JP2827642B2 - 情報記録媒体に対するデジタルデータ記録方法及びデジタルデータのコピー判定方法 - Google Patents

情報記録媒体に対するデジタルデータ記録方法及びデジタルデータのコピー判定方法

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JP2827642B2 JP34100791A JP34100791A JP2827642B2 JP 2827642 B2 JP2827642 B2 JP 2827642B2 JP 34100791 A JP34100791 A JP 34100791A JP 34100791 A JP34100791 A JP 34100791A JP 2827642 B2 JP2827642 B2 JP 2827642B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音や画像がデジタルデー
タとして記憶される情報記録媒体において、コピー判定
が可能な情報記録媒体へのデジタルデータ記録方式及び
該方法でデータ記録された情報記録媒体からデータコピ
ーが行われたか否かを判定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音声データや画像データの記録に
際しては元データ(アナログデータ)をデジタルデータ
に変換し、光ディスク、CD−ROM等の記録媒体に記
録する方式が採用されるようになってきている。これ
は、デジタルデータがアナログデータに比べて高品質の
データ再現が可能であり、またレコード等と同程度の大
きさの記録媒体に非常に大量のデータを記録することが
可能である等のメリットがあるためである。一方、デジ
タルデータのもう一つの特徴として、オリジナルデータ
に対して情報を殆ど劣化させることなく別の記録媒体に
データをコピーすることが可能であることが挙げられ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たようにデジタルデータは簡単にコピーが可能であるた
め、CD−ROM等の制作者が制作したデジタルデータ
をそのままコピーされる恐れかある。しかも、制作者に
無断でコピーされた場合であっても、そのデータがコピ
ーされたものであるか否かを判定することは実際には不
可能であった。そこで本発明は、あるデジタルデータが
オリジナルデータをコピーしたものか否かを判定するこ
とができる情報記録媒体に対するデジタルデータ記録方
法及びデジタルデータのコピー判定方法を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題が解決するための手段】本発明は上記した課題を
解決するためになされたものであり、請求項1に係る発
明は、情報記録媒体に音や画像等を表す為のデジタルデ
ータを記録する際に、人の感覚が変化していることを識
別出来ない範囲内で、予め設定した特定アドレスのデー
タ値を減じ又は増加させてデータを記録することを特徴
とする情報記録媒体に対するデジタルデータ記録方法で
ある。
【0005】請求項2に係る発明は、情報記録媒体に音
や画像等を表す為のデジタルデータを記録する際に、
の感覚が変化していることを識別出来ない範囲内で、予
め設定した間隔のアドレスのデータ値を減じ又は増加さ
せてデータを記録することを特徴とする情報記録媒体に
対するデジタルデータ記録方法である。
【0006】請求項3に係る発明は、音や画像を表す為
のデジタルデータを記録したオリジナルの情報記録媒体
のデータとテストされる情報記録媒体のデータを比較し
てコピーか否か判定する方法であって、オリジナルの情
報記録媒体にデジタルデータを記録する際に、人の感覚
が変化していることを識別出来ない範囲内で、予め設定
した特定アドレスのデータ値を減じ又は増加させてデー
タを記録しておき、前記オリジナルの記録媒体に記録し
た特定アドレスのデータ値とテストされる情報記録媒体
の対応するアドレスから読み取られるデータ値を比較す
ることによりテストされる情報記録媒体のデータがコピ
ーか否かを判定することを特徴とするデジタルデータの
コピー判定方法である。
【0007】請求項4に係る発明によれば、音や画像を
表す為のデジタルデータを記録したオリジナルの情報記
録媒体のデータとテストされる情報記録媒体のデータを
比較してコピーか否か判定する方法であって、オリジナ
ルの情報記録媒体にデジタルデータを記録する際に、
の感覚が変化していることを識別出来ない範囲内で、予
め設定した特定アドレスのデータ値を減じ又は増加させ
てデータを記録しておき、前記オリジナルの記録媒体に
データ値を減じ又は増加させて記録したアドレスとテス
トされる情報記録媒体から読み取したデータにデータ値
の増減があるアドレスとを比較することによりテストさ
れる情報記録媒体のデータがコピーか否かを判定するこ
とを特徴とするデジタルデータのコピー判定方法であ
る。
【0008】
【作用】本発明は、オリジナルデータの作成時に予め設
定された特定アドレスのデジタルデータ値を減じ又は増
加させる等して劣化させ記録媒体に記録する。画像デー
タで言えば通常モニター上での画素数は640×480
ドット程度のデータ量を持っているため、数カ所のドッ
トのデータが劣化した状態で記録されても、人間の目に
は殆ど目につかず画質には影響はない。しかし、このオ
リジナルの記録媒体のデジタルデータがコピーされた場
合には、特定アドレスのデータは劣化した状態のままコ
ピーされることになるため、テスト対象の情報記録媒体
のデータから上記アドレスのデータ値、即ち劣化の有無
を調べることによって、そのデータがコピーされたもの
かどうかを判定することができる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図2(a)〜(c)は画像を複数の画素に分割し、各画
素毎にR、G、Bのデジタルデータとした場合を示して
いる。各画素の階調は8ビット即ち0〜255の256
階調で表されるものである。図2(a)はソースデータ
であり、原稿フィルム等の画像をスキャナーでR、G、
Bの3原色のデータに分解し、A/D変換を行うことに
よって作成するものである。このソースデータはデータ
ベース化しておき、必要に応じて各種メディアに供給さ
れることになる。例えば、このデータを基に印刷物の作
成を行ったり、ハイビジョン用の静止画データとして用
いられることになる。
【0010】本発明では、これらのソースデータをCD
−ROM等の情報記録媒体に記録するに際しては、特定
の画素のデジタル値を減じまたは増加させてから記録を
行う。本実施例では、例としてソースデータのR、G、
B値を所定間隔毎にデータ値を半分に減じてから記録す
るものとする。例えば、図3に示すように2次元画像の
x、y方向に対して、画像の左上を原点として8画素お
きにこの処理を行う場合には、座標値(8m+p、8n
+q)で表される位置の画素に対応するデータに対して
処理を施す。但し、m=0、1、2、3──、n=0、
2、3──であり、p、qはこの場合0〜7のある値
(一定値)を表している。
【0011】こうして選択された一定間隔毎のデータに
対して、R、G、Bの各データ値を1/2に減らす処理
を行う。例えばソースデータのデータ値が(R、G、
B)=(100、120、130)のデータであったと
すると、これを(R、G、B)=(50、60、65)
とする。このように一定間隔毎にデータをサンプリング
し、かつこのサンプリングされた画素位置のデジタル値
を1/2に減じて記録を行う。こうして処理されたデー
タは、オリジナルデータに比べると部分的に劣化が生じ
ることになるが、サンプリング間隔及びデータの変化量
を適当な値に設定することにより、再現される画像をソ
ースデータのそれに比べて殆ど目視では判別不可能とす
ることが可能である。例えば、画質に応じてR、G、B
の各データ値をそれぞれ異なった割合(変化量)で変化
させたり、R、G、Bの各データの中で、画像の劣化の
少ない1種類又は2種類のデータに対してのみ変化させ
るようにすることもできる。このようにデータを変化さ
せる位置及びR、G、Bの各データ値をどの程度変化さ
せるかは適宜設定すればよく、画像毎に任意に設定でき
る。このようにして所定位置のデータを変化させた状態
で作成したデータを本明細書ではオリジナルデータと呼
ぶこととする。
【0012】次に、ある情報記録媒体に記録されている
データが、上記のようにして作成されたデータのコピー
であるか否かをテストする際の作用について説明する。
CD−ROM等のオリジタルデータがコピーされると、
前記所定位置のデータもソースデータに対して劣化した
ままコピーされることになる。テストされるデータが前
記オリジナルデータのコピーであるか否かの判定は、従
来は再生装置で画面表示された画像を見て人間が判断す
るしかなかった。
【0013】本発明では、テストされるデジタルデータ
のデジタル値を解析し、前記設定した所定位置のデータ
値に着目する。もし、テスト対象のデータがコピーされ
たものである場合には、特定の位置のデータのみがソー
スデータに対して本来とるべき値とはかなり異なった
(劣化した)データとなる。こうした劣化がオリジナル
データ作成時に指定した特定位置に現れているかを調べ
ることによって、そのデータがコピーにオリジナルデー
タをコピーしたことにより作成したかどうかを判定する
ことができる。
【0014】この場合劣化したデータの位置が、一箇所
でもオリジナルデータと一致すれば、当該テストデータ
データはコピーされたものである可能性が高いが、一部
分のみ偶然データが劣化したとも考えられる。このた
め、望ましくは前記設定した一定間隔、即ち(8m+
p、8n+q)で表される座標値の画素に対応するデー
タについて劣化の有無を調べ、オリジナルデータと同じ
間隔で周期的に劣化が現れていれば、テスト対象のデー
タはオリジナルデータをコピーしたものと判定すること
ができる。
【0015】又は、テストデータとソースデータを比較
し、テストデータがソースデータに対して劣化している
アドレスを特定する。こうして特定されたアドレスが、
オリジナルデータに対してデータ値を劣化させたアドレ
スと一致するかどうかを調べ、同じアドレスに劣化が生
じていれば、テスト対象のデータはオリジナルデータを
コピーしたものと判定することもできる。
【0016】もし、データコピーの際に何らかの画像処
理を施して、全体的または部分的にデータ値がオリジナ
ルデータら対して変化させた場合場合であっても(この
場合は、上記特定のサンプル点のデータ値も変化してし
まうことになる)、データ全体のなかで特定の位置に劣
化が現れるというパターンは変化しないので、テスト対
象のデータパターンを前記方法で記録したオリジナルデ
ータのデータパターンと比較することで容易にコピーか
否かを判定することができる。
【0017】本発明を音データに対して行う場合は、や
はり設定したのサンプリング位置ののデジタルデータ
(本実施例では電圧値)を、所定の割合で変化させてお
く。このようにして記録されたデータをコピーした場合
には、そのデータで再現されたデータの波形をオシロス
コープ等で調べると、図4に示すように設定された位置
に波形の不連続点等の劣化が現れることになる。したが
って、そのデータがコピーされたものであることが容易
に判定可能となる。
【0018】本実施例ではR、G、Bの画像データや音
データを例にとり説明したが、これに限られるものでは
なくその他のあらゆるデジタルデータに対して本発明の
処理を施すことで、テスト対象のデータがコピーである
か否かを簡単に判定することができる。また、劣化処理
を行う位置は本実施例に限定されるものではなく、任意
の位置のデータに対して行うことができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、特定アドレスのデータ
値を調べることによってテスト対象のデジタルデータが
コピーによって作成されたものであるか否かを容易に判
定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ処理の説明のブロック図
【図2】デジタル画像データの説明図
【図3】本実施例における画像データの処理位置(アド
レス)の説明図
【図4】本発明の音データに対する処理の説明図
【図5】本発明の作用を示すフローチャート
【図6】本発明の作用を示すフローチャート

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報記録媒体に音や画像等を表す為のデジ
    タルデータを記録する際に、人の感覚が変化しているこ
    とを識別出来ない範囲内で、予め設定した特定アドレス
    のデータ値を減じ又は増加させてデータを記録すること
    を特徴とする情報記録媒体に対するデジタルデータ記録
    方法。
  2. 【請求項2】情報記録媒体に音や画像等を表す為のデジ
    タルデータを記録する際に、人の感覚が変化しているこ
    とを識別出来ない範囲内で、予め設定した間隔のアドレ
    スのデータ値を減じ又は増加させてデータを記録するこ
    とを特徴とする情報記録媒体に対するデジタルデータ記
    録方法。
  3. 【請求項3】音や画像を表す為のデジタルデータを記録
    したオリジナルの情報記録媒体のデータとテストされる
    情報記録媒体のデータを比較してコピーか否か判定する
    方法であって、 オリジナルの情報記録媒体にデジタルデータを記録する
    際に、人の感覚が変化していることを識別出来ない範囲
    内で、予め設定した特定アドレスのデータ値を減じ又は
    増加させてデータを記録しておき、前記オリジナルの記
    録媒体に記録した特定アドレスのデータ値とテストされ
    る情報記録媒体の対応するアドレスから読み取られるデ
    ータ値を比較することによりテストされる情報記録媒体
    のデータがコピーか否かを判定することを特徴とするデ
    ジタルデータのコピー判定方法。
  4. 【請求項4】音や画像を表す為のデジタルデータを記録
    したオリジナルの情報記録媒体のデータとテストされる
    情報記録媒体のデータを比較してコピーか否か判定する
    方法であって、 オリジナルの情報記録媒体にデジタルデータを記録する
    際に、人の感覚が変化していることを識別出来ない範囲
    内で、予め設定した特定アドレスのデータ値を減じ又は
    増加させてデータを記録しておき、前記オリジナルの記
    録媒体にデータ値を減じ又は増加させて記録したアドレ
    スとテストされる情報記録媒体から読み取したデータに
    データ値の増減があるアドレスとを比較することにより
    テストされる情報記録媒体のデータがコピーか否かを判
    定することを特徴とするデジタルデータのコピー判定方
    法。
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