JPH0225604Y2 - - Google Patents
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- JPH0225604Y2 JPH0225604Y2 JP6866384U JP6866384U JPH0225604Y2 JP H0225604 Y2 JPH0225604 Y2 JP H0225604Y2 JP 6866384 U JP6866384 U JP 6866384U JP 6866384 U JP6866384 U JP 6866384U JP H0225604 Y2 JPH0225604 Y2 JP H0225604Y2
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Landscapes
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、樹脂成形機の型取付盤に成形用金型
を取付け固定させる金型支持装置に係わり、特に
簡易な手段で成形金型の取付け、交換を迅速、か
つ容易に行えるようにした金型支持装置に関する
ものである。
を取付け固定させる金型支持装置に係わり、特に
簡易な手段で成形金型の取付け、交換を迅速、か
つ容易に行えるようにした金型支持装置に関する
ものである。
樹脂成形用の金型を成形機の型取付盤に固定支
持する金型支持装置の従来例は、第5図に示すよ
うに実開昭57−179925号で公開されている考案が
ある。この従来例は、成形機に金型装置を固定支
持する型取付盤であるベースプレート41の中央
部に、成形機の固定側プラテンのロケートホール
に嵌合して位置決めされる中心孔45及びロケー
トリング46が設けられ、このロケートリング4
6の中心から所定距離はなれた位置にストツプ部
材48が設けられている。またベースプレート4
1には、前記ストツプ部材48の上方部近傍にロ
ーラ軸47aによつて回転自在に支持されたロー
ラ部47を有している。さらにベースプレート4
1には、図示しない金型装置の挿入を案内するた
めのガイドレール42が、金型装置の挿入方向に
対し両側方に配設されている。このほかベースプ
レート41には、金型装置を固定するクランプ手
段が配設されている。
持する金型支持装置の従来例は、第5図に示すよ
うに実開昭57−179925号で公開されている考案が
ある。この従来例は、成形機に金型装置を固定支
持する型取付盤であるベースプレート41の中央
部に、成形機の固定側プラテンのロケートホール
に嵌合して位置決めされる中心孔45及びロケー
トリング46が設けられ、このロケートリング4
6の中心から所定距離はなれた位置にストツプ部
材48が設けられている。またベースプレート4
1には、前記ストツプ部材48の上方部近傍にロ
ーラ軸47aによつて回転自在に支持されたロー
ラ部47を有している。さらにベースプレート4
1には、図示しない金型装置の挿入を案内するた
めのガイドレール42が、金型装置の挿入方向に
対し両側方に配設されている。このほかベースプ
レート41には、金型装置を固定するクランプ手
段が配設されている。
なお、前記クランプ手段は、横断面L字状のク
ランパー43とボルト44によつて構成されてい
る。そしてボルト44を締め付けることにより、
クランパー43によつて金型装置のクランプ板5
1を押圧しベースプレート41上に固定するもの
である。このほかクランプ手段としては、前述の
ようなボルト締めのクランプ手段のほか、省力化
を計る目的で油圧、空圧等の比較的強力なアクチ
ユエータを用いてクランプする形式のものも各種
公知である。
ランパー43とボルト44によつて構成されてい
る。そしてボルト44を締め付けることにより、
クランパー43によつて金型装置のクランプ板5
1を押圧しベースプレート41上に固定するもの
である。このほかクランプ手段としては、前述の
ようなボルト締めのクランプ手段のほか、省力化
を計る目的で油圧、空圧等の比較的強力なアクチ
ユエータを用いてクランプする形式のものも各種
公知である。
ところで、これらクランプ手段のうち、前者の
ボルト締めするクランプ方式では、迅速に金型交
換ができないという問題があつた。また後者のア
クチユエータを用いてクランプする方式のもの
は、アクチユエータを作動させるための周辺機器
等も必要で、装置が複雑でかつ高価なものとなる
という問題があつた。
ボルト締めするクランプ方式では、迅速に金型交
換ができないという問題があつた。また後者のア
クチユエータを用いてクランプする方式のもの
は、アクチユエータを作動させるための周辺機器
等も必要で、装置が複雑でかつ高価なものとなる
という問題があつた。
本考案は上述した事情に鑑みてなされたもので
あり、偏心カムを回動させて生じる押圧力を利用
して、金型装置のクランプ板を成形機に取り付け
るという極めて簡単な構成で、金型装置を成形機
に取付ける際の位置合せやクランプ作業を容易に
することにより、金型装置の取付け交換作業を大
幅に簡略化することができ、段取り時間の短縮を
図れる金型支持装置を提供することを目的とす
る。
あり、偏心カムを回動させて生じる押圧力を利用
して、金型装置のクランプ板を成形機に取り付け
るという極めて簡単な構成で、金型装置を成形機
に取付ける際の位置合せやクランプ作業を容易に
することにより、金型装置の取付け交換作業を大
幅に簡略化することができ、段取り時間の短縮を
図れる金型支持装置を提供することを目的とす
る。
前述の目的を達成するために本考案は、成形用
の金型装置を成形機の型取付盤に案内するために
形成され、かつ横断面形状がL形のガイドレール
を、金型装置の挿入方向に沿つて型取付盤の両側
方に配設し、かつ位置決め用のストツプ部材を金
型装置の挿入方向に対し前方に設けるとともに、
前記ストツプ部材の近傍で金型装置の挿入方向手
前に配置された位置決め用のローラ部、ならびに
金型装置を型取付盤に固定する金型クランプ手段
が前記ガイドレールのおのおのに配設された金型
支持装置において、前記クランプ手段は、前記ガ
イドレールに形成された一または複数個のカム取
付孔それぞれに軸支して配設された偏心カムと、
ガイドレールの外側側端部に位置し、前記偏心カ
ムと同一軸に支承された操作部材と、一端が型取
付盤に他端が操作部材の偏心位置に直接あるいは
操作部材と連動する部材の偏心位置に張架配設さ
れた弾性部材とを少なくとも有し、前記操作部材
を回転させることにより、ガイドレールと型取付
盤間に形成されるガイド溝に前記偏心カムが出入
自在で、かつ前記弾性部材によつて偏心カムが金
型装置に当接する際に偏心カムの締付方向に回転
付勢するように構成されたものである。
の金型装置を成形機の型取付盤に案内するために
形成され、かつ横断面形状がL形のガイドレール
を、金型装置の挿入方向に沿つて型取付盤の両側
方に配設し、かつ位置決め用のストツプ部材を金
型装置の挿入方向に対し前方に設けるとともに、
前記ストツプ部材の近傍で金型装置の挿入方向手
前に配置された位置決め用のローラ部、ならびに
金型装置を型取付盤に固定する金型クランプ手段
が前記ガイドレールのおのおのに配設された金型
支持装置において、前記クランプ手段は、前記ガ
イドレールに形成された一または複数個のカム取
付孔それぞれに軸支して配設された偏心カムと、
ガイドレールの外側側端部に位置し、前記偏心カ
ムと同一軸に支承された操作部材と、一端が型取
付盤に他端が操作部材の偏心位置に直接あるいは
操作部材と連動する部材の偏心位置に張架配設さ
れた弾性部材とを少なくとも有し、前記操作部材
を回転させることにより、ガイドレールと型取付
盤間に形成されるガイド溝に前記偏心カムが出入
自在で、かつ前記弾性部材によつて偏心カムが金
型装置に当接する際に偏心カムの締付方向に回転
付勢するように構成されたものである。
そして操作部材を回転させ、偏心カムによつて
金型装置を押圧固定するとともに、操作部材を逆
方向に回転させることにより、金型装置の固定が
解除される。また金型装置を押圧固定する際、弾
性部材が緩み止めの作用をする。
金型装置を押圧固定するとともに、操作部材を逆
方向に回転させることにより、金型装置の固定が
解除される。また金型装置を押圧固定する際、弾
性部材が緩み止めの作用をする。
以下図面を用いて本考案を詳細に説明する。
第1図は、本考案の金型支持装置の一実施例を
示した正面図、第2図は、第1図のA−A線に沿
つて切断し矢印方向からみた断面図であり、第3
図は、第1図の要部である偏心カムをB−B線に
沿つて切断し矢印方向からみた拡大断面図であ
る。第4図は、実施例に示す金型支持装置の右側
面図である。
示した正面図、第2図は、第1図のA−A線に沿
つて切断し矢印方向からみた断面図であり、第3
図は、第1図の要部である偏心カムをB−B線に
沿つて切断し矢印方向からみた拡大断面図であ
る。第4図は、実施例に示す金型支持装置の右側
面図である。
図中1は型取付盤であり、この型取付盤1の表
面に、金型装置(モールドベース)のクランプ板
が位置決めされて固定されるものである。
面に、金型装置(モールドベース)のクランプ板
が位置決めされて固定されるものである。
一般にこの型取付盤は、成形機の固定側又は可
動側プラテン(以後プラテンと略す)そのものを
指す場合と、型取付盤1には、後述のガイドレー
ルやクランプ機構あるいは位置決め装置等が配設
される為に、プラテンとは別に型取付補助板を設
け、前述のクランプ機構等をこの型取付補助板に
取り付ける方が作業上便利であるから、型取付盤
はプラテンに固定される型取付補助板等の部材を
含む場合がある。以後明細書中の型取付盤は、こ
れら相方とも含むものとする。
動側プラテン(以後プラテンと略す)そのものを
指す場合と、型取付盤1には、後述のガイドレー
ルやクランプ機構あるいは位置決め装置等が配設
される為に、プラテンとは別に型取付補助板を設
け、前述のクランプ機構等をこの型取付補助板に
取り付ける方が作業上便利であるから、型取付盤
はプラテンに固定される型取付補助板等の部材を
含む場合がある。以後明細書中の型取付盤は、こ
れら相方とも含むものとする。
また2は、横断面L形のガイドレールであり、
金型装置を型取付盤1に挿入する際に、挿入を案
内するものである。ガイドレール2は、第2図に
示すように、型取付盤1の両側方に対向して配設
され、型取付盤1にボルト2a等で固定されてい
る。そしてガイドレール2と型取付盤1間には、
ガイド溝3が形成されている。またガイドレール
2のうち、ガイド溝3を挾んで型取付盤1と対面
する部分には、透孔のカム取付孔4が複数個穿設
されている。
金型装置を型取付盤1に挿入する際に、挿入を案
内するものである。ガイドレール2は、第2図に
示すように、型取付盤1の両側方に対向して配設
され、型取付盤1にボルト2a等で固定されてい
る。そしてガイドレール2と型取付盤1間には、
ガイド溝3が形成されている。またガイドレール
2のうち、ガイド溝3を挾んで型取付盤1と対面
する部分には、透孔のカム取付孔4が複数個穿設
されている。
また、第2図ならびに第3図の拡大断面図に示
すように、カム取付孔4には、回転軸6を介して
偏心カム5が回転自在に保持されている。さらに
前記回転軸6は、第2図ならび第4図に示すよう
に、ガイドレール2中を貫通して、ガイドレール
2の側端に突出し、そこに操作部材としての平歯
車7が軸着されている。そして前記偏心カム5な
らびに操作部材としての平歯車7および後述する
弾性部材(張架手段を含む)とでクランプ手段を
構成している。また前記平歯車7は、クランプ手
段の一部を構成するとともに、後述する連結手段
の一部を構成している。さらに平歯車7には、平
歯車7を回転させる為のハンドル8が配設されて
いる。
すように、カム取付孔4には、回転軸6を介して
偏心カム5が回転自在に保持されている。さらに
前記回転軸6は、第2図ならび第4図に示すよう
に、ガイドレール2中を貫通して、ガイドレール
2の側端に突出し、そこに操作部材としての平歯
車7が軸着されている。そして前記偏心カム5な
らびに操作部材としての平歯車7および後述する
弾性部材(張架手段を含む)とでクランプ手段を
構成している。また前記平歯車7は、クランプ手
段の一部を構成するとともに、後述する連結手段
の一部を構成している。さらに平歯車7には、平
歯車7を回転させる為のハンドル8が配設されて
いる。
これに対し型取付盤1には、前記平歯車7に噛
合するように連結歯車9が軸着され、連結歯車9
は平歯車7ならびに回転軸6を介して偏心カム5
と連動している。そして回転軸6、平歯車7、連
結歯車9とで連結手段の一方を構成している。ま
た、連結歯車9の偏心位置に可動ピン10が植設
され、さらに型取付盤1の所定位置には固定ピン
12が植設されている。そして前記可動ピン10
ならびに固定ピン12間に、弾性部材の1例であ
る引張りばね11の両端部が係合し、張架配設さ
れた構成となつている。
合するように連結歯車9が軸着され、連結歯車9
は平歯車7ならびに回転軸6を介して偏心カム5
と連動している。そして回転軸6、平歯車7、連
結歯車9とで連結手段の一方を構成している。ま
た、連結歯車9の偏心位置に可動ピン10が植設
され、さらに型取付盤1の所定位置には固定ピン
12が植設されている。そして前記可動ピン10
ならびに固定ピン12間に、弾性部材の1例であ
る引張りばね11の両端部が係合し、張架配設さ
れた構成となつている。
そしてこの引張りばね11によつて、連結歯車
9は右回転するように付勢されている。一方連結
歯車9と連動する偏心カム5は、左回転をしてガ
イド溝3内に突出するように作用する。なお引張
りばね11は、平歯車7の偏心位置と型取付盤1
間に張架しても同様の作用が行われる。また連結
歯車9の回転軸13は、第2図に示すように型取
付盤1中を貫通して延在し、他端が対面する型取
付盤1側面に配設された連結歯車19に連結して
いる。この連結歯車19の構成は、前記連結歯車
9と同じである。この連結歯車19は、操作部材
としての平歯車17と噛合し、この平歯車17の
回転軸16を回転させて回転軸16に軸着されて
いる偏心カム15を回転させる。そして操作部材
としての平歯車17と偏心カム15でも、別のク
ランプ手段を構成している。また連結歯車19、
平歯車17、回転軸16とで連結手段の他方を構
成している。しかして対面する偏心カム5,15
は、連動して同一方向に回動することにより、同
様にガイド溝3内に出入するように作用すること
になる。
9は右回転するように付勢されている。一方連結
歯車9と連動する偏心カム5は、左回転をしてガ
イド溝3内に突出するように作用する。なお引張
りばね11は、平歯車7の偏心位置と型取付盤1
間に張架しても同様の作用が行われる。また連結
歯車9の回転軸13は、第2図に示すように型取
付盤1中を貫通して延在し、他端が対面する型取
付盤1側面に配設された連結歯車19に連結して
いる。この連結歯車19の構成は、前記連結歯車
9と同じである。この連結歯車19は、操作部材
としての平歯車17と噛合し、この平歯車17の
回転軸16を回転させて回転軸16に軸着されて
いる偏心カム15を回転させる。そして操作部材
としての平歯車17と偏心カム15でも、別のク
ランプ手段を構成している。また連結歯車19、
平歯車17、回転軸16とで連結手段の他方を構
成している。しかして対面する偏心カム5,15
は、連動して同一方向に回動することにより、同
様にガイド溝3内に出入するように作用すること
になる。
したがつて、型取付盤1の一方側の平歯車7の
ハンドル8をまわすことにより、対面する両方の
ガイドレール2,2に配設された偏心カム5,1
5を連動して回動させ、金型装置のクランプ板2
0を押圧しクランプすることができる。
ハンドル8をまわすことにより、対面する両方の
ガイドレール2,2に配設された偏心カム5,1
5を連動して回動させ、金型装置のクランプ板2
0を押圧しクランプすることができる。
なお、成形機のプラテン等に直接本考案の支持
装置を装着するときは、回転軸13を配設する貫
通孔が設けられない場合もある。この場合には連
結手段を用いずに各偏心カム5,15ごとの各々
の平歯車7,17にハンドル8を設けてよい。
装置を装着するときは、回転軸13を配設する貫
通孔が設けられない場合もある。この場合には連
結手段を用いずに各偏心カム5,15ごとの各々
の平歯車7,17にハンドル8を設けてよい。
次に連結手段の他の例を示す。型取付盤1の同
一側に配設された偏心カムを連動して回転させる
ために、第4図に示すように連結歯車a′と他方の
連結歯車29′をチエン21で連結させる。しか
して、一方の平歯車7を回動させることにより他
方の平歯車27を連動させて、個々の平歯車7,
27と同軸上のカム5,25を連動させることが
可能になる。
一側に配設された偏心カムを連動して回転させる
ために、第4図に示すように連結歯車a′と他方の
連結歯車29′をチエン21で連結させる。しか
して、一方の平歯車7を回動させることにより他
方の平歯車27を連動させて、個々の平歯車7,
27と同軸上のカム5,25を連動させることが
可能になる。
さらに前述の型取付盤1に貫通させる回転軸1
3を併用すれば、どこか1箇所の平歯車を回動さ
せることにより4箇所の平歯車を回動させるきと
により4箇所のカムすべてを作動させることがで
きるのである。
3を併用すれば、どこか1箇所の平歯車を回動さ
せることにより4箇所の平歯車を回動させるきと
により4箇所のカムすべてを作動させることがで
きるのである。
また第1図において、45はクランプ板20の
ロケートホールとほぼ等しい内径を有する中心孔
であり、この中心孔45に成形機のロケートホー
ルの内径にちようど嵌り合う外形寸法を有するロ
ケートリング46を取付ける。
ロケートホールとほぼ等しい内径を有する中心孔
であり、この中心孔45に成形機のロケートホー
ルの内径にちようど嵌り合う外形寸法を有するロ
ケートリング46を取付ける。
さらに47は、クランプ板20に配設されたス
ロツト穴に嵌合する位置決め用のローラであり、
47aはその回転軸である。
ロツト穴に嵌合する位置決め用のローラであり、
47aはその回転軸である。
48は、クランプ板20の挿入方向に対し前方
の位置決めを行なうストツプ部材である。
の位置決めを行なうストツプ部材である。
本考案の金型支持装置は、以上説明したように
構成されているので、金型支持装置にセツトする
方法は次のとおりである。
構成されているので、金型支持装置にセツトする
方法は次のとおりである。
まず、クランプ板20の付いた金型装置をガイ
ドレール2に沿つて滑り落す。するとクランプ板
20に配設されたスロツト穴がローラ部47に嵌
合して自動的にセンタリングが行われる。クラン
プ板20の底部は、ストツプ部材48の両端付近
の凸部に接地して、挿入方向の位置決めが決ま
る。次に金型支持装置のハンドル8を回して偏心
カム5,15でクランプ板20を押圧すればよい
が、その場合相当な力が必要である。したがつて
成形機によつて型締めした状態でハンドル8を回
し、偏心カム5,15をクランプ板20に接触し
めることにより容易に金型装置を金型支持装置に
セツトすることができる。そのようにすれば、偏
心カムの作用によりクランプ板20は常に型取付
盤1に押圧され、さらに引張りばね11の張力作
用によつてカムが逆回転して自然にゆるむことが
ない。
ドレール2に沿つて滑り落す。するとクランプ板
20に配設されたスロツト穴がローラ部47に嵌
合して自動的にセンタリングが行われる。クラン
プ板20の底部は、ストツプ部材48の両端付近
の凸部に接地して、挿入方向の位置決めが決ま
る。次に金型支持装置のハンドル8を回して偏心
カム5,15でクランプ板20を押圧すればよい
が、その場合相当な力が必要である。したがつて
成形機によつて型締めした状態でハンドル8を回
し、偏心カム5,15をクランプ板20に接触し
めることにより容易に金型装置を金型支持装置に
セツトすることができる。そのようにすれば、偏
心カムの作用によりクランプ板20は常に型取付
盤1に押圧され、さらに引張りばね11の張力作
用によつてカムが逆回転して自然にゆるむことが
ない。
次に金型装置を金型支持装置から取り外す方法
は、前記ハンドル8を逆方向に回転して偏心カム
5,15をクランプ板20より離す。その場合、
可動ピン10は死点を越えるので、引張りばね1
1の張力作用によりこんどは偏心カムは元の位置
にもどることなく、クランプが解除された状態で
保持される。そしてガイドレール2に沿つて金型
装置を楽に引抜いて取り外すことができる。
は、前記ハンドル8を逆方向に回転して偏心カム
5,15をクランプ板20より離す。その場合、
可動ピン10は死点を越えるので、引張りばね1
1の張力作用によりこんどは偏心カムは元の位置
にもどることなく、クランプが解除された状態で
保持される。そしてガイドレール2に沿つて金型
装置を楽に引抜いて取り外すことができる。
本考案は、以上説明したように自動的にセンタ
リングや位置決めがなされた金型装置を、ガイド
レールに設けた偏心カムを回転させることによ
り、金型装置のクランプ板を押圧固定することが
可能なので、シンプルな構造の金型支持装置を提
供できるという効果を有する。
リングや位置決めがなされた金型装置を、ガイド
レールに設けた偏心カムを回転させることによ
り、金型装置のクランプ板を押圧固定することが
可能なので、シンプルな構造の金型支持装置を提
供できるという効果を有する。
また構造がシンプルであるので、故障がなくメ
ンテナンスが容易であるという効果も有する。
ンテナンスが容易であるという効果も有する。
さらにどのような型式の成形機にも簡単に取り
付けることが可能であり、着脱操作はきわめて容
易に短時間に金型装置を成形機に着脱することが
可能である等得られる効果は、きわめて大であ
る。
付けることが可能であり、着脱操作はきわめて容
易に短時間に金型装置を成形機に着脱することが
可能である等得られる効果は、きわめて大であ
る。
第1図は、本考案の金型支持装置の正面図、第
2図は、第1図のA−A線の断面図、第3図は、
第1図のB−B線の拡大断面図、第4図は、本考
案の金型支持装置の側面図、第5図は、従来の金
型支持装置の正面図である。 1……型取付盤、2……ガイドレール、3……
ガイド溝、4……カム取付孔、5,15……偏心
カム、7……平歯車(操作部材)、9……連結歯
車、11……引張りばね(弾性部材)、47……
ローラ部、48……ストツプ部材。
2図は、第1図のA−A線の断面図、第3図は、
第1図のB−B線の拡大断面図、第4図は、本考
案の金型支持装置の側面図、第5図は、従来の金
型支持装置の正面図である。 1……型取付盤、2……ガイドレール、3……
ガイド溝、4……カム取付孔、5,15……偏心
カム、7……平歯車(操作部材)、9……連結歯
車、11……引張りばね(弾性部材)、47……
ローラ部、48……ストツプ部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 成形用の金型装置を成形機の型取付盤に案内
するために形成され、かつ横断面形状がL形の
ガイドレールを、金型装置の挿入方向に沿つて
型取付盤の両側方に配設し、かつ位置決め用の
ストツプ部材を金型装置の挿入方向に対し前方
に設けるとともに、前記ストツプ部材の近傍で
金型装置の挿入方向手前に配置された位置決め
用のローラ部、ならびに金型装置を型取付盤に
固定する金型クランプ手段が前記ガイドレール
のおのおのに配設された金型支持装置におい
て、前記クランプ手段は、前記ガイドレールに
形成された一または複数個のカム取付孔それぞ
れに軸支して配設された偏心カムと、ガイドレ
ールの外側側端部に位置し、前記偏心カムと同
一軸に支承された操作部材と、一端が型取付盤
に他端が操作部材の偏心位置に直接あるいは操
作部材と連動する部材の偏心位置に張架配設さ
れた弾性部材とを少なくとも有し、前記操作部
材を回転させることにより、ガイドレールと型
取付盤間に形成されるガイド溝に前記偏心カム
が出入自在で、かつ前記弾性部材によつて偏心
カムが金型装置に当接する際に偏心カムの締付
方向に回転付勢するように構成されたことを特
徴とする金型支持装置。 (2) 前記偏心カムが他の偏心カムと連結手段によ
り連動する実用新案登録請求の範囲第1項記載
の金型支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6866384U JPS60179410U (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 金型支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6866384U JPS60179410U (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 金型支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60179410U JPS60179410U (ja) | 1985-11-28 |
JPH0225604Y2 true JPH0225604Y2 (ja) | 1990-07-13 |
Family
ID=30603616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6866384U Granted JPS60179410U (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 金型支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60179410U (ja) |
-
1984
- 1984-05-11 JP JP6866384U patent/JPS60179410U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60179410U (ja) | 1985-11-28 |
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