JPH02256559A - 地下鉄用車両冷房装置 - Google Patents

地下鉄用車両冷房装置

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JPH02256559A
JPH02256559A JP7650189A JP7650189A JPH02256559A JP H02256559 A JPH02256559 A JP H02256559A JP 7650189 A JP7650189 A JP 7650189A JP 7650189 A JP7650189 A JP 7650189A JP H02256559 A JPH02256559 A JP H02256559A
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JP
Japan
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heat
vehicle
heat storage
control means
storage tank
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Pending
Application number
JP7650189A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Hongo
一郎 本郷
Koji Kashima
弘次 鹿島
Akio Mitani
三谷 明男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH02256559A publication Critical patent/JPH02256559A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は1地下鉄車両等に搭載する車両冷房装置に関す
る。
(従来の技術) 従来の車両冷房装置は、第8図に示すように圧縮機1.
室外熱交換器2.膨張弁3.室内熱交換器4とで密閉サ
イクルを構成した冷凍サイクル5を備えており、この車
両冷房装置運転中の冷房排熱は全て室外熱交換器2を介
して車外に排出されるように構成されている。
このため、地下鉄車両や長大トンネルを走行する車両で
は地下(トンネル内)走行時間が長いので、トンネル内
へ排出される熱量が大きく、車両の通行頻度の高い路線
では長時間のうちに冷房排熱が蓄積され、トンネル内部
の地温が上昇し、車両機器・設備に悪影響を及ぼしたり
、利用客に不快感を与えていた。また、車両の機器から
の排熱も冷房排熱同様車外に排熱されるためトンネル内
部の地温の上昇をもたらしていた。
一方、トンネル部を地下駅を含めて冷房し、車両機器か
らの排熱を除去し、車両冷房の不要な温度環境を提供す
ることが行われているが、地下全区間を冷房するには美
大な工事費が必要となり、また、稠密な都市部の地下鉄
では、地上のクリーングタワーの設置場所に制限がある
という問題点がある。
(発明が解決しようとする課題) 上記車両用冷房装置においては、冷房排熱。
車両機器からの排熱によりトンネル内部の地温が上昇し
、車両機器・設備に悪影響を及ぼしたりt利用客に不快
感を与えていた。
本発明は上記事情を鑑みてなされたもので、トンネル内
部の排熱の蓄積を防止する地下鉄用車両冷房装置を提供
することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明の地下鉄用車両冷房装
置は、圧縮機、室外熱交換器、膨張弁。
室内熱交換器、蓄熱槽とで密閉サイクルを構成した冷凍
サイクルと、前記蓄熱槽へ蓄熱または蓄熱槽からの熱の
排出を、場所・時間に応じて選択的に制御する制御手段
とを具備したことを特徴とする。
(作用) このように構成されたものにおいては、冷房排熱または
機器排熱を蓄熱槽を介して、制御手段により場所・時間
に応じて選択的に車外へ排熱することにより、地下トン
ネル内部で排熱を車外に排出せず、地上部もしくは地下
駅で排熱を車外に排出することができ、地下トンネル内
部の地温の上昇を防止できる。
(実施例) 本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る地下鉄用車両冷房装置
を備えた車両の走行区間を示した概略図である。図にお
いて、10は車庫、地上の折返し駅、夜間・早朝の地上
走行区間を示し、11はトンネル内部のうちトンネル・
駅冷房を行っていない区間を示し、12はトンネル内部
のうちトンネル・駅冷房を行っている区間を示し、13
は昼間の地上走行区間を示している。
第2図は本発明の一実施例iこ係る地下鉄用車両冷房装
置の構成図である。図において、冷凍サイクル口は、圧
縮機15.室外熱交換器16.膨張弁17a。
1フb、室内熱交換器18.蓄熱槽19.電磁弁20a
 〜201で密閉サイクル構成している。また、前記蓄
熱槽19内には熱交換器21が設けられている。
この冷凍サイクルlの電磁弁208〜20iは制御手段
22によりて制御されるように構成されている。
次に、上述のように構成された地下鉄用車両冷房装置の
各区間10〜13のそれぞれの動作について説明する。
第3図は車庫、地上の折返し駅、夜間・早朝の地上走行
区間lOでの冷凍サイクルUの切換図である。この区間
10では蓄熱槽19に蓄熱されていた冷房排熱を室外熱
交換器16を介して車外に排出するように制御手段22
により電磁弁を制御する。すなわち、夜間・早朝等の冷
房を必要としない区間10で蓄熱槽19に地下(トンネ
ル)走行中に蓄熱した冷房排熱を制御手段22が電磁弁
20a。
2G8.20d、 20gを開、電磁弁20b、 20
e、 20f、 20h。
201を閉に制御し、車外に排出する。また、この切換
回路では蓄熱槽19に蓄冷を行うこともできる。
第4図はトンネル内部のうちトンネル・駅冷房を行って
いない区間11での冷凍サイクルリの切換図である。こ
の区間11では蓄熱槽19に冷房排熱を蓄熱し、室外熱
交換器16から車外に冷房排熱を排出しないように制御
手段22により電磁弁を制御する。すなわち、トンネル
内部のトンネル・駅冷房を行っていない区間11で、室
内熱交換器18で冷媒が蒸発して車内を冷房し、蓄熱槽
19内で高温高圧の冷媒が冷却され凝縮し、室外熱交換
器16から高温高圧の冷媒排熱が車外に排出されるのを
防止し、蓄熱槽19内に冷房排熱を蓄熱するように制御
手段22が電磁弁20b、 20d、 206.2Of
、 201を開、電磁弁20Jl、 20C,20g、
 20hを閉に制御しする。
また、この切換回路では蓄熱槽19に蓄冷した冷熱を利
用した冷房を行うこともできる。
第5図はトンネル内部のうちトンネル・駅冷房を行って
いる区間12あるいは昼間の地上走行区間13での冷凍
サイクルリの切換図である。この区間では、室外熱交換
器16からの室内の冷房排熱と蓄熱槽19内に蓄熱され
ていた冷房排熱を同時に車外に排出するように制御手段
22−こより電磁弁を制御する。すなわち、トンネル内
部のうちトンネル・駅冷房を行りている区間12あるい
は昼間の地上走行区間13では、室内熱交換器18で冷
媒が蒸発して車内を冷房し、室外熱交換器16から高温
高圧の冷媒排熱を車外に排出し、同時に、蓄熱槽19内
に蓄熱した高温高圧の冷媒排熱を車外に排出するように
制御手段22が電磁弁201.20C,20e、 20
g、 20hを開、電磁弁20b、 20d、 2Of
、 201を閉に制御しする。また、この切換回路では
蓄熱槽19に蓄冷を行うこともできる。
第6図は昼間の地上走行区間13での冷凍サイクルlの
切換図である。この区間では、通常の冷房運転を行うよ
うに制御手段22により電磁弁を制御する。すなわち、
昼間の地上走行区間13では、冷媒を蓄熱槽19に流さ
ず、室内熱交換器18で冷媒が蒸発して車内を冷房し、
室外熱交換器16から高温高圧の冷媒排熱を凝縮して車
外に排出するように制御手段22が電磁弁20a、 2
0e、 20iを開、電磁弁20b、 20c、 20
d、 20r、 20g、 20hを閉に制御しする。
上述のように走行区間・時間により冷媒回路を切換えれ
ば、車内冷房の必要な区間で冷房を継続しながら、その
冷房排熱を選択的に車外に排出することが可能となり、
地下(トンネル内)に排熱が蓄積されるのを防ぎ、地下
(トンネル内)の温度上昇を防止することができる。
また、この車両冷房装置で車両搭載機器からの排熱を蓄
熱槽19に蓄熱し、上述の動作と同様に、場所・時間に
応じて選択的に冷房排熱を蓄熱槽19から車外へ排出、
または、場所・時間に応じて選択的に蓄熱槽19に冷熱
を蓄冷し、この冷熱を利用して車両搭載機器の冷却を行
うことができ、この場合も上述のものと同様の効果を得
ることができる。
また、第7図の本発明の他の実施例に係る地下鉄用車両
冷房装置の構成図に示すように、圧縮機25、室外熱交
換器26.膨張弁27.蓄熱槽29からなる冷凍サイク
ルリと、共通の蓄熱槽29.室内熱交換器28.ブライ
ンポンプ30からなるブライン循壌サイクル31、制御
手段32で構成されている車両冷房装置では、車内冷房
排熱は、−旦蓄熱槽29に蓄熱(あるいは蓄冷利用によ
る冷房)され、冷凍サイクル24により車外に排出(あ
るいは蓄熱槽に蓄冷)される。
表   1 fitに示すように冷凍サイクル24とブライン循環す
イクルリを独立して運転゛rるよう制御手段32により
制御することで、冷房排熱を選択的に車外に排出するこ
とができる。この場合も上述のものと同様に、地下(ト
ンネル内)に排熱が蓄積されるのを防ぎ、地下(トンネ
ル内)の温度上昇を藺止することができる。
〔発明の効果〕
以上詳通したように、本発明の地下鉄用車両冷房装置に
よ、きと、冷房排熱または機器排熱を蓄熱槽を介して、
制S手段により場所・時間に応じて選択的に車外へ排、
;S−iることにより、地下トンネル内部で排熱を車外
に凱゛出せず、地上部もしくは地下駅で排熱を車外に排
出することができ、地下トンネル内部の地温の上昇を防
止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る地下鉄用車両冷房装置
を備えた車両の走行区間を示した概略図、第2図は本発
明の一実施例に係る地下鉄用車両冷房装置の構成図、第
3図乃至第6図はそれぞれの走行区間での冷凍サイクル
の切換図、第7図は本発明の他の実施例に係る地下鉄用
車両冷房装置の構成図、第8図は従来の車両冷房装置の
構成図である。 14.24・・・冷凍サイクル 15.25−・・圧縮
機16、26・・・室外熱交換器 17.27・・・膨
張弁18、28・・・室内熱交換器 19.29・・・
蓄熱槽208〜201・・・電磁弁  21・・・熱交
換器22.32・・・制御手段   30・・・ブライ
ンポンプ31・・・プラインサイクル 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同  宇治 弘 第 叢

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)地下を走行する車両に搭載した圧縮機、室外熱交
    換器、膨張弁、室内熱交換器、とで密閉サイクルを構成
    した冷凍サイクルと、この冷凍サイクルの熱を蓄熱また
    はこの冷凍サイクルに熱の供給を前記車両の走行場所又
    は時間に応じて選択的に制御するための蓄熱制御手段と
    を具備してなることを特徴とする地下鉄用車両冷房装置
  2. (2)前記蓄熱制御手段は、冷房時の排熱を蓄熱槽に蓄
    熱し、場所・時間に応じて選択的に冷房排熱を蓄熱槽か
    ら車外へ排出することを特徴とする請求項1記載の地下
    鉄用車両冷房装置。
  3. (3)前記蓄熱制御手段は、場所・時間に応じて選択的
    に蓄熱槽に冷熱を蓄冷し、この冷熱を利用して冷房を行
    うことを特徴とする請求項1記載の地下鉄用車両冷房装
    置。
  4. (4)前記蓄熱制御手段は、車両搭載機器からの排熱を
    蓄熱槽に蓄熱し、場所・時間に応じて選択的に冷房排熱
    を蓄熱槽から車外へ排出することを特徴とする請求項1
    記載の地下鉄用車両冷房装置。
  5. (5)前記蓄熱制御手段は、場所・時間に応じて選択的
    に蓄熱槽に冷熱を蓄冷し、この冷熱を利用して車両搭載
    機器の冷却を行うことを特徴とする請求項1記載の地下
    鉄用車両冷房装置。
JP7650189A 1989-03-30 1989-03-30 地下鉄用車両冷房装置 Pending JPH02256559A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009184621A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Takasago Thermal Eng Co Ltd 地下鉄車輌の空調システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009184621A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Takasago Thermal Eng Co Ltd 地下鉄車輌の空調システム

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