JPH02257000A - Ｂｏｇ流量変動を考慮した熱量調整における圧力制御方法 - Google Patents
Ｂｏｇ流量変動を考慮した熱量調整における圧力制御方法Info
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- JPH02257000A JPH02257000A JP8979599A JP7959989A JPH02257000A JP H02257000 A JPH02257000 A JP H02257000A JP 8979599 A JP8979599 A JP 8979599A JP 7959989 A JP7959989 A JP 7959989A JP H02257000 A JPH02257000 A JP H02257000A
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Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野コ
この発明は、液化天然ガスの貯蔵設備からの天然ガスを
一定の熱量に調整した状態で都市ガスとして供給する場
合の熱量調整における圧力制御方法に関し、ＬＮＧ貯槽
等からのＢＯＧ ＜蒸発ガス）の混合圧力か急激に変化
しても通常の熱量調整の制御範囲内で調整制御できるよ
うにしたものである。
一定の熱量に調整した状態で都市ガスとして供給する場
合の熱量調整における圧力制御方法に関し、ＬＮＧ貯槽
等からのＢＯＧ ＜蒸発ガス）の混合圧力か急激に変化
しても通常の熱量調整の制御範囲内で調整制御できるよ
うにしたものである。
［従来の技術］
液化天然ガス（Ｌ ’Ｎ Ｇ ）を都市カスとして供給
する場合には、一定の熱量に調整して供給するようにし
なければならない。
する場合には、一定の熱量に調整して供給するようにし
なければならない。
このため従来から行われている熱量の調整方法は、ＬＮ
Ｇ気化ガスに対して液化石油ガス（ＬＰＧ）、例えばブ
タンやプロパンなどを熱量調整ガスとして混合すること
が行われている。
Ｇ気化ガスに対して液化石油ガス（ＬＰＧ）、例えばブ
タンやプロパンなどを熱量調整ガスとして混合すること
が行われている。
そこで、従来は液体状態でＬＮＧの貯蔵設備に貯蔵され
ているＬＮＧを海水などを熱源として気化させてＬＮＧ
気化ガスを作り、このＬＮＧ気化ガスに対して熱量が一
定の液化石油ガス（ＬＰＧ）例えば、ブタンやプロパン
などを熱量調整ガスとして混合することが行われている
。
ているＬＮＧを海水などを熱源として気化させてＬＮＧ
気化ガスを作り、このＬＮＧ気化ガスに対して熱量が一
定の液化石油ガス（ＬＰＧ）例えば、ブタンやプロパン
などを熱量調整ガスとして混合することが行われている
。
このための熱量調整装置は、第３図にその概略構成示す
ように、ＬＮＧ気化器１で気化されたＬＮＧ気化ガスの
流量を流量検出器２で検出して比率制御コントローラ３
に送り、この比率制御コントローラ３の制御信号をＬＰ
Ｇ気化器４からの熱量調整ガスの流量を検出する流量検
出器５の検出信号とともに流量調節用の流量調節弁６の
コントローラ７に出力して熱量を調整するようにし、熱
量が調整されたこれらのＬＮＧ気化ガスと熱量調整ガス
をミキサ８で混合するようにし、さらに、この混合され
た後の都市ガスの熱量を熱量計９で測定し、この検出値
に基づき熱量の補正信号を比率制御コントローラ３にフ
ィードバックするようになっている。
ように、ＬＮＧ気化器１で気化されたＬＮＧ気化ガスの
流量を流量検出器２で検出して比率制御コントローラ３
に送り、この比率制御コントローラ３の制御信号をＬＰ
Ｇ気化器４からの熱量調整ガスの流量を検出する流量検
出器５の検出信号とともに流量調節用の流量調節弁６の
コントローラ７に出力して熱量を調整するようにし、熱
量が調整されたこれらのＬＮＧ気化ガスと熱量調整ガス
をミキサ８で混合するようにし、さらに、この混合され
た後の都市ガスの熱量を熱量計９で測定し、この検出値
に基づき熱量の補正信号を比率制御コントローラ３にフ
ィードバックするようになっている。
一方、ＬＮＧの貯蔵設備にあっては、外部からの侵入熱
により液化天然ガスの蒸発が起こり、ＢＯＧ（蒸発ガス
）が発生し、これを何等かの形で処理しないと貯蔵設備
の圧力上昇を招くため、再液化装置を設けて液化して貯
Ｒ設備に戻したり、第３図中に示すように、ＢＯＧ圧縮
ａ１０で加圧した後、火力発電所等が隣接している場合
には、燃料として供給するようにして処理するようにし
ている。
により液化天然ガスの蒸発が起こり、ＢＯＧ（蒸発ガス
）が発生し、これを何等かの形で処理しないと貯蔵設備
の圧力上昇を招くため、再液化装置を設けて液化して貯
Ｒ設備に戻したり、第３図中に示すように、ＢＯＧ圧縮
ａ１０で加圧した後、火力発電所等が隣接している場合
には、燃料として供給するようにして処理するようにし
ている。
［発明が解決しようとする課題］
ところが、このようなりＯＧ （蒸発ガス〉の大量消費
設備が隣接していないＬＮＧ基地では、ＢＯＧ（蒸発ガ
ス）を大気中に放出するのでは、危険であったり、エネ
ルギ資源の無駄となることがら、このＢＯＧ （蒸発ガ
ス）も都市ガスの原料として使用するようにし、このＢ
ＯＧ （蒸発ガス）をＬＮＧ気化ガスと混合した後、熱
量調整ガスを混合して熱量を調整することが考えられる
。
設備が隣接していないＬＮＧ基地では、ＢＯＧ（蒸発ガ
ス）を大気中に放出するのでは、危険であったり、エネ
ルギ資源の無駄となることがら、このＢＯＧ （蒸発ガ
ス）も都市ガスの原料として使用するようにし、このＢ
ＯＧ （蒸発ガス）をＬＮＧ気化ガスと混合した後、熱
量調整ガスを混合して熱量を調整することが考えられる
。
しかしながら、このＢＯＧ （蒸発ガス）の発生量は非
常に変動幅が大きく、ＬＮＧの受入時などには大量に発
生し、冬期間などには発生量が減少してしまうが、ＢＯ
Ｇの混入量を所定量にするよう制御しようとすると、Ｌ
ＮＧ貯蔵設備の圧力上昇を招く場合もあり、ＬＮＧ貯蔵
設備の圧力に基づいてＢＯＧ圧ｍ機の容量を制御するよ
うにしなければならない。
常に変動幅が大きく、ＬＮＧの受入時などには大量に発
生し、冬期間などには発生量が減少してしまうが、ＢＯ
Ｇの混入量を所定量にするよう制御しようとすると、Ｌ
ＮＧ貯蔵設備の圧力上昇を招く場合もあり、ＬＮＧ貯蔵
設備の圧力に基づいてＢＯＧ圧ｍ機の容量を制御するよ
うにしなければならない。
このＢＯＧ圧縮機の容量調整によるＢＯＧ （蒸発ガス
）量の変動は熱量を調整する制御系にとっては外乱とな
ってしまう。
）量の変動は熱量を調整する制御系にとっては外乱とな
ってしまう。
このため、ＢＯＧ （蒸発ガス）をＬＮＧ気化ガスと混
合した後、熱量調整ガスを混合して熱量を調整しようと
すると、変動幅の大きい外乱に対応できるように比率制
御コントローラによる制御範囲を大きくしなければなら
ず、設備が大規模になったり、制御性が悪くなるなどの
問題がある。
合した後、熱量調整ガスを混合して熱量を調整しようと
すると、変動幅の大きい外乱に対応できるように比率制
御コントローラによる制御範囲を大きくしなければなら
ず、設備が大規模になったり、制御性が悪くなるなどの
問題がある。
この発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされた
もので、ＢＯＧ （蒸発ガス）を都市ガスの原料として
用いる場合に発生量が大きく変動し、圧力が大きく変動
しても制御範囲を大きくすることなく簡単かつ効率的に
熱量を調整制御できるＢＯＧ流量変動を考慮した熱量調
整における圧力制御方法を提供しようとするものである
。
もので、ＢＯＧ （蒸発ガス）を都市ガスの原料として
用いる場合に発生量が大きく変動し、圧力が大きく変動
しても制御範囲を大きくすることなく簡単かつ効率的に
熱量を調整制御できるＢＯＧ流量変動を考慮した熱量調
整における圧力制御方法を提供しようとするものである
。
［課題を解決ヂるための手段］
上記課題を解決するなめこの発明のＢＯＧ流量変動を考
慮した熱量調整制御方法は、液化天然ガスを気化させた
ＬＮＧ気化ガスと貯蔵タンクからのＢＯＧ （蒸発ガス
）とに液化石油ガスを蒸発させた熱量調整ガスを混合し
て熱量を調整するに際し、ＬＮＧ気化ガスに混入される
ＢＯＧ （蒸発ガス）を圧縮するＢＯＧ圧縮機の吐出側
の配管系に流量調節弁を設け、この流量調節弁により前
記配管系でＢＯＧを蓄圧するようにするとともに、ＢＯ
Ｇ圧縮機による負荷が定常範囲の場合のＢＯＧ圧力の制
御用の圧力コントローラと負荷変動時用の圧力コントロ
ーラとを切り替えるようにし、ＢＯＧ圧縮機の負荷増大
時には、流量増加割合を所定値に保ちながらＬＮＧ気化
ガスへの混入圧力の急激な増大を防止しつつ次第に圧力
減少を図るように前記流量調節弁を制御する一方、ＢＯ
Ｇ圧縮機の負荷減少時には、流量減少割合を所定値に保
ちながら次第にＬＮＧ気化ガスへのＢＯＧ （蒸発ガス
）の混入圧力の上昇を図るように前記流量調節弁を制御
することを特徴とするものである。
慮した熱量調整制御方法は、液化天然ガスを気化させた
ＬＮＧ気化ガスと貯蔵タンクからのＢＯＧ （蒸発ガス
）とに液化石油ガスを蒸発させた熱量調整ガスを混合し
て熱量を調整するに際し、ＬＮＧ気化ガスに混入される
ＢＯＧ （蒸発ガス）を圧縮するＢＯＧ圧縮機の吐出側
の配管系に流量調節弁を設け、この流量調節弁により前
記配管系でＢＯＧを蓄圧するようにするとともに、ＢＯ
Ｇ圧縮機による負荷が定常範囲の場合のＢＯＧ圧力の制
御用の圧力コントローラと負荷変動時用の圧力コントロ
ーラとを切り替えるようにし、ＢＯＧ圧縮機の負荷増大
時には、流量増加割合を所定値に保ちながらＬＮＧ気化
ガスへの混入圧力の急激な増大を防止しつつ次第に圧力
減少を図るように前記流量調節弁を制御する一方、ＢＯ
Ｇ圧縮機の負荷減少時には、流量減少割合を所定値に保
ちながら次第にＬＮＧ気化ガスへのＢＯＧ （蒸発ガス
）の混入圧力の上昇を図るように前記流量調節弁を制御
することを特徴とするものである。
［作用］
このＢＯＧ流量変動を考慮した熱量調整における圧力制
御方法によれば、発生量の変動にともなって圧力変動の
大きいＢＯＧ （蒸発ガス）をＢＯＧ圧縮機の吐出側の
配管系を利用して蓄圧するようにし、圧力変動の大きい
場合と通常の場合とでギャップ付きＰＩＤコントローラ
とＰＩＤコントローラ等の別々の圧力コントローラで制
御するように切り替えるようにしており、ＢＯＧ圧縮機
の負荷の変動にかかわらず圧力の変動割合を出力変化率
リミッタなどで所定値に保つようにし、ＢＯＧ（蒸発ガ
ス）のＬＮＧ気化ガスへの混入圧力の変動幅を小さくす
るようにしており、小さな制御範囲で制御性良く熱量調
整に必要なりＯＧ正圧力制御を行うようにしている。
御方法によれば、発生量の変動にともなって圧力変動の
大きいＢＯＧ （蒸発ガス）をＢＯＧ圧縮機の吐出側の
配管系を利用して蓄圧するようにし、圧力変動の大きい
場合と通常の場合とでギャップ付きＰＩＤコントローラ
とＰＩＤコントローラ等の別々の圧力コントローラで制
御するように切り替えるようにしており、ＢＯＧ圧縮機
の負荷の変動にかかわらず圧力の変動割合を出力変化率
リミッタなどで所定値に保つようにし、ＢＯＧ（蒸発ガ
ス）のＬＮＧ気化ガスへの混入圧力の変動幅を小さくす
るようにしており、小さな制御範囲で制御性良く熱量調
整に必要なりＯＧ正圧力制御を行うようにしている。
［実施例］
以下、この発明の一実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
る。
第１図はこの発明のＢＯＧ流量変動を考慮した熱ｉ調整
における圧力制御方法にかかる一実施例の概略構成図で
ある。
における圧力制御方法にかかる一実施例の概略構成図で
ある。
このＢＯＧ流量変動を考慮した熱量調整における圧力制
御方法２０では、ＢＯＧ （蒸発ガス）（ＢＯＧ＞の流
量変動を制御するＢＯＧ流量制御系３０と、ＬＮＧ気化
ガスとこのＢＯＧ （蒸発ガス）とを混合した後、熱量
を調整して都市ガスとする熱量制御系５０とで構成され
ている。
御方法２０では、ＢＯＧ （蒸発ガス）（ＢＯＧ＞の流
量変動を制御するＢＯＧ流量制御系３０と、ＬＮＧ気化
ガスとこのＢＯＧ （蒸発ガス）とを混合した後、熱量
を調整して都市ガスとする熱量制御系５０とで構成され
ている。
この熱ｉ調整における圧力制御方法２０のＢＯＧ流量制
御系３０は、第１図にその概略構成示すように、ＬＮＧ
タンク３１などからのＢＯＧ （蒸発ガス）がＢＯＧ圧
ｍ機３２によって加圧されＢＯＧ配管３３によってＬＮ
Ｇ気化器３４で気化されたＬＮＧ気化ガス用のＬＮＧ配
管３５の途中に混合されるようになっている。このＢＯ
Ｇ配管３３の途中には、ＢＯＧ圧力検出器３６、ＢＯＧ
流量検出器３７及びＢＯＧ流量調節弁３８が介装しであ
る。
御系３０は、第１図にその概略構成示すように、ＬＮＧ
タンク３１などからのＢＯＧ （蒸発ガス）がＢＯＧ圧
ｍ機３２によって加圧されＢＯＧ配管３３によってＬＮ
Ｇ気化器３４で気化されたＬＮＧ気化ガス用のＬＮＧ配
管３５の途中に混合されるようになっている。このＢＯ
Ｇ配管３３の途中には、ＢＯＧ圧力検出器３６、ＢＯＧ
流量検出器３７及びＢＯＧ流量調節弁３８が介装しであ
る。
そして、ＢＯＧ圧力検出器３６の検出信号が２つの圧力
コントローラ３９．４０にそれぞれ入力されるようにな
っており、ＢＯＧ流量検出器３７の検出信号がＢＯＧ流
量調節弁３８のコントローラ４１に入力されるようにな
っている。これら２つの圧力コントローラ３９．４０の
うち一方の圧力コントローラ３９は、あるギャップの範
囲内ではコントローラを機能させないギャップ付きＰＩ
Ｄコントローラで構成され、他方の圧力コントローラ４
０は通常の一定圧力に制御するための圧力コントローラ
で構成されており、予め設定した条件に応じて切換えス
イッチ４２で切り換えて使用するようになっている。
コントローラ３９．４０にそれぞれ入力されるようにな
っており、ＢＯＧ流量検出器３７の検出信号がＢＯＧ流
量調節弁３８のコントローラ４１に入力されるようにな
っている。これら２つの圧力コントローラ３９．４０の
うち一方の圧力コントローラ３９は、あるギャップの範
囲内ではコントローラを機能させないギャップ付きＰＩ
Ｄコントローラで構成され、他方の圧力コントローラ４
０は通常の一定圧力に制御するための圧力コントローラ
で構成されており、予め設定した条件に応じて切換えス
イッチ４２で切り換えて使用するようになっている。
このように構成されなりＯＧ流量制御系３０では、例え
ば、圧力コントローラ３つがギャップゲインを発生する
部分３９ａとＰＩＤ演算器３９ｂと出力変化率リミッタ
３９ｃとで構成され、圧力が１１〜１２ｋｇ／ｃｎＧの
範囲では、ギャップゲインを０とするとともに、ＢＯＧ
の流量の１分間の変化率がｉｔ／Ｈ以上とならないよう
になっており、圧力コントローラ４０ではＢＯＧの圧力
を１２ｋｇ／ａａＧに保つようになっている。
ば、圧力コントローラ３つがギャップゲインを発生する
部分３９ａとＰＩＤ演算器３９ｂと出力変化率リミッタ
３９ｃとで構成され、圧力が１１〜１２ｋｇ／ｃｎＧの
範囲では、ギャップゲインを０とするとともに、ＢＯＧ
の流量の１分間の変化率がｉｔ／Ｈ以上とならないよう
になっており、圧力コントローラ４０ではＢＯＧの圧力
を１２ｋｇ／ａａＧに保つようになっている。
■ ＢＯＧ （蒸発ガス）の流量が減少する場合（ＢＯ
Ｇ圧ａｍのロードダウン） この場合には、第２図（ａ）に示すように、ＢＯＧ圧縮
機３２のロードダウン信号を受けて切換えスイッチ４２
が切り換えられ、圧力コントローラ４０側から圧力コン
トローラ３９側に切り換える。
Ｇ圧ａｍのロードダウン） この場合には、第２図（ａ）に示すように、ＢＯＧ圧縮
機３２のロードダウン信号を受けて切換えスイッチ４２
が切り換えられ、圧力コントローラ４０側から圧力コン
トローラ３９側に切り換える。
すると、この圧力コントローラ３９には、ギャップゲイ
ンの発生部３９ａが設けられ、ＢＯＧの圧力が１１〜１
２ ｋｓｒ／ ｃｒＡ Ｇの範囲では、ギャップゲイン
を０とすることで、圧力コントローラ３９の出力は現状
保持となり、ＢＯＧ流量調節弁３８のコントローラ４１
にＢＯＧ流量調節弁３８の開度を現状保持するよう出力
される（図中Ａ部分）。
ンの発生部３９ａが設けられ、ＢＯＧの圧力が１１〜１
２ ｋｓｒ／ ｃｒＡ Ｇの範囲では、ギャップゲイン
を０とすることで、圧力コントローラ３９の出力は現状
保持となり、ＢＯＧ流量調節弁３８のコントローラ４１
にＢＯＧ流量調節弁３８の開度を現状保持するよう出力
される（図中Ａ部分）。
そして、ＢＯＧの圧力がｌ１ｋｇ／ｃｒＭＧ以下になっ
たら、圧力コントローラ３９のＰＩＤ演算部３９ｂから
コントローラ４１を介してＢＯＧ流量調節弁３８に流量
を絞るような信号が出力される。
たら、圧力コントローラ３９のＰＩＤ演算部３９ｂから
コントローラ４１を介してＢＯＧ流量調節弁３８に流量
を絞るような信号が出力される。
この場合に圧力上昇を図るため急激にＢＯＧ流量調節弁
３８を絞ることは、熱量制御系５０の外乱となるため、
圧力コントローラ３つの出力変化率リミッタ３９ｃによ
り流量が１分間にＩｔ／Ｈで減少するようにする（図中
Ｂ部分）。
３８を絞ることは、熱量制御系５０の外乱となるため、
圧力コントローラ３つの出力変化率リミッタ３９ｃによ
り流量が１分間にＩｔ／Ｈで減少するようにする（図中
Ｂ部分）。
こうして一定の割合で流量を絞りながら圧力を高めるよ
うにした結果、ＢＯＧの圧力が１１ｋｇ／ｃｄＧに復帰
した時点で、今度は切換えスイッチ４２を切り換えて再
び圧力コントローラ３つ側から圧力コントローラ４０側
にもどし、ＢＯＧの圧力を１２ ｋｇ ／ ｃｄ Ｇま
で高めな後、以降定常運転に入る（図中Ｃ部分）。
うにした結果、ＢＯＧの圧力が１１ｋｇ／ｃｄＧに復帰
した時点で、今度は切換えスイッチ４２を切り換えて再
び圧力コントローラ３つ側から圧力コントローラ４０側
にもどし、ＢＯＧの圧力を１２ ｋｇ ／ ｃｄ Ｇま
で高めな後、以降定常運転に入る（図中Ｃ部分）。
尚、ＢＯＧ圧縮機３２のロードダウンによる圧力の減少
が小さく、ＢＯＧの圧力が１１ ｋｓｒ／ ｃｔＡ Ｇ
より下がらない場合には、図示しないタイマーにより切
換えスイッチ４２を切り換えるようにし、圧力コントロ
ーラ４０への復帰を行なうようにすれば良い。
が小さく、ＢＯＧの圧力が１１ ｋｓｒ／ ｃｔＡ Ｇ
より下がらない場合には、図示しないタイマーにより切
換えスイッチ４２を切り換えるようにし、圧力コントロ
ーラ４０への復帰を行なうようにすれば良い。
■ ＢＯＧ （蒸発ガス）の流量が増大する場合（ＢＯ
Ｇ圧縮機のロードアップ） この場合には、第２図（ｂ）に示すように、ＢＯＧ圧縮
機３２のロードアップ信号を受けて切換えスイッチ４２
が切り換えられ、圧力コントローラ４０側から圧力コン
トローラ３９側に切り換える。
Ｇ圧縮機のロードアップ） この場合には、第２図（ｂ）に示すように、ＢＯＧ圧縮
機３２のロードアップ信号を受けて切換えスイッチ４２
が切り換えられ、圧力コントローラ４０側から圧力コン
トローラ３９側に切り換える。
すると、この圧力コントローラ３つには、出力変化率リ
ミッタ３９ｃが設けであるため、ＢＯＧ流量調節弁３８
を急激に開くことなく、ＢＯＧ圧力の上昇に対して流量
を１分間にｉｔ／Ｈの割合で増加させる（図中り部分）
。
ミッタ３９ｃが設けであるため、ＢＯＧ流量調節弁３８
を急激に開くことなく、ＢＯＧ圧力の上昇に対して流量
を１分間にｉｔ／Ｈの割合で増加させる（図中り部分）
。
こうして一定の割合で流量を増大させながら圧力を低下
するようにしな結果、ＢＯＧの圧力が１２ｋｇ／ａ＋Ｉ
Ｇまで低下してきた時点で、今度は切換えスイッチ４２
を切り換えて再び圧力コントローラ３９側から圧力コン
トローラ４０側にもどし、以降定常運転に入る（図中Ｅ
部分）。
するようにしな結果、ＢＯＧの圧力が１２ｋｇ／ａ＋Ｉ
Ｇまで低下してきた時点で、今度は切換えスイッチ４２
を切り換えて再び圧力コントローラ３９側から圧力コン
トローラ４０側にもどし、以降定常運転に入る（図中Ｅ
部分）。
次に、このようなりＯＧ流量制御系３０から送られるＢ
ＯＧ （蒸発ガス）とＬＮＧ気化器３４で気化されたＬ
ＮＧ気化ガスとの混合ガスの熱量を調節する熱量制御系
５０は、第３図で説明したものと同一の構成であるので
、同一部分に５０番代の番号を記して説明は省略する。
ＯＧ （蒸発ガス）とＬＮＧ気化器３４で気化されたＬ
ＮＧ気化ガスとの混合ガスの熱量を調節する熱量制御系
５０は、第３図で説明したものと同一の構成であるので
、同一部分に５０番代の番号を記して説明は省略する。
このように流量の変動の大きいＢＯＧ （蒸発ガス）を
ＢＯＧ流量制御系３０によってＢＯＧ圧縮器３２の吐出
側のＢＯＧ配管３３を利用して蓄圧するようにし、２つ
の圧力コントローラ３つ。
ＢＯＧ流量制御系３０によってＢＯＧ圧縮器３２の吐出
側のＢＯＧ配管３３を利用して蓄圧するようにし、２つ
の圧力コントローラ３つ。
４０を切り換えるようにしてＢＯＧガスがＬＮＧ配管３
５へ急激な流量変化を伴なって流入することを防止する
ようにしているので、熱量制御系５０では、制御範囲を
大きくすることなく、混合ガスの熱量の調整制御ができ
る。
５へ急激な流量変化を伴なって流入することを防止する
ようにしているので、熱量制御系５０では、制御範囲を
大きくすることなく、混合ガスの熱量の調整制御ができ
る。
したがって、大容量の熱量制御系を設置する必要もなく
、ＢＯＧ （蒸発ガス）を都市ガスとして利用すること
が容易であり、発電所などのＢＯＧ（蒸発ガス）の大量
消費設備が隣接されていないＬＮＧ基地などに有効であ
る。
、ＢＯＧ （蒸発ガス）を都市ガスとして利用すること
が容易であり、発電所などのＢＯＧ（蒸発ガス）の大量
消費設備が隣接されていないＬＮＧ基地などに有効であ
る。
［発明の効果］
以上、一実施例とともに具体的に説明したようにこの発
明のＢＯＧ流量変動を考慮した熱量調整における圧力制
御方法によれば、発生量に変動の大きいＢＯＧ ＜蒸発
ガス）をＢＯＧ圧縮機の吐出側の配管系を利用して蓄圧
するようにし、ＢＯＧ圧縮機の負荷の変動にかかわらす
流量の変動割合を所定値に保つようにし、圧力変動の制
御を圧力コントローラの切換えなどにより制御するよう
にしてＢＯＧ （蒸発ガス）のＬＮＧ気化ガスへの混入
圧力の変動幅を小さくするようにしたので、混合ガスの
熱量制御系の制御範囲を小さくできるとともに、精度良
く熱量の調整ができる。
明のＢＯＧ流量変動を考慮した熱量調整における圧力制
御方法によれば、発生量に変動の大きいＢＯＧ ＜蒸発
ガス）をＢＯＧ圧縮機の吐出側の配管系を利用して蓄圧
するようにし、ＢＯＧ圧縮機の負荷の変動にかかわらす
流量の変動割合を所定値に保つようにし、圧力変動の制
御を圧力コントローラの切換えなどにより制御するよう
にしてＢＯＧ （蒸発ガス）のＬＮＧ気化ガスへの混入
圧力の変動幅を小さくするようにしたので、混合ガスの
熱量制御系の制御範囲を小さくできるとともに、精度良
く熱量の調整ができる。
したがって、大容量の熱量制御系を設置する必要もなく
、ＢＯＧ （蒸発ガス）を都市ガスとして利用すること
が容易であり、発電所などのＢＯＧ（蒸発ガス）の大量
消費設備が隣接されていないＬＮＧ基地などに有効であ
る。
、ＢＯＧ （蒸発ガス）を都市ガスとして利用すること
が容易であり、発電所などのＢＯＧ（蒸発ガス）の大量
消費設備が隣接されていないＬＮＧ基地などに有効であ
る。
第１図はこの発明のＢＯＧ流量変動を考慮した熱量調整
における圧力制御方法にかかる一実施例の概略構成図、
第２図はこの発明のＢＯＧ流量変動を考慮した熱量調整
における圧力制御方法にかかる一実施例の動作説明図、
第３図は従来の熱量調整装置の概略構成図である。 ５７：コントローラ、５８：ミキサ、５９；熱量計。 ２０：ＢＯＧ流量変動を考慮した熱量調整における圧力
制御方法、３０：ＢＯＧ流量制御系、５０：熱量制御系
、３１ ： ＬＮＧタンク、３２：ＢＯＧ圧縮機、３３
： ＢＯＧ配管、３４ ： ＬＮＧ気化器、３５：Ｌ
ＮＧ配管、ＬＰＧ流量検出器、３６：ＢＯＧ圧力検出器
、３７ ： ＢＯＧ流量検出器、比率制御コントローラ
、３８：ＢＯＧ流量調節弁、３９，４０：圧力コントロ
ーラ、４１：コントローラ、４２：切換えスイッチ、５
２：流量検出器、
における圧力制御方法にかかる一実施例の概略構成図、
第２図はこの発明のＢＯＧ流量変動を考慮した熱量調整
における圧力制御方法にかかる一実施例の動作説明図、
第３図は従来の熱量調整装置の概略構成図である。 ５７：コントローラ、５８：ミキサ、５９；熱量計。 ２０：ＢＯＧ流量変動を考慮した熱量調整における圧力
制御方法、３０：ＢＯＧ流量制御系、５０：熱量制御系
、３１ ： ＬＮＧタンク、３２：ＢＯＧ圧縮機、３３
： ＢＯＧ配管、３４ ： ＬＮＧ気化器、３５：Ｌ
ＮＧ配管、ＬＰＧ流量検出器、３６：ＢＯＧ圧力検出器
、３７ ： ＢＯＧ流量検出器、比率制御コントローラ
、３８：ＢＯＧ流量調節弁、３９，４０：圧力コントロ
ーラ、４１：コントローラ、４２：切換えスイッチ、５
２：流量検出器、
Claims (1)
- 液化天然ガスを気化させたＬＮＧ気化ガスと貯蔵タン
クからのＢＯＧ（蒸発ガス）とに液化石油ガスを蒸発さ
せた熱量調整ガスを混合して熱量を調整するに際し、Ｌ
ＮＧ気化ガスに混入されるＢＯＧ（蒸発ガス）を圧縮す
るＢＯＧ圧縮機の吐出側の配管系に流量調節弁を設け、
この流量調節弁により前記配管系でＢＯＧを蓄圧するよ
うにするとともに、ＢＯＧ圧縮機による負荷が定常範囲
の場合のＢＯＧ圧力の制御用の圧力コントローラと負荷
変動時用の圧力コントローラとを切り替えるようにし、
ＢＯＧ圧縮機の負荷増大時には、流量増加割合を所定値
に保ちながらＬＮＧ気化ガスへの混入圧力の急激な増大
を防止しつつ次第に圧力減少を図るように前記流量調節
弁を制御する一方、ＢＯＧ圧縮機の負荷減少時には、流
量減少割合を所定値に保ちながら次第にＬＮＧ気化ガス
へのＢＯＧ（蒸発ガス）の混入圧力の上昇を図るように
前記流量調節弁を制御することを特徴とするＢＯＧ流量
変動を考慮した熱量調整における圧力制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8979599A JPH02257000A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | Ｂｏｇ流量変動を考慮した熱量調整における圧力制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8979599A JPH02257000A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | Ｂｏｇ流量変動を考慮した熱量調整における圧力制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02257000A true JPH02257000A (ja) | 1990-10-17 |
| JPH0574759B2 JPH0574759B2 (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=13694473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8979599A Granted JPH02257000A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | Ｂｏｇ流量変動を考慮した熱量調整における圧力制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02257000A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002098296A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-04-05 | Ishii Iron Works Co Ltd | 供給ガスの製造設備 |
| JP2009174571A (ja) * | 2008-01-22 | 2009-08-06 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 天然ガス供給システムおよび天然ガス供給方法 |
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| CN110905813A (zh) * | 2019-12-02 | 2020-03-24 | 上海优耐特斯压缩机有限公司 | 变频器型压缩机的控制方法、装置、存储介质及设备 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS5719086U (ja) * | 1980-07-09 | 1982-02-01 | ||
| JPS5721751Y2 (ja) * | 1979-12-28 | 1982-05-11 | ||
| JPS60132376U (ja) * | 1984-02-13 | 1985-09-04 | 株式会社 寿 | シヤ−プペンシル |
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-
1989
- 1989-03-30 JP JP8979599A patent/JPH02257000A/ja active Granted
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| CN110905813A (zh) * | 2019-12-02 | 2020-03-24 | 上海优耐特斯压缩机有限公司 | 变频器型压缩机的控制方法、装置、存储介质及设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0574759B2 (ja) | 1993-10-19 |
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