JPH02258473A - ロータリーバルブ - Google Patents

ロータリーバルブ

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JPH02258473A
JPH02258473A JP8063889A JP8063889A JPH02258473A JP H02258473 A JPH02258473 A JP H02258473A JP 8063889 A JP8063889 A JP 8063889A JP 8063889 A JP8063889 A JP 8063889A JP H02258473 A JPH02258473 A JP H02258473A
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JP
Japan
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wall surface
rotor
inclined wall
sleeve
oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP8063889A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kato
芳章 加藤
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はロータリーバルブに関し、詳しくは車両等に装
備されるパワーステアリング用のロータリーバルブに関
する。
(従来の技術) 従来、この種のロータリーバルブとしては、例えば「ス
テアリング整備要領書パワーステアリング編」(日産自
動車株式会社発行)に記載されたものが知られており、
第4.5図のように示される。第4図において、1は図
示しない油圧ポンプおよびパワーアシスト用シリンダに
接続されているとともに、バルブケースに固定されたス
リーブとしてのバルブボディであり、このバルブボディ
1はビン2を介しラック(図示路)に噛合されるピニオ
ンギア3に連結されている。ビニオンギア3にはトーシ
ョンバ−4の一端部が嵌合しており、トーションバー4
の他端部はビン5を介してロータとしてのバルブシャフ
ト6に連結している。また、バルブシャフト6は図示し
ない連結部材を介してステアリングホイール(図示略)
に接続されており、トーションバー4はステアリングホ
イールが操作されると連結部材を介してバルブシャフト
6とともにバルブボディ1の内部で回動する。
第5図に示すように、バルブボディ1の内周部には複数
の凹部1aが形成されており、この凹部1aはバルブボ
ディ1の周方向に等間隔に離隔している。バルブシャフ
ト6の外周部には複数の凹部6aが形成されており、こ
の凹部6aはバルブシャフト6の周方向に等間隔に離隔
している。これらバルブボディ1およびバルブシャフト
6には凹部1a、6aに隣接するようにして複数のエッ
ヂ部1b、6bが形成され、バルブボディ1およびバル
ブシャフト6の間には凹部1a、6aの形状に対応し互
いに近接するエッヂ部1b、6bによって仕切られるそ
れぞれ複数の油室7a〜7dが形成されている。また、
バルブボディ1には油室7b、7dに連通して図示しな
いパワーシリンダの左右シリンダ室に接続された三対の
左右シリンダポート8a、8bと、油室7Cに連通して
左右シリンダポート8a、8b間で油圧ポンプからの作
動油が供給されるポンプポート9とが形成されている。
バルブシャフト6には右シリンダポート8aおよび左シ
リンダポート8bの間に位置するようにしてドレインポ
ート10が形成されており、このドレインポート10は
パワーシリンダの右シリンダ室また左シリンダ室の何れ
か一方から排出される作動油を図示しないリザーバタン
クに還流させる。そして、バルブシャフト6を矢印Y方
向に回動すると油室7bが高圧側のポンプポート9に連
通するとともに油室7dが低圧側であるドレインボー目
Oに連通し、一方、バルブシャフト6を矢印X方向に回
動すると油室7Cが右シリンダポー)8aに連通すると
ともに油室7aが左シリンダボー)8bに連通ずる。す
なわち、これら右シリンダポート8aおよび左シリンダ
ポート8bは一方側が高油圧であるときに他方側が低油
圧となる。そして、これら隣接する油室7b、7Cおよ
び7a、7dはバルブシャフト6が回動するのに伴い一
方側が高油圧源に連通ずるとともに他方が低油圧源に連
通ずることができるようになっている。
一方、バルブボディ1およびバルブシャフト6のエッヂ
部1b、6bが互いに近接する部分(A〜Dで示す近接
部分)は各油室7a〜7d間でメータリングオリフィス
を形成し、バルブシャフト6が矢印X−Y方向に回動す
るのに伴い各オリフィスA−Dの開口面積が増大、減少
あるいは遮断されて各油室7a〜7d間に流通する作動
油量を増減、若しくは遮断させるようになっている。な
お、詳図していないがエッヂ部6bの上面両端部はバル
ブシャフト6の内方に向って傾斜するチャンファ部を有
している。
このような構成を有するロータリーバルブでは、車両の
一方向転舵時にロータ6を矢印X方向に回?hさせると
、ポンプポート9から油室7Cに高圧の作動油が供給さ
れる。このとき、メータリングオリフィスA、Cの流路
が大きくなるとともにメータリングオリフィスB、Dの
流路が小さくなるか若しくは8断される。このため、油
室7Cに供給された作動油はメータリングオリフィスC
の開口面積に応じた量だけ油室7dおよび右シリンダポ
ート8aを介してパワーシリンダの右シリンダ室に供給
される。一方、右シリンダ室の作動油圧を受けて左シリ
ンダ室側に移動するピストンによって左シリンダ室から
排出された作動油は、左シリンダポート8b、油室7b
および油室7aを介してドレインボー目Oに還流される
。この結果、ステアリングホイールの操作量に応じて車
両の一方向転舵時におけるパワーアシストが行われる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のロータリーバルブにあ
っては、各メータリングオリフィスA〜Dを介して隣接
する一方の室から他方の室に作動油が流れる際、流路が
急激に拡大する構成であったため、例えば、上述した一
方向側転舵時にあっては高圧の作動油が油室7Cからメ
ータリングオリフィスCを通過して油室7dに移動する
際メータリングオリフィスCのチャンファ部でキャビテ
ーションが生じてしまう。このため、キャビテージョン
気泡が発生し該気泡がつぶれることにより発生する街?
波がバルブボディ1およびバルブシャフト6をたたいて
しまい、ステアリングホイールを介して放射騒音を発生
させてしまうという問題があった。
(発明の目的) そこで本発明は、スリーブおよびロータの凹部のうち少
なくとも一方にエッヂ部から凹部底面側に傾斜する傾斜
壁面および該傾斜壁面の終端に近接して凹部底面から突
出する突起を設けることにより、エッヂ部間を通過した
作動油の一部を利用してキャビテーションの発生を抑制
し、放射騒音を低減させることを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明によるロータリーバルブは上記目的達成のため、
内周面に複数の凹部が周方向所定間隔に形成されたスリ
ーブと、外周部に複数の凹部が周方向所定間隔に形成さ
れ、スリーブ内に回動可能に収装されたロータと、スリ
ーブおよびロータにより各凹部に対応して画成され、互
いに近接するスリーブおよびロータのエッヂ部によって
仕切られる複数の油室と、隣接する2つの油室のうち一
方をi涛油圧源に連通可能な高油圧側ポートと、該2つ
の油室のうち他方を低油圧源に連通可能な低油圧側ポー
トと、を備えたロータリーバルブにおいて、前記スリー
ブおよびロータの四部のうち少なくとも一方に前記エッ
ヂ部から凹部底面側に傾斜する傾斜壁面および該傾斜壁
面の終端に近接して凹部底面から突出する突起を設けた
ことを特i枚としている。
(作用) 本発明では、スリーブおよびロータの凹部のうち少なく
とも一方に前記エッヂ部から凹部底面側に傾斜する傾斜
壁面および該傾斜壁面の終端に近接して凹部底面から突
出する突起が設けられる。
したがって、高油圧源からエッヂ部間のオリフィスを介
して低油圧源に移動する作動油の噴流の一部が傾斜壁面
および突起を通過した後、残りの作動油に流速を減少さ
せるよう合流してキャビテーションが抑制される。この
結果、ステアリングから発生する放射騒音が低減される
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1〜3図は本発明に係るロータリーバルブの一実施例
を示す図である。
まず、構成を説明する。なお、本実施例は従来例と同一
部分には同一番号を付して説明は省略する。第1.2図
において、バルブボディl内にはロータとしてのバルブ
シャフト11が回動自在に設けられており、このバルブ
シャフト11の外周部には互いに周方向に所定間隔離隔
してバルブボディ1との間に油室12を画成する複数の
凹部11aが形成されている。また、凹部11aを形成
するバルブシャフト11の外周部には各凹部tiaの両
側に各−対のエッヂ部13が形成されており、エッヂ部
13はバルブシャフト11の内方に向って傾斜するチャ
ンファ部13aを有している。さらに、バルブシャフト
11には各チャンファ部13aから各凹部11aの底面
11b側に向って傾斜する傾斜壁面14が形成されてい
るとともに凹部1.1aの底面11bから突出する突起
15が設けるれており、突起15は傾斜壁面14の終端
に近接している。そして、バルブボディ1のエッヂ部1
bとバルブシャフト11のエッヂ部13の間にはメータ
リングオリフィス16が形成され、例えば、高油圧源に
連通ずる左シリンダポートsb(高圧側ポート)に供給
された作動油はバルブボディ1の凹部1aとバルブシャ
ツ)・11により画成された油室17からメータリング
オリフィス16を介して油室12に導入され、ドレイン
ポート18(低王側ボー1− ) より排出される。
次に、作用を説明する。
第2図において、バルブシャフト1が時計方向に回動さ
れると、油室12と油室17がメータリングオリフィス
16を介して連通し、例えば作動油が矢印り方向に流れ
る(以下、この作動油を作動油りという)。また、メー
タリングオリフィス16を通過した一部の作動油(以下
、この作動油を作動油Nという)は矢印Nで示すように
傾斜壁面14に沿って流れた後、突起15!こ衝突して
作動油り側に;)丸して111突ずろ。このため、作動
油りの流速が、′成少するとともにメータリングオリフ
ィス16通過後に作動油りの圧力が急激に低下するのが
抑制され、チャンファ13aに発生するキャビテーショ
ンが抑制される。この結果、ステアリングホイールにキ
ャビテーション気泡のつぶれによる衝撃波が作用するこ
とがなくなり、ステアリングホイールの放射騒音の発生
を防止することができる。
このように本実施例では、バルブシャフト11の凹部1
1aに前記エッヂ部13から凹部底面11b側に傾斜す
る傾斜壁面14および該傾斜壁面14の終端に近接して
凹部底面11bから突出する突起15を設けているので
、メータリングオリフィス16を介して移動する作動油
噴流の一部を傾斜壁面14および突起15を通過した後
残りの作動油に衝突させてキャビテーションを抑制する
ことができ、ステアリングから発生する放射騒音を低減
することができる。
なお、本実施例ではバルブシャフト11側に傾斜壁面お
よび突起を設けているが、第3図に示すように、バルブ
ボディ21のエッヂ部22から凹部23の底面23a側
に傾斜する傾斜壁面24および、傾斜壁面24の終端に
近接して四部23の底面23aから突出する突起25を
設け、高油圧源に連通ずる油室26から低油圧側ポート
27(例えば、左シリンダポート)を介して低油圧源に
連通ずる油室28に作動油を供給するようにしてもよい
。このような構成にしても油室26から油室28に供給
される作動油の一部(矢印0で示す)を傾斜壁面24お
よび突起25を通過する残りの作動油(矢印Pで示す)
に衝突させて第1実施例と同様の効果を得ることができ
る。
(効果) 本発明によれば、スリーブおよびロータの凹部のうち少
なくとも一方に前記エッヂ部から凹部底面側に傾斜する
傾斜壁面および該傾斜壁面の終端に近接して凹部底面か
ら突出する突起を設けているので、エッヂ部間を通過し
た作動油の噴流の一部を利用してキャビテーションを抑
制することができ、ステアリングから発生する放射騒音
を低減させるこができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明に係るロータリーバルブの一実施例
を示す図であり、第1図はその外観図、第2図は第1図
のI−I矢視断面図、第3図は他の実施例を示すその要
部断面図、第4.5図は従来のロータリーバルブを示す
図であり、第4図はその断面図、第5図は第4図のV−
V矢視断面図である。 1.21・・・・・・バルブボディ (スリーブ)、1
 a、 1.1a、 23・・・・・・凹部、lb、1
3.22・・・・・・エッヂ部、11・・・・・・バル
ブシャフト(ロータ)、7a〜7d、12.17.26
.28・・・・・・油室、8a・・・・・・右シリンダ
ポート (低圧側ポート又は高圧側ポート)、 8b・・・・・・左シリンダポート (高圧側ポート又は低圧側ポート)、 9・・・・・・ポンプポート(高圧側ポート)、10.
18・・・・・・ドレインポート (低圧側ポート)、
14.24・・・・・・傾斜壁面、 15.25・・・・・・突起、 27・・・・・・低油圧側ポート。 第3図 第4図 ■」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  内周面に複数の凹部が周方向所定間隔に形成されたス
    リーブと、外周部に複数の凹部が周方向所定間隔に形成
    され、スリーブ内に回動可能に収装されたロータと、ス
    リーブおよびロータにより各凹部に対応して画成され、
    互いに近接するスリーブおよびロータのエッヂ部によっ
    て仕切られる複数の油室と、隣接する2つの油室のうち
    一方を高油圧源に連通可能な高油圧側ポートと、該2つ
    の油室のうち他方を低油圧源に連通可能な低油圧側ポー
    トと、を備えたロータリーバルブにおいて、前記スリー
    ブおよびロータの凹部のうち少なくとも一方に前記エッ
    ヂ部から凹部底面側に傾斜する傾斜壁面および該傾斜壁
    面の終端に近接して凹部底面から突出する突起を設けた
    ことを特徴とするロータリーバルブ。
JP8063889A 1989-03-30 1989-03-30 ロータリーバルブ Pending JPH02258473A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8063889A JPH02258473A (ja) 1989-03-30 1989-03-30 ロータリーバルブ

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JP (1) JPH02258473A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0585107A1 (en) * 1992-08-27 1994-03-02 Trw Inc. Steering control valve with contoured control surfaces
AU659917B2 (en) * 1992-01-16 1995-06-01 A.E. Bishop & Associates Pty Limited Rotary valve for hydraulic power steering with reduced noise and linear boost characteristic

Cited By (3)

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