JPH02255094A - コレステロール吸着物質およびその製造方法 - Google Patents

コレステロール吸着物質およびその製造方法

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JPH02255094A
JPH02255094A JP1076481A JP7648189A JPH02255094A JP H02255094 A JPH02255094 A JP H02255094A JP 1076481 A JP1076481 A JP 1076481A JP 7648189 A JP7648189 A JP 7648189A JP H02255094 A JPH02255094 A JP H02255094A
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JP
Japan
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cholesterol
substance
arabinose
glucose
mannose
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Application number
JP1076481A
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English (en)
Inventor
Kenji Watanabe
渡邊 乾二
Tatsuya Urachi
達哉 裏地
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Nikken Chemical and Synthetic Industry Co Ltd
Original Assignee
Nikken Chemical and Synthetic Industry Co Ltd
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Publication date
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はコレステロール吸着物質およびその製造方法に
関し、更に詳しくはマンノース、グルコス、ガラクトー
ス、アラビノースおよびウロン酸からなる酸性多糖であ
って、抗変異原性、マイトジェン活性等の生理活性を有
するコレステロル吸着活性物質および、ロードコツカス
に属する微生物を用いるその製造方法に関する。
[従来の技術] コレステロールは卵・肉・魚・我等広範囲の動物性食品
に含まれる物質でこれらの食品を摂食することにより消
化吸収されてヒトの体内では血液、筋肉、皮膚、脳、神
経系、結合組織等に広く分布することとなる。コレステ
ロールは一方では生体組織たとえば細胞膜、血漿リポタ
ンパク質、ミニリン等の構成成分として、またステロイ
ドホルモンの前駆体として必須な有用物質である反面、
食餌性コレステロールの過剰摂取が家族性高コレスチロ
ール血症や心筋梗塞、脳梗塞等の動脈硬化性疾患の原因
となることは周知のことである。これらの疾患は食習慣
の相異から欧米にくらべるとわが国の方が少ないとされ
ていたが、近年わが国の食生活の欧米化に伴いこれら疾
患の増加傾向か国民保健上の重大問題となってきている
人体内でのコレステロール低下剤の研究は数多くたとえ
ば遠藤らによるコレステロール合成阻害剤 ML−23
68(J、  八ntibiotics、29.134
6(1976)、特開昭5L−15189Orコレステ
ロール低下剤の製造方法及び量刑を含有する飲食物」)
等がある。
これらの研究・発明は体内での生理作用による血中コレ
ステロール量の低下を目的とするものであって、薬理効
果のある物質の摂取を手段とするものであり血中コレス
テロールの適圧なコントロルのためには医薬品と同様な
健康管理体制の中で使用されるべきものである。なお最
近食品加工技術の進展に伴い、いわゆる疑似食品として
「カニアシ」 1人エイクラ」等の食品が作られるよう
になり、これらはその素材を例えば動物性素材から植物
性に切り替えることにより本来の自然食品が高コレステ
ロール食品であっても、低又は無コレステロール化する
ことは出来るようになってきた。
しかしこれらはあくまで「にせもの」であり、食文化の
向上に伴うコレステロール摂取増加とは異質の流れであ
って、低コレステロールでかつ高嗜好(いわゆるグルメ
指向)食生活の要請に応えるものではない。
一方コレスチロールは空気中で自動酸化しなり、腸内細
菌の作用をうけて様々な酸化分解物となる。
それらは、膜の内部の疎水性の破壊、酵素の不活性等に
影響を及ぼすと見出されている。その例として核毒性を
持ツ4− Ch01eSte41e−3−One、細胞
毒性を持ツcholestene−3β、5α、6β−
triol、変異原であるcholestene−5a
 、6 a −epoxideが知られており、結腸癌
や大腸癌の一つとされている。
またコレステロール熱分解物の変巽原性も報告されてい
る。このようにコレステロールには、二面性があるか、
最近、日本人の血漿コレステロール濃度の上昇が顕著と
なり、それによる成人病の多発が懸念されている。
血漿コレステロールの降下作用を示すものに食物繊維が
あり、その具体例としてペクチンやグアカムが挙げられ
る。その作用機作は腸管内における食餌性コレステロー
ルや胆汁酸の吸収を阻害すること、及び腸肝循環してい
る中性ステロールや胆汁酸の再吸収を抑制する事による
とされている。またアスパラギン酸のような酸性多糖は
イオン交換能を有することから血中N a/に比を改善
し血圧の低下に関与するとされ注目されている。この他
、微生物の産生ずる多糖、例えばBacillus p
olyllxa  No、271の生産する多糖(Gl
c:Man:Gal:GctlA=3+3:1 :2)
にも血清、肝臓コレステロールの上昇抑制効果が認めら
れている。菌体外産生の多糖においては、最近研究が進
められておりLacto−bacillus helv
eticus var、jurtiの産生する中性多糖
(Glc:Ga1=2:1)にEhrlichi腹水癌
、 5arcoraa−180(腹水型)、及びEC(
固型)に対する宿主延命効果、化学発癌剤(2O−He
thvlcholanthrene)による発癌の遅延
、インフルエンサウイルス、感染防御、潰瘍細胞障害性
マクロファージを誘導すると報告されている。PSeu
dOllonaS hydro−oenovoraから
は、抗タバコモザイクウィルス、抗癌活性を持つ多1!
 (Gal:Glc:Man:Rhaよりなる)か分離
されている。またB、 longulNo、21由来の
酸性多糖(Glc、Gul、Ga1U^及び未確認糖)
が5arcolIa−180(腹水癌)に対し、抑制効
果を示すとされている。
このような背景の中で本発明者らは、コレステロルを多
量に含む食品・飼料の低コレステロール化およびこれら
食品・飼料を摂食した場合のコレステロールの消化・吸
収を抑制する手段を提供することを目的として、先に、
「コレステロール吸着物質の製造方法」を発明出願した
(出願番号62−325515)。この先の発明は、ロ
ードコツカスに属する微生物を用いることを特徴とする
点においては、本発明の製造方法と共通であるが、得ら
れるコレステロール吸着物質の分子量は、30万以下の
物質を主とする製造方法であった。
[発明か解決しようとしているBBコ 本発明の目的は、本発明者らの先の出願発明により得ら
れたコレステロール吸着物質と同様の性質および効能を
有する物質を更に検索し、より容易な製造方法を提供す
るとともに、コレステロル吸着活性のみならず、マイト
ジェン活性等の生理活性を有する単一で組成・構造の明
らかなるコレステロール吸着物質を提供しようとするも
のである。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、ロードコツカスに属する微生物の培養液
中の分子量100万以上の分画に、構成糖が、マンノー
ズ、グルコース、ガラクトース、アラビノースおよびウ
ロン酸からなる酸性多糖を見い出し、これを分子量的に
単一な物質として単離して、その構成糖であるマンノー
ス、グルコースがラクトース、アラビノースおよびウロ
ン酸の組成比か、およそ36:17 ニア:1:12で
ある事を見い出して本発明を完成した。
本発明に用いられる微生物は、ロードコツカスに属する
微生物が用いられるが、中でもロードコツカス・ブロン
キアリス(^TCC25592>が、本発明のコレステ
ロール吸着物質を大量に生産する。
本発明のコレステロール吸着物質は、ロードコツカスの
培養液にコレステロールを添加・振盪しその上澄を酸性
にすることにより沈澱物として分取することが出来る。
この沈澱物は、ゲル沢過クロマトクラフィーにより分画
した後乾燥物とし、乾燥物を酢酸エチルで処理すること
によりコレステロールを除去して、コレステロールの吸
着していない酸性多糖として取り出すことが出来る。さ
らにこの酸性多糖をゲル濾過クロマトグラフィーに分画
することにより分子量的に単一な物質として単離するこ
とが出来る。
し実施例コ 以下実施例に従って本発明を具体的に説明するが、本発
明の技術的範囲をこれら実施例に限定するものでないこ
とは言うまでもない。
例−1 0−ドコツカス・ブロンキアリス(^TCC25592
)の保存株を表−1に示ず組成の斜面培地に1白金耳塗
抹し37°Cで48時間静置培養し、その3白金耳を表
−2に示す組成の種培養用培地200 lil入り11
容工ルレンマイヤーフラスコ2本に、各々植え継ぎ、3
7℃で48時間ロータリーシェーカー(2,40rpm
で振盪培養し種菌とした。この種菌4001を予め30
.0容ジャーファーメンタ−中120℃で15分間滅菌
し、37℃まで冷却しておいた表−2に示す組成の培地
17.11に植菌し、培養温度37℃撹拌数330rp
I11、通気量0.5vvn 、圧力0.5kg/cd
で10日間培養した。
上記培養液1.Ilから遠心分離II (8,0OOX
!;1.20分間)で菌体と不溶のままのコレステロー
ルを除去後、分離液を東洋濾紙No、 2で濾過した。
r液を1NHCJIにてp113に調整し、析出した沈
澱物を遠心分離機 (8,000xg、20分間)で採
取し、10 mMリン酸緩衝液に溶解して凍結乾燥後、
Bioael I)−150(日本バイオ・ラットラボ
ラトリーズ(株)社製)のカラム(2,4cmφx65
an)を用い10 mMリン酸緩衝液300 ml、 
20m1 / hの流速で溶出させるゲル濾過カラムク
ロマトグラフィーにて分画した。その溶出パターンは、
図−1に示す様であり、溶出画分の濁度及び着色度を示
す0D215nn依存の2つのピークについてコレステ
ロール含量をモノテスト(ベーリンガー・マンハイム社
製コレステロル測定試薬)を用い0D546nI11を
測定したところピク1のフラクションにコレステロール
の存在か認められた6次にそのフラクションを透析、凍
結乾燥し酢酸エチル30m1で5回繰り返してコレステ
ロールを溶解除去し残った沈澱を0.1M炭酸アンモニ
ウム溶液にて溶解させた後トヨパールIIW55F(東
洋曹達工業(株)社製)のカラム(2,4anφX65
cm)を用い、0.1M炭酸アンモニウム溶液225m
1を用い20m1/hの流速で溶出させるゲル濾過カラ
ムクロマトグラフィーにかけたところ、図−2に示ず様
な、単一ピークを得た。得られたピーク部分を透析、凍
結乾燥し70■のコレステロール吸着物質を得た。
表−1 酵母エキス   5g 8N、NO,I K  2tlPo  、0.25 N(lsO4・71120   0.25FeSQ、 
 −7H200,001 寒天      15 (総量1fJとしI)117調整) 表−2 酵母エキス   5 NH,No、      I K 、 HPO40,25 HgSo< ・7112o 、  0.25FeSO<
  7H200,001 コレステロール 1 (総量1.0としpH7に調整) 例−2 例−1で得られたコレステロール吸着物質5■を緩衝液
A(pH8,3,0,0258Tris、0.192N
グリシン0.1%ドデシル硫酸ナトリウム (以下5O
3)) 10cnlに溶解し、この溶液10μ(をSD
Sスラブゲル電気泳動装置(ゲルサイズ13cm X 
13cm X 0.1 am )にて、緩衝液へを用い
、100V 15tn^で1時間展開した結果、単一ス
ポットが得られ分子量的に単一な物質を単離したことを
確認した。
例−3 例−1で得られたコレステロール吸着物質30■を水3
m1に溶解し、トヨパール65F(東洋曹達工業(株)
社製)カラム(2,4anφx70cm)で、展開剤0
.1M重炭酸アンモニウム溶液125m1を20m1/
hで溶出させ、図−3に示すようなゲルが過クロマトグ
ラムが得られ素通り画分にコレステロール吸着物質か認
められたことから分子量は、100万以上と推定した。
例−4 例−1で得られたコレステロール吸着物質10μgを含
む試料を、0゜1N硫酸で80℃、1時間加熱した後そ
の試料液0.2mlを共栓試験管にとり、これにメタ過
ヨウ素酸ナトリウム0.28を91リン酸に溶かした試
薬0.1 ml加えて充分混ぜたのち室温で20分間放
置した。次に亜ヒ酸ナトリウムを0.5H硫酸ナトリウ
ムに10%溶かした試薬1mlを加えて黄褐色の色がな
くなるまで激しく振り混ぜた。
つぎに2−チオバルビッール酸を0.58硫酸ナトリウ
ムに0.6%溶かした試薬3mlを加え激しく振り混ぜ
たのち、沸騰水浴中で正確に15分間加熱し流水で5分
間冷やした。シクロへキサノン4[nlを加えて激しく
振り混ぜたのち、軽く遠心分離した。シクロヘキサノン
層を分取し、549r+n+の吸光度を測定した結果、
シアル酸の存在は認められなかった。
更に、水冷した硫酸(0,025HboraX) 5 
mlを試験管にとり、例−1で得られたコレステロール
吸着物質200Jlをその上に静かに加えた。室温以上
の温度にならないように水冷しながら混和した。
キャップをして沸騰湯浴中に10分間保った。水冷して
室温とし、カルバゾール液0.2mlを加えて混和、沸
騰湯浴中に15分間保ち発色させた。室温まで水冷して
530nlで、比色定量した結果、コレステロール吸着
物質中のウロン酸含量は、16%であった。
例−5 例−1で得られたコレステロール吸着物質2■を26N
硫酸1.5mlに溶かし16時間放置し、蒸溜水17.
5mlを加え沸騰水浴上で5時間還流加熱しな。
これを室温まで冷却し、水酸化バリウムで中和後、桐山
ロート用P紙No4にて減圧濾過した。この炉液にミオ
イノシトール溶液(95,8ml /10 ml ) 
O115ml加え、過剰の水素化ホウ素ナトリウムを添
加し16時間放置後、酢酸1mlを加え減圧乾固した。
これに10%酢酸含有メタノール20m1を加えて減圧
乾固を行い更にこの操作を3回施した後、メタノール5
mlを加え減圧乾固を5回繰り返し、DOWEX 50
■−×8でイオン交換し、再び減圧乾固を5回繰り返し
完全に脱水した。
これに酢酸エチル、無水トリフルオロ酢酸0.5+nl
ずつ加え、ドライヤーで5分間加熱して1時間室温に放
置後、1μpを日立023型ガスクロマトグラフイー(
シングルカラムFID付)を用い、カラムは、0V10
5 2%on Unipore HP、カラム温度は分
析温度130℃一定、再生温度230℃で分析した。
その結果マンノース:グルコース:ガラクトス:アラビ
ノースの組成比がおよそ36:17:7:1であった。
例−6 例−1で得られたコレステロール吸着物質16n+gを
0201011に溶かし、核磁気共鳴分析装置JEOL
 JNH−FX200本電子(株)社製)で測定した結
果は、図−4に示すようである。アノマー水素を示すケ
ミカル・シフトが5ppnに数個出ていることより、多
種のグリコシド結合の存在が示唆された。
例−7 コレステロール100■を225℃で12時間加熱後6
倍容量のエタノールを加え、6.0OOX(+で20分
間遠心分離し″(得た沈澱40■を、例−1で得られた
吸着物質0.1.2ratrの水溶液20m1に添加し
、37°Cで24時振盪後、3,0OOrp和で20分
間遠心分離し、沈澱を得た。これらの沈澱から酢酸エチ
ル5mlで未吸着コレステロール酸化物を3回繰り返し
抽出・除去した後、乾固した。これら乾燥物を25%T
vreen80/アセトン1mlに溶かし滅菌水4ml
を加えた後、これらの溶液を0.3mlずツTop A
garに混和しAmasTeStを行った。
その結果、例−1で得られたコレステロール吸着物質0
■のコロニー数を100%とすると、1■、2■の場合
それぞれ64%、32%でありコロニーの減少がみられ
た。
上記の変異原であるコレステロール酸化物に対しても、
例−1で得られたコレステロール吸着物質に吸着活性が
確認された。
例−8 マウスの腹腔内に、例−1で得られたコレステロール吸
着物質(0,9■/m1)を0.5ml注射し4日間放
置後、ハサミでマウスの首を切断して血液を洗い流した
。表−3に示したRP旧 (0,℃)を6 ml腹腔内
に注入後、よくマツサージし溶液を回収した。この溶液
を11000rp 、10分間遠心後、上清を除去しR
P旧(0℃)を5ml加えパスツールピペットで@濁す
ることを2回繰り返し行った。表3に示したFOR−R
R旧の10%液で150万cells/mlとし、20
0μjずつ96穴プレートに分注して、37℃、5%C
O□濃度で48時間培養して牌臓細胞を分取し、96穴
Ti5sue Cu1ture with Flat 
Botton wells(C0AST^R社製)に各
式に50万Ce1lsずつ分注した。この際、表−3に
示したようなFOR−RP旧の5%液を用い、容量は各
well当り0.20m1であった。
このプレートを37℃、5%CO2濃度で48時間培養
後、[3H]チミジン溶液10μJ  (0,5μCa
)を入れ、さらに16時間同条件下で培養した。その後
LABOHASll  (ラボサイエンス社製)で水を
用いフィルター(LH−101−10)に叶Aを回収し
た。フィルターを乾燥後、ミニバイアルに入れ、シンチ
ラント(POPOP 0.10g、 DPO4g/ )
bエア11)を3ml加え、1分間をLSC−751(
アロカ社製)でカウントした。その結果は図−5に示し
たようで、例1で得られたコレステロール吸着物質の注
入量に伴って細胞増殖の増加が見られたことから、この
物質はマイトジェンであると認められた。
表−3 PHI RP旧 1640  培地(日永製薬)1,0%NaC
010,25% L glutan+ine       0.025%
tlepes              0.57 
 %Pen1ciline G       10万u
旧t/Streptmycine          
  50  ml力価/上記RPNIにFe2 (牛胎
児血清)を混和したものをFe2−RPMI培地とした [発明の効果] 本発明のコレステロール吸着物質は、コレステロールを
吸着することにより食品からコレステロール取をコント
ロールすることを可能とするものである。またコレステ
ロール酸化物のような細胞毒、変異原性を有する物質も
吸着するので生理活性物質としての効果が期待される。
すなわち、本発明のコレステロール吸着物質は実施例の
、例−7に見られるように変異原性を有するコレステロ
ール酸化物に対しても吸着活性を示し、その効果として
alnes Te5tにおいて抗変異原性活性が認めら
れた。また、例−8に示されるようにマウスの牌臓細胞
を用いたテストで明らかなマイトジェン活性を示した。
以」Lのように本発明は、食餌におけるけるコレステロ
ール摂取のコントロール及びマイトジェン活性に見られ
る生理活性を有する新規な物質その製造方法を提供する
ものである。
【図面の簡単な説明】 図−1は、例−1のBiogel P−150によるゲ
ルか過クロマトクラフィーの図である。実線は215n
nの吸光度、破線は、モノテストによるコレステロル定
量時の546r+n+の吸光度を表わした。 図−2は、例−1のトヨパール1lL55F、図−3は
、例−3のトヨパール65−Fによるゲル濾過クロマト
グラフィーの図である。縦軸はフェノール硫酸法による
糖の定藍時の490r+mにおける吸光度である。 図−4は、例−6のプロトン核磁気共鳴スペクトルの図
である。図−5は、例−8のマイトジェン活性の図であ
る。 手続補正書 自 発 平成1年9月二〇日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の性状を有することを特徴とするコレステロー
    ル吸着物質。 [1]構成糖が マンノース、グルコース、ガラクトー
    ス、アラビノースおよびウロン酸からなる酸性多糖であ
    ること。 [2]ゲルろ過クロマトグラフィーによる分子量が10
    0万以上であること。 [3]マンノース:グルコース:ガラクトース:アラビ
    ノースの組成比が、およそ36:17:7:1であるこ
    と。 [4]硫酸カルバゾール法によるウロン酸の組成比が1
    0%以上20%以下であること。 [5]構成糖の結合が、複数の形式のグリコシド結合か
    ら成っていること。
  2. (2)ロードコッカスに属する微生物を用いることを特
    徴とする請求項(1)のコレステロール吸着物質の製造
    方法。
JP1076481A 1989-03-30 1989-03-30 コレステロール吸着物質およびその製造方法 Pending JPH02255094A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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