JPH0225721A - 極低温用温度計 - Google Patents

極低温用温度計

Info

Publication number
JPH0225721A
JPH0225721A JP17666588A JP17666588A JPH0225721A JP H0225721 A JPH0225721 A JP H0225721A JP 17666588 A JP17666588 A JP 17666588A JP 17666588 A JP17666588 A JP 17666588A JP H0225721 A JPH0225721 A JP H0225721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor part
temperature
refrigerant
magnetic field
refrigerant supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17666588A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2524384B2 (ja
Inventor
Yoshikazu Takahashi
良和 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Atomic Energy Agency
Original Assignee
Japan Atomic Energy Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Atomic Energy Research Institute filed Critical Japan Atomic Energy Research Institute
Priority to JP63176665A priority Critical patent/JP2524384B2/ja
Publication of JPH0225721A publication Critical patent/JPH0225721A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2524384B2 publication Critical patent/JP2524384B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) この発明は、極低温用温度計に関するものである。さら
に詳しくは、この発明は、冷媒の真空内への漏れの危険
性のない、冷媒配管内で直接に、かつ正確に温度測定す
ることのできる極低温用温度計に間するものである。
(従来の技術とその課題) 従来より、極低温用の温度計としては、センサー部に直
接電流を流してその抵抗率を測定するものが使用されて
きている。
この従来の温度計は、電気抵抗が温度に応じて変化する
センサー部に電流供給用リード線と電圧測定用リード線
を接続したもので、種々の用途に広く用いられているも
のである。また、この温度計は5、センサー部を自由に
出し入れできる解放系の温度測定域に対しては、簡便に
温度を測定することができるものとして知られてもいる
しかしながら、このような従来の温度計を用いて極低温
用の冷媒供給配管内部の温度を測定する場合にはいくつ
かの重大な問題があった。すなわち、冷媒供給配管内部
の冷媒温度を正確に測定するためにはこの温度計のセン
サー部を冷媒供給管内に取り付けることが必要となるが
、そのためには、センサー部に接続しているリード線を
通すためのリード線用フィールドスルーを冷媒供給配管
に設けなくてはならない、しかし、冷媒供給配管にフィ
ールドスルーを設けると、そこを通して冷媒供給配管か
ら真空内に冷媒が漏出する危険が生じる。一方、このよ
うなフィールドスルーによる冷媒の漏出を回避するため
には、センサー部を冷媒供給管内に収り付けることなく
その外側に取り付けることが考えられるが、この場合に
はセンサー部が直接冷媒と接しなくなるので正確に温度
を測定することが困難となる。
このため、冷媒の真空内への漏れの危険性がなく、冷媒
供給配管の内部に取り付けることができて、直接に、か
つ正確に温度を測定することのできる新たな極低温用温
度計の開発が望まれていた。
この発明は、以上の通りの事情を踏まえてなされたもの
であり、従来の極低温用温度計の欠点を解消し、冷媒の
温度を直接に、かつ正確に測定できるようにした極低温
用温度計を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) この発明は、上記の課題を解決するために、極低温用冷
媒供給管内に取り付けた、抵抗率が温度に応じて変化す
る金属または半導体からなるセンサー部と、冷媒供給管
の外部よりセンサー部に変動磁界を印加して渦電流を誘
起する変動磁界用コイルと、センサー部に誘起した渦電
流を検出して抵抗率を測定するピックアップコイルとを
有することを特徴とする極低温用温度計を提供する。
この発明の極低温用温度計のセンサー部には、抵抗率が
温度に応じて敏感に変化する金属または半導体からなる
ものであれば任意の材料を使用することができ、また、
その形状についても、変動磁界により効率よく渦電流を
生じさせるものであれば、たとえば、リング状、コイル
状、筒状等に形成したものを適宜に用いることができる
。このようなセンサー部は、温度測定域内で変動磁界用
コイルやピックアップコイルと所定の位置関係を安定に
維持できるように、支持部材によって冷媒供給管内に取
り付けることができる。
変動磁界用コイルとしては、センサー部に変動磁界を印
加して渦電流を誘起できるものであるかぎり特に制限は
ない。
また、ピックアップコイルとしては、温度に応じて変化
するセンサー部の渦電流を鋭敏に検出することができる
高感度のコイルを使用するのが好ましい、検出感度を良
好とするためにこのピックアップコイルと、センサー部
との位置関係は最適なものとすることが好ましい センサー部の渦電流をピックアップコイルにより検出し
た後は、これを基礎として抵抗率を測定し、温度を算出
することができる。
(作 用) この発明の温度計においてはセンサー部にリード線を収
り付けていないため、このセンサー部を冷媒供給用配管
内に設置してもリード線のためのフィールドスルーが不
要である。このため、このフィールドスルーより冷媒が
真空内に漏れる危険性はない、また、直接に冷媒の温度
を測定するので、その測定値は正確なものとなる。
(実施例) 以下、この発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図はこの発明の極低温用温度計の一実施例を示した
部分断面図である。
この実施例においては、センサー部(1)は抵抗率が温
度に応じて敏感に変化する金属または半導体を円筒状に
形成したものからなっており、極低温用冷媒供給配管(
2)の内部に電気的、かつ熱的な絶縁物からなる支持部
材(3)により安定に取り付けている。[l低温用冷媒
供給配管(2)の外側にはピックアップコイル(4)と
変動磁界用コイル(5)とを順次設けている。変動磁界
用コイル(5)には変動磁界発生用の電源装置を接続し
ている。
また、このピックアップコイル(4)には、温度を算出
する処理装置を接続してもいる(図示せず)。
極低温用冷媒は図中の矢印の方向へ供給している。
この極低温用温度計の使用に際しては、まず変動磁界用
コイル(5)を作動させてセンサー部(1)に変動磁界
を印加する。センサー部(1)にはA電流が誘起される
が、その大きさは極低温用冷媒供給配管(2)を流れる
極低温の冷媒の温度と抵抗率との相関によって定まる。
この渦電流をピックアップコイル(4)によって検出し
てセンサー部(1)の抵抗率を測定し、処理装置により
温度に算出する。
この例から明らかなように、センサー部(1)は温度測
定の対象である冷媒に直接接触させているので、その温
度を正確に知ることができる。また、センサー部(1)
にはリード線を接続していないので極低温用冷媒供給配
管(2)にはリード線用フィールドスルーを設ける必要
がない、このため、冷媒がフィールドスルーを通して漏
れることもない。
(発明の効果) この発明により、以上詳しく説明した通り、センサー部
にリード線を接続することが不要となるため、従来の温
度計のようにリード線のためのフィールドスルーの設置
は必要でなく、冷媒の真空内への漏れの危険性はない。
しかも冷媒の温度を直接に、正確に測定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示した部分断面図である
。 ■・・・センサー部 2・・・極低温用冷媒供給配管 3・・・支持部材 4・・・ピックアップコイル 5・・・変動磁界用コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)極低温用冷媒供給管内に取り付けた、抵抗率が温
    度に応じて変化する金属または半導体からなるセンサー
    部と、冷媒供給管の外部よりセンサー部に変動磁界を印
    加して渦電流を誘起する変動磁界用コイルと、センサー
    部に誘起した渦電流を検出して抵抗率を測定するピック
    アップコイルとを有することを特徴とする極低温用温度
    計。
JP63176665A 1988-07-15 1988-07-15 極低温用温度計 Expired - Lifetime JP2524384B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63176665A JP2524384B2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 極低温用温度計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63176665A JP2524384B2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 極低温用温度計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0225721A true JPH0225721A (ja) 1990-01-29
JP2524384B2 JP2524384B2 (ja) 1996-08-14

Family

ID=16017565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63176665A Expired - Lifetime JP2524384B2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 極低温用温度計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2524384B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6986602B2 (en) * 2003-03-27 2006-01-17 Dresser, Inc. Temperature measurement device
US7140257B2 (en) 2002-12-10 2006-11-28 Ashcroft Inc. Wireless transmitting pressure measurement device
US7322744B2 (en) 2003-03-27 2008-01-29 Ashcroft, Inc. Temperature measurement device
JP2013167519A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Tdk Corp 非接触温度センサ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7140257B2 (en) 2002-12-10 2006-11-28 Ashcroft Inc. Wireless transmitting pressure measurement device
US6986602B2 (en) * 2003-03-27 2006-01-17 Dresser, Inc. Temperature measurement device
US7322744B2 (en) 2003-03-27 2008-01-29 Ashcroft, Inc. Temperature measurement device
JP2013167519A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Tdk Corp 非接触温度センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2524384B2 (ja) 1996-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1230754A (en) Thermal diffusion fluid flow sensor
US6084174A (en) Method for detecting temperature gradients in biological tissue using a thermocouple array
US3848466A (en) Magnetic temperature sensor
JPH02234032A (ja) 流体の状態を知るための計測用センサー及びそのセンサーを用いる測定方法
US4532799A (en) Liquid level sensor
US3500686A (en) Heated element fluid flow sensor
JPH0225721A (ja) 極低温用温度計
JPH0735992B2 (ja) 高温・低温引張り試験機
US3205709A (en) Thermoelectric transducer
JP2006208257A (ja) 熱伝達特性測定方法および装置
CN110108751B (zh) 一种可测量热导率和热扩散率的触觉传感器及测量方法
US3659194A (en) Magnetic sensor having a heat treated housing for collimating the sensor{40 s flux
US3592058A (en) Omnidirectional fluid velocity measuring device
US20040118201A1 (en) System and method of measuring convection induced impedance gradients to determine liquid flow rates
SU783664A1 (ru) Устройство дл определени коэффициента теплопроводности
JPS62215194A (ja) 断熱板及びその検査方法
US2477526A (en) Thermometric instrument for measuring impregnite in cloth
JPH0521008Y2 (ja)
JPS6118451Y2 (ja)
Robertson et al. An accurate surface temperature measuring system
JP2794347B2 (ja) ガス濃度検出方法及び検知素子並びに検出装置
JPH03501891A (ja) 酸素感知方法および装置
JPS5927223A (ja) 液面検出センサ
JPH0394150A (ja) 流体の熱伝導率及び比熱測定装置の較正方法
KR100462386B1 (ko) 자기장 변화에 따른 비자성체의 열팽창계수 측정장치