JPH02255842A - 金属光沢を有する樹脂組成物 - Google Patents

金属光沢を有する樹脂組成物

Info

Publication number
JPH02255842A
JPH02255842A JP28687688A JP28687688A JPH02255842A JP H02255842 A JPH02255842 A JP H02255842A JP 28687688 A JP28687688 A JP 28687688A JP 28687688 A JP28687688 A JP 28687688A JP H02255842 A JPH02255842 A JP H02255842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metallic
resin composition
thermoplastic resin
powder pigment
ratio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28687688A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiki Matsuoka
松岡 利器
Kazuhisa Otani
和久 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Printing Ink Mfg Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Printing Ink Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Printing Ink Mfg Co Ltd filed Critical Tokyo Printing Ink Mfg Co Ltd
Priority to JP28687688A priority Critical patent/JPH02255842A/ja
Publication of JPH02255842A publication Critical patent/JPH02255842A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、美麗な金属光沢を有する樹脂組成物に間し、
さらに詳しくは、金属粉顔料配合の熱可塑性樹脂組成物
杢製造する際に、ハイドロタルサイト及び/又はゼオラ
イトを添加したことを特徴とするものであり、得られる
成形品に、異臭がなく、耐候性に優れた金属光沢を有す
る樹脂組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から、熱可塑性樹脂使用成形品の商品価値を高める
ために、アルミニウム粉や銅粉等で粒径が1〜150μ
程度の金属粉を樹脂に配合した金属光沢を有する樹脂組
成物が使用されている。
これらの金属粉は、溶融樹脂中での混練効果を向上する
ためと、金属粉の酸化による発火を防ぐためから、その
表面等高級脂肪酸で処理した金属粉顔料が使用されてい
る。
しかし、これらの高級脂肪酸類には、熱可塑性樹脂との
高温での溶融混線の際に、分解物を生じ易い物質が含ま
れており、これが悪臭の発生原因となっている。シ、か
も、この臭気は成形加工後の商品にも残留することがし
ばしばあり、このため成形品の用途も限定されている。
又、上記の分解生成物は、金属粉間料配合の樹脂組成物
の耐候性(耐久性)を低下さ(点る原因にもなっており
好ましくない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本願発明者らは、前記欠点を解決すべく鋭意研究の結果
、アルミニウム粉や銅粉等使用の金属粉顔料を配合した
樹脂組成物を製造する際に、ハイドロタルサイト類及び
/又はゼオライト類を添加することによって、樹脂組成
物を製造する時のみならず、該樹脂組成物を使用し得ら
れる成形品からも異様な臭気が除去されることを見い出
し、この知見に基づいて本願発明を完成するに到ったの
である。
〔問題を解決するための手段〕
かくして、本願発明によれば熱可塑性樹脂に金i粉顔料
を配合する際に、 囚金属粉顔料に対し、て、(模ハイドロタルサイト[及
び/又はゼオライト類を囚:(Bl−100:1〜10
0:20の割合で使用し、これを(C)熱可塑性樹脂に
〔囚→−(圓):[C1=0.5:100〜io:to
oの割合で配合することを特徴とする金属光沢を有する
ffA脂組成物が捷供される。
本発明において使用される金属粉顔料は、従来より熱可
塑性樹脂の配合に使用されているものであればよい。
これらに使用される金属粉とし、では、主にアルミニウ
ム粉及び銅粉が挙げられるが、特にアルミニウム粉を配
合した樹71!組成物は、優れた金属感及び表面光沢を
与えるので好ましい。
そして、これらの金属粉は、ビ)熱可塑性樹脂への分散
性の向上と、(ロ)金属粉の酸化による発火を防止する
ため、金属粉の表面を、予め、ステアリン酸を主とする
高級脂肪酸で処理したものである。そして、その割合は
、金属粉100重量部く以下、部と省略する)に対して
、高級脂肪酸が7部以下である ハイドロタルサイト類は、マグネシウムとアルミニウム
との塩基性炭酸塩であって、水和物であっても、無水物
であってもよい、その粒径は0.5〜20μ程のものが
好ましい。
ゼオライト類としては、天然及び合成のいずれであって
もよい。天然品としては、フッ石あるいはそれに類似の
ものであり、アルカリ、アルカリ土類、アルミニウムの
含水テクトケイ酸塩鉱物である。
又、合成のものとしては、ゼオライトA、ゼオライトX
1モリナイト等が挙げられる。
その粒径は0.5〜20μ程度のものが好ましい。
本発明に使用される熱可塑性樹脂とは、ポリエチレン、
ポリプロピレン等ポリオレフィン、ポリアミドABS樹
脂、ポリエステル樹脂等が挙げられる。
囚金属粉顔料に対する(用ハイドロタルサイト類及び又
はゼオライト類の使用側合は、m成分の表面処理に使用
される高級脂肪酸の処理量により決定されるもで、−・
般にm成分に対する高級脂肪酸の処理量は、6重1%以
下に限られている。
従って、本願発明では、m成分を基準に(l(l成分の
配合量を決定しており、(Al:(B)=100:1〜
100:20であり、好ましくはtools〜100:
15である。(B)成分の使用量が囚:(Bl−100
:1より少ないと、本願発明で得られる異様な臭気の除
去効果及び耐候性の向上は見られない、又、(8)成分
の使用量が囚:(Bl−100:20より多くした場合
には、本発明の効果の向上はこれより少ない場合と変ら
ず、しかも、金属光沢が低下するので、好ましくない。
本願発明でのm成分及び(m成分の(C)熱可塑性樹脂
との配合割合は、[囚+(Bl)  : (C)−1:
100〜20:100の範囲で使用する。
〔囚+fi+)成分の使用量が〔囚++B+):(C)
−1:100より少ないと金属光沢を有する樹脂組成物
が得られず好ましくない。又、(囚+(nl) :[e
l−20: 100J:す((Al + (Bl ) 
(7)使用量が多くなっても、金属的質感は更に増加せ
ず、しかも、樹脂組成物の物性が低下して、好ましくな
い。
iC1熱可塑性樹脂に、l成分及びΦ)成分を配合する
方法は、公知の各種の混合方法を用いることができる。
すなばち樹脂粉又はベレットと、l成分及び(鶴成分を
トライブレンドし、そのまま溶融成形することもできる
が、均一・・で平滑な外観を有する成形品を得るために
は、予め高濃度に金属粉顔料が配合された所謂マスター
バッチを得た後に、樹脂で希釈し金属粉顔料を調整する
方法が、本願発明で提示している各種の優れた効果がよ
り発揮される。
尚、製造の際の溶融混練には、押出機、ロール、ニーグ
ー、ミキサー等を任意に使用すればよい。
以下に実施例及び参考例を述べる。
実施例1 l成分として、平均粒径100μの金属アルミニウム粉
頗料30部、(3)成分として平均粒径lOμのハイド
ロタルサイト(協和化学工業株式会社製商品名KW−2
100)2部、及び(C1成分として密度0.928の
低密度ポリエチレン40部と密度0.920のポリエチ
レンワックス28部を使用する。
これら囚、(田及び(Q成分を混合した後に、加熱二本
ロール上で混練し、マスターバンチ・タイプの本願発明
の金属光沢を有する樹脂組成物を得る。
尚、二本ロール上で加熱混練の際に、従来品、例えば、
本願発明での(l成分を配合せぬものと比較すると、臭
気は著しく改善されCいる。
該マスターバンチ1部と密度0゜928の低密度ポリエ
チレンを■ブレングーで混合した後に、インフレーシロ
ン成形機で厚さ50μのフィルムを作製し、光沢性を測
定し、更に耐久性を測定するために屋外曝露を行い耐候
性試験を行った。
尚、この際に比較検討するために、従来品としては、実
施例1で(l成分を配合しないものについても測定した
そして、この際の測定方法は下記の通りに行いその結果
は第1表に示す。
印 光沢性 JIS−に−7105により準じて行 い、光沢は「従来品と変らぬ・・・・・・○、従来品よ
り劣る・・・・・・Δ」で示す。
■ 耐久性(耐候性) 50μフイルムを埼玉県大宮市で、夏 期の6月、7月、8月の3ケ月間、屋外曝露した後に、
伸び率を、JIS−に−7113に準じて測定を試み、
結果を下記の様に示す。
O・・・・・・良好  Δ・・・・・・すぐに切れる×
・・・・・・測定不能 (ハ)製造時の臭気 熱可塑性樹脂に囚金属粉顔料を加熱混 練する際に発生する臭気を下記のように示す。
O・・・・・・殆ど異様な臭気を感じない。
△・・・・・・やや異様な臭気を感じる。
×・・・・・・異様な臭気があり。
実施例2 実施例1での(l成分を平均粒径10μのハイドロタル
サイト1部と平均粒径30μのゼオライト1部にかえる
以外は、全べて実施例1と同じである。
実施例3 実施例1で得られるマスター・バー/ f 1部に、密
度0,91のポリプロピレン29部を加え使用する以外
は実施例1と同じである。
実施例4 実施例1での(0成分として、密度0.91の低密度ポ
リエチレン350部を配合し、これより直ちに厚さ50
μのフィルムを作製する。
参考例1 実施例1での(Bl成分として、ハイ【′ロタルサイト
の使用量を0.1部とする以外は、実施例1と同じであ
る。
表 しかも、得られる成形品は、くすみの少ない、重厚で美
麗な金属光沢を有するものであり、耐久性も向上するた
めに、従来、商品として使用されなかった食品包装関係
に用途が拡長される。又、従来から使用されている農業
用マルチフィルムとして使用した場合にも、耐久性が向
上しており、従来品にない優れた効果を発揮するもので
ある。
〔発明の効果〕
本願発明の金属光沢を有する樹脂組成物では、ハイドロ
タルサイトやゼオライトの吸着作用により、熱可塑性樹
脂と金属粉顔料の高温での溶融混練の際に、金属粉に処
理された高級脂肪酸類から発生する悪臭や分解生成物を
吸着することにより、本願発明の樹脂組成物を製造する
際の作業性が著しく向上するばかりでなく、該#A脂組
成物を使用して得られる成形品にも悪臭が全く残留して
いない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 熱可塑性樹脂に金属粉顔料を配合する際に、(A)金属
    粉顔料に対して、(B)ハイドロタルサイト類及び/又
    はゼオライト類を、(A):(B)=100:1〜10
    0:20の割合で使用し、これを(C)熱可塑性樹脂に
    、〔(A)+(B)〕:(C)=0.5:100〜10
    :100の割合で配合することを特徴とする金属光沢を
    有する樹脂組成物。
JP28687688A 1988-11-15 1988-11-15 金属光沢を有する樹脂組成物 Pending JPH02255842A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28687688A JPH02255842A (ja) 1988-11-15 1988-11-15 金属光沢を有する樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28687688A JPH02255842A (ja) 1988-11-15 1988-11-15 金属光沢を有する樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02255842A true JPH02255842A (ja) 1990-10-16

Family

ID=17710147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28687688A Pending JPH02255842A (ja) 1988-11-15 1988-11-15 金属光沢を有する樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02255842A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2662702A1 (fr) * 1990-05-31 1991-12-06 Toyo Aluminium Kk Procede pour l'obtention d'une composition a base de pigment metallique sans odeur.
JPH06212031A (ja) * 1993-01-19 1994-08-02 Sumika Color Kk 樹脂成形物の製造方法、マスターバッチ、および、押出成形用の樹脂組成物
EP0869143A1 (en) * 1997-04-01 1998-10-07 The Standard Products Company Exterior automotive component of an elastomeric modified polyolefin material having pleasing appearance
US6280837B1 (en) 1996-09-30 2001-08-28 Toyoda Gosei Co., Ltd. Resin molded article
DE19540437B4 (de) * 1994-10-31 2004-04-01 Toyoda Gosei Co., Ltd. Hochglanz-Formteil aus Harz

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2662702A1 (fr) * 1990-05-31 1991-12-06 Toyo Aluminium Kk Procede pour l'obtention d'une composition a base de pigment metallique sans odeur.
JPH06212031A (ja) * 1993-01-19 1994-08-02 Sumika Color Kk 樹脂成形物の製造方法、マスターバッチ、および、押出成形用の樹脂組成物
DE19540437B4 (de) * 1994-10-31 2004-04-01 Toyoda Gosei Co., Ltd. Hochglanz-Formteil aus Harz
US6280837B1 (en) 1996-09-30 2001-08-28 Toyoda Gosei Co., Ltd. Resin molded article
EP0869143A1 (en) * 1997-04-01 1998-10-07 The Standard Products Company Exterior automotive component of an elastomeric modified polyolefin material having pleasing appearance

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1648958B1 (de) Pulverförmige komposition von polymer und ammoniumpolyphosphathaltigem flammschutzmittel, verfahren zu dessen herstellung und formkörper, hergestellt aus diesem pulver
US3826847A (en) Process for preparation of flavor durable chewing gum
US4202878A (en) Compositions of matter for coloring toothpaste and method of preparing same
US3196079A (en) Cosmetic powder compositions containing polyethylene
EP1505111A1 (de) Polymerpulver mit phosphonatbasierendem Flammschutzmittel, Verfahren zu dessen Herstellung und Formkörper, hergestellt aus diesem Polymerpulver
DE69119349T2 (de) Kautschukzusammensetzung welche Leder in Pulverform enthält
DE68907425T2 (de) Verfahren zum Plastifizieren von Polyvinylalkoholharz.
JP2003034760A (ja) 表面処理重質炭酸カルシウム、その製造方法、及び表面処理重質炭酸カルシウムを配合してなる樹脂組成物
JP2003525340A (ja) ポリオレフィン中顔料分散物
DE2812391A1 (de) Thermoplastische polyolefinfolien
WO2002060990A2 (de) Umweltfreundliche zusammensetzung
JPH02255842A (ja) 金属光沢を有する樹脂組成物
DE60304952T2 (de) Thermoplastische Polyolefinzusammensetzungen und Verfahren zur Herstellung von thermoplastische Polyolefinzusammensetzungen für Verwendung in Weichfolien
DE1930022C3 (de) Verfahren zur Herstellung eines thermoplastischen Markierungsmaterials
DE1694349A1 (de) Kunststoffmischungen zur Herstellung undurchlaessiger Folien
DE2817027B1 (de) Verfahren zur Herstellung von transparenten Beschichtungspulvern aus Copolyamiden
DE19746271A1 (de) Vinylchloridharzzusammensetzung und Verfahren zu seiner Herstellung
US4129638A (en) Compositions of matter for coloring toothpaste and method of preparing same
DE4235693C1 (de) Verfahren zur Flammschutzausrüstung von Polyolefin-Partikelschäumen
JPS591539A (ja) 熱可塑性樹脂への顔料配合用接着促進剤
JPS5937304B2 (ja) 重合体組成物用二酸化チタン顔料
JP3672490B2 (ja) 石けん
JPH01126352A (ja) ジ−置換ベンジリデンソルビトール組成物
DE1454823A1 (de) Verfahren zur Herstellung von Fuellstoffe enthaltenden Vinylharzmischungen
JP3022027B2 (ja) 高濃度アルミ粉含有樹脂組成物とその製法