JPH02255370A - 印刷材料 - Google Patents

印刷材料

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JPH02255370A
JPH02255370A JP1064039A JP6403989A JPH02255370A JP H02255370 A JPH02255370 A JP H02255370A JP 1064039 A JP1064039 A JP 1064039A JP 6403989 A JP6403989 A JP 6403989A JP H02255370 A JPH02255370 A JP H02255370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
printing
reflection
polymer film
thermoplastic polymer
Prior art date
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Pending
Application number
JP1064039A
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English (en)
Inventor
Masahiro Shigemitsu
重光 正弘
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THREE S TECHNOL BV
Original Assignee
THREE S TECHNOL BV
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Publication date
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Priority to AU39018/89A priority patent/AU3901889A/en
Priority to BR898903840A priority patent/BR8903840A/pt
Priority to EP89307751A priority patent/EP0354699A3/en
Priority to CN89106360A priority patent/CN1040168A/zh
Priority to KR1019890010979A priority patent/KR910008838B1/ko
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、全反射またはそれに近い反射の機能を有する
熱可塑性ポリマーフィルムを素材とする印刷材料に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、印刷材料として、紙、プラスチック、アルミニウ
ム箔及びそれらの積層物、アルミニウム、鉄及び銅など
の薄板、ガラス、繊維などが使用されている。しかしな
がらこれらの印刷材料は、それらの表面がどのように加
工されていても、同一表面上での平面的な印刷効果しか
得られず、かかる平面印刷効果とは異なる印刷効果が得
られる。
印刷素材の開発が望まれている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、本発明は前記した従来技術の問題点、即ち平面
印刷効果しか得られない点を解消して従来にない新たな
印刷効果を与える印刷材料を提供することを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
本発明に従えば、前記した問題点は、例えば厚さ約30
〜200−の透明な熱可塑性ポリマーの一方の面をその
反対側の平面からの入射光線が全反射又はそれに近い反
射をするように、単一又は複数の方向に任意の角度で交
叉する鋸歯状又はこれに類似した凹凸形状に成形加工し
たフィルムの平滑な非成形面に印刷を行うことによって
、又、上記フィルムを無色または着色された紙またはポ
リマーフィルムに空気の薄層を含んだ状態で重ね合せる
ことによって解決される。
本発明において使用するフィルムは、熱可塑性ポリマー
フィルムに全反射現象又はこれに近い反射現象を示す凹
凸形状、例えば鋸歯状またはこれに類似した形の彫刻ロ
ールなどによる加熱成形を行い、入射光線を効果的に反
射する機能を与えることによって得ることができる。ロ
ール表面の形状としては、断面図が鋸歯状の凹凸の溝が
平行に彫刻されたもの、あるいは平行に彫刻された面に
更に同じ又は類似の形状の溝を任意の角度(例えば直角
若しくは(30°〜90゛)で彫刻されたものが採用で
きる。又、不完全な全反射現象であるが、任意の形状の
微小な凹凸を彫刻されたものも使用できる。このように
して得られたフィルムは、その平滑面において入射光線
を効果的に全反射またはそれに近似の状態で反射するこ
とが可能であり、非常に美しい光沢を有する表面を与え
ることができる。
このように全反射または全反射に近い状態の光沢を有す
るプラスチック・フィルムの表面に印刷を行うときは、
印刷された画像が光の反射光の中に立体的に位置するよ
うにみられる。更にこの印刷されたフィルムの成形され
た凹凸面を紙またはプラスチック・フィルムの表面に重
ね合せるときは、それらの色調が全反射光の下にあって
、更に立体的な独特の色調を示す印刷効果が得られる。
例えば、黒色の紙又はプラスチック・フィルムに本発明
のフィルムを重ね合せるときは、鉄に近い反射光、灰色
の場合はアルミニウムに近い反射光が得られる。又、本
発明のシステムを包装材料と使用するとき、内容物に応
じて色調を選択すれば、内容物のイメージを与えること
ができる。
本発明において使用することのできる透明な熱可塑性ポ
リマーとしては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン
、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリ
塩化ビニリデン、ポリウレタン、エチレン−ビニルアル
コールコポリマーナイロンなどを挙げることができる。
本発明において使用する熱可塑性ポリマーフィルムの厚
さは例えば30〜200−1好ましくは120〜200
μであるが、延伸して得られる熱収縮性フィルムの場合
は30〜607−である。本発明によって成形された熱
可塑性ポリマーフィルムは、その厚さのままで実施例に
示すように使用可能であるが、その成形模様が平行した
鋸歯状の場合、その歯の方向に2〜3倍に延伸したフィ
ルムは、全反射の機能と共に、150〜200℃に加熱
することによって収縮する性質を有しているので、一般
に使用されている所謂、熱収縮フィルムの代りに、前述
の印刷効果を有する新しい機能を有する熱収縮フィルム
を提供するものである。
本発明の熱可塑性ポリマーフィルムに、外観上あまり目
立たない程度のピンホールを設けて平滑な面に印刷を行
って、既存の容器に重ねて被覆するときは、この容器内
の圧力の変化による容器の形状変化を外観上、観察でき
ないようにすることが可能である。例えば、約90℃に
加熱されたコーヒー、ウーロン茶などの水溶液は、容器
に充填密封された後常温に冷却されるとき10〜15%
の容積の減少を生ずるので、プラスチック、紙などの容
器の場合は凹んで、商品としての価値を失うが、これら
の容器に、本発明のフィルムを重ねて被覆するときは、
容器の減圧による変形があっても、ピンホールから外部
の空気が流入して本発明のフィルムは正常な形体を保持
し、且つ全反射現象のため印刷を行っていない場合でも
内部の容器の変形は観察されない。ピンホールの大きさ
は通常直径1 mm以下が希ましい。またピンホールの
数は容積250−の容器1個について2〜3個で充分そ
の目的を達することができる。
〔実施例〕
以下、本発明に従った印刷材料としての好ましい態様を
実施例に基いて更に詳しく説明するが、本発明の技術的
範囲をこれらの実施例に限定するものでないことはいう
までもない。
実施例1 第1図に示すように、厚さ約200 pmのポリプロピ
レンフィルム(1)の片面(2)を全反射するように鋸
歯状に類似した1方向の凹凸形状に成形加工し、平滑な
非成形面に印刷加工(5)を行う。
このように加工されたものは、印刷された画像が全反射
現象によって生じた反射光の中に観察される、美しい印
刷効果を与えるものである。
実施例2 第1図で得られたフィルムを第2図に示したように黒色
のフィルム(6)の上に重ね合せるときは、鉄板に似た
色調の金属光沢類似の反射光の中に、印刷された画像が
観察される美しい印刷物が得られる。
第2図のフィルムで第3図に示した液体容器を作製し、
内部にオレンジ・ジュースを充填する。
この容器に注射器で注射針を貫通ずるときは、オレンジ
・ジュースが、2枚のフィルムの間隙に浸透して全反射
現象が消失して黒色に変化し、このような行為の行われ
たことを明確に指摘することができる。
実施例3 一般に市販されている紙製容器の代りに、印刷前の紙容
器用白色原紙の表面に、印刷を行った実施例1のフィル
ムを重ね合せた紙製容器は、乳白色の全反射光の中に印
刷画像がみられる美しい印刷効果を与える。本実施例の
紙製容器中にオレンジ・ジュースを充填し、注射器で注
射針を貫通するときは、オレンジ・ジュースが紙とプラ
スチック・フィルムの間に浸透して全反射現象が消失し
て、このような行為の行われたことを明確に示される。
実施例4 厚さ100趨のポリプロピレンフィルムに、本発明の全
反射可能な鋸歯状凹凸の成型を行い、鋸歯の方向に2倍
の1軸方向への延伸加工を施す。このようにして得られ
た厚さ約50pmのフィルムの平滑な面に印刷を行い、
容量100−のポリスチレン製容器を包み、150〜1
70℃に2秒間加熱収縮させるときは、全反射する乳白
色の反射光の中に印刷された画像がみられる美しい容器
が得られる。
実施例5 容積250−のポリエチレンテレフタレート製容器(円
筒型、厚さ約1007−)にコーヒー水溶液を約80℃
に加熱して充填密封する。この容器に、直径約1 mm
の2個のピンホールを設けた本発明のポリブロンフィル
ムを重ねて被覆する。当初、容器は円筒型をしているが
、室温に放冷するときは円筒の側壁に凹部を生ずる。し
かしながら本発明のフィルムのピンホールから空気が間
隙に流入し、フィルムは当初と同じく円筒型の形状を保
持し、全反射のため内部の容器の変形は見え難く商品価
値を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1の印刷材料を説明する図面で
あり、第2図は本発明の実施例2の印刷材料を説明する
図面であり、第3図は第2図の印刷材料を用いて作製し
た容器の一例を示す図面である。 1・・・透明なプラスチック・フィルム、2・・・入射
光線が全反射するように鋸歯状に成形加工した面、 3・・・入射光、     4・・・反射光、5・・・
印刷面、 6・・・重ね合せるための平滑な紙又はプラスチック・
フィルム、 7・・・内容物を出すためのカバー、 訃・・キャップ、     9・・・胴部、10・・・
底部、 11・・・キャップの開口部、 12・・・内容物、 3・・・複合フィルムの切断部を加熱熔融によりヒート
シールした部分。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、無色または着色した透明な熱可塑性ポリマーフィル
    ムの一方の面を、その反対側の平面からの入射光線が全
    反射またはそれに近い反射を示すよう凹凸形状に成形し
    て成り、その非成形面に印刷を行うようにしたことを特
    徴とする印刷材料。 2、成形加工面に、無色または着色した紙またはポリマ
    ーフィルムを空気の薄層をはさんだ状態で重ねてなる請
    求項1記載の印刷材料。 3、特定の方向に延伸して熱収縮フィルムの特徴を有す
    るようにした請求項1記載の印刷材料。 4、任意の大きさ及び数のピンホールを設けて平滑面に
    印刷を行い、包装容器を被覆したとき、容器内の圧力変
    化による容器の変形が観察されるようにしたことを防止
    する請求項1記載の印刷材料。
JP1064039A 1988-08-01 1989-03-17 印刷材料 Pending JPH02255370A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1064039A JPH02255370A (ja) 1989-03-17 1989-03-17 印刷材料
AU39018/89A AU3901889A (en) 1988-08-01 1989-07-27 Film material having total reflection function
BR898903840A BR8903840A (pt) 1988-08-01 1989-07-31 Material em pelicula,material de impressao e material de embalagem
EP89307751A EP0354699A3 (en) 1988-08-01 1989-07-31 Film material
CN89106360A CN1040168A (zh) 1988-08-01 1989-08-01 全反射薄膜材料
KR1019890010979A KR910008838B1 (ko) 1988-08-01 1989-08-01 전반사성을 갖는 필름재

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1064039A JPH02255370A (ja) 1989-03-17 1989-03-17 印刷材料

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Publication Number Publication Date
JPH02255370A true JPH02255370A (ja) 1990-10-16

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ID=13246577

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JP1064039A Pending JPH02255370A (ja) 1988-08-01 1989-03-17 印刷材料

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