JPH02259738A - カメラにおけるビューファインダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明はカメラにおけるビューファインダーに関し、
特にビデオカメラの電子ビューファインダーとして好適
なものである。

［従来の技術］ 一般に、ビデオカメラでは光学式ビューファインダーを
備えたものと電子式ビューファインダーを備えたものが
知られている。光学式ビューファインダーはスチルカメ
ラのファインダーと同じく直接光学系（レンズ系）を通
して被写体像を見るようになっている。これに反し、電
子式ビューファインダーは映像信号に変換された信号を
ＣＲＴ（ブラウン管）モニター上に写して見るようにな
っている。

上記電子式ビューファインダーはモニターとして用いら
れるＣＲＴが１インチ以下と小さいため、例えば焦点距
離が３０關程度のレンズを用いてモニター画面を拡大す
ることもある。このレンズは光軸に沿って移動できるよ
うにしたものもあり、この移動によって使用する者の視
力に合せた視度調節をするようになっている。

尚、電子式ビューファインダーとしては、第４図に示す
ようにその位置を動かすことができるようにしたものも
ある。第４図において、符号１はＶＴＲ一体型のカメラ
本体、２は電子式ビューファインダーである。このファ
インダー２は支点３を中心に後述の接眼部５が上下に重
く回動するように台座４に取り付けられ、該台座は上記
接眼部５が左右に重く回動するようにカメラ本体ｌに取
り（１けられている。上記のファインダー２はその筐体
６内にモニター用のＣＲＴを備え、また該筐体の端部に
は前記した接眼８ト５がねじ込みにより取り外し可能に
取り付けられている。この接眼部５は前記ＣＲＴの画面
拡大用のレンズを備え、該レンズをその光軸に沿って外
部から移動する視度調節機構を有ずろ。

［発明が解決しようとする課Ｂ］ ところで、一般にビデオカメラでは、カメラ本体の右側
にグリップが設けられ、該カメラを使用する時にはこの
グリップを右手で支えるため、ファインダーを右目での
ぞくことになる。このためきき目が左目である場合には
不都合なことになる。

上記第４図について説明したように、電子式ビューファ
インダーを動かすことができるようにしたものでも、左
目でファインダー２をのぞくべく接眼部５を左側に移動
すると、このファインダー２の方向が極端に右向きにな
ってしまい、前記した不都合は解消されない。

また、一般にビデオカメラでは、該ビデオカメラを目の
高さよりも上に持上げて撮影しようとすると、ファイン
ダーをのぞくことができない。これは上記第４図につい
て説明したビデオカメラでも同じである。これは板金フ
ァインダー２の接眼部５を下に移動しても該接眼部が目
の位置より上になってしまうからである。

この発明は従来の上記した左目でファインダーをのぞく
ことができないという不都合及びカメラを目の高さより
上に持上げたときにファインダーをのぞくことができな
いという欠点を解消したカメラにおけるビューファイン
ダーを提供するものである。

［課題を解決するための手段］ 上記のＮ題を解決するために、この発明は、カメラ本体
に設けられたＣＲＴ等のビューファインダー表示面と、
該表示面から接眼部に至る光学系とを備えたカメラにお
けるビューファインダーにおいて、上記接眼部は上記表
示面を貫く線から外れた位置に設置し得るようにしたも
のであり、また上記光学系の筐体は、上記カメラ本体に
上記表示面を垂直に貫く軸を中心として上記接眼部が円
周上を移動し得るように回動可能に取り付けられ、かつ
該回動が適宜の位置に止められるように構成したもので
ある。

［実施例］ 以下に、この発明の一実施例を第１図及び第２図により
説明する。

第１図において、符号ｌはＶＴＲ一体型のカメラ本体で
あり、該カメラ本体にはＣＲＴが内蔵されている。この
ＣＲＴは第２図に符号７で示されている。第２図におい
て、８は反射鏡、９，１０は凸レンズ、１１は凹レンズ
、１２は反射鏡、１３は凸レンズ、１４は凹レンズであ
り、ＣＲＴ７からの光は反射ｆｆ８で直角方向に反射さ
れ、この光は前記レンズ９．１０．１１を経て反射鏡１
２に至り、該反射鏡で再度直角方向に反射される。

しかる後に前記レンズ１３．１４を経て、使用者の目１
５に至る。上記ＣＲＴ７から目１５に至る、反射６１Ｂ
、１２及びレンズ９．１０，１１．１３．１４よりなる
光学系はその合成焦点距離が３０門程度に設計され、従
来の前記したレンズを通して見た場合と同様の像が見ら
れる。上記した光学系は第１図に符号１６で示す筐体に
収納されている。

１７は該筐体の端部で前記レンズ１３．１４を収納した
接眼部を示す、上記筐体１６は、上記カメラ本体１に上
記ＣＲＴ７の表示面を垂直に貫く線を中心として上記接
眼部１７が円周上を移動し得るように回動可能に取り付
けられている。符号１６ａは筐体１６が回動した状態を
示す、また、この回動は適宜の位置に止められるように
、適度に重く又は節動し得るように周知の手段により構
成されている。

上記筐体１６のカメラ本体１への取り付けは前記従来例
として第ａｔ！ｌで説明した、接眼部５の筐体６への取
り付けと同様に、例えばねじ込みになっていて、前記し
た接眼部５を外すことにより上記筐体１６を取り付ける
ことができる。

上記した凸レンズ９はその光軸に沿って外部から図示し
ていない視度調節機構により移動されるように構成され
ている。

上記のように構成されたカメラにおけるビューファイン
ダーでは、ＣＲＴの表示面を垂直に貫く線から外れた位
置に前記接眼部１°？を設置することができ、従って接
眼部１７を第１図で実線で示すように左側に設置するこ
とにより、カメラ本体の右側に設けられたグリップを右
手で持フても、ビューファインダーを左目で自然にのぞ
くことができ、また接眼部１７を下側に設置することに
より、目より高い位置にカメラを持上げてもファインダ
ーをのぞくことができる。

尚、前記光学系の反射鏡として、第３図に示すように凹
面鏡１８．１９を用いることにより、第２図で説明した
凸レンズ１０，１３を省くことができる。第３図におい
て第２図と同一符号は同様のものを示す。

また、上記実施例ではビューファインダー表示面として
ＣＲＴを用いたものを説明したが、表示面としてはこれ
に限られるものではなく、例えば液晶によるもの等でも
よい。

上記実施例では電子式ビューファインダーを用いたもの
について説明したが、光学式ビューファインダーを用い
たものについてもこの発明を実施することができる。

上記実施例では光学系の筐体が回動可能にカメラ本体に
取り付けられたものについて説明したが、この筐体を適
宜の位置においてカメラ本体に着脱可能に取り付けられ
るようにしてもよい。

上記実施例ではＶ　’ｒ　Ｒ一体型のカメラ（ビデオカ
メラ）について説明したが、スチールカメラについても
この発明を実施することができる。

上記実施例では光学系としてレンズ系を用いたが、光フ
ァイバー等の光学系を用いることもできる。

上記実施例において、ファインダ一部分の長さに応じて
必要とするリレー光学系を紐み込んでもよい。

［発明の効果］ この発明は上記したように、カメラ本体に設けられたＣ
ＲＴ等のビューファインダー表示面と、該表示面から接
眼部に至る光学系とを備えたカメラにおけるビューファ
インダーにおいて、上記接眼部は上記表示面を貫く線か
ら外れた位置に設置し得るようにしたから、従来のビデ
オカメラのようにカメラ本体の右側に設けられたグリッ
プを右手で持っても、ビューファインダーを左目で自然
にのぞくことができ、また目より高い位置にカメラを持
上げてもファインダーをのぞくことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す背面図、第２図はこ
の発明の一実施例の光学系を示す図、第３図は他の実施
例の光学系を示す図、第４図は従来のＶＴＲ一体型カメ
ラを示す斜視図である。 ｌ二カメラ本体、７：ＣＲＴ、８、Ｉ２：反射鏡、１６
：筺体、１７：接眼部。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）カメラ本体に設けられたビューファインダー表示
   面と、該表示面から接眼部に至る光学系とを備えたカメ
   ラにおけるビューファインダーにおいて、上記接眼部は
   上記表示面を貫く線から外れた位置に設置し得るように
   したことを特徴とするカメラにおけるビューファインダ
   ー。
2. （２）カメラ本体に設けられたビューファインダー表示
   面と、該表示面から接眼部に至る光学系とを備えたカメ
   ラにおけるビューファインダーにおいて、該光学系の筐
   体は、上記カメラ本体に上記表示面を垂直に貫く軸を中
   心として上記接眼部が円周上を移動し得るように回動可
   能に取り付けられ、かつ該回動が適宜の位置に止められ
   るように構成したことを特徴とするカメラにおけるビュ
   ーファインダー。
3. （３）上記光学系は光軸に対して４５度傾斜した互いに
   平行な２枚の反射鏡を含む請求項１又は請求項２記載の
   カメラにおけるビューファインダー。