JP3357275B2 - 無線通信チャネル設定方法 - Google Patents

無線通信チャネル設定方法

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JP3357275B2
JP3357275B2 JP29058597A JP29058597A JP3357275B2 JP 3357275 B2 JP3357275 B2 JP 3357275B2 JP 29058597 A JP29058597 A JP 29058597A JP 29058597 A JP29058597 A JP 29058597A JP 3357275 B2 JP3357275 B2 JP 3357275B2
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友義 大野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の無線ゾーン
でサービスエリアを構成する移動通信システムにおい
て、無線通信チャネルを、必要に応じてダイナミックに
割り当てて、データ通信を行う場合の無線通信チャネル
の設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の無線ゾーンでサービスエリアを覆
う移動通信システムにおいて、従来の無線通信チャネル
割当方法は、各無線ゾーンに共通使用可能な複数の無線
通信チャネルを割り当てておいて、移動局からの無線通
信チャネル割当要求の都度、これから割当を行おうとす
る無線通信チャネルが他の無線ゾーンで使用されている
か否かを無線通信チャネルの干渉波レベルを測定すると
いう手段で調査し、その結果から、当該無線通信チャネ
ルが通信路としての所要品質を満足するか否かを判断
し、所要品質を満足していると判断した場合に限って、
当該無線通信チャネルを割り当てている。
【0003】TDMA移動通信システムにおいてデータ
通信を行おうとする場合、複数の無線通信チャネルを使
用することでデータの伝送速度を高くすることができ
る。例えば、1つの無線通信チャネル当たりの伝送速度
が32kbit/sであった場合、2つの無線通信チャ
ネルを使用することで32×2=64kbit/sの伝
送速度でデータ通信することが可能となる。
【0004】行おうとするデータ通信の種類により、当
該ユーザの要求するデータ伝送速度は異なる。例えば、
電子メールのようにデータ伝送速度が小さくても良いも
のは、1つの無線通信チャネルを要求する。また、WW
Wのようなインターネットアクセスのときは、データ伝
送速度は、高い方が望ましいため、当該ユーザは、複数
の無線通信チャネルを要求し、より高いデータ伝送速度
のデータ通信を行おうとする。
【0005】従来の無線通信チャネル割当方法では、他
の移動局または、他の無線基地局が無線通信チャネルを
使用しているため、無線基地局が、移動局より要求され
た数の無線通信チャネルの割当ができないことがあり、
その場合、移動局は、無線通信チャネルの割当要求を行
った無線基地局から、無線通信チャネルの割当を拒否さ
れる。
【0006】これは、発信側だけに発生する問題ではな
く、着信側が移動局と無線基地局から構成される無線シ
ステムの場合も同様であり、着信側で発信側から要求さ
れたデータ伝送速度を満たす無線通信チャネルの割当が
できない場合も、着信側の無線基地局で呼の接続が拒否
される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
方法では、発信側において、無線基地局が移動局より要
求された数の無線通信チャネルの割当ができないとき
は、当該無線基地局は、無線通信チャネルの割当を拒否
する信号を当該移動局に対して送出して、無線通信チャ
ネルの割当を拒否するため、当該移動局は、呼接続する
ことができず、接続達成率が低下するという課題があっ
た。
【0008】また、着信側においても、無線基地局が、
発信側から要求されたデータ伝送速度を満たす無線通信
チャネルの割当ができない場合、当該無線基地局が呼接
続を拒否するため、発信側から要求される呼接続するこ
とができず、接続達成率が低下するという課題があっ
た。
【0009】さらに、着信側において、相手データ伝送
装置が直接デジタル網に接続されている場合、当該デー
タ伝送装置が複数の有線通信チャネルを持っており、発
信側から要求されたデータ伝送速度を満たす有線通信チ
ャネルの捕捉ができない場合も、当該デジタル網また
は、当該データ伝送装置が呼接続を拒否するため、発信
側から要求される呼接続ができないから、接続達成率が
低下するという課題があった。
【0010】本発明は、このような従来の必要なチャネ
ル数が確保できないために呼接続ができないという課題
を解決するために成されたもので、無線通信チャネルの
周波数利用効率の高い無線通信チャネルの設定方法を提
供することを目的とする。
【0011】また、WWWのようなインターネットアク
セスのデータ通信呼のように、必ずしも一定のデータ伝
送速度が要求されないアプリケーションにおいては、デ
ータ伝送速度の高速化よりも、呼の接続性を保証する方
がユーザによってメリットがある場合も多い。本発明
は、このような場合の呼の接続性を高めることをも目的
としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は、前記特許請求の範囲に記載した手段により解決
される。すなわち、請求項1の発明は、無線基地局と移
動局の間で無線回線を介して双方向のデータ通信を行う
ように構成され、前記移動局から接続要求が発生したと
きに、通信路としての所要品質を満足する無線通信チャ
ネルを選択して割り当てる無線通信システムにおいて、
移動局は、データ通信を行うにあたり、当該無線基地局
に対して、割り当てて欲しいチャネル数の情報を含んだ
無線通信チャネルの割当を要求する信号を、送信し、
【0013】当該無線基地局が、通信品質を満足する無
線通信チャネルを検索したとき、前記移動局から要求さ
れた当該チャネル数分の無線通信チャネルが確保できな
かった場合に、前記移動局に無線通信チャネルの割当
を拒否する信号を送出し、
【0014】前記移動局、または、前記移動局に接続さ
れるデータ通信装置は、前記無線通信チャネルの割当を
拒否する信号を受信したとき、無線通信チャネルの割当
要求数を1つ減じ、再度、前記無線基地局に対して減じ
た割当要求数分の無線通信チャネルの要求を行うように
構成した無線通信チャネル設定方法である。
【0015】請求項2の発明は、無線基地局と移動局の
間で無線回路を介して双方向のデータ通信を行うように
構成され、前記移動局から接続要求が発生したときに、
通信路としての所要品質を満足する無線通信チャネルを
選択して割り当てる無線通信システムにおいて、前記移
動局は、データ通信を行うにあたり、当該無線基地局に
対して割り当てて欲しいチャネル数の情報を含んだ無線
通信チャネルの割当を要求する信号を送信し、
【0016】当該無線基地局が、通信品質を満足する無
線通信チャネルを検索して、移動局から要求された数の
無線通信チャネルを割り当てた後、当該移動局、また
は、該移動局に接続されるデータ通信装置が、該移動局
に接続されるデータ通信装置とデータ通信を行う相手デ
ータ通信装置または、該相手データ通信装置が接続され
ている移動局との間で無線通信チャネルの確立を行おう
とする無線基地局、または、相手データ通信装置が接続
するデジタル網の装置から通知される呼の接続を拒否す
る信号を受信したとき、
【0017】前記移動局または、前記移動局に接続され
るデータ通信装置は、無線通信チャネルの割当要求数を
1つ減じ、再度、前記無線基地局に対して減じた割当要
求数分の無線通信チャネルの要求を行うように構成した
無線通信チャネル設定方法である。
【0018】請求項1の発明によれば、発信側の移動局
が在圏するエリアの無線基地局に対して、無線通信チャ
ネルの割当要求をしたとき、無線基地局において、移動
局が要求した数の無線通信チャネルが確保できなかった
場合に、移動局が要求数を減らして、再度チャネル割当
要求を行うように動作する。そして、それでも、チャネ
ル割当が得られないときには、呼接続できるまでこの動
作を繰り返せば良い。これによって、呼の接続不完了率
を著しく低減させることができる。
【0019】請求項2の発明によれば、発信側の移動局
が在圏するエリアの無線基地局から必要数の無線通信チ
ャネルの割当を受けて、データ通信を開始しようとした
とき、着信側から必要数の通信チャネルを確保できない
ので呼の接続を拒否する旨の通知があったとき、移動局
が要求数を減らして再度チャネル割当要求を行うように
動作する。この場合も、先に説明した請求項1の場合と
同様に、呼接続できるまでこの動作を繰り返せば良い。
そして、これによって、呼の接続不完了率を著しく低減
させることができる。
【0020】上述したような、着信側で呼の接続を拒否
する場合としては、下記の各場合がある。 (1)発信側のデータ通信装置と通信を行う相手データ
通信装置において、発信側から要求されるデータ通信速
度を満足する数の有線通信チャネルの設定ができずに、
呼の接続を拒否する信号を送出する場合。 (2)着信相手のデータ通信装置が接続されている移動
局との間で無線通信チャネルの確立を行おうとする無線
基地局において発信側の移動局から要求された数の無線
通信チャネルの割当ができずに、発信側からの呼の接続
を拒否する信号を送出する場合。 (3)着信相手のデータ通信装置が接続するデジタル網
の装置において、発信側から要求されるデータ通信速度
を満足する数の有線通信チャネルが、着信側のデータ通
信装置との間で設定できずに呼の接続を拒否する信号を
送出する場合。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の例につい
て、図1〜図7を参照して説明する。図1は、移動通信
システムの構成の例を示す図である。サービスエリア3
は、無線ゾーン1、無線ゾーン2とから構成されてい
る。無線ゾーン1は、無線基地局4によって、無線ゾー
ン2は、無線基地局6によって構成される。この移動無
線システムでは、複数の移動局が存在し、移動局5は、
無線ゾーン1に、移動局7は、無線ゾーン2のエリア内
に存在している。移動局7は無線基地局6と無線通信チ
ャネルにて通信路が設定されている。
【0022】図2は、データ通信の接続制御の1例を示
す図である。発信側の装置は、データ端末11、データ
通信装置12、移動局13より構成される。発信側の移
動局13は、無線基地局14との間で無線通信チャネル
の確立を行い、データ通信路の確立を行う。無線基地局
14は、デジタル網15に接続され、デジタル網15の
回線交換機能を用いて、相手データ通信装置との間で通
信路が確立される。
【0023】データ通信路の接続形態は、大きく分けて
2つあり、着信側の相手データ通信装置が移動通信シス
テム配下にあり、当該相手データ通信装置18が移動局
17を経由して、移動通信網に接続される場合と、着信
側の相手データ通信装置20がデジタル網15に直接接
続されている場合がある。
【0024】着信側のデータ通信装置が移動通信網に接
続される場合では、移動局17は、無線基地局16との
間で無線通信チャネルの確立を行い、データ通信路の確
立を行う。また、データ通信装置18は、データ端末1
9に接続される。
【0025】着信側のデータ通信装置20がデジタル網
15に接続される場合では、データ通信装置20は、デ
ジタル網15との間でデータ通信回路の確立を行う。ま
た、データ通信装置20は、データ端末21に接続され
る。
【0026】つまり、データ通信装置12は、着信ユー
ザが移動通信システム配下にある場合は、無線基地局1
4、デジタル網15、無線基地局16、移動局17を経
由して接続されるデータ通信装置18との間で、データ
伝送を行い、着信ユーザが、デジタル網配下にある場合
は、無線基地局14、デジタル網15を経由して接続さ
れるデータ通信装置20との間で、データ伝送を行う。
【0027】図3は、本発明が実施される移動通信シス
テムにおける発信側の呼接続シーケンスを示すものであ
る。すなわち、データ通信を行うためにデータ通信装置
12から呼接続要求を行う。この時、当該データ通信装
置12は、呼接続要求を行う場合、必要な無線通信チャ
ネル数を移動局13に対して要求する。
【0028】該呼接続要求信号は、図4に示すように、
移動局34とデータ通信装置31の間で接続される呼制
御用信号線32を介してやりとりされる。つまり、信号
線32は、移動局34とデータ通信装置31との間でや
りとりされる呼接続要求、呼接続拒否等の制御信号を伝
送する信号線である。また、データの送受信は、データ
送受信用信号線33を通して行われる。
【0029】前記移動局は、無線基地局に対して制御チ
ャネル上で、必要な無線通信チャネル数の情報を含んだ
無線通信チャネル割当要求信号を送信する。該通信チャ
ネル割当要求信号を無線基地局が受信すると、無線通信
チャネル割当アルゴリズムに従って、許容干渉波レベル
以下の無線通信チャネルを検索し、前記移動局から要求
された数の許容干渉波レベル以下の無線通信チャネルが
検出された場合、前記移動局に対して無線基地局は、無
線通信チャネル割当信号によって、無線通信チャネルの
割当を行う。
【0030】無線基地局14が、移動局13から要求さ
れた数の、許容干渉波レベル以下の無線通信チャネルが
検出できなかった場合、当該無線基地局14は、前記移
動局13から要求された数の無線通信チャネルの割当が
できないため、要求された数の無線通信チャネルが確保
できなかった旨の理由の情報を伴った無線通信チャネル
割当拒否信号を前記移動局13に送出する。
【0031】該無線通信チャネル割当拒否信号を受信し
た前記移動局13または、前記移動局13に接続されて
いるデータ通信装置12が、該無線通信チャネル割当拒
否信号に含まれている無線通信チャネルが検索できなか
った旨の理由を読みとり、その理由により、先に要求し
た無線通信チャネル数を減じて、再度、前記移動局13
または、前記移動局13に接続されているデータ通信装
置12が呼接続要求を行う。
【0032】また、無線基地局14が、移動局13から
要求された数の許容干渉波レベル以下の無線通信チャネ
ルが検出でき、無線基地局14が、移動局13から要求
された数の無線通信チャネルの割当を行い、デジタル網
15を通して、データ通信相手のデータ通信装置に着信
呼接続を行った場合において、着信側の相手データ通信
装置が移動通信システム配下にあり、該着信側の相手デ
ータ通信装置18に接続されている移動局17が、デジ
タル網15に接続されている無線基地局16から着信呼
出を受け、移動局17が無線基地局16との間で無線通
信チャネルの確立を行う。
【0033】該無線基地局16において、発信側から要
求される数の許容干渉波以下の無線通信チャネルの検出
ができないとき、無線基地局16は、デジタル網15に
対して、着信呼接続ができないため呼接続ができなかっ
た旨の理由を伴った呼切断信号を送出し、該呼切断信号
を受信した前記移動局13または、前記移動局13に接
続されているデータ通信装置12が、該呼切断信号に含
まれている呼接続ができなかった旨の理由を読みとる。
【0034】そして、その理由により、前記移動局13
または、前記移動局13に接続されているデータ通信装
置12が、先に要求した無線通信チャネル数を減じて、
再度、前記移動局13または、前記移動局13に接続さ
れているデータ通信装置12が呼接続要求を行う。ま
た、着信側の相手データ通信装置がデジタル網15に直
接接続されている場合も同様である。
【0035】以上述べた動作の場合の信号シーケンスを
図5〜図7に示す。図5は、発信側の無線基地局14で
移動局13から要求される数の無線通信チャネルが検出
できない例を示しており、図6は、着信側の無線基地局
16で発信側から要求される数の無線通信チャネルの確
立が着信呼出された移動局17との間でできなかった例
を示しており、図7は、着信側のデータ通信装置20が
デジタル網15に直接接続されていて、当該デジタル網
15と当該データ通信装置20との間で発信側から要求
される数のデータ通信用の有線通信チャネルの確立がで
きない例を示している。
【0036】まず、図5について説明をする。データ通
信装置12は、これから行うデータ通信の種類によっ
て、必要な割当無線通信チャネル数の情報を伴った呼接
続要求の信号を信号線32を通して、移動局13へ通知
する。ここでは、例えば、必要な割当無線通信チャネル
数を2とする。移動局13は、無線基地局14に対し
て、2つの無線通信チャネルの割当を要求する情報を含
んだ無線通信チャネル割当要求信号を送信する。
【0037】該通信チャネル割当要求信号を無線基地局
14が受信すると、無線基地局14は、無線通信チャネ
ル割当アルゴリズムに従って、許容干渉波レベル以下の
無線通信チャネルの検索を行う。ここで、前記移動局1
3から要求された数の許容干渉波レベル以下の無線通信
チャネルが検出できなかった場合は、「無線通信チャネ
ル検索不可」の理由を伴った無線通信チャネル割当拒否
信号を当該移動局13に送出する。
【0038】該無線通信チャネル割当拒否信号を受信し
た前記移動局13は、「無線通信チャネル検索不可」の
理由を伴った呼接続拒否信号をデータ通信装置12へ送
出する。当該データ通信装置12は、呼接続拒否信号の
「無線通信チャネル検索不可」の理由を読みとり、要求
した数の無線通信チャネルの検索ができなかったことを
知り、先に要求した無線通信チャネル数を1つ減じ、1
つの無線通信チャネルの割当を要求する情報を含んだ呼
接続要求信号を再び、信号線32を通して、移動局13
へ通知する。
【0039】移動局13は、無線基地局14に対して、
1つの無線通信チャネルの割当を要求する情報を含んだ
無線通信チャネル割当要求信号を送信する。該通信チャ
ネル割当要求信号を無線基地局14が受信すると、無線
基地局14は、無線通信チャネル割当アルゴリズムに従
って、許容干渉波レベル以下の無線通信チャネルの検索
を行う。
【0040】ここで、前記移動局13から要求された数
の許容干渉波レベル以下の無線通信チャネルが検出でき
ると、前記移動局13に対して無線基地局14は、無線
通信チャネル割当信号によって、当該無線通信チャネル
の割当を行い、無線通信チャネルの確立を行うと共に、
デジタル網15に対して、データ通信に必要な有線通信
チャネル数の情報を含んだ呼の接続要求を行う。
【0041】ここでの例では、無線区間で割り当てる無
線通信チャネルのデータ伝送速度とデジタル網15で割
り当てる有線通信チャネルのデータ伝送速度は、同じと
する。言い換えれば、無線区間での1無線通信チャネル
の要求は、デジタル網での1有線通信チャネルの要求と
等価である。
【0042】つまり、無線基地局14は、デジタル網1
5に対して、1つの有線通信チャネルの呼の接続要求を
行う。ここでは、着信側のデータ通信装置18が無線通
信システム配下にいる場合を考える。着信側のデータ通
信装置18が接続されている移動局17は、デジタル網
15の移動局の位置登録機能として、管理されており、
移動局17に着信呼出をかけるためには、どの無線基地
局に呼接続要求すれば良いか分かっている。
【0043】無線基地局16は、デジタル網15から受
信した呼接続要求の信号から、着信呼出すべき移動局1
7を呼接続要求の着信番号から知り、移動局17を着信
呼出する。移動局17は、該着信呼出信号を受信すると
着信応答信号を当該無線基地局16に送出することで、
着信呼出されたことを通知する。該着信応答信号を受信
した当該無線基地局16は、先に受信した呼接続要求信
号に含まれていた発信側の無線基地局14から要求され
た有線通信チャネル数を満足する数の無線通信チャネル
の検索を行う。
【0044】ここでの例では、無線基地局14から要求
された有線通信チャネル数は、1であるので、当該無線
基地局16は、1つの無線通信チャネルの検索を行う。
検索の結果、通信品質を満足する無線通信チャネルが1
つ検出されたので、検出された通信品質を満足する無線
通信チャネルを、先に着信呼出した移動局17に、無線
通信チャネル割当信号にて割り当てる。
【0045】移動局17は、無線基地局16との間で、
1つの無線通信チャネルの確立を行うと共に、データ通
信装置18に必要な無線通信チャネル数の情報を含んだ
呼接続要求の信号を送出する。データ通信装置18は、
該呼接続要求の信号を受信すると、必要な無線通信チャ
ネル数の情報より要求されたデータ伝送速度のデータ通
信が可能であるか否かを判断し、データ通信が可能であ
ると判断した場合は、移動局17に呼接続完了信号を送
出する。
【0046】移動局17は、同様に、無線基地局16に
呼接続完了信号を送出する。さらに、同様に、デジタル
網15、無線基地局14、移動局13、データ通信装置
12と呼接続完了信号が伝達され、データ通信装置12
とデータ通信装置18がデータ通信を開始することにな
る。
【0047】ここでの例では、移動局13が、最初に要
求した無線通信チャネルの割当数を2としていたが、例
えば、無線通信チャネルの割当数を3として要求し、無
線基地局14で要求した3つの無線通信チャネルの検索
ができずに、前記移動局13が、最初に要求した無線通
信チャネルの割当数を1減じて2として再度、無線基地
局14に無線通信チャネルの割当を要求する。
【0048】これでも、無線基地局14で要求した2つ
の無線通信チャネルの検索ができなかった場合は、さら
に、要求する無線通信チャネルの数を1減じて1で、再
度、無線基地局14に無線通信チャネルの割当を要求す
ることを繰り返す。移動局13が要求する無線通信チャ
ネルの数が1になっても、無線基地局14で無線通信チ
ャネルの割当ができなかった場合は、呼損となる。
【0049】つぎに、図6について説明をする。データ
通信装置12は、これから行うデータ通信の種類によっ
て、必要な割当無線通信チャネル数の情報を伴った呼接
続要求の信号を信号線32を通して、移動局13へ通知
する。ここでは、例えば、必要な割当無線通信チャネル
数を2とする。移動局13は、無線基地局14に対し
て、2つの無線通信チャネルの割当を要求する情報を含
んだ無線通信チャネル割当要求信号を送信する。
【0050】該通信チャネル割当要求信号を、無線基地
局14が受信すると、無線基地局14は、無線通信チャ
ネル割当アルゴリズムに従って、許容干渉波レベル以下
の無線通信チャネルの検索を行う。無線基地局14は、
検出した無線通信チャネルを、無線通信チャネル割当信
号にて、該移動局13に通知すると共に、デジタル網1
5へ、データ通信に必要な有線通信チャネル数の情報を
含んだ呼の接続要求を行う。
【0051】つまり、無線基地局14は、デジタル網1
5に対して、2つの有線通信チャネルの呼の接続要求を
行う。ここでは、着信側のデータ通信装置18が無線通
信システム配下にいる場合を考える。着信側のデータ通
信装置18が接続されている移動局17は、デジタル網
15の移動局の位置登録機能として、管理されており、
移動局17に着信呼出をかけるためには、どの無線基地
局に呼接続要求すれば良いか分かっている。
【0052】無線基地局16は、デジタル網15から受
信した呼接続要求の信号から、着信呼出すべき移動局1
7を呼接続要求の着信番号から知り、移動局17を着信
呼出する。移動局17は、当該着信呼出信号を受信する
と着信応答信号を当該無線基地局16に送出すること
で、着信呼出されたことを通知する。該着信応答信号を
受信した無線基地局16は、先に受信した呼接続要求信
号に含まれていた発信側の無線基地局14から要求され
た有線通信チャネル数を満足する数の無線通信チャネル
の検索を行う。
【0053】ここで、前記移動局13から要求された数
の許容干渉波レベル以下の無線通信チャネルが検出でき
なかった場合は、「無線通信チャネル検索不可」の理由
を伴った呼接続拒否信号を当該デジタル網15に送出
し、該呼接続拒否信号を受信した無線基地局14は、移
動局13に「無線通信チャネル検索不可」の理由を伴っ
た呼接続拒否信号を送出する。該移動局13は、さら
に、「無線通信チャネル検索不可」の理由を伴った呼接
続拒否信号をデータ通信装置12へ送出する。
【0054】データ通信装置12は、呼接続拒否信号の
「無線通信チャネル検索不可」の理由を読みとり、要求
した数の無線通信チャネルの確立が着信側とできなかっ
たことを知り、先に要求した無線通信チャネル数を1つ
減じ、1つの無線通信チャネルの割当を要求する情報を
含んだ呼接続要求信号を再び、信号線32を通して、移
動局13へ通知する。
【0055】移動局13は、無線基地局14に対して、
1つの無線通信チャネルの割当を要求する情報を含んだ
無線通信チャネル割当要求信号を送信する。当該通信チ
ャネル割当要求信号を無線基地局14が受信すると、無
線基地局14は、無線通信チャネル割当アルゴリズムに
従って、許容干渉波レベル以下の無線通信チャネルの検
索を行う。
【0056】ここで、前記移動局13から要求された数
の許容干渉波レベル以下の無線通信チャネルが検索でき
た場合、前記移動局13に対して無線基地局14は、無
線通信チャネル割当信号によって、当該無線通信チャネ
ルの割当を行い、無線通信チャネルの確立を行うと共
に、デジタル網15に対して、データ通信に必要な有線
通信チャネル数の情報を含んだ呼の接続要求を行う。
【0057】つまり、無線基地局14は、デジタル網1
5に対して、1つの有線通信チャネルの呼の接続要求を
行う。無線基地局16が、移動局17を呼出し、移動局
17が、当該着信呼出信号を受信すると、着信応答信号
を当該無線基地局16に送出することで、着信呼出を受
けたことを通知する。該着信応答信号を受信した当該無
線基地局16は、先に受信した呼接続要求信号に含まれ
ていた発信側の無線基地局14から要求された有線通信
チャネル数を満足する数の無線通信チャネルの検索を行
う。
【0058】ここでの例では、無線基地局14から要求
された有線通信チャネル数は、1であるので、無線基地
局16は、1つの無線通信チャネルの検索を行う。検索
の結果、通信品質を満足する無線通信チャネルが1つ検
出されたので、検出された通信品質を満足する無線通信
チャネルを先に着信呼出した移動局17に、無線通信チ
ャネル割当信号にて割り当てる。
【0059】移動局17は、無線基地局16との間で、
1つの無線通信チャネルの確立を行うと共に、データ通
信装置18に必要な無線通信チャネル数の情報を含んだ
呼接続要求の信号を送出する。当該データ通信装置18
は、該呼接続要求の信号を受信すると、必要な無線通信
チャネル数の情報より要求されたデータ伝送速度のデー
タ通信が可能であるかを判断し、データ通信が可能であ
ると判断した場合は、移動局17に呼接続完了信号を送
出する。
【0060】移動局17は、同様に、無線基地局16に
呼接続完了信号を送出する。さらに、同様に、デジタル
網15、無線基地局14、移動局13、データ通信装置
12と呼接続完了信号が伝達され、データ通信装置12
とデータ通信装置18がデータ通信を開始することにな
る。
【0061】ここでの例では、移動局13が、最初に要
求した無線通信チャネルの割当数を2としていたが、例
えば、無線通信チャネルの割当数を3で要求し、着信側
の無線基地局16で要求した3つの無線通信チャネルの
検出ができずに、前記移動局13が、最初に要求した無
線通信チャネルの割当数から1減じて2とする。
【0062】そして、再度、無線基地局16に着信呼接
続を要求するが、ふたたび、無線基地局16で要求した
2つの無線通信チャネルの検出ができなかった場合は、
さらに、要求する無線通信チャネルの数を1減じて1と
して、再度、無線基地局16に着信呼接続を要求すると
いうように繰り返す。移動局13が要求する無線通信チ
ャネルの数が1になっても、無線基地局16で着信呼接
続ができなかった場合は、呼損となる。
【0063】さらに、図7について説明をする。データ
通信装置12は、これから行うデータ通信の種類によっ
て、必要な割当無線通信チャネル数の情報を伴った呼接
続要求の信号を信号線32を通して、移動局13へ通知
する。ここでは、例えは、必要な割当無線通信チャネル
数を2とする。移動局13は、無線基地局14に対し
て、2つの無線通信チャネルの割当を要求する情報を含
んだ無線通信チャネル割当要求信号を送信する。
【0064】該通信チャネル割当要求信号を無線基地局
14が受信すると、無線基地局14は、無線通信チャネ
ル割当アルゴリズムに従って、許容干渉波レベル以下の
無線通信チャネルの検索を行う。無線基地局14は、検
索した無線通信チャネルを、無線通信チャネル割当信号
にて、移動局13に通知し、無線通信チャネルの確立を
行うと共に、デジタル網15へデータ通信に必要な有線
通信チャネル数の情報を含んだ呼の接続要求を行う。
【0065】つまり、無線基地局14は、デジタル網に
対して、2つの有線通信チャネルの呼の接続要求を行
う。ここでは、着信側のデータ通信装置20は、デジタ
ル網15に直接接続されている場合を考える。デジタル
網15は、無線基地局14から受信した呼接続要求の信
号から、着信呼出すべき着信側のデータ通信装置20を
該呼接続要求の着信番号から知り、データ通信装置20
に対して呼接続要求信号の送出を行う。
【0066】データ通信装置20は、デジタル網15か
ら受信した呼接続要求信号に含まれている有線通信チャ
ネルの要求数を読みとり、データ通信装置20で要求さ
れた数の有線通信チャネルが利用可能であるか否かを確
認する。ここで、データ通信装置20は、2つの有線通
信チャネルが利用可能であるが、1つの有線通信チャネ
ルは、音声通信で使用中であったとする。
【0067】そのため、データ通信装置20は、デジタ
ル網15から要求された数の有線通信チャネルの利用が
不可能であるので、データ通信装置20は、「通信チャ
ネル利用不可」の理由を伴った呼接続拒否信号をデジタ
ル網15に送出する。該呼接続拒否信号を受信した無線
基地局14は、前記移動局13に「通信チャネル利用不
可」の理由を伴った呼接続拒否信号を送出する。前記移
動局13は、さらに、「通信チャネル利用不可」の理由
を伴った呼接続拒否信号をデータ通信装置12へ送出す
る。
【0068】データ通信装置12は、呼接続拒否信号の
「通信チャネル利用不可」の理由を読みとり、要求した
数の無線通信チャネルの確立が着信側とできなかったこ
とを知り、先に要求した無線通信チャネル数を1つ減
じ、1つの無線通信チャネルの割当を要求する情報を含
んだ呼接続要求信号を再び、信号線32を通して、移動
局13へ通知する。
【0069】移動局13は、無線基地局14に対して、
1つの無線通信チャネルの割当を要求する情報を含んだ
無線通信チャネル割当要求信号を送信する。該通信チャ
ネル割当要求信号を無線基地局14が受信すると、無線
基地局14は、無線通信チャネル割当アルゴリズムに従
って、許容干渉波レベル以下の無線通信チャネルの検索
を行う。
【0070】ここで、前記移動局13から要求された数
の許容干渉波レベル以下の無線通信チャネルが検出され
た場合、前記移動局13に対して無線基地局14は、無
線通信チャネル割当信号によって、当該無線通信チャネ
ルの割当を行うと共に、デジタル網15に対して、デー
タ通信に必要な有線通信チャネル数の情報を含んだ呼の
接続要求を行う。つまり、無線基地局14は、デジタル
網15に対して、1つの有線通信チャネルの呼の接続要
求を行う。
【0071】デジタル網15は、着信側のデータ通信装
置20に対して呼接続要求信号の送出を行い、該データ
通信装置20は、デジタル網15から受信した呼接続要
求信号に含まれている有線通信チャネルの要求数を読み
とり、データ通信装置20で要求された数の有線通信チ
ャネルが利用可能であるか否かを確認する。
【0072】該データ通信装置20は、2つの有線通信
チャネルが利用可能であり、1つの有線通信チャネル
は、音声通信で使用中であるが、1つの有線通信チャネ
ルは、空きであるので、移動局17に呼接続完了信号を
送出する。デジタル網15は、同様に、無線基地局14
に呼接続完了信号を送出する。さらに、同様に、移動局
13、データ通信装置12と呼接続完了信号が伝達さ
れ、データ通信装置12とデータ通信装置20がデータ
通信を開始することになる。
【0073】ここでの例では、移動局13が、最初に要
求した無線通信チャネルの割当数を2としていたが、例
えば、無線通信チャネルの割当数を3で要求し、着信側
のデータ通信装置20で要求した2つの有線通信チャネ
ルが利用できずに、前記移動局13が、最初に要求した
無線通信チャネルの割当数を1減じて2とする。
【0074】そして、再度、着信側のデータ通信装置2
0に呼接続を要求するが、再び、無線基地局16で要求
した2つの有線通信チャネルが利用できなかった場合
は、さらに、要求する無線通信チャネルの数を1減じて
1として、再度、着信側のデータ通信装置20に呼接続
を要求することを繰り返す。移動局13が要求する無線
通信チャネルの数が1になっても、着信側のデータ通信
装置20で着信呼接続ができなかった場合は、呼損とな
る。
【0075】また、デジタル網15は、着信側のデータ
通信装置20を着信呼接続する前に、該データ通信装置
20が使用している有線通信チャネルの利用状況が分か
る場合には、デジタル網15は、着信側のデータ通信装
置20に呼接続要求を送出せずに、「通信チャネル利用
不可」の理由を伴った呼接続拒否信号を無線基地局14
へ送出し、呼接続を拒否することもありうる。
【0076】発信側の移動局などの装置のデータ伝送に
際する制御の流れを図8に示す。この図は、発明の実施
の形態の例として説明した前記各無線通信チャネル設定
シーケンスの場合の、発信側のデータ伝送装置(移動局
あるいは該移動局に接続されるデータ通信装置)の動作
を整理して無線通信チャネル設定動作を説明するための
流れ図として改めてその制御を簡潔に表示したものであ
る。同図の各ステップについては、前記各シーケンスの
説明中で詳細に記述しているので、重複を避けるため、
説明を省略する。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、移
動通信システムにおいて、移動局が、データ通信を行う
ため、無線基地局に対して複数の無線通信チャネルを要
求した際に、要求した数の無線通信チャネルが確保でき
なかったことを理由にそれが直ちに呼損となることを防
止できる。
【0078】すなわち、請求項1の発明では、無線基地
局が、移動局が要求した数の無線通信チャネルの割当が
できなかったとき、先に要求した無線通信チャネルの割
当要求数を減じて、再度、無線通信チャネルの要求を行
い、このような動作を繰り返し行うことによって、移動
局が複数の無線通信チャネルの要求を行った際の呼損を
低減せしめ、呼の接続率を向上することができる。
【0079】また、請求項2の発明では、移動局が、デ
ータ通信を行うため、無線基地局に対して複数の無線通
信チャネルを要求した際に、着信側が、要求した数の無
線通信チャネルが確保できないため接続を拒否したと
き、すなわち、発信側の移動局に接続されているデータ
通信装置と通信を行う相手データ通信装置が呼接続を拒
否したとき、または、相手データ通信装置が接続されて
いる移動局に対して当該無線基地局が、必要な数の無線
通信チャネルの割当ができなかったとき、
【0080】または、当該相手データ通信装置が直接接
続されているデジタル網の装置が呼接続を拒否したとき
に、発信側の移動局(または当該移動局に接続されてい
るデータ通信装置)が、先に要求した無線通信チャネル
の割当要求数を減じて、再度、無線通信チャネルの要求
を行う。このような動作を繰り返し行うことによって、
移動局が複数の無線通信チャネルの要求を行った際の呼
損を低減せしめ、呼の接続率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動通信システムの構成の例を示す図である。
【図2】データ通信を行う場合の接続構成の例を示す図
である。
【図3】呼接続シーケンスを示す図である。
【図4】移動局とデータ通信装置の信号線接続を示す図
である。
【図5】無線通信チャネル設定シーケンスを示す図であ
る。
【図6】無線通信チャネル設定シーケンスを示す図であ
る。
【図7】無線通信チャネル設定シーケンスを示す図であ
る。
【図8】無線通信チャネル設定動作を説明する流れ図で
ある。
【符号の説明】
1,2 無線ゾーン 3 サービスエリア 4,6 無線基地局 5,7 移動局 11,19,21 データ端末 12,18,20 データ通信装置 13,17 移動局 14,16 無線基地局 15 デジタル網 31 データ通信装置 32 呼制御用信号線 33 データ送受信用信号線 34 移動局

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線基地局と移動局の間で無線回線を介
    して双方向のデータ通信を行うように構成され、前記移
    動局から接続要求が発生したときに通信路としての所要
    品質を満足する無線通信チャネルを選択して割り当てる
    無線通信システムにおいて、 移動局は、データ通信を行うにあたり、当該無線基地局
    に対して、割り当てて欲しいチャネル数の情報を含んだ
    無線通信チャネルの割当を要求する信号を、送信し、 該無線基地局が、通信品質を満足する無線通信チャネル
    を検索したとき、前記移動局から要求された割当チャネ
    ル数分の無線通信チャネルが確保できなかった場合に、
    前記移動局に、無線通信チャネルの割当を拒否する信号
    を送出し、 前記移動局、または、前記移動局に接続されるデータ通
    信装置は、前記無線通信チャネルの割当を拒否する信号
    を受信したとき、無線通信チャネルの割当要求数を1つ
    減じ、再度、前記無線基地局に対して減じた割当要求数
    分の無線通信チャネルの要求を行うことを特徴とする無
    線通信チャネル設定方法。
  2. 【請求項2】 無線基地局と移動局の間で無線回線を介
    して双方向のデータ通信を行うように構成され、前記移
    動局から接続要求が発生したときに、通信路としての所
    要品質を満足する無線通信チャネルを選択して割り当て
    る無線通信システムにおいて、 前記移動局は、データ通信を行うにあたり、当該無線基
    地局に対して割り当てて欲しいチャネル数の情報を含ん
    だ無線通信チャネルの割当を要求する信号を送信し、 該無線基地局が、通信品質を満足する無線通信チャネル
    を検索して、移動局から要求された数の無線通信チャネ
    ルを割り当てた後、 当該移動局、または、該移動局に接続されるデータ通信
    装置が、該移動局に接続されるデータ通信装置とデータ
    通信を行う相手データ通信装置、または、該相手データ
    通信装置が接続されている移動局との間で無線通信チャ
    ネルの確立を行おうとする無線基地局、または、相手デ
    ータ通信装置が接続するデジタル網の装置から通知され
    る呼の接続を拒否する信号を受信したとき、 前記移動局または、前記移動局に接続されるデータ通信
    装置は、無線通信チャネルの割当要求数を1つ減じ、再
    度、前記無線基地局に対して減じた割当要求数分の無線
    通信チャネルの要求を行うことを特徴とする無線通信チ
    ャネル設定方法。
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