JPH02258183A - キーのマーク形成方法 - Google Patents

キーのマーク形成方法

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Publication number
JPH02258183A
JPH02258183A JP1082367A JP8236789A JPH02258183A JP H02258183 A JPH02258183 A JP H02258183A JP 1082367 A JP1082367 A JP 1082367A JP 8236789 A JP8236789 A JP 8236789A JP H02258183 A JPH02258183 A JP H02258183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
mark
titanium
predetermined
laser beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1082367A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouzou Kouno
河野 紅三
Akira Kawaguchi
明 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP1082367A priority Critical patent/JPH02258183A/ja
Publication of JPH02258183A publication Critical patent/JPH02258183A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B44DECORATIVE ARTS
    • B44BMACHINES, APPARATUS OR TOOLS FOR ARTISTIC WORK, e.g. FOR SCULPTURING, GUILLOCHING, CARVING, BRANDING, INLAYING
    • B44B7/00Machines, apparatus or hand tools for branding, e.g. using radiant energy such as laser beams

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、キーのマーク形成方法に係り、特に、キーの
所定の表面の所定部分に例えば文字、数字、図形、又は
、模様等からなるマークを形成するキーのマーク形成方
法に関する。
【従来の技術】
従来、例えば純チタンからなるキーに対して、該チタン
製キーの表面の所定部分に上記マークを形成する方法と
しては、例えば、番号、メーカ名等のマークの形状と同
一形状を有する刻印加工部を備えた刻印用工具(パンチ
)を使用し、該工具の該加工部を、プレスにより上記チ
タン製キーの上記表面の所定部分に押し付けることによ
り、該キーの該表面の所定部分に上記マークを刻印する
ものがある。
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記キーに刻印する番号、メーカ名はすべて
のキーにおいて同一であるというわけではなく、様々な
文字又は図形等のマークが存在する。このため、従来の
キーのマーク形成方法においては、上記各マークの形状
に対応して上記刻印用工具がそれぞれ必要であり、この
ような多数の工具を製造するためのコストか高くなると
いう問題がある。 また、一般にチタンは硬度が大きいため」−記チタン製
キーはプレスによる加工性が悪く、従来のキーのマーク
形成方法においては、同一の刻印用工具を長期間使用し
ていると、」二足加工部が次第に摩耗して」−記チタン
製キーに刻印されるマークが不鮮明になることがあると
いう問題かある。 また、第8図に示すように、上述の従来のキーのマーク
形成方法により表面の所定部分にマークが刻印されたチ
タン製キー7にあっては、該マークが刻印された刻印部
7aは、その他の部分よりへこみ、また、該刻印部7a
の周囲には上記キー7の素材の逃げによる該素材の盛り
上がり7bができるため、上記マークが例えば指で触れ
られたときに該指に不快な感触を与えるという問題があ
る。 本発明は上述のごとき問題点に鑑み、これらを有効に解
決すべく創案されたものである。従って、その目的は、
刻印用工具を必要とUず、表面の所し、あるいは、任意
材料のキーの所定の表面に一定の厚さ寸法の純チタン又
はチタン合金からなる被膜を形成したものであってもよ
い。
【作用】
本発明に係るキーのマーク形成方法によれば、上記酸素
及び窒素を含む気体中、」1記酸素雰囲気中、又は、−
h記窒素雰囲気中で上記キーの上記所定の表面の」−記
マークを形成したい上記所定部分に上記レーザ光を照射
すると、」1記レーザ照射部分においては、上記少なく
とも所定の表面を構成する各チタン原子が酸素原子又は
窒素原子と化合して酸化チタン又は窒化チタンが所定量
形成されて所定の色彩に変色され、−ヒ記キーの上記所
定の表面の上記所定部分に」二足マークが形成される。 」1記方法において、出力、照射時間等のレーザ照射条
件を変えることにより、上記レーザ照射部分の加熱温度
を変え、酸化チタン又は窒化チタンの形成される層の厚
さ寸法又は層の組成を変えて、上記レーザ照射部分の色
彩を、金色、青色、緑色足部分に常に鮮明なマークを形
成することかでき、かつ、該マークが例えば指で触れら
れても該指に不快な感覚を与えることのないようにした
キーのマーク形成方法を提供ずろことにある。
【課題を解決するための手段】
本発明に係るキーのマーク形成方法は、従来技術の問題
点を解決し、その目的を達成するために以下のように構
成されている。 即ち、少なくとも所定の表面か純チタンまたはチタン合
金からなるキーの該所定の表面の所定部分に所定のマー
クを形成するキーのマーク形成方法にして、酸素及び窒
素を含む気体中、酸素雰囲気中、又は、窒素雰囲気中で
、−F記゛キーの上記所定の表面の」二足マークを形成
したい上記所定部分にレーザ光を照射し、該レーザ光が
照射されたレーザ照射部分に酸化チタン又は窒化チタン
を形成させて当該部分を変色させ、上記マークを形成す
るようにしている。 上記構成において、上記キーは、例えば、純チタン又は
チタン合金からなるものであってもよい等の各種の色に
変えることができる。
【発明の効果】
本発明に係るキーのマーク形成方法によれば、従来の方
法において必要であった刻印用工具を必要とすることな
く、上記酸素及び窒素を含む気体中、酸素雰囲気中、又
は、窒素雰囲気中で上記キーの上記所定の表面の上記マ
ークを形成したい所定部分に上記レーザ光を照射するこ
とにより、該所定部分に上記マークを形成することがで
きる。 しかも、上記キーの表面上での上記照射スポットの移動
を制御することにより、所望のマークを上記キーの上記
所定の表面の上記所定部分に形成することができる。こ
のため、上記アークの形状に対応して該マークを上記キ
ーの」−記所定の表面の上記所定部分に形成するための
工具を製造する必要はなく、従来の方法と比べてキーの
表面にマークを形成する際のコストが安くなる。 また、従来の方法においては、所定のマークをキーの表
面の所定部分に刻印する場合に、そのマークが新しいも
のである場合には、それに対応して刻印用工具を新たに
製造しなければならず、その製造に時間が掛かるため、
即座には上記マークを」−記キーの表面に刻印すること
はできないか、本発明に係るキーのマーク形成方法によ
れば、上記照射スポットの上記キーの表面上での移動を
適当に制御して即座に−1−記マークを上記キーの」1
記所定の表面の−り記所定部分に形成することができる
。 また、本発明に係るキーのマーク形成方法によれば、」
1記キーのレーザ照射部分に化学反応を起こして該レー
ザ照射部分を変色させることにより、該キーの上記所定
の表面の所定部分に非接触により上記マークを形成する
ものであるため、猟に鮮明でかつ所望の色彩を(fする
マークが安定して得られ、また、従来の方法においてプ
レス加工時に発生ずるような騒音は発生!−ない。 また、本発明に係るキーのマーク形成方法によれば、」
1記キーの上記所定の表面の」1記マークを形成したい
所定部分が曲面であっても、」−記照射スボットの移動
を例えばコンビコータ等で自動的の所定部分に凹凸が形
成されることはなく、従って、」−記マークが例えば指
で触れられても該指に不快な感触を与えることはない。 また、上記レーザ照射部分に形成される酸化チタン又は
窒化チタンの化合物は、硬度が大きく、該キーの上記所
定の表面から剥離したり、暦食したり、あるいは変色し
たりすることはない。すなわち、上記キーの−に記所定
の表面に形成されたマークは耐久性が充分にある。 また、本発明に係るキーのマーク形成方法によって上記
表面の所定部分に」1記マークが形成されたキーにあっ
ては、上記レーザ照射部分において上記酸化チタン又は
窒化チタンか形成される層の厚さ寸法を適当に変えるこ
とによって、あるいは、」1記レーザ照射部分において
形成される上記酸化チタンと」−記窒化チタンとの割合
を適当に変えることによって、上記マークの色彩を所望
のものにすることができる。このため、上記キー自体の
装飾性か良くなる。また、上記照射スポットの径τj法
を適当に設定することにより、あるいは、」二足に制御
することにより、該曲面に所望のマークを容易に形成す
ることができる。ところが、従来の方法においては、上
記キーの上記表面の所定部分が曲面であった場合には、
該曲面に上記マークを刻印するためには該曲面に沿う刻
印加工部を有する刻印用工具を製造しな(′、lればな
らず、このような工具を製造することは非常に困難であ
る。 また、本発明に係るキーのマーク形成方法によれば、」
−記レーザ光を例えば集光レンズを用いて集光させると
、」−記照射スポットの径寸法を大略数十μm程度にま
で小さくすることができるため、従来の方法によっては
不可能であった極細線の文字、数字、図形、又は、模様
等からなるマークを上記キーの上記所定の表面の所定部
分に形成することができる。 また、本発明に係るキーのマーク形成方法によって」−
記所定の表面の所定部分に上記マークが形成されたキー
にあっては、該マークは」−記レーザ照射部分が化学反
応を起こして変色することにより形成されているもので
あるため、」−記所定の表面キーの表面」−で」−記照
射スポットか上記マークの形状を描くように移動する移
動回数を適当に設定することにより、」1記マークを構
成する文字、数字、図形、又は、模様等の線の太さを自
由に設定することができる。このため、従来の方法によ
り表面の所定部分にマークが刻印されたキーに比へて、
」1記マークがより視覚的に美しくなりかつ視認性が良
くなる。上記従来の方法により表面の所定部分にマーク
が刻印されたキーにあっては、刻印部とその他の部分と
では色の違いか生じないのて該刻印部の視認性は良くな
く、また、キー自体の装飾性も良くない。 【実施例] 以下に、本発明に係るキーのマーク形成方法の好適な実
施例について第1〜第8図を参照して説明する。 第1実施例 以下に、本発明の第1実施例に係るキーのマーク形成方
法について第1〜第3図を参照して説明する。 第1図は本発明の第1実施例に係るキーのマーク形成方
法の説明図であり、キー1の厚さ方向に垂直な方向から
見た図である。本第1実施例に係るキーのマーク形成方
法は、第2図に示すように、純チタン製キーlの指で挟
み持たれる平らな頭部1bの一方の面の第2図中で大略
中央部から下方の部分に、英字からなるメーカ名5aと
数字からなるキ一番号5bとから構成されるマーク5を
形成するためのものである。 上記マーク5は、レーザ光を利用して、刻印用工具を用
いることなく形成されるものである。以下に、本第1実
施例に係るキーのマーク形成方法を説明する。 本第1実施例においては、上記酸素及び窒素を含む気体
としての空気6中で、レーザ光2が、集光レンズ3によ
り該レーザ光2の焦点4が光軸8上て該集光レンズ3と
」1記キー1の頭部1bとの間に位置するように集光さ
れた状態て、該頭部Ibに所定出力で所定時間照射され
る。その際、上記レーザ光2の照射スポット2aの移動
はコンビニれば、第3図に示すように、上記第1段階に
おいて、上記キーlの上記レーザ光2が照射されたレー
ザ照射部分1aにおいては、該キー1の表面から所定の
深さ寸法にわたって、該キーlの素材を構成する各チタ
ン原子が酸素原子、窒素原子のいずれかと化合して酸化
チタンと窒化チタンとがそれぞれ所定の割合で形成され
て所定の色彩に変色され、上記キー1の頭部1bに」1
記メーカ名5aが形成される。同様に、上記第2段階に
おいて、上記キーlの上記レーザ光2が照射されたレー
ザ照射部分1cにおいては、該キー1の表面から所定の
深さ寸法にわたって、酸化チタンと窒化チタンとがそれ
ぞれ所定の割合で形成されて所定の色彩に変色され、上
記キー1の頭部1bに上記キ一番号5bが形成される。 本第1実施例においては、出力、照射時間等のレーザ照
射条件を変えることにより、上記レーザ照射部分1a、
lcの加熱温度を変え、上記酸化チタン及び上記窒化チ
タンの形成される層の厚さ寸法又は層の組成を変えて、
−ヒ記し−ザ照射部分−タにより次のように制御される
。すなわし、まず、第1段階において、上記キーlの頭
部1bと上記集光レンズ3との距離は、上記照射スポッ
ト2aの径寸法が上記メーカ名5aの各英字の線の太さ
と大略同じになるように調節され、上記照射スポット2
aが上記頭部1bの一方の面の第2図中で大略中央部に
おいて上記メーカ名5aの各英字の形状を描いて移動す
るように制御される。その後、第2段階において、上記
集光レンズ3が上記キー1の頭部1bに対して近付けら
れることにより、該頭部1bと該集光レンズ3との距離
は、上記照射スポット2aの径寸法が上記キ一番号5b
の各数字の線の太さと大略同じになるよう!こ調節され
、上記照射スポット2aが上記頭部1bの一方の面の第
2図中で上記メーカ名5aの下方の部分において」二足
キ一番号5bの各数字の形状を描いて移動するように制
御される。これにより、上記キー1の頭部1bの一方の
面に上記メーカ名5a及び」二足キ一番号5bからなる
マーク5が形成される。 本第1実施例に係るキーのマーク形成方法によIa、1
cの色彩を、金色、青色、緑色等の各種の色に変えるこ
とができる。 本第1実施例に係るキーのマーク形成方法によれば、上
記空気6中で上記キーlの頭部1bに上記レーザ光2を
照射することにより、該頭部1bに上記マーク5を形成
することができ、従来の方法において必要であった刻印
用工具を必要とすることはない。しかも、上記キー1の
表面上での上記照射スポット2aの移動をコンピュータ
で制御しているため、上記マーク5を上記頭部1bに高
速かつ高精度で形成することができ、かっ、高い再現性
をもって該マーク5を形成することができ、キーごとに
ばらつきがなく該マーク5を形成することができる。す
なわち、質の高いキーのマーク形成方法を実現すること
ができる。このため、上記メーカ名5a及び上記キ一番
号5bの各英字及び各数字に対応して該メーカ名5a及
び該キ一番号5bを上記頭部1bに形成するための工具
を製造する必要はなく、従来の方法と比べてキーの表面
にマークを形成する際のコストが安くなる。 また、本第1実施例に係るキーのマーク形成方法によれ
ば、上記キー1のレーザ照射部分1a、ICに化学反応
を起こして該レーザ照射部分1a、lcを変色させるこ
とにより、」1記頭部1bに非接触により」1記マーク
5を形成する6のであるため、常に鮮明でかつ所望の色
彩を有するマーク5が安定して得られ、また、従来の方
法においてプレス加工時に発生ずるような騒音は発生し
ない。 また、本第1実施例に係るキーのマーク形成方法によれ
ば、」二足照射スポット2aの上記キーlの表面上での
移動をコンピュータにより制御しているため、第2図に
示しているマーク5とは違った形状のマークを上記キー
lの頭部1bに形成する場合にも、上記コンピュータに
与える機械命令(プログラム)を変更するだりて即座に
」−記マークを上記頭部1bに形成することができる。 また、上記頭部1bの表面が曲面であっても、」〕記コ
ンピュータに対して機械命令を正確に与えることにより
、該頭部1bに上記マーク5を容易に形成することがで
きる。 すなわぢ、上記キー1の表面に形成された上記マーク5
は耐久性が充分にある。 また、上記キー1にあっては、」1記レーザ照射部分1
a Icにおいて上記酸化チタン及び窒化チタンが形成
される層の厚さ寸法を適当に変えることによって、ある
いは、」1記レーザ照射部分1alcにおいて形成され
る」二足酸化ヂタンと上記窒化チタンとの割合を適当に
変えることによって、上記マーク5の色彩を所望のもの
にすることができる。このため、上記キー1自体の装飾
性が良くなる。また、上記照射スポット2aの径寸法を
適当に設定することにより、あるいは、上記キー1の表
面上で」二足照射スポット2aが上記メーカ名5aの各
英字及び上記キ一番号5bの各数字それぞれの形状を描
くように移動する移動回数を適当に設定することにより
、」1記メーカ名5aを構成する各英字の線の太さ、及
び、」1記キ一番号5bを構成する各数字の線の太さを
自由に設定することができる。このため、従来の方法に
より表面にマークが刻印されたキーに比べて、上記マー
ク5がまた、本第1実施例に係るキーのマーク形成方法
によれば、上記集光レンズ3と」1記キーlの表面との
間の間隔を調節して上記焦点4を該キー1の表面上に位
置付けることにより、該表面」二での上記照射スボッ)
2aの径寸法を大略数十μm程度にまで小さくすること
ができるため、従来の方法によっては不可能であった極
細線の文字又は数字からなるマークを上記キー1の表面
の所定部分に形成することができる。 また、上記キーIにあっては、上記マーク5は該キーl
の表面が化学反応を起こして変色することにより形成さ
れているものであるため、該マーク5が形成された」−
記頭部1bに凹凸が形成されることはなく、従って、該
頭部1bが例えば指で触れられても該指に不快な感触を
与えることはない。また、」1記レーザ照射部分1a、
Icに上記キー1の表面から所定の深さ寸法にわたって
形成される酸化チタン及び窒化チタンの化合物層は、硬
度が大きく、該キーIの表面から剥離したり、腐食した
り、あるいは変色したりすることはない。 =16 より視覚的に美しくなりかつ視認性が良くなる。 第2実施例 以下に、本発明の第2実施例に係るキーのマーク形成方
法について第4〜第6図を参照して説明する。 本発明の第2実施例に係るキーのマーク形成方法は、第
4図に示すように、上述の第1実施例におけるキーlと
同一形状を有する純チタン製キー9の平らな一方の面に
おいて、該キー9の頭部9aの第4図中で大略中央部か
ら、該頭部9aより延び出た軸部9bの第4図中で」二
端部にわたる部分に、上述の第1実施例におけるマーク
5とは異なるマーク10を形成するためのものである。 このマークIOは、上述の第1実施例におけるマーク5
のメーカ名と同一メーカ名10aと、上述の第1実施例
におけるマーク5のキ一番号と同一キー番号10bと、
該メーカ名10a及び該キ一番号lObを形成する部分
に装飾性をもたらせる装飾部10cとから構成されるも
のである。本第2実施例においては、上記メーカ名10
aは上記頭部9aの第4図中で大略中央部に形成され、
また、」−記キ一番号10bは上記軸部9bの第4図中
で上端部から上記頭部9aの第4図中で下端部にかりて
該軸部9bの長手方向沿いに形成され、さらに、上記装
飾部10cは、」−2メーカ名10aの各英字及び上記
キ一番号10bの各数字を除いて該メーカ名10a及び
該キ一番号10bの形成された範囲を大略′r字状に型
どるように形成される。 本第2実施例に係るキーのマーク形成方法においては、
第1図に示した上述の第1実施例の場合と同様にしてレ
ーザ光2を上記キー9の」1記マーク10を形成したい
部分に照射することにより、該キー9の表面に」−2メ
ーカ名10aの各英字及び」二足キ一番号10bの各数
字を形成する。また、」−配装飾部10cについても上
述の第1実施例の場合と大略同様な方法で所望の装飾を
施す。本第2実施例においては、に記メーカ名10a及
び−1二記キ一番号101)を形成するのは窒素雰囲気
中で行われ、」二足装飾部10cを形成するのは酸素雰
囲気中で行われろ。また、その際、」二足レーザ光該キ
ー9の累月を構成する各チタン原子が酸素原子と化合し
て酸化チタンが所定量たけ形成されて例えば青色、緑色
、及び、赤紫色等の所定の色彩に変色される。本第2実
施例においては、]−記メーカ名10a及び上記キ一番
号10bの色と、」−配装飾部10cの色とを互いに異
ならせていることにより、該装飾部]Ocに対して該メ
ーカ名10a及び該キ一番号10bを目立た且ることか
できる。 本第2実施例に係るキーのマーク形成方法は、上述の第
1実施例の場合表止へて、上記メーカ名10a及び上記
キ一番号10bの上記キー9の表面」二での配置が異な
る他、該メーカ名10a及び該キ一番号10b以外に上
記装飾部10cを形成する点が異なるだ(Jであるから
、」二連の第1実施例の場合と全く同様の効果を有する
と共に、以下の特有の効果を有する。 ずなわら、本第2実施例に係るキーのマーク形成方法に
おいても、上述の第1実施例の場合と同様に、出力、照
射時間等のレーザ照射条件を変えることにより、上記窒
化チタン及び酸化チタンの2の照射スポット2aの移動
はコンビ、−夕により制御される。上記装飾部10cを
形成する際には、」−記キー9の」−記レーザ光2が照
射されるレーザ照射部分9fの面積が大きいため、上記
照射スポット2aの径寸法を上記メーカ名10a及び−
1−記キ一番号10bを形成するときと比へて大きくす
ると該装飾部]Ocを効率的に形成することができる。 第5図に示すように、本第2実施例に係るキーのマーク
形成方法によれば、上記キー9の」−記メーカ名10a
及び」1記キ一番号10bを形成するために上記レーザ
光2か照射されたレーザ照射部分9c、9eにおいては
、該キー9の表面から所定の深さX]法にわたって、該
キー9の累祠を構成4−る各チタン原子が窒素原子と化
合して窒化チタンかそれぞれ所定量だ(3形成されて、
例えば黄金色等の所定の色彩に変色される。また、」−
記キー9の」−配装飾部]Ocを形成するために上記レ
ーザ光2か照射されたレーザ照射部分9fにおいては、
該キー9の表面から所定の深さ一ζ1法にわたって、形
成される層の厚さ寸法を変えて、」二記レーザ照射部分
9 c、 9 e、9 fの色彩を各種の色に変えるこ
とができる。従って、−1−記メーカ名]Oa及び上記
キ一番号10bの色と、上記装飾部10cの色との組み
合わせを容易にかつ自由に設定することができる。それ
故、上記キー9自体の装飾性が良くなる。また、」−記
キー9にあっては、」−2メーカ名10a及び上記キ一
番号10bの色と」−配装飾部10cの色とは異なって
いるため、従来の方法により表面にマークが刻印された
キーに比べて、−に記マークIOがより視覚的に美しく
なりかつ視認性が良くなる。 また、本第2実施例に係るキーのマーク形成方法によれ
ば、上記キー9の表面」−での上記照射スポット2aの
径寸法を大略数十μm程度にまで小さくすることにより
、上記装飾部10cを極細線からなる種々の模様にする
ことができ、」−記キー9の装飾性をさらに向」ニさせ
ることができる。 また、上記キー9にあっては、」二足装飾部10Cは該
キー9の表面が化学反応を起こして変色することにより
形成されているものであるため、該装飾部10cが形成
された上記頭部9aから上記4’+b部9bにわたる部
分に凹凸か形成されることはなく、従って、該装釘11
部10cが例えば指で触れられても該指に不快な感触を
与えることはない。 策β−実)V 以下に、本発明の第3実施例に係るキーのマーク形成方
法について第6及び第7図を参照して説明する。 本発明の第3実施例に係るキーのマーク形成方法は、上
述の第1及び第2実施例の場合のキー19と同一形状を
有するキー11の一方の面の」二連の第2実施例の場合
と同じ部分に第2実施例の場合と同じマーク10を形成
するためのものである。 本第3実施例においては、第6図に示すように、上記キ
ー11は、例えば黄銅よりなる基材11bの一方の面側
に純チタンからなるチタン被膜11aを形成してなる。 本第3実施例に係るキーのマーク形成方法においては、
上記キー11の上記チタン被膜11aがと同様である。 従って、本第3実施例に係るキーのマーク形成方法に、
1つでも、」―述の第2実施例の場合と全く同様の効果
が得られる。 本発明は」−述の実施例にのみ限定されるものではなく
、その他種々の態様で実施される。例えば、−J−述の
第1実施例においては、」二足レーザ光2を」−記キー
1の頭部1bに」二足空気6中で照射するようにしたが
、該レーザ光2を該頭部1bに、空気以外でかつ酸素及
び窒素をそれぞれ所定の割合で含む気体中で照射するよ
うにしてもよい。この場合には、気体中の酸素と窒素と
の割合を変えると、上記レーザ照射部分1aに形成され
る酸化チタンと窒化チタンとの割合が変わり、それに対
応して該レーザ照射部分1aの色彩は変わる。あるいは
、」−記レーザ光2を−1−記頭部1bに酸素雰囲気中
、又は、窒素雰囲気中で照射するようにしてもよい。こ
れらの場合には、それぞれ、」−述の実施例の場合と同
様に、出ノへ照射時間等のレーザ照射条件を変えると、
酸化チタン、又は、窒化チタンの形成される層の厚さ寸
法又は層の組成か変設けられた側の面の頭部から軸部に
わたる部分に上記レーザ光2を照射するこ七により、上
述の第2実施例の場合と全く同様にして上記マーク10
が形成される。 第7図に示すように、本第3実施例に係るキーのマーク
形成方法によれば、」―記キーIIの」二足マークIO
を形成するために上記レーザ光2が照射されるレーザ照
射部分11c、Ildには該キー11の表面から」二足
ヂタン被膜+1aの厚さ寸法の全体もしくは一部のみに
わたって、該チタン被膜+1aを構成する各チタン原子
が酸素原子又は窒素原子と化合して窒化チタン又は酸化
チタンがそれぞれ所定量だけ形成されて所定の色彩に変
色される。 本第3実施例に係るキーのマーク形成方法によれば、上
記キー11の純チタンからなる層が、該キー11の上記
マークを形成したい部分の表面から、該キー11の厚さ
寸法の全体にわたってではなく、所定の深さ寸法にわた
ってのみ形成されている点が異なる以外は、上述の第2
実施例の場合わるため、それに対応して上記レーザ照射
部分1aの色彩は変わる。 また、上述の第1実施例においては、」二足キー1の頭
部1bに、上記メーカ名5a、上記キ一番号5bの順に
形成したが、これらの部分の形成順序を逆にしてもよい
。あるいは、上述の第2実施例においては、上記キー9
の頭部9aから軸部9bにわたる部分に、」−記メーカ
名10a、l−記キ一番号10b、及び、上記装飾部1
0cを形成する順序は任意であってよい。このことは上
述の第3実施例の場合も同様である。 また、」―述の第2実施例においては、上記キー9の表
面上に」−記メーカ名10a及び上記キ一番号10bを
形成ケるのに窒素雰囲気中で行う一方、該キー9の表面
」−に上記装飾部10cを形成するのに酸素雰囲気中で
行ったが、これらを逆にしてもよい。すなわち、−ト記
キー9の表面上に上記メーカ名10a及び上記キ一番f
、710bを形成するのに酸素雰囲気中で行う一方、該
キー9の表面」−に上記装飾部10cを形成するのに窒
素雰囲気中て行うようにしてもよい。このことは上述の
第3実施例についても同様である。 また、上述の第1及び第2実施例においては、上記キー
1,9が純チタンからなるものであったが、該キー1,
9はチタン合金からなるものであってもよい。また、上
述の第3実施例においては、上記キー11のチタン被膜
11aが純チタンからなるものであったが、該チタン被
膜+1aがチタン合金からなるものであってもよい。 また、上述の第2実施例においては、上記キー9の表面
に、上記メーカ名]Oa及び上記キ一番号10bと、上
記装飾部10cを形成しているが、該キー9の表面に、
該メーカ名10a及び該キー番号10bは形成せずに、
任彦の模様からなる装飾部10cのみを形成するように
してもよい。このことは上述の第1及び第3実施例につ
いても同様である。 また、上述の第1実施例においては、」1記レーザ光2
を上記キーlに照射する際に該キーIに対して上記照射
スポット2aを移動さ[るようにしよって頭部から軸部
にわたる部分に上記マークが形成されたキーの第6図と
同様な部分断面図、第8図は従来のチタン製キーのマー
ク形成方法により表面の所定部分にマークが形成された
キーの刻印部を示す該キーの厚さ方向の部分断面図であ
る。 19 ll キー Ia、lc;9c、9c、9f;I Ic、11d  
レーザ照射部分、 2・ レーザ光、 2a・・・照射スポット、3・・集光レンズ、4・・・
焦点、5.lO・マーク、 6・・・酸素及び窒素を含む気体(空気)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも所定の表面が純チタンまたはチタン合
    金からなるキー(1;9;11)の該所定の表面の所定
    部分に所定のマーク(5;10)を形成するキーのマー
    ク形成方法にして、 酸素及び窒素を含む気体(6)中、酸素雰囲気中、又は
    、窒素雰囲気中で、上記キー(1;9;11)の上記所
    定の表面の上記マーク(5;10)を形成したい上記所
    定部分にレーザ光(2)を照射し、該レーザ光(2)が
    照射されたレーザ照射部分(1a、1c;9c、9e、
    9f;11c、11d)に酸化チタン又は窒化チタンを
    形成させて当該部分を変色させ、上記マーク(5;10
    )を形成するようにしたことを特徴とするキーのマーク
    形成方法。
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