JPH02258261A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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Publication number
JPH02258261A
JPH02258261A JP8097989A JP8097989A JPH02258261A JP H02258261 A JPH02258261 A JP H02258261A JP 8097989 A JP8097989 A JP 8097989A JP 8097989 A JP8097989 A JP 8097989A JP H02258261 A JPH02258261 A JP H02258261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
pzt
pressure chamber
ink
inkjet head
Prior art date
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Pending
Application number
JP8097989A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kanayama
金山 義雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP8097989A priority Critical patent/JPH02258261A/ja
Publication of JPH02258261A publication Critical patent/JPH02258261A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はインクジェットヘッド記憶装置におけるインク
ジェットヘッドに関し、特に、インクオンデマンド型の
インクジェットヘッドの改善に関するものである。
[背景の技術] 第3A図は特開昭58−208070号公報に開示され
たインクジェットヘッドを示す概略的な断面図であり、
第3B図は第3八図中の線3B−3Bに沿った断面図で
ある。これらの図を参照して、先端にノズル7を有する
インクチューブ1内に導電性インク2が供給されている
。インクチューブ1は上側の磁石3aと下側の磁石3b
に挾まれている。矢印Xはこれらの磁石によって生じる
磁力線の方向を表わしている。また、インクチューブ1
内には水平方向に対向する1対の電極4aと4bが設け
られている。矢印Yはこれらの電極間の導電性インク2
中を流れる電流の方向を表わしている。1対の電極4a
、4bは増幅器5に接続されており、増幅器5の入力端
子6には、パルス状の印字制御信号が入力される。
以上のように構成されている従来のインクジェットヘッ
ドにおいて、入力端子6ヘパルス状の印字制御信号が入
力されれば、増幅器5によって増幅された印字制御信号
が1対の電極4 a * 4 bに与えられ、導電性イ
ンク2を横切って電流Yが流れる。このとき、電流Yは
磁力線Xとほぼ直交しているので、導電性インク2はフ
レミングの左手の法則に従って矢印F方向の力を受ける
。したがって、インクチューブ1の先端のノズル7から
インク滴が射出されることになる。
上記のようなインクジェットヘッドにおいては、導電性
インク内に直接電流が流されるので、インクが電気分解
して変質したり、ガスを生じることがある。また、液体
インク2に十分な導電性を付与することが困難であり、
したがって、十分なローレンツ力Fを得るために十分な
電流Yを流すことが困難である。もし導電性の低いイン
ク内に大きな電流Yを流そうとすれば、急激なジュール
熱の発生によってインク2内に気泡を生じることがある
。インク2内にガスや気泡が生じれば、その体積膨張に
よってノズル7からインク滴が射出したり漏れ出したり
する。このようなガスや気泡によるインク滴の射出や漏
れは印字制御電流と同期しておらず、使いものにならな
いプリントを生じることになる。
第2図は、上記の課題を解決するための背景技術で、本
発明の理解の基礎となるインクジェットヘッドの断面斜
視図である。このインクジェットヘッドは、圧力室ブロ
ックllaを備えており、圧力室ブロックllaは圧力
室12aを含んでいる。また、圧力室ブロックllaは
インク源(図示せず)から圧力室12aへインクを供給
するためのインク供給孔16aを含んでおり、さらに圧
力室12aからインク滴を射出するためのノズル17a
を含んでいる。圧力室12aを包囲する壁には振動壁1
5aが含まれている。圧力室ブロック12aには、振動
壁19aに沿って電流路として導線14gが設けけられ
ている。矢印iは導線14a中を流れる電流の方向を示
している。圧力室ブロックllaは上側の磁石13a、
と下側の磁石13b、によって挾まれている。これら2
つの磁石によって生じる磁界の磁力線の方向は矢印Bで
表わされており、電流lの方向とほぼ直交している。
このように構成されたインクジェットヘッドにおいて、
印字制御信号に対応し、て電流iが流されれば、圧力室
12aの振動壁19aが矢印F方向のローレンツ力を受
け、圧力室12aの容積を減少させる方向に撓む。これ
によって、ノズル17aからインク滴が射出されること
になる。このとき、振動壁19a全体が受けるローレン
ツ力は、F−B −n命i−【を受ける。ここで、Fは
ローレンツ力、Bは磁束密度、nは振動壁19gに沿っ
た導線14aの本数、iは電流、Lは導線14aに沿っ
た振動壁19aの長さを表わす。
第2図のインクジェットヘッドにおいては、電流は圧力
室12aの外の導線14aに流されるので、圧力室12
a内のインクを電気分解させることなく、またジュール
熱による気泡を生じさせないことも理解されよう。また
、インク滴の射出力は磁束密度B、導線の本数n、電流
i、振動壁19aの長さ此のいずれかを増大させること
によって強め得ることが理解されよう。特に、第2図の
インクジェットヘッドにおいては、電流をインク中に通
ずる必要はないので、電流iを容易に増大させることが
でき、十分なインク滴の射出力を得ることができる。
[発明が解決しようとする課題] 第2図に示すインクジェットヘッドでは、振動919a
が、ステンレスなどのヤング率の大きい、すなわち、変
位しにくい材質で構成されていた。
そのため、大きなローレンツ力が必要となり、ローレン
ツ力を発生するために電流路に流す電流を大きくする必
要があるという3題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされ
たもので、電力消費が減じられたインクジェットヘッド
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかるインクジェットヘッドは、インク供給孔
とインク射出用のノズルとを有する圧力室を含み、かつ
その圧力室の壁の少なくとも一部が薄くされた振動壁を
含む圧力室ブロックと、振動壁に設けられた電流路と、
電流路にほぼ直交する磁力線を有する磁界を発生するた
めの磁石とを備え、電流路に印字制御電流を流すことに
よって圧力室の振動壁をローレンツ力で変位させ、それ
によって、ノズルからインク滴が射出されるとともに、
ローレンツ力による振動壁の変位を容易化する容易化手
段を含む。
[作用] この発明におけるインクジェットヘッドでは、容易化手
段によって、ローレンツ力による振動壁の変位が容易化
されるので、印字制御電流に対する応答特性が向上する
とともに、省電力化が図れる。
[実施例] 第1図は、本発明の一実施例を示したインクジェットヘ
ッドの断面斜視図である。第1図を参照して、第2図に
示すインクジェットヘッドの断面斜視図と異なる点は、
振動壁15 gが、チタン酸鉛(P b T l Os
 )とジルコン酸鉛(PbZr0、)の固溶体からなる
金属複酸化物であるPZTで構成されていることである
。ここで、ステンレスのヤング率20X10” N−m
−2に比べ、PZTのヤング率は7.0XIO” N−
m−2とかなり低いので、少ない印字制御電流により振
動壁が容易に変位する。このため、インクジェットヘッ
ドに供給する電力を少なくできるので、省電力型のイン
クジェットヘッドを提供できる。さらに、振動壁15a
以外の部分、たとえば、固定壁18aなども加工の容易
なPZTで構成することにより、インクジェットヘッド
の製作時に、加工性の向上が図れる。
また、本実施例では、振動壁15aをPZTで構成した
例を示したが、PZT以外で、ヤング率が1〜15N−
m−2の他の材質を使用しても同様の効果が得られる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、振動壁が、ローレン
ツ力による変位を容易化するように構成されるので、省
電力型のインクジェットヘッドが提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるインクジェットヘッド
を概略的に示す断面斜視図、第2図は背景の技術のイン
クジェットヘッドを概略的に示す断面斜視図、第3A図
は、背景の技術のインクジェットヘッドの一例を示す断
面図、第3B図は、第3八図中の線3B−3Bに沿った
断面図である。 図において、11aは圧力室ブロック、12aは圧力室
、13a、、13b、は磁石、14aは導線、15aは
振動壁、16aはインク供給孔、17aはノズル、18
aは固定壁、19aは振動壁、矢印Bは磁力線の方向、
矢印lは電流の方向、矢印Fはローレンツ力の方向を表
わす。 なお、第3A図と第3B図において、同一符号は、同一
または相当内容を示す。 第1図 (ほか2名) 第2図 第3八図 第3B図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  インク供給孔とインク射出用のノズルとを有する圧力
    室を含み、かつ前記圧力室の壁の少なくとも一部が薄く
    された振動壁を含む圧力室ブロックと、 前記振動壁に設けられた電流路と、 前記電流路にほぼ直交する磁力線を有する磁界を発生す
    るための磁石とを備え、 前記電流路に印字制御電流を流すことによって前記圧力
    室の前記振動壁をローレンツ力で変位させ、それによっ
    て、前記ノズルからインク滴が射出され、前記ローレン
    ツ力による前記振動壁の変位を容易化する容易化手段と
    を含む、インクジェットヘッド。
JP8097989A 1989-03-30 1989-03-30 インクジェットヘッド Pending JPH02258261A (ja)

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JP8097989A JPH02258261A (ja) 1989-03-30 1989-03-30 インクジェットヘッド

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JP8097989A JPH02258261A (ja) 1989-03-30 1989-03-30 インクジェットヘッド

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JPH02258261A true JPH02258261A (ja) 1990-10-19

Family

ID=13733623

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JP (1) JPH02258261A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993022140A1 (en) * 1992-04-23 1993-11-11 Seiko Epson Corporation Liquid jet head and production thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993022140A1 (en) * 1992-04-23 1993-11-11 Seiko Epson Corporation Liquid jet head and production thereof

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