JPH02255128A - 磁気共鳴画像撮影装置 - Google Patents

磁気共鳴画像撮影装置

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JPH02255128A
JPH02255128A JP1079146A JP7914689A JPH02255128A JP H02255128 A JPH02255128 A JP H02255128A JP 1079146 A JP1079146 A JP 1079146A JP 7914689 A JP7914689 A JP 7914689A JP H02255128 A JPH02255128 A JP H02255128A
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JP
Japan
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slice
magnetic field
gradient
movement
thickness
Prior art date
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Pending
Application number
JP1079146A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Hoshino
星野 和哉
Masahiro Ota
雅博 太田
Takahiro Sato
隆洋 佐藤
Makoto Hara
真 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
Yokogawa Medical Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Yokogawa Medical Systems Ltd filed Critical Yokogawa Medical Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は磁気共鳴画像撮影装置(以下MRIという)に
関し、特に体動による画像劣化を防止する手段を備えた
MRIに関する。
(従来の技術) 原子核を静磁場中におくと、原子核は磁界の強さと原子
核の種類によって異なる定数に比例した角速度で歳差運
動をする。この静磁場に垂直な軸に前記の周波数の高周
波回転磁場を印加すると磁気共鳴が起こり、前記定数を
有する特定の原子核の集団は共鳴条件を満足する高周波
磁場によって準位間の遷移を生じ、エネルギー準位の高
い方の準位に遷移する。共鳴後高い準位に励起された原
子核は低い準位に戻ってエネルギーの放射を行う。
MRrはこの特定の原子核による核磁気共鳴(以下NM
Rという)現象を観察して被検体の断層像を撮像する装
置である。
MRIにおいてフーリエ変換法に用いる高周波磁場及び
勾配磁場印加のパルスシーケンスを第2図と第3図に示
す。第2図において、x、  y、  z軸にそれぞれ
Gx、Gy、Gzの勾配磁場を与え、高周波磁場をX軸
に印加する状態を示している。
第3図はそれぞれの磁場を印加するタイミングを示す図
である。期間1において、励起パルス1とスライス勾配
2により2=0を中心とする2方向に垂直なスライス面
内のスピンが選択的に励起される。期間2のリフェーズ
勾配3はスライス勾配2により乱れたスピンの位相を元
に戻すためのものである。同じ期間2のデイフェーズ勾
配4はデ−夕読み出し期間4の時間的中心にSE信号7
の中心が一致するようにスピンに場所に応じた位相差を
与えるためのものである。期間2では更にy方向の位置
に比例してスピンの位相をずらせてやるための位相エン
コード勾配6を印加しており、位相エンコード勾配6は
毎周期その強度を変えて印加している。その後反転パル
ス5を与えて磁気モーメントを揃え、その後に現れるS
E信号7を観察する。期間4ではX軸にリード勾配8を
印加する。これにより、デイフェーズ勾配4で与えられ
た位相差は、期間4のリード勾配8の時間的中心で相殺
されSE信号7が現れる。このシーケンスをビューとい
い、パルス繰り返し周期TR後に再び励起パルス1を加
えて、次のビューを開始する。
上記のようなパルスシーケンスにおいて、位相エンコー
ド勾配6は振幅を最小値から最大値まで毎ビュー振幅を
変えて印加されている。
このMHIにおいて、腹部スキャンを行うときに、呼吸
による体動があると体動に基づくアーティファクトがゴ
ーストとして画像上に生ずる。このアーティファクトの
防止方法として、最も初歩的なものに呼吸性体動とスキ
ャンシーケンスとを同期させる呼吸ゲート法がある。し
かしこの方法は、呼吸の周期が略4秒位あって長いため
、第3図に示すパルスシーケンスの繰り返し周期TRを
呼吸の周期に等しくするとスキャン時間も長く、任意の
コラトラストが得られない等多くの欠点を有していた。
これに対し、各ビューの開始時点での体動の状態即ち呼
気、吸気のタイミングである体動の状態により、位相エ
ンコード勾配6の位相エンコード量を制御する方法や、
高速スキャン法を用いた息止めのスキャン等が現れ、そ
れなりの効果を上げている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、息止めスキャンでは上記のようにブタ収集時
間に限界があり、SN比として必ずしも満足の行くもの
ではない。又、体動の状態により位相エンコード量を制
御する方法はアキシャル像及び体動が主として面内の動
きであるサジタル像に関しては有効であるが、体動が主
としてスライス方向であるコロナル像に関しては、何の
考慮もされていない。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は
、体動によりスライス位置がずれてしまうために生ずる
画質の低下を防止することのできるMRIを提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 前記の課題を解決する本発明は、呼吸にょる体動の周期
と体壁の動きを検出する体動検出手段と、検出された体
壁の動きから体内のスライス面の体の厚み方向への動き
と変化を算出する演算手段と、該演算手段の出力により
スライス位置とスライス厚を変化させる手段とを具備す
ることを特徴とするものである。
(作用) 被検体に取り付けられた体動検出手段により検出された
体動の周期や体壁の動きにより、演算手段は体内のスラ
イスしようとする部分のスライス面の位置と、スライス
厚を算出し、その演算結果により、スライス位置とスラ
イス厚を変化させる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例の装置のブロック図である。
図において、11は内部に被検体を挿入するための空間
部分(孔)を有し、この空間部を取り巻くようにして、
被検体に一定の静磁場を印加する静磁場コイル12と勾
配磁場を発生する勾配磁場コイル13(勾配磁場コイル
はz、  y、  zの3軸のコイルを備えている)と
被検体内の原子核のスピンを励起するためのRFパルス
を与えるRF送信コイルと被検体からのNMR信号を検
出する受信コイルから成るRFコイル14等が配置され
ているマグネットアセンブリである。マグネットアセン
ブリ11中の被検体には呼吸性体動の周期や胸壁の位置
を捕らえるための呼吸センサ15が取り付けられている
。静磁場コイル12は静磁場電源16に、勾配磁場コイ
ル13は勾配磁場電源17に、RFコイル14は送受切
替回路(図示せず)を通してRF送信回路18とNMR
信号受信回路19に接続されている。20は静磁場電源
16、勾配磁場電源17及びRF送信回路18を制御し
て、所定のシーケンスにより勾配磁場及びRF磁場を発
生させるスキャンコントローラである。この結果被検体
から得られるNMR信号は、NMR信号受信回路19、
スキャンコントローラ20を経て計算機21に送られ、
ここで画像化され、表示装置22に表示される。操作者
は表示装置22により画像を観察して操作卓23でシス
テム全体の制御をすることができ、これによって任意の
パルスシーケンスを実現できる。又、スキャンコントロ
ーラ20は呼吸センサ15からの信号をモニタしていて
、これに応じてパルスシーケンスの任意の部分を変更す
ることができる。
次に以上のように構成された実施例の動作を説明するが
、動作説明の前に体動により生ずる画像の劣化を防止す
る装置の原理を説明する。
人体の呼吸性体動は、第4図に示すように、主として人
体の厚み方向の動きである。この胸壁31の動きに対し
て、体内の任意の点は、その位置に比例した移動量で動
く。即ち、第4図に示す人体内のA点、B点、0点はそ
れぞれ第5図に示すように胸壁31におけるP点がP′
の位置にきたときはA’ 、B’ 、C’点の位置にな
る。又、P点がP′の位置にきたときはA’ 、B’ 
 C’点の位置になる。図で明らかなように、A、  
B。
0点はP点の動きの量に比例した動きをする。このこと
からコロナルスキャンの時には呼吸センサ15で検出さ
れた胸壁の位置に応じて、スライス位置とスライス厚を
変えてやれば、常に人体の目的とする位置を目的とする
範囲でスライスすることができる。即ち、第6図におい
て、次式が成り立つようにスライス位置xI +  X
 2スライス厚d、、d2を変化させてやれば良い。図
において、(イ)図は呼吸中に息を吐き出した胸郭の収
縮時の図、(ロ)図は呼吸で息を吸い込んだ胸郭の拡張
時の図である。図中、32は横断面で示す胸郭で、33
は人体のコロナル像を作るためのスライス部である。(
イ)図の収縮時における成る任意の位置Yから胸郭32
の背中までの距離をaYからスライス部33までの距離
をX、とする。
(ロ)図の拡張時においては、Yから胸郭33の背中ま
での距離はaで変化はない。そして、Yからスライス部
33までの距離をx2とする。又、それぞれの場合のス
ライス部33の厚みをd。
d2とし、胸郭32の厚みをす、、b2とすると次式が
成立する。
(x、−a):  (x2−a) ”l)+  : b2 =d+  : d2・°・ (
x、−a)  ・b2 −  (x2−a)  ・bl ・・・ (1) d、・b2−d2 ・bl     ・・・(2)スラ
イス位置は、励起パルスの中心周波数又は、静磁場強度
を、スライス厚は励起パルスのスペクトル幅又は、スラ
イス勾配の強度を、それぞれ変化させることによって変
えることができる。
次に第1図の実施例の装置の動作を説明する。
操作卓23を操作してパルスシーケンスのタイミング、
RFパルスの振幅、静磁場の強度、励起パルスのスペク
トル幅又はスライス勾配の強度等の設定を行い、計算機
21に前記設定値に基づく信号を入力する。計算機21
は前記設定値に基づいて制御信号を発生し、スキャンコ
ントローラ20に送る。スキャンコントローラ20は前
記の信号に基づき勾配磁場電源17を制御して所定のパ
ルスシーケンスの勾配磁場を作らせ、又、RF送信回路
18を制御して所望の周波数及びパルス幅等のRFを出
力させる。この出力はRFコイル14により原子核を励
起する。その結果得られたNMR信号はRFコイル14
で受信され、NMR信号受信回路19で増幅、検波等の
処理を受け、スキャンコントローラ20に入力される。
スキャンコントローラ20に入力されたNMR信号は計
算機21においてスキャンシーケンスに応じた所定の処
理により、画像再構成されて表示装置22により表示さ
れる。
次に、コロナルスキャン時において呼吸による体動の補
正を行う場合について説明する。呼吸センサ15により
胸壁の位置を検出する。操作者は検出された胸郭32の
収縮時と拡張時の胸壁31の位置に応じて(1)式、(
2)式を満足するようにスライス位置をX l +  
X 2に、又、スライス厚をd、、d2に変化させる。
スライス位置を調整するためには、計算機21によりス
キャンコントローラ20を制御して、励起パルス1の中
心周波数又は静磁場強度を変えさせる。又、(2)式の
スライス厚d+、d2は、同じく操作卓23を操作して
励起パルス1のスペクトル幅、又はスライス勾配2の強
度を変化させる。
呼吸モニタとして、例えばエアーベローズのようなもの
を使用する場合、得られる信号は必ずしも直接胸壁の位
置を示すものではない、そのような場合には、予め何ら
かの方法で呼吸モニタの出力と胸壁位置の関係を調べて
おけばよい。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。本
発明は従来の体動により位相エンコード量を制御する方
法と同時に行うことができる。
又、本発明は任意断面のスキャンの場合にも適用可能で
ある。この場合は第7図(イ)、(ロ)に示すように、
呼吸のモーションに応じて、スライス位置、スライス厚
だけでなく、スライスの角度もθ1くθ2のように変化
させることになる。
又、スライスにテーパを持たせてd2 <d3とするこ
とが必要になる場合がある。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように本発明によれば、コロナル像
(又はコロナル面からのオブリーク像)に生ずるスライ
ス位置の変動による画質劣化を防止することができ、実
用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の装置のブロック図、第2図
は3軸に与える勾配磁場と高周波磁場の図、第3図はM
RIの標準的なパルスシーケンスの図、第4図は呼吸に
よる胸壁の動きの説明図、第5図は胸壁の動きに対する
体内の各点の動きの説明図、第6図は呼吸によるスライ
ス部の変化の説明図、第7図は任意断面スキャンの場合
のスライス面の説明図である。 1・・励起パルス   2・・・スライス勾配7・・・
SE倍信 号1・・・マグネットアセンブリ 12・・・静磁場コイル 13・勾配磁場コイル14・
・・RFコイル  15・・・呼吸センサ16・・・静
磁場電源  17・・・勾配磁場電源18・・・RF送
信回路 19・・・NMR信号受信回路20・・・スキ
ャンコントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 呼吸による体動の周期と体壁の動きを検出する体動検出
    手段と、検出された体壁の動きから体内のスライス面の
    体の厚み方向への動きと変化を算出する演算手段と、該
    演算手段の出力によりスライス位置とスライス厚を変化
    させる手段とを具備することを特徴とする磁気共鳴画像
    撮影装置。
JP1079146A 1989-03-30 1989-03-30 磁気共鳴画像撮影装置 Pending JPH02255128A (ja)

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JPH02255128A true JPH02255128A (ja) 1990-10-15

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006149559A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング装置
WO2014027547A1 (ja) * 2012-08-13 2014-02-20 株式会社 日立メディコ 磁気共鳴イメージング装置及び磁気共鳴イメージング方法

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