JPH02258298A - 熱転写に使用するシアン色染料供与素子及びそれを用いた熱転写シート - Google Patents

熱転写に使用するシアン色染料供与素子及びそれを用いた熱転写シート

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JPH02258298A
JPH02258298A JP1311454A JP31145489A JPH02258298A JP H02258298 A JPH02258298 A JP H02258298A JP 1311454 A JP1311454 A JP 1311454A JP 31145489 A JP31145489 A JP 31145489A JP H02258298 A JPH02258298 A JP H02258298A
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JP1311454A
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Yoshiaki Hayashi
義昭 林
Taira Fujita
藤田 平
Takehiro Kusumoto
楠本 武宏
Takeshi Hioki
毅 日置
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、感熱転写記録方式によるカラーハードコピー
に使用される熱転写シートに関する。
〈従来の技術〉 熱転写による画像記録方式は、熱により染料を昇華又は
蒸散させて像を形成させる方式であり、現在、テレビ、
・CRTカラーデイスプレー、カラーファクシミリ、磁
気カメラなどからフルカラーのハードコピーを得る方法
として注目されている。
熱源としては、主としてサーマルヘッドなどの発熱素子
が用いられ、与えられる熱エネルギーにより、移行する
染料の量を制御できるので、良好な連続階調記録を得ら
れるのが特徴である。
この方式は、昇華又は蒸散性染料を転写基体に塗布した
熱転写シートを用いて、画像信号で制御されたサーマル
ヘッドにより受像体に転写記録するものであり、イエロ
ー、マゼンタ、シアンの三原色の熱転写シートを用いる
ことによりフルカラーが達成される。こうした熱転写シ
ートに関しては、分散染料、塩基性染料などをはじめ種
々の染料群から比較的昇華又は蒸散性が良好で色相、堅
牢度の優れた染料を選んで作成されている(例えば、t
lsP 4,695.287号、特開昭60−2392
89 号、特開昭61−268494号、特開昭61−
268495号、特開昭62−64595、特開昭63
−15790号号公報など)。
〈発明が解決しようとする課題〉 熱転写シートに用いる染料については、以下の様な種々
多様な要求性能を満足する必要があり、これらを満足す
ることにより初めて良好な画像記録が可能となる。
■ 転写基体に染料層を塗布して熱転写シートとする際
に用いる樹脂、あるいは溶剤成分に対して、染料の溶解
性あるいは分散性が良好であること。
■ 熱転写シートから受像体く画像記録層)への染料の
熱拡散、昇華又は蒸散が容易で、受像体樹脂への親和性
が良好であること。
■ 画像記録層におけるフルカラー表示のための3原色
として最適な色特性、即ち色相、濃度、彩度を有するこ
と。
■ 画像化された記録は、耐光性、耐移行性等の堅牢度
に優れたものであること。
これらの染料に対する要求性能を満足させるため、既に
種々の提案があり、例えば特定の化学構造式の染料を用
いたり、分子量、R10値を規定した染料を用いたりす
ることが提案されている。
しかしながらいまだ十分満足のゆくものは得られていな
いのが現状である。特にシアン色については熱転写シー
ト作成時の染料の溶解性が悪い、色相的に目的とするシ
アン色が得られないなどの欠点があった。
本発明者らは、前記の種々の要求性能を満足することが
できるシアン色の熱転写シートについて鋭意検討した結
果、特定の3種以上の染料を併用使用することでよくそ
の目的を達成することを見い出し、本発明を完成したも
のである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、樹脂バインダー中に分散又は溶解させたシア
ン色染料からなる熱転写用のシアン色染料供与素子であ
って、該シアン色染料が、一般式(式中、R1,R2は
夫々独立に水素原子又はC1〜C,アルキル基を表わす
) で表される染料の少なくとも一種以上、下記一般式(n
) (式中、Rs、Rt は水素原子、更に置換されていて
もよいC1〜C,アルキル基を表わし、R−は水素原子
、更に置換されていてもよいC,−C,アルキル基、ア
ルコキシ基またはアシルアミノ基を表わし、R1は水素
原子、更に置換されていてもよいC1〜C,アルキル基
又はアリール基を表わす。)で表される染料、一般式(
IV) (式中、R5、R4は水素原子または更に置換されてい
てもよいC3〜C,アルキル基を表わし、R1は水素原
子又はC,−C,アルキル基をあられす。)で表される
染料の少なくとも一種以上、並びに下記一般式(In) (以下余白) (式中、RIOは水素原子、更に置換されていてもよい
C1〜C,アルキル基、アリール基又はシクロヘキシル
基を表し、R1−R13はそれぞれ独立に水素原子又は
更に置換されていてもよいC,−C,アルキル基を表わ
し、R14は水素原子、更に置換されていでもよいC3
〜C,アルキル基又はアルコキシ基を表わす。) で表される染料及びは下記−船蔵(V)(式中、R,s
、 R,、はそれぞれ独立に水素原子又は更に置換され
ていてもよいC,−C,アルキル基を表わす。) で表される染料から選ばれた少なくとも一種以上の染料
を含むことを特徴とするシアン色染料供与素子及びそれ
を用いた熱転写シートである。
本発明の特徴とするところは、前記のように少なくとも
三種の染料を混合して用いることにあり、ここで−船蔵
(I)で表される染料単独では目標とするシアン色が得
られず、また転写シート作成時の染料溶解性が不十分で
あるという欠点がある。また、−船蔵(n)で表される
染料単独では転写シート作成時の染料溶解性は良好であ
るが、色相が赤味にずれ、目標とするシアン色が得られ
ない。更に一般式(II[)、(IV)及び/又は(V
)で表される染料単独では、目標色のシアン色と比較す
ると相当緑味にずれており、また転写シート作成時の染
料の溶解性、転写特性も十分ではない。
ところが、本発明になる前記−船蔵(I)で表される染
料、−船蔵(n)で表される染料に更に第三成分として
一般式(III)、(rV)及び(V)で表される染料
から選ばれた一種以上の染料の少なくとも三種の染料を
混合(併用)して使用することにより、お互いの不十分
さを補ない、目的とする好ましいシアン色が得られ、更
に複数の染料成分の相乗作用により、溶解性、転写特性
が著しく改良され、前記問題点が一挙に解決されること
を見出した。
前記−船蔵(1)において、好ましいR,、R。
とじては具体的には水素原子、メチル基、エチル基、プ
ロピル基などがあげられる。
前記−船蔵(II)にふいて、好ましいRLR4として
は具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基、ペンチル基、ヘキシル基などがあげられる。又好
ましいR5は水素原子、メチル基、エチル基などがあげ
られる。
更に前記−船蔵(III)において、好ましいR6R7
としては具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基、ヒドロジエチル基、ベンジル基などがあげら
れる。
また、好ましいR1とじては、具体的には水素原子、メ
チル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基などがあげ
られる。
更に好ましいRs としては、具体的にはエチル基、プ
ロピル基、ブチル基、フェニル基、ヒドロキシエチル基
などがあげられる。
前記−船蔵(IV)において、更にしいRl 11とし
ては、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基、ブ
チル基、ヒドロジエチル基、ベンジル基などがあげられ
る。
また、好ましいR8−R13としては、具体的には、メ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などがあげら
れる。更に好ましいR8とじては、具体的には水素原子
、メチル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基などが
あげられる。
また前記−船蔵(V)において、好ましいR11〜R+
sとしては、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、ヒドロジエチル基、ベンジル基などがあ
げられる。
一般式(1)で表される化合物はそれ自身公知の染料で
あり、・例えば下記式(1) %式%) で示される化合物と相当するアルキルアミン類、アリル
アミン類とを、例えば段階的に反応させることにより容
易に得られる。また、−船蔵(II)で表される化合物
もそれ自身公知の化合物であり、例えば下記−船蔵(2
) (式中、R3,R4,Rs は前記の意味を表わす。)
で表される化合物をヴイルスマイヤー反応によりホルミ
ル化した後、下記式(3) ば特開昭64−38053号公報に記載されているそれ
自身公知の化合物である。
更に一般式(V)で表される染料は、下記−船蔵(6) で示される化合物と縮合させることにより得られる。更
に一般式(III)で表される化合物もそれ自身公知の
化合物であり、例えば下記−船蔵(4)(式中、Rs 
は前記の意味を表わす)で表される化合物と下記−船蔵
(5) (式中、Rs、 Rv、 Re は前記の意味を表わす
)で表される化合物とを硝酸銀の存在下に加熱すること
により得られる。
また、−船蔵(IV)で表される化合物は、例えHO0
0H で示される化合物と相当するアリルアミン類とを反応さ
せることにより得られる。
本発明の転写シートは、−船蔵(I)で表される染料の
少なくとも1種以上と、−船蔵(n)で表される染料の
少なくとも1種と、更に一般式(III)、(rV)及
び(V)で表される染料から選択された一種以上とから
なる少なくとも三種の混合染料を含むことを特徴とする
が、その含有割合については、−船蔵(I)の染料が5
〜60重量%、−船蔵(II)の染料が1〜50重量%
、−船蔵(III)、(IV)及び(V)の染料が10
〜70重量%が好ましく、中でも特に好ましい含有割合
は一般式(1)の染料が10〜50重量%、−船蔵(I
I)の染料が5〜40重量%、−船蔵(II[)(TV
)又は(V)の染料が15〜60重量%である。
なお、このような染料成分には必要に応じて更に他の染
料或いは添加剤が含有されていてもよいことはいうまで
もない。
本発明においては、前記混合染料を樹脂バインダー中に
分散又は溶解させてインク化し、これを基材の一方の面
に塗布・乾燥して染料担持層を形成させ、熱転写シート
とする。
基材としては、コンデンサー紙、セロハン、ポリイミド
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂な
ど例示される。
この基材は、通常一方の面にシアン色の染料の担持層を
形成させ、他方の面は基材の耐熱性向上および/または
平滑性向上などの処理を施したリボン状またはフィルム
状のものが好ましい態様として例示される。
染料のインク化は、前記混合染料、樹脂バインダー及び
溶媒から構成され、更に必要により他の公知の添加剤(
例えば粘着防止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤など)と
ともにボールミル又はペイントコンディジ1ナーなどを
用いて溶解または分散化させることにより行われる。
ここで、樹脂バインダーとしては、ダンマーアラビアゴ
ム、トラガントガム、デキストリンまたはカゼインなど
の天然樹脂またはその変性樹脂、メチルセルロース、エ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチル
ヒドロキシセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロ
ースまたはニトロセルロースなどのセルロース系樹11
1iT 、アクリル酸系樹脂、ポリビニルアルコールま
たはポリビニルアセテートなどのビニル系樹脂などが例
示され、これらの一種または二種以上の混合物として使
用される。
また、溶媒としては、水、エタノール、プロパツール、
ブタノールなどのアルコール類、アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類、ト
ルエン、キシレン、モノクロルベンゼンなどの芳香族炭
化水素類、ジクロルエタン、トリクロルエチレン、パー
クロルエチレンなどの塩素系溶媒類、酢酸エチル、酢酸
ブチル、酢酸エトキシエチルなどの酢酸エステル類など
が例示され、これらの一種または二種以上の混合物が使
用される。
このようにして得られた染料インクの基材への塗布1;
! 、バーコーター、ロールコータ−、ナイフコーター
、スクリーン印刷機、グラビア印刷機などを用いて行わ
れ、かくして熱転写シートが製造される。
このようにして製造された熱転写シートを用いてプリン
トする方法としては、公知のいずれの方法でもよく、プ
リント紙上に鮮明な画像を得ることができる。
プリント紙としては、ポリエステル系樹脂またはポリア
ミド系樹脂などをコートした紙、ポリプロピレン、ポリ
塩化ビニルまたはポリエステルなどの合成紙、またはこ
れらの合成紙に耐熱性向上などの処理を施した上、必要
に応じて染料と親和性の強いポリエステル系樹脂、ポリ
アミド系樹脂などをコートしたものなどが使用される。
〈発明の効果〉 本発明の混合染料を用いることにより、得られる熱転写
シートは、従来より知られている染料を用いた熱転写シ
ートに比べ、次のような優れた効果を有する。
■ 転写シートにおける樹脂皮膜中での染料の溶解性あ
るいは分散性が優れており、このためサーマルヘッド等
により受像体へ転写させる際良好な転写性を示す。
■ 熱転写シートから受像体への染料の熱拡散性、蒸散
性あるいは昇華性が優れている。
■ 熱転写により得られる画像記録層としては3原色の
内、特にシアン色として優れた色調、濃度、彩度を有し
ている。
■ 又、耐光性、耐汚染性等の堅牢度も優れる。
■ 更に、熱転写シートとしての保存安定性も優れ、又
画像記録層における染料のにじみも少くパターン再現性
も優れる。
(以下余白) 〈実施例〉 以下、実施例をあげて、本発明の詳細な説明する。実施
例中、部とあるのは重量部を表わす。
実施例−1 1)インクの調整方法 上記組成の混合物をガラスピーズを用いてペイントコン
ディジ詐ナーで充分混練することによりインクを調整し
た。
■)熱転写シートの作成方法 バーコーターを用いて、厚さ6μmの耐熱処理を施した
ポリエステルフィルムにj)で作成したインクを湿式膜
厚12μmで塗布を行い、80℃の熱風乾燥機で乾燥し
熱転写シートを得た。又このものの転写シートの状態は
、結晶の析出もなく良好であった。
ii)受像紙の作成方法 飽和ポリエステル樹脂(東洋紡バイロン200)の20
重量%のトルエン/メチルエチルケトン溶液を合成紙(
玉子油化ユポ#150)にバーコーターを用いて湿式膜
厚12μmで塗布を行い80℃の熱風乾燥機で30分間
乾燥した。
iv)転写記録方法 上記熱転写シートのインキ塗布面を上記受像紙塗料塗布
面に重ね、200Ωの発熱抵抗体を4ドツ)/nの密度
で持つ感熱ヘッド(8Vの電圧を計 部 31ミリ秒)を使用し、熱転写記録を行った。
■)記録画像の性能評価 ■ 記録画像の色濃度はデンシトメーターRD−914
(米国マクベス社)で測定し、その測定結果を第1図(
記号二A)に示す。
■ 分光反射濃度 記録画像を分光反射率測定装置:SICOMtlC20
(住化分析センター)で測定し、反射率Rより個々の可
視波長に於ける反射濃度Drを下記式より算出し、第2
a図(記号:A)にその結果を示した。 反射濃度D 
r =LOgto  (100/ R)■ 耐光性 記録画像の耐光性はカーボンアークフェトメーターCF
−2O3(島原製作所)で40時間照射した所、殆んど
変色が認められなかった。
■ 耐移行性 記録画像と白紙を重ね、温度60℃、湿度80%の恒温
恒温器に3日間放置した所、白紙への移行が殆ど認めら
れず良好であった。
(以下余白) 比較例1.2.3 実施例Iで用いた混合染料に代え、各々単独の染料イン
クを、下記組成で実施例1と同様にして調整した。
以下、実施例1と同様の方法で熱転写シートの作成、転
写記録、記録画像の性能評価を行い、第1図に比較例(
記号二B(比較例1)、C(比較例2)、D(比較例3
))として示した。
参考例1.2 実施例1及び比較例1.2.3のフルカラーとしてのシ
アン色の性能を、下記インク組成:E(参考例1) 、
F (参考例2))に示す。
実施例−2 のイエロー及びマゼンタ色の夫々参考例1及び2として
用い、以下実施例1と同様の方法で熱転写シートの作成
、転写記録、記録画像の性能評価を実施し、その結果を
第2a図及び第2b図(記号針           
   100   部上記組成の混合物をガラスピーズ
を用いて、ペイントコンディショナーで充分混練するこ
とによリインクを調整し、実施例、1と同様の方法で熱
転写シートの作成、熱転写記録、記録画像の性能評価を
実施した結果、実施例1と同様に良好な結果を得た。
実施例−3 上記組成の混合物をガラスピーズを用いてペイントコン
ディショナーで充分混練することにより、インクを調整
し、実施例1と同様の方法で、熱転写シートの作成、熱
転写記録、記録画像の性能評価を実施した結果、実施例
1と同様に良好な結果を得た。
実施例−4 計 100   部 上式(III−4)の染料     0.7部計   
           100   部上記組成の混合
物をガラスピーズを用いてペイントコンディショナーで
充分混練することにより、インクを調整し、実施例1と
同様の方法で、熱転写シートの作成、熱転写記録、記録
画像の性能評価を実施した結果、実施例1と同様に良好
な結果を得た。
実施例−5 エチルヒドロキシエチル 計               100    部上
記組成の混合物をガラスピーズを用いてペイントコンデ
ィショナーで充分混練することにより、インクを調整し
、実施例1と同様の方法で、熱転写シートの作成、熱転
写記録、記録画像の性能評価を実施した結果、実施例1
と同様に良好な結果を得た。
実施例−6 計              100   部上記組
成の混合物をガラスピーズを用いてペイントコンディシ
ョナーで充分混練することにより、インクを調整し、実
施例1と同様の方法で、熱転写シートの作成、熱転写記
録、記録画像の性能評価を実施した結果、実施例1と同
様に良好な結果を得た。
実施例−7 計              100    部上記
組成の混合物をガラスピーズを用いてペイントコンディ
ジ腸ナーで充分混練することにより、インクを調整し、
実施例1と同様の方法で、熱転写シートの作成、熱転写
記録、記録画像の性能評価を実施した結果、実施例1と
同様に良好な結果を得た。
実施例−8 評価を実施した結果、実施例1と同様に良好な結果を得
た。
以下に実施例1〜8、比較例1〜3の性能比較結果を表
−1にまとめて記載した。
表−1 jt              100    Is
部上記組成混合物をガラスピーズを用いてペイントコン
ディショナーで充分混練することにより、インクを調整
し、実施例1と同様の方法で、熱転写シートの作成、熱
転写記録、記録画像の性能表−1に示すO1Δ、Xは、
フルカラーの一要素としてのシアン色として用いた場合
、分光反射濃度曲線が理想のシアン色に近いものを○、
やや劣っているものを△、著しく劣っているものをXと
して表示し、第2a図及び第2b図にその一例を示した
【図面の簡単な説明】
第1図は、熱エネルギーの通電時間と記録濃度の相関図
であり、ここに示したA、ESC及びDのデーターはそ
れぞれ実施例1、比較例1、比較例2及び比較例3で得
た転写シートを用いた場合の変化を示し、第2a12b
図は、可視部に於ける分光反射濃度の変化を示す図であ
り、ここでのASE及びFのデーターはそれぞれ実施例
1、参考例1及び参考例2の変化を、又第2b図のB1
C1DSE及びFのデーターはそれぞれ比較例−1、比
較例−2、比較例3、参考例1及び参考例2の変化を示
す。 (以下余白) 第2a 図 波  長 (n m) □通電時間 (ms) 第2b図 □波長(nm) −

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)樹脂バインダー中に分散又は溶解させたシアン色
    染料から成る熱転写用のシアン色染料供与素子であって
    、該シアン色染料が、下記一般式( I )▲数式、化学
    式、表等があります▼( I ) (式中、R_1、R_2は夫々独立に水素原子又はC_
    1〜C_6アルキル基を表わす。) で表される染料の少なくとも一種以上、下記一般式(I
    I) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_3、R_4は水素原子または更に置換され
    ていてもよいC_1〜C_6アルキル基を表わし、R_
    5は水素原子又はC_1〜C_6アルキル基を表わす。 )で表される染料の少なくとも一種以上、並びに下記一
    般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R_6、R_7は水素原子、更に置換されてい
    てもよいC_1〜C_6アルキル基を表わし、R_8は
    水素原子、更に置換されていてもよいC_1〜C_6ア
    ルキル基、アルコキシ基またはアシルアミノ基を表わし
    、R_9は水素原子、更に置換されていてもよいC_1
    〜C_6アルキル基又はアリール基を表わす。)で表さ
    れる染料、下記一般式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R_1_0は水素原子、更に置換されていても
    よいC_1〜C_6アルキル基、アリール基又はシクロ
    ヘキシル基を表し、R_1_1〜R_1_3はそれぞれ
    独立に水素原子又は更に置換されていてもよいC_1〜
    C_6アルキル基を表わし、R_1_4は水素原子、更
    に置換されていてもよいC_1〜C_6アルキル基又は
    アルコキシ基を表わす。) で表される染料及び下記一般式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、R_1_5、R_1_6はそれぞれ独立に水素
    原子又は更に置換されていてもよいC_1〜C_6アル
    キル基を表わす。) で表される染料から選ばれた少なくとも一種以上の染料
    を含むことを特徴とするシアン色染料供与素子。
  2. (2)一般式( I )で表される染料が5〜60重量%
    、一般式(II)で表される染料が1〜50重量%、一般
    式(III)、(IV)又は(V)で表される染料が10〜
    70重量%の割合で含むことを特徴とする請求項(1)
    に記載のシアン色染料供与素子。
  3. (3)一般式( I )で表される染料が10〜50重量
    %、一般式(II)で表される染料が5〜40重量%、一
    般式(III)、(IV)又は(V)で表される染料が15
    〜60重量%の割合で含むことを特徴とする請求項(1
    )に記載のシアン色染料供与素子。
  4. (4)一般式( I )で表される染料が下記式(VI)▲
    数式、化学式、表等があります▼(VI) で示される染料である請求項(1)に記載のシアン色染
    料供与素子。
  5. (5)一般式(II)で表される染料が下記式(VII)▲
    数式、化学式、表等があります▼(VII) で示される染料である請求項(1)に記載のシアン色染
    料供与素子。
  6. (6)一般式(III)で表される染料が下記式(VIII)
    ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) で示される染料である請求項(1)に記載のシアン色染
    料供与素子。
  7. (7)一般式(IV)で表される染料が下記式(IX)▲数
    式、化学式、表等があります▼(IX) で示される染料である請求項(1)に記載のシアン色染
    料供与素子。
  8. (8)一般式(V)で表される染料が下記式(X)▲数
    式、化学式、表等があります▼(X) で示される染料である請求項(1)に記載のシアン色染
    料供与素子。
  9. (9)樹脂バインダー中に分散又は溶解させたシアン色
    染料から成る熱転写用のシアン色染料供与素子であって
    、該シアン色染料が、下記式(VI)▲数式、化学式、表
    等があります▼(VI) で示される染料、下記式(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) で示される染料及び下記式(VIII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) で示される染料を含むことを特徴とするシアン色染料供
    与素子。
  10. (10)式(VIII)で示される染料に代えて、下記式(
    IX)▲数式、化学式、表等があります▼(IX) で示される染料を用いる請求項(9)に記載のシアン色
    染料供与素子。
  11. (11)式(VIII)で示される染料に代えて、下記式(
    X)▲数式、化学式、表等があります▼(X) で示される染料を用いる請求項(9)に記載のシアン色
    染料供与素子。
  12. (12)式(VI)で示される染料が5〜60重量%、式
    (VII)で示される染料が1〜50重量%、式(VIII)
    で示される染料が10〜70重量%の割合で含むことを
    特徴とする請求項(9)に記載のシアン色染料供与素子
  13. (13)式(VI)で示される染料が5〜60重量%、式
    (VII)で示される染料が1〜50重量%、式(IX)で
    示される染料が10〜70重量%の割合で含むことを特
    徴とする請求項(10)に記載のシアン色染料供与素子
  14. (14)式(VI)で示される染料が5〜60重量%、式
    (VII)で示される染料が1〜50重量%、式(X)で
    示される染料が10〜70重量%の割合で含むことを特
    徴とする請求項(11)に記載のシアン色染料供与素子
  15. (15)基材シートおよび該基材シートの一方の面に樹
    脂バインダー中に分散又は溶解させたシアン色染料の担
    持層からなり、該シアン色染料が、下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1、R_2は夫々独立に水素原子又はC_
    1〜C_6アルキル基を表わす。) で表される染料の少なくとも一種以上、下記一般式(I
    I) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_3、R_4は水素原子または更に置換され
    ていてもよいC_1〜C_6アルキル基を表わし、R_
    5は水素原子又はC_1〜C_6アルキル基を表わす。 )で表される染料の少なくとも一種以上、並びに下記一
    般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R_6、R_7は水素原子、更に置換されてい
    てもよいC_1〜C_6アルキル基を表わし、R_8は
    水素原子、更に置換されていてもよいC_1〜C_6ア
    ルキル基、アルコキシ基またはアシルアミノ基を表わし
    、R_9は水素原子、更に置換されていてもよいC_1
    〜C_6アルキル基又はアリール基を表わす。)で表さ
    れる染料、下記一般式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R_1_0は水素原子、更に置換されていても
    よいC_1〜C_6アルキル基、アリール基又はシクロ
    ヘキシル基を表し、R_1_1〜R_1_3はそれぞれ
    独立に水素原子又は更に置換されていてもよいC_1〜
    C_6アルキル基を表わし、R_1_4は水素原子、更
    に置換されていてもよいC_1〜C_6アルキル基又は
    アルコキシ基を表わす。) で表される染料及び下記一般式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、R_1_5、R_1_6はそれぞれ独立に水素
    原子又は更に置換されていてもよいC_1〜C_6アル
    キル基を表わす。) で表される染料から選ばれた少なくとも1種以上の染料
    を含むことを特徴とする熱転写シート。
  16. (16)一般式( I )で表される染料が5〜60重量
    %、一般式(II)で表される染料が1〜50重量%、一
    般式(III)、(IV)又は(V)で表される染料が10
    〜70重量%の割合で含むことを特徴とする請求項(1
    5)に記載の熱転写シート。
  17. (17)一般式( I )で表される染料が10〜50重
    量%、一般式(II)で表される染料が5〜40重量%、
    一般式(III)、(IV)又は(V)で表される染料が1
    5〜60重量%の割合で含むことを特徴とする請求項(
    15)に記載の熱転写シート。
  18. (18)基材シートおよび該基材シートの一方の面に樹
    脂バインダー中に分散又は溶解させたシアン色染料の担
    持層からなり、該シアン色染料が、下記式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) で示される染料、下記式(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) で示される染料及び下記式(VIII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) で示される染料を含むことを特徴とする熱転写シート。
  19. (19)式(VIII)で示される染料に代え、下記式(I
    X)▲数式、化学式、表等があります▼(IX) で示される染料を用いる請求項(18)に記載の熱転写
    シート。
  20. (20)式(VIII)で示される染料に代え、下記式(X
    )▲数式、化学式、表等があります▼(X) で示される染料を用いる請求項(18)に記載の熱転写
    シート。
  21. (21)式(VI)で示される染料が5〜60重量%、式
    (VII)で示される染料が1〜50重量%、式(VIII)
    で示される染料が10〜70重量%の割合で含むことを
    特徴とする請求項(18)に記載の熱転写シート。
  22. (22)式(VI)で示される染料が5〜60重量%、式
    (VII)で示される染料が1〜50重量%、式(IX)で
    示される染料が10〜70重量%の割合で含むことを特
    徴とする請求項(19)に記載の熱転写シート。
  23. (23)式(VI)で示される染料が5〜60重量%、式
    (VII)で示される染料が1〜50重量%、式(X)で
    示される染料が10〜70重量%の割合で含むことを特
    徴とする請求項(20)に記載の熱転写シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015016642A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 大日本印刷株式会社 シアン染料層用塗工液、及び熱転写シート
WO2019146174A1 (ja) * 2018-01-26 2019-08-01 学校法人金沢工業大学 染色されたポリプロピレン繊維構造物、それを用いた衣料品、およびアントラキノン系化合物

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