JPH02255041A - 茸類の貯蔵方法 - Google Patents
茸類の貯蔵方法Info
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- JPH02255041A JPH02255041A JP1074969A JP7496989A JPH02255041A JP H02255041 A JPH02255041 A JP H02255041A JP 1074969 A JP1074969 A JP 1074969A JP 7496989 A JP7496989 A JP 7496989A JP H02255041 A JPH02255041 A JP H02255041A
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Links
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Landscapes
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は松茸、椎茸、マツシュルーム等の茸類の貯蔵方
法に関し、更に詳細には、茸類の凍結貯蔵方法に関する
。
法に関し、更に詳細には、茸類の凍結貯蔵方法に関する
。
(従来の技術)
松茸、椎茸、マツシュルーム等の茸類は、その独特の風
味と香りから珍重されている反面、その風味や香りが収
穫後には急速に失われるため、収穫時の状態のまま自然
に保存するときには、4〜5日で変質してしまい商品価
値が著しく失われるものであった。
味と香りから珍重されている反面、その風味や香りが収
穫後には急速に失われるため、収穫時の状態のまま自然
に保存するときには、4〜5日で変質してしまい商品価
値が著しく失われるものであった。
従って、従来から風味や香りが最高である最盛期に収穫
してその風味や香りを出来るかぎり失わせないで、かつ
、収穫時期に限定されずに長期間賞味させる方法として
椎茸に見られるように乾燥して干し椎茸にしたり、予備
的な調理を施した後に缶詰や瓶詰にして保存したり、あ
るいは当該茸類の凍結を開始する直前の低温度領域で保
存する氷温貯蔵、さらには当該茸類を収穫時のまま完全
に解凍する凍結保存等の方法が用いられていた。
してその風味や香りを出来るかぎり失わせないで、かつ
、収穫時期に限定されずに長期間賞味させる方法として
椎茸に見られるように乾燥して干し椎茸にしたり、予備
的な調理を施した後に缶詰や瓶詰にして保存したり、あ
るいは当該茸類の凍結を開始する直前の低温度領域で保
存する氷温貯蔵、さらには当該茸類を収穫時のまま完全
に解凍する凍結保存等の方法が用いられていた。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、乾燥貯蔵方法にあっては保存性には優れ
ているものの、利用時に水戻しすることが必要不可欠で
あり、かつまた水戻しが完了する迄に数時間を要する等
迅速性に欠けていると共に、風味や香り並びに肉質の弾
力性の点で完全に収穫時時の状態には戻せない等の難点
があった。
ているものの、利用時に水戻しすることが必要不可欠で
あり、かつまた水戻しが完了する迄に数時間を要する等
迅速性に欠けていると共に、風味や香り並びに肉質の弾
力性の点で完全に収穫時時の状態には戻せない等の難点
があった。
缶詰や瓶詰による貯蔵方法にあっては、茸類の本来保有
している風味や香りの殆との部分が予備的な調理の調味
により喪失されてしまっていて、所謂生のままの茸類と
は味覚上界なったものとなってしまい、氷温貯蔵の場合
は茸類の収穫時の風味や香りを十分に保持しているもの
の、良好な状態を維持出来る期間はぜいぜい15〜20
日程度と多額の設備投資をした装置を使用した割りには
貯蔵期間の長期化が図れず、コスト高感は否めず、かつ
また当該貯蔵方法は少なからず専門的知識を必要とする
ものであり、凍結保存方法にあっては、長期の保存性に
優れているものの、解凍後の茸類には当該茸類の収穫時
の肉質の弾力性の再現性の点で未だ好ましくないと共に
、解凍時にドリップの発生が多く当該ドリップと共にそ
の風味や香り並びに旨みを外部に流失させていた。
している風味や香りの殆との部分が予備的な調理の調味
により喪失されてしまっていて、所謂生のままの茸類と
は味覚上界なったものとなってしまい、氷温貯蔵の場合
は茸類の収穫時の風味や香りを十分に保持しているもの
の、良好な状態を維持出来る期間はぜいぜい15〜20
日程度と多額の設備投資をした装置を使用した割りには
貯蔵期間の長期化が図れず、コスト高感は否めず、かつ
また当該貯蔵方法は少なからず専門的知識を必要とする
ものであり、凍結保存方法にあっては、長期の保存性に
優れているものの、解凍後の茸類には当該茸類の収穫時
の肉質の弾力性の再現性の点で未だ好ましくないと共に
、解凍時にドリップの発生が多く当該ドリップと共にそ
の風味や香り並びに旨みを外部に流失させていた。
以上に述べた従来の何れの貯蔵方法にあっては、当該茸
類の収穫時の風味、香りや旨みを極力保持させる事にそ
の主眼点を置いた場合には、保存期間が短期となり、他
方、長期の保存期間にその主眼点を置いた場合には、当
該茸類の収穫時の風味、香り、旨みや肉質の弾力性を少
なからず犠牲にしなければならなかった。
類の収穫時の風味、香りや旨みを極力保持させる事にそ
の主眼点を置いた場合には、保存期間が短期となり、他
方、長期の保存期間にその主眼点を置いた場合には、当
該茸類の収穫時の風味、香り、旨みや肉質の弾力性を少
なからず犠牲にしなければならなかった。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記のような問題点を解決するために種々研究
を重ねた結果、茸類の収穫時の風味、香りや旨みを損な
うことなく、又茸類の収穫時の肉質の弾力性をも損なわ
ずに、6ケ月〜1年程度の長期間貯蔵を可能とするため
、凍結処理に先立って収穫した茸類を生のままの状態で
当該茸類中の水分(自由水分)の一部を自然乾燥、低温
下での強制乾燥、脱水剤や脱水シート等により除去する
脱水処理を施した後、当該茸類を凍結貯蔵するものであ
る。
を重ねた結果、茸類の収穫時の風味、香りや旨みを損な
うことなく、又茸類の収穫時の肉質の弾力性をも損なわ
ずに、6ケ月〜1年程度の長期間貯蔵を可能とするため
、凍結処理に先立って収穫した茸類を生のままの状態で
当該茸類中の水分(自由水分)の一部を自然乾燥、低温
下での強制乾燥、脱水剤や脱水シート等により除去する
脱水処理を施した後、当該茸類を凍結貯蔵するものであ
る。
更には上記した脱水処理後の茸類をフィルム状シート等
にて密着包装した後に凍結貯蔵し、或いは上記した脱水
処理後の茸類を一旦凍結処理を施した後にフィルム状シ
ートにて密着包装し、その後凍結状態で貯蔵するもので
ある。
にて密着包装した後に凍結貯蔵し、或いは上記した脱水
処理後の茸類を一旦凍結処理を施した後にフィルム状シ
ートにて密着包装し、その後凍結状態で貯蔵するもので
ある。
(作 用)
本発明は茸類の凍結処理に先立って収穫した茸類を生の
ままの状態での自然乾燥、低温下(好ましくは+5℃以
下)での乾燥もしくはポリアクリル酸ナトリウム、塩化
ナトリウム、パルプ質等の脱水剤や市販の吸水シート(
商品名、ピ升ットシト、昭和電工■製)により当該茸類
中の水分(自由水分)の一部(約5乃至50%で好まし
くは10乃至30%の重量減となるように)を茸類中よ
り外部に放出を計る処理を施すことにより、次工程での
凍結処理を行っても当該茸類中の水分の氷結による体積
膨張に伴う茸類の細胞破壊が殆ど生じなくすることが出
来、従って当該茸類を調理するに際しての解凍時のドリ
ップの発生も殆ど無く、茸類の収穫時の風味、香りや旨
みがドリップと共に外部に流失するのが防止あるいは抑
制出来るとともに、細胞破壊が殆ど生じないために肉質
の弾力性をも損なわずに再現できるように処理した後、
凍結処理をして凍結状態で長期間貯蔵するものである。
ままの状態での自然乾燥、低温下(好ましくは+5℃以
下)での乾燥もしくはポリアクリル酸ナトリウム、塩化
ナトリウム、パルプ質等の脱水剤や市販の吸水シート(
商品名、ピ升ットシト、昭和電工■製)により当該茸類
中の水分(自由水分)の一部(約5乃至50%で好まし
くは10乃至30%の重量減となるように)を茸類中よ
り外部に放出を計る処理を施すことにより、次工程での
凍結処理を行っても当該茸類中の水分の氷結による体積
膨張に伴う茸類の細胞破壊が殆ど生じなくすることが出
来、従って当該茸類を調理するに際しての解凍時のドリ
ップの発生も殆ど無く、茸類の収穫時の風味、香りや旨
みがドリップと共に外部に流失するのが防止あるいは抑
制出来るとともに、細胞破壊が殆ど生じないために肉質
の弾力性をも損なわずに再現できるように処理した後、
凍結処理をして凍結状態で長期間貯蔵するものである。
更には、上記した脱水処理を経た後で凍結処理をする前
に当該茸類をセロハン紙、パラフィン紙、塩化ビニール
シー ト、ポリエチレンシート等のフィルム状のシート
にて密閉状に包装し、好ましくは当該シートと茸類との
間には全く空間を生じないように空間に存在する空気を
全て排出して密着包装処理を施すことで、こんどは当該
茸類中の有効な水分を凍結貯蔵期間中外部への揮散を抑
制させ、肉質の弾力性の維持を一層高める効果を得るよ
うにするものであり、或いは、上記した脱水処理を経た
後に一旦凍結処理を施した後に上記したフィルム状のシ
ートにて密閉状に包装し、好ましくは当該シートと茸類
との間には全く空間を生じないように空間に存在する空
気を全て排出して密着包装処理を施した後、再度凍結状
態で貯蔵することでも上記した効果と全く同等の効果が
得られる。
に当該茸類をセロハン紙、パラフィン紙、塩化ビニール
シー ト、ポリエチレンシート等のフィルム状のシート
にて密閉状に包装し、好ましくは当該シートと茸類との
間には全く空間を生じないように空間に存在する空気を
全て排出して密着包装処理を施すことで、こんどは当該
茸類中の有効な水分を凍結貯蔵期間中外部への揮散を抑
制させ、肉質の弾力性の維持を一層高める効果を得るよ
うにするものであり、或いは、上記した脱水処理を経た
後に一旦凍結処理を施した後に上記したフィルム状のシ
ートにて密閉状に包装し、好ましくは当該シートと茸類
との間には全く空間を生じないように空間に存在する空
気を全て排出して密着包装処理を施した後、再度凍結状
態で貯蔵することでも上記した効果と全く同等の効果が
得られる。
以上に述べた各処理を施して凍結貯蔵された茸類を、必
要に応じて貯蔵庫より取り出して適当な処理方法により
解凍処理を行うことにより、当該茸類の収穫時の風味、
香りや旨みならびに肉質の弾力性を再現させ得るという
従来の各貯蔵方法では得られなかった新規な効果が得ら
れるものである。
要に応じて貯蔵庫より取り出して適当な処理方法により
解凍処理を行うことにより、当該茸類の収穫時の風味、
香りや旨みならびに肉質の弾力性を再現させ得るという
従来の各貯蔵方法では得られなかった新規な効果が得ら
れるものである。
(実 施 例)
実施例−1
一個約40gの松茸を用いて表−1に示す各処理条件の
処理を施した後、解凍し官能テストによる茸類の解凍状
態を調べた。
処理を施した後、解凍し官能テストによる茸類の解凍状
態を調べた。
その結果を同じく表−1に示す。
理条件の処理を施した後、解凍し官能テストによる茸類
の解凍状態を調べた。
の解凍状態を調べた。
その結果を同じく表−2に示す。
実施例−3
一個約15gのマツシュルームを用いて表−3に示す各
処理条件の処理を施した後、解凍し官能テストによる茸
類の解凍状態を調べた。
処理条件の処理を施した後、解凍し官能テストによる茸
類の解凍状態を調べた。
その結果を同じく表−3に示す。
実施例−2
一個約20gの椎茸を用いて表−2に示す各処本発明は
以上に述べた実施例に限定されるものでは無く、上記実
施例以外にも種々の実証を行った結果、松茸、椎茸、マ
ツシュルーム等以外にもしめじ、舞茸等にも十分に適用
可能で有ることが確認された。
以上に述べた実施例に限定されるものでは無く、上記実
施例以外にも種々の実証を行った結果、松茸、椎茸、マ
ツシュルーム等以外にもしめじ、舞茸等にも十分に適用
可能で有ることが確認された。
脱水処理に於ける脱水量は、5乃至50%以内が好まし
く、当該範囲を下回った場合には凍結保存後の解凍処理
時の茸類に、ドリップの発生が多く肉質の弾力性並びに
外観上の見栄えの何れの点に関しても好ましい結果がえ
られず、また、当該範囲を上回った場合には、水分量の
絶対量が低減した分ドリップの発生が少なくなるものの
、此の範囲を越えた茸類にはもはや生としての感触が存
在せず、従って肉質の弾力性並びに外観上の見栄えの何
れの点に関しても当該茸類の収穫時の風味、香り等を再
現させたものではなかった。
く、当該範囲を下回った場合には凍結保存後の解凍処理
時の茸類に、ドリップの発生が多く肉質の弾力性並びに
外観上の見栄えの何れの点に関しても好ましい結果がえ
られず、また、当該範囲を上回った場合には、水分量の
絶対量が低減した分ドリップの発生が少なくなるものの
、此の範囲を越えた茸類にはもはや生としての感触が存
在せず、従って肉質の弾力性並びに外観上の見栄えの何
れの点に関しても当該茸類の収穫時の風味、香り等を再
現させたものではなかった。
又、脱水処理に於ける処理条件としては、表1、表−2
、表−3中の「低温」の記載は全て+5℃での低温乾燥
処理を行ったものであり、その他の乾燥処理は室温にて
処理したものであるが、少なくとも茸類が加熱処理を受
けない温度範囲ならば、いづれの温度領域でもよく、処
理時間に就いてもできるだけ茸類の収穫時の風味等の維
持を図る観点から短時間で処理すると共に、短時間に脱
水処理が出来る脱水処理方法を採用するのが好ましい。
、表−3中の「低温」の記載は全て+5℃での低温乾燥
処理を行ったものであり、その他の乾燥処理は室温にて
処理したものであるが、少なくとも茸類が加熱処理を受
けない温度範囲ならば、いづれの温度領域でもよく、処
理時間に就いてもできるだけ茸類の収穫時の風味等の維
持を図る観点から短時間で処理すると共に、短時間に脱
水処理が出来る脱水処理方法を採用するのが好ましい。
更には、凍結処理の前後で茸類を密着包装する包装材料
としては、当該茸類中の脱水処理後の有効水分を凍結保
存期間中極力外部に放出しないように長期間維持可能な
材質であればその材質は特に問わない。
としては、当該茸類中の脱水処理後の有効水分を凍結保
存期間中極力外部に放出しないように長期間維持可能な
材質であればその材質は特に問わない。
凍結処理に関しても一25°Cの温度に限られるもので
はなく茸類の鮮度維持等の兼ね合いにおいて任意に定め
ればよく、例えば、−80°C程度の低温領域を使用す
ることでも本発明の効果が損なわれる事が全く生じない
。
はなく茸類の鮮度維持等の兼ね合いにおいて任意に定め
ればよく、例えば、−80°C程度の低温領域を使用す
ることでも本発明の効果が損なわれる事が全く生じない
。
更には、凍結処理後の保存期間に関しても、30日には
限定されるものでは無く、1年以上の長期間保存をして
もその品質には何らの悪影響を及ぼさないことも確認し
た。
限定されるものでは無く、1年以上の長期間保存をして
もその品質には何らの悪影響を及ぼさないことも確認し
た。
以上に詳細に述べたように、本発明は茸類を脱水処理を
施し、茸類中の自由水の一部を外部に放出することによ
り、当該茸類を凍結処理した際に余分な水分の体積膨張
に伴う細胞の破壊を殆ど抑制することが出来、更には、
選択的に凍結処理の前後に於いて茸類を密着包装処理を
施すことにより、当該茸類中の脱水処理後の有効水分を
凍結貯蔵期間中極力外部に放出しないように長期間維持
可能とする効果が追加されるものであり、本発明の各処
理を経た茸類を解凍して調理するに際しては、解凍時の
ドリップの発生が殆ど無く、従って茸類の風味、香りや
旨みがドリップ中に流失するのが防止或いは抑制出来る
ので、当該茸類の収穫時の風味、香り、旨み並びに肉質
の弾力性を再現出来るもので、従来の各々の各処理では
得られなかった顕著な効果が得られるものである。
施し、茸類中の自由水の一部を外部に放出することによ
り、当該茸類を凍結処理した際に余分な水分の体積膨張
に伴う細胞の破壊を殆ど抑制することが出来、更には、
選択的に凍結処理の前後に於いて茸類を密着包装処理を
施すことにより、当該茸類中の脱水処理後の有効水分を
凍結貯蔵期間中極力外部に放出しないように長期間維持
可能とする効果が追加されるものであり、本発明の各処
理を経た茸類を解凍して調理するに際しては、解凍時の
ドリップの発生が殆ど無く、従って茸類の風味、香りや
旨みがドリップ中に流失するのが防止或いは抑制出来る
ので、当該茸類の収穫時の風味、香り、旨み並びに肉質
の弾力性を再現出来るもので、従来の各々の各処理では
得られなかった顕著な効果が得られるものである。
以上
特許出願人 日本軽金属株式会社
手続補正書(方幻
平成 元年 7月/≧日
Claims (4)
- (1)松茸、椎茸等の茸類の水分を脱水処理した後、凍
結保存することを特徴とする茸類の貯蔵方法。 - (2)脱水処理が当該茸類の収穫時重量の5%以上50
%以内の水分量の除去である請求項第1項に記載の茸類
の貯蔵方法。 - (3)脱水処理後に於いて、当該茸類をフィルム状シー
ト等により密着包装処理し、しかる後凍結保存する請求
項第1項に記載の茸類の貯蔵方法。 - (4)脱水処理後一旦凍結処理を施し、しかる後に当該
茸類をフィルム状シート等により密着包装処理し、その
後再度凍結保存する請求項第1項に記載の茸類の貯蔵方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1074969A JPH02255041A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 茸類の貯蔵方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1074969A JPH02255041A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 茸類の貯蔵方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02255041A true JPH02255041A (ja) | 1990-10-15 |
Family
ID=13562633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1074969A Pending JPH02255041A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 茸類の貯蔵方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02255041A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0670735A (ja) * | 1992-08-26 | 1994-03-15 | S S O:Goushi | 松茸の加工方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5441346A (en) * | 1977-09-08 | 1979-04-02 | Asako Hiroshi | Production of dried *matsutake* |
JPS60164453A (ja) * | 1984-02-03 | 1985-08-27 | Morio Otsu | 生椎茸の冷凍改質処理方法 |
JPS6439935A (en) * | 1987-03-30 | 1989-02-10 | Daiei Food Ind | Preparation of frozen 'matsutake' mushroom |
-
1989
- 1989-03-29 JP JP1074969A patent/JPH02255041A/ja active Pending
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