JPH02258Y2 - - Google Patents

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JPH02258Y2
JPH02258Y2 JP1982079818U JP7981882U JPH02258Y2 JP H02258 Y2 JPH02258 Y2 JP H02258Y2 JP 1982079818 U JP1982079818 U JP 1982079818U JP 7981882 U JP7981882 U JP 7981882U JP H02258 Y2 JPH02258 Y2 JP H02258Y2
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JP
Japan
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transfer
transfer roll
roll
slide table
transfer material
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JP1982079818U
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JPS58181534U (ja
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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Labeling Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は転写ロールを用いて転写物の外周面に
熱転写を行なう熱転写装置の改良に関するもので
ある。
従来、転写物が直方体のように四角形の横断面
を有する場合には、実公昭51−19445号公報に示
されるように、上下方向に枢動できる支持アーム
の先端に転写ロールを取付け、水平軸を中心とし
て回転する転写物の外周面に転写ロールを押しつ
けることにより転写ロールを転写物の表面に追従
させて転写物の各周面に熱転写を施すようにして
いるが、転写物を回転させるにつれて転写ロール
と転写物との接触線が両者の中心を結ぶ中心線上
から外れていき、同時に転写ロールが転写物表面
を押圧する角度も変化するため加圧力が不均一と
なる欠点があり、長辺/短辺の比が3を越える形
状の転写物には美しい転写を行うことができない
という欠点があつた。
本考案は前記のような欠点のない熱転写装置を
目的として完成されたもので、以下、本考案を図
示の実施例について詳細に説明する。
図中1はシリコンゴム等の耐熱性弾性体からな
る熱転写用の転写ロールであり、該転写ロール1
は支柱にヘツド昇降用モータ2′を介して昇降動
自在に設けられたヘツド2に倣い用油圧シリンダ
3を介して微昇降自在に取付けられている。4は
ロールフイルム状の転写箔であり、該転写箔4は
箔掛け装置5から送り出され、箔ガイド装置6に
ガイドされつつ転写ロール1により上方から転写
物9の表面に押圧されて転写を行つた後に箔巻取
り装置7に巻取られるようになつている。8はヘ
ツド2に設けられる油圧倣い用バルブで、該油圧
倣い用バルブ8により転写物9の外形状を検出
し、倣い用油圧シリンダ3を作動させて転写ロー
ル1を転写物9の外形状に倣つて上下動させる。
この転写ロール1の下方の機台10の上面には転
写ロール1の軸線方向と直交する水平方向に進退
動自在なスライドテーブル12が設けられてお
り、このスライドテーブル12には転写物9を保
持してスライドテーブル12の移動方向と直交す
る方向にのびた軸13を回転させる回転治具装置
14が設けられており、前記スライドテーブル1
2は油圧シリンダ15によつて前進及び後進が可
能であり、またその移動速度も自由に制御するこ
とができる。また、回転治具装置14は可変速モ
ータ17の回転軸に取付けられたウオーム16
と、軸13に取付けられてウオーム16と噛合す
るウウオーム歯車16′とにより転写物9を任意
の速度で回転させるものである。
このように構成されたものは、先ず、回転治具
装置14に転写物9を保持させた後にスライドテ
ーブル12を早送りで図の右方へ前進させ、第3
図に示すように転写物9の長辺18の右端を転写
ロール1の直下に位置させ、転写ロール1を降下
させたうえ転写物9を水平に保持したままでスラ
イドテーブル12を第4図に示す位置まで前進さ
せて転写物9の上面の長辺18に熱転写を行え
ば、この熱転写は平面に対するものであるから加
圧力は均一で理想的な転写が行われる。このよう
にして転写物9の長辺18の左端が転写ロール1
の直下に達した後、回転治具装置14により転写
物9を低速度で回転させつつスライドテーブル1
2を定速度で後方へと移動させて転写物9が転写
ロール1から大きくずれないようにしている。こ
の結果、転写ロール1は転写物9のコーナー部分
19に接したまま倣い用油圧シリンダ3によつて
押上げられて適正な熱転写が行われ、転写物9の
軸13は上方の転写ロール1の軸の直下に位置す
る第5図の状態に至る。そこで、スライドテーブ
ル12を停止させたまま回転治具装置14により
転写物9を回転させ、第6図の状態に至る間に転
写ロール1により転写物9の短辺20に熱転写を
行なう。この熱転写は短辺20に対するものであ
つて転写距離が小さいうえ、転写物9の軸13が
転写ロール1の軸の略直下にあるので加圧力の変
動はほとんど生ぜず、ほぼ均一な加圧力により美
しい転写が行なわれることとなるが、短辺20の
転写距離が大となり加圧力の変動が大きくなる場
合には前記長辺18の熱転写と同様に行えばよい
ものである。かくして転写物9の長辺18及び短
辺20への熱転写が終了した後は転写ロール1を
上昇させ、スライドテーブル12を第1図に示さ
れる位置に早戻りさせつつ回転治具装置14も戻
し回転させて初期状態に復帰させ、転写物9を取
外せばよいものである。なお、転写物9の全周面
に熱転写を行う場合には、第6図の状態からスラ
イドテーブル12を移動させつつ回転治具装置1
4により転写物9を低速度で回転させ、第3図と
同じ状態にしてから同様の工程をくり返せばよ
い。
本考案は前記説明によつて明らかなように、昇
降動自在に支持された転写ロールの下方のスライ
ドテーブル上に転写物を回転させる回転治具装置
を設けたので、従来不可能とされていた長辺/短
辺の比が3を越えるような偏平な直方体に対して
も長辺にはスライドテーブルの前進移動を利用し
て熱転写を行い短辺や角部に対しては回転治具装
置の回転やスライドテーブルの前後移動を転写ロ
ールの昇降動と併用して熱転写を行うことにより
転写ロールと転写物との接触線を常に転写ロール
の略直下に維持してほぼ等しい加圧力による転写
ができて仕上の美しい製品を得ることができるも
のである。
従つて、本考案は従来の欠点を除いた熱転写装
置として実用的価値極めて大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面図、
第2図は一部切欠側面図、第3図、第4図、第5
図、第6図は転写物の作動状態を示す説明図であ
る。 1…転写ロール、9…転写物、12…スライド
テーブル、14…回転治具装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 昇降動自在に支持された転写ロール1の下方に
    該転写ロール1の軸線方向と直交する水平方向に
    進退自在なスライドテーブル12を設けて該スラ
    イドテーブル12には転写物をスライドテーブル
    12の移動方向と直交する方向にのびる軸13に
    保持して回転させる回転治具装置14を設けたこ
    とを特徴とする熱転写装置。
JP7981882U 1982-05-28 1982-05-28 熱転写装置 Granted JPS58181534U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7981882U JPS58181534U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 熱転写装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7981882U JPS58181534U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 熱転写装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58181534U JPS58181534U (ja) 1983-12-03
JPH02258Y2 true JPH02258Y2 (ja) 1990-01-08

Family

ID=30088991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7981882U Granted JPS58181534U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 熱転写装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS58181534U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61273964A (ja) * 1985-05-30 1986-12-04 Toppan Printing Co Ltd 曲面転写装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58181534U (ja) 1983-12-03

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