JPH0225765Y2 - - Google Patents

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JPH0225765Y2
JPH0225765Y2 JP14742884U JP14742884U JPH0225765Y2 JP H0225765 Y2 JPH0225765 Y2 JP H0225765Y2 JP 14742884 U JP14742884 U JP 14742884U JP 14742884 U JP14742884 U JP 14742884U JP H0225765 Y2 JPH0225765 Y2 JP H0225765Y2
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JP
Japan
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rail
hanger
pulley
auxiliary
station
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JP14742884U
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JPS61183310U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、レールに沿つて物品を搬送するた
めのハンガー搬送装置に関するものである。
〔従来技術〕
主として手、もしくは荷の自重による重力式搬
送を主とするこの種のレール式ハンガー搬送装置
の応用例としては、例えば数台のミシンを使用し
て行う縫製システムにおいて、各ミシンステーシ
ヨン間に縫製品を搬送させる応用等があり、従来
種々のハンガーシステムが知られている。特開昭
59・37982号公報、実開昭58−41704号公報はその
例で、代表的な前者の略図を第3図に示すよう
に、各ミシンステーシヨン3に対してトロリコン
ベヤ用のレール1が、各ミシンステーシヨン3に
おいて低部4となるように高低的にジグザグ状に
架設されていた。2は滑車ランナで、吊下棒を介
してハンガ11に布10を保持している。9はレ
ールの下り傾斜部に設けられた送り器で、各ラン
ナは重力によつて走行するが、こゝでいつたん停
止されて、各ステーシヨン4へは、この送り器9
により1個づつ送られる。また上り傾斜部には、
それぞれ例えば空圧シリンダやねじコンベヤ等に
よる引き上げ手段5が配設されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のような従来例にあつて
は、いずれも搬送ラインであるレール自体にそれ
ぞれ高低差(傾斜)を設けてハンガーの滑車を搬
送するため、作業ステーシヨン位置が限定され、
また適切な高低差を要するため、大きな上下空間
が必要であり、したがつて各ステーシヨンの配置
やシステム設計に柔軟性を欠くという欠点があつ
た。
この考案は、以上のような問題点にかんがみて
なされたもので、要部に簡単な機構によつてハン
ガー滑車の自重降下を許す勾配を随時形成し得る
よう構成することにより、システムのハンガーレ
ールを実質的に水平に架設することができるよう
にして、前記従来例の欠点を解消することを目的
としている。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、この考案においては、実質的に水平
に架設されたハンガーレールの必要個所に、この
レールに平行に近接して長手方向に単数または複
数の補助レールを設け、必要時期に各補助レール
の各々の一端を上昇させて一時的な勾配を提供
し、ハンガー滑車の自重降下を許すよう制御可能
に構成したものである。
〔実施例〕
以下にこの考案を、実施例の図面に基づいて説
明する。第1図a,bは、この考案によるハンガ
ー搬送装置の一実施例の構成および作動説明図、
第2図はこのシステムに使用するハンガーキヤリ
ヤ組立図の斜視図である。
第1図において、Rは、このシステムの実質的
に水平に架設されたL字形アングル断面のハンガ
ーレール、Pはこの上に支持されたハンガキヤリ
ヤ組立体H(第2図)の各滑車であり、a,b各
図の左側図面はそれぞれの−線部分的断面図
を示す。
レールRには、必要とするミシンステーシヨン
S1,S2位置においてそのウエブに近接して平行に
長手方向に延びる一対の補助レールR1とR2とが
それぞれレールRのウエブにピン21,22によ
り回動可能に枢着されている。またレールRの下
面フランジの下部には前記ピン21に近接する位
置にブラケツト23が固設され、下端はピン23
aにより、ビームBを枢動的に連結している。ビ
ームBの図の左端に近接してリンク24によりビ
ームBと補助レールR1の中間部はそれぞれピン
で連結され、また、ビームBの図の右端は、リン
ク25により補助レールR2の中間部とそれぞれ
ピンで連結されている。さらにまた、ビームBの
図の左端には、レールRのフランジ上面に固設さ
れたブラケツト26に端部を固定されたエアシリ
ンダCが配設され、そのピストンロツド27の端
子がピン28で結合されている。
第2図は、滑車Pを有するハンガキヤリヤ組立
体Hで、吊下部材31の下端には、縫製品ワーク
を保持する操作ハンドル33付きのつかみ装置3
2が設けられていて、作業者は容易にワークを着
脱することができるよう構成されている。
つぎに、この実施例の作用を第1図により説明
する。図中、S1,S2は各ミシン作業ステーシヨン
位置を示し、レールR上には適当な滑車用ストツ
パ(図示せず)が設けられ、またSWはこれら各
ストツパの切換スイツチ(図示せず)位置、また
Dはハンガーの検知(図示せず)位置を示してい
る。まずa図において、ストツパによりミシンス
テーシヨンS1部に停止していたハンガキヤリヤH
の滑車Pは、このステーシヨンにおける作業の終
了と共に適当な入力信号を与えることによつて、
エアシリンダCを作動させてピストンロツド27
を引込めると、ビームBはピン23aのまわりに
図の時計方向に回動して、それぞれリンク24,
25を介してb図に示すように補助レールR1
先端をレールRの上面より滑車Pと共に上昇さ
せ、生じた勾配によつて滑車は自重で図の右方へ
移動する。滑車がSW位置に達すると次のステー
シヨンS1のストツパ(図示せず)が作動するよう
に切換えられ、さらに滑車が前進してD位置を通
過すると、センサ(図示せず)がこれを検知して
エアシリンダCに信号を送出してピストンロツド
27を伸長させて補助レールR1を水平に復帰さ
せ、補助レールR2を再びa図に示すように傾斜
させるので、滑車Pは自重降下してステーシヨン
S2へ到り前記ストツパにより停止する。水平に架
設したレールの必要とする各ステーシヨン部分
に、この装置を配設して前記のように作動させる
ことにより、縫製システムの計画や変更が極めて
フレキシブルとなる。
また、この装置は、単式、二連式いずれのハン
ガーシステムにも適用が可能である。
さらにまた、この実施例においては、一対補助
レールの運動を連動するよう構成したが、単数ま
たは複数の補助レールを互に単独に制御するよう
構成してもよい。また、アクチユエータはエアシ
リンダに限定されず電磁式等によつても差支えな
いことはもちろんである。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案によれば、
水平に架設したハンガーレールにおいて、あらゆ
る所望場所に簡易に一時的な勾配を提供し得るよ
うに構成したため、従来例のように大きい高低差
を要せずして長距離を搬送することができるた
め、システム計画や変更の柔軟性が著しく向上
し、かつ設備空間の節約が可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは、この考案の一実施例の構成お
よび作動説明図、第2図は、ハンガキヤリヤ組立
図の斜視図、第3図は、従来のハンガーシステム
の一例図である。 R……レール、R1,R2……補助レール、P…
…滑車、B……ビーム、C……エアシリンダ、
S1,S2……ミシンステーシヨン、H……ハンガキ
ヤリヤ組立体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 実質的に水平に架設されたハンガーレールに、
    該レールと上面が実質的に一致する高さに該レー
    ルに近接して平行に長手方向に延びる単数または
    複数の補助レールを配設し、それぞれ該各補助レ
    ールの一端を必要時機に上昇/下降制御して前記
    配設部にレール勾配を形成するよう構成したこと
    を特徴とするハンガー搬送装置。
JP14742884U 1984-09-29 1984-09-29 Expired JPH0225765Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14742884U JPH0225765Y2 (ja) 1984-09-29 1984-09-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14742884U JPH0225765Y2 (ja) 1984-09-29 1984-09-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61183310U JPS61183310U (ja) 1986-11-15
JPH0225765Y2 true JPH0225765Y2 (ja) 1990-07-16

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ID=30705653

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JP14742884U Expired JPH0225765Y2 (ja) 1984-09-29 1984-09-29

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JP (1) JPH0225765Y2 (ja)

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JPS61183310U (ja) 1986-11-15

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