JPH02254837A - 画像パケット伝送システム - Google Patents

画像パケット伝送システム

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JPH02254837A
JPH02254837A JP1075077A JP7507789A JPH02254837A JP H02254837 A JPH02254837 A JP H02254837A JP 1075077 A JP1075077 A JP 1075077A JP 7507789 A JP7507789 A JP 7507789A JP H02254837 A JPH02254837 A JP H02254837A
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image signal
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JP1075077A
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Shinji Kawaguchi
川口 伸二
Yutaka Ueda
豊 植田
Kenichiro Hosoda
細田 賢一郎
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、符号化された画像信号をパケット単位に多重
化し、パケット交換網で転送する通信形態を利用した画
像パケット伝送システムムに関するものである。
[従来の技術] 近年、パケット多重化技術及び高速パケット交換網を利
用したパケット伝送システム(例えば、A’T”M、ア
シンクロナス トランスファー モード)が着目されて
いる。これは、このシステムによると、多数の情報源か
ら発生するパケットを川内で多重化するのでその大群効
果によって網資源を効率的に利用できるという利点、及
び、ユーザに対して可変レートチャネルを提供できると
いう利点を有するためである。
このようなパケット伝送システム10の画像信号の伝送
にかかる構成だけを取り出した基本的構成を、第2図の
ブロック図に示す。
第2図において、各画像信号符号化器12a〜12nは
、対応する画像端末装置から入力端子11a〜llnを
介して与えられる画像信号を符号化して対応するパケッ
ト組立装置13a〜13nに与える。各パケット組立装
置13a〜13nは、符号化された画像信号を、送信元
や送信先等の情報を含むヘッダと、符号化された画像信
号の所定量を含む情報フィールドとでなる第3図に示す
ようなパケットに分割して多重化装置14に与える。
多重化装置14は、複数のパケット組立て装置13a〜
13nからのパケットを多重(ヒして伝送路(高速パケ
ット交換網)15に送出する。
伝送路15から送られてきたパケットは、多重分離装置
16に与えられて多重分離されてヘッダの内容に応じた
パケット分解装置17a〜17nに導えられる。各パケ
ット分解装置17a〜17nは、パケットを分割して符
号化されている画像信号に戻して対応する画像信号復号
化器18a〜1811に与える。各画像信号復号化器1
8a〜18nは、復号化して再生画像信号を得て出力端
子19a〜19nを介して対応する画像端末装置に出力
する。
このようなパケッI・伝送システム10に用いられる画
像信号符号化器12 a〜・12nとして、最近、動き
補償フレーム間予測、直交変換、可変長符号化を適用し
たものがあり、このようなアルゴリズムで符号化された
画像信号がパケット組立て装置13a〜13 nでパケ
ット化されて伝送される。
ところで、パケット化は伝送路効率に影響を与えるため
、パケット化自体に対する各種の検討がなされている。
最適パケット長に関する検討も既になされている(和田
正裕、山口博久共著、「パケットビデオ符号化における
伝送単位の検討J、昭和63年電子情報通信学会春期全
国大会、D87)。
E発明が解決しようとする課、ffl]しかしながら、
パケット化を行なう場合、パケット長を考慮するだけで
は不十分である。
すなわち、伝送路内でパケット廃棄が生じることがあり
、このパケット廃棄をも考慮してパゲッt・化を考える
必要がある。しかし、従来では、この点の考慮がなされ
ていない。
ところで、伝送するパケットの情報フィールドに挿入す
る情報としては、符号化された画像信号だけでなく、復
号化の際に必要となる動き量情報や、量子化特性情報や
、直交変換単位のブロックの無効有効情報等のサイド情
報がある。従来では、画像信号符号及びサイド情報符号
は同一パケットの情報フィールドにエリアを分けて挿入
されていた。
従って、パケット廃棄に対しては、これら情報が共に失
われ、画像信号符号化器と画像信号復号化器の内部状態
の不一致量が大きくなり、適切に復号することができず
、再生画像品質を大きく劣化させていた。
パケット廃棄に対しては、画像信号復号化器側における
補間処理によって対処する方法が各種提案されているが
、補間処理構成が複雑となり、また、補間処理を通じて
再生画像品質をある程度に保とうとすると直交変換の単
位領域を小さくすることを要して伝送するパケット数が
多大となることは否めない。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、新
しいパケット化を通じて、パケット廃棄による符号化器
及び復号化器の内部状態の不一致による再生画像品質の
劣化を、補間処理によらずに軽減することができる画像
パケット伝送システムを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] かかる課題を解決するなめ、本発明においては、画像パ
ケット符号化器から出力されたパケットを伝送路を介し
て画像パケット復号化器に伝送する画像パケット伝送シ
ステムにおけるパケット化を、以下のように行なうよう
にした。
すなわち、画像信号符号と、画像パケット復号化器の復
号化で必要となるサイド情報符号とを別個にパケット化
するようにした。
ここで、伝送路として、パケットが軸輪したとき、パケ
ットのヘッダに挿入されている廃棄優先度情報に基づい
て廃棄パケットを決定することができる伝送路を用いた
場合には、画像信号符号にかかるパケットのヘッダに高
い廃棄優先度情報を挿入し、サイド情報符号にかかるパ
ケットのヘッダに低い廃棄優先度情報を挿入するように
してパケッ■・廃棄の可能性を異なるようすれば良い。
し作用] 画像信号符号がパケット廃棄によって失われても、サイ
ド情報符号が画像パケット復号化器に届いている場合に
は、再生画像品質の劣化をある程度防ぐことができる。
逆に、画像信号符号が画像パケット復号化器に届いても
、対応するサイド情報符号が届かない場合には、再生画
像品質の劣化は大きい。従って、サイド情報符号を画像
信号符号以上に画像パケット復号化器に確実に伝送する
ことが望ましく、従来めように、同一パケットにこれら
符号を挿入することは適切ではない。
そこで、本発明では、画像信号符号とサイド情報符号と
を別個にパケット化して、画像信号符号にかかるパケッ
ト総数がサイド情報符号にかかるパケット総数より多く
なることを利用して、パケットli[時に、画像信号符
号にかかるパケットが廃棄されるようにし、サイド情報
符号にがかるパケットが画像パケット復号化器に届く確
率を高めた。
また、伝送路として、パケットのヘッダに挿入されてい
る廃棄優先度情報に基づいて、パケット輻淡時に廃棄パ
ケットを決定することができる伝送路を用いた場合には
、サイド情報符号にかかるパケットが一段と高い確率で
画像パケット復号化器に伝送されるように、画像信号符
号にかかるパケットのヘッダに高い廃棄優先度情報を挿
入し、サイド情報符号にかかるパケットのヘッダに低い
廃棄優先度情報を挿入するようにした。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら詳述する
バ ット、昇 − まず、画像パケット符号化器について図面を参照しなが
ら説明する。ここで、画像パケット符号化器とは、画像
信号符号化器及びパケット組立て装置とを合わせた装置
を呼ぶ。
第1図は実施例の画像パケット符号化器の構成を示すブ
ロック図、第4図は組み立てられたパケットのヘッダ内
容を示す説明図である。
第1図において、入力端子20を介して入力された画像
信号S1は動き量検出器21及び減算器22に与えられ
る。
入力画像信号S1が与えられる動き量検出器21には、
また、フレームメモリ23から1フレーム前(正確には
、過去の複数フレームの影響が入り込んでいるが主とし
て1フレーム前の情報が反映されている)の画像信号S
2が与えられる。動き量検出器21は、現フレームの画
像信号S1の、1フレーム前の画像信号S2からの動き
量を検出し、動きJIMvを動き補償回824に与える
と共に、サイド情報多重回路25に与える。
動き補償回路24には、また、フレームメモリ23から
1フレーム前の画像信号S2が与えられており、動き補
償回路24は、この画像信号S2を検出された動きft
MVに応じて動き補償して現フレームの画像信号の予測
画像信号Spを得て減算器22に与える。
減算器22は、現フレームの画像信号S1から予測画像
信号Spを減算し、得られた差分信号eを直交変換器2
6に与える。直交変換器26は、例えば、離散コサイン
変換器でなり、差分信号eを1画像を複数に区分したブ
ロック単位に直交変換し、直交変換係数Qを量子化器2
7に与える。
量子化器27は、直交変換係数Qをブロック単位に量子
化し、得られた量子化符号qを可変長符号化器28、ブ
ロック有効無効判定回路29及び逆量子化器30に与え
る。
逆量子化器30は、量子化器27の逆処理である逆量子
化処理を実行して局部再生直交変換係数Q kを得て逆
直交変換器31に与える。逆直交変換器31は、直交変
換器26に対応した逆直交変換処理を実行して局部再生
差分信号ekを得て加算器32に与える。
加算器32には、動き補償回路24から予測画像信号S
pも与えられる。加算器32は、予測画像信号Spに局
部再生差分信号e kを加算して、入力画像信号S1に
対応した局部再生画像信号81kを得てその局部再生画
像信号Slkをフレームメモリ23に与えて格納させて
、次の動き量検出及び予測画像信号spの形成に利用さ
せる。
量子化器27からの量子化符号qが与えられる可変長符
号化器28は、例えば、ランレングス符号化及び又はハ
フマン符号化を行ない、その可変長符号をパケット組立
て装置33に与える。
また、量子化器27からの量子化符号qが与えられるブ
ロック有効無効判定回路29は、与えられた量子化符号
qに基づいて、ブロックが過去のフレームの量子化符号
を用いても良い無効ブロックであるか、又は、過去のフ
レームの量子化符号を用いることができない有効ブロッ
クであるかを判定し、ブロック有効無効情報BYをサイ
ド情報多重回路25に与える。
サイド情報多重回路25は、動き量検出器21から与え
られた動きiMvやブロック有効無効判定回路2つから
与えられたブロック有効無効情報BYや図示しない量子
化制御回路から与えられた量子化特性(量子化ステップ
や量子化の線形非線形等)のサイド情報を多重化し、そ
の多重化サイド情報■を可変長符号化器34に与える。
可変長符号化器34は、例えば、ランレングス符号化及
び又はハフマン符号化を行ない、その可変長符号をパケ
ット組立て装置33に与える。
パケット組立て装置33は、可変長符号化器28から与
えられる直交変換係数にかかる符号と、可変長符号化器
34から与えられるサイド情報にかかる符号とを別々に
パケット化する。
このように別々にパケット化するようにしたのは、再生
画像品質に影響する度合いがこれら符号で異なる点に着
目したためである。すなわち、サイド情報の方が、再生
画像品質に対する影響が高いためである。
このように情報フィールドにサイド情報符号又は直交変
換係数符号(画像信号符号)が挿入されたパケットのヘ
ッダには、第4図に示すような各種の情報が挿入される
第4図において、第1及び第2のヘッダエリアH1及び
H2には、従来と同様に送信先情報及び送信元情報が挿
入される。
第3のヘッダエリアH3には、パケット廃棄に対する廃
棄優先度情報が挿入される。ここで、パケット組立て装
置33は、情報フィールドに挿入された符号が直交変換
係数符号であるパケットの廃棄優先度を高くし、すなわ
ち、パケット輻稜時に廃棄され易くし、情報フィールド
に挿入された符号がサイド情報符号であるパケットの廃
棄優先度を低くし、すなわち、パケット輻輪時に廃棄さ
れ難くする。パケット組立て装置33は、これら符号の
入力端子が異なるので、区別してパケット化でき、また
、廃棄優先度情報を挿入することができる。
第4のヘッダエリアH4には、情報フィールドに挿入さ
れた符号がサイド情報符号である場合にいかなるサイド
情報であるかを示す情報が挿入される。
第5のヘッダエリアH5には、情報フィールドに挿入さ
れた符号が画像上のどの位置に関するものであるかを示
す位置情報が挿入される。第6のヘッダエリアH6には
、情報フィールドに挿入された符号が複数パケットに股
がるものであるかを示す分割有無情報が挿入され、第7
のヘッダエリアH7には、分割された場合のシーケンス
番号が挿入される。
第8のヘッダエリアH8には、画像信号が輝度信号、第
1及び第2の色差信号のいずれにかかるものであるかを
示す画像種類情報が挿入される。
ここで、第1図では、輝度信号、第1又は第2の色差信
号のいずれかの画像信号についての画像信号符号化器を
示しているが、パケット組立て装置33は各符号化器に
ついて共通のものであり、上述したように、輝度信号、
第1又は第2の色差信号にかかる符号であるかを示す画
像種類情報が挿入される。
このようにしてパケット組立て装置33によって組み立
てられたパケットが伝送路(高速パケット交換網)35
に送出される。
この実施例のパケット伝送835では、パケットの輻襖
が生じた場合には、パケットのヘッダ内容(H3)に基
づいて直交変換係数符号にかかるパケットを優先的に廃
棄する。
ローカルエリアネットワーク等では、既に、廃棄優先度
情報に応じて廃棄パケットを決定することがなされてお
り、このような伝送路を利用できる。なお、この従来例
では、画像信号自体の特徴(高周波成分と低周波成分と
)で優先度を定めている。
−パ ット″″″′ ″ 次に、画像パケット復号化器について第5図を参照しな
がら説明する。
第5図は実施例の画像パケット復号化器の構成を示すブ
ロック図である。ここで、画像パケット復号化器とは、
パケット分解装置及び画像信号復号化器をいうものであ
る。
第5図において、パケット伝送路40を介したパケット
はパケット分解装置41に与えられる。
パケット分解装置41は、パケットのヘッダ内容に基づ
いてパケットを分解し、可変長符号化されている直交変
換係数符号を可変長復号化器42に与え、可変長符号化
されているサイド情報符号を可変長復号化器43に与え
る。
可変長復号化器43は、上述した可変長符号化器34の
処理の逆処理を実行してサイド情報符号Isを得てサイ
ド情報多重分離回路44に与える。
サイド情報多重分離回路44は、サイド情報符号Isを
分離し、動き量情報Mvs、ブロック有効無効情報BY
s、、ft子化特性を得て、動き量情報Mvを動き補償
回路46に与え、ブロック有効無効情報BYをブロック
有効無効判定回路47に与え、量子化特性を逆量子化器
48に与える。
他方、可変長復号化器42は、上述した可変長符号化器
28の処理の逆処理を実行して直交変換係数符号qsを
得て逆量子化器48に与える。逆量子化器48は、上述
した量子化器23の逆処理を行ない、符号qsを再生直
交変換係数Qsに変換して逆直交変換器49に与える。
逆直交変換器4つは、再生直交変換係数Qsに対して上
述した直交変換器26の逆処理を施し、再生差分信号e
Sを得て加算器50に与える。
ここで、逆量子化器48及び逆直交変換器49には、ブ
ロック有効無効判定回路47がブロック有効無効情報B
Ysに基づいて判定した結果が与えられており、逆量子
化器48及び逆直交変換器49は、有効ブロックに対し
て処理を行ない、無効ブロックに対しては出力を送出さ
せない。
また、パケット廃棄が生じて直交変換係数符号qsが入
力されない場合にも、逆量子化器48及び逆直交変換器
49は無出力状態となる。
なお、バゲット伝送路40 (35)として、パケット
軸輪時にパケットのヘッダ内容に挿入されている優先度
情報(H3)に応じて廃棄パケットを決定する伝送路が
使用されており、また、上述したように直交変換係数符
号にかかるパケットの廃棄優先度を高めているので、か
かるパケットが廃棄される。実施例から離れるが、パケ
ット廃棄に対する優先処理を実行しない伝送路であって
も、直交変換係数符号にかかるパケットがサイド情報符
号にかかるパケットより多く、廃棄パケットはほとんど
の場合直交変換係数符号にかかるパケットとなる。
加算器50には、再生差分信号esに加えて、過去フレ
ームの再生画像信号から予測された現フレームの予測画
像信号Spsも与えられる。この予測画像信号Spsは
、過去数フレームの再生画像信号を積分してなる過去の
再生画像信号S2sが格納されている後述するフレーム
メモリ51から読み出された画像信号S2sを、動き補
償回路46を経ることで上述した動きfitMVsだけ
移動して形成される。かくして、加算器50によって再
生画像信号Ssが得られ、これが出力端子52を介して
出力される。
ここで、無効ブロックである場合には、逆直交変換器4
9からの出力がないので、加算器50からは動き補償さ
れた過去の再生画像信号がそのまま出力される。無効ブ
ロックは、過去の再生画像信号を用いても画像品質が低
下しないブロックであるので、このようにしても十分な
品質の再生画像信号Ssを出力できる。
他方、直交変換係数符号にかかるパケット廃棄によって
逆直交変換器49からの再生差分信号eSが出力されな
い場合にも、加算器50からは動き補償された過去の再
生画像信号がそのまま出力される。この場合、本来は、
再生差分信号と再生予測画像信号とを加算して得た再生
画像信号を出力する有効ブロックであるので、再生画像
品質は低下するが、過去の再生画像信号を単に出力する
のではなく、サイド情報に基づく処理、例えば、動き補
償して出力しているので、その低下は小さい このように、直交変換係数符号にかかるパケットが廃棄
されてもある程度の品質の再生画像信号を確保できるの
は、上述したように、画像品質に画像信号符号以上に影
響を与えるサイド情報符号にかかるパケットが廃棄され
ることを少なくしているなめである。
丈旌倒凶匁逮 上述した第1図に示す画像パケット符号化器及び第5図
に示す画像パケット復号化器を用いると、入力画像信号
の符号にかかるパケットと、サイド情報符号にかかるパ
ケットとを別個に組立てて、サイド情報符号にかかるパ
ケットがパケット幅稜時に廃棄される可能性を低めてい
るので、再生画像品質に画像信号符号以上に影響を与え
るサイド情報パケットが廃棄されることを防止でき、パ
ケット廃棄による影響が広範囲に及ぶことを防止でき、
パケット廃棄に伴う再生画像品質の劣化を従来に比して
抑えることができる。
ロム実施例 (1)上述の実施例においては、画像信号を、動き補償
フレーム間予測、直交変換、可変長符号化によって符号
化するものを示したが、他の符号化処理を適用しても良
い。例えば、フレーム間予測ではなく、フィールド間予
測やライン間予測を適用しても良く、また、可変長符号
化を省略するようにしても良い。
(2)上述の実施例においては、サイド情報として、動
き量、ブロック有効無効情報、量子化特性を示したが、
他の情報であっても良い。要は、画像情報符号を復号化
する際に必要となる情報であって、画像パケット符号化
器から画像パケット復号化器に伝送することを要する情
報であれば良い。
(3)上述の実施例においては、全てのサイド情報につ
いてパケット廃棄に対する優先度を同一としたものを示
したが、サイド情報同士でも優先度を異なるようにして
も良い。
(4)上述の実施例においては、パケットのヘッダに廃
棄優先度情報を挿入したものを示したが、この廃棄優先
度情報を挿入しなくても良い。例えば、伝送路が優先的
な廃棄パケットの決定をできないものであれば、挿入す
ることの意味はない。しかし、上述したように、直交変
換係数符号にかかるパケットの総数がサイド情報符号に
かかるパケットの総数より遥かに大きく、高い確率で直
交変換係数符号にかかるパケットが廃棄され、サイド情
報符号にかかるパケットがほとんど廃棄されることがな
いので、上述の実施例と同様な効果を奏することができ
る。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、サイド情報符号と、画
像信号符号とを別個にパケット化して伝送するようにし
たので、パケット軸輪時において画像信号符号にかかる
パケットが廃棄され、他方、サイド情報符号にかかるパ
ケットは伝送され、パケット廃棄による再生画像信号の
劣化を従来に比して・軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による画像パケット伝送システムの一実
施例における画像パケット符号化器を示すブロック図、
第2図は画像パケット伝送システムの基本的構成を示す
ブロック図、第3図はパケットフォーマットを示す説明
図、第4図は上記実施例によるパケットのヘッダ内容を
示す説明図、第5図は上記実施例における画像パケット
復号化器を示すブロック図である。 21・・・動き量検出器、22・・・減算器、23.5
1・・・フレームメモリ、24.46・・・動き補償回
路、25・・・サイド情報多重回路、26・・・直交変
換器、27・・・量子化器、28.34・・・可変長符
号化器、2つ、47・・・ブロック有効無効判定回路、
30.48・・・逆量子化器、31.49・・・逆直交
変換器、32.52・・・加算器、33・・・パケット
組立て装置、41・・・パケット分解装置、42.43
・・・可変長復号化器。 手続ネ甫正書(自発) 平成元年 7月 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 平成1年特許願第075077号 2、発明の名称 画像パケット伝送システム 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所(〒105)東京都港区虎ノ門1丁目7番12号名
称(029)   沖電気工業株式会社代表者小杉信光 4、代理人 住所(〒108)東京都港区芝浦4丁目10番3号4日 6、補正の内容 (1)明細書の特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。 (2)明細書、第6頁第18行〜第19行の「伝送路と
して、パケットが輻稜したとき、」を「網輻輪によりパ
ケット廃棄が生じる状態に伝送路がなったとき、Jと訂
正する。 (3)明細書、第8頁第6行〜第7行、第17頁第12
行〜第13行の各「パケット輻稜時」をそれぞれ「網軸
輪時」と訂正する。 以上 5、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」及び「発明の詳細な説明」
特許請求の範囲 (1)画像パケット符号化器から出力されたパケットを
伝送路を介して画像パケット復号化器に伝送する画像パ
ケット伝送システムにおいて、画像信号符号と、上記画
像パケット復号化器の復号化で必要となるサイド情報符
号とを別個にパケット化するようにしたことを特徴とす
る画像パケット伝送システム。 (2)上記伝送路とじて    に  パケット(され
る  にtっか  に パケットのヘッダに挿入されて
いる廃棄優先度情報に基づいて廃棄パケットを決定する
ことができる伝送路を用いると共に、画像信号符号にか
かるパケットのヘッダに高い廃棄優先度情報を挿入し、
サイド情報符号にかかるパケットのヘッダに低い廃棄優
先度情報を挿入したことを特徴とする請求項第1項に記
載の画像パケット伝送システム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像パケット符号化器から出力されたパケットを
    伝送路を介して画像パケット復号化器に伝送する画像パ
    ケット伝送システムにおいて、 画像信号符号と、上記画像パケット復号化器の復号化で
    必要となるサイド情報符号とを別個にパケット化するよ
    うにしたことを特徴とする画像パケット伝送システム。
  2. (2)上記伝送路として、パケットが輻輳したときに、
    パケットのヘッダに挿入されている廃棄優先度情報に基
    づいて廃棄パケットを決定することができる伝送路を用
    いると共に、画像信号符号にかかるパケットのヘッダに
    高い廃棄優先度情報を挿入し、サイド情報符号にかかる
    パケットのヘッダに低い廃棄優先度情報を挿入したこと
    を特徴とする請求項第1項に記載の画像パケット伝送シ
    ステム。
JP1075077A 1989-03-29 1989-03-29 画像パケット伝送システム Pending JPH02254837A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1075077A JPH02254837A (ja) 1989-03-29 1989-03-29 画像パケット伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

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JP1075077A JPH02254837A (ja) 1989-03-29 1989-03-29 画像パケット伝送システム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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