末装置と回線交換モード
で通信するためには、接続先のISDN契約書回線番号
を指定して、発呼する必要があり、その番号を使用中の
場合には、相手側のチャネルが解放されるまで待って、
再度接続手順を繰り返す必要がある。
【0014】特に、センター局等、多くの局からのアク
セスが集中するような形態での使用では、このような回
線の空待ちを回避するために、利用者数や使用頻度に応
じて、契約回線を増設したりするが、仮にアクセスした
番号が使用中で、他の番号が空きの場合であっても、発
信側からは、どの番号が空いているのか不明であるた
め、発信者は、その番号が空くまで待ち続けるか、空き
の番号がみつかるまで試行錯誤で回線番号を変更して、
発呼処理を繰り返す必要があった。
【0015】又、契約回線の増設により新規回線が追加
されたり、利用者の回線番号の割り当てを変更したりす
る場合も、発信者側の端末の設定を、その都度変更する
必要があるという問題点を有していた。
【0016】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたもので、アクセス側が回線番号を指定するの
ではなく、被アクセス側が割り当てるようにすること
で、通話中による回線の空待ちを回避することを第1の
目的とする。
【0017】又、本発明は、ISDN端末装置のインタ
フェース占有率を設定可能とし、且つ、ISDN端末装
置を停止させることなく、インタフェース占有率の変更
を可能とすることを第2の目的とする。
【0018】又、本発明は、インタフェース毎の利用者
の割り当てを可能とすることを第3の目的とする。
【0019】
【問題点を解決するための手段】本発明は、複数のIS
DN基本インタフェースを有するISDN端末装置にお
いて、インタフェース毎に、通信状態を識別するテーブ
ルと利用可能なアクセス・グループを設定したテーブル
を記憶し、他局からのアクセス要求である呼設定要求メ
ッセージ受信時に、その呼設定要求メッセージ中のユー
ザ・ユーザ情報に設定されているアクセス・グループを
前記アクセス・グループ・テーブルで検索し、そのアク
セス・グループに該当するインタフェースの通信状態を
前記通信状態テーブルで調査した上で、利用可能なチャ
ネルの回線番号を決定し、この回線番号を、ユーザ・ユ
ーザ情報にのせて発信局へ通知し、発信者は、この回線
番号をもとに通信を実施することにより、前記第1の目
的を達成したものである。
【0020】本発明は、又、複数のISDN基本インタ
フェースを有するISDN端末装置と、複数の局からの
利用者との通信に際して、ISDN端末装置に、インタ
フェース毎に利用可能なアクセス・グループを設定した
テーブルを記憶して、利用者に対してアクセス・グルー
プを割り当てることにより、各アクセス・グループ毎の
ISDN端末装置のインタフェース占有率を設定可能と
し、且つ、ISDN端末装置を停止させることなく、ア
クセス・グループ毎のインタフェース占有率を変更可能
として、前記第2の目的を達成したものである。
【0021】本発明は、又、複数のISDN基本インタ
フェースを有するISDN端末装置と、複数の局からの
利用者との通信に際して、ISDN端末装置に、インタ
フェース毎に利用可能なアクセス・グループを設定した
テーブルと、その通信状態を識別するテーブルを記憶
し、他局よりのアクセス要求が発生した都度、前記テー
ブルから、利用可能なインタフェース情報を探索し、そ
の情報をアクセス要求者に対して通知することにより、
インタフェース毎の利用者の割り当てを可能として、前
記第3の目的を達成したものである。
【0022】
【作用】本発明においては、複数のISDN基本インタ
フェースを有するISDN端末装置に、インタフェース
毎の通信状態を識別するテーブルと、アクセス・グルー
プを設定したテーブルを記憶する手段を備えることと
し、このISDN端末装置にアクセスする他局のISD
N端末には、各々に対しアクセス・グループを割り当て
るようにしている。そして、他局からのアクセス要求で
ある呼設定メッセージが着信する度に、アクセス要求者
のグループが利用可能な回線番号群を前記アクセス・グ
ループ・テーブルで検索し、更に、それらの回線番号の
うち、現在未使用で使用可能な回線番号を、通信状態テ
ーブルで検索して決定し、アクセス要求端末に対して、
その回線番号を通知する。アクセス要求端末は、その指
定された回線番号に対して、再度呼設定を実施した上で
通信を確立するようにしたものである。従って、通話中
によるアクセス不能時間をなくし、各回線番号に対し均
等にアクセスを割り当てることが可能となり、複数の契
約回線使用時の回線利用効率の向上を図ることが可能と
なる。又、新規の契約回線の追加等に際しても、前記ア
クセス・グループテーブルの内容を修正するだけで、ア
クセス要求側端末の設定を修正することなく、回線の割
当を変更することが可能となる。
【0023】又、前記アクセス・グループ・テーブルを
用いて、利用者に対してアクセス・グループを割り当て
ることにより、各アクセス・グループ毎のISDN端末
装置のインタフェース占有率を設定することができ、し
かも、ISDN端末装置を停止させることなく、アクセ
ス・グループ毎のインタフェース占有率を変更すること
も可能となる。
【0024】又、他局よりのアクセス要求が発生した都
度、アクセス・グループ・テーブル及び通信状態テーブ
ルから、利用可能なインタフェース情報を探索し、その
情報をアクセス要求者に対して通知することにより、イ
ンタフェース毎の利用者の割り当てが可能となる。
【0025】
【実施例】以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0026】図3は、複数のISDN基本インタフェー
スを備えたISDN端末装置(ルータ)50と、他のI
SDN端末80、82、84、86・・・との接続形態
を示すブロック線図である。ここで、ISDN端末8
0、82、84は、アクセス・グループAを構成し、I
SDN端末86・・・は、アクセス・グループBを構成
している。
【0027】図3のISDN端末装置50は、複数のI
SDNインタフェース52、54、56・・・と、全体
のシステム制御を行うためのシステム制御部60と、該
システム制御部60で処理するプログラム等を記憶する
ためのシステムメモリ62と、本発明に係わるアクセス
・グループ・テーブル、インタフェース(通信)状態テ
ーブル等を記憶するためのパラメータ(テーブル)メモ
リ64と、前記ISDNインタフェース52、54、5
6・・・を制御するISDNアクセス制御部66と、L
AN(ローカル・エリア・ネットワーク)12との間の
伝送制御を行うためのLANインタフェース制御部68
と、ISDN通信網10からLAN12へ、又はLAN
12からISDN通信網10へのルーティングを制御す
るためのルーティング制御部70を備えている。
【0028】該ISDN端末装置50の各ISDNイン
タフェース52、54、56・・・と前記ISDN通信
網10の間には、それぞれDSU72、74、76・・
・が設けられ、ISDN通信網10とその各端末80、
82、84、86・・・の間には、DSU90、92、
94、96・・・がそれぞれ設けられている。
【0029】以下、前記ISDN端末装置50とISD
N端末80、82、84、86の間の通信におけるアク
セス制御処理について、図4乃至図6の処理フローを元
に説明する。ここで、図4は、全体の呼制御手順、図5
は、発信(アクセス)側ISDN端末の処理手順、図6
は、着信(被アクセス)側ISDN端末装置の処理手順
を、それぞれ示す。
【0030】図4に示す如く、まず、ISDN端末80
が、ISDN端末装置50にアクセスするために、IS
DNインタフェース52が接続する契約回線番号へ呼設
定(SETUP)メッセージを送信する(図5のステッ
プ102)。この場合、呼設定メッセージのユーザ・ユ
ーザ情報には、例えば図7に示すフォーマットに沿っ
て、発信局コード(OP Code)=0、アクセス・
グループ名=A及びパスワードの設定がなされているも
のとする。なお、前記OP Codeは、例えば「0」
の時アクセス・チャネル通知要求、「1」の時、接続要
求、「2」の時、アクセス・チャネル通知、「3」の
時、アクセス拒否1(パスワード、グループ不整合)、
「4」の時、アクセス拒否2(通信チャネル・フル)、
「5」の時、アクセス拒否3(その他の障害)を表すよ
うにされている。
【0031】発信側ISDN端末80からの呼設定(S
ET UP)メッセージを受信したISDNインタフェ
ース52は、そのユーザ・ユーザ情報の内容を、ISD
Nアクセス制御部66へ通知する(図6のステップ20
2)。ISDNアクセス制御部66は、ユーザ・ユーザ
情報中のOP Codeの内容から、アクセス・チャネ
ル通知要求であることを認知し(図6のステップ20
4)、パスワード及びアクセス・グループを確認後(図
6のステップ206、208)、図8のアクセス・グル
ープ・テーブルより、アクセス・グループ名=Aの通信
が許可(符号EN)されている契約回線番号(に対応す
るインターフェース番号IFNo.)を検索し(図6のス
テップ210)、該当する契約回線番号の中で、現在使
用可能な番号を、図9のインタフェース(通信)状態テ
ーブルより選択して(図6のステップ212)、通信に
使用する回線番号を1つ決定する(ステップ214、2
16)。
【0032】ここで、図9のインタフェース状態テーブ
ルにおいて、使用可能な回線番号を判断する情報は、ス
テータス(STATUS)フィールドに記載されてお
り、STATUS=0(未使用)のものについてのみ、
回線を割り当てることが可能となる。例えば、STAT
US1は通信予約、2は通信中、3はディスエーブル
(不通)をそれぞれ示す。
【0033】使用する回線番号が決定すると、ISDN
端末装置50は、図9のインタフェース状態テーブル中
の決定した回線番号について、STATUS=1(通信
予約)とし、発信者回線番号フィールドにISDN端末
80の回線番号を登録すると共に、図7のフォーマット
に従って、ユーザ・ユーザ情報にOP Code=2
(アクセス・チャネル通知)及び使用する回線番号を設
定した解放完了(RELCOMP)メッセージを送信し
て、呼番号を解放する(図6のステップ218)。
【0034】一回、ISDN端末装置50が受信した呼
設定(SETUP)メッセージにおいて、そのユーザ・
ユーザ情報が図7のフォーマットに従っていない場合
や、パスワードが不整合の場合や、該当するアクセス・
グループ名が存在しない場合や、そのアクセス・グルー
プが使用できる通信チャネルが全て使用中である場合等
は、アクセス拒否に該当するOP Codeを設定した
解放完了(REL COMP)メッセージを送信して、
呼番号を解放する(図6のステップ220、222、2
34)。
【0035】発信側のISDN端末80は、受信側のI
SDN端末装置50が、その解放完了(REL COM
P)メッセージのユーザ・ユーザ情報に設定した内容
を、通信網10からの解放(DISC)メッセージで受
信すると(図5のステップ104)、解放(REL)メ
ッセージを送信して呼番号を解放すると共に、そのOP
Codeの内容を確認し(図5のステップ106、11
6)、OP Code=2(アクセス・チャネル通知)
であるならば、ユーザ・ユーザ情報内の回線番号を呼び
出して(図5のステップ108)、その回線番号宛てに
再度、呼設定(SETUP)メッセージを送信する(図
5のステップ110、112)。この時、呼設定メッセ
ージ内のユーザ・ユーザ情報内のOP Codeは、1
(接続要求)が設定されている。
【0036】一方、ステップ104でISDN端末装置
50から受信したユーザ・ユーザ情報中のOP Cod
e=0又は1の時は、アクセス拒否受信処理を行い(図
5のステップ118)、OP Code=3又は4又は
5の時は、エラー処理を行う(図5のステップ12
0)。
【0037】発信側ISDN端末80からの呼設定メッ
セージを受信した着信側ISDN端末装置50は、その
ユーザ・ユーザ情報の内容をISDNアクセス制御部6
6へ通知する。ISDNアクセス制御部66は、ユーザ
・ユーザ情報中のOP Codeの内容から、接続要求
であることを認知し(図6のステップ224)、パスワ
ードの確認後(図6のステップ226)、予約された発
信回線番号に該当するか否かを図9のインタフェース状
態テーブルにおいて確認し(図6のステップ228)、
正しければ通常の呼設定処理手順どおり、呼出(ALE
RT)メッセージ、応答(CONN)メッセージを送信
して(図6のステップ230)、発信側ISDN端末8
0との通信チャネル(Bch)を開設する(図6のステ
ップ232)。
【0038】ISDN端末80との通信チャネルが確立
すると、図9のインタフェース状態テーブル中の、その
回線番号のSTATUSフィールドを通信中(STAT
US=2)に変更し、ISDN端末80の回線番号を登
録する。
【0039】一方、接続要求時(OP Codeの内容
が接続要求である場合)に、パスワードの確認(図6の
ステップ226)や、予約発信した番号との確認(図6
のステップ228)において不整合が生じた場合は、ユ
ーザ・ユーザ情報にアクセス拒否のOP Codeを設
定した解放完了(REL COMP)メッセージを送信
して、呼番号を解放する(図6のステップ220)。
【0040】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
発信側ISDN端末が回線番号を指定するのではなく、
着信側のISDN端末装置が割り当てるようにしたの
で、発信側が着信側の回線番号を直接指定する場合と比
べて、通信中による回線の空待ちを回避することができ
る。
【0041】又、契約回線増設時等で、各アクセス・グ
ループ毎の回線番号割り当ての比率の変更を実施する際
に、発信側ISDN端末の設定を変更することなく、着
信側のISDN端末装置のアクセス・グループ・テーブ
ルを変更するだけで行える。
【0042】更に、着信側のISDN端末装置を停止す
ることなく、アクセス・グループ・テーブルの変更だけ
で、各グループ毎の回線番号割り当ての比率を変更する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ISDN端末装置間の通信形態を示すブロック
線図
【図2】ISDN端末装置間の回線交換モードにおける
従来の呼制御手順を示す線図
【図3】本発明が実施される、複数のISDNインタフ
ェースを備えたISDN端末装置とISDN端末との通
信形態を示すブロック線図
【図4】前記実施例における回線交換モードでの呼制御
手順を示す線図
【図5】前記実施例における発信側ISDN端末の処理
手順を示す流れ図
【図6】前記実施例における着信側ISDN端末装置の
処理手順を示す流れ図
【図7】前記実施例で用いられているユーザ・ユーザ情
報のフォーマットを示す線図
【図8】同じくアクセス・グループ・テーブルの例を示
す線図
【図9】同じくインタフェース状態テーブルの例を示す
線図
【符号の説明】
10…ISDN通信網 12…LAN、 50…ISDN端末装置(ルータ) 52、54、56、・・・…ISDNインタフェース 60…システム制御部 62…システムメモリ 64…パラメータ(テーブル)メモリ 66…ISDNアクセス制御部 68…LANインタフェース制御部 70…ルーティング制御部 72、74、76、90、92、94、96…DSU 80、82、84、86…ISDN端末

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のISDN基本インタフェースを有す
    るISDN端末装置において、 インタフェース毎に、通信状態を識別するテーブルと利
    用可能なアクセス・グループを設定したテーブルを記憶
    し、 他局からのアクセス要求である呼設定要求メッセージ受
    信時に、その呼設定要求メッセージ中のユーザ・ユーザ
    情報に設定されているアクセス・グループを前記アクセ
    ス・グループ・テーブルで検索し、 そのアクセス・グループに該当するインタフェースの通
    信状態を前記通信状態テーブルで調査した上で、利用可
    能なチャネルの回線番号を決定し、 この回線番号を、ユーザ・ユーザ情報にのせて発信局へ
    通知し、 発信者は、この回線番号をもとに通信を実施することを
    特徴とするISDN端末装置の通信制御方法。
  2. 【請求項2】複数のISDN基本インタフェースを有す
    るISDN端末装置と、複数の局からの利用者との通信
    に際して、 ISDN端末装置に、インタフェース毎に利用可能なア
    クセス・グループを設定したテーブルを記憶して、 利用者に対してアクセス・グループを割り当てることに
    より、 各アクセス・グループ毎のISDN端末装置のインタフ
    ェース占有率を設定可能とし、且つ、ISDN端末装置
    を停止させることなく、アクセス・グループ毎のインタ
    フェース占有率を変更可能としたことを特徴とするIS
    DN端末装置の通信制御方法。
  3. 【請求項3】複数のISDN基本インタフェースを有す
    るISDN端末装置と、複数の局からの利用者との通信
    に際して、 ISDN端末装置に、インタフェース毎に利用可能なア
    クセス・グループを設定したテーブルと、その通信状態
    を識別するテーブルを記憶し、 他局よりのアクセス要求が発生した都度、前記テーブル
    から、利用可能なインタフェース情報を探索し、 その情報をアクセス要求者に対して通知することによ
    り、 インタフェース毎の利用者の割り当てを可能としたこと
    を特徴とするISDN端末装置の通信制御方法。
JP6234632A 1994-09-29 1994-09-29 Isdn端末装置の通信制御方法 Pending JPH0897934A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008252439A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Hitachi Communication Technologies Ltd 通信ネットワークシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008252439A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Hitachi Communication Technologies Ltd 通信ネットワークシステム

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