JPH02257024A - 光スペクトラムアナライザ - Google Patents

光スペクトラムアナライザ

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JPH02257024A
JPH02257024A JP7997089A JP7997089A JPH02257024A JP H02257024 A JPH02257024 A JP H02257024A JP 7997089 A JP7997089 A JP 7997089A JP 7997089 A JP7997089 A JP 7997089A JP H02257024 A JPH02257024 A JP H02257024A
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JP
Japan
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light
spectrometer
fabry
diffraction grating
perot
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Application number
JP7997089A
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English (en)
Inventor
Yoji Sonobe
園部 洋治
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は回折格子型分光器とファブリペロ−型分光器を
光路に直列に介挿した光スペクトラムアナライサに関す
る。
[従来の技術] 光スペクトラムアナライザのなかには、分光特性を向上
させるために回折格子を用いた回折格子型分光器とファ
ブリペロ−共振器を用いたファブリベロー型分光器との
2台の分光器を組込んだものがある。このような光スペ
クトラムアナライザは例えば第7図に示すように構成さ
れている。すなイっち、外部から人力された被測定光a
は回折格子型分光器1の壁面に形成された入射スリ7i
・2を介してコリメータ鏡3で平行光線に直されて回折
格子4に入力される。回折格子4にて分光された被41
す走光は凹面鏡からなるカメラ鏡5で集光され、出射ス
リット6を介して回折格子型分光器1外へ出力され、フ
ァブリペロ−型分光器7へ入射される。このファブリベ
ロー型分光器7でさらに分光された被測定光はフォトダ
イオードからなる受光器8へ入射される。
ファブリペロ−型分光器7は周知のように第8図の構成
を有する。すなわち、反射率の高い一対の平行板9a、
9bを対向配置してなるファブリペロ−共振器における
一方の平行板9bの裏面の複数箇所に圧電索子10a、
10bの一方面を取(,1け、各圧電素子10a、10
bの他方面を図示しないフレームに固定したものである
。他方の平行板9aはやはりフレームに固定されている
。そして、各圧電素子10a、10bに外部から電圧信
号Cを印加すると、電圧値に対応して平行板9a、9b
間の距離りが変化する。そして、平行板9aの裏面から
この平行板9aに垂直に波長λが変化する光すが入射さ
れる。その光すの波長λの1/2か前記距離りの整数倍
になると、その光すは平行板9bを透過して出力される
。したかって、その距離りを圧電索子10a、10bに
印加する電圧信号Cにて変化させれば、ファブリベロー
型分光器7から出力される光の波長λを非常に高い精度
で制御することか可能となる。
一方、回折格子型分光器]内の回折格子4は図示しない
モータで刻線4aに平行する輔4b回りに回動される。
そして、出射スリット6」二の中心波長、すなわち測定
波長λと前記ファブリペロ型分光器7における測定波長
λとか連動するように各分光器1,7の分光動作が制御
される。
このような構成の光スペクトラムアナライザにおいて、
外部から人力された被測定光aは回折格子型分光器1内
へ入射スリット2を介して入射され、回折格子4で分光
されて出射スリット6から出力される。この回折格子型
分光器1で分光された光はファブリペロ−型分光器7へ
入射され、このファブリペロ−型分光器7にてさらに高
い分解能で分光される。
一般に分光器の分光性能は単一波長λ0の両側の波長域
に存在する光レベルの減衰度で示すことができるので、
前段の分光器にて分光された光をさらに、後段の分光器
で分光することによって、前記中心波長λ0の両側の波
長域に存在する光レベルをさらに減衰させることが可能
である。したかって、2個の分光器1.7をその測定波
長λを同期させて駆動することによって、被7Il11
定光aに対する波長分解性能を大幅に向上できる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、第7図に示す光スペクトラムアナライザ
においてもまだ次のような課題があった。
すなわち、回折格子型分光器]においては、第9図(a
)(b)に示すように、入射光の回折効率が刻線4a方
向の回折効率P(λ)と刻線4aと直交する方向の回折
効率(S)とて波長特性が異なる。したがって、同一波
長成分を含む被測定光aを分光したとしても、被測定光
aの振動方向が異なれば、回折格子4上における刻線4
aに平行な偏波成分(P成分)と刻線4aに垂直(直交
)な偏波成分(S成分)との成分比が変化するので、1
!Iられた分光特性上の各波長λにおける光強度(スペ
クトラムレベル)が常に正しい値になるとは限らない。
また、ファブリペロ−型分光器7においても、所望の波
長分解能および所望の光強度(スペクトラムレベル)測
定精度を得るためには、第8図に示すファブリペロ−共
振器を構成する一対の平行板9a、9bは、光学的に非
常に高い位置決精度が必要とされる。すなわち、入射光
すが平行板9aに対して多少傾斜して入射した場合や、
平行板9a、9bの平行度が低下した場合においては、
たとえ入射光aかきれいなピーク波形を示したとしても
、このファブリペロ−型分光器7にて分光された光の波
形は大きく乱れる。その結果、その波形のピーク値も大
きく変動する。よって、このファブリベロー型分光器7
においては、各波長λにおIJる光強度(スペクトラム
レベル)の測定精度が大幅に低下する問題かあった。
また、たとえ据付は時に平行板9a  9b等の各光的
構成部祠を精度良く位置決めしたとしても、長期間に亘
って使用すると、取付は位置が狂ってぎて初期の精度か
低下する問題があった。
このように、各分光器1,7においては、計測された各
波長λにおける光強度が正確に測定できないので、光ス
ペクトラムアナライザ全体としての測定精度か低下する
問題かあった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
ファブリベロー型分光器に対しては入力光の光強度を検
出する校正用受光素子を設け、回折格子型分光器に対し
ては出力光を分離する偏光素子を設けることによって、
各分光器から出力される各波長における光強度の測定精
度を大幅に向上でき、常に高い測定精度を維持できる光
スペクトラムアナライザを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解消するために本発明は、回折格子を用いた
回折格子型分光器とファブリペロ−共振器を用いたファ
ブリペロ−型分光器を被測定光の光路に直列に介挿し、
前段の分光器へ被測定光を入射し、後段の分光器にて分
光された各波長の光強度を受光器で検出する光スペクト
ラムアナライザにおいて、 単一スペクトルを有する基準光を出力する基準光源と、
ファブリペロ−型分光器へ入射される基準光の光強度を
検出する校正用受光器と、この校正用受光器にて検出さ
れた光強度に一致するようにファブリベロー型分光器か
ら出力される光の光強度を補正するファブリペロ−型分
光器補正手段と、回折格子型分光器から出力される光を
前記回折格子の刻線方向とこの刻線に直交する方向との
2方向の偏光成分に分離する偏光素子と、この偏光素子
にて分離された各偏光成分の光強度を検出する一対の受
光器と、回折格子の刻線方向および直交方向の各波長に
おける回折効率を記録する特性メモリと、この特性メモ
リの各回折効率および一対の受光器にて検出された各光
強度を用いて回折格子型分光器から出力される光の光強
度を補正する回折格子型分光器補正手段とを備えたもの
である。
[作 用] このように構成された光スペクトラムアナライザにおい
て、単一スベクトルを有する基準光の光強度を校正用受
光器で検出するとともにファブリペロ−分光器で分光す
る。基準光は単一スペクトルしか有さないので、校正用
受光器で検出された光強度と理想的なファブリペロ−型
分光器にて分光された前記単一スペクトルにおける光強
度と一致するはずである。したがって、校正用受光器に
て検出された光強度でファブリペロ−型分光器にて分光
された光強度を補正できる。
また、回折格子型分光器にて分光された光は偏光素子に
て一旦、回折格子の刻線方向と直交方向との各偏光成分
に分離され、それぞれ予め記憶された各方向の回折効率
で回折時の損失による光強度低下分が補正される。そし
て、各方向の補正後の光強度を元に加算することによっ
て、回折格子型分光器における被測定光の振動方向変動
による光強度変動が補正される。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は実施例の光スペクトラムアナライザを示すブロ
ック図である。第7図乃至第9図と同一部分には同一符
号がイzjシである。
外部から入力した被測定光aは光切換器1]を介して回
折格子型分光器]へ入射される。また図中12はDFB
 (分布帰還形)レーザ発振器等からなる基準波長λ。
を有する基準光dを出力する基準光源12であり、この
基準光源12から出力される基準光dはもう一つの光切
換器13を介して前記光切換器11へ入射される。光切
換器11は次の回折格子型分光器1へ入射する光を前記
被測定光aか基準光dかに切換える。
前段の回折格子型分光器1は前記第7図に示した構造を
有しており、光切換器11を介して入射したI A11
l定光a又は基準光dを各波長λにおける光強度(スペ
クI・ラム)に分光する。回折格子型分光器]にて分光
された光eは次のファブリペロ型分光器7へ入射される
。後段に位置するファブリペロ−型分光器7は前述した
第8図に示した構造を有しており、前段の回折格子型分
光器1で分光された光eをさらに分光する。ファブリペ
ロ型分光器7にて分光された光fは偏光素子14へ入力
される。
偏光素子14は入射した光fを回折格子型分光器1内の
回折格子4の刻線4aと平行する刻線方向の偏光成分g
と刻線4aに直交する直交方向の偏光成分りとに分離す
る。分離された各偏光成分g、hは例えばフォトダイオ
ード等で形成された第1.第2の受光器15a、15b
で各光強度信号に変換されたのち、各A/D変換器]6
a。
16bでデジタルの各光強度1p、Isへ直され、例え
ばマイクロコンピュータで構成されたデータ処理部17
へ入力される。
このデータ処理部17は前記ファブリペロ−型分光器7
へD/A変換器]8を介して411j定波長λを制御す
る電圧信号Cを送出するとともに回折路1 ] 子型分光器1の回折格子4を回動させるモータをモータ
駆動回路19を介して制御する。
一方、基準光源12から出力された基準光dは光切換器
13を介して同じくフ第1・ダイオードで形成された校
正用受光器20へ入射されて光強度信号に直されたのち
A/D変換器21てデジタルの光強度Aoへ変換される
。そして、この基準光dの光強度A。は前記データ処理
部]7へ入力される。
データ処理部]7内には回折格子4の刻線方向および直
交方向の各波長λにおける各回折効率P(λ)、S(λ
)を記憶する特性メモリ17aが設けられている。また
、データ処理部]7には測定結果を表示する例えばCR
T表示装置等からなる表示器22が接続されており、表
示器22はデータ処理部17から入力された補正済の各
波長λにおける各光強度I (λ)を波長λを横軸にし
て表示する。
なお、前記各光切換器]、1.13はデータ処理部]7
における操作者の切換操作によって切換制御 2 御される。
次に、第1図のように構成された光スペクトラムアナラ
イザの動作手順を説明する。
まず、県南光源12を駆動して基準波長λ。のみを有し
た基準光dを出力させ、光切換器13を校正用受光器2
0側へ切換える。すると、基準波長λ。のみを有する県
南光dか校正用受光器20へ入射され、A/D変換器2
1から光強度Aoがデータ処理部]7へ入力される。デ
ータ処理部17はその基準光dに対応する光強度Aoを
記憶する。
次に、光切換器]3を光切換器]1側へ切換え、かつ光
切換器11を回折格子型分光器1側へ切換える。すると
、基準光源12から出力された基準波長λ。のみを有す
る基準光dは各光切換器13]1を介して回折格子型分
光器1へ入射される。
回折格子型分光器1は入力した基準光dを各波長λに分
光する。回折格子型分光器1にて分光された光eはさら
にファブリペロ−型分光器7で同様に分光される。そし
て、ファブリペロ−型分光器]3 7にて分光された光fは偏光素子]4で各方向の偏光成
分g、hに分離される。分離された各偏光成分g、hの
各光強度Ip、Isは各A/D変換器1.6a、1.6
bを介してデータ処理部]7へ入力される。
しかして、データ処理部17は基準波長λ。のみを有す
る基準光dの各分光器1,7を通さない理想的な光強度
A。と各偏光成分g、hの補正前の各光強度1p、Is
か記憶される。そして、各光強度Ip、Isに特性メモ
リ17aから読出した前記基準波長λ0に対応する各回
折効率P(λ。)、S(λ。)の逆数を乗算して、ファ
ブリペロ−型分光器7における損失が全くないと仮定し
た場合の、回折格子型分光器1の入射前の各方向の光強
度Ipo、Isoを求める。そして、各方向の光強度1
po、Isoを加算して基準光dの振動方向に左右され
ない絶対光強度1oを算出する。
したがって、この計算過程で回折格子型分光器1の回折
格子4の刻線方向および直交方向の損失が補正されたこ
とになる(回折格子型分光器補正]4 手段]7c)。
次に、」1記の手順で算出された絶対光強度I。
はファブリペロ−型分光器7における損失が全くないと
仮定して算出したが、この絶対光強度1゜と先に求めた
各分光器1,7を通さない基準光dの光強度A、との間
に差が存在すれば、その差がファブリベロー型分光器7
に起因する損失であるので、補正係数α−A。/Ioを
算出する。
以上の準備処理か終了すると、光切換器11を被測定光
a側に切換える。すると、被測定光aが各分光器1.7
で分光され、分光された光fが偏光素子]4で各偏光成
分g、hに分離され、データ処理部]7に各波長λにお
ける各光強度1p。
rsとして入力される。データ処理部17は特性メモリ
17Hの各波長λにおける各回折効率P(λ)、S(λ
)を用いて回折格子型分光器1の補1−を行ない、各波
長λにおける絶対光強度Ioaを算出する。そして、こ
の算出された絶対光強度1oaに先のファブリペロ−型
分光器7に関する補正係数αを乗算して被測定光aの各
波長λにおける補正された正確な光強度I (λ)が得
られる。
したがって、たとえ被測定光aの振動方向が変化したと
してもその振動方向に左右されない正確な光強度を′A
Il]定することが可能となる。
また、ファブリペロ−型分光器7を構成するファブリベ
ロー共振器における各平行板9a、9bの平行度等の取
(=jけ位置精度がある一定の水準以上に維持されてい
れば、前記取付は位置精度を厳密に調整していなかった
としても、被測定光aの各波長λにおける光強度(スペ
トラムレベル)を正確に測定することが可能となる。
このように各分光器1,7におけるレベル変動およびレ
ベル低下を確実に補正することか可能となるので光スペ
クトラムアナライザの各波長λにおける光強度(スペク
トラムレベル)測定の測定精度を大幅に向上できる。
また、」二記基弗光dを利用した調整作業は簡単に実施
できるので、一定周期毎又は測定開始毎に実施すれば、
光スペクトラムアナライザにおける経時変化や温度変化
に起因する/l111定精度低下に対しても十分対処す
ることが可能となる。よって、常に最良の測定粘度を維
持できる。
第2図は本発明の他の実施例に係わる光スペクトラムア
ナライザの概略構成を示すブロック図である。第1図と
同一部分には同一符号が付しである。したがって、重複
する部分の説明を省略する。
この実施例においては、第1図の実施例に対してファブ
リペロ−型分光器7を回折格子型分光器1の前段に移動
している。すなわち、被測定光aか例えばレーザ光線等
のように予めその被測定光aの波長領域が狭い範囲に限
定される場合は、ファブリペロ−型分光器7を通常の広
い波長範囲の被11Tl]定光aを分光可能な回折格子
型分光器1の前段に配設することも可能である。このよ
うな構成であっても、各分光器1,7の変動やレベル低
下を前述の手法で補正できるので、先の実施例と同様の
効果を得ることが可能である。
また、第3図は本発明のさらに別の実施例に係わる光ス
ペクトラムアナライザを示すブロック図である。第2図
と同一部分には同一符号が付してある。
この実施例においては、ファブリベロー型分光器7から
出力された光を光ファイバ23でもって回折格子型分光
器1へ導いている。その他は第2図と同一構成である。
したがって、前述とほぼ同様の効果を得ることが可能で
ある。
また、ファブリベロー型分光器7を回折格子型分光器1
の前段に配設することによって、光ファイバ23を使用
することが可能となるので、ファブリペロ−型分光器7
と回折格子型分光器1とを別々の筐体に収納することが
可能となる。よって、通常の回折格子型分光器1を使用
した光スペクトラムアナライザに対してファブリペロ−
型分光器7を簡単に増設できる。
第4図は本発明のさらに別の実施例に係わる光スペクト
ラムアナライザの概略構成を示すブロック図である。
この実施例においては、前段の回折格子型分光器1にて
分光された光eはファブリペロ−型分光器7へ入射され
るとともに、光切換器24を介して校正用受光器20へ
入射される。また、ファブリベロー型分光器7から出力
される光fは偏光子14へ入射されるとともに、光切換
器24aを介して校正用受光器20aへ入射される。
このような構成において、被測定光aに対する実際の測
定を開始する前に、光切換器11を基準光d側に切換え
、光切換器24を校正用受光器20側に切換えると、回
折格子型分光器]、で分光され基準光dに対応する光e
の光強度IOは校正用受光器20で検出されてデータ処
理部17へ人力される。次に、光切換器24をファブリ
ペロ型分光器7側に切換え、光切換器24aを校正用受
光器2Oa側に切換えると、ファブリペロ−型分光器7
で分光された基準光dに対応する光fの光強度Irは校
正用受光器20aで検出されてブタ処理部]7へ入力さ
れる。そして、データ処理部]7はファブリペロ−型分
光器7単独の補正係数α(−Ie/II’)を求める。
しかして、各光切換器11,24,24aを元に戻して
、被測定光aに対する実際の測定を開始し、算出された
回折格子型分光器1−に入射する前の絶対光強度Io 
 (λ)に先の補正係数αfを乗算することによって、
被測定光aの正しい光強度I (λ)が得られる。よっ
て、第1図の実施例とほぼ同様の効果を得ることが可能
となる。
さらに、この実施例においては、ファブリペロ型分光器
7による光損失を単独で検出することか可能となる。
第5図は本発明のさらに別の実施例に係わる光スペクト
ラムアナライザの概略構成を示すブロック図である。
この実施例においては、前段の回折格子型分光器]にて
分光された光eはファブリペロ−型分光器7へ入射され
るとともに、それぞれ光切換え器25.26を介して選
択的に偏光素子14および校正用受光器20へ入射され
る。ファブリペロ型分光器7にて分光された光iは測定
用受光器27で光強度信号に変換され、次のA/D変換
器28でデジタルの光強度1gに変換されたのち、デー
タ処理部17へ入力される。
このような構成において、実際の被測定光aの411定
を開始するまえに、光切換器11を基準光d側に切換え
、光切換器25.26を校正用受光器20側に切換える
と、基準光dの分光された光強度は校正用受光器20で
検出され、データ処理部]7にファブリペロ−型分光器
7の入射まえの光強度Ieとして入力される。
次に光切換器26をファブリペロ−型分光器7側に切換
えると、基準光dの分光された光強度Igかデータ処理
部17へ入力される。しかしてファブリペロ−型分光器
7単独の補正係数αf−I e / I gが求まる。
次に光切換器11を被測定光a側に切換え、光切換器2
5を偏光素子14側に切換えると、各偏光成分g、hの
補正前の各光強度Ip、Isが得られる。そして、この
光強度1p、Isで回折格子型分光器1前の被測定光a
の絶対光強度1oを求める。さらに、光切換器25およ
び光切換器26をファブリペロ−型分光器7側へ切換え
る。
すると、被測定光aの各波長λにおける補正前の光強度
Iが得られる。しかして、この光強度■を前記補正係数
αfで補正し、かつ前記絶対光強度Ioで補正すると、
正しい光強度I (λ)が1′7られる。したがって、
先の実施例とほぼ同様の効果が得られる。
第6図は本発明のさらに別の実施例を示すものであり、
この実施例においては、第4図の実施例から光切換器2
4a1校正用受光器20a、A/D変換器21aを除去
したものである。このような構成であっても、被測定光
aの偏光特性が変化しないとすると、ファブリベロー型
分光器7の光損失を部品的に検出できるので先の実施例
とほぼ同様の効果を期待できる。
「発明の効果コ 以」二説明したように本発明の光スペクトラムアナライ
ザによれば、ファブリベロー型分光器に対しては入力光
の光強度を検出する校正用受光素子を設けることによっ
て、分光器内の光学的部材の取付は精度不足に起因する
光損失を補正している。
また、回折格子型分光器に対しては出力光を分離する偏
光素子を設けることによって、被測定光の振動方向変動
に起因する光強度変動を補正している。したかって、各
分光器から出力される各波長における光強度の測定精度
を大幅に向」二でき、スペクトラムアナライザとして常
に高い測定精度を維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる光スペクトラムアナ
ライザを示すブロック図、第2図乃至第6図はそれぞれ
本発明の他の実施例に係わる光スペクトラムアナライザ
を示すブロック図、第7図は従来の光スペクトラムアナ
ライザの各分光器を示す模式図、第8図は一般的なファ
ブリペロ−型分光器の動作原理を示す図、第9図は一般
的な回折格子および回折効率を示す図である。 1・・・回折格子型分光器、4・・・回折格子、7・・
・ファブリベロー型分光器、11.1B、24,25゜
24a、25.26・・光切換器、12・・・基準光源
、]4・・・偏光素子、15a・・・第1の受光器、]
、 5 b・・・第2の受光器、17・・・データ処理
部、7 a ・ 特性メモリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回折格子を用いた回折格子型分光器(1)とファブリペ
    ロー共振器を用いたファブリペロー型分光器(7)を被
    測定光の光路に直列に介挿し、前段の分光器へ被測定光
    を入射し、後段の分光器にて分光された各波長の光強度
    を受光器(15a、15b)で検出する光スペクトラム
    アナライザにおいて、単一スペクトルを有する基準光を
    出力する基準光源(12)と、前記ファブリペロー型分
    光器へ入射される前記基準光の光強度を検出する校正用
    受光器(20)と、この校正用受光器にて検出された光
    強度に一致するように前記ファブリペロー型分光器から
    出力される光の光強度を補正するファブリペロー型分光
    器補正手段(17b)と、前記回折格子型分光器から出
    力される光を前記回折格子の刻線方向とこの刻線に直交
    する方向との2方向の偏光成分に分離する偏光素子(1
    4)と、この偏光素子にて分離された各偏光成分の光強
    度を検出する一対の受光器(15a、15b)と、前記
    回折格子の刻線方向および直交方向の各波長における回
    折効率を記録する特性メモリ(17a)と、この特性メ
    モリの各回折効率および前記一対の受光器にて検出され
    た各光強度を用いて前記回折格子型分光器から出力され
    る光の光強度を補正する回折格子型分光器補正手段(1
    7c)とを備えた光スペクトラムアナライザ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102607702A (zh) * 2012-03-21 2012-07-25 昆山煜肸传感器科技有限公司 宽带参考光源光频域游标法光谱仪

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