JPH02256469A - 植込ボルト用の締付具 - Google Patents
植込ボルト用の締付具Info
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- JPH02256469A JPH02256469A JP1242791A JP24279189A JPH02256469A JP H02256469 A JPH02256469 A JP H02256469A JP 1242791 A JP1242791 A JP 1242791A JP 24279189 A JP24279189 A JP 24279189A JP H02256469 A JPH02256469 A JP H02256469A
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Landscapes
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、植込ボルトの締付けに使用する植込ボルト
用の締付具に関するものである。
用の締付具に関するものである。
植込ボルトを植込む方法には、第12図に示すように、
植込ポル)Bの端部に袋ナツト60をねじ係合し、その
袋ナンド60にトルクレンチを係合して回転させる方法
と、第13図に示すように、植込ボルトに2個のナツト
61.62をねじ係合し、一方ナット61を回り止めし
た状態で他方のナフト62の締付けを行なう方法とが従
来から存在する。
植込ポル)Bの端部に袋ナツト60をねじ係合し、その
袋ナンド60にトルクレンチを係合して回転させる方法
と、第13図に示すように、植込ボルトに2個のナツト
61.62をねじ係合し、一方ナット61を回り止めし
た状態で他方のナフト62の締付けを行なう方法とが従
来から存在する。
ところで、上記いずれの方法も、袋ナツト60およびナ
フ)61.62を取外す場合に、袋ナシトロ0およびナ
ツト62のそれぞれに、植込ボルトBの締付けに要する
締付力(固着力)にほぼ等しい弛め力を加える必要があ
り、取外しに手間がかかる不都合がある。
フ)61.62を取外す場合に、袋ナシトロ0およびナ
ツト62のそれぞれに、植込ボルトBの締付けに要する
締付力(固着力)にほぼ等しい弛め力を加える必要があ
り、取外しに手間がかかる不都合がある。
また、2個のナツト61.62を用いる方法においては
、弛める場合において、一方のナツト61にスパナ等を
係合して回り止めする必要があるため、電動工具や空気
動工具等の動カニ具を用いる取外しに際して安全面に問
題がある。
、弛める場合において、一方のナツト61にスパナ等を
係合して回り止めする必要があるため、電動工具や空気
動工具等の動カニ具を用いる取外しに際して安全面に問
題がある。
そこで、この発明は上記の不都合を解消し、植込ボルト
の締付は後において、その植込ボルトに対してきわめて
容易に取外すことができる植込ボルト用の締付具を提供
することを技術的課題としている。
の締付は後において、その植込ボルトに対してきわめて
容易に取外すことができる植込ボルト用の締付具を提供
することを技術的課題としている。
上記の課題を解決するために、この発明においては、筒
体の内周面に、植込ボルトがねじ係合される第1の雌ね
じと、第2の雌ねじを筒体軸方向に設け、第2の雌ねじ
にドライブシャフトの先端に設けたねじ軸部をねじ係合
し、そのドライブシャフトと筒体との間に、上記ドライ
ブシャフトを筒体に対して相対的に所定角度回動したと
き互に係合してドライブシャフトの回転を筒体に伝達す
るトルク伝達機構を設け、前記ねし軸部から筒体に伝達
されるボルト締付方向の回転トルクを植込ボルトの締付
けに要する回転トルクより小さくする手段を設けた構成
を採用したのである。
体の内周面に、植込ボルトがねじ係合される第1の雌ね
じと、第2の雌ねじを筒体軸方向に設け、第2の雌ねじ
にドライブシャフトの先端に設けたねじ軸部をねじ係合
し、そのドライブシャフトと筒体との間に、上記ドライ
ブシャフトを筒体に対して相対的に所定角度回動したと
き互に係合してドライブシャフトの回転を筒体に伝達す
るトルク伝達機構を設け、前記ねし軸部から筒体に伝達
されるボルト締付方向の回転トルクを植込ボルトの締付
けに要する回転トルクより小さくする手段を設けた構成
を採用したのである。
ここで、ドライブシャフトから筒体に伝達されるボルト
締付方向の回転トルクを植込ボルトの締付けに要する回
転トルクより小さくする方法として、第2の雌ねじとね
じ軸部の相互間における摩擦抵抗を、第1ねじと植込ボ
ルトの相互間における摩擦抵抗より小さくする方法、第
2の雌ねじのリード角を第1の雌ねじのリード角より大
きくする方法、第2の雌ねじの平均径を第1の雌ねじの
平均径より小さくする方法、第2の雌ねじを角ねじとし
、第1の雌ねじを三角ねじとする方法を採用することが
できる。
締付方向の回転トルクを植込ボルトの締付けに要する回
転トルクより小さくする方法として、第2の雌ねじとね
じ軸部の相互間における摩擦抵抗を、第1ねじと植込ボ
ルトの相互間における摩擦抵抗より小さくする方法、第
2の雌ねじのリード角を第1の雌ねじのリード角より大
きくする方法、第2の雌ねじの平均径を第1の雌ねじの
平均径より小さくする方法、第2の雌ねじを角ねじとし
、第1の雌ねじを三角ねじとする方法を採用することが
できる。
そして、植込ボルトに対する取外しをさらに容易とする
ために、ドライブシャフトのねじ軸部に軸方向の挿通孔
を形成し、その挿通孔に軸材をスライド自在に挿入し、
その軸材のスラスト反力を受けるスラスト軸受をドライ
ブシャフトの内部に組込んだ構成を採用したのである。
ために、ドライブシャフトのねじ軸部に軸方向の挿通孔
を形成し、その挿通孔に軸材をスライド自在に挿入し、
その軸材のスラスト反力を受けるスラスト軸受をドライ
ブシャフトの内部に組込んだ構成を採用したのである。
また、上記と同様の目的から、ドライブシャフトの前側
に植込ボルトの頭面に対して当接可能な摩擦体を組込み
、その摩擦体を筒体に対して回り止めし、かつ筒体の軸
方向に移動自在に支持した構成を、採用したのである。
に植込ボルトの頭面に対して当接可能な摩擦体を組込み
、その摩擦体を筒体に対して回り止めし、かつ筒体の軸
方向に移動自在に支持した構成を、採用したのである。
上記のように構成された締付具を用いて植込ボルトの締
付けを行なうには、トルク伝達機構を締付方向に当接さ
せた状態において、第1の雌ねじに植込ボルトをねじ込
み、そのボルトの頭面をドライブシャフトの先端に当接
させた状態で上記植込ボルトを被締付部材のねじ孔にね
じ込み、それよりドライブシャフトを締付方向に回転さ
せ、その回転をねじ軸部と第2雌ねじのねじ係合面とト
ルク伝達m構の当接部の両方から筒体に伝達して植込ボ
ルトの締付は作業を行なう。
付けを行なうには、トルク伝達機構を締付方向に当接さ
せた状態において、第1の雌ねじに植込ボルトをねじ込
み、そのボルトの頭面をドライブシャフトの先端に当接
させた状態で上記植込ボルトを被締付部材のねじ孔にね
じ込み、それよりドライブシャフトを締付方向に回転さ
せ、その回転をねじ軸部と第2雌ねじのねじ係合面とト
ルク伝達m構の当接部の両方から筒体に伝達して植込ボ
ルトの締付は作業を行なう。
植込ボルトの締付は後、ドライブシャフトを上記と逆方
向に回転すると、トルク伝達機構の当接部が互に離反す
るため、ねじ軸部から筒体に付与されたボルト締付方向
の回転力より少し小さな回転トルクをドライブシャフト
に付与することにより、ねじ軸部が弛み、そのねじ軸部
が所要角度回転するとトルク伝達機構が互に当接して筒
体がねじ軸部と共に回転し、植込ボルトから締付具を取
外すこができる。
向に回転すると、トルク伝達機構の当接部が互に離反す
るため、ねじ軸部から筒体に付与されたボルト締付方向
の回転力より少し小さな回転トルクをドライブシャフト
に付与することにより、ねじ軸部が弛み、そのねじ軸部
が所要角度回転するとトルク伝達機構が互に当接して筒
体がねじ軸部と共に回転し、植込ボルトから締付具を取
外すこができる。
以下、この発明の実施例を第1図乃至第1)図に基づい
て説明する。
て説明する。
第1図および第2図は、この発明に係る締付具の第1の
実施例を示す、フランジ1を有する筒体2の内周面には
、第1の雌ねじ3と第2の雌ねじ4が軸方向に設けられ
、第1の雌ねじ3は、植込ボルトに対してねじ係合され
る。
実施例を示す、フランジ1を有する筒体2の内周面には
、第1の雌ねじ3と第2の雌ねじ4が軸方向に設けられ
、第1の雌ねじ3は、植込ボルトに対してねじ係合され
る。
第2の雌ねじ4には、ドライブシャフト5の先端に設け
たねじ軸部6がねじ込まれている。このねじ軸部6の先
端には、先が尖る小径軸部7が設けられている。なお、
小径軸部7の先端を球面としてもよい。
たねじ軸部6がねじ込まれている。このねじ軸部6の先
端には、先が尖る小径軸部7が設けられている。なお、
小径軸部7の先端を球面としてもよい。
上記筒体2とドライブシャフト5との間には、ドライブ
シャフト5に付与される回転を筒体2に伝えるトルク伝
達機構10が設けられている。
シャフト5に付与される回転を筒体2に伝えるトルク伝
達機構10が設けられている。
ここで、トルク伝達機構10は、ドライブシャフト5の
下部外周に設けた鍔部1)に径方向のピン挿入孔12を
形成し、そのピン挿入孔12に挿入した伝達ピン13の
両端部をピン挿入孔12から外側に突出させ、その伝達
ビン130両端部が当接可能な係合ピン14を筒体2の
フランジ1上面に設けである。
下部外周に設けた鍔部1)に径方向のピン挿入孔12を
形成し、そのピン挿入孔12に挿入した伝達ピン13の
両端部をピン挿入孔12から外側に突出させ、その伝達
ビン130両端部が当接可能な係合ピン14を筒体2の
フランジ1上面に設けである。
第7図に示すように、被締付部材20のねじ孔21に植
込ボルトBをねじ込むときの一般式について以下に述べ
る。この一般式においては、植込ボルトBの頭部と゛ド
ライブシャフト5の小径軸部7間の摩擦力は、本実施例
では両者に同一に働くため、その摩擦力を無視している
。第7図において、植込ポル)Bを回す力Fは、 F−Wtan(φ。十〇。)・・・・・・■で表わされ
る。
込ボルトBをねじ込むときの一般式について以下に述べ
る。この一般式においては、植込ボルトBの頭部と゛ド
ライブシャフト5の小径軸部7間の摩擦力は、本実施例
では両者に同一に働くため、その摩擦力を無視している
。第7図において、植込ポル)Bを回す力Fは、 F−Wtan(φ。十〇。)・・・・・・■で表わされ
る。
また、弛める力F′は、
F’ =Wtan(φ。−〇。)・・・・・・■で表わ
される。
される。
ここで、θ、は、植込ボルトBのねじのリード角、φ、
は摩擦角、Wは、ねじ孔21のねじ面から受ける反力を
示す。
は摩擦角、Wは、ねじ孔21のねじ面から受ける反力を
示す。
そして、植込ボルトBの平均径をd、とすると、植込ボ
ルトBを回すために必要な回転トルクT0及び植込ボル
トBを弛めるのに必要な回転トルクT、′は、 e T、′−F′・T・・・・・・■ で表わされる。
ルトBを回すために必要な回転トルクT0及び植込ボル
トBを弛めるのに必要な回転トルクT、′は、 e T、′−F′・T・・・・・・■ で表わされる。
前記■及び0式から、
7 、 ′’−aLaa (# *−θ。) −・−・
−■になる。
−■になる。
したがって、筒体2の第1の雌ねじ3に植込ボルトBを
ねじ込み、そのボルトBの頭面をねじ軸部6の小径軸部
7に当接して植込ボルトBのねじ込み作業を行なうとき
、上記0式で示される回転トルクT、を筒体2に付与す
る必要がある。
ねじ込み、そのボルトBの頭面をねじ軸部6の小径軸部
7に当接して植込ボルトBのねじ込み作業を行なうとき
、上記0式で示される回転トルクT、を筒体2に付与す
る必要がある。
第1図に示す締付具においては、ドライブシャフト5を
回転することにより、伝達ピン13と係合ピン14の係
合部およびねじ軸部6のねじ係合面からドライブシャフ
ト50回転力が筒体2に伝達される。ねじ軸部6から筒
体2に伝達される回転トルクT1は、前記0式と同様に
、 である。
回転することにより、伝達ピン13と係合ピン14の係
合部およびねじ軸部6のねじ係合面からドライブシャフ
ト50回転力が筒体2に伝達される。ねじ軸部6から筒
体2に伝達される回転トルクT1は、前記0式と同様に
、 である。
なお、θ、はねじ軸部6のねじのリード角、φは摩擦角
、d、はねじ軸部6の平均径、Wはねじ面から受ける反
力(軸力)である0反力Wは、植込ボルトBの反力と等
しい。
、d、はねじ軸部6の平均径、Wはねじ面から受ける反
力(軸力)である0反力Wは、植込ボルトBの反力と等
しい。
ねじ軸部6のね゛じ係合面から伝達される上記0式の回
転トルクTI は、植込ボルトBの締付けに必、要とさ
れる回転トルクT0より小さくされている。
転トルクTI は、植込ボルトBの締付けに必、要とさ
れる回転トルクT0より小さくされている。
すなわち、
の関係式が成立するようにされている。その関係式を成
立させるには、ねじ軸部6のねじの平均径d、%摩擦角
φ、の少なくとも1つを、植込ボルトBのねじの、平均
径daSMl擦角φ、より小さくすればよい、また、ね
じ軸部6のねじを角ねじとし、植込ボルトBのねじを三
角ねじとしてもよい。
立させるには、ねじ軸部6のねじの平均径d、%摩擦角
φ、の少なくとも1つを、植込ボルトBのねじの、平均
径daSMl擦角φ、より小さくすればよい、また、ね
じ軸部6のねじを角ねじとし、植込ボルトBのねじを三
角ねじとしてもよい。
なお、摩擦角φ、を小さ(するには、ねじ軸部6のねじ
に二硫化モリブデン等の固体潤滑剤の膜を形成し、ある
いはフッ素処理する方法等を採用することができる。
に二硫化モリブデン等の固体潤滑剤の膜を形成し、ある
いはフッ素処理する方法等を採用することができる。
なお、第1図において、8は、筒体2とドライブシャフ
ト5の結合部を覆うカバー、Sは第2の雌ねじ4とねじ
軸部6のねじ保合部に塵埃のごみが侵入するのを防止す
る防塵シールである。
ト5の結合部を覆うカバー、Sは第2の雌ねじ4とねじ
軸部6のねじ保合部に塵埃のごみが侵入するのを防止す
る防塵シールである。
第1の実施例で示す締付具は上記の構造から成り、植込
ボルトBの締付けに際しては、第7図に示すように、ト
ルク伝達ビン13と係合ピン14とを締付方向に当接さ
せた状態で筒体2の第1の雌ねじ3に植込ボルトBをね
じ込み、その植込ポル)Bの頭面を小径軸部7の先端に
当接し、それより植込ボルトBを被締付部材20のねじ
孔21にねじ係合してドライブシャフト5に締付方向の
回転力を付与する。
ボルトBの締付けに際しては、第7図に示すように、ト
ルク伝達ビン13と係合ピン14とを締付方向に当接さ
せた状態で筒体2の第1の雌ねじ3に植込ボルトBをね
じ込み、その植込ポル)Bの頭面を小径軸部7の先端に
当接し、それより植込ボルトBを被締付部材20のねじ
孔21にねじ係合してドライブシャフト5に締付方向の
回転力を付与する。
回転トルクを付与する方法としては、ドライブシャフト
5に径方向の孔5′を形成し、その孔5′に棒を挿入し
て回転させる方法、動カニ具を用いて回転させる方法を
採用することができる。
5に径方向の孔5′を形成し、その孔5′に棒を挿入し
て回転させる方法、動カニ具を用いて回転させる方法を
採用することができる。
上記ドライブシャフト5の締付方向の回転により、その
回転は、初期の締付は時において、伝達ビン13と係合
ビン14の当接によって筒体2に伝達される。このため
、筒体2の回転は植込ボルトBに伝達され、植込ボルト
Bがねじ孔21に深くねじ込まれる。
回転は、初期の締付は時において、伝達ビン13と係合
ビン14の当接によって筒体2に伝達される。このため
、筒体2の回転は植込ボルトBに伝達され、植込ボルト
Bがねじ孔21に深くねじ込まれる。
植込ポル)Bの先端が被締付部材20のねじ孔の底面に
当接して締付力が次第に強くなると、その植込ポル)B
に対して筒体2が移動し、植込ボルトBの頭面に小径軸
部7がさらに強く圧接する。
当接して締付力が次第に強くなると、その植込ポル)B
に対して筒体2が移動し、植込ボルトBの頭面に小径軸
部7がさらに強く圧接する。
その圧接力が増大すると、ねじ軸部6と第2の雌ねじ4
のねじ保合面に接触力が増大し、そのねじ保合面からド
ライブシャフト5の回転が筒体2に伝達される。
のねじ保合面に接触力が増大し、そのねじ保合面からド
ライブシャフト5の回転が筒体2に伝達される。
このとき、ねじ保合面から筒体2に伝達される回転トル
クは、植込ボルトBの締付力に要する回転トルクより小
さいため、その不足する回転トルクが伝達ビン13と係
合ピン14の当接部から筒体2に伝達される。
クは、植込ボルトBの締付力に要する回転トルクより小
さいため、その不足する回転トルクが伝達ビン13と係
合ピン14の当接部から筒体2に伝達される。
したがって、筒体2は、ねじ軸部6とトルク伝達機構1
0の保合部の両方からトルクの伝達が行なわれて回転し
、その筒体2の回転によって植込ポル)Bは強く締付け
られる。
0の保合部の両方からトルクの伝達が行なわれて回転し
、その筒体2の回転によって植込ポル)Bは強く締付け
られる。
上記植込ボルトBの締付は後、ドライブシャフト5を上
記と逆方向に回転すると、伝達ビン13は係合ピン14
から離れる。
記と逆方向に回転すると、伝達ビン13は係合ピン14
から離れる。
このため、締付具の取外しに際しては、ねじ軸部6から
筒体2に付与したボルト締付時の回転トルクより少し小
さな回転トルクをドライブシャット5に付与するだけで
よく、その回転トルクの付与によつてねじ軸部6は弛み
、上記ねじ軸部6が所定角度回動すると、伝達ビン13
が係合ピン14に係合し、その係合によって筒体2が戻
され、植込ポル)Bから取外される。
筒体2に付与したボルト締付時の回転トルクより少し小
さな回転トルクをドライブシャット5に付与するだけで
よく、その回転トルクの付与によつてねじ軸部6は弛み
、上記ねじ軸部6が所定角度回動すると、伝達ビン13
が係合ピン14に係合し、その係合によって筒体2が戻
され、植込ポル)Bから取外される。
したがって、締付具をきわめて小さな回転力によって取
外すことができる。
外すことができる。
第3図および第4図は、この発明に係る締付具の第2の
実施例を示す、この実施例においては、ドライブシャフ
ト5の鍔部1)に設けた突片15に伝達ビン13を取付
け、筒体2の外周には突出部16を形成し、その突出部
16と伝達ビン13の保合によって、ドライブシャフト
5の回転を筒体2に伝えるトルク伝達機構10を用いて
いる。
実施例を示す、この実施例においては、ドライブシャフ
ト5の鍔部1)に設けた突片15に伝達ビン13を取付
け、筒体2の外周には突出部16を形成し、その突出部
16と伝達ビン13の保合によって、ドライブシャフト
5の回転を筒体2に伝えるトルク伝達機構10を用いて
いる。
他の構成および作用は、第1の実施例と同様であるため
、説明を省略する。
、説明を省略する。
第5図および第6図は、この発明に係る締付具の第3の
実施例を示す、この実施例においては、ドライブシャフ
ト5の下端に設けたカバ一部30内の底部に底板31を
固着し、その底板31に設けられて筒体2の第2の雌ね
じ4にねじ係合されたねじ軸部6′の軸芯に挿通孔32
を形成し、その挿通孔32内に軸材33をスライド自在
に挿通しである。
実施例を示す、この実施例においては、ドライブシャフ
ト5の下端に設けたカバ一部30内の底部に底板31を
固着し、その底板31に設けられて筒体2の第2の雌ね
じ4にねじ係合されたねじ軸部6′の軸芯に挿通孔32
を形成し、その挿通孔32内に軸材33をスライド自在
に挿通しである。
また、カバ一部30内に位置する軸材33の端部に円板
34を設け、その円板34のスラスト反力を受けるスラ
スト軸受35をカバ一部30内に組込んである。
34を設け、その円板34のスラスト反力を受けるスラ
スト軸受35をカバ一部30内に組込んである。
さらに、カバ一部30の下面に突出部36を形成し、筒
体2の外周にはビン37を突設し、そのビン37と突出
部36との保合によって、ドライブシャフト5の回転を
筒体2に伝えるようにしており、他の構成は第1の実施
例と同一であるため、同一の部分には同一の符号を付し
て説明を省略する。
体2の外周にはビン37を突設し、そのビン37と突出
部36との保合によって、ドライブシャフト5の回転を
筒体2に伝えるようにしており、他の構成は第1の実施
例と同一であるため、同一の部分には同一の符号を付し
て説明を省略する。
上記の構成から成る締付具は、軸材33の先端と植込ボ
ルトBの頭面の係合によって植込ボルトBに対する筒体
2の締付具を制限する。そのとき、軸材33に作用する
スラスト反力をスラスト軸受35で支持することにより
、植込ボルトBの締付け後においてドライブシャフト5
を弛める場合に、軸材33の先端と植込ボルトBの頭面
間における摩擦力の影響が殆どないため、ドライブシャ
フト5をより小さな回転力で弛めることができる。
ルトBの頭面の係合によって植込ボルトBに対する筒体
2の締付具を制限する。そのとき、軸材33に作用する
スラスト反力をスラスト軸受35で支持することにより
、植込ボルトBの締付け後においてドライブシャフト5
を弛める場合に、軸材33の先端と植込ボルトBの頭面
間における摩擦力の影響が殆どないため、ドライブシャ
フト5をより小さな回転力で弛めることができる。
第8図乃至第10図は、この発明に係る締付具の第4の
実施例を示す、この実施例においては、筒体2が先端リ
ング41、中間リング42、後端リング43の3部品か
ら成り、先端リング41と後端リング43は、ねじ44
によって結合され、その結合部に埋込んだピン45によ
って結合状態に保持されている。
実施例を示す、この実施例においては、筒体2が先端リ
ング41、中間リング42、後端リング43の3部品か
ら成り、先端リング41と後端リング43は、ねじ44
によって結合され、その結合部に埋込んだピン45によ
って結合状態に保持されている。
先端リング41の内周には、第1の雌ねじ3が形成され
ている。また、後端リング43の内周には第2の雌ねじ
4が形成されている。
ている。また、後端リング43の内周には第2の雌ねじ
4が形成されている。
また、ドライブシャフト5は、先端リング41と後端リ
ング43の内側に組込んだ軸受46によって回転自在に
支持され、そのドライブシャフト5の回転を筒体2に伝
達するトルク伝達機構10が後端リング43との間に設
けられている。
ング43の内側に組込んだ軸受46によって回転自在に
支持され、そのドライブシャフト5の回転を筒体2に伝
達するトルク伝達機構10が後端リング43との間に設
けられている。
そのトルク伝達機構10は、第9図に示すように、後端
リング43に周方向に長いピン孔47を形成し、そのピ
ン孔47に挿入したピン48をドライブシャフト5に固
定しである。
リング43に周方向に長いピン孔47を形成し、そのピ
ン孔47に挿入したピン48をドライブシャフト5に固
定しである。
さらに、小径軸部7の前側には摩擦体49が組込まれて
いる。この摩擦体48の外周には、第10図に示すよう
に、先端リング41の内周に形成した軸方向の突条50
が挿入する軸方向の溝51が形成され、その溝51と突
条50によって摩擦板49は軸方向にスライド自在に支
持され、かつ先端リング41に対して回り止めされてい
る。
いる。この摩擦体48の外周には、第10図に示すよう
に、先端リング41の内周に形成した軸方向の突条50
が挿入する軸方向の溝51が形成され、その溝51と突
条50によって摩擦板49は軸方向にスライド自在に支
持され、かつ先端リング41に対して回り止めされてい
る。
上記のように構成すれば、植込ボルトBに筒体2をねじ
係合し、ドライブシャフト5を締付方向に回転すると、
植込ボルトBの頭面に摩擦体49が当接する。その状態
で植込ポルl−Bをねし孔にねじ係合してドライブシャ
フト5をさらに締付方向に回転すると、植込ボルトBが
ねじ込まれる。
係合し、ドライブシャフト5を締付方向に回転すると、
植込ボルトBの頭面に摩擦体49が当接する。その状態
で植込ポルl−Bをねし孔にねじ係合してドライブシャ
フト5をさらに締付方向に回転すると、植込ボルトBが
ねじ込まれる。
このとき、筒体2から植込ボルトBに伝達される回転力
は、第1の雌ねじ3と植込ボルト3間の摩擦力、植込ポ
ル)Bの頭面と摩擦体49の接触部の摩擦力、植込ポル
)Bが摩擦体49に当接する当接力(軸力)に分解され
、植込ボルトBに筒体2が固着される。その固着力は、
植込ポル)Bに作用する抵抗に比例する。
は、第1の雌ねじ3と植込ボルト3間の摩擦力、植込ポ
ル)Bの頭面と摩擦体49の接触部の摩擦力、植込ポル
)Bが摩擦体49に当接する当接力(軸力)に分解され
、植込ボルトBに筒体2が固着される。その固着力は、
植込ポル)Bに作用する抵抗に比例する。
このため、植込ボルトBの頭部と摩擦体49の接触部の
摩擦力に分解した分、軸力が低下する。
摩擦力に分解した分、軸力が低下する。
このように、第1の雌ねじ3と摩擦体49の両方から植
込ボルトBに回転力を付与することにより、第1の雌ね
じ3と植込ポル)Hのねじ係合部に作用する軸力は、第
1図に示す実施例の場合に比較して植込ボルトBの頭部
の摩擦力が大きい割合だけ小さくなる。この軸力は、第
2の雌ねじ4とねじ軸部6のねじ保合部に作用する軸力
と等しい。
込ボルトBに回転力を付与することにより、第1の雌ね
じ3と植込ポル)Hのねじ係合部に作用する軸力は、第
1図に示す実施例の場合に比較して植込ボルトBの頭部
の摩擦力が大きい割合だけ小さくなる。この軸力は、第
2の雌ねじ4とねじ軸部6のねじ保合部に作用する軸力
と等しい。
このため、植込ボルトの締付時にドライブシャフト5の
回転によってトルク伝達機構10から筒体2に伝達され
る回転トルクとねじ軸部6から筒体2に伝達される回転
トルクの割合が第1の実施例に比較して太き(なり、ね
じ軸部6から筒体2に伝達される回転トルクを第1の実
施例のものより小さくすることができる。
回転によってトルク伝達機構10から筒体2に伝達され
る回転トルクとねじ軸部6から筒体2に伝達される回転
トルクの割合が第1の実施例に比較して太き(なり、ね
じ軸部6から筒体2に伝達される回転トルクを第1の実
施例のものより小さくすることができる。
したがって、植込ボルトBの締付後において、その植込
ボルトBから締付具をきわめて小さな回転力によって取
外すことができる。
ボルトBから締付具をきわめて小さな回転力によって取
外すことができる。
なお、摩擦体40と小径軸部7の接触部における摩擦抵
抗を摩擦体49と植込ポル)Bの接触部における摩擦抵
抗より小さくすることにより、植込ボルトBから締付具
を取外す場合の弛め力をさらに小さくすることができる
。
抗を摩擦体49と植込ポル)Bの接触部における摩擦抵
抗より小さくすることにより、植込ボルトBから締付具
を取外す場合の弛め力をさらに小さくすることができる
。
第1)図に示すように、小径軸部7と摩擦体49との間
に間座52を組込み、その間座52と摩擦体49との間
にスラストころ53を組込んで摩擦体49と小径軸部7
相互間の回転抵抗を小さくし、締付具を取外す場合の弛
め力を軽減させるようにしてもよい。
に間座52を組込み、その間座52と摩擦体49との間
にスラストころ53を組込んで摩擦体49と小径軸部7
相互間の回転抵抗を小さくし、締付具を取外す場合の弛
め力を軽減させるようにしてもよい。
第8図に示す実施例においては、筒体2の先端部外周に
スパナ等のレンチを係合し得る係合部54を設けである
。
スパナ等のレンチを係合し得る係合部54を設けである
。
その保合部54の形成によってこの発明に係る締付具で
植込ボルトを取外すことができる。上記保合部54は他
の実施例の筒体2に設けてもよい。
植込ボルトを取外すことができる。上記保合部54は他
の実施例の筒体2に設けてもよい。
植込ボルトBの取外しに際しては、ドライブシャフト5
を弛め方向に回転してトルク伝達機構10を弛め方向に
おいて当接状態とし、その状態において筒体2の回転に
より、この筒体2を植込ボルトBにねじ係合して締付け
、植込ボルトBの頭面を摩擦体49に着座させると共に
、植込ボルトBが締付方向に回転しない程度に筒体2を
締付方向に回転させる。
を弛め方向に回転してトルク伝達機構10を弛め方向に
おいて当接状態とし、その状態において筒体2の回転に
より、この筒体2を植込ボルトBにねじ係合して締付け
、植込ボルトBの頭面を摩擦体49に着座させると共に
、植込ボルトBが締付方向に回転しない程度に筒体2を
締付方向に回転させる。
上記締付後、トルク伝達機構10が締付方向に当接しな
い範囲でドライブシャフト5を追い締め方向に回転させ
て第1の雌ねじ3と植込ポルI−Bのねじ保合部に植込
ポル)Hの締付けに要する軸力以上の軸力を発生させる
。その軸力の発生によって筒体2は植込ポル)Bに固着
される。
い範囲でドライブシャフト5を追い締め方向に回転させ
て第1の雌ねじ3と植込ポルI−Bのねじ保合部に植込
ポル)Hの締付けに要する軸力以上の軸力を発生させる
。その軸力の発生によって筒体2は植込ポル)Bに固着
される。
固着後、保合部54に係合させたレンチで筒体2を弛め
方向に回転させることにより、植込ボルトBが弛め方向
に回転する。植込ポルI−Bの取外し後、ドライブシャ
フト5を弛め方向に回転させて締付具を植込ボルトBか
ら取外す。
方向に回転させることにより、植込ボルトBが弛め方向
に回転する。植込ポルI−Bの取外し後、ドライブシャ
フト5を弛め方向に回転させて締付具を植込ボルトBか
ら取外す。
〔発明の効果ゴ
以上のように、この発明においては、植込ボルトの締付
時、ドライブシャフトの回転はねじ軸と第2の雌ねじの
ねじ保合面およびトルク伝達機構の保合部の両方から筒
体に伝達され、植込ボルトの締付後における取外し時に
はトルク伝達機構の当接部が互に離反するため、締付具
の取外しに際しては、ねじ保合面から筒体に伝達された
ボルト締結方向の回転力より少し小さな回転力をドライ
ブシャフトに加えるだけでよく、締付具をきわめて小さ
な力で簡単に取外すことができる。
時、ドライブシャフトの回転はねじ軸と第2の雌ねじの
ねじ保合面およびトルク伝達機構の保合部の両方から筒
体に伝達され、植込ボルトの締付後における取外し時に
はトルク伝達機構の当接部が互に離反するため、締付具
の取外しに際しては、ねじ保合面から筒体に伝達された
ボルト締結方向の回転力より少し小さな回転力をドライ
ブシャフトに加えるだけでよく、締付具をきわめて小さ
な力で簡単に取外すことができる。
また、ドライブシャフトのねじ軸部に挿通孔を形成し、
その挿通孔に挿入した軸材をスラスト軸受で支持し、上
記軸材で植込ボルトを押し込むようにしたことにより、
ドライブシャフトを弛める場合に、軸材と植込ボルトの
相互間の摩擦力の影響を殆ど無視することができ、より
小さな回転力によってドライブシャフトを弛めることが
できる。
その挿通孔に挿入した軸材をスラスト軸受で支持し、上
記軸材で植込ボルトを押し込むようにしたことにより、
ドライブシャフトを弛める場合に、軸材と植込ボルトの
相互間の摩擦力の影響を殆ど無視することができ、より
小さな回転力によってドライブシャフトを弛めることが
できる。
さらに、ドライブシャフトの前側に摩擦体を組込んだこ
とにより、植込み後の植込ボルトから締付具をさらに小
さな回転力によって取外すことができる。
とにより、植込み後の植込ボルトから締付具をさらに小
さな回転力によって取外すことができる。
第1図は、この発明に係る締付具の第1の実施例を示す
縦断正面図、第2図は同上の横断平面図、第3図は同上
の締付具の第2の実施例を示す縦断正面図、第4図は同
上の平面図、第5図は同上締付具の第3の実施例を示す
縦断正面図、第6図は同上トルク伝達機構部を示す側面
図、第7図は第1の実施例で示す締付具、を用いて植込
ボルトの締付けた状態の断面図、第8図は同上締付具の
第4の実施例を示す縦断正面図、第9図は第8図の■−
■に沿った断面図、第1O図は第8図のX−X線に沿っ
な断面図、第1)図はドライブシャフトの回転抵抗を小
さくするための別の手段を示す断面図、第12図及び第
18−IIは従来の締付具を示す断面図である。 2・・・・・・筒体、 3・・・・・・第1
の雌ねじ、4・・・・・・第2の雌ねじ、 5・・・・
・・ドライブシャフト、6・・・・・・ねじ軸部、
10・・・・・・トルク伝達機構、32・・・・・・
挿通孔、 33・・・・・・軸材、35・・・・・
・スラスト軸受、49・・・・・・摩擦体。 同 代理人 鎌 田 文 第10図
縦断正面図、第2図は同上の横断平面図、第3図は同上
の締付具の第2の実施例を示す縦断正面図、第4図は同
上の平面図、第5図は同上締付具の第3の実施例を示す
縦断正面図、第6図は同上トルク伝達機構部を示す側面
図、第7図は第1の実施例で示す締付具、を用いて植込
ボルトの締付けた状態の断面図、第8図は同上締付具の
第4の実施例を示す縦断正面図、第9図は第8図の■−
■に沿った断面図、第1O図は第8図のX−X線に沿っ
な断面図、第1)図はドライブシャフトの回転抵抗を小
さくするための別の手段を示す断面図、第12図及び第
18−IIは従来の締付具を示す断面図である。 2・・・・・・筒体、 3・・・・・・第1
の雌ねじ、4・・・・・・第2の雌ねじ、 5・・・・
・・ドライブシャフト、6・・・・・・ねじ軸部、
10・・・・・・トルク伝達機構、32・・・・・・
挿通孔、 33・・・・・・軸材、35・・・・・
・スラスト軸受、49・・・・・・摩擦体。 同 代理人 鎌 田 文 第10図
Claims (3)
- (1)筒体の内周面に、植込ボルトがねじ係合される第
1の雌ねじと、第2の雌ねじを筒体軸方向に設け、第2
の雌ねじにドライブシャフトの先端に設けたねじ軸部を
ねじ係合し、そのドライブシャフトと筒体との間に、上
記ドライブシャフトを筒体に対して相対的に所定角度回
動したとき互に係合してドライブシャフトの回転を筒体
に伝達するトルク伝達機構を設け、前記ねじ軸部から筒
体に伝達されるボルト締付方向の回転トルクを植込ボル
トの締付けに要する回転トルクより小さくする手段を設
けたことを特徴とする植込ボルト用の締付具。 - (2)前記ドライブシャフトのねじ軸部に軸方向の挿通
孔を形成し、その挿通孔に軸材をスライド自在に挿入し
、その軸材のスラスト反力を受けるスラスト軸受をドラ
イブシャフトの内部に組込んだ請求項(1)記載の植込
ボルト用の締付具。 - (3)ドライブシャフトの前側に植込ボルトの頭面に対
して当接可能な摩擦体を組込み、その摩擦体を筒体に対
して回り止めし、かつ筒体の軸方向に移動自在に支持し
た請求項(1)記載の植込ボルト用の締付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1242791A JPH02256469A (ja) | 1988-09-28 | 1989-09-19 | 植込ボルト用の締付具 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63-245704 | 1988-09-28 | ||
JP24570488 | 1988-09-28 | ||
JP1242791A JPH02256469A (ja) | 1988-09-28 | 1989-09-19 | 植込ボルト用の締付具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02256469A true JPH02256469A (ja) | 1990-10-17 |
Family
ID=26535923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1242791A Pending JPH02256469A (ja) | 1988-09-28 | 1989-09-19 | 植込ボルト用の締付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02256469A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0683278U (ja) * | 1993-05-14 | 1994-11-29 | 本田技研工業株式会社 | スタッドボルト植込ソケット |
JP2010058195A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Jtekt Corp | ねじ締め装置、ねじの締結方法、および、ねじの取り外し方法 |
CN103286730A (zh) * | 2013-06-21 | 2013-09-11 | 无锡市飞玛斯精密科技有限公司 | 双头螺栓植入扳头 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5130962B1 (ja) * | 1969-12-18 | 1976-09-03 |
-
1989
- 1989-09-19 JP JP1242791A patent/JPH02256469A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5130962B1 (ja) * | 1969-12-18 | 1976-09-03 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0683278U (ja) * | 1993-05-14 | 1994-11-29 | 本田技研工業株式会社 | スタッドボルト植込ソケット |
JP2010058195A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Jtekt Corp | ねじ締め装置、ねじの締結方法、および、ねじの取り外し方法 |
CN103286730A (zh) * | 2013-06-21 | 2013-09-11 | 无锡市飞玛斯精密科技有限公司 | 双头螺栓植入扳头 |
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