JPH02258746A - パーフルオロアルキルベンゼン誘導体およびその製造法 - Google Patents

パーフルオロアルキルベンゼン誘導体およびその製造法

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JPH02258746A
JPH02258746A JP7906089A JP7906089A JPH02258746A JP H02258746 A JPH02258746 A JP H02258746A JP 7906089 A JP7906089 A JP 7906089A JP 7906089 A JP7906089 A JP 7906089A JP H02258746 A JPH02258746 A JP H02258746A
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Toshimichi Maruta
丸田 順道
Akihiro Fukui
章博 福井
Toshiya Kadota
俊哉 門田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はポリアミド、ポリイミド等の縮重合樹脂の七ツ
マ−あるいはエポキシ樹脂の硬化剤等として有用な含フ
ツ素フェニレンジアミンの製造法およびこれを得るため
の合成中間体としての新規なパーフルオロアルキルベン
ゼン誘導体に関するものである。
[従来技術およびその問題点] フェニレンジアミンは縮重合樹脂モノマーあるいはエポ
キシ樹脂の硬化剤等として有用な化合物でアリ、含フツ
素フェニレンジアミ類、特に長鎖のパーフルオロアルキ
基を有するフェニレンジアミン類の製造法としてはへブ
タフルオロプロピル−p−および1−フェニレンジアミ
ンの製造法[Zh、0bshch Khlm、 39.
2515(1969) 1が知られおり、ヘフタフルオ
ロブロピルアイオダイドを原料として、ヨードベンゼン
との反応によりヘプタフルオロプロピルベンゼンを得、
次いでニトロ化、還元、アシル化、ニトロ化、還元、脱
アセチル化をおこない目的のフェニレンジアミンを得て
いる。
パーフルオロアルキル基に基づくばっ水、はつ油性等の
特性は一般にその炭素鎖長によりその効果の度合が異な
り、炭素鎖数が6以上で効果が顕著であり、一方、炭素
鎖数が長くなりすぎると、パーフルオロアルキル基に基
づく結晶性の増大、溶解性の低下などの問題があり、パ
ーフルオロアルキル基に基づく好ましい物性の付与と重
合して得られる樹脂本来の物性を損なわない好適な炭素
鎖長は4〜8の範囲である。
−aに2−フェニレンジアミンは比較的不安定な化合物
であって、容易に着色する0本発明の目的物であるパー
フルオロアルキル=P−フェニレンジアミンも同様に不
安定であって低純度品の精製による脱色、高純度化は容
易ではなく、直前化合物での精製が好ましい。
前記したパーフルオロアルキルアイオダイドを原料とす
る方法においては合成中間体として3−パーフルオロア
ルキル−4−ニトロアセトアニリドを経由するものであ
り、パーフルオロアルキル基がヘプタフルオロプロピル
基の場合にばLa115〜216°Cの結晶として得ら
れるが、この方法をより長鎖のパーフルオロアルキル体
に適用した場合、融点が80℃前後と低いためニトロ化
反応混酸層からの水添加により油状物質として析出し、
精製方法としてはカラムクロマトグラフィーによらねば
ならないという問題点がある。
[問題点を解決するための具体的手段]本発明者らは、
炭素鎖長が4〜8のパーフルオロアルキル−p−フェニ
レンジアミンの高純度品を得るための新規な合成法を鋭
意検討の結果、2−ハロゲノニトロベンゼンのパーフル
オロアルキル化により得られる2−パーフルオロアルキ
ルニトロベンゼンを出発物質とすることで合成中間体と
して種々の新規物質を経由して目的物質を容易に得るこ
とができることを見いだし、て本発明に到達した。
すなわち本発明は一般式 アミノ基、Rfは炭素数4〜8のパーフルオロアルキル
基を示す)で表わされるパーフルオロアルキルベンゼン
誘導体およびこれらを得るための次の製造法である。
2−クロロニトロベンゼンと炭素数4〜8のパーフルオ
ロアルキルアイオダイドをジメチルスルホキシド中、銅
の存在下で100〜130℃の範囲で反応させて一般式 (Rfは前記と同じ)で表わされるパーフルオロアルキ
ルニトロベンゼンを得、これをPd触媒の存在下で水素
と反応させることを特徴とする一般式(Rfは前記と同
じ)で表わされるパーフルオロアルキルニトロアニリド
の製造法。
−a式(V)で表わされるパーフルオロアルキルニトロ
アニリドを酸性アルコール中で脱アセチル化することを
特徴とする一般式 CRfは前記と同じ)で表わされるパーフルオロアルキ
ルアミンの製造法。
一般式(III)で表わされるパーフルオロアルキルア
ミンをアシル化することを特徴とする一般式(Rfは前
記と同じ)で表わされるパーフルオロアルキルニトロア
ニリンの製造法。
−形式(VI)で表わされるパーフルオロアルキルニト
ロアニリンをPd触媒の存在下、水素と反応させること
を特徴とする一般式 (Rfは前記と同じ)で表わされるパーフルオロアルキ
ルアニリドの製造法。
一般式(mV)で表わされるパーフルオロアルキルアニ
リドをハロゲン化炭化水素媒体中、混酸を用いてニトロ
化することを特徴とする一般式(Rfは前記と同じ)で
表わされるパーフルオロアルキルフェニレンジアミンの
製造法。
本発明方法の第1段の反応であるパーフルオロアルキル
基の導入については、従来より知られており、パーフル
オロプロピルアイオダイドと2−クロロニトロベンゼン
との反応(170℃)にヨリ17%の収率で2−バーフ
ルオロブロビルベンゼンヲ得ている[丁etrahed
ron、25−15921 (1969) ]、また、
パーフルオロへブチルアイオダイドと2−ヨードニトロ
ベンゼンから50%の収率で2−パーフルオロヘプチル
ベンゼンを得ている[J、Fluorine Chew
、、  2 。
167(1972) ]。
ヨウ化物は工業原料として人手が容易でなく高価であり
、またビフェニル化合物が副生ずるという問題もあり、
塩化物からの誘導が有利と考えられるが、従来方法では
収率17%と全く満足できるものではない。
本発明者らは塩化物を用いた合成について、その反応条
件を種々検討した結果、一般にヨウ化物と比べて反応が
進行しに(いと考えられる前記反応において、意外にも
容易に進行し、170°Cのような高温での反応は必要
なく、100〜130℃の範囲でよいこと、また一般に
パーフルオロアイオダイドが高価であるため2−クロロ
ニトロベンゼンを少量過剰用いた方が有利であると考え
られるが、長鎖パーフルオロアルキルアミンの場合、目
的物と未反応の2−クロロニトロベンゼンの分離が容易
でなく、かえって収率の低下を招くことを確認した。
好適な反応条件は、2−クロロニトロベンゼンに対して
1〜1.5当量の少過剰量のパーフルオロアルキルアイ
オダイドをジメチルスルホキシド中パーフルオロアルキ
ルアイオダイドに対して2〜4当量の活性鋼の存在下に
100〜130℃の温度範囲での反応である。活性鋼の
量論的必要量は2当量と考えられるが、少過剰量の2〜
4当量が好ましく、大過剰量は攪拌装置への負荷および
効率面から好ましくない。
反応温度は100〜130℃が好ましく、さらに好まし
くは110〜120℃である。100℃以下では反応は
極端に遅くなり、130 ”C以上では収率の低下が認
められる。
得られる2−パーフルオロアルキルニトロベンゼンを鉄
−塩酸、金属パラジウム等の遷移金属担持触媒−水素等
の通常の還元条件により2−パーフルオロアルキルアニ
リンを得ることができるが、収率等を考慮すると金属パ
ラジウム担持触媒−水素による還元が好ましい、このも
のは医農薬、染料色素等の中間体としてを用である。
無水酢酸、無水プロピオン酸あるいはアセチルクロライ
ド等のアシル化剤によりアシル化して得られる2−パー
フルオロアルキルアニリドは固体として単離されるため
に再結晶により精製が可能である。
通常工業的に実施されるアニリドのニトロ化、例えばア
セトアニリドのニトロ化は、硫酸中に溶解させたアニリ
ドの混酸によるニトロ化を定法とするが、本発明におけ
る2−パーフルオロアルキルアニリドを同様にニトロ化
すると目的上するρ−異性体の選択率が60%程度と低
くなるため好ましくなく、塩化メチレン、二塩化エチレ
ン等のハロゲン化炭化水素を溶媒として用いると選択率
の向上が認められた。
ここで用いるハロゲン化炭化水素系溶媒の量としては0
.1〜0.3Mとする量が好ましく、発煙硝酸の量は1
.5〜2.5当量、濃硫酸の量は3〜10当量、さらに
好ましくは5〜7当量であり、反応温度は30°C以下
、好ましくは10℃以下である。
一般にニトロアニリドは精製後還元して脱アセチル化す
るのが普通であるが、p−フェニレンジアミンは不安定
であり、還元後の後処理は高純度品を得るためには好ま
しくない、また脱アセチル化において2−パーフルオロ
アルキルニトロアニリドの〇−異性体は酸性、アルカリ
性の両条件下において反応が遅く、得られた2−パーフ
ルオロアルキルニトロアニリンの精製効率は2−パーフ
ルオロアルキルニトロアニリドに比し著しく劣り、高純
度品を得ることは困難である0本発明においては、2パ
ーフルオロアルキルアセトアニリドを塩化メチレン、二
塩化エチレン等のハロゲン化炭化水素系の媒体中、混酸
を用いてニトロ化し、このニトロ体を精製し、0−二ト
ロ体を除去したのち酸性アルコール中で脱アセチル化す
るものであり、反応は速やかに進行する。
次いで、通常の還元条件にて反応をおこなうことにより
容易に目的のフェニレンジアミンを高純度で得ることが
できるものである。
以下本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1 300gのパーフルオロブチルアイオダイド(0゜87
1o1)、100gの2−クロロニトロベンゼン(0,
72mol)、135gの活性1i1 (2,17mo
l)およびltのジメチルスルホキシドを2tの三ツロ
フラスコに仕込み、メカニカルスターラで激しく攪拌し
なから油浴を用い1時間を要して115℃まで加熱反応
させた。115〜120℃1時間後では原料の2−クロ
ロニトロベンゼンは99%以上が消失しており、3時間
後反応を終了し0反応液を51三ツロフラスコに移し水
2,51を加え水蒸気蒸留し、分離してくる油状物(2
42g、純度95.2%)を分液してそのまま精留し沸
点108〜110℃/7smHzの留分として2−パー
フルオロブチルニトロベンゼン216g [収率73%
(パーフルオロブチルアイオダイド基準)、純度98.
7%]を得た。
実施例2 300gのパーフルオロへキシルアイオダイドを用い実
施例1と同様にして反応をおこない固形物を日別した0
口液中に分離してくる油状物と分液した有機層を水蒸気
蒸留して得られる油状物とを合わせて精留し沸点101
〜103℃/2mdgの留分として2−パーフルオロヘ
キシルニトロベンゼン195g(収率66%、純度98
.9%、融点38〜40°C)を得た。
実施例3 パーフルオロオクチルアイオダイド400gを用い実施
例1と同様にして反応をおこない分離する油状物を分液
後水中に分散攪拌すると固化した。
日別した固体307 g (純度92.0%)をヘキサ
ン700m1から再結晶し242 g (収率61%、
純度97.8%、融点57〜58°C)の2−パーフル
オロオクチルニトロベンゼンを得た。
実施例4 実施例1で得た2−パーフルオロブチルニトロベンゼン
155 g (0,45履o1)、酢酸エチル3001
.5wt%Pd/C1,5gをオートクレーブに仕込み
水素圧5〜7Kg/cd、100 ’Cで6時間反応さ
せ、触媒をロ別後ロ液を1!三ツロフラスコに移し無水
酢酸235 g (2,35eal)を加え60°Cに
加温、攪拌しながら減圧下に溶媒を留去、濃縮し、留出
しなくなってからヘキサン200 mlを加えて激しく
攪拌し析出する結晶を室温まで冷却後口側し、2−パー
フルオロブチルアセトアニリド145 g (収率90
%、純度99.5%、融点103.8〜104.3℃)
を得た。
’Hnmr  (DMSO−dll )のスペクトルを
第1図に、また”Fnmr  (D)450−ds 、
CFCl3 )のスペクトルを第2図に示した。
実施例5 実施例2で得た2−パーフルオロへキシルニトロベンゼ
ン230 g (0,52mol)を実施例4と同様に
して反応させ2−パーフルオロへキシルアセトアニリド
213 g (収率90%、純度99.6%、融点83
.0〜84.0℃)を得た。
’Hnsr  (DMSO−ds )のスペクトルを第
3図に、また’Fnmr  (DMSO−ds 、 C
FCl3 )のスペクトルを第4図に示した。
実施例6 実施例3で得た2−パーフルオロオクチルニトロベンゼ
ン162 g (0,3gaol)を実施例4と同様に
して反応をおこない2−パーフルオロオクチルアセトア
ニリド141 g (収率85%、純度9488%、融
点84.2〜87.0℃)を得た。
’Hnmr  (DMSO−ds )のスペクトルを第
5図に、また”Fnmr  (DMSO−ds 、 C
FCI+ 3のスペクトルを第6図に示した。
実施例7 2−パーフルオロブチルアセトアニリド140 g (
0,4■01)を700 mlの塩化メチレンに溶解し
、10°C以下を保つように発煙硝酸50g、濃硫酸2
00gより調製した混酸を2時間を要して清下し、20
℃以下で3時間反応をおこなった0反応液を水中にあけ
分離する塩化メチレン層を分液し、水層を塩化メチレン
で抽出した。育機層を合わせて洗液が中性となるまで洗
浄後乾燥し溶媒を減圧下に留去して粗アセトアニリド1
57 g (収率98%、純度77.5%)を得た。こ
のものを酢酸エチル300 ml−ヘキサン400 m
lにより再沈させ、メタノール400 mlから再結晶
して純度99.7%のアセトアニリド111g(収率7
0%、融点122.5〜123.0℃)を得た。このも
のをエタノール300 ml、35%塩酸150g溶液
中で2時間加熱還流し放冷して析出する結晶を口側洗浄
後乾燥して純度99,8%のパーフルオロブチル−2−
アミノ−5−二トロベンゼン96(収率97%、融点1
00.5〜101.2℃)を得た。
’Hrvr  (DMSO−ds)のスペクトルを第7
図に、また”Fnmr  (DMSO−d、 、CFC
l、 )のスペクトルを第8図に示した。
実施例8 実施例5で得た2−パーフルオロへキシルアセトアニリ
ド180 g (0,4■ol)を実施例7と同様にニ
トロ化した。生成物の一部は硫酸層に溶解するため粘稠
な液となりパーフルオロヘキシル基の影響により水とは
容易に混和せず2層となる0反応液を層分離後下層を水
中に注加し激しく攪拌すると黄色の固体を析出した。固
体は日別後酢酸エチルに溶解し、塩化メチレン層とそれ
ぞれを中性になるまで洗浄した。
両者を合わせて粗2−パーフルオロへキシル−4−ニト
ロアセトアニリド189 g (収率95%、純度72
.8%)を得た。再結晶して純度99.9%のアセトア
ニリド113 g (融点120.8〜121.5℃)
を得、加水分解してパーフルオロヘキシル−2−アミノ
−5−ニトロベンゼン99g(収率96%、純度99.
8%、融点130.8〜131.1°C)を得た。
’Hnmr  (DMSO−ds )のスペクトルを第
9図に、また”Frvr  (DNSCI−ds 、C
FCl3 )のスペクトルを第10図に示した。
実施例9 実施例6で得た2−パーフルオロオクチルアセトアニリ
ドを実施例8と同様にしてニトロ化後処理して融点13
6〜137℃の2−パーフルオロオクチル−4−ニトロ
アセトアニリドを得た(収率44%、純度99.8%)
のち同様に加水分解してパーフルオロオクチル−2−ア
ミノ−5−ニトロベンゼンを得た(収率94%、純度9
9.3%、融点156.0〜157.0 ’C”) 。
’Hnmr  (DMSO−d6)のスペクトルを第1
1図に、また”Fn+wr  (DMSO−dg 、C
FCl3 )のスペクトルを第12図に示した。
実施例1O 実施例7で得たパーフルオロブチル−2−アミノ−5−
二トロベンゼン39.0g (純度99.8%、110
u+。
1)を酢酸エチル401に溶解し、5wt%Pd/C1
gとともにオートクレーブに仕込み水素圧5にg/cj
、温度60〜70°Cで3時間反応をおこなった。触媒
を分離後溶媒を減圧下に留去してわずかにピンクがかっ
た白色のパーフルオロブチル−2,5−フェニレンジア
ミン35.4g (純度99.2%、収率98.5%)
を得た。融点86〜86.2°C1沸点102〜104
℃/lmmHg実施例11 実施例8で得たパーフルオロへキシル−2−アミノ−5
−二トロベンゼン38.0g (純度99.8%、83
mmof)を酢酸エチル451に溶解し、5社%Pd/
C1gとともにオートクレーブに仕込み水素圧5〜9K
g/−1室温で5時間反応をおこなったのち水素圧8に
g/cA、60〜70℃で3時間反応させた。触媒を分
離後溶媒を減圧下に留去してわずかにピンクがかった白
色のパーフルオロヘキシル−2,5−フェニレンジアミ
ン34.6g (純度99.3%、収率98%)を得た
。融点77〜77.5℃ [発明の効果] 本発明によればポリアミド、ポリイミド等の縮重合樹脂
のモノマーあるいはエポキシ樹脂の硬化剤等として有用
な合フッ素フェニレンジアミンを容易に得ることができ
、その合成中間体として得られる種々の新規勧賞は医農
薬、染料等の中間体としても有用である。
【図面の簡単な説明】
第1.3.5.7.9.11図は本発明の化合物の’H
nmrのスペクトルを示す、また、第2.4.6.8.
10.12図は本発明化合物の”Fnmrのスペクトル
を示す。 =120 (p p m) (ppm) =120 (ppm) (ppm) (pPfn)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (R_1は水素、ニトロ基、R_2はアセトアミノ基、
    アミノ基、Rfは炭素数4〜8のパーフルオロアルキル
    基を示す)で表わされるパーフルオロアルキルベンゼン
    誘導体。
  2. (2)2−クロロニトロベンゼンと炭素数4〜8のパー
    フルオロアルキルアイオダイドをジメチルスルホキシド
    中、銅の存在下で100〜130℃の範囲で反応させて
    一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (Rfは前記と同じ)で表わされるパーフルオロアルキ
    ルニトロベンゼンを得、これをPd触媒の存在下で水素
    と反応させることを特徴とする一般式▲数式、化学式、
    表等があります▼(III) (Rfは前記と同じ)で表わされるパーフルオロアルキ
    ルアミンの製造法。
  3. (3)一般式(III)で表わされるパーフルオロアルキ
    ルアミンをアシル化することを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (Rfは前記と同じ)で表わされるパーフルオロアルキ
    ルアニリドの製造法。
  4. (4)一般式(IV)で表わされるパーフルオロアルキル
    アニリドをハロゲン化炭化水素媒体中、混酸を用いてニ
    トロ化することを特徴とする一般式▲数式、化学式、表
    等があります▼(V) (Rfは前記と同じ)で表わされるパーフルオロアルキ
    ルニトロアニリドの製造法。
  5. (5)一般式(V)で表わされるパーフルオロアルキル
    ニトロアニリドを酸性アルコール中で脱アセチル化する
    ことを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (Rfは前記と同じ)で表わされるパーフルオロアルキ
    ルニトロアニリンの製造法。
  6. (6)一般式(VI)で表わされるパーフルオロアルキル
    ニトロアニリンをPd触媒の存在下、水素と反応させる
    ことを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (Rfは前記と同じ)で表わされるパーフルオロアルキ
    ルフェニレンジアミンの製造法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6600074B2 (en) 1998-11-30 2003-07-29 Nihon Nohyaku Co., Ltd. Perfluoroalkylated aniline compound and process for producing the same

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US6600074B2 (en) 1998-11-30 2003-07-29 Nihon Nohyaku Co., Ltd. Perfluoroalkylated aniline compound and process for producing the same
US6717013B2 (en) 1998-11-30 2004-04-06 Nihon Nohyaku Co., Ltd. Perfluoroalkylated aniline compound and process for producing the same

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