JPH0225626B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0225626B2
JPH0225626B2 JP56503330A JP50333081A JPH0225626B2 JP H0225626 B2 JPH0225626 B2 JP H0225626B2 JP 56503330 A JP56503330 A JP 56503330A JP 50333081 A JP50333081 A JP 50333081A JP H0225626 B2 JPH0225626 B2 JP H0225626B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platen
chamber
cavity
edge
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56503330A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57501823A (ja
Inventor
Haabaato Emu Karisu
Ruisu Efu Guteieretsuzu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Baxter International Inc
Original Assignee
Baxter International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Baxter International Inc filed Critical Baxter International Inc
Publication of JPS57501823A publication Critical patent/JPS57501823A/ja
Publication of JPH0225626B2 publication Critical patent/JPH0225626B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B5/00Other centrifuges
    • B04B5/04Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers
    • B04B5/0407Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers for liquids contained in receptacles
    • B04B5/0428Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers for liquids contained in receptacles with flexible receptacles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B5/00Other centrifuges
    • B04B5/04Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers
    • B04B5/0407Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers for liquids contained in receptacles
    • B04B2005/0435Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers for liquids contained in receptacles with adapters for centrifuge tubes or bags

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)

Description

請求の範囲 1 血液をその成分に分離するようにその中の血
液の遠心のために全血を収容するための遠心室で
あつて、該遠心室は遠心装置の回転軸線のまわり
の円の接線上に遠心装置内で位置決めすることが
できそして該軸線のまわりで回転のためその位置
に取り外し可能に固定されており、前記遠心室は
その中に血液分離室を有し、該分離室は内壁面お
よび外壁面と、頂部および底部と第1および第2
の側縁とを有し前記内壁面は前記軸線の反対に面
しそして該軸線のまわりの円に対し一般に接線上
にありそして第1の半径にある底部接線から少し
の角度で回転軸線へ向つて上方へ延びており、前
記外壁面は前記内壁面に一般に平行に離れそして
内壁面に面しており、前記遠心室は前記分離室の
頂部と底部の中間のその前記第1の側縁上の点で
前記分離室に全血を誘導するための入口手段と、
前記分離室から血漿を排出するための前記分離室
の頂部で前記分離室内へ開いている第1の出口手
段と、そして前記分離室の前記第2の側縁の底に
あるその底部コーナーにおいて前記分離室内へ開
いている第2の出口手段を有し、前記外壁面は赤
血球のような重い粒子を前記第1の側縁から前記
第2の側縁へ外方に、そして同時に前記軸線のま
わりでの分離室の回転中下方底部コーナーへ向つ
て下方へ誘導し、そのためそのような重い粒子が
前記第2の出口手段の外へ排出されることができ
るような形状とされそしてそのように配置されて
おり、そして前記内壁面に隣接する前記第1およ
び第2の側縁の上部は血漿を前記室の外へ誘導
し、そしてそれにより全血から血漿と共に白血
球、特に顆粒球の分離を達成し、白血球を血漿と
共に前記室から前記第1の出口手段へ向つてその
外へ誘導するように、前記第1の出口手段へ向つ
て収れんする形状となつている前記遠心室。
2 前記内壁面の上部に隣接する上方収れん側縁
部分はそれぞれ、15゜ないし40゜の角度で前記内壁
面の頂部底部中心線と交差する線上にある請求の
範囲第1項の遠心室。
3 前記角度が約30゜である請求の範囲第2項の
遠心室。
4 前記内壁面の平面は前記第1の半径に対し
83゜ないし89.5゜の角度である請求の範囲第1項の
遠心室。
5 前記角度は88゜ないし89゜である請求の範囲第
4項の遠心室。
6 前記角度は約89゜である請求の範囲第4項の
遠心室。
7 前記外壁面は前記分離室の前記第1の側縁か
ら第2の側縁までらせん状に延びている請求の範
囲第1項の遠心室。
8 前記らせん状外壁面は、(1)前記第1の側縁に
ある前記外縁面上の第1の点(この第1の点は軸
線から与えられた半径にある)と、そして(2)最初
該半径と軸線の両方に直角で前記与えられた半径
の接線に対して平行な線を引き、そして第2にこ
の線上を前記軸線から与えられた距離だけ移動し
た中心点から、前記与えられた半径と同じ長さの
第2の半径を第2の点まで延長することによつて
形成される請求の範囲第7項の遠心室。
9 前記の与えられた距離は約0.325インチ(0.8
cm)である請求の範囲第8項の遠心室。
10 前記分離室の前記外壁表面は、それぞれ軸
線から延びる前記第1の半径に対し83゜ないし
89.5゜で垂直方向に延びる線によつて規定される
請求の範囲第1項の遠心室。
11 前記角度は約88゜である請求の範囲第10
項の遠心室。
12 前記入口手段は前記分離室の頂部と底部の
中間点において該分離室中へ開いている請求の範
囲第1項の遠心室。
13 前記内壁面へ隣接しそして前記分離室の底
へ延びている前記第1の側縁部分は前記入口手段
から前記分離室の底部まで傾斜している請求の範
囲第1項の遠心室。
14 前記内壁面に隣接する前記第1の側縁の前
記傾斜した下方部分は水平線に対し約45゜の角度
にある請求の範囲第13項の遠心室。
15 前記入口手段の下にありかつ前記外壁面に
隣接する前記第1の側縁の部分は傾斜し、そして
前記分離室の底へ延びている請求の範囲第1項の
遠心室。
16 前記外壁面へ隣接する前記第1の側縁の前
記下方傾斜部分は水平線に対し約45゜の角度にあ
る請求の範囲第15項の遠心室。
17 前記外壁面へ隣接する前記第1および第2
の側縁の上部は前記外壁面の垂直中心点と40゜な
いし50゜で交差するそれぞれの線上で前記第1の
出口手段へ向つて傾斜している請求の範囲第1項
の遠心室。
18 前記角度は約45゜である請求の範囲第17
項の遠心室。
19 前記外壁面へ隣接する前記第1の側縁は、
前記上方傾斜部分と、下方傾斜部分と、そして前
記上方傾斜部分および下方傾斜部分の間を一般に
垂直に延びる部分とによつて区切られる請求の範
囲第17項の遠心室。
20 前記第2の側縁は、前記上方側縁部分と、
前記室の底部コーナーから少しの角度で外側へ前
記外壁面の頂部底部中心線へ向つて前記外壁面へ
隣接する前記上方傾斜側縁部分まで延びる下方部
分とによつ区切られる請求の範囲第17項の遠心
室。
21 内側プラテンと、外側プラテンと、そして
その間に挟持された2枚のの可撓性材料で製作し
た可撓性容器とを含むプラテンアセンブリを含
み、前記外側プラテンは第1の内側表面を有し、
該内側表面は軸線方向に面しそしてその中に第1
の空胴を有し、該第1の空胴はその第1の側縁と
第2の側縁の間およびその頂部と底部の間を延び
る前記外壁表面を有し、第1および第2の側縁は
相互に向つてそして前記空胴の頂部に向つて収れ
んし、前記外壁面は短かい底縁と前記第1の側縁
に向つて前記底縁部分から延びる傾斜した縁部分
とを有し、前記外側プラテンは前記内側表面内に
前記外側プラテンの頂縁から前記底縁と前記第2
の側縁との合体部までの間に出口形成みぞ構造を
有し、前記内側プラテンは軸線の反対方向へ面す
る第2の内側表面を有しそして前記第1の空胴と
交合するのに適した第2の空胴をその中に有し、
前記第2の空胴は外側へ広がる傾斜した上方の第
1および第2の側縁部分と底縁部分と前記上方第
1の側縁部分から前記底縁部分へ延びる傾斜した
下方の第1の側縁部分との間に広がる前記内壁面
をその中に有し、前記内側プラテンは前記内側プ
ラテンの頂縁と前記第2の空胴の頂部との間の前
記第2の表面中に頂部出口形成くぼみ構造と、そ
して前記内側プラテンの頂縁から前記上方および
下方の第1の側縁部分の合体部まで延びる入口形
成みぞ構造を前記第2の内側表面内に有し、前記
外側および内側プラテンはその間に前記可撓性容
器を挟持してその中に前記血液分離室を形成し、
前記それぞれのプラテン中の前記それぞれの第1
および第2の空胴は、全血が、前記容器の1枚の
容器壁が前記内側プラテンの前記第2の内側表面
中の前記入口形成みぞ構造中に収容された結果形
成された入口通路を通り、そして前記分離室と頂
部の底部との中間点で該分離室中へ受け入れら
れ、そして遠心中赤血球が前記外側プラテンの前
記第1の内側表面中の前記第1の空胴の前記底縁
と前記第2の側縁との合体部付近の下方外側コー
ナーへ向つて誘導され、そのため赤血球は1枚の
容器壁が前記外側プラテンの前記内側表面内の前
記出口形成みぞ構造に収容された結果前記容器壁
間に形成された出口通路を通つて排出されること
ができ、白血球特に顆粒球を運ぶ血漿は前記内側
プラテン中の前記第2の内側表面中の前記第2の
空胴の上方第1および第2の側縁部分により、前
記内側プラテン中の前記頂部出口形成くぼみ構造
によつて形成された頂部出口の外へ誘導されるよ
うに前記分離室の形状が定められている請求の範
囲第1項の遠心室。
22 前記内側プラテンは軸線に面する平坦な背
壁面を有し、そして前記内側プラテンの前記第2
の内側表面は前記平坦な背壁表面と平行でなく、
そのため前記第2の内側表面は前記背壁面から与
えられた距離にある前記内側プラテンの第1の側
縁部から前記与えられた距離より大きい距離で前
記背壁面から離れている線まで延び、そして前記
内側プラテンは前記第2の内側表面から前記内側
プラテンの前記第2の側縁まで前記背壁面の平面
に向つて傾斜した平面内を延びる狭い壁面を有
し、そのため前記第2の空胴はその第2の側縁に
おいてその第1の側縁においてよりも深くなつて
おり、前記第2の空胴内の前記内側表面は前記背
壁の平面と平行に離れている平面内に横たわつて
いる請求の範囲第21項の遠心室。
23 前記内側プラテンの前記第2の内側表面は
その上に、前記第1の側縁の傾斜した下方部分に
隣接しそして前記第2の空胴の底に隣接する前記
第2の内側表面を横切り、そして前記第2の空胴
の底へ隣接する前記第2の内側表面を横切り、そ
して前記狭い壁表面を横切つて、前記入口形成み
ぞ構造に沿いかつその両側に隆起部を有し、そし
て前記みぞ構造の一方の側の隆起部から前記第2
の空胴の上方第1側縁部分に沿いそして次に前記
内側プラテンの頂縁まで延びる隆起部を有し、前
記隆起部はその間で前記可撓性容器の部分を絞り
そして挟持する役目を果すようになつている請求
の範囲第22項の遠心室。
24 前記外側プラテンは前記内側プラテンの前
記平坦な背壁面に対し一般に平行な背壁面部分を
有し、そして前記外側プラテンの第1の内側表面
は前記内側プラテンの前記第2の内側表面と交合
するように前記背壁面部分に対し平行でない平面
内にあり、そして前記内側表面から前記背壁面部
分から遠去かる方向に前記外側プラテンの縁まで
延びる狭い壁面を有している請求の範囲第22項
の遠心室。
25 前記外側プラテンの前記第1の内側表面内
の前記第1の空胴の前記下方コーナーにみぞが設
けられ、そして前記第1の空胴を前記みぞ構造と
連通させている請求の範囲第24項の遠心室。
26 前記外側プラテンの前記第1の内側表面は
その上に前記外側プラテンの頂縁から外側プラテ
ンの第2の側縁まで前記みぞ構造に沿つて延びる
隆起部と、前記みぞ構造と前記第1のくぼみの前
記第2の側縁の前記少し傾斜した部分との間を前
記くぼみまで延びる隆起部を有し、そして前記第
1の内側表面はその頂部に隣接してそれから外側
へ延びそして前記プラテンの前記第2の内側表面
内の前記出口くぼみ構造に収容されてそれと交合
するのに適したボス構造を有する請求の範囲第2
4項の遠心室。
27 前記内側プラテンは前記内側プラテンの頂
縁に隣接してその第2の内側表面から延びる3本
の円筒形ピンを有し、各円筒形ピンは平坦な外表
面を有し、前記外側プラテンはその第1の内側表
面に前記内側プラテンの第2の内側表面から延び
る前記3本のピンを収容するのに適合した3個の
開口を有し、そして前記可撓性容器は前記可撓性
容器を前記内側および外側プラテン間に挟持する
時それを整合しそして保持するため前記3本のピ
ンと交合しそれを収容するのに適した3個の打抜
き穴を有する請求の範囲第24項の遠心室。
本発明の分野 本発明は全血から顆粒球に富む成分を分離する
ための遠心室に関する。もつと特別には、本発明
は全血が室の中で遠心力を受けている間に、全血
からの顆粒球の増進された分離を提供するための
室の特別の形状および該室の方位に関する。
先行技術の説明 全血を供血者から採血し、全血をその成分に分
離しそして血液の一または二以上の成分を収集す
るための分離室で血液を遠心し、次に残りの成分
を再合併し、そして再合併した血液を供血者へ返
還するための方法および装置がこれまで提案され
ている。そのような方法および装置の実例は次の
米国特許中に記載されている。
米国特許番号 特許権者 4146172 カリスら 4185629 カリスら 4187979 カリスら 米国特許第4146172号は「遠心力液体処理シス
テム」に関し、それには血液分離室と、交合する
空胴の形状を有する血液分離室をその中に形成す
るように可撓性プラスチツク容器を収容した交合
する空胴をその中に有するプラテンのための特定
の形状が記載され、クレームされている。
米国特許第4185629号は「血液の処理方法およ
び装置」に関し、全血をその成分に分離するため
の方法および装置と、米国特許第4146172号に記
載され、クレームされているタイプの分離室を記
載する。
米国特許第4146172号および4185629号に記載さ
れている血液分離室においては、全血が該室へ導
入され、該室が取り付けられている遠心装置の回
転軸線から本体同じ半径で配置された室の頂縁両
側から赤血球が取り出され、そして遠心装置の回
転軸線から短い半径に位置する該室の頂部中心部
から血小板に富む血漿が取り出される。
「ある量の血液をその成分に分画するための方
法およびシステム」に関する米国特許第4187979
号は、全血を赤血球、白血球、血小板および血漿
に分離するための方法およびシステムを記載す
る。この方法およびシステムはまた、白血球、血
小板および血漿を収集するための遠心装置の内部
または外部の収集室を提供する。この装置におい
て、遠心装置内にダイヤモンド位置に位置する一
般に四角の分離室が記載され、全血は室の側部コ
ーナーの一方へ導入され、赤血球は室の他の側部
コーナーから取り出される。血漿は白血球および
血小板と共に室の頂部コーナーから取り出され、
そして白血球分離室、ついで遠心装置内の血小板
分離室を循環する。次に血小板分離室から取り出
された血漿は分離室の底部コーナーへ返還され、
それによつて全血からの白血球および血小板と、
血液分離室を横切つて流れる赤血球を抽出する。
上記3特許の各々に記載された装置は、血漿と
共に取り出される赤血球がこれら特許に記載され
た態様でモニターされ、そして制御できるよう
に、全血分離室から取られる血漿の光学密度を感
知する光学的漏れ検出器またはセンサーを使用す
る。これら3特許に記載された装置に使用するた
めの特定の光学的検出器は米国特許第4227814号
に記載され、クレームされている。
米国特許第4146172号、第4185629号および第
4227814号を参照としてここに取り入れる。
上に特定した特許で教えるように全血をその成
分に分離するに当たり、全血は遠心を受ける分離
室へ与えられた流量でポンプ送りされ、そして血
小板および/または白血球を含む血漿は他の流量
で取り出される。血漿を取り出す割合はその光学
密度が一定量の赤血球が血漿と共に取り出されて
いることが示すあるレベルを超えるまで増加させ
られる。次に血漿を取り出すためのポンプはその
中に赤血球が混入した血漿のあらかじめ定めた量
を分離室へ返還するように逆回転させられ、血漿
ポンプの吐出量が減少され、そしてその元のポン
ピング方向へ逆回転させられ、そして血漿ポンプ
はある量の全血が処理し終るまでこの操作をくり
返すように再運転される。このようにして、血小
板および/白血球に富む血漿が赤血球による少し
のまたは最低の汚染をもつて血液分離室から取り
出される。しかしながら全血の性質のため、白血
球の顆粒球は赤血球から効率的に分離されなかつ
た。
全血から白血球、特に顆粒球の分離は、全血/
赤血球を遠心を受ける血液分離室を通つてその一
方の側部からその他の側部へ通過させ、同時に血
漿が赤血球から顆粒球のような白血球を溶出する
役目をするように、血漿を分離室をその底部から
その頂部へ通過させることによつて改善された。
血液分離室内における全血/赤血球と血漿とのそ
のようなクロス流を与えるための方法およびシス
テムは、前出の米国特許第4187979号に記載され、
その記載を参照としてここに取り入れる。
後で詳細に記載するように、本発明の方法およ
び分離装置は、以前の方法、装置およびシステム
から得られるよりも、もつと効率的な全血からの
白血球、特に顆粒球の分離を提供する。全血から
のより良い顆粒球の分離は、本発明により、血液
分離室の特定の形状および方位によつて達成され
る。
また、本発明の教示により、プラテンを遠心装
置内の所定位置に固定するためのプラテン、ホル
ダーおよびラツチアセンブリ内に取り外し自在に
収容された内側および外側プラテン中にそれぞれ
設けられた2個の交合する空胴によつて血液分離
室が形成される。この特定のプラテン、ホルダー
およびラツチアセンブリは、1979年12月12日に出
願されたアメリカ特許出願第102747号の「プラテ
ンを遠心装置内の所定位置に固定するためのプラ
テンホルダーおよびラツチアセンブリ」と題する
出願に記載されているタイプのものであり、その
記載を参照としてここに取り入れる。
さらに後で詳細に記載するように、本発明の分
離室は、全血が該室の底部と頂部の間で室の一方
の側部から、そして赤血球は室の底のコーナーへ
向つて下方外側へ指向し、血漿はその中の白血球
および血小板と共に室から頂部中央出口へ向つて
上方へ指向するような態様で該室へ入るような形
状および装置となつている。
本発明の要旨 本発明によれば、血液のその成分への分離が行
われるようにその中で血液を遠心するため全血を
その中に収容するための遠心室が提供され、前記
遠心室は遠心装置内で該装置の回転軸線のまわり
の円の接線上に位置することができ、そして該軸
線のまわりで回転するためその位置に取り外し可
能に固定されており、前記遠心室は内側壁表面と
外側壁表面と、頂部および底部と、第1および第
2の側縁とを有する血液分離室をその中に有し、
前記内側壁表面は前記軸線の反対に面しそして一
般に該軸線のまわりの円に対して接線上にありそ
して第1の半径にある底部接線から回転軸線に向
つて微かな角度で上方に延びる平面内にあり、前
記分離室の頂部および底部間の前記第1の側縁上
の点において前記分離室へ全血を誘導するための
入口手段を有し、前記分離室の頂部において開口
し前記分離室から血漿を排出するための第1の出
口手段、および前記分離室の前記第2の側縁の底
部の底部コーナーにおいて開口する第2の出口手
段とを有し、前記外側壁表面は、赤血球のような
重い粒子を前記第1の側縁から前記第2の側縁
へ、そして同時に前記室の回転中前記下方底部コ
ーナーへ向つて誘導し、そのためそのような重い
粒子が前記第2の出口手段の外へ排出されること
ができるように配置し、形状を取らせ、そして前
記内側壁表面に隣接する前記第1および第2の側
縁の上方部は、血漿を該分離室の外へ誘導しそし
てそれにより全血から白血球、特に顆粒球を分離
し、それを血漿と共に前記分離室から前記第1の
出口へ向つて外に誘導するように、前記第1の出
口手段へ向つて収れんする形状となつている。
さらに本発明によれば、可撓性の一般に四角形
のバツグが提供され、各プラテンが他方のプラテ
ン中の空胴と合同して前記バツグ内に血液分離室
を形成するように合体する形状となつている空胴
をその中に持つプラテンアセンブリの2枚のプラ
テン間に前記可撓性バツグを収容して挟持し、そ
して遠心装置内でそれと共に回転するとき、全血
をその成分へ分離するためその中へ全血を収容す
るためその周縁に沿つてシールされた2枚の可撓
性材料から形成され、前記可撓性バツグは一方の
側縁に隣接して頂縁に頂側部出入口を有し、そこ
から赤血球のための出口として機能するチユーブ
が延び、頂縁に頂部中央出入口を有しそこから血
漿および白血球のための出口であるチユーブが延
び、そして頂部中央出入口の他の側の頂縁に頂部
半中間出入口を有しそこから全血のための入口と
して機能するチユーブが延び、前記頂部半中間出
入口と前記バツク内に形成された分離室の底部と
頂点との中間点との間を延びる、少なくとも1枚
のバツグ壁が1枚のプラテンに形成された第1の
みぞに収容される結果前記2枚のバツグ壁間に形
成され、その結果前記頂部半中間出入口および第
1の通路へ入つて行く全血が前記第1の通路によ
つて前記室の一方の側部において該室の頂部と底
との中間で分離室内に誘導されるようになつてい
る第1の通路を有し、少なくとも1枚のバツグ壁
が1枚のプラテンに形成された第2のみぞに収容
される結果前記2枚のバツグ壁間に形成されそし
て前記室の他の側部の前記分離室の底部コーナー
と前記頂側部出入口との間を延び、その結果下方
コーナーへ向う赤血球が第2の通路および前記頂
側部出入口の外へ出るようになつている第2の通
路を有し前記バツグ壁は前記空胴中へ可動であ
り、分離室をその中の全血が遠心力へ服されるよ
うに回転するとき分離室へポンプ送りされる全血
の圧力によつて前記空胴の形状を持つ分離室を形
成し、バツグ内に形成された分離室の形状および
方向は前記バツグ内で血漿および白血球を赤血球
から分離する役目を果し、そして前記バツグが使
い捨てであり、そのためプラテン間に挟持された
バツグ中に分離室を形成する交合する空胴を特別
に洗浄することなく急速に再使用できるようにな
つている。
さらに本発明によれば、内側プラテンと、外側
プラテンと、そしてそれらの間に挟持された可撓
性容器を含み、そして遠心装置内で接線方向に位
置されることができそして装置の回転軸線のまわ
りで回転のためその位置に取り外し可能に固定さ
れたプラテンアセンブリが提供され、外側プラテ
ンは該軸線に面する内側表面を有し、前記内側表
面は第1および第2側縁と、そして前記第1の縁
から前記プラテン内へそして前記第2の側縁へと
延びそして頂部および底部を有するカーブした壁
面を有し、前記空胴はそれに対し可撓性容器の壁
が位置する時該容器へ入る全血を前記頂部および
底部の中間で該容器内の前記空胴中へ誘導し、そ
して赤血球を前記底部と前記空胴の前記第2の側
縁の前記下端との間の合体点にある前記空胴の下
方コーナーへ向つて誘導する形状となつている。
さらに本発明によれば、内側プラテンと、外側
プラテンと、そしてその間に挟持された可撓性容
器とを含み、そして遠心装置内に接線方向に位置
することができ、そして装置の回転軸線のまわり
で回転するためその位置に取り外し自在に固定さ
れたプラテンアセンブリが提供され、内側プラテ
ンは頂部、底部および第1、第2側縁を有する空
胴と、前記頂部、底部および前記側縁間に延びる
平坦な表面とを有し、前記空胴の前記第1および
第2の側縁の上方部分は前記空胴からの出口を形
成するくぼみを有する前記空胴の頂部へ向つ収れ
んしており、その結果前記第1および第2の側縁
の収れんする上方部分は、可撓性容器の壁が前記
空胴内に収容される時、白血球、特に顆粒球を運
ぶ血漿の流れを前記空胴の頂部へ誘導し、流れを
容易にする役目を果す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、その中に本発明の分離室が形成され
るプラテンアセンブリと、該プラテンアセンブリ
がその内に収容され、そして取り外し可能に遠心
装置内の所定位置に固定されるプラテン、ホルダ
ーおよびラツチアセンブリの分解斜視図である。
第2図は、第1図に示したプラテン、ホルダー
およびラツチアセンブリ内に固定されたプラテン
アセンブリの斜視図である。
第3図は、プラテン、ホルダーおよびラツチア
センブリを除去した第2図に示したプラテンアセ
ンブリの斜視図である。
第4図は、アセンブリの内側および外側プラテ
ン中の空胴とその間に位置する可撓性プラスチツ
クバツグとを明瞭に示すため、内側プラテンを外
方へ回転した第1図に示したプラテンアセンブリ
の分解斜視図である。
第5図は、外側プラテン内の空胴中の血液分離
室のカーブした外側表面の形成方法を示す図であ
る。
第6図は、第3図に示したプラテンアセンブリ
の側面図であり、そして遠心装置回転軸線に平行
な垂直線の対するプラテンアセンブリの傾斜角度
を示す。
第7図は、第3図の線7―7に沿つたプラテン
アセンブリの頂面図である。
第8図は、第3図の線8―8に沿つたプラテン
アセンブリの水平断面図である。
第9図は、第7図の線9―9に沿つた、内側プ
ラテンの内側表面の垂直平面図である。
第10図は第7図の線10―10に沿つた、外
側プラテンの内表面の垂直平面図である。
好ましい具体例の説明 図面を詳細に参照すると、第1図に内側プラテ
ン12と、外側プラテン14とそしてその間位置
する可撓性プラスチツクバツグもしくは容器16
とよりなるプラテンアセンブリ10が図示されて
いる。図示するように、プラテンアセンブリ10
は、「プラテンを遠心装置内の所定位置に固定る
ためのプラテンホルダーおよびラツチアセンブ
リ」と題するアメリカ特許出願第102747号に記載
されたタイプのプラテンホルダーおよびラツチア
センブリ18中に取り外し可能に収容される。該
アメリカ特許出願の記載を参照としてここに取り
入れる。
図示するように、アセンブリ18は外側壁20
と、その底へ回動自在に接続された内側壁22と
を含むホルダー部分19を含む。またはアセンブ
リ18は、第1図に示す延びた位置と第2図に示
す閉じた位置との間を可動である第1および第2
のリンク仕掛24および26を含む。延びた位置
においてはプラテンアセンブリの部分12,14
および16はホルダー19内に容易に差し込むこ
とができる。次にリンク仕掛24および26は、
2個のプラテン12および14がその間に容器1
6を挟持するように内側壁を内側プラテン12に
対して動かすため関節運動する。
第1,第3および第6図に示すように、内側プ
ラテン12はその裏側へ固着され金属プレート3
0を有し、該プレート30は遠心装置(図示せ
ず)の回転軸線を向くようにホルダー19内に位
置する外壁面32を有する。またホルダー19内
への内側プレート12の取り付けを容易にするた
め、第1および第2の翼36および38が、第1
図および第3図に最も良く示されているように、
外表面32の下部外縁部へ固着される。これら翼
36および38は開いた位置にあるリンク仕掛け
24および26によつて提供される空間40およ
び42を通過して収容され、そして次に背壁20
の側縁へ取り付けられたストツプ44および46
の下でホルダー19内に位置する。このようにし
て内側プラテン12とそして協力する交合する外
側プラテン14のホルダーからの脱落が防止され
る。
または内側プラテン12はそれへ取り付けられ
た上方フランジ部材50を有し、該部材50は内
側プラテン12の頂縁54より下で外壁表面32
から外側へ延びる肩52を有する。肩52はホル
ダー19が第2図に示す閉じた位置にある時、内
側プラテン12がホルダー内へ内側へ動くことを
制限するため、ホルダー19の頂部に接するのに
適合している。
内側プラテン12は内側表面56(第4図)を
有し、それは後で詳述する空胴60がその中に形
成される広い平坦部分58と、狭い壁部分62と
を含む。広い内側表面部分58は内側プラテン1
2の第1の縁64から外側表面32から短い距離
を置いて外側表面32から離れる角度をなして広
い平坦表面部分58と狭い平坦部分62との境界
を形成する線66まで延びる。次に狭い平坦な内
側表面部分62が角度をなして線66から外側壁
表面32へ向つて内側プラテン12の第2の縁6
8まで延びる。この形状により内側プラテンの内
側表面56は不規則で、そして外側表面に対して
平行でなく、そしてこのプラテンアセンブリがそ
の上に位置する接線にも平行でない。これは、プ
ラスチツクバツグ/容器16が内側プラテン12
と外側プラテン14との間に挟持され、そしてバ
ツグ16内に内側プラテン12の内側表面56へ
延びる空胴60とそして外側プラテン14の内側
表面72中の交合する空胴70との形状によつて
形成される分離室内で全血が遠心された後に、バ
ツグ16の除去を容易にする。
第1図および第4図に示すように、外側プラテ
ン14はその裏側表面76から延びている上部リ
ツプもしくはリム構造74を有する。該リムもし
くはリツプ74は、外側プラテン14のホルダー
19内部への内方への移動を制限するストツプを
構成する。
また第7図および第9図に図示し、そして第1
図から自明のように、外側プラテン14の背面7
6は、両方のプラテン12および14がホルダー
19内に収容される時、内側プラテン12へ固着
された金属プレート30の外側壁面32に対し一
般に平行である背後壁部分78を有する。また該
背後表面76は二つの傾斜した部分80および8
2を含み、部分80は外側プラテンの第1の縁8
4から壁部分79まで延び、そして壁部分82は
外側プラテン14の第2の縁86から壁部分78
9まで延びる。
第4図および第1図に示すように、内側表面7
2は広い平坦な部分88と狭い平坦部分90を有
する。自明なように、平坦部分88は内側プラテ
ン12の平坦な表面部分58に対して接するのに
適合している。同様に外側プラテン14の内側表
面72の狭い平坦部分90は内側プラテン12の
内側表面56の狭い平坦部分62に対して接する
のに適合している。平坦な内側表面部分88は、
外側プラテン14の第1の側縁84から平坦な背
壁部分78に関して与えられた距離で、そして背
壁部分78の平面へ向つて角度をなして延びる。
線92から狭い平坦な内側表面部分90は、背壁
部分78を含む平面から離れる方向へ延びる。こ
のようにして不規則な内側表面72が形成され、
それがバツグ16内に空胴60および70によつ
て形成された分離室内である量の全血が遠心さ
れ、そしてプラテン12および14そしてバツグ
16を除去するためプラテンホルダおよびラツチ
アセンブリ18が開かれた後、プラテンアセンブ
リからのバツグ16の除去を容易にする。また傾
斜した平坦な内側表面部分58および88は、そ
の中の空胴60および70がその一方の側から他
方の側まで変化する深さを持つ結果となる。
プラスチツクバツク/容器は、2枚のポリ塩化
ビニル材料で形成され、それらはその中に袋が形
成されるように2枚のバツグ壁の縁に沿つて合体
シールされる。またバツグ16の上方縁取部94
は広く、そしてその中に内側プラテン12の内側
表面56から延びるピン105,106および1
07を収容するのに適した3個の打ち抜き穴9
5,96および97を有する。図示するように、
各ピン105,106および107は平坦な外表
面を持つ一般に円筒形で、これはそれらの打ち抜
き穴95,96および97を通る運動を容易にす
る。またピン105,106および107は外側
プラテン14の内側表面72中の交合する開口1
15,116および117中に収まる。
第9図に最良に示すように、空胴60は内側壁
表面130を有し、該表面は第8図に示すように
平坦で、そして外側壁表面32に対して一般に平
行に配置される。内側壁表面130は、空胴60
の頂部および底部の間、そして空胴60の第1お
よび第2の側縁の間で横方向に延びる。第1の側
縁は上方の傾斜した縁の壁面部分131と、そし
て下方の傾斜した縁の壁面部分132とによつて
区切られる。空胴の第2の縁は、上方の傾斜した
縁の壁面部分133と、そして垂直に延びる下方
の縁の壁面部分134とによつて区切られる。底
は、傾斜した下方の壁部分132と垂直に延びる
下方の壁部分134との間に延びる底縁壁表面部
分135によつて区切られる。
各縁の壁面部分131―135間の内側平坦壁
表面130との合体部は、第8図に示すように、
縁壁面134と外側壁面130間の円ぶち138
のように丸くされる。
空胴60の第1および第2の縁の壁面の上方部
分131および133は、プラテン12の頂部か
ら底部への中央線に対して角度をなして傾斜し、
そのような角度20゜ないし40゜であり、好ましくは
30゜である。
空胴60に加えて、内側プラテン12は空胴60
の頂部のところに空胴の頂部をその頂縁54へ連
通する上方くぼみ構造140を有し、その中に頂
部中央出入口を形成するチユーブ122を収容す
る。また平坦部分58には内側プラテン12の頂
縁54から上方縁壁部分131と下方縁壁部分1
32の間の合体部まで延びるみぞ構造142があ
る。みぞ構造142に隣接して隆起部143およ
び144があり、それらは可撓性プラスチツクバ
ツグ16の一部にひだをつけ、バツグ16中に出
入口121から、空胴60の頂部および底部の中
間の第1の側縁上の、上方の傾斜した部分131
および下方の傾斜した部分132の合体部のとこ
ろの点まで通路を形成する。隆起部143は、傾
斜壁表面部分132近くまで、そして次に内側表
面56を横切つて壁表面部分133に沿つて下方
へ延長し、バツグ16の壁と係合してそれを圧
し、その中に分離室を形成する。このような分離
室は第8図で参照番号150によつて同定されて
いる。
他の隆起部152は隆起部144から延び、そ
して上方の傾斜壁部分131から離れている。こ
の隆起部152はくぼみ構造140近くの点まで
延び、そして次に頂縁54まで上方へ延びる。
第10図に最良に示されるように、外側プラテ
ン14中の空胴70は、プラテン14内において
横方向に延びる壁表面160を有する。第4図に
示すように、この壁表面160は空胴70の第1
の側部から空胴70の第2の側部までカーブして
いる。第5図を参照すると、このカーブした表面
はらせん状に延び、そのため空胴70の第2の側
部は第1の側部よりも遠心装置の回転軸線からさ
らに遠くにある。該らせんは、(1)空胴70の第1
の縁におけるカーブした壁面160上の第1の点
171から(この点は回転軸線174からの与え
られた半径172にある)、(2)壁面160上のそ
の第2の縁にある第2の点175まで延びるカー
ブによつて区切られる。該第2の点175は最初
与えられた半径172および回転軸心174から
延びそしてそれらに直角であり、そして与えられ
た半径172上の点171における接線177に
対して平行に延びる線176を引き、そして第2
に、好ましくは0.325インチ(0.8cm)である与え
られた距離だけ軸心174から移動した線176
上の中心点179から半径172と同じ長さを持
つ第2の半径178を延長することによつて規定
される。
また血液分離室150の外壁表面160とよば
れある壁面160はその底部からの頂部まで傾斜
している。これに関し、表面160上の頂部底部
間の中心線は背壁部分78が含まれる平面に対し
約1゜の角度を形成する。
空胴70の第1の側部は、上方の傾斜した壁表
面部分181と、垂直に延びる縁壁表面部分18
2と、そして下方に傾斜した縁壁表面部分183
とによつて区切られる。縁壁部分182は縁壁部
分181および183の中間を延び、そして縁壁
部分183は一般に水平に延びる底の壁部分18
4へ延びる。
空胴70の第2の縁は、上方の傾斜した壁部分
185と、下方の少し傾斜した壁部分186とに
よつて区切られる。第1および第2の縁の上方の
傾斜した壁部分181および185は、プラテン
14の頂部底部間の中心線に対して40゜ないし50゜
の角度で、好ましくは約45゜の角度で傾斜する。
第2の側縁186は、その下方のコーナーから中
心線に向つて、そして上方の傾斜した壁部分18
5まで上方へ少し傾斜している。傾斜した壁部分
183は、好ましくは水平線に対し45゜の角度に
ある。
空胴70に加えて、内側表面72はその中にそ
の下方のコーナーにおいて、底の壁部分184
と、空胴70の第2の側部の傾斜した壁部分18
6の下端との合体部にくぼみ190を有する。
また内側表面にみぞ構造192があり、該みぞ
は、くぼみ190から狭い平坦部分90中を上方
へ、そして次に平坦部分88中へ戻り、そして外
側プラテン14の頂縁194を上方へ延びる。み
ぞ構造192の上部はその中にチユーブ123を
収容し、そして該チユーブ123から空胴70の
下方コーナーにあるくぼみ190までの通路を形
成する役目をする。くぼみ190は回転軸線から
最遠方点である。
また第4図に最良に示されているように、外側
プラテン14はその頂部にボス196を有し、該
ボスは出口122のための出口通路を形成するた
めくぼみ構造140と交合する。
第6図に最良に示されているように、プラテン
アセンブリ10は、その中を延びている側部間の
平面が回転軸線から外側へ延びている半径172
のような半径に対して83゜ないし89.5゜の角度で延
びるように、遠心装置内に設置される。好ましく
はこの角度は89゜である。その結果、平坦な内側
130は、半径172に対し89゜の角度であり、
そしてカーブした表面160はすでに1゜の角度に
あるから、それは半径172に対し88゜の角度と
なるであろう。
バツグ16を形成する材料のバツグ壁を分離室
150を形成するための所望の形状に縮むのを助
けるため、プラテン14の内側表面72は上縁1
94からみぞ構造192に沿つてプラテン14の
第2の縁86まで下方に延びる隆起部201を有
する。他の隆起部20はくぼみ190からみぞ構
造192の他方の側に沿つて頂縁194まで上方
に延びる。他の隆起部203は隆起部202から
傾斜した壁部分185に沿つてボス196まで、
そして次にプラテン14の頂縁194まで延び
る。
プラテン12および14がその中に空胴60お
よび70を形成し、そしてバツグ16をその間に
挟持して、全血が出入口121を通つて収容さ
れ、そしてみぞ構造142によつて形成された通
路を通つてバツグ16に形成された全血分離室の
第1の側へその頂部と底部の中間点に誘導され、
そして次に壁面130および160の傾斜によ
り、赤血球は第10図に矢印210で示したよう
に、空胴70の下方コーナーのところのくぼみ1
90へ向つて下方外側へ誘導される。これはカー
ブした壁面160が回転軸線174から外側下方
へ延びているために特有である。
その間赤血球より軽い全血からの血漿は、内側
表面130上の出口122を含む内側壁面130
上の頂部底部間中心線上にある最も短い半径に向
つて移動するであろう。従つて血漿および白血球
は第9図に矢印212で示した方向に移動するで
あろう。
空胴60および70の縁壁表面、および内側お
よび外側壁面130および160のさまざまの形
状についての実験的テストにより、バツグ16中
に血液分離室150を形成するための前述した態
様で形成した空胴60および70は、血液分離室
150内で遠心した全血から血漿と共に顆粒球の
分離を増進し、顆粒球が矢印212で示す方向へ
流れることが判明した。
この全血からの顆粒球の増進された分離は、全
血からの顆粒球の約15%の分離ないし約65%の分
離の増加をもたらした。
この分離はまた前に参照した米国特許第
4185629に記載された線に沿う室内で血液を遠心
する理由によつて達成される。さらに特定すれ
ば、全血は100ないし200G、そして好ましくは
145GのG力に服される。分離室は回転軸線17
4から4―6インチ(10―16cm)、好ましくは
5.12インチ(13cm)の半径に配置される。遠心機
はその時500ないし1500RPMおよび好ましくは
1000RPMの速度で回転される。
全血を血液分離室中へそして血漿を該室の外へ
ポンピングするには、全血は毎分50mlの流量で該
室へポンプ送りされる。血漿は出口122から毎
分10ないし28mlの流量で排出される。
全血から血漿と共に顆粒球の分離を実施するた
めその中のプラテンアセンブリと共に遠心装置を
運転するには、室150は最初プライミング溶液
でみたされ、そして全血を毎分50mlの流量で室の
中にポンプ送りしながらプライミング溶液を毎分
45mlの流量で排出する。これは赤血球が血漿と共
に出口122から排出されるまでなされ、この時
血漿の光学密度は0.5以上となる。次に血漿ポン
プを減速し、室150から転送される赤血球の混
入した血漿のあらかじめ定めた量を維持する。次
に血漿の排出量を35秒毎に毎分0.125ないし0.25
mlから、排出されている血漿の光学密度が0.5光
学密度単位を超えるまで増加される。この時、血
漿の流れはあらかじめ定めた量の赤血球混入血漿
が室150から転送され続けるように減速もしく
は減量される。次に35秒毎の排出量の増加操作が
赤血球の流出が感知されるまで反復され、そして
次に上述の工程が反復される。この方法は血液3
のようなあらかじめ定めた量が処理し終るまで
継続される。
内側もしくは低Gプラテン12上の壁131,
133と回転軸線に平行な線との間に、外側もし
くは高Gプラテン14上の壁181,185との
間よりも大きい収れん角を与えることにより、出
口または通路122を通る軽い成分の大きい加速
が達成される。これらの軽い成分は、顆粒球を含
む血漿である。このような有益な結果は、それぞ
れのプラテン12,14を壁部分131,133
と回転軸線に平行な交差線との間の角度が壁部分
181,185と回転軸に平行な交差線との間の
角度より小さくなるように形成することによつて
得られる。
以上の記載から、全血から顆粒球を血漿と共に
分離するための本発明の血液遠心室は、そのうち
のいくつかは上に記載されており、他のものは本
発明は本来属する多数の利点を有することが認め
られるであろう。
JP56503330A 1980-11-06 1981-10-02 Expired JPH0225626B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/204,724 US4316576A (en) 1980-11-06 1980-11-06 Method and chamber for separating granulocytes from whole blood

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57501823A JPS57501823A (ja) 1982-10-14
JPH0225626B2 true JPH0225626B2 (ja) 1990-06-05

Family

ID=22759170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56503330A Expired JPH0225626B2 (ja) 1980-11-06 1981-10-02

Country Status (10)

Country Link
US (1) US4316576A (ja)
EP (1) EP0064058B1 (ja)
JP (1) JPH0225626B2 (ja)
BE (1) BE890979A (ja)
CA (1) CA1175023A (ja)
DE (1) DE3177004D1 (ja)
DK (1) DK293382A (ja)
ES (2) ES8302474A1 (ja)
IT (1) IT1140261B (ja)
WO (1) WO1982001480A1 (ja)

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4482342A (en) * 1982-06-17 1984-11-13 Haemonetics Corporation Blood processing system for cell washing
SE8206767D0 (sv) * 1982-11-26 1982-11-26 Seroteknik Hb Sett och anordning for satsvis centrifugalseparering av blod
US4720284A (en) * 1986-10-03 1988-01-19 Neotech, Inc. Method and means for separation of blood components
US5792372A (en) * 1987-01-30 1998-08-11 Baxter International, Inc. Enhanced yield collection systems and methods for obtaining concentrated platelets from platelet-rich plasma
US5656163A (en) 1987-01-30 1997-08-12 Baxter International Inc. Chamber for use in a rotating field to separate blood components
US5370802A (en) * 1987-01-30 1994-12-06 Baxter International Inc. Enhanced yield platelet collection systems and methods
US4892668A (en) * 1988-10-05 1990-01-09 Engineering & Research Associates, Inc. Blood collection bag support
US5224921A (en) * 1990-05-31 1993-07-06 Baxter International Inc. Small volume collection chamber
JP2532770B2 (ja) * 1990-06-15 1996-09-11 コーブ・ラボラトリーズ・インコーポレーテッド 静脈用リザ―バ・バッグ組立体
US5154716A (en) * 1990-11-06 1992-10-13 Miles Inc. Bottom blood bag separation system
US5672481A (en) * 1991-10-23 1997-09-30 Cellpro, Incorporated Apparatus and method for particle separation in a closed field
WO1993012887A1 (en) * 1991-12-23 1993-07-08 Baxter International Inc. Centrifugal processing system with direct access drawer
US6007725A (en) * 1991-12-23 1999-12-28 Baxter International Inc. Systems and methods for on line collection of cellular blood components that assure donor comfort
WO1993012888A1 (en) * 1991-12-23 1993-07-08 Baxter International Inc. Centrifuge with separable bowl and spool elements providing access to the separation chamber
US5690835A (en) * 1991-12-23 1997-11-25 Baxter International Inc. Systems and methods for on line collection of cellular blood components that assure donor comfort
US5549834A (en) * 1991-12-23 1996-08-27 Baxter International Inc. Systems and methods for reducing the number of leukocytes in cellular products like platelets harvested for therapeutic purposes
JPH07509153A (ja) 1992-07-13 1995-10-12 ポール・コーポレーション 生物学的流体を処理するための自動化されたシステムおよび方法
US5427695A (en) * 1993-07-26 1995-06-27 Baxter International Inc. Systems and methods for on line collecting and resuspending cellular-rich blood products like platelet concentrate
DE4331138C1 (de) * 1993-09-14 1995-01-05 Heinz Kruessel Halter für Blutbeutel
US5704888A (en) * 1995-04-14 1998-01-06 Cobe Laboratories, Inc. Intermittent collection of mononuclear cells in a centrifuge apparatus
US5704889A (en) * 1995-04-14 1998-01-06 Cobe Laboratories, Inc. Spillover collection of sparse components such as mononuclear cells in a centrifuge apparatus
US5913768A (en) * 1995-04-18 1999-06-22 Cobe Laboratories, Inc. Particle filter apparatus
US5674173A (en) * 1995-04-18 1997-10-07 Cobe Laboratories, Inc. Apparatus for separating particles
JP4304264B2 (ja) * 1995-04-18 2009-07-29 カリディアンビーシーティ、 インコーポレイテッド 粒子分離方法および装置
US6053856A (en) * 1995-04-18 2000-04-25 Cobe Laboratories Tubing set apparatus and method for separation of fluid components
US6051146A (en) * 1998-01-20 2000-04-18 Cobe Laboratories, Inc. Methods for separation of particles
US6113575A (en) * 1998-05-14 2000-09-05 Terumo Cardiovascular Systems Corporation Volume control apparatus for a flexible venous reservoir
US6153113A (en) 1999-02-22 2000-11-28 Cobe Laboratories, Inc. Method for using ligands in particle separation
US6334842B1 (en) 1999-03-16 2002-01-01 Gambro, Inc. Centrifugal separation apparatus and method for separating fluid components
US6354986B1 (en) 2000-02-16 2002-03-12 Gambro, Inc. Reverse-flow chamber purging during centrifugal separation
US20020107469A1 (en) * 2000-11-03 2002-08-08 Charles Bolan Apheresis methods and devices
US6629918B2 (en) 2001-05-21 2003-10-07 Carlos G. Mesa Centrifuge adapter
US20070160499A1 (en) * 2003-09-22 2007-07-12 Mank James F Fixture for centrifuging a fluid-containing flexible vessel
JP4705098B2 (ja) * 2004-06-22 2011-06-22 カリディアンビーシーティー、インコーポレーテッド 複合液体分離のためのバッグアセンブリとその製造方法
US7442178B2 (en) * 2005-03-09 2008-10-28 Jacques Chammas Automated system and method for blood components separation and processing
WO2007041716A1 (en) * 2005-10-05 2007-04-12 Gambro Bct, Inc. Method and apparatus for leukoreduction of red blood cells
JP5453629B2 (ja) * 2006-08-23 2014-03-26 タカラバイオ株式会社 遠心用袋状容器を使用した遺伝子導入方法
KR101123774B1 (ko) * 2009-05-27 2012-03-15 (주)차바이오메드 원심분리 장치
US9248446B2 (en) 2013-02-18 2016-02-02 Terumo Bct, Inc. System for blood separation with a separation chamber having an internal gravity valve

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3788374A (en) * 1972-01-26 1974-01-29 Jintan Terumo Co Parenteral solution bag
US4086924A (en) * 1976-10-06 1978-05-02 Haemonetics Corporation Plasmapheresis apparatus
US4185629A (en) * 1977-10-18 1980-01-29 Baxter Travenol Laboratories, Inc. Method and apparatus for processing blood
US4146172A (en) * 1977-10-18 1979-03-27 Baxter Travenol Laboratories, Inc. Centrifugal liquid processing system
US4187979A (en) * 1978-09-21 1980-02-12 Baxter Travenol Laboratories, Inc. Method and system for fractionating a quantity of blood into the components thereof

Also Published As

Publication number Publication date
US4316576A (en) 1982-02-23
IT8124855A0 (it) 1981-11-04
ES506943A0 (es) 1983-02-01
EP0064058B1 (en) 1989-03-15
ES8302474A1 (es) 1983-02-01
DK293382A (da) 1982-06-30
ES8401326A1 (es) 1983-12-16
WO1982001480A1 (en) 1982-05-13
BE890979A (fr) 1982-05-04
CA1175023A (en) 1984-09-25
ES516574A0 (es) 1983-12-16
EP0064058A4 (en) 1985-10-17
JPS57501823A (ja) 1982-10-14
DE3177004D1 (en) 1989-04-20
EP0064058A1 (en) 1982-11-10
IT1140261B (it) 1986-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0225626B2 (ja)
US5078671A (en) Centrifugal fluid processing system and method
CA1090749A (en) Centrifugal processing system
JP3577444B2 (ja) 血液処理遠心分離ボウルおよび全血から血漿分画を収集する方法
US6027657A (en) Systems and methods for collecting diluted mononuclear cells
US4482342A (en) Blood processing system for cell washing
US6027441A (en) Systems and methods providing a liquid-primed, single flow access chamber
JP4076588B2 (ja) 濃縮赤血球の再循環により単核細胞を採取するシステムおよび方法
JP4536806B2 (ja) 流体成分を分離する管セット、装置および方法
JP2002538956A (ja) 遠心分離装置及び流体成分を分離するための方法
US5961842A (en) Systems and methods for collecting mononuclear cells employing control of packed red blood cell hematocrit
KR20060113744A (ko) 분리 장치 및 방법
EP0485538A4 (en) Small volume collection chamber
CA1334189C (en) Centrifugal fluid processing system and method
CA1175024A (en) Method and chamber for separating granulocytes from whole blood
CA1179658A (en) Method and chamber for separating granulocytes from whole blood
JPH1043293A (ja) 液体中気泡除去装置
JP3283641B2 (ja) 血液処理方法
JPH02171176A (ja) 培養細胞懸濁液などのための大容量遠心式流体処理システムとその方法
AU7721881A (en) Method and chamber for separating granulocytes from whole blood
KR102425128B1 (ko) 원심 분리 장치
JPH03221163A (ja) 血液成分採血装置
JPS58139755A (ja) 遠心分離ロ−タ
MXPA99011985A (en) Blood processing chamber counter-balanced with blood-free liquid