JPH02256391A - ビデオテープ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、ビデオテープに関し、さらに詳しくは、水
平解像度が４００本以上である高解像度の画像を記録、
再生することのできるビデオテープに関する。

［従来の技術と解決しようとする課題］従来のビデオテ
ープの内、ビデオソフトは、情報記録部に所定の画像情
報が記録されている。また、空のビデオテープは、録画
や転写により、前記情報記録部に映像や音声の情報を記
録している。

ビデオソフトや記録した映像や音声を有するビデオカセ
ットをビデオデツキに装填して、ブラウン管画面に画像
を最適の状態で表示するために。

従来では、ビデオテープ中に記録された画像をブラウン
管に表示し、操作者が画像を見ながら、ビデオデツキに
おける各種の調整つまみを操作して、画像の色調、画像
の濃淡、コントラスト、画像歪等を調整している。

しかしながら、通常に記録した風景や人物像をブラウン
管画面に表示して画像調整を正確に行なうのは、困難で
ある。なぜならば、風景や人物像は、一般に単純な形状
や図形を有していないし。

またその動きも早いし、色調もＮ雑であり、画像の細部
において画像調整に適していないからである。

そこで、正確な画像調整を容易に行なえるように、テス
トパターン、カラーパー等のチェック機能画像を画像記
録部に記録したビデオソフトが市販されている。

最適状態の画像を表示するために、ビデオデッ主に前記
チェック機能画像を有するビデオソフトをビデオデツキ
に装填し、前記チェック機能画像をブラウン管に表示し
１画面上のチェック機能画面を見ながら、ビデオデツキ
における各種の調整つまみを操作して、画像の色調、画
像 の濃淡、コントラスト、画像歪等を調整していた。

しかしながら、このような方法による画像調整では、チ
ェック機能画像を画像記録部に記録したビデオソフトが
もう一本余分に必要であり、また、各録画法のビデオテ
ープを再生する度に最適の状態で画像を表示するために
は、録画法のビデオテープ毎に、チェック機癒画像を画
像記録部に記録したビデオソフトで画像調整しなければ
ならないので操作も煩雑である。

さらに、近年に至り、５ＶＨ５方式等の高品位画像を表
示することのできるビデオシステムが開発されるに至っ
ている。

これに対し、チェック機能を画像記録部に記録したビデ
オソフトの画像品質が低くて、水平解像度が４００本未
満の画像しか再生することができないときには、ビデオ
デツキに、チェック機能画像を画像記録部に記録したビ
デオソフトを装填しても、５ＶＨ３方式等の高品位レベ
ルでの最適状態の画像調整をすることができないと言う
問題点がある。

この発明は前記問題点を解決することを目的にする。

すなわち、この発明の目的は、チェック機能画像を画像
記録部に記録したビデオソフトを特に使用することなく
、また５ＶＨ３方式をはじめとする高品位画像表示シス
テムに対応して最適状態の画像を表示することができる
ビデオテープを提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 前記目的を達成するためのこの発明は、水平解像度が４
００本以上の画像を記録、再生可能であると共に、情報
記録部に未録画領域と水平解像度が４００本以上のチェ
ック機能画像とを備えてなることを特徴とするビデオテ
ープである。

［作用］ この発明では、前記のように構成したので、水平解像度
が４００本以上の高解像度の画像表示ビデオシステムに
このビデオテープを装填して画像を表示し、また画像を
記録することができる。そして、このビデオテープに記
録した画像をビデオデツキに装填して画像を表示する際
に、ビデオテープ中の情報記録部に記録しである水平解
像度が４００本以上のチェック機能画像をブラウン管画
面に表示し、ビデオデツキやブラウン管の各種調整つま
みを操作することにより、そのビデオデツキやブラウン
管の有する最高画像の状態に調整される。

［実施例］ 以下に、この発明の実施例を示す。

なお、この発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。

このビデオテープは水平解像度が４００本以上の水平解
像度の画像を記録、再生することが可能である性能を有
する。このような高解像度を実現することのできる性能
を有する限り、ビデオテープ自体の構造については特に
制限がなく、換言すると水平解像度が４００本以上であ
る画像を記録再生することが可能である限り、さらに高
水平解像度を実現することのできるビデオテープはこの
発明の範囲内にある。また、このビデオテープは、４０
０本以上の水平解像度を実現することのできる性能の外
に、たとえば、磁性層の表面粗さが平均表面粗さＲａで
０．０１０　ｇｍ以下であり、また裏面層の平均表面粗
さＲａが０．０５０　ＪＬ　ｍ以下、好ましくは０．０
３５　ＪＬｍ以下であるのが良い。

これらの磁性層および／または裏面層の平均表面粗さが
前記範囲を外れると、ビデオテープとしてのノイズが多
くなることがある。

囚に、磁性層の表面層の平均粗さと裏面層の平均表面粗
さとの関係を第１表に示す。

なお、平均表面粗（Ｒａｌは、次のようにして測定する
ことができる。すなわち、三次元粗さ測定器５Ｅ−３Ｆ
Ｋ　（小板研究所製）でカットオフ０．２５、針圧３０
層ｇで試料面（磁性層の表面またはビデオテ−プのバッ
クコート層表面）を２．５層−長測定して求めた。

第１表 第１表において、「評価」は、目視による再生画像のざ
らつきの度合いであり、表中の記号は、以下の意味を有
する。

×・・・画像がざらついている。

■・・・ざらつきがなくシャープな画像０・φ・ざらつ
きが殆んど見られない画像このように高品位画像を記録
することのできるこのビデオテープは、第１図に示すよ
うに、その情報記録部の先頭からたとえば２０秒までの
領域ｌに、チェック機能画像が記録されており、先頭よ
り２０秒〜２分の領域２にはオリジナル映像ソフトが記
録され、先頭より２分〜２分１０秒までの領域３にはホ
ワイト画像が記録され、先頭より２分ｌＯ秒からは未録
画部分４になっている。

ここで、前記チェック機能画像としては、たとえば、カ
ラーパーチャート、テストパターンチャート、あるいは
各種のＩＴＥテストチャートたとえばＩＴＥカラーチャ
ート、ＩＴＥマルチパターン、解像度チャート、アパー
チャレスポンスチャート、グレースケールチャート、ゾ
ーンプレートチャート、カラーチャート、肌色カラーチ
ャート等のいわゆるテストチャート、あるいは画像チェ
ックに好適な風景や人物像を有する映像を挙げることが
できる。これらのチェック機能画像はその一種単独を使
用することもできるし、二種以上の画像を使用し、これ
らを画像記録部に時系列に記録しても良い、また、たと
えばハイビジョン方式による映像をソースにしたソフト
をオリジナル映像ソフトとしても良い。

この実施例ではチェック機能画像として、第１図に示す
ように、カラーパーチャート５とテストパターンチャー
ト６たとえば階段波信号チャートとが記録されている。

なお、画像の品質を調整するために前記チェック機能画
像を画像記録部に記録しておくだけでなく、音声品質を
チェックするための音声信号を前記画像記録部に対応す
る音声信号領域に記録しておくのも良い。

このようなビデオテープをビデオデツキに装填し、再生
ボタンを押すと、ブラウン管画面に、カラーパーチャー
トが表示される。そこで、カラーパーチャートを視認し
ながら各種調整つまみを操作してカラー階調１色再現性
等をベストの状態に調整する０次いで、ブラウン管画面
上にテストパターンを表示し、これを視認しながら調整
つまみを操作して画像の歪補正、コントラス）７５をベ
ストの状態に調整する。

なお、この実施例では、チェック機能画像の次にホワイ
ト画像が記録されているので、このホワイト画像の次に
所望の画像を記録することができ、前記チェック機能画
像を消去するおそれがない。

前記実施例では１画像記録部の先頭部分にチェック機能
画像を格納するものであったが１画像記録部の最終部分
に前記チェック機能画像を格納しても良い。

［効果Ｊ この発明によると、水平解像度が４００本以上の高解像
度を実現し得るビデオテープに４００本以上の高解像度
を有するチェック機能画像を記録しているので、　／Ｊ
１１に用意されたチェック機能画像を有する画像チェッ
ク用ビデオソフトを使用することなく、高解像度のビデ
オシステムに装填して、最適状態にシステムを調整する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す説明図である。 １・・・チェック機能画像が記録されている領域。 第１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）水平解像度が４００本以上の画像を記録再生可能
   であると共に、情報記録部に未録画領域と水平解像度が
   ４００本以上のチェック機能画像とを備えてなることを
   特徴とするビデオテープ。